JP2606105Y2 - 光複合螺旋漏洩同軸ケーブル - Google Patents
光複合螺旋漏洩同軸ケーブルInfo
- Publication number
- JP2606105Y2 JP2606105Y2 JP1993022514U JP2251493U JP2606105Y2 JP 2606105 Y2 JP2606105 Y2 JP 2606105Y2 JP 1993022514 U JP1993022514 U JP 1993022514U JP 2251493 U JP2251493 U JP 2251493U JP 2606105 Y2 JP2606105 Y2 JP 2606105Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- leaky coaxial
- spiral
- outer conductor
- optical composite
- Prior art date
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- Communication Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、螺旋漏洩同軸ケーブル
と光ファイバケーブルとの複合ケーブルに関し、一本の
ケーブルで電気信号と光信号とを同時に伝送できるよう
にしたものである。
と光ファイバケーブルとの複合ケーブルに関し、一本の
ケーブルで電気信号と光信号とを同時に伝送できるよう
にしたものである。
【0002】
【従来技術】螺旋漏洩同軸ケーブルは、外部導体、ある
いは内部導体と外部導体の双方がテープ状または線状導
体を螺旋状に間隙を有するように巻き付けて形成されて
いるものである。また、一本または複数本の糸状の絶縁
体が導体の螺旋状の間隙に沿って巻かれており、この螺
旋漏洩同軸ケーブルに入力された高周波信号は、糸状の
絶縁体部分より外部に漏洩放射される。上述の螺旋漏洩
同軸ケーブルは、移動体通信や構内無線に広く用いられ
ている。このような無線通信を行う一方で、多重通信や
光情報伝送を同時に行うニーズがある。例えば、道路ト
ンネル内に螺旋漏洩同軸ケーブルを布設して走行車両に
道路案内情報をサービスしながら、トンネル内をITV
監視したいというニーズがある。このようなニーズに対
して、従来、道路案内情報用に螺旋漏洩同軸ケーブルを
1本はり、ITV監視用に光ファイバケーブルをさらに
1本別に布設していた。
いは内部導体と外部導体の双方がテープ状または線状導
体を螺旋状に間隙を有するように巻き付けて形成されて
いるものである。また、一本または複数本の糸状の絶縁
体が導体の螺旋状の間隙に沿って巻かれており、この螺
旋漏洩同軸ケーブルに入力された高周波信号は、糸状の
絶縁体部分より外部に漏洩放射される。上述の螺旋漏洩
同軸ケーブルは、移動体通信や構内無線に広く用いられ
ている。このような無線通信を行う一方で、多重通信や
光情報伝送を同時に行うニーズがある。例えば、道路ト
ンネル内に螺旋漏洩同軸ケーブルを布設して走行車両に
道路案内情報をサービスしながら、トンネル内をITV
監視したいというニーズがある。このようなニーズに対
して、従来、道路案内情報用に螺旋漏洩同軸ケーブルを
1本はり、ITV監視用に光ファイバケーブルをさらに
1本別に布設していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、螺旋漏洩同軸ケーブルの他に光ファイバケーブ
ルを1本別に布設すると、工事時間が長くなるととも
に、工事費用も増加するという問題があった。
ように、螺旋漏洩同軸ケーブルの他に光ファイバケーブ
ルを1本別に布設すると、工事時間が長くなるととも
に、工事費用も増加するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】本考案は上記問題
点を解決した光複合螺旋漏洩同軸ケーブルを提供するも
ので、テープ状または線状導体を螺旋状に間隙を有する
ように巻回して形成された外部導体を有する螺旋漏洩同
軸ケーブルであって、前記外部導体の螺旋状の間隙に沿
って光ファイバ心線を螺旋状に巻回したことを特徴とす
るものである。このように、外部導体の螺旋状の間隙に
沿って光ファイバ心線(光ファイバケーブルを含む)を
螺旋状に巻回して螺旋漏洩同軸ケーブルを複合化する
と、光ファイバ心線そのものが絶縁物であるため、電波
放射への影響を殆ど無視することができるので、1本の
ケーブルに、電波漏洩放射機能(螺旋漏洩同軸ケーブル
の機能)と情報伝送機能(光ファイバの機能)を兼ね備
えることができる。従って、1本のケーブルを布設する
ことにより、多重通信や光情報伝送を同時に行うことが
できるので、従来に比較して、布設工事時間を短縮し、
工事費用も削減することができる。なお、本発明の光複
合螺旋漏洩同軸ケーブルを製造する場合、外部導体の螺
旋巻回と同時に光ファイバ心線を螺旋巻回することがで
きるので、複合化のために製造コストが上昇することは
ない。
点を解決した光複合螺旋漏洩同軸ケーブルを提供するも
ので、テープ状または線状導体を螺旋状に間隙を有する
ように巻回して形成された外部導体を有する螺旋漏洩同
軸ケーブルであって、前記外部導体の螺旋状の間隙に沿
って光ファイバ心線を螺旋状に巻回したことを特徴とす
るものである。このように、外部導体の螺旋状の間隙に
沿って光ファイバ心線(光ファイバケーブルを含む)を
螺旋状に巻回して螺旋漏洩同軸ケーブルを複合化する
と、光ファイバ心線そのものが絶縁物であるため、電波
放射への影響を殆ど無視することができるので、1本の
ケーブルに、電波漏洩放射機能(螺旋漏洩同軸ケーブル
の機能)と情報伝送機能(光ファイバの機能)を兼ね備
えることができる。従って、1本のケーブルを布設する
ことにより、多重通信や光情報伝送を同時に行うことが
できるので、従来に比較して、布設工事時間を短縮し、
工事費用も削減することができる。なお、本発明の光複
合螺旋漏洩同軸ケーブルを製造する場合、外部導体の螺
旋巻回と同時に光ファイバ心線を螺旋巻回することがで
きるので、複合化のために製造コストが上昇することは
ない。
【0005】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を詳細に説明する。図1は本考案にかかる光複合螺旋漏
洩同軸ケーブルの一実施例の斜視図である。図中、1は
フェライトコア、2は内部導体、3は絶縁体、4は外部
導体、5は外被、6は支持線である。すなわち図1のも
のは自己支持型のケーブル例である。さて、この実施例
にあって、内部導体2および外部導体4は、複数の銅線
を横巻きにして構成され、光ファイバ心線7、8が銅線
の隙間を保持するように銅線に沿って同様に横巻きされ
ている。なお、光ファイバ心線7は必要なければ省略す
ることができる。図2は本考案にかかる他の実施例の斜
視図である。本実施例では、内部導体2は直線状の銅線
からなり、外部導体4のみに光ファイバ心線9が銅線の
隙間を保持するように銅線に沿って横巻きされている。
ここで図1における内部導体2、外部導体4及び図2に
おける外部導体4は共に複数の銅線を横巻きしたもので
あるが、例えば銅テープやアルミテープを隙間ができる
ように横巻きし、この隙間に光ファイバ心線を横巻きし
てもよい。
を詳細に説明する。図1は本考案にかかる光複合螺旋漏
洩同軸ケーブルの一実施例の斜視図である。図中、1は
フェライトコア、2は内部導体、3は絶縁体、4は外部
導体、5は外被、6は支持線である。すなわち図1のも
のは自己支持型のケーブル例である。さて、この実施例
にあって、内部導体2および外部導体4は、複数の銅線
を横巻きにして構成され、光ファイバ心線7、8が銅線
の隙間を保持するように銅線に沿って同様に横巻きされ
ている。なお、光ファイバ心線7は必要なければ省略す
ることができる。図2は本考案にかかる他の実施例の斜
視図である。本実施例では、内部導体2は直線状の銅線
からなり、外部導体4のみに光ファイバ心線9が銅線の
隙間を保持するように銅線に沿って横巻きされている。
ここで図1における内部導体2、外部導体4及び図2に
おける外部導体4は共に複数の銅線を横巻きしたもので
あるが、例えば銅テープやアルミテープを隙間ができる
ように横巻きし、この隙間に光ファイバ心線を横巻きし
てもよい。
【0006】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の光複合螺
旋漏洩同軸ケーブルは、テープ状または線状導体を螺旋
状に間隙を有するように巻回して形成された外部導体を
有する螺旋漏洩同軸ケーブルであって、前記外部導体の
螺旋状の間隙に沿って光ファイバ心線を螺旋状に巻回し
ているため、1本のケーブルを布設することにより、多
重通信や光情報伝送を同時に行うことができるので、従
来に比較して、布設工事時間を短縮し、工事費用も削減
することができるという優れた効果がある。なお、本考
案の光複合螺旋漏洩同軸ケーブルは、複合化により製造
コストが上昇することがない。
旋漏洩同軸ケーブルは、テープ状または線状導体を螺旋
状に間隙を有するように巻回して形成された外部導体を
有する螺旋漏洩同軸ケーブルであって、前記外部導体の
螺旋状の間隙に沿って光ファイバ心線を螺旋状に巻回し
ているため、1本のケーブルを布設することにより、多
重通信や光情報伝送を同時に行うことができるので、従
来に比較して、布設工事時間を短縮し、工事費用も削減
することができるという優れた効果がある。なお、本考
案の光複合螺旋漏洩同軸ケーブルは、複合化により製造
コストが上昇することがない。
【図1】本考案にかかる光複合螺旋漏洩同軸ケーブルの
一実施例の斜視図である。
一実施例の斜視図である。
【図2】本考案にかかる光複合螺旋漏洩同軸ケーブルの
他の実施例の斜視図である。
他の実施例の斜視図である。
1 フェライトコア 2 内部導体 3 絶縁体 4 外部導体 5 外被 6 支持線 7、8、9 光ファイバ心線
Claims (1)
- 【請求項1】 テープ状または線状導体を螺旋状に間隙
を有するように巻回して形成された外部導体を有する螺
旋漏洩同軸ケーブルであって、前記外部導体の螺旋状の
間隙に沿って光ファイバ心線を螺旋状に巻回したことを
特徴とする光複合螺旋漏洩同軸ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022514U JP2606105Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 光複合螺旋漏洩同軸ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022514U JP2606105Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 光複合螺旋漏洩同軸ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677118U JPH0677118U (ja) | 1994-10-28 |
JP2606105Y2 true JP2606105Y2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=12084879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993022514U Expired - Fee Related JP2606105Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 光複合螺旋漏洩同軸ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606105Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1993022514U patent/JP2606105Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677118U (ja) | 1994-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |