JP2001525625A - 放射用ケーブル - Google Patents

放射用ケーブル

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JP2001525625A
JP2001525625A JP2000523723A JP2000523723A JP2001525625A JP 2001525625 A JP2001525625 A JP 2001525625A JP 2000523723 A JP2000523723 A JP 2000523723A JP 2000523723 A JP2000523723 A JP 2000523723A JP 2001525625 A JP2001525625 A JP 2001525625A
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wires
wire
conductor
radiating
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ティエリー リノシエール
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サジェム ソシエテ アノニム
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/06Insulating conductors or cables
    • H01B13/18Applying discontinuous insulation, e.g. discs, beads
    • H01B13/20Applying discontinuous insulation, e.g. discs, beads for concentric or coaxial cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/203Leaky coaxial lines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 放射用ケーブルは、保持用シース内で互いに撚り合わされた、N本の第1の絶縁された導体ワイヤとN本の第2の絶縁された導体ワイヤとを備える。第1の端部で、第1のワイヤは同軸フィーダ・ケーブルの外側導体と接続され、第2のワイヤはこの同軸ケーブルの内部導体と接続される。第1および第2のワイヤの第2の端部はそれぞれ整合させた負荷の各端子に接続される。この放射用ケーブルは従来技術によるスロット付の放射用同軸ケーブルと比較してより廉価であり、ビルディング内に設置して約3GHzまでの動作をさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1−発明の分野) 本発明は、特に携帯電話やワイヤレス式ローカル・エリア・ネットワークの分
野において概ね1MHzから3GHzまでの帯域でのデータ伝送のために用いら
れる放射用ケーブルに関する。
【0002】 (2−従来技術の説明) 大きなビルディング内で無線受信可能範囲を提供するには、多くの場合に専用
の設備を設置する必要がある。この受信可能範囲はビルディング内部に配置した
アンテナにより提供される。
【0003】 回廊部に設置した放射用ケーブルを使用できれば、技術的には有益であるが、
そのコストは受け入れがたい額となることが多い。その理由は現在トンネル内に
設置している放射用ケーブルが、スロットの周期パターンを備えた同軸ケーブル
であるためである。これらのケーブルは、高価であり、かさばり、可撓性に乏し
く、また設置が難しい。
【0004】 日本国特許出願第60038902には、発信器の端子の一方に接続された第
1の端部を有する第1の絶縁された導体ワイヤ2本と発信器のもう一方の端子に
接続された第1の端部を有する第2の絶縁された導体ワイヤ2本とを含む放射用
ケーブルが開示されている。
【0005】 第1のワイヤおよび第2のワイヤは、それぞれが保持用シース内で別々に撚り
合わされた2対のワイヤを構成している。十分に低い放射周波数を得るため、こ
れらのワイヤ対は異なる螺旋ピッチを有する。このピッチの違いは、この2対の
ワイヤを別々に撚り合わせることにより得られる。
【0006】 (発明の目的) 本発明の目的は、トンネル内で使用される従来技術によるケーブルと比較して
可撓性がより高く、小型かつ低価格であり、概ね3GHzまでの高周波数帯域で
動作するようにした、ビルディングの受信範囲を得るための放射用ケーブルを提
供することである。スロット付の放射用同軸ケーブルと比較して、本発明による
放射用ケーブルの性能は、特に単位長あたりの減衰、伝搬速度および反射波の減
衰に関してかなり低下する。
【0007】 (発明の概要) よって、互いに接続された第1の端部を有する第1の絶縁された導体ワイヤお
よび互いに接続された第1の端部を有する第2の絶縁された導体ワイヤであって
、その第1のワイヤの数がその第2のワイヤの数と等しい第1および第2の導体
ワイヤと、この第1および第2のワイヤを収容する外側保持用シースとを備える
高周波放射用ケーブルは、その第1および第2のワイヤがこのケーブルの長手方
向の軸の周りで互いに撚り合わされること、第1の絶縁された導体ワイヤの第2
の端部および第2の絶縁された導体ワイヤの第2の端部はそれぞれケーブルの特
性インピーダンスと実質的に等しい負荷の各端子あるいは増幅器手段の入力端子
のいずれかに接続されることを特徴とする。増幅器の出力は、別の放射用ケーブ
ルの一端、たとえばアンテナと接続される。
【0008】 したがって、本発明によるケーブルは、4本以上で偶数本のワイヤを含む。た
とえば、このケーブルは、対をなして隣り合い、かつケーブルの長手方向の軸の
周りに実質的に対称をなす4本の導体ワイヤを備える。本発明による放射用ケー
ブルの別の変形例では、円周方向で等しい間隔に配置された6本の絶縁された導
体ワイヤを含み、そのうちの3本の第1のワイヤはケーブルの長手方向の直径面
の一方の面上にあり、かつ3本の第2のワイヤはこの直径面のもう一方の面上に
あるか、あるいは断面で見た場合に1つの円に沿って位置するようにして第1の
ワイヤのうちの1本が2本の第2のワイヤの中間でこれと隣接し、同様に第2の
ワイヤのうちの1本が2本の第1のワイヤの中間でこれと隣接する。
【0009】 このケーブルの効率は、第1および第2の導体ワイヤの第2の端部を、整合さ
せた負荷(すなわちそのケーブルの特性インピーダンスと実質的に等しいインピ
ーダンスをもつ負荷)と接続するか、あるいはその出力を別の放射用ケーブルや
アンテナと接続可能とした増幅器手段の入力端子と接続することにより、日本国
特許出願第60038902号に開示されているケーブルと比べ向上している。
【0010】 このワイヤは外側保持用シースの内部で互いに撚り合わされている、すなわち
すべてのワイヤは、したがって同じ螺旋ピッチを有する。日本国特許出願第60
038902に開示されているケーブルと比較して、2本の第1のワイヤおよび
2本の第2のワイヤをもつ本発明によるケーブルは、そのケーブルに沿って一定
の特性インピーダンスを有し、可撓性に優れ、さらに重要なことには、製造が容
易でありこのためより低価格である。このワイヤは、互いに撚り合わされると同
時に、単一の連続操作中で保持用シースまたは保持用シースを含む一組のシース
がはめ込まれる。
【0011】 実際には、第1の絶縁された導体ワイヤの第1の端部および第2の絶縁された
導体ワイヤの第1の端部は、放射用ケーブルと固定の送信局(たとえば、携帯移
動無線ネットワークの送信基地局)の間を接続する同軸フィーダ・ケーブルの外
部導体および内部導体にそれぞれ接続される。この接続は、ツイスト・ペアのフ
ィーダ・ケーブルにより同様に実施することが可能であり、また放射用ケーブル
は直接固定の送信システムに接続することが可能である。このケーブルの絶縁さ
れた導体ワイヤの一方の対の第1の端部および放射用ケーブルの絶縁された導体
ワイヤのもう一方の対の第1の端部は、それぞれフィーダ・ケーブルの2つの導
体、あるいは固定の送信システムの2つの端子と接続される。
【0012】 以降で記載するように、すべての導体ワイヤは同時に撚り合わされるが、本発
明では、漏話(crosstalk)を生じさせるという、2対のワイヤをもつ
従来のケーブルからの放射による悪影響を積極的に活用し、これらの影響を強調
する。これらの影響は主としてワイヤの対間の不平衡に起因する。
【0013】 ケーブルからの放射およびケーブル内のワイヤ対間の不平衡を増加させるため
、撚り合わされたワイヤは、一部で連続した前進性螺旋を形成し、また一部で連
続した逆行性螺旋を形成する。螺旋の方向は、たとえば8ないし12回の螺旋ピ
ッチ毎に変更される。
【0014】 ワイヤの前進性螺旋を有する撚り区間は、そのワイヤがケーブルの軸と実質的
に平行であるケーブル区間によって、ワイヤの逆行性螺旋を有する撚り区間と分
離することが好ましい。
【0015】 たとえば、第2の導体ワイヤとケーブルの長手方向の軸の周りで交替する第1
の導体ワイヤと、第1の導体ワイヤの組のいずれかは、ケーブルの長手方向の軸
の周りで第2の導体ワイヤの組と実質的に対称である。
【0016】 撚り合わされたワイヤの螺旋ピッチは、絶縁された導体ワイヤの外径の概ね1
0ないし50倍である。
【0017】 より一般的には、そのケーブル内の様々な要素間で不平衡を生じさせることに
より、放射を増加させることができる。こうした不平衡は、各種の導体ワイヤの
寸法の違い、あるいは各種の導体ワイヤ間の単位長あたりのキャパシタンスの違
いにより生じさせることができる。この単位長あたりのキャパシタンスの違いは
、絶縁された導体ワイヤの絶縁シースの厚さの違い、あるいは絶縁された導体ワ
イヤの絶縁に異なる誘電率をもつ絶縁材料を用いることにより生ずることがあり
得る。より一般的には、第1の導体ワイヤのうちの少なくとも1本と第2の導体
ワイヤのうちの少なくとも1本とは、ワイヤの導体コアの直径、ワイヤの絶縁シ
ースの厚さ、および絶縁シースの誘電率という3つのパラメータのうちの少なく
とも1つに関して互いに異なることがあり得る。
【0018】 別の実施形態によれば、絶縁された導体ワイヤは、円筒状の誘電シース内に埋
め込まれた導体コアを有することができる。
【0019】 高周波数で放射をするケーブルの単位長あたりの減衰は、導体の抵抗損に極め
て強い依存を示す。このケーブルが使用される1MHzから3GHzまでのある
特定の周波数では、電流は事実上導体の表面上のみを流れる。これらの抵抗損を
制限するため、導体の周辺部分の導電率をできるだけ大きく、導体の断面積の周
囲をできるだけ大きくする必要がある。よって、本発明による放射用ケーブル内
では、絶縁された導体ワイヤの各々は中心部分およびこの中心部分の周りの被覆
より形成される導電性のコアを備えることができる。この際、前記の被覆は、中
心部分と比較してより大きい導電率を有する導体材料により実施する。第1の導
体材料は、アルミニウムあるいは高濃度のアルミナを含むアルミニウム合金とす
ることができる。また第2の導体材料は、銅または銀、あるいは高濃度の銅や銀
を含む銅や銀の合金とすることができる。
【0020】 誘電テープにより絶縁された導体ワイヤの組を囲繞することができ、またこの
誘電テープは、絶縁された導体ワイヤのシースと外側保持用シースが互いにくっ
つき合わないようにするため外側保持用シースによって囲繞されることができる
。この誘電テープは、ケーブルの耐火性を高めるような材料により製造すること
ができる。たとえば、この誘電テープはガラス・シルク製や雲母鉱物製のテープ
である。
【0021】 ケーブルに沿って一定の特性インピーダンスが維持されるようにするため、互
いに隣接しない周回をもつ金属製テープ、または1本または複数本の金属製ワイ
ヤを、誘電テープと外側保持用シースの間の絶縁された導体ワイヤに螺旋状に巻
き付けることができる。互いに隣接しない周回をもつ金属製テープは、開口をも
つ金属製シールドにより代用できる。
【0022】 外側保持用シースは、そのケーブルが必要とする環境特性に応じて、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、エラストマあるいは無ハロゲンの耐火性材料により製造
することができる。
【0023】 本発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、本発明のい
くつかの好ましい実施形態に関する以下の記載を読めばより明瞭となるであろう
【0024】 (好ましい実施形態の説明) 図1および図2について説明すると、放射用ケーブルCRは、撚り合わされて
星状カッドを形成する4本の同一の絶縁された導体ワイヤF1ないしF4を備え
る。
【0025】 各ワイヤは、単線、あるいはケーブルの可撓性を向上させるため細い導体ワイ
ヤ群より構成される撚り線の導体コアCFであり、たとえばこの導体コアは焼な
まし銅製である。個々の絶縁シースGFはその導体コアを、他の3本のワイヤの
導体コアから絶縁する。別の実施の形態では、各絶縁された導体ワイヤのコアは
、1ミリメートル未満の直径をもつ、アルミニウム製または他の素材の濃度が低
いアルミニウム合金製の中央部分と、数10マイクロメートル厚の銅製または銀
製、あるいは他の素材の濃度が低い銅または銀の合金製であり、この中央部分を
囲繞するための被覆とを有しており、導体コアの周辺部分で導電率を増加させ、
これによりケーブルでの損失を減少させている。
【0026】 絶縁シースGFは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、シリコ
ーン、あるいは、たとえば中実である、多孔性である、または2層構造である材
料などとしたフッ素化された材料により製作される。
【0027】 外側保持用シースGは、絶縁された導体ワイヤF1ないしF4を囲繞し、これ
らのワイヤがこの保持用シースG内に埋め込まれないようにしてこれらを一体に
保持する。この保持用シースGは薄型で、架橋を有するまたは架橋を有しない熱
可塑性材料製あるいはエラストマ製であり、また、導体ワイヤF1ないしF4の
個々のシースGFが異なる色相が見られるように透明とすることができる。
【0028】 管状の保持用シースGの内部で、ワイヤF1ないしF4はケーブルの長手方向
の軸XXの周りに実質的に規則正しく撚り合わされ、断面で見た場合にワイヤF
1ないしF4の各々が正方形の角の点にくるようにする。図示した実施形態では
、ワイヤF1ないしF4は、時計回りで昇順に1から4まで番号付けしてあり、
第1のワイヤF1およびF3が対角線上で互いに反対側に位置し、第2のワイヤ
F2およびF4もまた対角線上で互いに反対側に位置している。より一般的には
、この構成では、そのケーブルはN本の第1のワイヤおよびN本の第2のワイヤ
であって、その第1のワイヤの各々が2本の第2のワイヤと長手方向で隣接し、
かつその逆の構成でもあり、Nは2に等しいか2を超える整数である第1および
第2のワイヤを備え、これらのワイヤはあらかじめ定めた螺旋ピッチPHで互い
に撚り合わされると共に、同時に保持用シースG内により被覆され、またこれら
は断面で見た場合にケーブルの長手方向の軸XXの周りに円周方向で規則正しく
配列される。
【0029】 図1に示す実施形態では、放射用ケーブルCRの第1のワイヤ(たとえば、対
角線上の反対側にあり第1対目のワイヤを構成するワイヤF1およびF3)の第
1の端部E11およびE13は、互いが接続されておりかつ同軸フィーダ・ケー
ブルCXの管状の外側導体CEの第1の端部に接続される自身の導体コアCFを
有する。また放射用ケーブルCRの第2のワイヤ(たとえば、対角線上の反対側
にあり第2対目のワイヤを構成するもう一方の2本のワイヤF2およびF4)の
第1の端部E12およびE14は、互いが接続されておりかつ同軸ケーブルCX
の内部導体CIの第1の端部に接続される自身の導体CFを有する。この2組の
2対1の接続は、放射用ケーブルCRと同軸ケーブルCXの間のインピーダンス
不整合が最小となる第1のコネクタCN1内で行われる。
【0030】 同軸ケーブルCXのもう一方の端部は、ケーブル・ヘッドTCと接続され、こ
のケーブル・ヘッドに包含される1つまたは複数の送信基地局から移動無線電話
端末へのダウンリンク方向の無線信号を放射用ケーブルCRを介して放出し、ま
た移動端末から送信基地局へのアップリンク方向の無線信号を放射用ケーブルC
Rを介して受信できるようにする。たとえば、少なくとも1つの同軸ケーブルC
Xはオフィス・ビルディングの各階の中央の回廊部の天井に設置した、本発明に
よるカッドタイプの放射用ケーブルCRの第1の端部と接続され、またビルディ
ングの屋上にある第2の端部まで延伸するビルディングの垂直ダクト内に固定さ
れる。この屋上には携帯移動電話ネットワーク用の、890MHzから947.
5MHzの帯域用のFRANCE TELECOM/GSM、902.5MHz
から960MHzの帯域用のSFR/GSMおよび1710MHzから1880
MHzの帯域用のBOUYGUES TELECOM/DCSという3種類の送
信基地局、並びに緊急用および無線呼び出しサービス用の470MHz未満の周
波数の送信機、または2.4GHzから2.4835GHzまでの帯域内でデー
タ伝送するためのワイヤレス式ローカル・エリア・ネットワークまでのアクセス
用ポートがある。カッドタイプの放射用ケーブルの各々は、ビルディングのそれ
ぞれの階内で、ケーブルの周囲に概ね20メートルの範囲内に放射を行う。
【0031】 放射用ケーブルCRの第1のワイヤF1およびF3の第2の端部E21および
E23は、互いに接続されると共に負荷CHの第1の端子B1に接続される自身
の導体CFを有し、また第2のワイヤF2およびF4の第2の端部E22および
E24は、互いに接続されると共に第2のコネクタCN2内の負荷CHの第2の
端子B2に接続される自身の導体CFを有する。従来技術による放射用同軸ケー
ブルと比較した場合、従来技術によるケーブルの外部導体および内部導体の各々
は、本発明による放射用ケーブルCR内では、撚り合わされたカッドからなる2
本のワイヤにより置き換えられている。
【0032】 別の実施の形態では、第1および第2の端部で互いに接続されている第1対お
よび第2対のワイヤF1−F3およびF2−F4は、別の第1対および第2対の
ワイヤF1−F2およびF3−F4、またはF1−F4およびF2−F3により
置き換えられる。断面で見た場合、各対のワイヤは、その各々の角の位置に絶縁
された導体ワイヤF1ないしF4が図2のように配置される正方形の辺の各端点
に位置する。より一般的には、断面で見た場合、互いに撚り合わされた2N本(
N≧2)のワイヤをもつケーブル内で、N本の第1のワイヤは、その2N個の角
で、ケーブルの直径の一方の側面にある正多角形の各角に配置され、またN本の
第2のワイヤはこのケーブル直径のもう一方の側面にあるこの多角形の各角に配
置される。
【0033】 ここ数10年間電話法では用いられたことがない、星形カッドに対する重信回
線で類推することにより、本発明による放射用ケーブルCRの単位長あたりのキ
ャパシタンスは、1対の導体ワイヤのCpairから次式により導き出される。 CCR=2.5Cpair
【0034】 放射用ケーブルCRの単位長あたりのインダクタンスLCRは、並列に接続さ
れた2対の導体ワイヤの単位長あたりのインダクタンスLpairに等しい。 LCR=Lpair/2
【0035】 高周波数での放射用ケーブルの特性インピーダンスZCRに関する次の式、 ZCR=√(LCR/CCR) により、放射用ケーブルCRおよびこの対のワイヤに対する特性インピーダンス
CRとZpairの次の関係が導き出される。 ZCR=Zpair/2.2
【0036】 したがって、導体ワイヤの撚り合わされた対より構成される放射用ケーブルを
、通常導体コアCFの直径の概ね2倍に等しい直径を有するポリエチレン製シー
スGFにより絶縁し、かつ概ね110Ωの特性インピーダンスを有するように製
作することは可能であるが、特性インピーダンスが50Ωのポリエチレンにより
絶縁したワイヤ対を設計することは不可能である。50Ωのワイヤ対は、比較的
大きな、たとえば4ないし5の誘電率を有するPVCや他の材料による絶縁によ
り得られる可能性はあるが、このようにすると減衰や伝搬速度などの他の伝送特
性に対して不利となる。
【0037】 したがって、本発明による放射用ケーブルCRにより、1対の特性インピーダ
ンス110Ωを、110/2.2=50Ωの特性インピーダンスに変換する。負
荷CHは、したがってZCR=50Ωに等しい。
【0038】 放射用ケーブルの単位長あたりの減衰αは、次式で表すことができる。 α=R/2ZCR 上式において、Rは放射用ケーブルの単位長あたりの抵抗値であり、したがっ
てR/4は導体ワイヤF1ないしF4の各々の単位長あたりの抵抗値である。特
性インピーダンスが一定の場合、単位長あたりの減衰αはワイヤの導体CFの直
径の関数として選択され、導体の直径が増加すると減少する。
【0039】 個々のシースGFの直径および導体コアCFの直径は、50Ωの特性インピー
ダンスおよび正しい単位長あたりの減衰を有する放射用ケーブルが得られるよう
に選択する。
【0040】 ケーブルからの放射を促進するためには、ワイヤの各対を過度に「平衡」、す
なわち対称とさせてはならない。1ないし2mmの導体コアCFの直径、並びに
絶縁された導体ワイヤF1ないしF4の直径に対して、したがって実質的にこの
値の2倍すなわち1.5ないし4mmのシースGFの直径に対して、ワイヤが機
械的に過荷重にならないようにし、かつ放射用ケーブルCRの可撓性を保持する
ために、ケーブルのピッチ、すなわちワイヤの螺旋ピッチPHは、シースGFの
直径の概ね10から50倍である。
【0041】 好ましい実施の一形態では、放射用ケーブルCRは、概ね50mmの螺旋ピッ
チPH、すなわち概ね100mの最大ケーブル長で概ね2000ピッチを有する
撚り合わされたカッドを含む。4本のワイヤF1ないしF4の各々は、直径が1
.5mmの中実の焼なまし銅製の導体コアCFおよび外径が2.8mmの中実あ
るいは多孔性のポリエチレン製の絶縁シースGFを有する。外側保持用シースG
は無ハロゲンの耐火性材料により製作され、ケーブルの外径を9.5mmに規定
する。50ΩのケーブルCRの特性インピーダンスを得るため、ケーブルの単位
長あたりの減衰は、150MHzで8.5dB/100m、450MHzで15
dB/100m、900MHzで21dB/100mおよび1800MHzで3
0dB/100mである。150MHzから1800MHzの範囲で、2mの位
置での結合損失は、70ないし80dBである。具体的には、最大ケーブル長は
2GHzまでの周波数に対しては概ね80m、1GHzまでの周波数に対しては
120mである。
【0042】 中実な導体コアCFの各々を、たとえば7本または19本の細線撚り線などの
細線の銅製導体ワイヤよりなる撚り線のコアで置き換えることにより、ケーブル
の可撓性は向上する。
【0043】 放射用ケーブルの最適化を求めるには、次に示す相矛盾する2つの現象、 ケーブル内のワイヤF1ないしF4の対称性がより不平衡となるにつれ放射が
増加すること、 ケーブルの不平衡が増大するに従って、信号の伝送にとってインピーダンス不
整合がより受容しがたいものとなること、 に配慮する必要がある。
【0044】 第2の実施形態では、ケーブルCRの4本のワイヤの配置に対して周期的な不
平衡を導入することによって、伝送に対して過度の不利益を及ぼさずに放射を増
加させる。結果として得られるインピーダンス不整合は、スペクトル全体で分割
されることはなく、特定の周波数およびその高調波に集中する。具体的には、こ
れらの周波数は禁止周波数であり、無線電話の有効な帯域の外部に位置するよう
に選択する。
【0045】 図3に示す第2の実施形態では、第1の実施形態のケーブルCRと同じ寸法お
よび材料特性を有するケーブルCRaは、撚りの方向が500mm毎に反転する
という点で、第1の実施形態のケーブルCRと異なる。すなわち撚りのピッチL
が50mmの場合、そのケーブルは、全長がLの連続した10回の前進性螺旋を
含み、次いで全長がLの連続した10回の逆行性螺旋を含むというように螺旋が
繰り返される。撚りの方向を反転させることにより、周波数400MHz、およ
び400MHzの倍数にあたる周波数800MHz、1200MHz、1600
MHz、2000MHzでインピーダンス不整合が生成される。これらの周波数
が禁止周波数となる。
【0046】 図3に示す第2の実施形態の一変形例では、放射電力をさらに増加させるため
、絶縁された導体ワイヤF1ないしF4の螺旋状の巻き付けを、前進性螺旋から
逆行性螺旋へ、あるいはこの逆方向に直ぐに反転させずに、導体ワイヤF1ない
しF4がケーブルの軸XXと実質的に平行となる長さLPのケーブル区間を経由
させるようにする。長さLPは、ワイヤF1ないしF4の螺旋のピッチPHと概
ね等しくすることができる。
【0047】 別の変形例では、ケーブルの不平衡は、たとえば、ワイヤF1ないしF4の4
本の導体CF間、あるいはワイヤの対F1−F3およびF2−F4の導体間での
、シースの寸法の違いおよび/またはシースの誘電率の違いにより強調される。
より一般的には、2N=4本の絶縁された導体ワイヤF1ないしF4の少なくと
も2本は、ワイヤの導体コアCFの直径、ワイヤの絶縁シースGFの厚さ、絶縁
シースGFの誘電率および導体コアCFの材料あるいは設計というパラメータの
うちの少なくとも1つに関して互いに異なる。
【0048】 第1および第2の実施形態の別の変形例では、図4に示す誘電セパレータ・テ
ープRDにより2N=4本の絶縁された導体ワイヤF1ないしF4を囲繞し、次
にこのテープは外部保持用シースGにより囲繞を受ける。このテープは、保持用
シースGの押し出し成形の間にワイヤF1ないしF4のシースGFに対して熱保
護を提供し、ワイヤ・シースGFと外側保持用シースGが互いにくっつき合うの
を防ぐ。テープRDは、たとえば、ポリエステル製、ポリプロピレン製、あるい
は均一なクラフト紙製である。誘電テープRDはまた、ケーブルの耐火性を向上
させる材料により製作することもできる、たとえばテープRDはガラス・シルク
製や雲母鉱物製のテープである。
【0049】 図5に示すように、金属製テープRMは、2N=4本からなる絶縁された導体
ワイヤF1ないしF4の組の周りに螺旋状に巻き付けられ、好ましくは、誘電テ
ープRDの上側で外側保持用シースGの下側に配置する。テープRMは、周回が
隣接しないように巻き付けられる、この意味は、金属製テープまたは幾つかの金
属製テープの2つの螺旋状周回が、たとえばその幅が金属製テープの幅と実質的
に等しいかあるいはその幅の2倍である螺旋体ギャップにより分離されるという
意味である。概ね1GHzという高周波数では、この金属製テープRMは、螺旋
体ギャップを通してエネルギーを放射させるのに役立つと共に、放射用ケーブル
CRが特性インピーダンスZCRを一定の値に保持するのに役立つ。
【0050】 別の変形例では、互いに隣接しない周回をもつ金属製テープは、2N=4本の
絶縁された導体ワイヤF1ないしF4または誘電テープRDの周りの、間隙を残
した、1本または複数本の互いに隣接しない周回をもつ金属製ワイヤにより置き
換えられ、あるいは、放射された電磁場を通すことができる開口を組み込んだ別
のいかなる金属製シールドによっても置き換えられる。
【0051】 本発明によるケーブルの製作を経済的なものとするため、2N本の絶縁された
導体ワイヤの撚り合わせ、テープRDおよび/またはRMの巻き付け(適用可能
な場合)、および保持用シースGの押し出し成形は単一の操作により実施する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ケーブル・ヘッドと接続された本発明による放射用ケーブルの長手方向の模式
透視図である。
【図2】 本発明による放射用ケーブルの断面模式図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態によるケーブルの軸と平行な導体ワイヤの移行部であ
って、本発明の第2の実施形態の一変形例によりワイヤの前進性螺旋部とワイヤ
の逆行性螺旋の間に位置する移行部を示す透視図である。
【図4】 誘電テープを有する本発明によるケーブルの断面図である。
【図5】 誘電テープおよび互いに隣接しない周回をもつ金属製テープを有する本発明に
よるケーブルの一端の長手方向の透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続された第1の端部を有する第1の絶縁された導体
    ワイヤおよび互いに接続された第1の端部を有する第2の絶縁された導体ワイヤ
    であって、前記第1のワイヤの数が前記第2のワイヤの数と等しい第1および第
    2の導体ワイヤと、前記第1および第2のワイヤを収容する外側保持用シースと
    を備える高周波放射用ケーブルであって、前記第1および第2ワイヤは前記ケー
    ブルの長手方向の軸の周りで互いに撚り合わされ、前記第1の絶縁された導体ワ
    イヤの第2の端部および前記第2の絶縁された導体ワイヤの第2の端部はそれぞ
    れケーブルの特性インピーダンスと実質的に等しい負荷の各端子あるいは増幅器
    手段の入力端子のいずれかに接続される高周波放射用ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁された導体ワイヤの前記第1の端部および前
    記第2の絶縁された導体ワイヤの前記第1の端部がそれぞれフィーダ・ケーブル
    の2つの導体あるいは固定の送信システムの2つの端子に接続される請求項1に
    記載の放射用ケーブル。
  3. 【請求項3】 ワイヤの撚りが一部で連続する前進性螺旋であり、かつ一部
    で連続する逆行性螺旋である請求項1に記載の放射用ケーブル。
  4. 【請求項4】 前進性螺旋をもつワイヤの撚り区間が、そのワイヤが前記ケ
    ーブルの軸と実質的に平行であるケーブル区間によって、逆行性螺旋をもつワイ
    ヤの撚り区間と分離されている請求項3に記載の放射用ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記ケーブルの長手方向の軸の周りで、前記第1の導体ワイ
    ヤと前記第2の導体ワイヤとが交替する請求項1に記載の放射用ケーブル。
  6. 【請求項6】 前記第1の導体ワイヤの組が、前記第2の導体ワイヤの組と
    前記ケーブルの長手方向の軸に関して実質的に対称である請求項1に記載の放射
    用ケーブル。
  7. 【請求項7】 前記撚り合わされたワイヤが、前記絶縁された導体ワイヤの
    外径の概ね10ないし50倍で施された螺旋ピッチを有する請求項1に記載の放
    射用ケーブル。
  8. 【請求項8】 前記第1の導体ワイヤの少なくとも1本と前記第2の導体ワ
    イヤの少なくとも1本とは、前記ワイヤの導体コアの直径、前記ワイヤの絶縁シ
    ースの厚さ、および絶縁シースの誘電率という3つのパラメータのうちの少なく
    とも1つに関して互いに異なっている請求項1に記載の放射用ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記絶縁された導体ワイヤが、円筒状の誘電シース内に埋め
    込まれた導体コアを有する請求項1に記載の放射用ケーブル。
  10. 【請求項10】 前記第1および第2の絶縁された導体ワイヤの各々が、中
    央部分とこの中央部分を取り囲む被覆からなる導電性のコアを有し、前記の被覆
    が中央部分の材料よりもより大きな導電率を有する導体材料により製作される請
    求項1に記載の放射用ケーブル。
  11. 【請求項11】 前記絶縁された導体ワイヤの組を囲繞し、かつ前記外側保
    持用シースにより囲繞される誘電テープを含む請求項1に記載の放射用ケーブル
  12. 【請求項12】 前記4本の絶縁された導体ワイヤの組の周りに螺旋状に巻
    き付けられた互いに隣接しない周回をもつ金属製テープを含む請求項1に記載の
    放射用ケーブル。
  13. 【請求項13】 前記4本の絶縁された導体ワイヤの組の周りに螺旋状に巻
    き付けられ、かつ前記誘電テープと前記外側保持用シースの間を延伸する、互い
    に隣接しない周回をもつ金属製テープを含む請求項11に記載の放射用ケーブル
  14. 【請求項14】 前記互いに隣接しない周回をもつ金属製テープが1本また
    は数本の金属製ワイヤ、あるいは開口をもつ金属製シースにより置き換えられて
    いる請求項12に記載の放射用ケーブル。
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