JPS6228037A

JPS6228037A - ねじ転造装置

Info

Publication number: JPS6228037A
Application number: JP16519985A
Authority: JP
Inventors: Tsutomu Maruyama; 勉丸山; Masao Hiuga; 日向　政夫
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-07-26
Filing date: 1985-07-26
Publication date: 1987-02-06
Also published as: JPH0337805B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はねじ転造装置に関する。

（従来の技術及び発明が解決しようとする問題点）ねじ転造ヘッドを用いてワークにねじ加工を行うことは
従来行なわれている。

一方、外周部に周方向に間隔をおいて複数のタレフトヘ
ットカ取着され、ベースフレーム上に割出し回転可能に
設けられたタレットテーブルと、前記タレットヘッドに
設けられ、該タレットヘッドがワーク側に臨む加工位置
において動力系に接続する出力軸とを備えるタレット装
置では、タレットテーブルの送りと、ねじ転造ヘッドに
より加工すべくねじのピッチとの間に差異を生ずるため
、ねじ転造ヘッドをタレット装置に取付けてねじの加工
を精度良く行うことができなかった。

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発
明の目的とする処は、ねじ転造ヘッドをタレット装置に
取付け、タレット装置によりねじの転造加工を精度良く
行うことができるねじ転造装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記目的を達成するため、タレットヘッドの出
力軸をワーク側へ所定距離軸方向動自在で且つワークと
は離れる方向に付勢して設け、前記出力軸にねじ転造ヘ
ッドを取付けたことを特徴とする。

（作用）タレットテーブルの送りと加工すべくねじのピッチとの
差異をねじ転造ヘッドが出力軸と共にタレットヘッドに
対してスライドすることにより吸収し、ねじの転造加工
をタレット装置により精度良く行うことができる。

（実施例）。

以下、本発明の好適一実施例を添付図面に貨って説明す
る。

第１図はタレット装置を備えた工作機械の斜視図、第２
図はタレットヘッド部分の要部断面図を示す。

（１）は基台、（２）は縦送り台、（３）は横送り台で
、ｍ送４Ｊ台（３）上にベースフレーム（５）　全固定
し、該ベースフレーム（５）を介してタレット装置（６
）を設け、縦送り用モータ（７）によりタレット装置（
８）を縦送り台（２）と共に縦方向に摺動さ横送り台（
３）と共に横方向に摺動させ、図中（１１）、（１２）
は夫々縦送り台、横送り台（３）の案内ブロックを示す
。

基台（１）には前記タレット装置（６）に臨まぜてテー
ブル（１５）を設け、テーブル（１５）には治具台（１
６）を固定し、ワークを取付けたパレット（１７）を治
具台（１６）に固定する。

前記タレット装ｍ（ｉｆ）はベースフレーム（５）に回
転可能に取付けられたタレットテーブル（２１）を備え
、タレットテーブル（２１）の外周部には周方向に間隔
をおいて複数のタレットヘッド（２２）を取付ける。

前記タレットテーブル（２１）は所望のタレットヘッド
（２２）がワーク側に臨む加工位置（イ）に割出し回転
され、該加工位置（イ）でタレットテーブル（２１）は
位置決めされクランプ固定される。

そして加工位置（イ）においてクララ手機構を介して加
工動力がタレットヘッド（２２）へ伝達される。

前記タレットヘッド（２２）は背面側に突出する入力軸
（３１）と、ワーク側に突出する出力軸（３２）を備え
、入力軸（３１）はスプライン（３３）を介してクラッ
チ機構と係脱する。

前記入力軸（３１）は歯車（３５）、（３Ｂ）　、（３
７）を介して出力軸（３２）に動力を伝達し、歯車（３
７）と出力軸（３２）の端部とはスプライン（３８）を
介して結合する。

前記タレットヘッド（２２）には軸方向動自在にスリー
ブ（４１）を組込み、スリーブ（４１）内周面両端に取
付けた軸受（４２）　、（４２）で出力軸（３２）を回
転自在に支持する。

前記スリーブ（４１）はコイルスプリング（４４）によ
りワークから離れる方向に付勢し、タレットヘッド（２
２）に取付けたビン（４５）をスリーブ（４１）の長溝
（４８）に係合させ、スリーブ（４１）をストローク（
Ｓ）だけタレットヘッド（２２）に対して可動自在に組
込む。

ねじ転造ヘッド（５１）は出力軸（３２）の先部にねじ
（５２）を介して取付ける。

前記ねじ転造ヘッド（５１）は内部に三つの転造丸ダイ
ス（５４）　、・・・を備え、シフター（５５）のワー
ク側への移動により転造丸ダイス（５４）　、（５４）
、（５４）は所要径上にセットされ、シフター（５５）
のワークとは離間する方向への移動により各転造丸ダイ
ス（５４）、・・・は径外方へ可動する。

前記タレットヘッド（２２）にはねじ転造ヘッド（５１
）案内用のガイドバー（８１）を立設し、ガイドバー（
８１）をねじ転造ヘッド（５１）のガイド部（６２）に
摺動自在に嵌合する。

また、タレ７トヘツド（２２）にはシフター作動用のシ
リンダ（６４）を設け、シリンダ（６４）のピストンロ
ッド（６５）をシフター（５５）の出接部（６６）に圧
接目在に設ける。

シフター（５５）にはワーク側に向けて転造丸ダイス解
除用のボルト（８Ｂ）を立設し、ポル）　（６８）は治
具台（１６）側等のストッパ（６９）に当接自在に設け
る。

加工箇所への油の供給及び前記シリンダ（６４）への圧
縮空気の供給は第３図に示すようにタレットヘッド（２
２）から垂設されたブラケット（７１）を介して行う。

前記ブラケッ）　（７１）には背面側に向けて二つの開
口部（７２）、（７３）を形成し、一方の開口部（７２
）は油路（７５）を介してジヨイント（７６）に接続し
、ジョイン）　（７Ｂ）にはシャワーパイプ（７７）を
取付ける。

他方の開口部（７３）には弁座（８１）及び該弁座（８
１）に接続する通路（８２）を形成し、通路（８２）に
装入したコイルスプリング（８３）により鋼球（８５）
を弁座（８１）に圧接し、コイルスプリング（８３）は
スプリングガイド（８Ｂ）に係止させる。

そしてタレットヘッド（２２）の加工位置（イ）におい
て、適宜シリンダの作動によりジヨイント部材（８１）
をブラケット（７１）に接続し、ジヨイント部材（９Ｉ
）の油路（３２）に連通ずる接続部（９３）を前記開口
部（７２）に接続してジヨイント部材（９１）側からシ
ャワーパイプ（７７）へ油の供給を行う。

またジヨイント部材（８１）の通路（９５）に接続する
接続部（８Ｂ）を他方の開口部（７３）に接続し、通路
（９５）に装入されたブツシュロッド（８７）で鋼球（
８５）を弁座（８１）から離し、ブツシュロッド（９７
）のピストン部（９７ａ）に形成した架部（９８）及び
通路（９５）。

（８２）、通孔（９９）を介して圧縮空気をジヨイント
部材（９１）からシリンダ（６０側に供給する。

次にねじ転造を行う場合について説明する。

タレットテーブル（２１）を割出し回転してタレットヘ
ッド（２２）を加工位置（イ）とし、位置決めしクラン
プ固定する。

次いで入力軸（３１）にクラッチ機構を接続して動力を
伝達し、ジヨイント部材（８１）をブラケット（７１）
に接続し、シリンダ（［１４）を作動させてシフター（
５５）を介し転造丸ダイス（５４）　、・・・を所要径
上にセットする。

次イで送り金かけてベースフレーム（５）　、タレット
テーブル（２１）と共にねじ転造ヘッド（５１）をワー
ク側に移動させる。

ワークが転造丸ダイス（５０，・・・に噛み合うと、形
成されるべくねじのピッチに対応してねじ転造ヘッド（
５１）はワーク側に前進する。

そして、この場合にスリーブ（４１）及び出力軸（３２
）を軸方向にストローク　（Ｓ）分可動自在にタレット
ヘッド（２２）で支持したので、タレ７トヘツド（２２
）の送りと加工すべくねじのピッチとの差異はスプライ
ン（３８）を介して出力軸（３２）の端部が歯車（３７
）からスライドし、ねじ転造ヘッド（５１）がスリーブ
（４１）及び出力軸（３２）と共にタレットヘッド（２
２）に対してスライドすることにより吸収され。

ねじ転造が精度良く行なわれる。

ワークに所定長さねじを転造した状態においてボルト（
８８）がストッパ（ｌｌｉ９）に当接し、シフター（５
５）を介して転造丸ダイス（５４）、（５４）、（５４
）を拡げて、ねじ転造を終了する。

従って本実施例によればタレットヘッド（２２）の送り
と加工すべくねじのピッチとの差異を、ねじ転造ヘッド
（５１）がタレットヘッド（２２）に対して軸方向にス
ライドすることにより吸収でき、タレット装置（８）に
ねじ転造ヘッド（５１）を取付けてねじ転造加工を精度
良く行うことができる。

ｒ塁圓の諭ＲＬ）以上の説明で明らかなように本発明によれば。

ねじ転造ヘッドをタレット装置に取付け、タレット装置
によりねじの転造加工を精度良く行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はタレット装置を備えた工作機械の斜視図、第２
図はタレットヘッド部分の要部断面図、第３図は切削油
及び圧縮空気のタレ−２トヘツド側への接続構造を示す
要部断面図である。尚図面中（５）　ｔ＊ヘースフレーム、（１３）はタレ
ット装置、（２１）はタレットテーブル、（２２）はタ
レットヘッド、（３２）は出力軸、（５１）はねじ転造
ヘッドである。

Claims

【特許請求の範囲】外周部に周方向に間隔をおいて複数のタレットヘッドが
取着され、ベースフレーム上に割出し回転可能に設けら
れたタレットテーブルと、前記タレットヘッドに設けられ、該タレットヘッドがワ
ーク側に臨む加工位置において動力系に接続する出力軸
とを備えるタレット装置において、前記出力軸をワーク側へ所定距離軸方向動自在で且つワ
ークとは離れる方向に付勢して設け、前記出力軸にねじ
転造ヘッドを取付けたことを特徴とするねじ転造装置。