JPS6228101A - クランク軸のバランス修正方法およびその装置 - Google Patents

クランク軸のバランス修正方法およびその装置

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JPS6228101A
JPS6228101A JP16522385A JP16522385A JPS6228101A JP S6228101 A JPS6228101 A JP S6228101A JP 16522385 A JP16522385 A JP 16522385A JP 16522385 A JP16522385 A JP 16522385A JP S6228101 A JPS6228101 A JP S6228101A
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早川 章平
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Eiji Koizumi
小泉 英治
Fumiyuki Sasagawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクランク軸のバランス修正方法およびその装置
に関し、一層詳細には、クランク軸を製造する際、所定
のテーブル上で当該クランク軸を構成するウェイトのア
ンバランス部位を検出すると共にこのテーブル上でワー
クを移送することなく前記アンバランス部位を穴明は加
工等により切削して動釣合いの取れたクランク軸を提供
することが可能なりランク軸のバランス修正方法および
その装置に関する。
一般に、内燃機関において、そのシリンダ内に発生する
爆発力はピストンの往復運動を惹起し、さらに前記ピス
トンに接続する連結棒の他端部がクランクピンに係着さ
れていることにより、前記往復運動は回転運動としてク
ランク軸に伝えられる。このように、クランク軸はシリ
ンダ内に発生するピストンの往復運動を回転運動に変え
る作用を施すものであるが、その軸長がかなり大きいた
め回転時に両端部における動釣合いを確保する必要があ
る。そこで、クランク軸はピストン運動を効果的に回転
運動に変えるために、前記クランクピンに対向する部分
にバランス用ウェイトを形成しており、従って、クラン
ク軸は軸に対してその重さが均一とならず、結局、クラ
ンク軸が動釣合いにあるか否かを測定することは極めて
困難となる。
従来、このような回転体の動釣合い測定装置はクランク
軸の両端を軸により支持し、夫々のクランクピンにダミ
ーウェイトを装着して前記クランク軸の重さの釣り合い
を保ちながらこれを回転させ、基準値以上の揺れが測定
されれば、前記クランク軸を不良品と判定するよう構成
している。従って、この動釣合い測定装置によって前記
のように基準値以上の揺れが測定されれば、ウェイ1〜
部分にドリル等を臨ませ、このトリル等の切削工具によ
って前記ウェイト部分の一部を切削してその部位の重量
を減らし、ごれによってバランスが取れ柾ば良品として
出荷し、またバランスが取れない場合にはさらにウェイ
トを減するような方策を講している。
そこで、従来から、このようにクランク軸におけるウェ
イトのバランスを修正するについては、例えば、トラン
スファマシン形式の装置が採用されている。すなわち、
ウェイトのバランスの測定を行い、次いで、当該ワーク
はトランスファされて再びドリル等の切削工具に臨み、
そこで切削加工を施されてウェイトの重量を城し、再び
、測定装置に戻されてバランスウェイトの測定がなされ
る。一方、単体で構成されるウェイトバランス測定器に
ボール盤等を近接配備し、バランス測定が行われたワー
クを人力によって位置決めして前記ボール盤に5pませ
切削加工を施す等の構成を採用するものもある。
然しなから、前者のトランスファマシン方式によれば、
比較的高能率にバランス修正が行われるが、設備の規模
自体が極めて大型化する。
従って、少種類のワークを多量に生産する場合には好適
であるが、加工するワークの種類が顯緊に変更されるよ
うな場合には前記能率性は一挙に低下する。しかも、占
有面積が極めて大きいために、工場内における空間の有
効な活用が出来ないという不都合が指摘される。
一方、単体からなるバランス測定器にボール盤等を近接
配備する方式によれば、自動化を図ることが到底困難で
あり、従って、生産効率が劣ると共に経済的でないとの
5W点が指摘されている。
本発明は前記の不都合を−・挙に解消するためになされ
たものであって、ウェイヒハラフ11則定装置とウェイ
トバランス修正用切削装置とを一体的に配設し、ウェイ
トバランス測定装置によって得られたウェーイトのアン
バランス部位情報とアンバランス量情報とを記憶装置に
一旦格納しておき、この記憶情報に基づき前記ウェイト
バランス修正用切削装置を付勢し、これによって種々の
ワークのウェイトバランスを迅速にしかも確実に修正す
ると共に工場空間における有効使用面積を縮小し、且つ
生産能率を著しく増大させることが可能なりランク軸の
バランス修正方法およびその装置を提供することを目的
とする。
前記の目的を達成するために、本発明はウェイトとクラ
ンクピンとを含むクランク軸を回転することにより、前
記ウェイトのアンバランス部位とアンバランス量とを測
定し、前記アンバランス部位とアンバランス量に係るデ
ータを記憶装置に記憶させ、次いで、前記アンバランス
部位データに基づき前記ウェイトのアンバランス部位に
切削工具を移動して対向させ、前記アンバランス量デー
タに基づき前記切削工具によりウェイトのアンバランス
部位を切削してウェイトのバランスを確保することを特
徴とする。
さらにまた、本発明はウェイトとクランクビンとを含む
クランク軸を回転自在に支承する支持部材と、前記クラ
ンク軸を回転する回転駆動源と、前記ウェイトのアンバ
ランス部位を検出するアンバランス部位検出センサと、
前記アンバランス部位におけるアンバランス量を検出す
るアンバランス量検出センサと、前記アンバランス部位
検出センサとアンバランス量検出センサの出力を記憶す
る記憶手段と、前記支持部材に対応して設けられ且つ少
なくとも直交する二つの方向に移動自在な切削工具を有
する切削手段と、前記記憶手段から出力されるアンバラ
ンス部位データにより前記切削手段を変位させて当該ア
ンバランス部位に前記切削工具を臨ませる移動手段と、
前記記憶手段に記憶されたアンバランス量データにより
切削手段を変位させて切削工具を介してウェイトを所定
量切削する駆動手段とから構成することを特徴とする。
次に、本発明に係るクランク軸のバランス修正方法につ
いてそれを実施する装置との関係において好適な実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する
図において、参照符号10は基台を示し、その基台10
の一方の側部にはL字状の取付部材12に保持された駆
動源保持体14が取着される。前記駆動源保持体14に
は回転駆動源、例えば、第1のモータ16が装着される
。一方、前記基台10の上面にはロッド18a、18b
等を介して支持台20が浮設され、前記支持台20の両
端部に夫々支柱22.24が垂設される。支柱22には
図示しない軸受により回転自在に支承される軸26が水
平方向に延在し、前記軸26の一端部にプーリ28が装
着される。前記プーリ28と第1モータ16の回転駆動
軸16aに軸着されたプーリ30との間にはベルト32
が張架され、前記軸26の他端部に軸着されたディスク
状の回転保持部材34を回転自在とする。この場合、前
記回転保持部材34の一側面部にこれを貫通する第1の
ワーク保持軸36を水平方向に延在させて突出形成する
。次に、支柱24には第2のワーク保持軸40を第1ワ
ーク保持軸36に対向するように突設形成しておく。な
お、その際、前記支柱24若しくは第2ワーク保持軸4
0を変位可能に構成し、第1ワーク保持軸36に対する
第2ワーク保持軸40の離間距離を相対的に変更出来れ
ば、ワークの装着並びに離脱の際、あるいはワークの機
種の変更の際、容易に対応することが可能となる。
以上のような構成において、前記支持台20に対して一
体的にX軸移動機構42を配設する。前記X軸移動機構
42の中央空間部43には第1のボールねじ44がその
長手方向に沿って延在し、前記第1ボールねじ44の一
端部は第2のモータ46の図示しない回転駆動軸と係合
する。また、この第1ボールねじ44にはY軸移動機構
4Bが係合する。前記YIi!Ib移動機構48の中央
空間部49にはその長手方向に沿って第2のボールねし
50が前記第1ボールねじ44と直交するように延在し
、前記第2ポールねじ50の一端部は第3の回転駆動駆
動源、すなわち、第3モータ52の図示しない回転駆動
軸に係合している。
そこで、前記第2ボールねじ50にドリルユニット54
が係合する。すなわち、前記ドリルユニット54は、第
3図から容易に諒解されるように、その先端部に第1の
ドリル58aと第2のドリル58bとを回転自在に装着
し、前記第1ドリル58aと第2ドリル58bとはユニ
ット本体56の内部に配設されている前記図示しないモ
ータによって選択的に回転付勢される。
なお、前記ドリルユニット54の下方に第1の押え用治
具60を配設すると好適である。すなわち、第4図に示
すように、前記第1冶具60は実質的には図示しないシ
リンダから延在するシリンダロッド62の先端部に固着
され、ワークW、すなわち、クランク軸が第1ワーク保
持軸36と第2ワーク保持軸40との間で保持される時
、前記シリンダの駆動作用下にワークWのクランクピン
に圧接する役割を果たす。
一方、前記X軸移動機構42の両端部に一組の第2の押
え用冶具64を配設する。この第2冶具64は、図から
容易に諒解されるように、その先端部にワークWの端部
軸部と係合する凹部66を切刻しており、さらに、この
ように構成される第2治具64には第3の押え用冶具6
8が臨む。第3治具68は図示しないシリンダのシリン
ダロンドア0の先端部に係着され、従って、このシリン
ダの駆動作用下に前記第2冶具64の凹部66にワーク
Wの端部軸部を押圧する作用を営む。すなわち、第1冶
具60と第2冶具64とは互いに偏位しているためにワ
ークをクランプする際、クランク軸のように変位し易い
ものであっても容易にこれを位置決めすることが可能で
あるという効果が得られる。
次に、以上のように配置構成される基台10、X軸移動
機構42、Y軸移動a横48の回転駆動源を付勢し、ワ
ークWに対し前記Y軸移’EIJ機構48を移動させて
所定の位置に位置決めすると共にドリルユニット54を
付勢する制御回路について第2図を参照しながら説明す
る。
先ず、制御回路80は演算制御ユニット82と、ウェイ
トバランス測定回路84と、前記演算制御nユニット8
2に接続されて夫々モーフ16.46および52を馬区
動するためのドライバ86.88および90とを含む。
前記演算制御ユニット82とウェイトバランス測定回路
84にはワークWの機種等を選択する人力装置92を接
続している。この場合、前記演算制御ユニット82は、
実質的には、マイクロコンビエータで構成され、従って
、その内部にCPU94と、ROM96とRAM98と
入力ポート100と出力ポート102とを有する。そし
て、入力ポート100には第1モーク16に連結された
ロークリエンコーダ104 と、第2モータ・16に連
結されたロークリエンコーダ106と、第3モータ52
に連結されたロータリエンコーダ108の出力側が接続
される。一方、プーリ28に近接して配置されたワーク
Wの回転角度を検出するための角度検出センサ110と
、ワークWの両軸端に近接配置されてこのワークWのウ
ェイトのアンバランスの量を検出するウェイトバランス
星検出センサ112a、112bの出ノj側は夫々前記
ウェイトバランス測定回路84に接続される。なお、こ
の場合、前記演算制御ユニット82の出力側は前記ドラ
イバ86.88および90に接続されている。
本発明に係るクランク軸のウェイトバランス修正方法を
実施するための装置は基本的には以上のように構成され
るものであり、次に、当該装置の作用並びに効果につい
て説明する。
先ず、支持台20上の支柱22.24にクランク軸から
なるワークWが装着される。この場合、ワークWは第1
のロッド120と第2のロッド122と第3のロット1
24とを含み、前記第10ンド120と第20ノド12
2との間には一組のバランス用ウェイト126a、12
6bとこれらのウェイト126a、126bに偏心して
連結する第1のクランクピン128を有している。同様
にして、第20ノド122と第30ソド124 との間
にも一組のバランス用ウェイト130a、130bとこ
れらのウェイト130a、130bに偏心して連結する
第2のクランクピン132が設げられている。
そこで、前記ワークWの第1ロツド120と第30ソド
124から軸線方向乙こ延在する1tilI!1348
.134bに夫々形成された円錐状の凹部136a、1
36bに第1ワーク保持軸36と第2ワーク保持軸40
のテーパ状の先端部を係合させて前記ワークWをしっか
りと保持させる。この時、前記の通り、第2ワーク保持
軸40を第1ワーク保持軸36から一旦離間させればワ
ークWの装着は容易に完遂可能である。
次いで、入力装で92を介して演算制御ユニット82か
らドライバ86に対してモータ16の回転駆動信号を送
給する。この結果、前記モータ16はプーリ30、ヘル
ド32を介してプーリ28を回転し、これによって回転
軸26が回転すると共に第1ワーク保持軸36、第2ワ
ーク保持軸40が回転してワークWを所定の緩慢な速度
で回転させる。この時、前記ワークWのウェイト126
a、126b、130a、1.30bにアンバランスが
あると、ワークWの回転にむらが生じてくる。このため
、ウェイトバランス量検出センサ112a、112bは
このウェイトのアンバランスの有無と共Qこそのウェイ
トアンバランスの量を検出するに至る。一方、角度検出
セン4月10 はプーリ28の回転角度をウェイトバラ
ンス測定回路84に送給する。すなわら、前記ウェイト
バランス測定回路84は角度検出センサ110の出力信
号をデジタル信号に変換して入力ボート100を介して
CPU94に送給し、CPU94は前記角度検出センサ
110の出力信号をアドレス信号としてRAM98にデ
ジタル化されたウェイト126a、126b、130a
、130bのウェイトアンバランスの量を書き込む。
次いで、前記入力装置92を介してドリルユニット54
の付勢信号が演算制御ユニ、ト82に送給される。この
場合、演算制御ユニ、ト32はRAM98に格納された
記憶データからワークWのウェイトアンバランス位置を
読み出し、これをドライバ88と86に送給する。この
ため、モータ46はボールねし44を回転させてY軸移
動機構48をアンバランスなウェイト部分に対向するよ
うに変位させる。一方、ドライバ86はモータ16を回
転駆動して、先ず、ウェイト126a側のウェイトアン
バランス部位をトリルユニット54の一方のドリル、す
なわち、粗切削用のドリル58aに臨ませる。なお、そ
の際、ロータリエンコーダIO4によってモータ16の
回転角度が検出され、従って、このエンコーダ104の
出力信号は入カポ−1−100からCPL194に専入
されてフィードハック信号として利用される。
このようにして、ドリル58aにウェイトアンバランス
部位のあるウェイト126aが対設されると、次いで、
図示しないシリンダが駆動されて、シリンダロッド70
がワークWに指向して変位し、且つ他方のシリンダ(図
示せず)が駆動されてそのシリンダロッド62は前記シ
リンダロンドア0と反対の方向に変位する。すなわち、
前記シリンダロッド70の変位によって押え用冶具68
は押え用治具64の凹部66に嵌合するワークWの軸1
34a、134bを押圧し、一方、シリンダロッド62
はクランクピン12B 、132を押圧するため乙こ当
該ワークWはしっかりと位置決めされる。
次いで、CPtJ94からはトライバ90にモータ52
の駆動信号が送給され、この結果、ボールねし50力(
凹十云してトリルコーニノト54がワークWに指向して
変位する。この間、前記CPU94から前記)゛リルユ
ニノト5IIに対して粗切削用の1′リル58aの駆動
信号が出カポ−[02を介して)ライムに導出され、従
って、トリル58aは高速度で回転を続行している。こ
のため、前記ドリル58aはウェイト126aに対する
粗切削を開始し、第4図に示すように、前記ウェイト1
26aには切削孔150が穿設される。なお、この時、
CP t、J94はRAM98に格納されているウェイ
ト126aのアンバランス■からドリル58aの1多動
足を/宙算し、前記切削孔150の穿設世を決定すれば
好適である。
そこで、前記のように粗切削用ドリル58aによってウ
ェイト126aのウェイトアンバランス部位が概ね切削
された後、CPU94はドリルユニット54の図示しな
いモータを逆方向に回転駆動するだめの出力信号をドラ
イバ88に送給する。
この結果、ドライバ88の付勢作用下にトリルユニ、ト
54は一旦退勤動作を行う。ずなわら、ドリルユニット
54は退!JI I、てワークWからドリル58aをI
T4脱させる。次いで、CPU94はドライバ88乙こ
モータ46を駆動するための信号を送給し、この結果、
Y輔移動殿構48はボールねし44の回転作用下に仕上
用ドリル58bを前記切削孔150に臨ませる。この時
、CPU94からはドリルユニット54の図示しないモ
ータにトリル58bの回転駆動信号を送給し、これと同
時にモータ52が回転駆動されて再びボールねし50が
回転する。
このため、ドリルユニット54のドリル58bが前記ウ
ェイ目26aの切削孔150に臨入し、さらに微細に前
記切削孔150を切削する。CPU94からのドライバ
90に対する切削信号の送給が停止されると、前記CP
U94からモータ52を逆回転する信号が送給され、ド
リルユニット54は退勤動作を行って、ワークWから離
脱し、ここでウェイb 126aに対するアンバランス
なウェイトの修正工程が終了する。
ウェイト126b、 130a、 130bにウェイト
アンバランス部位が存在する時、前記と同様なステップ
で当該アンバランス部位の修正工程が遂行されることに
なる。
本発明によれば、以上のように、特に完全に均衡した状
態で回転することによって初めて機能を発揮するクラン
ク軸にウェイトアンバランス部位が存在する時、そのア
ンバランス部位の存在の有無とアンバランス量を検出測
定し、さらに、クランク軸を移動させることなくその場
で前記アンバランス部位を切削してバランスのとれたク
ランク軸を得るようにしている。従って、ワーク、すな
わち、クランク軸の移動を伴うことなくウェイトアンバ
ランスの修正が可能であるために、生産効率が一挙Qこ
向上し、さらにまた、工数も減少させることが可能とな
る等の効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、演算
制御ユニットを他のハードウェア機構に置き換えること
も当然可能である等、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るクランク軸バランス修正装置の正
面図、第2図は第1図に示すクランク軸バランス修正装
置の平面図、第3図は第1図に示すクランク軸バランス
修正装置の制御回路と機構とを示すプロ、り説明図、第
4図は第1図に示す装置のワーククランプ機構の説明図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェイトとクランクピンとを含むクランク軸を回
    転することにより、前記ウェイトのアンバランス部位と
    アンバランス量とを測定し、前記アンバランス部位とア
    ンバランス量に係るデータを記憶装置に記憶させ、次い
    で、前記アンバランス部位データに基づき前記ウェイト
    のアンバランス部位に切削工具を移動して対向させ、前
    記アンバランス量データに基づき前記切削工具によりウ
    ェイトのアンバランス部位を切削してウェイトのバラン
    スを確保することを特徴とするクランク軸のバランス修
    正方法。
  2. (2)ウェイトとクランクピンとを含むクランク軸を回
    転自在に支承する支持部材と、前記クランク軸を回転す
    る回転駆動源と、前記ウェイトのアンバランス部位を検
    出するアンバランス部位検出センサと、前記アンバラン
    ス部位におけるアンバランス量を検出するアンバランス
    量検出センサと、前記アンバランス部位検出センサとア
    ンバランス量検出センサの出力を記憶する記憶手段と、
    前記支持部材に対応して設けられ且つ少なくとも直交す
    る二つの方向に移動自在な切削工具を有する切削手段と
    、前記記憶手段から出力されるアンバランス部位データ
    により前記切削手段を変位させて当該アンバランス部位
    に前記切削工具を臨ませる移動手段と、前記記憶手段に
    記憶されたアンバランス量データにより切削手段を変位
    させて切削工具を介してウェイトを所定量切削する駆動
    手段とから構成することを特徴とするクランク軸のバラ
    ンス修正装置。
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