JPS6338591Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338591Y2 JPS6338591Y2 JP1983171591U JP17159183U JPS6338591Y2 JP S6338591 Y2 JPS6338591 Y2 JP S6338591Y2 JP 1983171591 U JP1983171591 U JP 1983171591U JP 17159183 U JP17159183 U JP 17159183U JP S6338591 Y2 JPS6338591 Y2 JP S6338591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- winding
- inner conductor
- pitch
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 33
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の背景と目的]
本考案は、道路、鉄道、トンネル内等における
移動体通信に使用される誘導無線用ケーブルに関
するものである。
移動体通信に使用される誘導無線用ケーブルに関
するものである。
第1図は従来から知られている誘導無線用ケー
ブルを示すものである。1は磁性体または絶縁体
よりなるコア、2は内部導体、3は絶縁体、4は
外部導体、5はシースである。内部導体2および
外部導体4は、それぞれコア1および絶縁体3の
外周に導体を螺旋状に巻回してなるものであり、
内部導体2と外部導体4の巻回方向は逆方向とな
つている。
ブルを示すものである。1は磁性体または絶縁体
よりなるコア、2は内部導体、3は絶縁体、4は
外部導体、5はシースである。内部導体2および
外部導体4は、それぞれコア1および絶縁体3の
外周に導体を螺旋状に巻回してなるものであり、
内部導体2と外部導体4の巻回方向は逆方向とな
つている。
この誘導無線ケーブルは内外導体間の電流を外
部空間に誘導放射するもので、これを移動体側の
アンテナで受信するものである。
部空間に誘導放射するもので、これを移動体側の
アンテナで受信するものである。
しかしながら、かかる誘導無線ケーブルは伝送
損失が大きく、長距離の通信を必要とする場合は
中継器を多数必要とし、システムが高価となる問
題がある。
損失が大きく、長距離の通信を必要とする場合は
中継器を多数必要とし、システムが高価となる問
題がある。
本考案は上記に基いたもので、伝送損失が小さ
く、高電界強度が得られ、長距離通信に適した誘
導無線ケーブルの提供を目的とするものである。
く、高電界強度が得られ、長距離通信に適した誘
導無線ケーブルの提供を目的とするものである。
[考案の概要]
本考案の誘導無線ケーブルは、コア外周に導体
を螺旋状に巻回してなる内部導体の外周に絶縁体
を設け、この外周に上記内部導体の巻回ピツチの
3倍以上のピツチで、かつ上記内部導体の巻回方
向とは同方向に導体を螺旋状に巻回した外部導体
を設けて構成したことを特徴とするものである。
を螺旋状に巻回してなる内部導体の外周に絶縁体
を設け、この外周に上記内部導体の巻回ピツチの
3倍以上のピツチで、かつ上記内部導体の巻回方
向とは同方向に導体を螺旋状に巻回した外部導体
を設けて構成したことを特徴とするものである。
[考案の実施例]
第2図は本考案の一実施例を示したものであ
る。11は磁性体または絶縁体よりなるコアで、
この外周に銅線をピツチaで螺旋状に巻回するこ
とにより内部導体12が形成されている。13は
絶縁体で、この外周に銅線をピツチbで螺旋状に
巻回することにより外部導体14が形成されてい
る。15はプラスチツクシースである。
る。11は磁性体または絶縁体よりなるコアで、
この外周に銅線をピツチaで螺旋状に巻回するこ
とにより内部導体12が形成されている。13は
絶縁体で、この外周に銅線をピツチbで螺旋状に
巻回することにより外部導体14が形成されてい
る。15はプラスチツクシースである。
内部導体12と外部導体14における銅線の巻
回方向は同方向であり、ピツチbはピツチaの3
倍以上で巻回されている。
回方向は同方向であり、ピツチbはピツチaの3
倍以上で巻回されている。
このようにピツチbをピツチaの3倍以上とす
るのは、b/aが3よりも小さいと、外部導体1
4によつて誘起された磁界がコア11中の磁束を
打ち消すのが大きく、インダクタンスが低下する
とともに、損失が増加するためである。例えば
b/aが1のときは、インダクタンスは100%減、
b/aが2のときは50%減となる。実用的な伝送
効率を確保でき、低損失伝送が可能なのはb/a
が3以上の時となる。
るのは、b/aが3よりも小さいと、外部導体1
4によつて誘起された磁界がコア11中の磁束を
打ち消すのが大きく、インダクタンスが低下する
とともに、損失が増加するためである。例えば
b/aが1のときは、インダクタンスは100%減、
b/aが2のときは50%減となる。実用的な伝送
効率を確保でき、低損失伝送が可能なのはb/a
が3以上の時となる。
具体例として、コア11として磁性体を用い、
a=20mm、b=80mmとし、特性インピーダンスが
50Ωのケーブルを作成した所、1600KHzにおける
減衰量は3dB/Km、電界強度は80dBμV/mであ
つた。
a=20mm、b=80mmとし、特性インピーダンスが
50Ωのケーブルを作成した所、1600KHzにおける
減衰量は3dB/Km、電界強度は80dBμV/mであ
つた。
第3図は本考案の誘導無線ケーブルの使用例を
示したものであり、16は大地、17は高周波電
源である。
示したものであり、16は大地、17は高周波電
源である。
内部導体12と外部導体14とは同方向巻きで
あることから、高周波電源17からの信号は外部
導体14によつて大地16を励振し、近傍の移動
体アンテナで受信されることになる。
あることから、高周波電源17からの信号は外部
導体14によつて大地16を励振し、近傍の移動
体アンテナで受信されることになる。
[考案の効果]
以上説明してきた通り、本考案の誘導無線ケー
ブルは内外導体の導体の巻回方向を同方向とし、
また巻回ピツチを特定したものであり、これによ
つて、従来実現できなかつた低損失、高電界強度
の誘導無線ケーブルが得られる。従つて、長距離
の通信を必要とするシステムにおいては極めて有
利となる。
ブルは内外導体の導体の巻回方向を同方向とし、
また巻回ピツチを特定したものであり、これによ
つて、従来実現できなかつた低損失、高電界強度
の誘導無線ケーブルが得られる。従つて、長距離
の通信を必要とするシステムにおいては極めて有
利となる。
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案の一
実施例の説明図、第3図は本考案の誘導無線ケー
ブルの使用例の説明図である。 11:コア、12:内部導体、13:絶縁体、
14:外部導体。
実施例の説明図、第3図は本考案の誘導無線ケー
ブルの使用例の説明図である。 11:コア、12:内部導体、13:絶縁体、
14:外部導体。
Claims (1)
- コア外周に導体を螺旋状に巻回してなる内部導
体の外周に絶縁体を設け、この外周に上記内部導
体の巻回ピツチの3倍以上のピツチで、かつ上記
内部導体の巻回方向とは同方向に導体を螺旋状に
巻回した外部導体を設けて構成したことを特徴と
する誘導無線用ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17159183U JPS6079852U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 誘導無線用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17159183U JPS6079852U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 誘導無線用ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6079852U JPS6079852U (ja) | 1985-06-03 |
JPS6338591Y2 true JPS6338591Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=30374275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17159183U Granted JPS6079852U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | 誘導無線用ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6079852U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089136U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | 佐藤 千代子 | 石油タンクの配管の防犯カバ |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP17159183U patent/JPS6079852U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6079852U (ja) | 1985-06-03 |
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