JPS62280704A - 単一偏波光フアイバおよびその製造方法 - Google Patents

単一偏波光フアイバおよびその製造方法

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JPS62280704A
JPS62280704A JP61123644A JP12364486A JPS62280704A JP S62280704 A JPS62280704 A JP S62280704A JP 61123644 A JP61123644 A JP 61123644A JP 12364486 A JP12364486 A JP 12364486A JP S62280704 A JPS62280704 A JP S62280704A
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optical fiber
base material
cladding
marker
core
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JP61123644A
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Kazunori Senda
千田 和憲
Itaru Yokohama
横浜 至
Juichi Noda
野田 壽一
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、クロストークの極めて小さい偏波保持光ファ
イバカップラを作成するのに好適な車−偏波光ファイバ
およびその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 光ファイバ製造技術の進展に伴ない、直線偏波を主軸に
沿って長距離にわたって安定に保存する単一モード光フ
ァイバが開発され、単一偏波光ファイバと呼ばれて光通
信や光ファイバセンサの分野に新たな進歩を生み出すも
のと朗待されている。特に、単一偏波光ファイバを用い
た偏波保持光ファイバカップラは、コヒーレント光伝送
、光ファイバセンサ等の構成部品として重要な位置を占
めている。
かかる偏波保持光ファイバカップラとして、従来から第
3図に示す構造が提案されている。
第3図において、2木の直線偏波保持性光ファイバ1−
18.2−28は、その一部が融着・延伸されている。
直線偏波光保持性光ファイバ1.la、2゜28の各々
は、コア4aの周囲のクラッド4bに応力付与部5を宥
し、この応力付与部5で定まるファイバ主軸6a、 6
bが、融着・延伸部3の断面において、ファイバ1−1
aと2−28との開で互いに平行に揃うように、ファイ
バ1.la、2.2aが配列されている。
ファイバ1に入射した直線偏光8は、ファイバで、それ
ぞれファイバla、 2aから出射する。
第4図(a)〜(d)は、従来の偏波光ファイバを用い
たカップラの作成手順を示すものである。
第4図(a) は、従来使用されている光ファイバの被
覆材を除去した状態の断面図であり、図示の光ファイバ
は、コア4aと、コア4aを囲むクラッド4bと、コア
4aの相対向する両側に配置され、クラッド4bの熱膨
張係数と異なる熱膨張係数を有する応力付与部5とを具
備して構成されている。
この光ファイバは、例えば、外形125μm、コア径6
.5 μm、比屈折率差△=0、イ机カットオフ波長λ
c =1.1 μmのシングルモード光ファイバである
そして、カップラ作成の工程は以下の通りである。まず
、第4図(b)  に示すように、2木の光ファイバ1
および2の中央部分の被覆材を除去し、顕m鏡20で光
ファイバ側面から応力付与部5を観察する。その際、光
ファイバ1および2は、屈折率整合液に侵し観察を容易
にし、必要に応じて光ファイバを回転させて、所望の配
列に、例えば、各光ファイバ1および2の応力付与部5
によって形成される主軸面が互いに平行に、位置するよ
うに揃える。
次いで、光ファイバlおよび2の融着を助けるために、
配列した光ファイバ1および2の側面に5i02系ガラ
ス微粒子を薄く堆積する。
続いて、酸素プロパン炎で上記配列部を加熱することに
よって、第4図(C)に示すように、両ファイバ1と2
とを平行に融着する。
最後に、融若部を加熱しつつ、光ファイバ1および2の
支持台を移動し、第4図(di に示すように、テーパ
状に延伸する。この延伸により、ファイバ外径とともに
コア径が小さくなり、光電界の広がりが増し、2つのコ
ア48間に光結合が生ずるカップラ部分3が形成される
このような偏波保持カップラにおいて重要なパラメータ
としては、挿入損失とクロストークが挙げられる。
挿入損失に関しては、2つの光ファイバ1および2のそ
れぞれの応力付与部5の配列とは無関係であるが、クロ
ストークに関しては重要な影響がある。
例えば、第5図(a) に示すように、2つの光ファイ
バ1および2の容土1jiIhx iおよびX2に配列
角度△θが有るとき、第5図(b) に示すように、融
着延伸されたカップラ部分3にも主軸X1′ およびX
2′の角度誤差△θ′が残る。
実験の結果、第5図(b)の配列の場合には、融着前の
2つの光ファイバ1および2の各主軸xl′およびX2
′の配列角度誤差△θと、融着延伸されたカップラ部分
3における主@X工′およびx2′の角度誤差△θ′ 
との関係は、次の如くであった。
△θ′ ≠06 へθ             (1
)そして、カップラ部分3の角度誤差とクロストークX
Tとの関係は、 XT=10 1o3  [tan2 (△θ’   )
][dB]                    
(2)で与えられる。
ここで、光ファイバの配列角度誤差△θとクロストーク
の関係を第6図に示す。第6図からは、クロストークが
一40dB以下の偏波保持カップラを作成するためには
、 △θ≦0.95°           (3)でなけ
ればならない。
しかし、従来のようにクラッドが円形の先ファイバを用
いる場合には、配列誤差△θ≠5°程度が限度であり、
従って、クロストークも一25dB以下のカップラは得
られないという困難さがあった。
また、たとえ偶然に、△θ押1°の配列が達成されたと
しても、融着延伸の1際にファイバが回転してクロスト
ークが劣化するという欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のように、クラッドが円形をなしている単一偏波光
ファイバを用いて単一偏波光ファイバカップラを作成す
ると、主軸配列誤差が大きく、クロストークが十分小さ
いカップラを実現できなかった。
そこで、本発明の目的は、主軸の配列を容易に行うこと
ができ、かつ配列誤差を極めて小さくすることのできる
単一偏波光ファイバを提供することにある。
本発明の他の目的は、主軸の配列を容易に行うことがで
き、かつ配列誤差を極めて小さくすることのできる車−
偏波光ファイバを簡単な工程で容易に製造することので
きる製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明のφ−−偏諸
光ファイバでは、クラッドの最外周に位置決め用のマー
カを軸方向に溶融付着する。
すなわち、本発明車−偏波光ファイバは、コアと、コア
を囲むクラッドと、クラッド内においてコアの相対向す
る両側に配置され、クラッドの熱膨張係数と異なる熱膨
張係数を有する応力付与部と、応力付与部により規定さ
れる主軸面に対して角度αにあるクラッドの最外周にお
いて、クラットの軸方向に沿って、設けた位置決め用の
マーカとを具備し、角度αを、 但し、dはマーカの外径 りはクラッドの外径 により定めたことを特徴とする。
本発明単一偏彼光ファイバの製造方法では、単一偏波光
ファイバに線引きするに先立ち、単一偏波光ファイバ用
母材の最外周の所望の位置に位置決め用マーカを溶融付
着し、しかる後に線引きを行って単一偏波光ファイバを
形成する。
すなわち、本発明製造方法の−の形態は、コアと、コア
を囲むクラッドと、クラッド内においてコアの相対向す
る両側に配置され、クラッドの熱膨張係数と異なる応力
付与部とを具備した単一偏波光ファイバ用母材の最外周
に位置決め用のマーカ母材を溶融付着し、しかる後、光
ファイバ線引炉中に、マーカ母材の溶融付着した単一偏
波光ファイバ用母料を挿入して加熱して溶融しながら延
伸して、位置決め用マーカの設けられた単一偏波光ファ
イバを形成することを特徴とする。
本発明単一偏彼光ファイバの製造方法の他の形態では、
単一1扁波光ファイバ用母材とマーカ用母材を先ファイ
バ線引炉に同時に挿入し、マーカ用母材が単一偏波光フ
ァイバ母材の所望の位置にくるようにして両者を溶融加
熱しながら延伸することによって、単一偏波光ファイバ
を形成する。
すなわち、本発明製造方法の第2の形態は、コアと、コ
アを囲むクラッドと、クラッド内においてコアの相対向
する両側に配置され、クラットの熱膨張係数と異なる応
力付与部とを具備した単一偏波光ファイバ用母材および
マーカ母材を光ファイバ線引炉中に挿入し、単一偏波光
ファイバ用母材の最外周に位置決め用のマーカ母材を沿
わせて加熱しながら溶融しながら延伸することにより、
位置決め用マーカの設けられた単一偏波光ファイバを形
成することを特徴とする。
[作 用] 本発明は、単一偏波光ファイバカップラのクロストーク
劣化要因を鋭意検討した結果、カップラ製造に使用する
単一偏波光ファイバの主軸を短時間で精度よく配列する
ために、単一偏波光ファイバの外周に位置決め用のマー
カを設けることでよい結果を得るに至った。
さらに加えて、このマーカは、ファイバ外周に設けてい
るため、このマーカ部はカップラ製造の融着時に溶着剤
および空隙充填剤として働き、融着部の応力付与部の大
幅な変形を防止するのにも役立つ。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(a)および(b)は、本発明単一偏波光ファイ
バの一実施例である。
第1図(a)に示す光ファイバ1は、コア4aと、その
コア4aを囲むクラッド4bとを有し、クラット4bに
は、コア4aの相対向する両側にクラッド4bと熱膨張
係数の異なった一対の応力付与部5を主軸6a上に設け
る。さらに、この主軸6aと角度αをなす半径方向のク
ラッド最外点15に接してマーカ16を溶融付着する。
ここで、かかる単一偏波光ファイバ1において、クラッ
ド4bの外径D、マーカ16の外径dおよび角度αの関
係を、 で表わされるように定めるものとする。
第1図(a) に示した単一偏波光ファイバ1の諸元の
一例を示すと、マーカを除いたファイバクラッド4bの
外径は125 μm、コア4aの直径は6.5μm1コ
ア部の比屈折率差 へ=0.4%、カットオフ波長 λ
c=1.1μm、応力付与部5の直径は40μmとし、
応力付与部5には屈折率を低下させるドーパントとして
B2O3を15mo1%と、屈折率を増加させるドーパ
ントとしてGem2を3mo1%含んでおり、両ドーパ
ントの添加量のバランスにより応力付与部5の屈折率差
がクラッド4bと同一になるように制御するものとする
このファイバ自体のクロストークは、lom長で−46
dBであった。
さらに、主@116aと角度α=50°をなす位置に、
(4)式により定めた直径d=38.2μmの石英ガラ
ス製円柱を、マーカ16として、光ファイバの軸方向に
連続して溶融付着した。
第1図(a) には、ファイバ1と同様のファイバ2を
破線で示しているが、これら2木のファイバ1および2
を配列した場合には、光ファイバ1および2の外径とマ
ーカ16の外径との幾何学的な関係を(4)式に定める
ことにより、それぞれの主軸6aを容易に平行に配列で
き、主軸配列誤差△θをl°以下にすることができる。
すなわち、本発明によれば、経験や勘によったり、また
は主軸合わせ用の顕微鏡を使用したり、顕微鏡用の偏光
光源等の照明を必要としない。
第1図(C)の実線で示した部分は、第1図(a)の実
線で示した部分と基本的な構成は同じであるが、マーカ
の位置および形状が異なったものである。
ここに示すマーカ16’ 以外の単一偏波光ファイバの
諸元は上述した場合と同一で、マーカ1B’ のみが、
材質は石英ガラスに屈折率および融点を下げるためのド
ーパントとしてB2O3を3 mo1%含み、屈折率を
高めるが、融点を下げるためのドーパントとしてP2O
3を2m01%含んでおり、これらドーパントの添加量
のバランスにより、屈折率差はクラッド4bと同一にな
るように制御しである。
溶融温度は石英に比して約200℃低下するように調整
しである。
また、本例におけるマーカ16’ は、主軸6aと角度
α=50°をなす位置に光ファイバの軸方向に溶融付着
してあり、その断面は、上例の円形から変形した形状と
なっている。
第1図(C) には破線で示した部分も含めて、2木の
光ファイバ1および2を配列した場合を示しであるが、
この場合はマーカI8’ が円形から変形しているため
、第1図(a)の例のように外径合わせによって主軸を
配列することができない。したがって、この場合には、
マーカ16’ が互いに対向するように直線上に並べ、
次いでそれぞれのファイバ1および2を逆方向に40°
ずつ回転させることによフて主軸6aを容易に平行に配
列でき、その配列誤差はファイバの回軸精度を0.1°
以下とすれば、容易に△θを1°以下にすることができ
る。
第1図(a) また・は(c)のように、2本の単一偏
波光ファイバを配列した後、第4図(a)〜(d)の従
来例に関連して説明した場合と同様に、ファイバ1およ
び2の側面に5i02系ガラス微粒子を薄く堆積した後
、酸素プロパン炎で上記配列部を加熱することによって
ファイバを平行に融着した。次に融着部を加熱しつつ、
光ファイバの支持台を移動してテーパ状に延伸し、カッ
プラ部分3を作成した。
このようにして作成されたカップラ部分3の断面図を第
1図(b)および(d)に示す。加熱して延伸すること
によりカップラ部分3の融着して一体化したクラッド4
bの表面は丸くなり、また、応力付与部5が楕円形にな
っている。しかし、融着延伸の際にファイバが回転する
ことなく、応力付与部5によって規定される主軸同士は
平行に配列されていることが分かる。
このようにして作成した20本の単一偏波光ファイバカ
ップラのクロストークは、第1図(a)の場合、平均で
一40dB%最良値は一43dB、最悪値で−35dB
であった。
また、第1図(C)の場合は、平均で一39dB、最良
値は一43dl1%最悪値で一33dBであった。
これに対して、従来の方法で作成した場合には、平均で
一20dBであり、本発明により、約20dBの特性改
良がなされた。
なお、本発明で作成したカップラの主軸配列誤差を式(
2)を用いて逆算すると、Δθ′≦0,6゜(△θ≦1
0°)となり、改善されたことがわかる。
第2図(a)および(b)は、本発明単一偏波光ファイ
バの製造方法の一実施例における順次の工程の説明図で
ある。
第2図(a)では、単一モード光ファイバ母材21の外
周に石英ガラスのマーカ用母材22を平行に溶融付着す
る。
次いで、この2木の母材21と22の中心を結んだ釉x
3を基準として、角度αの位置にあるl1ll X 4
を割り出す。
第2図(b)はこのようにして割り出した釉X4の上に
コア用母材25に対し対称の位置にドリル加工で2個の
穴23を開けた母材、およびこれらの穴23に充填する
2木の応力付与用母材24を示している。
最後に、応力付与用母材24を母材21の穴に充填した
ものを線引炉に通して加熱し溶融しながら延伸すること
により、単一偏波光ファイバを形成する。
次に、第2図(a)および(b) に示した母材の諸元
例を述べる。母材21の外径は25mmφで、コア径は
1.3+nmφであり、VAD法で全合成したものであ
る。マーカ用母材22としては、外径7.64mmφの
石英ガラス棒を用いた。母材21とマーカ用母材22の
熔融付着はこれら母材の上端と下端を酸水素炎で加熱し
て行った。
また、角度αの割り出しは、ロータリーエンコーダを用
いて0.01”の精度で行い、穴23の径は8mmφと
なるように超音波ドリルを用いて加工した。
応力付与部の母材24としては、B20.と GeO2
を添加した外径7.8mmφの石英ガラス棒を用いた。
また、線引き温度は2000℃となるようにし、張力1
5グラム、線引速度50m 7分で行った。さらに、線
引きして得られたファイバの外周には、シリコーン樹脂
を厚み約100μmはど被覆して、単一偏波用光ファイ
バとした。
このようにして製造した単一偏波用光ファイバの寸法は
第1図(a)の諸元例に示したものとなり、十分に本発
明の効果を明らかにする結果を得た。
次に本発明製造方法の他の形態の実施例について示す。
この実施例の基本構成は第2図(a)および(b)と同
一であるが、マーカ用母材22の材質が上述した例と異
なるため、マーカ用母材22と単一モード光ファイバ母
材21とは第2図(a)の段階では溶着されていない。
マーカ用母材22として、B2O3を3 mo1%、P
2O5を2 mo1%含んだ石英ガラス棒を用いると、
その溶融温度は石英に比較して約200℃低下する。こ
の場合に、母材段階で溶着すると、その後の工程の穴あ
け加工で室温まで冷却されるとマーカ用母材22と単一
モード光ファイバ母材21との線膨張係数の差により界
面で応力によるクランクが発生する。
そこで、このような場合には、線引きの際、マーカ用母
、材22と単一モード光ファイバ用母材21を接触させ
た状態で両者を同一の速度で線引炉に同時に挿入する。
これら母材21および22が線引炉中の発熱体で200
0℃の高温に加熱されると、マーカ用母材22が最初に
溶融して、単一モード光ファイバ用母材21の外周に溶
融付着し、次いで、延伸され、マーカを除いた外径が1
25μmの単一偏波光ファイバに線引きされる。この結
果、第1図(C)に実線で示す形状のファイバが得られ
る。
このような形状の単一偏波用光ファイバは、カップラ作
成時に、2木のファイバ間の空隙が充填されるため、第
4図(C)の融着工程において気泡等の取り込みが少な
くなるとともに、たとえ気泡を取り込んだとしても、さ
らに高温に加熱すると、マーカ部が溶融し、気泡を排出
する効果を有する。この結果、安定して形状の整ったカ
ップラを作成でき、歩留まりの向上に貢献できるととも
に、過剰損失の小さいカップラを実現できる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明単一偏波光ファイバによれ
ば、主軸配列誤差の極めて小さい単一偏波保持カップラ
を作成でき、クロストークが低く過剰損失の小さい、カ
ップラを再現性よく製造できる。
しかもまた、かかるマーカ部はカップラ製造の融着時に
溶着剤および空隙充填剤として働き、融着部の応力付与
部の大幅な変形を防止するのにも役立つ。
さらにまた、本発明によれば、主軸の配列を容易に行う
ことができ、かつ配列誤差を極めて小さくすることので
きる単一偏波光ファイバを簡単な工程で容易に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は、本発明単一偏波光ファイバの
2実施例およびそれによるカップラ部の断面を示す断面
図、 第2図(a)および(b)  は、本発明、QL−偏波
光ファイバ製造方法の工程を説明する図、 第3図は、従来から提案されている単一偏波光保持ファ
イバカップラの一例を示す斜視図、第4図(a)〜(d
)は、従来の単一偏波光保持カップラの作成手順の一例
を示す説明図、第5図(a)および(b)は、主軸配列
誤差を説明する図、 第6図は、光ファイバの配列角度誤差△θとクロストー
クXTの関係を示す特性図である。 1 、 la、  2.2a・・・単一偏波保持光ファ
イバ、3・・・融着・延伸部(カップラ部)、4a・・
・コア、 4b・・・クラッド、 5・・・応力付与部、 [ia、 6b・・・ファイバ主軸、 8・・・入射した直線偏光、 9、lO・・・出射した直線偏光、 15・・・主軸と角度αをなすクラッド最外点、16.
16’  ・・・マーカ、 20・・・顕微鏡、 21・・・単一モード光ファイバ母材、22・・・マー
カ用母材、 23・・・応力付与用母材充填用穴、 24・・・応力付与用母材、 25・・・コア用母材。 特許出願人   日本電信電話株式会社代 理 人  
 弁理士 谷  義 −刈     ×2 (G)            (b)(C)    
          (d)本刷6且月5む卑シ汐釦逢
汀看む図 第1図 本り5B月アj七4列のLithe日月図第2図 第4図 6a      6a           6a  
  6aX+  X2            X’l
  X’2(G)           (b) ギ軸西亡列誤庄f)多免明図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コアと、該コアを囲むクラッドと、該クラッド内に
    おいて前記コアの相対向する両側に配置され、前記クラ
    ッドの熱膨張係数と異なる熱膨張係数を有する応力付与
    部と、該応力付与部により規定される主軸面に対して角
    度αにあるクラッドの最外周において、前記クラッドの
    軸方向に沿って、設けた位置決め用のマーカとを具備し
    、前記角度αを、 sinα=1/(1+d/D) 但し、dは前記マーカの外径 Dは前記クラッドの外径 により定めたことを特徴とする単一偏波光ファイバ。 2)コアと、該コアを囲むクラッドと、該クラッド内に
    おいて前記コアの相対向する両側に配置され、前記クラ
    ッドの熱膨張係数と異なる応力付与部とを具備した単一
    偏波光ファイバ用母材の最外周に位置決め用のマーカ母
    材を溶融付着し、しかる後、光ファイバ線引炉中に、前
    記マーカ母材の溶融付着した単一偏波光ファイバ用母材
    を挿入して加熱して溶融しながら延伸して、位置決め用
    マーカの設けられた単一偏波光ファイバを形成すること
    を特徴とする単一偏波光ファイバの製造方法。 3)コアと、該コアを囲むクラッドと、該クラッド内に
    おいて前記コアの相対向する両側に配置され、前記クラ
    ッドの熱膨張係数と異なる応力付与部とを具備した単一
    偏波光ファイバ用母材およびマーカ母材を光ファイバ線
    引炉中に挿入し、前記単一偏波光ファイバ用母材の最外
    周に位置決め用のマーカ母材を沿わせて加熱して溶融し
    ながら延伸することにより、位置決め用マーカの設けら
    れた単一偏波光ファイバを形成することを特徴とする単
    一偏波光ファイバの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023135944A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバの製造方法及びマルチコア光ファイバ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108807A (ja) * 1983-11-17 1985-06-14 Fujikura Ltd 定偏波光ファイバ

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