JPS62279504A - 高周波変調磁界発生装置 - Google Patents

高周波変調磁界発生装置

Info

Publication number
JPS62279504A
JPS62279504A JP61121340A JP12134086A JPS62279504A JP S62279504 A JPS62279504 A JP S62279504A JP 61121340 A JP61121340 A JP 61121340A JP 12134086 A JP12134086 A JP 12134086A JP S62279504 A JPS62279504 A JP S62279504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetic pole
main
pole
main magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61121340A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Hayakawa
正俊 早川
Hiroshi Yamanoi
山ノ井 博
Takehiro Nagaki
永木 猛弘
Koichi Aso
阿蘇 興一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61121340A priority Critical patent/JPS62279504A/ja
Publication of JPS62279504A publication Critical patent/JPS62279504A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10532Heads
    • G11B11/10534Heads for recording by magnetising, demagnetising or transfer of magnetisation, by radiation, e.g. for thermomagnetic recording
    • G11B11/10536Heads for recording by magnetising, demagnetising or transfer of magnetisation, by radiation, e.g. for thermomagnetic recording using thermic beams, e.g. lasers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 A、産業上の利用分野 本発明は記録媒体に対して変調磁界を印加するための高
周波変調磁界発生装置に関し、特に、光磁気記録再生装
置に適用して有効な高周波変調磁界発生装置に関する。
B1発明の概要 本発明は、記録媒体に対して変調磁界を印加するための
高周波変調磁界発生装置において、巻線が施された主磁
極の先端部の形状を先細り形状とし且つ該先端部に対し
て略均一なギヤツブを有するようにヨーク部を設けるこ
とにより、その特性の向上等を実現するものである。
C9従来の技術 一般に、光磁気記録等の記録方式においては、実時間で
のオーバーライド(重ね書き)を実現するために、バイ
アス磁界の方向を反転させる磁界発生装置が求められて
いる。
ここで、磁界変調方式による情報信号の記録・消去方法
について第32図を参照しながら簡単に説明すると、ま
ず、レーザー装置101から発生したレーザービームが
、レンズ102を介して、例えば光磁気記録媒体100
の所定の領域に集束される。そして、所定の方向の磁界
を発生させる磁界発生装置103によって、上記レーザ
ービームの集束されている領域に磁界をバイアスして、
その磁界の方向に当該記録媒体の領域を磁化させて情報
信号の記録を行う。この場合において、上記磁界発生装
置103の発生する磁界の方向を反転させることで、情
報信号の消去を情報信号の記録と共に行うことができ、
実時間での光磁気記録を実現するためには、磁界の方向
の極めて短時間での反転が必要とされ得る。
D0発明が解決しようとする問題点 上述のように、実時間でのオーバーライドを実現するた
めには、極めて短時間での磁界の反転が必要である。と
ころが、永久磁石を用いて磁界を発生させる機構の磁界
発生装置では、磁界の反転動作に機械的動作を必要とし
、このため動作速度に限界があり、高速動作には不向き
である。
そこで、このような機械的動作を用いずに電磁石を用い
た磁界発生装置を使用する例も知られている。すなわち
電磁石を用いることで、機構部分を無くすことができ、
機器の信頼性を高めることも可能となる。
しかしながら、高記録密度化等の要求から、通常の電磁
石からなる磁界発生装置を用いた場合には、記録媒体上
の非常に狭い領域のみを有効に磁化させることが困難で
あり、例えば、情報信号の記録のため、所定の磁界強度
を得る目的で通電する電流を大きくしても、記録媒体上
の記録にかかる領域のみならずその周囲の領域にも磁界
がバイアスされることになり、同時に電流等に依存した
発熱もあるため、確実な光磁気記録を実現することが困
難である。そして、高周波の磁界を発生させる場合には
、その材質等による損失や発熱から、ますます有効なバ
イアス磁界を得ることが困難である。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、最も有効に、記
録媒体への確実な実時間でのオーバーライド等を実現す
るような高周波の磁界を発生する高周波変調磁界発生装
置の提供を目的とする。
E0問題点を解決するための手段 本発明は、記録媒体に対向する頂面と先細り形状とされ
た先端部とを有する主磁極と、上記主磁極の上記先端部
との間で略均一のギヤツブを形成するヨーク部と、上記
主磁極の先端を励磁する巻線を有してなる高周波変調磁
界発生装置により上述の問題点を解決する。
F1作用 本発明は、主磁極の先細り形状とされた先端部に対して
、磁路を形成するヨーク部を略均一のギャップとなるよ
うに設けている。このため主磁極の中心線上では、強い
磁界を得ることができ、また、主磁極の中心線から離れ
たところでは弱くなる磁界を得ることができる。したが
って、このような高周波変調磁界発生装置を記録媒体に
対向させることにより、必要な磁界を記録しようとする
領域に容易に与えることができ、隣接する領域に不要な
磁界を与えることもない。さらに、低消費電力の高周波
変調磁界発生装置と成り得る。
G、実施例 本発明の好適な実施例を実験例等に基づき図面を参照し
ながら説明する。
G−■ 第1の実施例 本実施例の高周波変調磁界発生装置は、第1図に示すよ
うに、例えば光磁気記録媒体等の記録媒体に対向する頂
面4と先細り形状とされた先端部5とを有する主磁極1
と、上記主磁極1の上記先端部5との聞で略均一のギャ
ップgを形成するヨーク部2と、上記主磁極1の先端を
励磁するための巻線3とを有している。ここで、これら
主磁極1及びヨーク部2は例えば板状のパーマロイ等の
磁性材料を切り出し加工したものであり、主磁極1とヨ
ーク部2は一体となっている。なお、他の実施例として
後に説明するように、特に板状のものでなくとも良く、
また、主磁極lとヨーク部2は別個の材料であっても良
い。
上記先細り形状とされた先端部5は、その頂面4と連設
された外面の一部が一対のテーパー面6゜6となってい
る。これらテーパー面6,6は、上記ヨーク部2のそれ
ぞれ対向面7.7と相対向し略均一のギャップgを以て
形成されており、当該テーパー面6.6と上記ヨーク部
2の対向面7゜7との対向長は、深さ2になっている。
また、上記一対のテーパー面6,6のなす角については
、上記頂面4の法線とそれぞれ角度αとなるように形成
されている。そして、このような先細りの形状とされ、
且つ上記ヨーク部2の対向面7,7が対向してなる主磁
極1の上記頂面4からは、後述する実験例からも明らか
なように、当該主磁極1の中心線上では強く、主磁極1
の中心線から離れたところでは弱くなるような磁気記録
例えば光磁気記録等に好適な磁界が形成される。
一方、上記一対のテーパー面6,6に略均一のギャップ
gをもって対向してなる対向面7,7を有するヨーク部
2は、当該装置の磁気回路の一部を形成するものであっ
て、上記主磁極■の先端部5からの磁束のうち、当該主
磁極lの中心軸方向から離れた方向成分を有する磁束を
集束して、記録に際して好適な磁界を発生させ得る機能
を有する。このヨーク部2の記録媒体側の端部8の面は
、上記頂面4と略同−の平面上に有り、従って、少なく
とも頂面4、上記テーパー面6,6の端部、上記対向面
7.7の端部及びヨークの端部8は、それぞれ略同−の
面内に含まれて存在する。
上記主磁極lの頂面4は、記録媒体の記録すべき領域に
対向してその法線方向の一方向及び反転方向の磁界を印
加するための面であって、上述のように連設されてなる
一対のテーパー面6,6の間の距離を幅Wとしている。
この幅Wは、後述する実験例でも明らかな通り、記録媒
体と当該頂面4との距離を考慮して最適な値に設定する
ことができる。
上記主磁極1には、当該主磁極1の先端を励磁するため
の巻線3が施されている。この巻線3には所定の高周波
の信号が供給され、後述するように、記録媒体への記録
に適した磁界が発生する。
巻線3は、表皮効果を防止するため、複数の細い導線を
束ねたものであっても良い。このような巻線3の施され
た主磁極1の軸方向の高さHは、後述するように磁界の
強度に影響することがあるので、最適な高さHを選択す
ることができる。
上述のような形状の主磁極1及びヨーク部2は、フェラ
イト、パーマロイ等の軟磁性材料やアモルファス合金等
の材料で良く、駆動する周波数で損失の少ない材料を選
択することができ、上述のように板状のものや積層体を
使用したときには、フライス盤、超音波加工機等を用い
て或いはエンチング等の方法により、容易に上述の形状
となるように精密に加工することができる。さらに略均
一のギヤツブを有するように加工することは、テーパー
面6.6と対向面7.7を同時に切り欠いて形成するこ
とが可能とさせるものであり、特に加工の困難性を除去
するものでもある。
ところで、上述のような形状等を有してなる本実施例の
高周波変調磁界発生装置において、その各部分の寸法と
特性の相関関係につき、次の実験例1〜6、比較例1〜
2に基づいて説明する。なお、各実験例での各部材・寸
法の引用符号は上述のものと共通である。
ス」先例」−〔第2図〜第7図〕 実験例1は、高周波変調磁界発生装置の主Ti!L極1
の先細りの先端部5とヨーク部2との間の略均一に形成
されるギャップgを、媒介変数としてg=0.3〜6.
011の範囲で変化させて、X軸方向に走査し且つ上記
主磁極1からの2軸方向の距mdを変えて四す定した実
験例である。
ここで、この実験に用いた高周波変調磁界発生装置は、
厚さ2.5龍の80パーマロイ板を加工したものであっ
て、加工による各部の歪を除去して磁気特性を改善する
ため、加工後、主磁極1及びヨーク部2を真空中105
0“Cで2時間焼鈍し、約6時間炉冷したものであり、
その形状は、ギヤツブg以外は固定して、主ret極1
の高さHを18m1、ヨーク部2の全幅を20111、
頂面4の幅Wを1.5謹1、ギヤツブの深さβを2.4
宵璽、テーパー面6の角度αを約32°の各寸法として
いる。
尚、上記主磁極1にはテフロン被覆銅線を11回巻回し
ている。
そして、この実験では、ギャップgを媒介変数として変
化させ、直流定電流電源装置を用いて、3Aの直流を通
電し、33ATの起磁力で主磁極1を励磁した。各測定
は、マニピュレーターに取り付けたガウスメーターのプ
ローブを用いて行いて、これを主磁極10頂面4と咳主
磁極1の主面と交わりの方向であるX軸方向に走査し、
且つ上記主磁極1からの中心軸方向であるX軸方向の距
離dをそれぞれd=0.2,0.4,0.8.L。
2.1.6,2.0.3.0として側ったものである。
そして、各測定は、上記ギャップgの値をg=0.3鶴
、1.0龍、3゜Ol、5.0龍、6゜0鶴の各数値に
設定して行ったものであり、その結果は、それぞれ第3
図(g=0.3m) 、第4’yJ(g=1.0w) 
、第5図(g=3.0mm)、第6図(g=5.0mm
) 、第7図(g=6.0wm)に示すようになってい
る。
この第3図〜第7図を比較して明らかなように、主磁極
1とヨーク部2との間に略均一に形成されるギヤツブg
が狭いほど磁極近傍の磁界の強さは強まり、かつ、磁界
の分布も狭くなって、バイアス磁界として好適な磁界分
布が得られることがわかる。
実4組興」−〔第3図〜第7図〕 実験例2は、主磁極1の先端のテーパー面6の傾斜の角
度αを媒介変数として磁界の強度を測定したものである
ここで、主磁極1とヨーク部2の形状は、第8図に示す
ように、テーパー面6の傾斜の角度αを除いて、固定し
て、主磁極1の高さHを18龍、ヨーク部2の全幅を2
011、頂面4の幅Wを1゜0鶴、ギャップgを0.3
mm、主磁極の幅を4゜0龍、ヨーク部2の対向面基端
部の幅を2.Onの各寸法としている。また、厚さ2.
5−mの80パーマロイ板を使用し、材料やその加工方
法及び巻線等は上記実験例1と同様にしている。
測定は、主磁極1の頂面4からの中心軸上の距離d=o
、1鶴、0.3鶴、1.Qmの各距離について、角度α
をα=20’〜60°を5°毎に変化させて行った。
そして、この実験例2からは、第9図に示すような結果
が得られている。この結果から、主磁極のテーパー面6
の傾斜の角度αに依存してゆるやかな極大値が存在し、
好ましくはおよそ45°〜60”の範囲で強い磁界を得
ることができ、より好ましくは50°〜 55°で強磁
界を得ることが可能となる。
ス」1例」−〔第10図〜第11図〕 実験例3は、主磁極1の頂面4の一対のテーパー面6,
6の間の幅Wを媒介変数として磁界の強度を測定したも
のである。
ここで、主磁極lとヨーク部2の形状は、第1O図に示
すように、テーパー面6.6の間の頂面の幅Wを除いて
、固定して、主磁極1の高さHを18龍、ヨーク部2の
全幅を20龍、主磁極の幅を4.0龍、ギャップgを0
.3fl、ヨーク部2の対向面基端部の幅を2.Olの
各寸法としている。また、厚さ2,511の80パーマ
ロイ板を使用し、材料やその加工方法及び巻線等は上記
実験例11と同様にしている。
測定は、主磁極lの頂面4からの中心軸上の距%1td
=O,111m、0.3mm、1.On+の各距離につ
いて、頂面の幅Wをそれぞれw=Q、  5wm、  
1゜0+m、1.5m、2.0mmの各寸法に変化させ
て行った。
そして、この実験例3からは、第11図に示すような結
果が得られている。すなわち、この頂面4の幅Wに対す
る磁界強度の変化は磁極からの距離dによって大きく異
なり、記録媒体と当該高周波変調磁界発生装置との距離
を近いもの(例えば0.1龍程度)とした場合には、頂
面の幅W−0゜1龍で極大値があり、また、上記距離を
遠いもの(例えば1.0鶴程度)とした場合には、頂面
の幅Wを大きくすることで強い磁界強度を得ることが可
能となる。
ス」1例」エ 〔第12図〜第13図〕実験例4は、主
磁極lのテーパー面6とヨーク部の対向面7との対向長
である深さlを媒介変数として磁界の強度を測定したも
のである。
ここで、主磁極1とヨーク部2の形状は、第12図に示
すように、主磁極1の高さHを18mm、ヨーク部2の
全幅を2On、主磁極の幅を4.0鶴、ギャップgを0
.3餞、頂面の@Wを1.0鰭の各寸法としている。ま
た、厚さ2.5mmの80パーマロイ板を使用し、材料
やその加工方法及び巻線等は上記実験例1と同様にして
いる。
σり定は、主磁極1の頂面4からの中心軸上の距離d=
0.1鶴、0.31■、1.011の各距離について、
主磁極1のテーパー面6とヨーク部の対向面7と間の深
さlをそれぞれβ=1.8〜4゜3鶴の範囲の各値に変
化させて行った。
そして、この実験例4からは、第13図に示すような結
果が得られている。磁極近傍のd−0゜1鳳■の位置で
は、深さlの増加に従って磁界強度の増加がみられるが
、磁極からの距離dが増大するに伴って深さlの依存性
は消失し、さらに距離dが増大するにつれ、深さ2の増
大によって磁界の強度が減少する傾向にある。
遺」1例5(第14図〜第15図〕 実験例5は、主磁極1とヨーク部2の縦横比を変えて測
定したものである。ここでは主磁極1の高さI(を変化
させ、他の部分については、第14図に示すように、ヨ
ーク部2の全幅を20鶴、主磁極の幅を4.0龍、ギヤ
ノブgをQ、3ni、頂面の幅Wを1.0龍、ヨーク部
2の対向面基端部の幅を2.OBの各寸法としている。
また、厚さ2.51の80パーマロイ板を使用し、材料
やその加工方法及び巻線等は上記実験例1と同様にして
いる。
そして、主磁極1の頂面4からの中心軸上の距離d=0
.1龍、0゜3fl、1.0額の各距離について、主磁
極1の高さHを7.5mm〜20mmの範囲で変化させ
、その測定結果を第15図に示す。
この第15図に示すように、各距離dについて、主磁極
lの高さH=10 +n程度すなわち縦横比1対2程度
の比率のときに極大値が測定されている。
これは、主磁極1の高さHが低くなることで磁路長が短
くなり磁気抵抗が低くなる効果と、主磁極1の高さHが
高くなることで当該主磁極lの反磁界係数が低下する効
果の双方の効果に依存する現象であり、このような比率
に設定することで記録媒体に記録する際に好適な磁界を
得ることができる。
凛4組列」−〔第16図〜第17図〕 実験例6は、高周波変調磁界発生装置の消費電力を測定
したものである。この実験例6に使用した材料は、厚さ
1龍のMnZnフェライト板であり、その形状は、第1
6図に示す如(、主磁極1の高さI]を5.Qmm、ヨ
ーク部2の全幅を7゜0fi、主磁極1の幅を2.0I
■、頂面の幅Wを0゜5 Ill、ギヤ、プgを0.2
111、ヨーク部2の対向面基端部の幅を1鰭の各寸法
としている。
この形状の主磁極1に対して絶縁被覆銅線を16回巻回
し、およそ3A(アンペア)までの直流電流を通電し磁
極表面からの距離dを変えながら、正確に校正された超
小型のホール素子(G a A sホール素子)を用い
て、電流−磁界の特性を測定した。
この結果は、第17図に示すように、例えば磁極からの
距離d=0.1mm離れた点では、IA通電することで
1900e  (エールステッド)の磁界強度を得るこ
とができた。また、この装置について、インピーダンス
アナライザを用いて、自己インダクタンスし、インビー
ダンスフ2位相角φを測定したところ、LM)!zにお
ける自己インダクタンスしは6.5μH,インピーダン
スZは4On1位相角φは80°と測定された。この結
果より、例えば0,1I■離れたところに記録媒体を配
設したときには、IMIIz、  1900eの磁界を
得るためには、皮相電力2(IV・Aの電源を用いれば
良く、また、当該高周波変調磁界発生装置での消費電力
は、低消費電力である3、5W程度が実現可能となる。
なお、この消費電力については、より損失の小さい例え
ばNi−Zn系フェライトを用いることで、−屡の消費
電力の低減化を図ることができるのは言うまでもない。
旦j免例」−〔第18図〜第23図〕 比較例1は、主磁極1に全くテーパー面6.6を設けず
当該主磁極1を先細り形状しない場合の実験例である。
先ず、比較のために試作した装置は、第18図に示すよ
うに、テーパー面を形成せずに、主磁極1の高さHを1
8m、ヨーク部2の全幅を20鶴、頂面4の幅Wを4,
0■、ギャップの深さlを2゜0絹(対向面基端部の幅
も同様に2,0龍である。
)の各寸法としている。なお、材料、加工方法等は実験
例1と同じである。
。そして、ギャップgの距離を媒介変数として、g=0
.3+u、1.0絹、3.On、5.Qim、640鶴
の各数値に設定し上述の実験例1と同様の方法で測定を
行って、磁界の分布を関べた。
その結果は、それぞれ第19図(g=0.31m)、第
20図(g=1.0fl) 、第21図(g=3.0東
1)、第22図(g=5.01)、第23図(g=6.
0m)に示すようになっている。
これらの各データからも明らかなように、ギャップgを
小さな値とすることで、強い磁界を得ることができるが
、主磁極1に何ら傾斜部を設けないときには、第19図
〜第23図に示すように、双峰特性を示し、磁極の中心
軸上のところが最大磁界強度を有するものとならず、記
録密度の向上を図る上で若しくは磁界の発生の効率の面
で十分とはならない。
上J1例」エ 〔第19図〜第23図〕比較例2は、主
磁極1にテーパー面6.6を設けて当該主磁極1を先細
り形状とし、一方、ヨーク部2には実験例1と異なり上
記テーパー面6゜6と略均一のギャップをもって対向す
る対向面を設けない装置の実験例である。
先ず、比較のために試作した装置は、第24図に示すよ
うに、主磁極1の高さHを1811、ヨーク部2の全幅
を2011、頂面4の幅Wを1.5mm、主磁極1の幅
を4N、ヨーク部2の対向面基端部の幅を2鰭の各寸法
としており、テーパー面6゜6に対しては略均一のギャ
ップをもって形成されるべき対向面7.7を形成してい
ない。したがって、この比較例ではギャップgの大きさ
は、第24図に示すように、ヨーク部2の主磁極1の先
端部5側の端部と主磁極1の幅方向の端部の延長線上と
の間隔に相当する。尚、材料、加工方法等は実験例1と
同じである。
そして、ギャップgの距離を媒介変数として、g−0,
3mm、1.Out、3.O關、5.Omm、6.01
■の各数値に設定し上述の比較例1と同様の方法で測定
を行って、磁界の分布を調べた。
その結果は、それぞれ第25図(g=0.3mm)、第
26図(g=1.0真■)、第27図(g−3,0鶴)
、第28図(g=5.O龍)、第29図(g=6.0m
■)に示すようになっている。
そして、先ず、これら比較例2に基づく各結果と上述の
比較例1との結果を比較してみると、比較例1に現れた
双峰特性は消失して、単峰特性を示すようになり、また
、その分布の範囲を狭めて記録媒体への記録に好適な装
置となることがわかる。
また、この比較例2と上述の実験例1を比較した場合に
は、実験例1の方が借界強度の分布の範囲が狭い範囲に
及び、かつ中心軸上の最大強度も実験例1の方が大きい
値となっていることがわかる。即ち、先細り形状の主磁
極に対して略均一のギャップを有してヨーク部を設けた
方が、記録を行う場合に有利である。
以上の実験例1〜6、比較例1〜2に基づ(説明からも
明らかなように、各部分の寸法と磁気特性は関係をもっ
ており、ここで実施例として好ましいもの一例について
説明すると、ギャップgで正規化した主磁掘の頂面の幅
Wの値(g/w)は、例えば1.5以上の値を有するよ
うにすれば好ましく、また、テーパー面6.6の傾斜の
角度αの値は例えば45°〜60°の範囲であることが
好ましい。なお、これらの各値について記録媒体と磁極
の距離dをもって考慮することができ、上述の主磁極の
高さHとヨーク部の全幅の比、ギヤノブの深さρ等の各
値についても、同様に、距離dに応じて最も効果的な形
状を提供することが可能である。
なお、上述の実施例においては、主磁極1の頂面4とテ
ーパー面6との間には、角度をもって而が連設されるよ
うな例として説明したが、主磁極の先端部が先細り形状
であれば良く、テーパー面6を曲面としたり、或いは主
磁極の頂面とテーパー面との間の曲率が連続的なもので
あっても良い。
また、これはテーパー面6と対向する対向面も同様に略
均一なギャップを有していれば良く、その面は平面に限
定されず、曲面であっても良い。また、テーパー面6と
対向面7の面積は必ずしも同面積としなくとも良い。
G−■ 第2の実施例 本発明の高周波変調磁界発生装置の第2の実施例は、板
状の主磁極及びヨーク部を2枚交差して組み合わせた高
周波変調磁界発生装置に関するものである。
第30図に示すように、所定の磁性材料である第1の板
材から加工して型取りされた第1の主磁極11及び第1
のヨーク部12と、これと互いに中心軸を一致させて交
差するように組み合わされてなり同様に第2の板材から
加工して型取りされた第2の主磁極21及び第2のヨー
ク部22とにより第2の実施例にかかる高周波変調磁界
発生装置のコア本体が構成されている。
上記第1及び第2の主磁極11.21はそれぞれ先細り
の形状とされ、当該第1及び第2の主磁極11.21か
らなる十文字状の磁極の頂面14を有している。また、
この第1及び第2の主磁極11.21には、上記第1の
実施例と同様にぞれぞれ一対のテーパー面16.16.
26.26が設けられている。また、これに対向して略
均一のギャップを有して対向面17.17.27.27
も上記第1及び第2のヨーク部12.22に設けられて
いる。
このような構成からなるコア本体に、所定の巻線13が
施されて、該巻線13に通電することで、上述の実施例
と同様に、記録すべき領域のみに必要な方向、強度の磁
界を印加し、かつ周辺の領域には不要な磁界を印加しな
いような例えば光磁気記録媒体等の記録媒体への記録に
好適なバイアス磁界を発生させることができる。
なお、組み合わせる板材の数は2枚に限定されず、さら
に多くの枚数の板材を組み合わせて形成するような高周
波変調磁界発生装置であっても良い。
G−■ 第3の実施例 第3の実施例は、第31図に示すように、記録媒体に対
峙する先端部が先細り形状とされ略円箇状の側面を有す
る主磁極31と、該先端部に略均一のギャップgを以て
臨み且つその側部が円筒状とされたヨーク部32及び上
記主磁極31の側面に施され所定の励磁を行うための巻
線33を有する高周波変調磁界発生装置の例である。
本実施例の断面形状は、第1の実施例で示した板状の例
のものにかかる主面の形状と同様のパターンとなり、上
記主磁極31の先細り形状の先端部には、円形の頂面3
4及びテーパー面36が形成されている。尚、これらは
、そのエツジを削ったもの若しくは連続的な曲面であっ
ても良い。
そして、上記テーパー面36に■均一のギヤツブgを有
して対向するようにヨーク部32には対向面37が形成
されている。
このような形状の本実施例の高周波変調磁界発生装置で
あっても、上述の実施例と同様に、記録すべき領域のみ
に必要な方向、強度の磁界を印加し、かつ周辺の領域に
は不要な磁界を印加しないような例えば光磁気記録媒体
等の記録媒体への記録に好適なバイアス磁界を発生させ
ることができる。
なお、主磁極31やヨーク部32を構成する材料につい
ては、上述のフェライトやパーマロイ等の軟磁性材料や
アモルファス合金等を選択することができる。
■1発明の効果 本発明の高周波変調磁界発生装置は、上述の構成により
、主磁極の中心線から離れたところでは弱くなる磁界を
得ることができる。したがって、このような高周波変調
磁界発生装置を記録媒体に対向させることにより、必要
な磁界を記録しようとする領域に容易に与えることがで
き、実時間でのオーバーライドも可能である。また、効
率良く磁界を発生させて所定の距離に配置される記録媒
体へ当該磁界を印加させることができ、このため無駄の
ない低消費電力を実現することが可能である。
また、板状の磁性材料を用いて加工した場合には、精密
に主磁極やヨーク部を加工することができ、作業性等に
優れるのみならず特性の安定性にも優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例にかかる高周波変調磁界
発生装置の斜視図である。 また、第2図は実施例の実験例1にかかる高周波変調磁
界発生装置の形状を説明するための説明図、第3図〜第
7図はその実験例1にかかる実験結果としてギャップg
の値を変化させた場合の磁界の分布をそれぞれ示す特性
図である。 また、第8図は実施例の実験例2にがかる高周波変調磁
界発生装置の形状を説明するための説明図、第9図はそ
の実験例2にかかる実験結果として傾斜の角度αの値を
変化させた場合の磁界の強度を示す特性図である。 また、第10図は実施例の実験例3にかかる高周波変調
磁界発生装置の形状を説明するための説明図、第11図
はその実験例3にかかる実験結果として頂面の幅Wの値
を変化させた場合の磁界の強度を示す特性図である。 また、第12図は実施例の実験例4にかかる高周波変調
磁界発生装置の形状を説明するための説明図、第13図
はその実験例4にかかる実験結果としてギヤツブの深さ
lの値を変化させた場合の磁界の強度を示す特性図であ
る。 また、第14図は実施例の実験例5にかかる高周波変調
磁界発生装置の形状を説明するための説明図、第15図
はその実験例5にかかる実験結果として主磁極の高さH
の値を変化させた場合の磁界の強度を示す特性図である
。 また、第16図は実施例の実験例6にかかる高周波変調
磁界発生装置の形状を説明するための説明図、第17図
はその実験例6にかかる実験結果として磁界の強度の電
流依存性を距%ld毎に示した特性図である。 また、第18図は実施例の比較例1にかかる高周波変調
磁界発生装置の形状を説明するための説明図、第19図
〜第23図はその比較例1にかかる実験結果としてギャ
ップgの値を変化させた場合の磁界の分布をそれぞれ示
す特性図であり、第24図は実施例の比較例2にかかる
高周波変調磁界発生装置の形状を説明するための説明図
、第25図〜第29図はその比較例2にかかる実験結果
としてギャップgの値を変化させた場合のVA界の分布
をそれぞれ示す特性図である。 また、第30図は本発明の第2の実施例にかかる高周波
変調磁界発生装置の一例を示す斜視図、第31図は本発
明の第3の実施例にかかる高周波変調磁界発生装置の一
例を一部破断して示す斜視図である。 また、第32図は磁界変団方式を説明するための説明図
である。 1−・−・−−−−一−−−−−・・主磁極2−・−・
−・−−−一−−−−−ヨーク部3−・−・−・・−・
−・・巻線 4−・−−−−−一−−−−−−〜−−頂面5 ・・−
・−・−・−・・−・−先端部6−−−−−−−−−−
−−・−テーパー面7−−−−一一−−−−−−一対向
面 g ・−−−−一−−−−−−−−−−ギャップd −
−−−−−−−一〜〜−−−磁極からの距離ff −−
−−−−−−・−・・ギャップの深さw −−一−−・
−・−・頂面の幅 H−・・−・−−−−−−−−一−−主磁極の高さα−
−一−−−−−−−−−−テーパー面の傾斜の角度時 
許 出 願 人  ソニー株式会社代理人   弁理士
     小池 見間         田村榮− 第11図 第13図 第15図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体に対向する頂面と先細り形状とされた先端部と
    を有する主磁極と、 上記主磁極の上記先端部との間で略均一のギャップを形
    成するヨーク部と、 上記主磁極の先端を励磁する巻線を有してなる高周波変
    調磁界発生装置。
JP61121340A 1986-05-28 1986-05-28 高周波変調磁界発生装置 Pending JPS62279504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61121340A JPS62279504A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 高周波変調磁界発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61121340A JPS62279504A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 高周波変調磁界発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62279504A true JPS62279504A (ja) 1987-12-04

Family

ID=14808839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61121340A Pending JPS62279504A (ja) 1986-05-28 1986-05-28 高周波変調磁界発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62279504A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324304B1 (en) * 2003-11-20 2008-01-29 Maxtor Corporation Tapered write pole for reduced skew effect
CN108885932A (zh) * 2016-01-11 2018-11-23 国家科学研究中心 磁场生成器
JP6473546B1 (ja) * 2018-10-12 2019-02-20 株式会社東栄科学産業 電磁石、磁場印加システム
JP2021132191A (ja) * 2020-02-21 2021-09-09 株式会社東栄科学産業 電磁石、磁場印加システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162420A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 松下電器産業株式会社 充電式掃除機
JPS61112755U (ja) * 1984-12-27 1986-07-16

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162420A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 松下電器産業株式会社 充電式掃除機
JPS61112755U (ja) * 1984-12-27 1986-07-16

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324304B1 (en) * 2003-11-20 2008-01-29 Maxtor Corporation Tapered write pole for reduced skew effect
CN108885932A (zh) * 2016-01-11 2018-11-23 国家科学研究中心 磁场生成器
JP2019504498A (ja) * 2016-01-11 2019-02-14 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) 磁場生成器
US11139099B2 (en) 2016-01-11 2021-10-05 Centre National De La Recherche Scientifique Magnetic field generator
JP6473546B1 (ja) * 2018-10-12 2019-02-20 株式会社東栄科学産業 電磁石、磁場印加システム
JP2021132191A (ja) * 2020-02-21 2021-09-09 株式会社東栄科学産業 電磁石、磁場印加システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4846429B2 (ja) 低鉄損方向性電磁鋼板およびその製造方法
EP0031216B1 (en) A magnetic head for a perpendicular magnetic recording system
EP0230325A2 (en) Device for producing a high frequency modulation magnetic field used in magneto-optical recording
KR19990006581A (ko) 긴 포화 존 자기 기입 헤드
JPS6124806B2 (ja)
KR930001144B1 (ko) 박막 자기헤드.
JPH0778858B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPS62279504A (ja) 高周波変調磁界発生装置
US4685012A (en) Magnetic head with anisotropy in plane of core ports
US5627804A (en) Magneto-optical recording apparartus including a magnetic head having a core composed of a single crystal ferrite material
JP2000331303A (ja) 磁気記録装置および磁気記録方法
JPS62172504A (ja) 高周波変調磁界発生装置
JPS6353703A (ja) 高周波変調磁界発生装置
US5103351A (en) Multiple core magnetic head for magneto-optical recording apparatus
US20230026583A1 (en) Soft Magnetic Alloy Ribbon And Magnetic Core
SU1203580A1 (ru) Способ изготовлени полюсных наконечников дл тонкопленочных магнитных головок
JPS6141982B2 (ja)
JP2000048422A (ja) 光磁気記録用磁気ヘッドおよび光磁気記録装置
JPS5862810A (ja) 垂直磁化型磁気ヘッド
JP2520670B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2023013620A (ja) 軟磁性合金薄帯および磁心
JPS62283401A (ja) 双極性磁界発生装置
JP2831832B2 (ja) 磁心または高出力パルス用磁心およびそれを用いたパルスコンプレッサ
JPS6353701A (ja) 高周波変調磁界発生装置
KR0139315B1 (ko) 광자기기록장치