JPS62281207A - 多芯絶縁電線 - Google Patents

多芯絶縁電線

Info

Publication number
JPS62281207A
JPS62281207A JP12425686A JP12425686A JPS62281207A JP S62281207 A JPS62281207 A JP S62281207A JP 12425686 A JP12425686 A JP 12425686A JP 12425686 A JP12425686 A JP 12425686A JP S62281207 A JPS62281207 A JP S62281207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
insulating film
conductor
flat cable
insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12425686A
Other languages
English (en)
Inventor
石川 泉
茶畑 末治
山沢 照夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP12425686A priority Critical patent/JPS62281207A/ja
Publication of JPS62281207A publication Critical patent/JPS62281207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 この発明は、導体間の離間寸法が極めて短くかつコンパ
クトな多芯絶縁電線に関する。 「従来技術とその問題点」 近時、電子および電気通信等のエレクトロニクス関連機
器は、その機能性か高められる一方で、機器の小型軽量
化が図られつつある。そして、このようなエレクトロニ
クス機器には1、その内部の1沌フベーフ九馬力IIX
火ど十人−シh(プ去Aキ〉らに、誤配線の心配が少な
く保安点検ら容易であるテープ状のフラットケーブルな
どの多芯絶縁電線が用いられている。 第3図は、このようなフラットケーブルの一例を示すも
のである。このフラットケーブル1は、複数(第3図に
おいて5本)の導体2・・・か平行かつ並列に配設され
、これら導体2・・・が接着剤層3.3を介して合成樹
脂製の絶縁フィルム4.4間に挟着され加熱処理されて
なるラミネートタイプのテープ心線である。 ところが、このフラットケーブルlにあっては、導体2
.2間の離間寸法Xが接着剤層3の接着力や絶縁フィル
ム4の絶縁耐力などに応じて決められろことから、接着
剤層3の接着力や絶縁フィルム4の絶縁耐力が弱い場合
、上記の離間寸法Xを長くとる必要があり、そのためフ
ラットケーブルlの小型化が図れない問題があった。 従来、このような問題点を解決するものとして、第4図
に示す構造のものが提供されている。この例のフラット
ケーブル5は、曳敢(第4図において5本)の導体2・
・・が平行かつ並列に配設され、これら導体2・・上に
押出被覆法による合成樹脂製の絶縁皮膜6が設けられて
なるものである。 しかしながら、このフラットケーブル5にあっては、導
体2.2間の離間寸法Yが絶縁皮膜6の膜厚に応じて決
められ、この絶縁皮膜6の膜厚が押出機のダイス(図示
しない)の内径寸法と導体2の外径寸法との差により決
められるが、絶縁皮膜6の絶縁耐力を維持し、かつその
膜厚を薄くすることが技術的に困難であるため、上記離
間寸法Yを小さくすることができず、ケーブルの小型化
に限界があった。 「問題点を解決するための手段」 そこで、この発明は、複数の導体とならびにこれら導体
間に、静電粉体塗装法により帯電した高分子量の合成樹
脂粉体を付着せしめ、さらに上記の合成樹脂粉体を加熱
硬化してなる絶縁皮膜を設けたことにより、上記の問題
点を解消するようにした。 「作用」 この発明の多芯絶縁電線にあっては、複数の導体上なら
びにこれら導体間に設けられた絶縁皮膜が絶縁特性に浸
れた高分子量の合成樹脂粉体を静電粉体塗装法により形
成してなるしのであるので、この絶縁皮膜により導体間
の絶縁耐力が著しく向上した乙のとなる。したがって、
絶縁皮膜を形成する材料自体か絶縁特性に優れた石ので
あることから、その膜厚を薄くして6絶縁特性の維持が
可能であり、よって導体間の離間寸法の短縮化および電
線の外形寸法の小型化が可能である。 「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。 第1図は、この発明の多芯絶縁電線の一例を示すもので
あって、図中符号7はフラットケーブル(多芯絶縁電線
)である。このフラットケーブル7は、平行かつ並列に
配設された複数(第1図において5本)の導体2・の外
周部および導体2.2間に肉薄の絶縁皮膜8が設けられ
てなるものである。 上記の導体2は、銅等の導電性を有する長尺体またはこ
の長尺体上に絶縁被覆層を設けてなる絶縁被覆層上であ
る。この絶縁被覆層を形成する材料としては、ポリウレ
タン樹脂など剥離せずにハンダ付けか可能な合成樹脂が
好適に用いられるが、これに限定されるものではない。 また、上記の導体2の絶縁被覆層上には、必要に応じて
静電粉体塗装法により形成される絶縁皮膜8の合成樹脂
粉体の付着力を高めるために、ポリビニルブチラール樹
脂などの接着剤を塗布することら可能である。 上記の絶縁皮膜8は、静電粉体塗装法により例えばエボ
キン樹脂等の合成樹脂粉体を複数の導体2・・・上に付
着させたのち、付着した合成樹脂粉体を上記導体2・・
上および導体2.2間に加熱融着させ、さらに硬化させ
てなるものであって、このものは、複数の導体2・・・
を一括して保持する乙のである。そして、この絶縁皮膜
8を形成する十オ料としては、溶融硬化した際に絶縁耐
力などの絶縁特性に優れたものが好適に用いられ、具体
的には4ヱ帛の十炙11丁−1!土・ノL曽比 ギUノ
;V訪)nヒナ、−どの熱硬化性樹脂が挙げられろ。こ
の絶縁皮膜8の膜厚は、上記の導体2の外径寸法や絶縁
皮膜8を形成する材料の種類などに応じて適宜決められ
るが、導体2の外径寸法が0 、5xxである場合には
、通常0.01〜0.05Rx程度の範囲とされる。 次に、このような構成からなるフラットケーブル7を製
造する方法の一例について第2図を参照しながら工程順
に説明する。
【工程l】
まず、複数の導体2・・は、外周面に周方向に〆0って
複数の溝(図示しない)が形成されたコロ9およびIO
上で各導体2.2間が所定の離間寸法となるように平行
かつ並列に引き揃えられたのち、例えば帯電したエボキ
ン樹脂扮体が所定の粉体密度で浮遊してなる流動層を有
する第1コーテイングゾーンl[内に送られる。ここで
、上記の導体2・・の−刃側には、所定型のエボキン樹
脂扮体が付着仕しめられる。
【工程2] 次に、上記の導体2・・・は、間欠的に作動する第1吸
引機12の近傍を走行せしめられ、導体2・・・上のエ
ポキシ樹脂粉体が部分的に除去される。この粉体が除去
された部分は、得られるフラットケーブル7の端末部分
とされる。 【工程3】 次に、上記の導体2・・・は、所定の温度に加熱された
例えばテフロンなどのフッ素樹脂製の第1加熱ロール1
3に送られて、導体2・・・上に付着したエポキシ樹脂
粉体が第1加熱ロール13により加熱溶融せしめられ、
導体2・・・の−刃側で流動一体化される。ここで、第
1加熱ロール13の温度は、エボキン樹脂等の熱硬化性
樹脂の融点以上でかつ硬化点未満であることが望ましい
【工程4】 次に、工程3で得られた。導体2・・・は、帯電したエ
ポキシ樹脂粉体が所定の粉体密度で浮遊してなる流動層
を育する第2コーテイングゾーン14内に送られる。こ
こで、導体2・・・の他方側には、所定量のエポキシ樹
脂粉体が付着せしめられる。
【工程5】 次に、上記の導体2・・・は、間欠的に作動する第2吸
引機15の近傍を走行せしめられ、工程2でエポキシ樹
脂粉体が除去された部分の裏面に付着するエポキシ樹脂
粉体か除去される。
【工程6】 次に、導体2・・・は、所定温度に加熱された第2加熱
ロール16に送られて、導体2・・上に付着したエポキ
シ樹脂粉体が第2加熱ロール16により加熱溶融せしめ
られる。ここで、導体2・・・ならびにこれら導体2.
2間には、上記の溶融エボキン樹脂と工程3で溶融化さ
れたエボキノ樹脂とが一体化され、樹脂層が形成される
【工程7】 次に、樹脂層が形成された導体2・・・は、焼付炉17
内に送られ、焼付炉17の熱により樹脂層が加熱硬化せ
しめられて所定の膜厚の絶縁皮膜8が形成され、目的の
フラットケーブル7が得られる。このフラットケーブル
7は、冷却されたのち、案内ロール18を通って最終的
に巻き取りロール19に巻き取られる。 次いで、巻き取られたフラットケーブル7は、絶縁皮膜
8が形成されていない部分において図示しないカッタで
切断されて製品となる。 このようにして得られたフラットケーブル7は、複数の
導体2・上ならびにこれら導体2.2間に設けられた絶
縁皮膜8が絶縁特性に優れた高分子量の合成樹脂粉体を
静電粉体塗装法により形成してなるらのであるので、こ
の絶縁皮膜8により導体2.2間の絶縁耐力が著しく向
上したものとなる。したがって、絶縁皮膜8を形成する
材料自体か絶縁特性に浸れたしのであるので、その膜厚
を薄くしても絶縁特性の維持が可能であり、よって導体
2.2間の離間寸法の短縮化およびフラットケーブル7
の外形寸法の小型化が可能である。また、このフラット
ケーブル7にあっては、絶縁皮膜8の膜厚が薄いので、
この絶縁皮膜8の切除が容易となり、端末処理作業性に
優れたものとなる。 また、上記の実施例では、導体2を銅等の導電性を有す
る長尺体としたが、導体2を外周部に絶縁彼覆層を設け
た長尺体であってもよい。この場合、上記の実施例と同
様の作用効果が得られる。 以下、実験例を示してこの発明の作用効果を明確にする
。 (実験例) 導体に外径寸法0 、511iの銅線を5本用い、これ
ら銅線をそれぞれ0.05ii間隔で引き揃えたのち、
コーティングゾーン内で上記の銅線上および銅線間にエ
ポキシ樹脂粉体からなる絶縁皮膜を約0.03肩mの膜
厚で形成して第1図に示すようなフラットケーブルを作
製した(実施例1)。 導体に外径寸法0 、5jINのポリウレタンエナメル
線(ポリウレタン樹脂からなる絶縁層の膜厚はO9O1
am)を5本用い、これらポリウレタンエナメル線をそ
れぞれ005■間隔で引き揃えたのち、上記の実施例1
と同様に膜厚的0 、03mmの絶縁皮膜を形成してフ
ラットケーブルを作製した(実施例2)。 上記の実施例2の互いに隣接するポリウレタンエナメル
線をそれぞれ接するように引き揃え、膜厚的0.03肩
肩の絶縁皮膜を形成してフラットケーブルを作製した(
実施例3)。 また、導体に上記の実施例1の銅線を5本用い、これら
の銅線を厚さ2〜20+u程度の接着剤層をそれぞれ有
するポリエチレン樹脂からなる2枚の絶縁フィルム(厚
さ50〜200JIJI)で積層し、加熱によるラミネ
ート処理を施して第2図に示すようなフラットケーブル
を作製した(比較例1)。 上記の比較例1で用いた銅線を用い、これらの銅線を並
列に引き揃えてこれら銅線上に押出被覆法による絶縁皮
膜を形成して第3図に示すようなフラットケーブルを作
製した(比較例2)。 次いで、これら実施例1〜3、比較例1および2を用い
、導体間の離間寸法を測定するとともに、可撓性および
導体間の絶縁耐圧を調べ、その結果を下記の表に示した
。なお、この可撓性試験においては、課す屈曲半径をフ
ラットワイズと同寸法としたうえ、180度屈白させた
。また、絶縁耐圧試験においては、隣接する導体間に交
A 3 k Vの電圧を約10分間印加して行なった。 (以下余白) この表から明らかなように、実施例1〜3は、比較例1
および2に比べて導体間の離間寸法が1〜2桁分短いこ
とかわかる。また、実施例1〜3は、比較例1および2
とほぼ同様に可撓性試験、絶縁耐圧試験において良好な
結果を示すこともわかった。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明の多芯絶縁電線は、複数
の導体上ならびにこれら導体間に設けられた絶縁皮膜が
絶縁特性に優れた高分子量の合成樹脂粉体を静電粉体塗
装法により形成してなるものであるので、この絶縁皮膜
により導体間の絶縁耐力が著しく向上したものとなる。 したかって、絶縁皮膜を形成する材料自体か絶縁特性に
優れたものであるので、その膜厚を薄くしても絶縁特性
の維持が可能であり、よって導体間の離間寸法の短縮化
および電線の外形寸法の小型化が可能である。 また、この電線にあっては、絶縁皮膜が薄いので、絶縁
皮膜の切除が容易となり、端末処理作業性に優れたしの
となる。 さらにまた、この多芯絶縁電線を用いれば、配線スペー
スが小さいので、エレクトロニクス関連機器の小型径1
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の多芯絶縁電線の一例を示す概略断
面図、第2図はこの発明の多芯絶縁電線を製造する上で
好適に用いられる製造装置を示す概略構成図である。 第3図および第4図は、それぞれ従来の絶線電線を示す
概略断面図である。 2・・・導体、7・・フラットケーブル(多芯絶縁電線
)、8・・絶縁皮膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の導体上ならびにこれら導体間に、静電粉体塗装法
    により帯電した高分子量の合成樹脂粉体が付着されかつ
    加熱硬化されてなる絶縁皮膜が上記の導体間が離間する
    ように設けられたことを特徴とする多芯絶縁電線。
JP12425686A 1986-05-29 1986-05-29 多芯絶縁電線 Pending JPS62281207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12425686A JPS62281207A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 多芯絶縁電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12425686A JPS62281207A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 多芯絶縁電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62281207A true JPS62281207A (ja) 1987-12-07

Family

ID=14880827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12425686A Pending JPS62281207A (ja) 1986-05-29 1986-05-29 多芯絶縁電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62281207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243550A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Yazaki Corp 高圧電線、及び高圧電線の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243550A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Yazaki Corp 高圧電線、及び高圧電線の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5268531A (en) Flat cable
EP0070661A1 (en) Insulated electromagnetic coil, method and product
US4616717A (en) Flexible wire cable and process of making same
JPH05503807A (ja) 導電性外被を有する同軸ケーブル
JPH06187863A (ja) 電気絶縁材料及び絶縁された電気導体
US4851060A (en) Multilayer wrapped insulated magnet wire
JPS62281207A (ja) 多芯絶縁電線
EP0625784A2 (en) A coaxial electrical cable
JP2001505706A (ja) 超小型で平坦な信号伝送ケーブル
US3539409A (en) Method of making long lengths of epoxy resin insulated wire
US5106686A (en) Multilayer wrapped insulated magnet wire
JP2580413Y2 (ja) 絶縁電線および同軸ケーブル
JPH0239290Y2 (ja)
JPH0715050Y2 (ja) フラツトケ−ブル
JPH0615367Y2 (ja) フラツトケ−ブル
JP6799777B2 (ja) 絶縁電線
JPS6128332Y2 (ja)
JP2616103B2 (ja) 耐熱性コイルの製造方法
JP2023018272A (ja) 通信ケーブルおよびその製造方法
JPS6240331Y2 (ja)
JPH02168513A (ja) 多本平行電線
JPS6333442Y2 (ja)
JPS63213327A (ja) フラツトコイル
JPH06103826A (ja) 高速伝送フォームスキン型フラットケーブル
JP2795990B2 (ja) 電気機器の巻線および電気機器の巻線方法