JPS62279025A - 金属板巻取機のエンドマ−ク防止装置 - Google Patents
金属板巻取機のエンドマ−ク防止装置Info
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- JPS62279025A JPS62279025A JP11905586A JP11905586A JPS62279025A JP S62279025 A JPS62279025 A JP S62279025A JP 11905586 A JP11905586 A JP 11905586A JP 11905586 A JP11905586 A JP 11905586A JP S62279025 A JPS62279025 A JP S62279025A
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- JP
- Japan
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- metal plate
- drum
- winding drum
- end mark
- winding
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 36
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金属板の巻取りに際して、差込側コイル端に
発生するエンドマーク(いわゆる押込み疵)の防止装置
に関し、さらに詳しくは、巻取りドラムの表面と板厚差
で生じる空間を原因とする金属板の変形を防止する装置
に関するものである。
発生するエンドマーク(いわゆる押込み疵)の防止装置
に関し、さらに詳しくは、巻取りドラムの表面と板厚差
で生じる空間を原因とする金属板の変形を防止する装置
に関するものである。
第3図において金属板1はデフレクタ−ロール2を介し
て1巻取機に誘導されて巻取りドラム3に自動的に巻取
られていく。この巻取機において、後続する金属板lが
ドラムを一周して金属板1の先端上面に重なると、巻取
りドラム3と金属板lの板厚差でできる間隙4(第4図
)により、金属板に腰折れが発生してエンドマーク5が
でき、その上に巻取られる金属板lに同様の悪影響を与
え、そのまま放置すると、内側約十数巻き分が不良とな
る恐れがある。
て1巻取機に誘導されて巻取りドラム3に自動的に巻取
られていく。この巻取機において、後続する金属板lが
ドラムを一周して金属板1の先端上面に重なると、巻取
りドラム3と金属板lの板厚差でできる間隙4(第4図
)により、金属板に腰折れが発生してエンドマーク5が
でき、その上に巻取られる金属板lに同様の悪影響を与
え、そのまま放置すると、内側約十数巻き分が不良とな
る恐れがある。
そこで従来は、エンドマークを防止するために、特開昭
59−1019号に開示されているように、巻取りドラ
ムと金属板の板厚差でできる間隙に弾力性のあるシート
(例えばダンボール)を適当な大きさに切り挿入してい
た。この場合、次の金属板加工ラインにおいて、人手に
よって挿入部材を取り除く必要があるが、自動化の進ん
だラインでは挿入部材を適宜取り除くことができないと
いう問題がある。
59−1019号に開示されているように、巻取りドラ
ムと金属板の板厚差でできる間隙に弾力性のあるシート
(例えばダンボール)を適当な大きさに切り挿入してい
た。この場合、次の金属板加工ラインにおいて、人手に
よって挿入部材を取り除く必要があるが、自動化の進ん
だラインでは挿入部材を適宜取り除くことができないと
いう問題がある。
また、上記以外にも従来エンドマークを防止するために
、金属板の先端部をグラインダー等で傾斜をつけて削り
落とすことも試みられているが、グラインダー加工に3
〜5分程度の時間を要し、金属板を処理する能率を大幅
に低下させてしまうという問題がある。
、金属板の先端部をグラインダー等で傾斜をつけて削り
落とすことも試みられているが、グラインダー加工に3
〜5分程度の時間を要し、金属板を処理する能率を大幅
に低下させてしまうという問題がある。
其の他、特開昭52−18451には、第5図に示すよ
うに巻取りドラム3に段差6をつけ、金属板1の先端部
が段差6の部分に来るようにして金属板1を巻取る方法
と装置が開示されているが1段差6の部分に金属板lの
先端を合わせる機構が複雑となる難点がある。また、段
差6の大きさは板厚によって最適値が存在するが、段差
6の大きさを板厚に応じて可変とするためには、さらに
複雑な機構をもった高価な金属板巻取り装置となる。
うに巻取りドラム3に段差6をつけ、金属板1の先端部
が段差6の部分に来るようにして金属板1を巻取る方法
と装置が開示されているが1段差6の部分に金属板lの
先端を合わせる機構が複雑となる難点がある。また、段
差6の大きさは板厚によって最適値が存在するが、段差
6の大きさを板厚に応じて可変とするためには、さらに
複雑な機構をもった高価な金属板巻取り装置となる。
従来のエンドマーク防止手段は上述したように種々の問
題点があった。
題点があった。
本発明は以上述べてきた従来技術の問題点を解決し、安
価で動作の確実な、金属板巻取機のエンドマーク防止装
置を提供するものである。
価で動作の確実な、金属板巻取機のエンドマーク防止装
置を提供するものである。
本発明は上述の問題点を解決するもので、次の技術手段
を採った。
を採った。
金属板をドラム状に巻取る巻取りドラムの表面巾方向に
、該巻取りドラムの回転と逆方向にかつ該巻取りドラム
の接線方向に伸延したテーパ付き薄板の基底部を固着し
た。
、該巻取りドラムの回転と逆方向にかつ該巻取りドラム
の接線方向に伸延したテーパ付き薄板の基底部を固着し
た。
本発明の作用を第2図(a)、(b)に従って説明する
0巻取りドラム3の径はエキスバンド用の油圧シリンダ
で数段階に変更可能となっており、金属板の巻取り開始
時、所定の径に設定する。なお、ドラムは金属板に疵な
どを入れないように、弾性物質7(例えばゴム)によっ
ておおわれている。
0巻取りドラム3の径はエキスバンド用の油圧シリンダ
で数段階に変更可能となっており、金属板の巻取り開始
時、所定の径に設定する。なお、ドラムは金属板に疵な
どを入れないように、弾性物質7(例えばゴム)によっ
ておおわれている。
巻取りドラム3には、ドラムの接線方向に延びる先に行
く程薄くなっているテーパ付き薄板8が取り付けられて
いる。テーパ付き薄板8は力が加えられると、第2図(
b)に示すように曲がり、先端部はドラム3と接し、は
ぼ真円を形成する。
く程薄くなっているテーパ付き薄板8が取り付けられて
いる。テーパ付き薄板8は力が加えられると、第2図(
b)に示すように曲がり、先端部はドラム3と接し、は
ぼ真円を形成する。
力が開放されると、第2図(a)に示すような初期状態
に戻る。従って、金属板の先端部をテーパ付き薄板8と
巻取りドラム3の間に挿入して巻取って行くとき、金属
板がドラムを一周して金属板先端上面に重なってもテー
パ付き薄板8があるため、その外周はほぼ真円を形成す
るので金属板にはエンドマークの発生はない。
に戻る。従って、金属板の先端部をテーパ付き薄板8と
巻取りドラム3の間に挿入して巻取って行くとき、金属
板がドラムを一周して金属板先端上面に重なってもテー
パ付き薄板8があるため、その外周はほぼ真円を形成す
るので金属板にはエンドマークの発生はない。
テーパ付き薄板8の基部9は金属板を巻取りドラムより
抜き出す際に、金属板が引っかからないように硬質でか
つ摩擦係数の小さい物質(プラスチック、樹脂)でつく
られている。
抜き出す際に、金属板が引っかからないように硬質でか
つ摩擦係数の小さい物質(プラスチック、樹脂)でつく
られている。
本発明の具体的な使用例を第1図により説明する。第1
図(a)において巻取りドラム3を所定の径に設定した
後、テーパ付き薄板8と巻取りドラム3の間に金属板1
の先端部を挿入する。金属板1の先端部は必ずしもテー
パ付き薄板8の一番奥まで挿入する必要はない。
図(a)において巻取りドラム3を所定の径に設定した
後、テーパ付き薄板8と巻取りドラム3の間に金属板1
の先端部を挿入する。金属板1の先端部は必ずしもテー
パ付き薄板8の一番奥まで挿入する必要はない。
第1図(b)において金属板lの先端部をセットした後
、巻取りドラム3を回転しながら、ベルトラッパ10で
テーパ付きは板8と金属板1を押圧する。ベルトラッパ
lOは巻取りドラム3の外周にベルトを巻付けて、巻取
りドラム3と一緒に回転するようになっており、またそ
のベルトラッパ10はスプリングおよびシリンダ(図示
されていない)により張架されている。
、巻取りドラム3を回転しながら、ベルトラッパ10で
テーパ付きは板8と金属板1を押圧する。ベルトラッパ
lOは巻取りドラム3の外周にベルトを巻付けて、巻取
りドラム3と一緒に回転するようになっており、またそ
のベルトラッパ10はスプリングおよびシリンダ(図示
されていない)により張架されている。
金属板lの巻取り完了後、巻取りドラム3の径を最小に
しテーパ付き薄板8と巻取りドラム3の間に隙間をつく
り金属板lを抜出す。
しテーパ付き薄板8と巻取りドラム3の間に隙間をつく
り金属板lを抜出す。
本発明の金属板巻取機のエンドマーク防止装置は次のよ
うな優れた効果を奏する。
うな優れた効果を奏する。
■エンドマーク防止を安価にかつ確実に行なうことがで
きる。
きる。
■金属板巻取り作業の向上を図ることができる。
0弾力性シートを挿入あるいは除去するような人手によ
る作業が不要となるので安全性が高い。
る作業が不要となるので安全性が高い。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
一実施例の作用説明図、第3図は金属板の巻取り状況の
説明図、第4図はエンドマークの説明図、第5図は従来
例のエンドマーク防止手段の説明図である。 l・・・金属板 2・・・デフレクタ−ロール
3・・・巻取りドラム 4・・・間隙5・・・エンド
マーク 6・・・段差7・・・弾性物質 8・
・・テーパ付き薄板9・・・テーパ付き薄板の基部 10・・・ベルトラッパ
一実施例の作用説明図、第3図は金属板の巻取り状況の
説明図、第4図はエンドマークの説明図、第5図は従来
例のエンドマーク防止手段の説明図である。 l・・・金属板 2・・・デフレクタ−ロール
3・・・巻取りドラム 4・・・間隙5・・・エンド
マーク 6・・・段差7・・・弾性物質 8・
・・テーパ付き薄板9・・・テーパ付き薄板の基部 10・・・ベルトラッパ
Claims (1)
- 1 金属板をドラム状に巻取る巻取りドラムの表面巾方
向に、該巻取りドラムの回転と逆方向にかつ該巻取りド
ラムの接線方向に伸延したテーパ付き薄板の基底部を固
着したことを特徴とする金属板巻取機のエンドマーク防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11905586A JPS62279025A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 金属板巻取機のエンドマ−ク防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11905586A JPS62279025A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 金属板巻取機のエンドマ−ク防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62279025A true JPS62279025A (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=14751790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11905586A Pending JPS62279025A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | 金属板巻取機のエンドマ−ク防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62279025A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6629662B2 (en) * | 2001-06-20 | 2003-10-07 | Tuftco Finishing Systems, Inc. | Method and apparatus for rolling carpet |
KR20220048798A (ko) * | 2020-10-13 | 2022-04-20 | 주식회사 포스코 | 엔드마크 방지재 제거공간 형성장치 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP11905586A patent/JPS62279025A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6629662B2 (en) * | 2001-06-20 | 2003-10-07 | Tuftco Finishing Systems, Inc. | Method and apparatus for rolling carpet |
KR20220048798A (ko) * | 2020-10-13 | 2022-04-20 | 주식회사 포스코 | 엔드마크 방지재 제거공간 형성장치 |
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