JPS622807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622807Y2 JPS622807Y2 JP17095580U JP17095580U JPS622807Y2 JP S622807 Y2 JPS622807 Y2 JP S622807Y2 JP 17095580 U JP17095580 U JP 17095580U JP 17095580 U JP17095580 U JP 17095580U JP S622807 Y2 JPS622807 Y2 JP S622807Y2
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- JP
- Japan
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- conductor
- outer conductor
- spiral
- band
- spiral conductor
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- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 37
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 9
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 claims description 7
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 9
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 9
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguides (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は移動体通信用複合線路に関するもので
ある。
ある。
従来、トンネル内とか山間地帯等の電波が屈き
にくい地域等で、自動車や電車等の移動体と通信
を行う場合、誘導無線帯では誘導無線線路を移動
路に沿つて布設し、VHF帯やUHF帯では漏洩同
軸ケーブルを移動路に沿つて布設して通信を行つ
ている。この場合、誘導無線帯とVHF帯やUHF
帯との両方の通信を行う必要があるときには、誘
導無線線路と漏洩同軸線路との両方を布設しなけ
ればならず、布設費用がそれだけ多くかかり、不
経済な欠点があつた。
にくい地域等で、自動車や電車等の移動体と通信
を行う場合、誘導無線帯では誘導無線線路を移動
路に沿つて布設し、VHF帯やUHF帯では漏洩同
軸ケーブルを移動路に沿つて布設して通信を行つ
ている。この場合、誘導無線帯とVHF帯やUHF
帯との両方の通信を行う必要があるときには、誘
導無線線路と漏洩同軸線路との両方を布設しなけ
ればならず、布設費用がそれだけ多くかかり、不
経済な欠点があつた。
本考案の目的は、1条の線路で誘導無線帯と
VHF帯やUHF帯との両方の通信を行うことがで
きる移動体通信用複合線路を提供するにある。
VHF帯やUHF帯との両方の通信を行うことがで
きる移動体通信用複合線路を提供するにある。
以下本考案の具体例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図及び第2図に示すように本実施例
の移動体通信用複合線路は、中心導体1の外周に
絶縁スペーサ2を介して同心状に外部導体3を設
け、この外部導体3には長手方向に所定の間隔で
スロツト4を設けてなる漏洩同軸ケーブル部5を
備え、この漏洩同軸ケーブル部5でVHF帯や
UHF帯の通信を行うものである。本実施例で
は、外部導体3として特に金属テープ3aにプラ
スチツク薄層3bを積層したラミネートテープを
用い、その合せ目を合せ重ねて、金属テープ3a
の両縁が導通せず絶縁部3cをなし外部導体3が
閉ループを形成しないようにしている。このよう
な外部導体3の外周には螺旋導体6を外部導体3
に対して絶縁して巻付け、外部導体3と螺旋導体
6とで誘導無線線路部7を構成している。螺旋導
体6は外部導体3のスロツト4に対して交叉しな
いように設けている。
明する。第1図及び第2図に示すように本実施例
の移動体通信用複合線路は、中心導体1の外周に
絶縁スペーサ2を介して同心状に外部導体3を設
け、この外部導体3には長手方向に所定の間隔で
スロツト4を設けてなる漏洩同軸ケーブル部5を
備え、この漏洩同軸ケーブル部5でVHF帯や
UHF帯の通信を行うものである。本実施例で
は、外部導体3として特に金属テープ3aにプラ
スチツク薄層3bを積層したラミネートテープを
用い、その合せ目を合せ重ねて、金属テープ3a
の両縁が導通せず絶縁部3cをなし外部導体3が
閉ループを形成しないようにしている。このよう
な外部導体3の外周には螺旋導体6を外部導体3
に対して絶縁して巻付け、外部導体3と螺旋導体
6とで誘導無線線路部7を構成している。螺旋導
体6は外部導体3のスロツト4に対して交叉しな
いように設けている。
このような構造にすると、漏洩同軸ケーブル部
5の利用によりVHF帯やUHF帯の通信を行うこ
とができ、誘導無線線路部7の利用により誘導無
線帯の通信を行うことができる。
5の利用によりVHF帯やUHF帯の通信を行うこ
とができ、誘導無線線路部7の利用により誘導無
線帯の通信を行うことができる。
この場合、誘導無線線路部7においては、第3
図に示すように外部導体3が周方向に閉ループを
なしている場合には、螺旋導体6に矢印方向に流
れるループ電流iによる周方向電界E〓と、外部
導体3に矢印方向に流れる反電流i′による周方向
電界E〓′との大きさがほゞ等しく、向きが逆な
ので、両電界は相殺されてしまうことになる。し
かるに、第4図に示すように外部導体3の周方向
の一部に絶縁部3cが存在し、外部導体3が閉ル
ープをなしていないと、螺旋導体6に矢印方向に
流れるループ電流iにより周方向電界E〓は発生
するが、外部導体3には反電流i′による周方向電
界E〓′は弱く、ループ電流iによる周方向電界
E〓は相殺されず、良好に誘導無線通信を行うこ
とができる。
図に示すように外部導体3が周方向に閉ループを
なしている場合には、螺旋導体6に矢印方向に流
れるループ電流iによる周方向電界E〓と、外部
導体3に矢印方向に流れる反電流i′による周方向
電界E〓′との大きさがほゞ等しく、向きが逆な
ので、両電界は相殺されてしまうことになる。し
かるに、第4図に示すように外部導体3の周方向
の一部に絶縁部3cが存在し、外部導体3が閉ル
ープをなしていないと、螺旋導体6に矢印方向に
流れるループ電流iにより周方向電界E〓は発生
するが、外部導体3には反電流i′による周方向電
界E〓′は弱く、ループ電流iによる周方向電界
E〓は相殺されず、良好に誘導無線通信を行うこ
とができる。
第5図は本考案に係る移動体通信用複合線路の
他の実施例を示したものである。本実施例では、
螺旋導体6を金属テープで形成した例を示したも
のである。その他の点は第1図の実施例と同様な
構造になつている。
他の実施例を示したものである。本実施例では、
螺旋導体6を金属テープで形成した例を示したも
のである。その他の点は第1図の実施例と同様な
構造になつている。
なお、いずれの実施例でもプラスチツクシース
を省略したが、外周にプラスチツクシースを施す
ことが好ましい。
を省略したが、外周にプラスチツクシースを施す
ことが好ましい。
以上説明したように本考案に係る移動体通信用
複合線路においては、漏洩同軸ケーブル部の外周
に螺旋導体を巻付け、外部導体とこの螺旋導体と
で誘導無線線路部を構成しているので、一条の線
路でVHF帯やUHF帯の通信と誘導無線帯の通信
とを行うことができ、布設コストが安くなり、実
用上非常に有益である。また、外部導体は周方向
の一部に長手方向に沿つて絶縁部を設けているの
で、螺旋導体に流れるループ電流に対する反電流
が外部導体に流れず、従つてループ電流による周
方向電界が反電流による周方向電界に相殺され
ず、大きな電界で良好に誘導無線通信を行わせる
ことができる。
複合線路においては、漏洩同軸ケーブル部の外周
に螺旋導体を巻付け、外部導体とこの螺旋導体と
で誘導無線線路部を構成しているので、一条の線
路でVHF帯やUHF帯の通信と誘導無線帯の通信
とを行うことができ、布設コストが安くなり、実
用上非常に有益である。また、外部導体は周方向
の一部に長手方向に沿つて絶縁部を設けているの
で、螺旋導体に流れるループ電流に対する反電流
が外部導体に流れず、従つてループ電流による周
方向電界が反電流による周方向電界に相殺され
ず、大きな電界で良好に誘導無線通信を行わせる
ことができる。
第1図及び第2図は本考案に係る複合線路の一
実施例を示す斜視図及び横断面図、第3図及び第
4図は誘導無線線路部の構造の違いによる特性の
違いを説明する説明図、第5図は本考案に係る複
合線路の他の実施例を示す斜視図である。 1……中心導体、2……絶縁スペーサ、3……
外部導体、3c……絶縁部、4……スロツト、5
……漏洩同軸ケーブル部、6……螺旋導体、7…
…誘導無線線路部。
実施例を示す斜視図及び横断面図、第3図及び第
4図は誘導無線線路部の構造の違いによる特性の
違いを説明する説明図、第5図は本考案に係る複
合線路の他の実施例を示す斜視図である。 1……中心導体、2……絶縁スペーサ、3……
外部導体、3c……絶縁部、4……スロツト、5
……漏洩同軸ケーブル部、6……螺旋導体、7…
…誘導無線線路部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心導体の外周にスロツト付の外部導体が絶
縁スペーサを介して同軸状に設けられ且つ閉ル
ープをなさないようにこの外部導体の周方向の
一部に絶縁部が長手方向に沿つて設けられて構
成された漏洩同軸ケーブル部と、前記絶縁部を
有する前記外部導体の外周に螺旋導体が絶縁し
て巻装されこれら外部導体と螺旋導体により構
成された誘導無線線路部とから成る移動体通信
用複合線路。 (2) 前記螺旋導体は前記スロツトに重ならないよ
うに前記外部導体に巻装されている実用新案登
録請求の範囲第1項に記載の移動体通信用複合
線路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095580U JPS622807Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095580U JPS622807Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5794210U JPS5794210U (ja) | 1982-06-10 |
JPS622807Y2 true JPS622807Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=29529335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17095580U Expired JPS622807Y2 (ja) | 1980-12-01 | 1980-12-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622807Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-01 JP JP17095580U patent/JPS622807Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5794210U (ja) | 1982-06-10 |
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