JPS6227936A - ブレ−ド型骨内インプラント - Google Patents
ブレ−ド型骨内インプラントInfo
- Publication number
- JPS6227936A JPS6227936A JP60168195A JP16819585A JPS6227936A JP S6227936 A JPS6227936 A JP S6227936A JP 60168195 A JP60168195 A JP 60168195A JP 16819585 A JP16819585 A JP 16819585A JP S6227936 A JPS6227936 A JP S6227936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- implant
- intraosseous
- blade
- bone
- porous layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業−にの利用分野〕
本発明は歯科医療に適用するブレード型骨内インプラン
トに関するものである。
トに関するものである。
Ｃ従来技術〕
今日、歯ｆ１用インプラントにおＬ−する骨内インプラ
ントは大別して２種類のタイプがある。即ち少数歯欠）
員あるいは中間支台として棒状−スクリュータイプのも
のと、遊離端や中間支台として多数歯欠１員部に有効な
板状−ブレードタイプのものが使用されている。特に後
者のタイプは他の骨内インプラントと比較して手術の単
純さ及び容易さと相まってその大きな表面積を有するこ
とによる高い保持力から現在もっとも普及している。
ントは大別して２種類のタイプがある。即ち少数歯欠）
員あるいは中間支台として棒状−スクリュータイプのも
のと、遊離端や中間支台として多数歯欠１員部に有効な
板状−ブレードタイプのものが使用されている。特に後
者のタイプは他の骨内インプラントと比較して手術の単
純さ及び容易さと相まってその大きな表面積を有するこ
とによる高い保持力から現在もっとも普及している。
そしてブレード型インプラントは多くのメーカーから多
種多様なデザインのものが発売されている。
種多様なデザインのものが発売されている。
ところで薄い板状でショルダ一部とベン］・があり、ネ
ックとそれに続くヘソＩＳポスト部を基本構造とするブ
レード型インプラントが歯槽部の骨内に埋入された場合
、埋入されたブレードの骨内での安定性と保持力に比較
して過大な咬合力が加わるような状況下では、インプラ
ント周囲の骨の吸収が起こり、インプラントの損出、脱
落するケースが生じたり、また３年、５年という長期間
の使用例では咀哨による繰り返し応力によってゆるみや
、時として、インプラントの沈下を生じる場合があった
。そこで、これらの欠点を改良するため、刃部に開口や
孔を設け、骨の再生促進と、骨の増生侵入により、保持
能力の向−１−をはかったり、プレートの形状を食い違
い形の歯形状にすることで保持性を高めたりするなどの
工夫がなされてきた（例えば特公昭５Ｏ−３８４３２）
。
ックとそれに続くヘソＩＳポスト部を基本構造とするブ
レード型インプラントが歯槽部の骨内に埋入された場合
、埋入されたブレードの骨内での安定性と保持力に比較
して過大な咬合力が加わるような状況下では、インプラ
ント周囲の骨の吸収が起こり、インプラントの損出、脱
落するケースが生じたり、また３年、５年という長期間
の使用例では咀哨による繰り返し応力によってゆるみや
、時として、インプラントの沈下を生じる場合があった
。そこで、これらの欠点を改良するため、刃部に開口や
孔を設け、骨の再生促進と、骨の増生侵入により、保持
能力の向−１−をはかったり、プレートの形状を食い違
い形の歯形状にすることで保持性を高めたりするなどの
工夫がなされてきた（例えば特公昭５Ｏ−３８４３２）
。
ところが、これらブレード型骨内インプラントの適応症
は、その特徴あるデザインによってしばしば、浅くて薄
くて狭い歯槽部顎堤である場合が多い。従って骨内埋入
部側面に骨との係合作用を大きくするため、より深い溝
を形成しようとするとインプラント自体の強度の低下を
もたらすことになり、また浅い溝の場合は、骨に対する
大きな係合作用を期待することができないという欠点が
あった。その結果、従来の改良型のインプラントにおい
てもなお、機械的係合力が不充分で、骨中に沈降したり
、あるいはゆるみ、抜けなどの現象が生じる危険性があ
った。
は、その特徴あるデザインによってしばしば、浅くて薄
くて狭い歯槽部顎堤である場合が多い。従って骨内埋入
部側面に骨との係合作用を大きくするため、より深い溝
を形成しようとするとインプラント自体の強度の低下を
もたらすことになり、また浅い溝の場合は、骨に対する
大きな係合作用を期待することができないという欠点が
あった。その結果、従来の改良型のインプラントにおい
てもなお、機械的係合力が不充分で、骨中に沈降したり
、あるいはゆるみ、抜けなどの現象が生じる危険性があ
った。
上記の如くインプラントの沈下、ゆるみ、抜は等の発生
を防ぎ、かつインプラント自体の強度の低下を防ぐため
、骨内埋入部の外縁部にフレームを設け、その内側に生
体為害性のない粒状体もしくは、繊維状体からなる材料
を充填、あるいは配置し、多孔層を形成しておき骨内に
埋入されたインプラントの表面積を大きくすると共に骨
内に理人後、多孔層中への骨の増生侵入を図りロッキン
グ効果による自立した強固なる係合保持状態を維持する
ことができるようにしたものである。
を防ぎ、かつインプラント自体の強度の低下を防ぐため
、骨内埋入部の外縁部にフレームを設け、その内側に生
体為害性のない粒状体もしくは、繊維状体からなる材料
を充填、あるいは配置し、多孔層を形成しておき骨内に
埋入されたインプラントの表面積を大きくすると共に骨
内に理人後、多孔層中への骨の増生侵入を図りロッキン
グ効果による自立した強固なる係合保持状態を維持する
ことができるようにしたものである。
次に本発明に係るブレード型骨内インプラント（以下、
単にインプラントと略称する）の実施例を図によって具
体的に説明する。
単にインプラントと略称する）の実施例を図によって具
体的に説明する。
第１図（イ）（ロ） （ハ）にて側面を例示するように
、これらインプラント１．ｌａ、ｌｂはパイタリウム、
ステンレス鋼、チタン、又はチタン合金などで作られて
おり、同図（イ）に示したインプラント１ではその外縁
部にフレームＦを有する骨内埋入部２とそのほぼ中央部
にはポスト部３が一体形成されており、この骨内埋入部
２の側面には、金属、セラミックなど生体為害性のない
材料で作られた粒状体もしくは、繊維状体を充填して多
孔層Ｔが形成しである。また同図（ロ）ではインプラン
ト１ａにおける骨内埋入部２ａに対して２個のポスト部
３ａが形成されたものであり、さらに同図（ハ）には前
歯用のインプラントｌｂを示し、同様に骨内埋入部２ｂ
の表面には多孔層Ｔが形成されている。そしてインプラ
ント１（ｌａ、１ｂ）の骨内埋入部２（２ａ、２ｂ）に
形成される多孔層Ｔは第２図（イ）にて断面を示すよう
にフレームＦの内側がポスト部より連続した実質体２゜
上に形成してもよい。フレーム構造はブレードと上部構
造物が受ける咬合力に対して十分な強度と剛性を得るた
めに付設される。また、多孔層Ｔの形態としては第３図
（イ）のように金属、セラミック、プラスチックなどか
ら成る粒状（望ましくは球状）体を整列充填させたもの
であっても、あるいは同図（ロ）のように繊維状体のも
の、同図（ハ）のように粒状と繊維状体を混在させたも
のであってもよい。さらに多孔層Ｔの厚みｔとしては骨
細胞の侵入とインターロッキング効果による機械的係合
の関係を実験により、種々調べた結果０．２ｎ＋ｗ以上
あれば良いことがわかった。
、これらインプラント１．ｌａ、ｌｂはパイタリウム、
ステンレス鋼、チタン、又はチタン合金などで作られて
おり、同図（イ）に示したインプラント１ではその外縁
部にフレームＦを有する骨内埋入部２とそのほぼ中央部
にはポスト部３が一体形成されており、この骨内埋入部
２の側面には、金属、セラミックなど生体為害性のない
材料で作られた粒状体もしくは、繊維状体を充填して多
孔層Ｔが形成しである。また同図（ロ）ではインプラン
ト１ａにおける骨内埋入部２ａに対して２個のポスト部
３ａが形成されたものであり、さらに同図（ハ）には前
歯用のインプラントｌｂを示し、同様に骨内埋入部２ｂ
の表面には多孔層Ｔが形成されている。そしてインプラ
ント１（ｌａ、１ｂ）の骨内埋入部２（２ａ、２ｂ）に
形成される多孔層Ｔは第２図（イ）にて断面を示すよう
にフレームＦの内側がポスト部より連続した実質体２゜
上に形成してもよい。フレーム構造はブレードと上部構
造物が受ける咬合力に対して十分な強度と剛性を得るた
めに付設される。また、多孔層Ｔの形態としては第３図
（イ）のように金属、セラミック、プラスチックなどか
ら成る粒状（望ましくは球状）体を整列充填させたもの
であっても、あるいは同図（ロ）のように繊維状体のも
の、同図（ハ）のように粒状と繊維状体を混在させたも
のであってもよい。さらに多孔層Ｔの厚みｔとしては骨
細胞の侵入とインターロッキング効果による機械的係合
の関係を実験により、種々調べた結果０．２ｎ＋ｗ以上
あれば良いことがわかった。
尚、多孔層Ｔの有する微細孔の平均孔径と気孔率とは充
填する粒状体の粒径と繊維の線径及びアスペクト比を適
宜選択することにより、孔径は５０〜１０００μｍの範
囲、気孔率は３０〜７０χまで自由に調節可能であり、
この範囲で骨細胞の侵入が容易にコントロ２−ルでき、
新生骨の侵入増生によるブレード型インプラントの強力
な顎骨内係留が期待できることがわかった。
填する粒状体の粒径と繊維の線径及びアスペクト比を適
宜選択することにより、孔径は５０〜１０００μｍの範
囲、気孔率は３０〜７０χまで自由に調節可能であり、
この範囲で骨細胞の侵入が容易にコントロ２−ルでき、
新生骨の侵入増生によるブレード型インプラントの強力
な顎骨内係留が期待できることがわかった。
畝上のようなインプラントｌの使用態様例の断面図を第
４図にて示すように顎骨Ｂ中に骨内埋入部２が埋入され
、歯肉Ｓからポスト部３が突出した部分に人工歯冠りが
装着される。なお、インブラン） １ 、ｌａ、ｌｂに
おいては、摩擦腐蝕や組織液による腐蝕および耐摩耗性
のため、多孔層Ｔに対して公知の方法により処理するこ
とによって酸化物、窒化物、炭化物又はこれらを組合せ
た表面層を形成せしめておくことが望ましい。
４図にて示すように顎骨Ｂ中に骨内埋入部２が埋入され
、歯肉Ｓからポスト部３が突出した部分に人工歯冠りが
装着される。なお、インブラン） １ 、ｌａ、ｌｂに
おいては、摩擦腐蝕や組織液による腐蝕および耐摩耗性
のため、多孔層Ｔに対して公知の方法により処理するこ
とによって酸化物、窒化物、炭化物又はこれらを組合せ
た表面層を形成せしめておくことが望ましい。
上述したように本発明によればブレード型の骨内インプ
ラントの骨内埋入部の側面に多孔層が形６一 成しであることによって、これらの孔内に骨が増生侵入
することによる係合作用と骨との接触面積の増大が図ら
れる結果、顎骨との機械的結合力が大きいものとなり、
ガタッキ、骨中への沈降などの発生を防くことができ長
期にわたって安定した咬合性能をもたらし得るインプラ
ントを提供することができる。
ラントの骨内埋入部の側面に多孔層が形６一 成しであることによって、これらの孔内に骨が増生侵入
することによる係合作用と骨との接触面積の増大が図ら
れる結果、顎骨との機械的結合力が大きいものとなり、
ガタッキ、骨中への沈降などの発生を防くことができ長
期にわたって安定した咬合性能をもたらし得るインプラ
ントを提供することができる。
第１図（イ）（ロ）（ハ）はそれぞれ本発明実施例に係
るブ１／−ド型骨内インプラントの側面図、第２図は第
１図（イ）のＸ−Ｘ線における拡大断面、第３図（イ）
（ロ）（ハ）はそれぞれ本発明に係わるインプラントの
側面に形成する多孔層の一部拡大微細構造図、第４図は
本発明に係るインプラントを顎骨内に装着した状態を示
す断面図である。 １、Ｉａ、ｌｂ ： インプラント ２．２ａ、２ｂ ：骨内埋入部 ３．３ａ、３ｂ ： ポスト部 Ｔ ：多孔層 Ｆ ：フレーム部 Ｂ ：顎骨 Ｓ ：歯肉 Ｄ ：人工歯冠 ｔ ：多孔層の厚み
るブ１／−ド型骨内インプラントの側面図、第２図は第
１図（イ）のＸ−Ｘ線における拡大断面、第３図（イ）
（ロ）（ハ）はそれぞれ本発明に係わるインプラントの
側面に形成する多孔層の一部拡大微細構造図、第４図は
本発明に係るインプラントを顎骨内に装着した状態を示
す断面図である。 １、Ｉａ、ｌｂ ： インプラント ２．２ａ、２ｂ ：骨内埋入部 ３．３ａ、３ｂ ： ポスト部 Ｔ ：多孔層 Ｆ ：フレーム部 Ｂ ：顎骨 Ｓ ：歯肉 Ｄ ：人工歯冠 ｔ ：多孔層の厚み
Claims (1)
- 骨内埋入部とポスト部を一体形成した骨内インプラント
において、上記骨内埋入部の外側縁部にフレームを設け
、その内側に生体為害性のない材料より成る粒状体もし
くは繊維状体を配設したことを特徴とするブレード型骨
内インプラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168195A JPH06133B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ブレ−ド型骨内インプラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60168195A JPH06133B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ブレ−ド型骨内インプラント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227936A true JPS6227936A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH06133B2 JPH06133B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15863547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60168195A Expired - Fee Related JPH06133B2 (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ブレ−ド型骨内インプラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06133B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01119246A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-11 | Haruyuki Kawahara | 骨内インプラント |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP60168195A patent/JPH06133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01119246A (ja) * | 1987-11-02 | 1989-05-11 | Haruyuki Kawahara | 骨内インプラント |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06133B2 (ja) | 1994-01-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |