JPS62278398A - 既設老朽配管の更生方法 - Google Patents

既設老朽配管の更生方法

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JPS62278398A
JPS62278398A JP61119056A JP11905686A JPS62278398A JP S62278398 A JPS62278398 A JP S62278398A JP 61119056 A JP61119056 A JP 61119056A JP 11905686 A JP11905686 A JP 11905686A JP S62278398 A JPS62278398 A JP S62278398A
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thin metal
mortar
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智也 藤本
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、管内径800mmφ以上の既設の水道管等の
更生方法に関する。
〔従来の技術〕
既設の埋設鋳鉄水道管等の中には、割れや継手部シール
不良等によって漏水等を生じたり、老朽により赤水が発
生したりしているものがあるが、建物、道路その他の構
築物等によって敷設替えができない条件下にある配管が
ある。このような既設配管で管内径が800mmφ以上
の太管径を更生する方法として、口径が既敷設管より5
0〜100mm小さい新管を既設管内に挿入し、既設管
と新管との間にモルタルを注入して固定する方法、いわ
ゆる「パイプインバイプ工法」が採用されている。
このような工法は、次の問題点がある。
(1)新管が長さ4〜6mの直管となるため、これを埋
設管内に挿入するための大規模な作業立坑を必要とし、
建設コストが高騰する。
(2)新管の接合はアーク溶接のため長時間を要するほ
か、発生ヒユームにより管内雰囲気が汚染され作業環境
が劣悪となる。
(3)既設管と新管との間にモルタルを注入するため、
コスト高となる。また注入圧による内管の座屈を防ぐた
めに新管の管厚を厚くしなければならない。
(4)新管の口径が既設管より50〜100mm減少す
るため、有効流送断面積が減少する。
(5)新管内の現地溶接部には防食塗覆装を施さなけれ
ばならない。
(6)曲管部の施工が容易でない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記問題点を解決した既設老朽配管の更生方法
を提供することを目的とし1作業立坑が小さくて済み、
管内雰囲気を汚染することなく、また管断面積をほとん
ど縮小させることなく、さらに防食塗覆装も要すること
なく、容易に大口径既設老朽配管の更生ができる方法を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明方法の第1の発明は直管に適用されるものであっ
て1次の技術手段から成る。
(a)ライニング材として、更生すべき配管内径の円周
長に重ね代を加えた長さと1〜1.5mの幅をもつ金属
薄板を、その相隣る二辺の辺縁を折曲げておく。
(b)更生すべき管内面を清掃し、モルタル吹付けした
後、前記薄板を管内に持ち込み、管内径にライニングす
る。このとき、隣接薄板との継目部は予め折曲げられて
いる辺縁の折曲げられた舌片が重ね継目の重なり部内に
入るように隣接する薄板の辺縁上に重ねる。
(C)上記薄板の重なり部をスポット溶接により接合す
る。スポット溶接のピッチは50〜80mmが適当であ
る。
(d)前記重ね合わせ部に水封用シール剤を充填する。
次に本発明の第2の発明は曲管に適用されるもので、そ
の主要部は第1の発明と同様であって。
次の技術手段から成るものである。
(a′)ライニング材として、次の2種類の金属薄板を
準備する。
向に反りを有する細長矩形状の金属薄板11)  第2
の金属薄板は曲管を管軸方向に多数に分割しその各部分
ごとにライニングする薄板であって、中央幅が更生すべ
き曲管の最長母線の分割数分の1に重なり代を加えた幅
、両端幅が更生すべき曲管の最短母線の分割数分の1に
重なり代を加えた幅で長さが更生すべき曲管の内径の円
周長から前記矩形状の第1の金属薄板の幅を減じ重なり
代を加えた長さを有し、その長手両端縁と他の一辺の辺
縁を折り曲げておく。
(b′)更生すべき管内面を清掃し1モルタル吹付けし
た後、前記薄板を管内に持ち込み、管内径にライニング
する。このとき、第1の金、’I fM板をその長手方
向を曲管内の最短母線に沿って配設し、第2の金属薄板
の長子両端を第1の金属薄板の側縁に重ねかつ前記予め
折曲げられている辺縁の舌片が重ね継目の重なり内に入
るように前記薄板を隣接する薄板の辺縁上に重ねて前記
モルタル内面シこライニングする。
(a′)上記lSi板の重なり部をスポット溶接により
接合する。スポット溶接のピッチは50〜80mmが適
当である。
(d′)前記重ね合わせ部に水封用シール剤を充填する
〔作用〕
本発明では金属薄板の切板を管内に持ち込んでライニン
グするので、大きな作業立坑を構築する必要がなく、ま
た管内径の縮小が極めて僅かである。
モルタルを吹付けることにより、内張りのための下地処
理の作用と、ライニング材として用いる全屈鋼板と鋳鉄
管との直接接触を防止し、異種金属であるために起る孔
食やもらい錆などの発生を避ける作用をなす。
薄板の接合はスポット溶接とシール剤によるので、作業
環境を悪化せず、防食処理も必要としない。
金属薄板は厚さが0.5〜0.8 m mであるので、
軽量でかつ管内ライニングとして適切な腰の強さを有し
、加工容易である。金属薄板としてはステンレスシート
が最も適当で、耐久に富み加工性にすぐれている。また
、曲管部を施工することが容易にできる。
重なり部は金属薄板の2辺を折曲げ加工しであるのでこ
の折曲げ部がシール剤のポケットとなって、薄板の縁を
押上げる等の作業を要せずに容易にシール剤を重なり部
の隙間に充填することができる。シール剤としてはシリ
コーン系の防水剤が好適である6 〔実施例〕 内径800mmφの既設鋳鉄管に本発明法を適用して配
管の更生を行った。
第1図はその説明のための直管配管の一部切断斜視図を
示し、第2図はライニングの重なり部の断面図(第1図
のA−A矢視図、B−B矢視図)を示し、第3図は伸縮
継手構造を示す断面図である。
鋳鉄管1の内壁を4 k g / c rrr’の噴射
圧力水で洗浄した後、水セメント比4596のモルタル
2を塗膜厚さ5mmを目標として吹付け、平滑仕上げし
声後、熱風乾燥した。モルタルには混和剤を混入し、モ
ルタルが下方へ流れ落ちたり垂れたりしないよう1こモ
ルタルに適度の粘性と硬化性と付与した。
次いで、厚さ0.7mm、長さ2540mm、幅120
0mm、折曲げ10mmのステンレス鋼板3 (SUS
304)の薄板を順次鋳鉄管l内に持込み、隣接するス
テンレス鋼板との円周型なり部4および同一のステンレ
ス鋼板3aシートの管軸方向型なり部5同士を重ねて順
次内張りし、ジヤツキで重なり部4.5が互いに密着す
るように押さえなからTIGスポット溶接6を行った。
溶接電流は60〜80Aで、スポット時間は1箇所約2
秒で完了する。スポット溶接のピッチは管周、′i2′
軸方向共50mmとした。
なお、管軸方向の重ね線はステンレス鋼板各校ごとに1
00mm程度ずらして連続線とならないように配慮した
スポット溶接接合の進行に合わせてそのあとから、重な
り部4.5に沿って全線にシリコーン系シール剤7を注
入充填した。重なり部4.5はステンレス鋼板の折曲げ
部8がシール剤7の注入時のふところのような形状をし
ているのでシール剤の注入は容易である。
また鋳鉄管の継手部は第3図に示すようにステンレス鋼
板の重なり部の重なり代を大きくすると共に、重なり部
に粘着ベルト9を介在させて伸縮可能にした。
次に第4図に曲管部の施工図として断面斜視図を示した
。曲管の場合は細長矩形状の第1の金属薄板lOを、そ
の長手方向を曲管内径の最短母線11に沿わせてまず配
設し、これを中継板として第2の金属薄板12の長手方
向両端縁をこれに重ねて円周方向にライニングし、折り
曲げ縁を隣接する第2の金属薄板゛12aに重ねて重な
り部を形成しつつライニングする。その他の処理は一ヒ
記直管部の施工と同様であり、シール剤を重なり部に注
入してライニングを終了する。
以上の工程を終了した後、シール剤の乾燥硬化をまって
老朽管の更生が完了した。
シール剤の乾燥硬化後、重なり部会線に亘って真空テス
トを行い、ピンホール等の欠陥がないことを確認した。
〔発明の効果〕
本発明は次のすぐれた効果を奏する。
(イ)ライニング材として金FJ薄板(特にステンレス
鋼板)を用いるので作業立坑が小さくてすみ、また吊下
げなどの重機が不要となり、建設コストが低減する。
(ロ)ライニング材の接合はスポット溶接とシール材と
したのでヒユームの発生がなく、雰囲気空気が清浄に保
たれ作業環境を劣化させない。またスポット溶接は接合
速度が速く迅速施工が可能である。
(ハ)シール剤の充填が容易で格別の技能を要せず、か
つ完全なシール部を容易に得ることができる。シール剤
が硬化後は弾性的な動きを示し、管内圧が増大するほど
、折曲げ部のふところに入り込み、水密性が一層向上す
るセルフシール作用をなし好適である。
(ニ)ライニング材としてステンレス鋼板を使用すると
半永久的な防錆が可能で耐久性に富む。また防食塗装等
が不要である。
(ホ)曲管部の更生も直管部と同様に容易に施工するこ
とができる。
(へ)N合コストは安価で、一般的な条件下において比
較すると、パイプインパイブ工法に比し50〜70%で
ある。さらに1#用年数を加味すれば50%以下となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明のだめの直管配管の一部切
断斜視図を示し、第2図はライニングの重なり部の断面
図(第1図のA−A矢視またはB−B矢視図)、第3図
は伸縮継手構造を示す管の部分断面図、第4図は曲管の
施工を説明する曲管配管の断面斜視図である。 l・・・鋳鉄管 2・・・モルタル 3.3a・・・金属薄板(ステンレス鋼板)4.5・・
・重なり部 6・・・スポット@接゛ 7・・・シール剤 8・・・折曲げ部 9・・・粘着ベルト 10・・・第1の金属薄板 11・・・最短母線 12.12a・・・:52の金属薄板 13・・・最長母線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 幅が1〜1.5mで長さが更生すべき配管内径の円
    周長に重ね代を加えた長さをもつ金属薄板を、その相隣
    る二辺の辺縁を折曲げておき、更生すべき管内面を清掃
    し、モルタル吹付けした後、前記予め折曲げられている
    辺縁の舌片が重ね継目の重なり内に入るように前記薄板
    を隣接する薄板の辺縁上に重ねて前記モルタル内面にラ
    イニングし、前記重なり部をスポット溶接により接合し
    、次いで前記重なり部に水封用シール剤を充填すること
    を特徴とする既設老朽配管の更生方法。 2 第1の金属薄板は幅方向に湾曲し長手方向に反りを
    有する細長矩形状の金属薄板とし、第2の金属薄板は中
    央幅が更生すべき曲管の最長母線の分割数分の1に重な
    り代を加えた幅、両端幅が更生すべき曲管の最短母線の
    分割数分の1に重なり代を加えた幅で長さが更生すべき
    曲管の内径の円周長から前記矩形状の第1の金属薄板の
    幅を減じ重なり代を加えた長さを有し、その長手両端縁
    と他の一辺の辺縁を折り曲げておき、更生すべき管内面
    を清掃し、モルタル吹付けした後、第1の金属薄板をそ
    の長手方向を曲管内の最短母線に 沿って配設し、第2の金属薄板の長手両端を第1の金属
    薄板の側縁に重ねかつ前記予め折曲げられている辺縁の
    舌片が重ね継目の重なり内に入るように前記薄板を隣接
    する薄板の辺縁上に重ねて前記モルタル内面にライニン
    グし、前記重なり部をスポット溶接により接合し、次い
    で前記重なり部に水封用シール剤を充填することを特徴
    とする既設老朽曲管配管の更生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003677A (ja) * 2014-06-14 2016-01-12 株式会社サンケン 配管の再生方法
JP2016003678A (ja) * 2014-06-14 2016-01-12 株式会社サンケン 配管の再生方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545183U (ja) * 1978-09-19 1980-03-24
JPS5836231A (ja) * 1981-06-11 1983-03-03 バスフ コ−ポレ−シヨン 移動しつつある糸を糸処理室に導入する方法及び装置

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