JPS6227988A - 車両用シ−トクツシヨンおよびその製造方法 - Google Patents

車両用シ−トクツシヨンおよびその製造方法

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Publication number
JPS6227988A
JPS6227988A JP16942385A JP16942385A JPS6227988A JP S6227988 A JPS6227988 A JP S6227988A JP 16942385 A JP16942385 A JP 16942385A JP 16942385 A JP16942385 A JP 16942385A JP S6227988 A JPS6227988 A JP S6227988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat cushion
layer
mold
foam
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16942385A
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK filed Critical Inoue MTP KK
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Publication of JPS6227988A publication Critical patent/JPS6227988A/ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両用シートクッションおよびその製造方法
に関する。
(従来の技術) 従来の車両用シートクッション(特にホットキュアタイ
プからなるもの)は、約35〜40℃に加温発泡成形型
の型温を約2分以上かけて約80〜90℃まで上げ、所
定時間経過後脱型することにより製造されている。
しか、しながら、そのようにして製造された従来のシー
トクッションは、第2図の如く硬い皮膜10が表面に形
成される為に、表面が硬くて、直接ファブリック等の表
皮材を被せたのでは感触が悪く、使用に適さないもので
あった。
そこで従来にあっては、そのシートクッションに被せる
表皮材の裏面に、薄い軟質フオームを積層して表面のソ
フト感を高める必要があり、作業の複雑化と材料費の上
昇を来たしていた。
又、前記シートクッションは、底突き感の発生等の為に
乗り心地において満足のできるものとは言い難い問題も
あった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は前記の点に鑑みてなされたものであって、表
面感触がソフトで、且つ乗り心地の良好な車両用シート
クッションと、そのシートクッションを得るための製造
方法の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明の車両用シートクッションは、ウレタンフオー
ムからなるシートクッションであって、外層が低密度層
、内層が高密度層からなる二層構造の表面層を有するこ
とを特徴とするものである。
又、その車両用シー トクッションの製造方法は、約3
5〜40℃に加温した発泡成形型のキャビティにウレタ
ンフオーム原料を注入し、その原料のライズクイ1.終
了後に、発泡成形型の型温を約80〜90℃まで上げ、
所定時間経過後に脱型する!!i!!造方法であって、
ライズタイ1.終了後における発泡++i形型の型温上
昇を約30〜60秒で行うことを特徴とするものである
(作用) この発明の車両用シートクッションは、表面に低密度層
を有し、その低密度層の存在によってソフトな表面感触
が1月られるのである。従って、そのシートクッション
に被Uられろ表皮Hには、その裏面に、表面のソフト感
を高めるための軟質フオームを積石する必要がなくなる
又、そのシートクッションは、表面における低密度層内
側に高密度層を有し、その高密度層全1mによって座者
の荷重が−ロ、支えられろことから、底突き防止効果が
高く、乗り心地が改良されることとなる。
(実施例) 第1図は、この発明一実施例のソートクッション20の
要部断面図である。
シートクッション20は、ウレタンフォートからなり、
夕(層が低密度層22、内層が高密度層24からなる二
層構造の表面層26を有するものである。
低密度層22は、表面に皮膜がほとんどなく、場合によ
っては表面がオープンセルとなっているもので、厚みは
約4〜15mmからなり、シートクッションの表面感触
をソフトなものとする作用を有する。
高密度層24は、他部に比べて硬く、その厚みが約1〜
3 mmからなるもので、座者の荷重を一旦支えて底突
き感を防止する作用を有する。
その高密度層24の内側には、密度が低密度層22より
も高く、高密度層24よりも低い一穀層28が存在する
。この−穀層28は、高密度層24で一旦支えられた座
者の荷重を最終的に支える部分である。
尚、各層における実際の密度、厚み等は、シートクッシ
ョンが装着される自動車の種類、例えばスポーツカーで
あるか、ファミリーカーであるか等によって異なり、一
つに定めることができないものである。
次に前記シートクッションの製造例について記す。
まず、所定配合からなるウレタンフオーム原料を発泡成
形型のキャビティに注入し、閉型する。
用いたウレタンフオーム原料の配合は下記の通りである
・Δ成分 ポリオール  E P 1[]1.     1.00
重量部(三井日曹社製) 発泡剤    水       4,0〃フレオン−1
13,O〃 触  媒     33LV           0
125   〃N iax   Δ−10,01〃 (+1.C,C社製) スタナスオクトエイト 0.08〃 整泡剤    5F2908    1.4  〃(東
しシリコーン社製) 、B成分 TDI   (TDエインデックス100)1分30秒
〜1分40秒のライズタイム終了後、第1製造例では直
ちに発泡成形型の型温を上昇させ、60秒後に型温を約
80℃とした。第2製造例ではライズタイム終了後更に
1分経過した後に発泡成形型の型温を上昇させて、30
秒後に約80℃とした。
その状態で3分間放置キュアーした後に成形品を脱型し
、第1図のようなシートクッションを得た。
第1製造例によって得られたシートクッションは、低密
度層22の厚みが約8〜12mm、高密度層24の厚み
が約1.5〜3 mmであった。これに対して、第2製
造例によるものは、低密度層22の厚みが約4〜3 m
m、高密度層の厚みが約1.0〜2mmであった。
又、第2製造例によるものについて、乗り心地の目安と
なるサグファクター<65%圧縮硬さ725%圧縮硬さ
)を調べたところ2.78であった。これに対して、同
一配合で製造した従来品は2.5であり、この発明によ
るシートクッションが乗り心地の良いものであることが
確S忍された。
(発明の効果) この発明によるシートクッションは、前記の如くソフト
な表面感触を有するものである。従ってそのシートクッ
ションに被せられるファブリツタ、あるいはプラスチッ
クレザー等からなる表皮材には、その裏面に軟質フオー
ムを積層させる必要がなく、成形作業が簡略となるとと
もに全体的なコストが安価となる。
更に、この発明によるシートクッションは、底突き感が
少なく、サグファクターが大であることから乗り心地に
優れる利点も有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明一実施例のシートクッションの要部断
面図、第2図は従来のシートクッションの要部断面図で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウレタンフォームからなるシートクッションであ
    って、外層が低密度層、内層が高密度層からなる二層構
    造の表面層を有することを特徴とする車両用シートクッ
    ション。
  2. (2)約35〜40℃に加温した発泡成形型のキャビテ
    ィにウレタンフォーム原料を注入し、その原料のライズ
    タイム終了後に、発泡成形型の型温を約80〜90℃ま
    で上げ、所定時間経過後に脱型すにシートクッションの
    製造方法であって、ライズタイム終了後における発泡成
    形型の型温上昇を約30〜60秒で行うことを特徴とす
    る車両用シートクッションの製造方法。
JP16942385A 1985-07-31 1985-07-31 車両用シ−トクツシヨンおよびその製造方法 Pending JPS6227988A (ja)

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JPS6227988A true JPS6227988A (ja) 1987-02-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596195A (en) * 1979-01-15 1980-07-22 Milsko Mfg Multilayer specific gravity foaming body product and its preparation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5596195A (en) * 1979-01-15 1980-07-22 Milsko Mfg Multilayer specific gravity foaming body product and its preparation

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