JPS6227838Y2 - - Google Patents

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JPS6227838Y2
JPS6227838Y2 JP6161680U JP6161680U JPS6227838Y2 JP S6227838 Y2 JPS6227838 Y2 JP S6227838Y2 JP 6161680 U JP6161680 U JP 6161680U JP 6161680 U JP6161680 U JP 6161680U JP S6227838 Y2 JPS6227838 Y2 JP S6227838Y2
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grains
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、密閉箱内に収容した穀物を静置状態
で除湿乾燥し、乾燥終了後はそのまま低温貯蔵す
るための穀物の除湿乾燥貯蔵装置に関する。
従来、穀物を貯蔵する貯蔵庫を外気と遮断でき
る構造とし、これに冷媒の蒸発器および凝縮器等
よりなる除湿機と、ヒーターを組合せた空気調整
装置を装備せしめて、所望の温度と湿度に貯蔵庫
内の空気を調整する穀物の除湿乾燥貯蔵装置は、
例えば特公昭50−9694号公報に記載されているよ
うに、既に知られている。
ところで、従来知られている穀物の除湿乾燥貯
蔵装置にあつては、穀物の収容部が密閉箱で構成
されているので、多量の穀物を貯蔵乾燥する大容
量のものでは、穀物の搬入搬出作業が容易でな
く、特に穀物を均平に収容するのが困難であつ
た。
そこで、本考案は、このような従来の実状に鑑
み、たとえ多量の穀物を乾燥貯蔵する大容量のも
のであつても、穀物の搬入搬出作業を容易に行う
ことができ、しかも、搬入する穀物を均平に収容
することができる穀物の除湿乾燥貯蔵装置を提供
することを目的とするものである。
本考案は、上記の目的を達成するため、その技
術的手段を次のように構成した。
すなわち、本考案に係る穀物の除湿乾燥貯蔵装
置は、密閉箱内の正面側に、内部凝縮器、蒸発器
および送風機を収納した機械室と、搬出入用広場
を隣接して設け、上記搬出入用広場の搬出入口に
は全開可能な開き扉を備え、前記機械室および搬
出入用広場以外の密閉箱内下方部にはスノコを水
平に敷設してスノコ上部に収容室を、その下部に
通気室を区画形成すると共に、機械室の上方部は
収容室に、下方部は通気室にそれぞれ接続し、搬
出入用広場と収容室との境に仕切壁を設けたこと
を特徴とするものである。
本考案に係る穀物の除湿乾燥貯蔵装置におい
て、密閉箱内の収容室に穀物を搬入するには、開
き扉を全開して搬出入用広場を開放し、適宜の穀
物搬入手段をもつて、まず奥の方から穀物を搬入
する。そして、相当量の穀物が収容されたなら
ば、搬出入用広場と収容室との境に仕切壁を立設
したうえ、収容室内の前部にも穀物を収容し、全
体として均平となるようにする。また、収容室に
収容されている穀物の搬出時には、まず仕切壁近
くの穀物を搬出したうえ、仕切壁を外して奥の方
の穀物を搬出する順序で作業を行う。
なお、穀物の乾燥時には、機械室から収容室に
加温空気を送風すると共に、穀物堆積層を通過し
た空気の除湿をし、低温貯蔵時には機械室から収
容室に冷風を供給する。
以上のように、本考案に係る穀物の除湿乾燥貯
蔵装置によれば、収容室に穀物を搬入する作業
は、搬出入用広場が全開され、かつ相当量の穀物
が収容されるまでは収容室が搬出入用広場に開放
されるので、適宜の穀物搬入手段による穀物の収
容作業が容易にできる。しかも、相当量の穀物が
収容された際に、仕切壁を立設してその近くに穀
物を収容するのみで、収容室全体に穀物を均平に
収容することができる。したがつて、収容室に収
容された穀物を全体に均等に乾燥できると共に、
乾燥後の穀物を全体に均等な品質を保つて長期間
にわたり貯蔵することができる。
以下、本考案の一実施例を図面について説明す
る。
図面において、1は密閉箱であつて、この密閉
箱1は周囲を断熱壁2で囲んであり、その正面側
には内部凝縮器11、蒸発器12および送風機2
3を収納した機械室3と、搬出入用広場4とを隣
接して設け、上記搬出入用広場4の搬出入口5に
は全開可能な開き扉6が設けられている。そし
て、前記機械室3および搬出入広場4以外の密閉
箱1内下部にはスノコ7を水平に敷設してスノコ
7上部に収容室8を、その下部に通気室9を区画
形成すると共に、機械室3の上方部aは収容室8
に、下方部bは通気室9にそれぞれ接続してあ
る。
前記内部凝縮器11および蒸発器12は、乾燥
風あるいは冷風を発生させて穀物の除湿乾燥作用
と低温貯蔵作用とを行わせるヒートポンプ10の
一部であり、このヒートポンプ10は圧縮機13
と内部凝縮器11および外部凝縮器11′と、授
液槽14と、膨張弁15および蒸発器12から成
り立つており、上記内部凝縮器11と蒸発器12
以外は、密閉箱1の外側に設置した収容室16内
に収納されている。そして、圧縮機13と内部凝
縮器11および外部凝縮器11′とは切替弁17
および17′を備えた高圧ガス管18および1
8′を介して切替可能に接続すると共に内外凝縮
器11,11′は切替弁19,19′を備えた接続
管20,20′により受液槽14と、また受液槽
14は膨張弁15を備えた液体管21を介して蒸
発器12に、さらに蒸発器12は吸入管22を介
して圧縮機13にそれぞれ接続して一定の循環経
路を形成せしめる。24は外部凝縮器11′に空
気を吹き当てるための送風機である。25は搬出
入用広場4と収容室8との境に立設した仕切壁で
ある。
叙上のように構成された穀物の除湿乾燥貯蔵装
置において、密閉箱1内の収容室8に穀物を搬入
するには、開き扉6を全開して搬出入用広場4を
開放する。そして、適宜の穀物搬送手段(例えば
スロワやスクリユーコンベヤ等)をもつて、まず
収容室8の奥の方から穀物を搬入していき、手前
の方まで穀物が相当量堆積されたら、搬出入用広
場4と収容室8との境に仕切壁25を立設したう
え、収容室8内の前部にも穀物を収容すれば、収
容室8全体にわたつて穀物が均平に堆積される。
このようにして所定量の穀物が収容されたら開
き扉6を閉じ、ヒートポンプ10の切替弁1
7′,19′を操作して圧縮機13と外部凝縮器1
1′との接続を断つた状態で送風機23および圧
縮機13を運転すれば、圧縮器13により圧縮さ
れた高圧ガスが内部凝縮器11に送られ、ここで
冷されて凝縮熱を放出し、この熱エネルギーによ
つて送風機23により機械室3内を矢印方向に流
通する空気を加温する。そして、内部凝縮器11
のガスは凝縮熱を奪われて液体となり、受液槽1
4内に還元された後、さらに膨張弁15を通つて
減圧され、ここで蒸発して熱を吸収して通気室9
より機械室3内に吸入される空気を冷却して露点
以下にし、脱湿する。
したがつて、加温された乾燥風を第2図の矢印
方向に循環流通させて穀物に浴びせれば、乾燥風
は水分を吸収して吸湿乾燥風となつて通気室9を
経て機械室3の下方部bより吸引され、蒸発器1
2に噴き当たり、氷結することなく脱水されて乾
燥空気となり、再び内部凝縮器11で加温されて
収容室8に送り込まれる循環作用を反復する。そ
して、この乾燥風の反復循環作用で穀物は所定の
含水率まで乾燥される。
また、乾燥終了後の穀物を低温貯蔵する場合に
は、ヒートポンプ10の外部凝縮器11′と圧縮
器13とを切替弁17,19の操作で接続状態と
し、送風機24によつて得られた空気を外部凝縮
器11′に噴き当て、送風機23および圧縮器1
3を共に運転する。この状態において、機械室3
の上方部aより送り出された風は穀物層、通気室
9を通つて機械室3に還元される循環風を形成す
ると共に循環風は蒸発器12を通過する際に冷風
となる。したがつて、収容室8内に静置状態に収
容された乾燥穀物は流通する冷風で冷却され、低
温状態(穀温15℃以下)に保持されるから、穀物
は品質を低下させずに長期間にわたり貯蔵するこ
とができる。
収容室8内に収容されている穀物を搬出するに
は、まず仕切壁25近くの穀物を搬出したうえ、
立設されている仕切壁25を外して収容室8の順
次奥の方の穀物を排出するが、収容室8に収容さ
れている穀物の多くをこのように仕切壁25を外
して搬出できるので、その作業を容易かつ能率よ
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の斜視図、第2図は第1図の縦断側面図、第3図
は要部を破断して示した平面図、第4図はヒート
ポンプの配列説明図である。 1……密閉箱、3……機械室、4……搬出入用
広場、5……搬出入口、6……開き扉、7……ス
ノコ、8……収容室、9……通気室、11……内
部凝縮器、12……蒸発器、23……送風機、2
5……仕切壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉箱内の正面側に、内部凝縮器、蒸発器およ
    び送風機を収納した機械室と、搬出入用広場を隣
    接して設け、上記搬出入用広場の搬出入口には全
    開可能な開き扉を備え、前記機械室および搬出入
    用広場以外の密閉箱内下方部にはスノコを水平に
    敷設してスノコ上部に収容室を、その下部に通気
    室を区画形成すると共に、機械室の上方部は収容
    室に、下方部は通気室にそれぞれ接続し、搬出入
    用広場と収容室との境に仕切壁を設けたことを特
    徴とする穀物の除湿乾燥貯蔵装置。
JP6161680U 1980-05-06 1980-05-06 Expired JPS6227838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161680U JPS6227838Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161680U JPS6227838Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163295U JPS56163295U (ja) 1981-12-04
JPS6227838Y2 true JPS6227838Y2 (ja) 1987-07-16

Family

ID=29655997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6161680U Expired JPS6227838Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

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JP (1) JPS6227838Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714790Y2 (ja) * 1990-10-23 1995-04-10 有限会社中央電工 籾の乾燥設備

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56163295U (ja) 1981-12-04

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