JPS62277981A - 聴覚ゲ−ム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 本発明は、プレイヤーがその操作により変えることの出
来る音響によるイメージ空間中に在って、この空間中に
飛来する攻撃体を回避するなどの遊戯を行う聴覚ゲーム
装置に関する。

「従来の技術」 現今、ＴＶゲーム機或いはポケットゲーム機などゲーム
の展開をＣＲＴ又は液晶ディスプレイに表示して進行さ
せる視覚ゲームが流行している。

そして、これ等ゲーム機においても電子音響が用いられ
ているが、かかる音響はディスプレイ表示を盛り上げる
補助的な役割であった。

一方、電子音響装置としては、周知の如く、ンンセサイ
ザー或いはキーボード等の電子楽器を初め各側のものが
実用に供されている。

しかし、電子音響のみによるゲーム機は未だその存在を
知シ得ないところである。

「発明の目的」 ところで、立体音響によるイメージ空間はステレオラジ
オ放送等に２いて知られる如く、聰取者の想像力も加わ
って、極めて臨場感のある空間を作り出すことが出来る
。

そこで、本発明は、この立体音響によって作り出される
イメージ空間を利用して、音響を主体とする聴覚ゲーム
装置の開発を目的とするものである０ 「目的のための手段」 しかして、この目的を達成するために、本発明では、立
体的な音響空間を形成するスピーカのための音響信号発
生部と、該音響信号発生部の出力信号を制御するプログ
ラム構成部と、スイッチ類を有する操作部とからなり、
前記操作部からの入力により前記音響信号発生部からの
信号出力状態を前記プログラム構成部の制御下に可変し
得るように構成して、作り出される音響によるイメージ
空間で遊戯するようになした聴覚ゲーム装置を提案する
。

「作　用」 擬音及び音階等を発生する電子音源を得るだめの集積回
路からなる音響信号発生部は、これ等各音の組合わせ出
力をプログラム構成部によりゲーム内容に応じて制御さ
れ、その出力をスピーカに与えて、該スピーカによる立
体的な音響空間を形成するように作用する。

この空間の中心域に見掛は状位置するプレイヤーは、操
作部の操作によって、該空間を変位若しくは音響中の特
殊音の空間内位置及び方向などをコントロールすること
が出来る。

これによって、プレイヤーは前記ゲームプログラムに溢
って独自の音響空間を逐次作り出すことが可能で、この
プレイヤー操作による独自の空間により、プログラムさ
れた所定条件をクリヤーしながらゲームの進行を計るこ
とが出来る。

次に、本発明の図示実施例について説明する。

「実施例」 図において、１はプログラム内蔵部分で、読み出し専用
メモリーあるいはＩＣカード及びその他の記憶媒体から
なシ、各種ゲーム内容に応じたプログラム及び音の組合
わせデータを内蔵したカセット体で構成され、各種ゲー
ム内容ごとに交換可能に構成しである。

２は操作部で、スイッチ類を操作する方向キーあるいは
ジョイスティック又はハンドルなどを有し、プレイヤー
の意志により操作される。

これ等プログラム内蔵部１及び操作部２からの信号入力
を受ける制御部３はマイクロコンピュータ等からなり、
立体音響信号発生部４を制御する。

即ち、該発生部４は特異な擬音及び音階などを発生する
音源で、集積回路によって構成されている。

なお、この制御部３と立体音響信号発生部４とは、それ
ぞれ別々の集積回路で構成する他に、一つの集積回路内
に構成しても良い。

そして、該音響信号発生部４はスピーカとしてのステレ
オへッドフオン５を駆動する。その他６は電源で、電池
或いはＡＣアダプターなどが適用される。

このような構成よりなる実施例（てよれば、プログラム
内蔵部１にプログラム構成部トをセットした後、電源投
入により作動状態に至り、ゲームの開始となる。

プレイヤーは立体音響信号発生部４で駆動されるステレ
オへッドフオン５を装着することにより、該ヘッドフオ
ン５からの立体音を聴き、音響により作り出されるイメ
ージ空間を想像しながら、操作部２を操作する。

例えば、プログラムされたゲームが宇宙戦争ゲームのよ
うなものであれば、プレイヤーは、敵のＵＦＯやその攻
撃体がプレイヤーの左右上下を飛び交う音響のイメージ
空間の中心域にあって、操作部２を操作することにより
、これ等攻撃体等が自分に当らないよう見掛は上の回避
動作を計る。

そして、この操作が前記プログラムに設定された条件下
で時間的に及び位置的に回避動作が遅れる等して、不幸
にして攻撃体がプレイヤーに当るような条件の場合には
、大きな爆発擬音を発生させるなどして、当該ゲームの
進行を前記プログラムに清って進める。

そして、このゲーム中、バックグラウンドサウンドとし
て、宇宙イメージの電子音楽を流されるという具合にゲ
ーム構成が計られる。

又、プログラムカセットによっては、プログラム構成次
第で、メロディ−のみの発生も可能であるので、観賞音
楽専用として活用することが出来る。

「発明の効果」− このように、本発明装置によれば、立体的な音響空間を
形成するスピーカのための音響信号発生部と、該音響信
号発生部の出力信号を制御するプログラム構成部と、ス
イッチ類を有する操作部とからなり、前記操作部からの
入力により前記音響信号発生部からの信号出力状態を前
記プログラム構成部の制御下に可変し得るように構成し
たので、プログラム構成によって各種内容の立体音響に
よるイメージ空間を形成することが出来、プレイヤーは
このイメージ空間の中にあって、臨場感あふれる想像の
場に入ることが出来、しかも、操作部の操作によりプレ
イヤー独自のイメージ空間を作り出しながら、その空間
形成をプログラム内容との条件判別下に各空間をクリヤ
ーしながらゲームを進行させる極めて想像性に富むゲー
ムを行うことが出来るので、本発明装置は従来の視覚を
主体とするゲームとは異なった聴覚ゲームとして特異の
効果を有するものである。そして、本発明ゲーム装置で
は、ディスプレイ部を有しないので、装置自体を小嵩軽
量に構成することが出来ると共に、ゲーム中の消費電力
も少ないので、電池電源による携帯用ゲーム機として、
特に有効である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置の一実施例を示すブロック図である。 １・・・・・・　プログラム内蔵部分 ２・・・・　操作部　　　　３・・・・・制御部４・・
・・・・　立体音響信号発生部 ５・・・・・・　ステレオヘソドフオン６・・・・・・
電源。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）立体的な音響空間を形成するスピーカのための音
   響信号発生部と、該音響信号発生部の出力信号を制御す
   るプログラム構成部と、スイッチ類を有する操作部とか
   らなり、前記操作部からの入力により前記音響信号発生
   部からの信号出力状態を前記プログラム構成部の制御下
   に可変し得るように構成して、作り出される音響による
   イメージ空間で遊戯するようになしたことを特徴とする
   聴覚ゲーム装置。
2. （２）前記スピーカがステレオヘツドフオン装置である
   ところの特許請求の範囲第（１）項記載の聴覚ゲーム装
   置。
3. （３）前記プログラム構成部が取り換え可能なプログラ
   ムカセットであるところの特許請求の範囲第（１）項記
   載の聴覚ゲーム装置。