JPS62277957A - 水力マツサ−ジ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全身を包み込むような水力マノサージを実行
するための装置に関する。

〔従来の技術〕

人体に対するマツサージの効果は良く知られている。ま
た、熟練したマツサージ師に頼ることなくそのような効
果を楽しむために、水力マノサージを受けることが最近
では背反した慣行となっていることも知られている。こ
の水力マツサージは、液体の流れによって行われるマツ
サージである。

それにも拘らず、つい近時に至るまで、水力マツサージ
はその殆どの適用例において、極めて合理性に欠ける仕
方で行われていた。実際のところ、仮に流体雰囲気下で
行われた場合には、水力マツサージは殆ど効果のない流
体の流れでもって体（又はその一部）を洗う程度に弱め
られてしまい、その分散の具合も完全に整然としていな
い、不均一な仕方であった。他方、仮に他に流体のない
気体雰囲気下で行われた場合には、水力マツサージは体
の限られた部分を多少乱暴な、恐らくは間欠的な流体の
ジェットで叩くにすぎない。マツサージ作用の合理的な
分布の仕方は事実、これまでに研究されておらず、また
通常のマツサージの基本に従ってこのマツサージ作用を
方向付けることも考えられてはいなかった。水力マツサ
ージが効率的であるためには、水力マーサージはこれま
でと異なり、足先から頭のてっぺんまで全身に沿って完
全且つ連続的に行われるべきであり、その場合に中断を
何等生じてはならず、また水力マッサージを行うための
流体ジェットの強度及び周波数を調節できる可能性を有
するべきである。

最近になって解決策が提供されており、それは水力マツ
サージの問題点に直面するについてこれらの基本的な要
請を少なくとも部分的に考慮に入れている。この解決策
は、マッサージすべき身体の軸と実質的に一致する軸の
周囲を回転し、同じ軸を有する円筒形の渦巻（らせん形
）に従って配分される少なくとも一つの水の噴流を放出
する手段を含む装置を提供するものである。

実際には、このような形式の装置はこれまで、操作がデ
リケートで及び／又は人体の一部のみに使用が限定され
た、非常に複雑な構造のシステムによって得られていた
。

特に、ドイツ公開特許第２３４１６０４号の装置は、人
体を横たわらせて保持する構造を提供し、その構造が身
体の長手方向に動く少なくとも一つのリングであって、
該構造の内側へ向かって水の噴流を噴射するものを含む
ようになっている。

この構造全体の複雑さ、及びこの装置が正確且つ信頌で
きる作動を行う困難性は非常に明白なものである。更に
この装置は、一方向のみにおいて連続的且つ間断のない
マツサージを行うのに適していない（さらなる構造的な
複雑さを頼るのでなければ）が、そのことは身体に効果
のある結果を得るには不可欠なものである。

次にフランス特許公開第２５３６６５６号は、上記のよ
りも簡易な機械的特徴を有し、より合理的な水力マツサ
ージを行う装置を記載している。

しかしこの装置は人体の限られた部分にわたって作用す
るように設計されたものであり、人の全身をマツサージ
するためには、想像するほど有用なものではあり得ない
。実際のところこの装置は、身体の一部（例えば足）を
保持する水平なカゴを提供するものであり、この身体の
一部を打つらせん状の水の噴流が、複数のノズルから噴
射されるようになっている。そしてこれらのノズルは、
カゴの軸線と一致するそれ自体の軸線の周りを回転する
らせん形状をしたチューブ中に備えられている。この装
置のらせん形のチューブの構造及び作動の定常性は、極
度に片持ち梁弐とされた部分から形成された回転部材か
らなる上述のらせんチューブの構造及び取付から生ずる
、非常に多（の問題点を含んでいる。これらの問題点は
、チューブの寸法、特に長さが大きくなるにつれて、克
服不可能なものとなる。このことから、上記フランス特
許公開第２５３６６５６号の装置が、どうして当該特許
の図面に示されたような身体の一部を越える範囲につい
て、或いは少なくとも人の全身にわたって水力マノサー
ジを行うために使用できないのがが理解できる。

〔発明の解決しようとする問題点〕

上述の如き装置についての前記限界−疑いもなくこの分
野の熟練者には明らかとなる−が、恐らくはその普及を
妨げている原因であろう（前記装置は市場で入手可能で
ないようであり、また過去において成功裡に設置された
ことがない）。しかしまた、これらの装置が特定の用途
を有しており、それ故明らかに療養院や病院などにおい
てのみ用いられうるちのであって、通常の住宅に設置す
るためには全く適していないということも記すべきであ
ろう。だが、今日では事情は変わり、次のことが強（感
じられる要求となってきている。即ち、健康上の理由か
ら実際に強制されたり勧められたりしたのでない場合で
あっても、場所を少ししかとらず然も単に通常のシャワ
ーに置き換えるだけのことによって、簡単且つ実用的な
手法によって−及び設置並びに使用の双方に関して納得
のいくコストにおいて一頻繁な水力マフサージを可能な
らしめるような簡易で信頼できる装置を個人の家に備え
付けることは、ある種の人々にとっては普通の希望にな
りつつあるのである。

このような希望を適度に満たし得るためには、アパート
やホテルの浴室において、まるでシャワーのようにして
水力マフサージ用の装置を簡単に設置することが可能で
あるべきであることは、ある程度確かである。そして、
そのような装置は、納得できる価格であることは勿論と
して、簡単に使用でき且つ信頼が置けるように、最も簡
単な機能的及び構造的な特徴を有することが不可欠であ
る。これらの特徴は前に引用した特許の装置には明らか
に見出すことのできないものであるが、本発明の目的と
する装置には総て存在するものである。この装置は水力
マツサージの後にサウナの機能をも果たそうとするもの
であり、かくして最も満足な手法において、身体の効果
的且つ現代的な健康上の手入れを完成させる。このこと
は確実に、多くの階層のユーザーによって是認されるで
あろう。

〔問題点を解決するための手段〕 かくして本発明は、一方向のみにおいて人の全身にわた
る連続的な包み込むような水力マフサージを実行するた
めの装置を提供するものである。この装置は、シャワー
室において、マフサージされるべき身体の軸と実質的に
一致する軸の周囲を回転する手段を含み、該手段が同じ
軸を有する円筒状のらせん形に従って分散される少なく
とも一つの水の噴流を噴射するものであって、前記回転
手段が均一で散開する噴流を噴・射するノズルを備えた
複数の弧状のチューブ部分からなり、該チューブ部分が
前記ノズルへと給送している直線状の垂直なチューブに
よって水平又は傾斜した位置に支持され、且つ前記軸の
周囲で回転するように設けられ案内されていることを特
徴とするものである。

本発明の第一の実施例によれば、前記弧状のチューブ部
分の長さはみな等しくてよく、またこれらのチューブ部
分は前記直線状の垂直なチューブによって傾いた位置に
支持されている。

チューブ部分は垂直なチューブに対して相異なる高さに
おいて結合されており、また傾きは中央にあるチューブ
部分と一致している。そしてチューブ部分は、当該チュ
ーブ部分と同様に傾いていて、均一で散開する噴流を噴
射する、等間隔で配置された複数のノズルを含んでいる
。

第二の実施例によれば、上記と異なって前記弧状のチュ
ーブ部分は異なる長さであって、その端部において前記
直線状の垂直なチューブに対して相異なる高さに結合さ
れ且つ水平位置に支持されることができる。そしてチュ
ーブ部分はその反対側の端部において、傾斜した均一で
散開する噴流を噴出する単一のノズルを含んでいる。

いずれの場合においても、前記チューブ部分の長さ及び
それらが前記直線状の垂直なチューブに対して結合され
る高さ、並びに前記チューブ部分及び噴流の（頃きは、
前記直線状の垂直なチューブが回転する軸と一致する軸
を有する円筒状のらせん形に従う水流を形成する噴流を
、前記ノズルが噴出するよう選ばれる。

本装置の直線状の垂直なチューブの取付及び回転運動は
、種々の方法で達成することができる。直線状の垂直な
チューブは好ましくは、Ｌ字形のチューブの長い部分を
含み、このＬ字形のチューブの水平で短い部分は水密な
回転継手によって、シャワー室の中心において、固定さ
れた供給バイブへと接続されている。この直線状で垂直
な回転チューブは好ましくは、少なくともその一端部及
び／又はその中間点において、その環状の軌道に沿って
案内される。この回転チューブと前記固定されたバイブ
との間の接続は、シャワー室の頂部及び底部の両方にお
いて行われうる。

水力マツサージの後に乾燥処理及び／又はサウナを実行
するために、本発明による装置は、供給パイプ、直線状
の垂直な回転チューブ及び水の噴流を噴出するノズルを
有する弧状のチューブ部分から構成されたユニットを保
持しているのと同じシャワー室内において、水力マツサ
ージのために用いられたと同じ回路の水を空気と共に加
熱するだめの熱交換材と、かくして加熱された空気を既
に水力マツサージを受けた身体へと向けるための手段と
を含んでいる。

好ましくは同じ目的のために、本発明はまた、熱水貯蔵
リザーバと、湿度セパレータと、及び噴射される熱い空
気の速度、温度及び湿度を調節するための手段とを含む
ものである。

〔実施例〕

以下では本発明をその幾つかの実施例を示している添付
図面を参照して更に詳細に説明するが、これらは本発明
を制限するものではない。

図面（特に第１図から第４図）に示されるように、本発
明による装置は、通常のシャワーに用いられている型式
の矩形又は円形構造の室１を含み、この室１はその頂部
が屋根により閉じられており、またその中に使用者Ｕが
立つようになっている。

室１の底部は水を再循環させるためのリザーバを含んで
おり、その上側は不連続な床を形成する格子３によって
閉じられている。格子３の上には使用者Ｕが立つように
なっており、また噴射された水は格子３を通ってリザー
バ２へと自動的に落下し戻ってくるようになる。底部１
にはまた、装置を即時に利用可能とするために、温水の
貯蔵用リザーバ４が備えられている。

室１の底部にはまた、循環ポンプ５及び継手、バルブ等
の如き水回路用の他の要素及び取付具が含まれる。

室１は、複数個の水平且つ同心のリング又は帯及び垂直
な直立材から形成されると共に、使用者Ｕが通れるよう
にするよう開くドアを有する円筒形の保護ケージ６　（
図面では輪郭が示されているにすぎない）を含んでいる
。

室１の中で且つケージ６の外側に、ポンプ５によって底
部から水が供給される固定された垂直なバイブ７が配置
されている。このバイブ７の頂部は７Ａで直角に曲げら
れており、その自由端８において−即ち室の中心におい
て且つ水力マツサージを受ける人の身体の垂直方向の軸
と実質的に一致して−Ｌ字形のチューブ９の水平方向の
部分を回転可能に支持するようになっている。チューブ
９のより長い直線状の垂直な部分に対しては、弧状のチ
ューブ部分１０が付けられるようになっており、これら
チューブ部分には、均一で散開する水の噴流を噴射する
ノズルが備えられている。

水はバイブ７からチューブ９内へと、自由端８に位置す
る水密な回転継手を介して給送され、このチューブ９か
ら弧状のチューブ部分１０へと供給される。チューブ９
の回転−好ましくは該チューブ９の短い水平方向の部分
に備えられた補助ノズル１１によって噴射された接線方
向の噴流による反作用によって生成される−は、室１の
底部及び／又は屋根に備えられ及び／又は保護ケージ６
の任意の高さに固定された案内１２によって、円形の軌
道に沿って明確に案内される。

第１図及び第２図の実施例においては、弧状のチューブ
部分１０は長さの等しい３つの管状要素１３からなり、
これらは該管状要素に水を供給する直線状の垂直な回転
チューブ９によって、傾斜した位置に支持されている。

管状要素１３はチューブ９に対して異なった高さに、ま
た中央にある管状要素に対して均しく離間して接続され
ている。管状要素１３の各々は等間隔で離間した複数の
ノズル１４を含み、これらのノズルは要素１３と同様に
傾斜し、均一な散開する噴流を噴出する。更に管状要素
は、その端部は離間しているが実質的に同一平面上にあ
るという意味において、相互に隣接しているものである
。管状要素の配置は、水がポンプ５によってパイプ７へ
と給送されノズル１１及び１４から噴射された場合に、
室内に立っている人の身体が円筒状のらせん形の如くに
分散された噴出によって打たれるようになっている。こ
れは水の渦巻流を形成するものであり、該渦巻流は一選
定された回転方向に応じて一足先から頭のてっぺんまで
の全身にわたる連続的な水力マツサージを行う。

同様の目的は、第３図及び第４図に示された本発明の実
施例においても達成されうる。この場合にはチューブ部
分１０は長さの異なる４つの管状要素１５からなり、こ
れらは直線状の垂直なチューブ９によって水平な位置に
支持されている。管状要素１５はチューブ９に対してそ
の端部により、均一に離間して異なる高さに支持されて
いる。各々の管状要素１５は、適度に傾斜した均一な散
開する噴流を噴射するためにその自由端に配置された単
一のノズルを有している。要素１５の長さ及び相互間の
間隔は、要素１５の端部が、直線状の垂直なチューブ９
の回転軸と一致する軸を有する円筒形の渦巻（らせん）
上に′配置されるようになっている。特に第３図及び第
４図に示された実施例においては、頂部及び底部に配置
された要素１５はより長く　（好ましくは約４分の１円
の長さ）、他方中間にある要素はより短い（好ましくは
長い要素の約半分の長さ）。

短い要素１５間の間隔は、これらの要素と長い要素１５
との間にもたらされる長さの倍であり、短い要素１５の
中間には、ノズル１７が垂直なチューブ９上へと直接に
配置されている。

このような配置及び前記円筒状のらせん形に従ったノズ
ル１６及び１７の適当な傾斜のおかげで、Ｌ字形のチュ
ーブ９が回転された場合−好ましくは回転のためにチュ
ーブ９に設けられた、接線方向を向いた補助ノズル１１
による反作用により一使用者は、円筒状のらせん形を形
成している渦巻水流によって打たれることになる。

第３図及び第４図の実施例に対しては、種々の設計変更
を加えることができる。例えば、直線状の垂直な回転チ
ューブ９は、そのより良い案内を行うために、パイプ７
の頂部のみならず底部においても枢支されることができ
る。

第５図から第８図に示された実施例においては、前記の
チューブ９は（パイプ７によって頂部から供給される代
わりに）、ポンプ５によって給送されている固定したパ
イプ１９によって底部から一チューブの低部の水平部分
を介しまた水密な回転継手１８のおかげで一供給されて
いる。

この場合には、上に使用者が立つ格子３は、チューブ９
の回転運動を可能ならしめる連続的な環状のスリン）　
１２Ａの存在のおかげで孤立したままであることができ
、そしてそれ故に前記チューブ９により支持されねばな
らない。このチューブ９にはその目的のために、装置全
体が載置される表面２０へと延伸する垂直な突起９Ａが
備えられている。回転チューブ９の頂部の部分に関して
みると、これは前と同じくＬ字形であることができ、２
１においてその端部が、室の屋根の中心に対して枢着さ
れている（第５図及び第６図）。或いはチューブ９の頂
部は直線状の部分で終端することができ、前記屋根の環
状の案内２２内で摺動するようにされる（第７図及び第
８図）。

本発明による装置のノズル１４及び１６によって噴射さ
れた噴流の力は、供給されている水の圧力を変化させる
ことによって調節することができる。更に、適当なカバ
ーによって、例えば頂部のノズルの如き、ノズルの一部
分を除外することも可能である。

室１は水流を取り除き且つ空気の入替をするための吸引
装置を含んでおり、この装置はヘンチュリ管を備えた冷
水注水器２３からなり、室１の内側に横方向に（第１図
及び第２図の実施例では頂部、他の実施例では底部に）
設けられている。

使用者がケージのドアを通って自由に通過できるように
するため、直線状の垂直な回転チューブ９が保護ケージ
６の固定された部分と一致して停止するように、機械的
な装置（図示せず）を設けることもできる。更に、噴霧
化、洗浄及び消毒のために液体や粉体を導入するために
、室の内側又は外側に対して装置（図示せず）を配置す
ることができる。

既に述べたように、本発明によれば、これまで説明し図
示した装置は、足から頭までの全身にわたってほぼ同時
に連続的且つ包み込むような水力マツサージを行うのに
加えて、乾燥処理及び引き続いてのサウナを実行するこ
とを可能ならしめる。これは、思い通りに調節可能な高
温の乾燥した空気の強い流れを、使用者の身体へと吹き
付けることにより行われるものである。

この目的のためには、第３図から第８図において示され
ているように、室１に対して、その容積を限定するため
の上側カバー２４と、水力マツサージのためにチューブ
及びノズルへと給送しているのと同一のポンプ５により
循環されている熱水が供給されている熱交換器２５とを
備えさせ、この熱水が少なくとも部分的には貯蔵用リザ
ーバ４から引き出されるようにし、そしてさらにカバー
２４の中央に位置するノズル２８を介して熱い空気を使
用者Ｕへと吹き付ける゛ファン２７を備えさせることで
充分である。ソレノイド弁２９及び３０が熱水回路を制
御しており　（熱水回路では貯蔵用リザーバが、サーモ
スタットにより制御された加熱要素によって加熱され、
その中に保持された水を常に供給温度よりも高い温度に
維持するための肺としての機能を営んでいる）、他方熱
い空気の方の回路はベンチュリ管を含む冷水注入器２３
を通過してその戻り経路を完了するものであり、その途
中に液滴用のセパレータ３１を含んでいる。更に、身体
の内でデリケートな部分、特に頭の部分に対して直接に
空気が吹き付けることのないように、空気の温度及び恐
らくは湿度は勿論のこととして、空気がノズル２８から
吹き出す速度及びその方向をも制御するようＣご、装置
（図示せず）が備えられる。

装置を操作するための自動シーケンスが備えられうる。

そうでない場合には、必要な総ての保全手段を備えて、
装置は使用者によって直接に制御されてよい。

〔発明の効果〕

本発明による装置についての以上の詳細な説明から、こ
の装置がどのようにして人の身体に対する水力マツサー
ジ及びサウナという処置を、非常に簡単で実際的な手法
において、且つ健康及び衛生上の見地から極めて有効な
仕方で実行することを可能ならしめているかが明らかに
なろう。水力マツサージは、本装置による処置のために
遂行される通常の規準によれば、円筒状のらせん形を形
成している連続的な渦巻水流が身体を打つことによって
、足先から頭のてっぺんまで連続的に行われる。しかし
てこの水流は機械的手段によって得られるものであるが
、この手段の構造は簡易であり、作動は安全であると共
に長時間の使用の場合にも確実な信頼性があり、更にメ
ンテナンスが非常に容易なものである。また、本装置の
構造が要求するものは−その作用が公知技術の極めて複
雑な装置によって提供されるものより疑いもなく良好で
あるにも拘らず一標準的な要素及び取付具のみ、時には
基本的な形状をしており、組立のために容易に相互結合
であるようなもののみであるから、コストも限られたも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、複数のノズルを有する３つの弧状
のチューブ部分を含む、本発明による装置の第一の実施
例のそれぞれ立面図及び平面図であり； 第３図及び第４図は、単一のノズルを存する４つの水平
な弧状のチューブ部分を含む、本発明による装置の第二
の実施例のそれぞれ立面図及び平面図であり； 第５図及び第６図並びに第７図及び第８図は、第３図及
び第４図に示した本発明の実施例の二つの修正例を示す
、それぞれ立面図及び平面図である。 １・・・室　　　　　　　Ｕ・・・使用者２・・・リザ
ーバ　　　　３・・・格子４・・・貯蔵用リザーバ　５
・・・循環ポンプ６・・・保護ケージ　　　７・・・パ
イプ８・・・自由端 ９・・・チューブ　　　　９Ａ・・・突起１０・・・チ
ューブ部分　　１１・・・補助ノズル１２・・・案内　
　　　　　１２Ａ・・・スリット１３、１５・・・管状
要素　　１４．１６．１７・・・ノズル１８・・・回転
継手　　　　１９・・・パイプ２０・・・表面　　　　
　　２２・・・案内２３・・・冷水注入器　　　２４・
・・カバー２５・・・熱交ｌ！！！！器　　　　２７・
・・ファン２８・・・ノズル　　　　　２９．３０・・
・ソレノイド弁３１・・・セパレータ 出願人代理人　　古　谷　　　馨 同　　溝部孝彦 同　　古谷　聡

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　一方向のみにおいて人の全身にわたる連続的且つ包
   み込むような水力マッサージを実行するための装置であ
   って、シャワー室においてマッサージされるべき身体の
   軸と実質的に一致する軸の周囲を回転する手段を含み、
   該手段が同じ軸を有する円筒状のらせん形に従って分散
   される少なくとも一つの水の噴流を噴射するものにおい
   て、前記回転手段が均一で散開する噴流を噴射するノズ
   ルを備えた複数個の弧状のチューブ部分からなり、該チ
   ューブ部分が前記ノズルへと給送している直線状の垂直
   なチューブによって水平又は傾斜した位置に支持され、
   且つ前記軸の周囲で回転するように設けられ案内されて
   いることを特徴とする装置。 ２　前記弧状のチューブ部分の長さはみな等しく、且つ
   該チューブ部分が異なる高さにおいて結合される前記直
   線状の垂直なチューブによって、中央にあるチューブ部
   分と整列した傾いた位置に支持されており、前記チュー
   ブ部分はチューブ部分と同様に傾いていて均一で散開す
   る噴流を噴射する複数の等間隔で配置されたノズルを含
   んでいる、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３　前記弧状のチューブ部分は３つ含まれる、特許請求
   の範囲第２項記載の装置。 ４　前記弧状のチューブ部分は異なる長さであり、その
   端部において前記直線状の垂直なチューブに対して異な
   る高さに結合され且つ水平位置に支持されており、前記
   チューブ部分はその反対側の端部において、傾斜した均
   一で散開する噴流を噴射する単一のノズルを含んでいる
   、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ５　前記弧状のチューブ部分の長さ及び相互の間隔は、
   前記直線状の垂直なチューブの回転軸と一致する軸を有
   する円筒状のらせん形の上に、前記弧状のチューブ部分
   の端部が配置されるようになっている、特許請求の範囲
   第４項記載の装置。 ６　前記弧状のチューブ部分は４つ含まれる、特許請求
   の範囲第５項記載の装置。 ７　前記弧状のチューブ部分のうち二つは４分の１円に
   わたって延伸し、他の二つは４分の１円の約半分にわた
   って延伸し、最初の長い方の二つのチューブ部分は頂部
   及び底部にそれぞれ設けられ、他方残りの二つは中間部
   分に設けられ、これら中間部分にある二つのチューブ部
   分の間の間隔は各々の中間部分のチューブ部分と頂部又
   は底部のそれぞれにあるチューブ部分との間の間隔の倍
   であり、前記チューブ部分が接続されている直線状の垂
   直なチューブは前記中間部分にある二つの弧状のチュー
   ブ部分の中間においてノズルを含んでいる、特許請求の
   範囲第６項記載の装置。 ８　前記直線状の垂直な回転チューブはＬ字形のチュー
   ブの長い部分であり、Ｌ字形のチューブの短い水平な部
   分は室の中央において水密な回転継手により、固定され
   た供給パイプヘと接続されている、特許請求の範囲第１
   項記載の装置。 ９　前記直線状の垂直な回転チューブと固定された供給
   パイプとの間の接続は、室の中央頂部に一致して行われ
   る、特許請求の範囲第８項記載の装置。 １０　前記直線状の垂直な回転チューブと固定さた供給
   パイプとの間の接続は、室の中央底部に一致して行われ
   る、特許請求の範囲第８項記載の装置。 １１　前記直線状の垂直な回転チューブは、少なくとも
   その一端及び／又は中間点において、その円形軸道に沿
   って案内される、特許請求の範囲第１項記載の装置。 １２　前記直線状の垂直なチューブの回転は、接線方向
   の噴流を噴射する補助ノズルによる反作用によって得ら
   れる、特許請求の範囲第１項記載の装置。 １３　マッサージされる身体と円筒状のらせん形を形成
   する水の噴流を噴出する手段との間には、出入ドアを含
   む保護ケージ構造が置かれる、特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 １４　前記保護ケージへの出入ドアの外側に配置された
   、前記直線状の垂直なチューブの回転を停止させるため
   の手段が備えられる、特許請求の範囲第１３項記載の装
   置。 １５　前記直線状の垂直な回転チューブの各々に対して
   、複数個の弧状のチューブ部分を一つ以上含んでいる、
   特許請求の範囲第１項記載の装置。 １６　ノズルから噴射される噴流の力を調節するための
   手段を含む、特許請求の範囲第１項記載の装置。 １７　供給パイプ、直線状の垂直な回転チューブ及び水
   の噴流を噴射するノズルを有する弧状のチューブ部分か
   ら構成されたユニットを保持しているのと同じシャワー
   室内において、水力マッサージのために用いられたと同
   じ回路の水を空気と共に加熱するための熱交換器と、か
   くして加熱された空気を室内に立っている身体へと向け
   るための手段を含んでいる、特許請求の範囲第１項記載
   の装置。 １８　熱水の貯蔵リザーバ、湿気セパレータ、空気入替
   装置、及び熱い空気の速度、温度及び湿度を調節するた
   めの手段を更に含む、特許請求の範囲第１７項記載の装
   置。 １９　前記空気入替装置は、冷水注入器及びベンチュリ
   管を含む、特許請求の範囲第１８項記載の装置。