JPS6227679A - 追尾フイルタ - Google Patents

追尾フイルタ

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JPS6227679A
JPS6227679A JP60167009A JP16700985A JPS6227679A JP S6227679 A JPS6227679 A JP S6227679A JP 60167009 A JP60167009 A JP 60167009A JP 16700985 A JP16700985 A JP 16700985A JP S6227679 A JPS6227679 A JP S6227679A
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弘平 野本
Tetsuo Kirimoto
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば飛行目標等の追尾目標をレーダ等の
観測手段により追尾するため、実際の観測値等から次の
予測状態値等を得るための追尾フィルタに関するもので
ある。
〔従来の技術) 第4図は、レーダにより飛行目標を追尾する従来の追尾
フィルタの構成図であり、図において1は図示しないレ
ーダにより観測され、数値化された観測値の入力線、2
は前記レーダにより与えられる観測誤差分散値の入力線
、3は極座標系から直交座標系への座標変換器、4は目
標の運動特性仮定値を記憶したメモリ、5は前記観測値
と1時刻前に出力された予測状態値との残差と、前記観
測誤差分散値と、前記の1時刻前に出力された予測状態
値と、1時刻前に出力された予測誤差分散値と、前記運
動特性仮定値とを入力して1時刻未来の予測状態値と1
時刻未来の予測誤差分散値とを出力するカルマン・フィ
ルタ、6は前記の1時刻未来の予測状態値の出力線、7
は前記の1時刻未来の予測誤差分散値の出力線、8は1
時刻分の時間遅延を示す遅延要素、9は直交座標系から
極座標系への座標変換器、10は前記予測状態値から観
測され得る要素を取り出す観測演算器である。
次に、飛行目標の運動と観測過程をモデル化し、従来の
追尾フィルタの動作を説明する。
飛行目標の運動を次の第1式でモデル化する。
)LK+1=骨X +< +1[−3(1)ここで、添
字には時刻Kにおける値であることを示し、太文字はそ
の値がベクトルまたは行列であることを示す。式中、X
Kは目標の状態値であり直交座標系における3方向(χ
、y、z)の位置と速度により構成される6次ベクトル
である。
骨は6×6の遷移行列、lu/Lはシステム雑音として
扱われる加速度雑音の影響であり、6次ベクトルとなる
。これらは、それぞれ次に示すように表される。
ここで、Tは観測時間間隔であり、この従来の追尾フィ
ルタでは常に一定である。
上記システム雑音)六の統計的性質は次のとおりである
E (1代)=0 ここで、E(・)は平均化演算を意味し、右肩のTはベ
クトルや行列の転置を表し、また、几えはクロネンカー
のデルタ関数である。式中のhは、(χ、y、z)各方
向で等しいとした加速度雑音のスペクトラル密度であり
、そのオーダーは、〔(加速度)/H2)となっている
。これは、目標の運動特性仮定値として扱われ、従来の
装置では一定値丸=3と仮定されている。
一方、観測は極座標系(r、 θ4’)=(レンジ、エ
レベーション、アジマス)で行われる。観の観測位置で
構成される3次ベクトルである。H座標系で表された目
標の状態であり、直交座標系の状態χ、と互いに変換さ
れ得る。これらは、そさて、従来の追尾フィルタの動作
を説明する。
まず、観測値入力線1からレーダによる目標の入力され
る。これらの入力は、従来の追尾フィルタでは、一定時
間間隔T毎に行われている。前記直交座標系の値、それ
ぞれII”1(、lRKに変換される。
目標の運動特性仮定値のメモリ4には、予測計算の際に
目標の運動特性値lKとして用いられる値2が記録され
ている。この値は追尾フィルタの動作が始められる前に
与えられているものであり、従来の追尾フィルタでは1
種類の値である。
21つ          (4) そしてカルマン・フィルタ5は、前記残差しく・フィル
タ5の計算は公知のとおり、第5式から第9式の漸化式
で行われる。
1K   =7klH丁(I(γにh T + RH)
  (5)現時刻の推定状態値、現時刻の推定誤差分散
値である。第9式に現れるQl、(の値は、前述のよう
にhによって決まり、この1トは第4式のように一定値
であるから、このQよも従来の追尾フィルこのように計
算された前記1時刻後の予測状態値、2Lk+1と前記
1時刻後の予測誤差分散値PK+1は、それぞれ予測状
態出力線6と予測−誤差分散値出力線7を通して出力さ
れる。
また、前記1時刻後の予測状態イ動昧第1と前記1時刻
後の予測誤差分散値F)<→1は、それぞれ遅延要素8
を経て現時刻の(fiえ、Pよとなり、フィード・バン
クされる。両者とも、前記カルマン・フィルタ5の入力
となり、更に前記予測状態値観測され得る要素を取り出
す観測演算器10を経て、前記の極座標系から直交座標
系への座標変換器3の入力となるとともに、前記の残差
ハル得るために用いられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の追尾フィルタでは、
観測時間間隔、及び、予測における目標の運動特性の仮
定値が一定であったため、例えば目標が旋回運動を始め
た場合には、変化の激しい運動特性を仮定し短い観測時
間間隔で追尾しなければならないのにもかかわらず、そ
れができないために目標を見失ってしまったり、反対に
、目標が等速直線運動をしている場合には、変化が微小
な運動特性を仮定すれば長い観測時間間隔でも追尾が可
能であるのにもかかわらず、それができないために必要
以上の観測をしてしまうなどという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、等速直線運動や旋回運動等の追尾目標の運動状態
に応じて観測時間間隔及び運動特性の仮定値を変えるこ
とができるようにして、観測回数の削減が図れるととも
に、追尾目標を見失うことのない追尾フィルタを得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明に係る追尾フィルタは、観測誤差分散値を入力
し、これと等速直線運動に近似できる追尾目標の運動特
性の仮定値とにもとづき参照予測誤差分散値を出力する
参照フィルタと、予測状態値と観測値との残差と、上記
観測誤差分散値と、上記参照予測誤差分散値とを人力し
て上記追尾目標の運動状態を検出する検出手段と、この
検出結果にもとづき観測時間間隔を切り換える第1切換
手段と、上記検出結果にもとづき上記運動特性の仮定値
を切り換える第2切換手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、等速直線運動をしているものと仮
定して得られた参照予測誤差分散値を参照して追尾目標
の運動状態を検出し、それにしたがって観測時間間隔と
目標の運動特性仮定値とを切り換えることにより、目標
が等速直線運動等を行っている場合には観測頻度を節約
して追尾し、目標が旋回運動等を行っている場合には目
標の運動変化に即応してこれを見失わないように追尾を
行う。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、1〜
3.5〜10は上記従来装置と全く同一のものである。
11は観測誤差分散値を入力し、目標の等速直線運動を
仮定して参照予測誤差分散値を出力する参照フィルタ、
12は観測値と予測状態値との残差と、観測誤差分散値
と、前記参照予測誤差分散値を入力し、旋回検出信号を
出力する旋回検出器であり、本願における運動状態を検
出する検出手段となる。13は運動特性判定器、14は
目標の運動特性仮定値の切換スイッチ、15.16はそ
れぞれ目標の等速直線運動、旋回運動に相当する運動特
性仮定値を記録するメモリであり、これらは前記旋回検
出信号を入力し運動特性仮定値を切り換える第2切換手
段である。
17は観測指示器、18は観測指示出力線であり、これ
らは前記旋回検出信号を入力し観測時間間隔を切り換え
る第1切換手段である。
次に上記実施例の動作を第1図ないし第3図を参照しな
がら説明する。
まず、基本サンプリング時間Tというものを考え、実際
の観測時間間隔はこの整数倍であるものとする。したが
って、時間T毎に観測は行われるか行われないかであり
、上記実施例の追尾フィルタも基本サンプリング時間T
毎にデータを更新する。
観測の行われた場合には、観測値zK(P)と観測誤差
分散値lF2g(r)がそれぞれ観測値入力線1と観測
誤差分散値入力線2から入力され、従来の追尾フィルタ
と同じ処理を経て、カルマン・フィルタ5に達する。観
測の行われない場合には、これらの値は入力されず、よ
って、カルマン・フィルタ5にも観測誤差分散値IR1
(と残差しKの入力は行われない。
カルマン・フィルタ5には、観測指示信号SKにより、
観測が行われたか行われなかったかが知らされる。また
、目標の運動特性仮定値は、従来 ・の追尾フィルタで
は1種類の値しか用意されていなかったのに対し、本実
施例の追尾フィルタではメモリ15.16に2種類の値
が用意されている。
すなわち、カルマン・フィルタの処理は次のとおりであ
る。
■観測が行われた場合・・・・・・従来の追尾フィルタ
と同じ。
第5〜9式の計算 [相]観測が行われなかった場合・・・・・・予測を単
に1基本サンプリング時間だけ進めるため、次の計算を
行う。
iにす=+χ、            (11)Pg
 −t 1= !PK+ I + alH(12)ここ
で、alKは である。
参照フィルタ11は、常に等速直線運動に相当する運動
特性仮定値2(″を用いて、予測誤差分散値の計算を行
う。この値を参照予測誤差分散値IP ’にとする。観
測が行われたか行われなかったかは、カルマン・フィル
タ5と同様に、観測指示信号SKにより知らされ、それ
ぞれに対して次の動作を行う。
■観測が行われた場合・・・・・・カルマン・フィルタ
P ’ K+1 =!F ’K 骨+al<     
(16)Q観測が行われなかった場合・・・・・・カル
マン・フィルタ5の第12式に対応して P′、第1=骨Pg骨 +ΦK(17)である。
旋回検出器12は、観測が行われたときのみ動作する。
そして、このとき、目標の予測状態値と実際の観測値と
の残差し6と、観測誤差分散値RKと、参照フィルタ1
1から出力される参照予測誤差分数値P′にとを入力し
、目標の旋回の検出を行う。この検定には、χム検定を
行う。ここで観測雑音IF、が3方向で独立な正規白色
雑音であるなら、残差しKも3方向で独立な正規白色雑
音となり、その3方向の正規化された2乗和Zgは、自
由度3のχ2分布にしたがう。
父=E (しに5/ド”) =lRK+u’ii;、<
 I(丁(18)Zド=しに丁91/K       
     (19)ここで、次の仮定Ha、H+を設け
る。
Ho:目標は等速直線運動を行っているHl :目標は
等速直線運動を行っていないこの仮定H1に対し、Ho
の検定を行うための棄却域Cを次のように定める。一般
に、自由度φのχ2分布の上0111100α%の点は
χ2 (φ、α)と書かれ、数表として与えられている
。これを利用すれば、危険度dで検出する際の棄却域C
はZ(′)=χ)−(3,d)         (2
0)(o) C= (Z、 IzK>z  >       (21
)となる。すなわち、第19式で得られたZ、が、指定
した危険度dで決まるZ よりも大きな場合、Hl :
「目標は旋回運動を行っている」と判断し、旋回検出信
号をり、=1として出方する。一方、ZKがZ を越え
ない場合には、Ha  : r目標は等速直線運動を行
っている」と判断して、旋回検出信号をhK=Qとして
出方する。なお、観測が行われず、この旋回検出器12
が動作しない場合には、この旋回検出信号はり、=oと
なっているようにする。
運動特性判定器13は、前期旋回検出信号hl(を入力
し、運動特性仮定値切換信号m<を出力する。その判定
基準は次のとおりである。
0過去N’T間で、旋回検出信号が1度でもhK、、)
、=1 (j=0.・・・、N’−1)となっていれば
・・・・・・mK=1 0過去N’T間で、旋回検出信号がすべて零。
すなわちhに一2=O(に=0.・・・、N’−1)と
なっていれば・・・・・・m K = 0ここでN′は
適当な正の整数である。
前記運動特性仮定値切換信号mKは、運動特性切換スイ
ッチ14に伝えられ、次時刻に+1において、カルマン
・フィルタ5が入力する運動特性仮定値を選択する。
メモリ15.16には、あらかじめ設定された運動特性
の仮定値が次のように記録されている。
0メモリ15にはX(’7:等速直線運動を仮定した値 0メモリ16には7.C+)、旋回運動を仮定した値こ
こて、「等速直線運動」としたが、実際には、多少の運
動変化は許して5 を零ではなく小さな値とする。ただ
し 、(+7はr (o )よりも大きな値をとる。
o < f[” < g (1)          
  (23)一方、観測指示器17は、前記旋回検出信
号り、を入力し、観測指示信号SKを出力する。観測指
示信号S3の意味は次のとおりである。
osg=o・・・・・・時刻に+1において観測あり0
3K=1・・・・・・時刻に+1において観測なし観測
指示器17の処理内容は次のとおりである。
0過去N’T間で、旋回検出信号が1度でもhK−に=
1 (j=o、・・・、N“−1)となっていれば・・
・・・・時間T毎に5K=1とする。
0過去N’T間で、旋回検出信号がすべて零。
すなわちり、2=o <2=o、・・・、N“−1)と
なっていれば・・・・・・時間NT毎にSK= 1とし
、他の時刻にはSう=0とする。
ここで、N#は1以上、Nは2以上の適当な正の整数で
あり、前期のN′とともに、次の関係が一般的である。
0<N’=N#<N           (24)こ
の観測指示信号SKは、観測指示出力線18によりレー
ダへ出力されるほか、カルマン・フィルタ5と参照フィ
ルタ11に伝えられて、次時間に+1の処理の際に観測
データが有るか無いかを知らせている。
以上のように、運動特性切換信号mKと観測指示信号S
Kにより、運動特性仮定値と観測時間間隔が切り換えら
れる。前記N’、N’をN’=N’と設定すれば、追尾
フィルタリングは次の2つのモードを切り換えながら行
われることになる。
oAモード(等速直線運動対応モード)・・・・・・観
測時間間隔NTで目標を観測し、微小な運動変化を仮定
してフィルタリングを行う。
oBモード(旋回運動対応モード)・・・・・・観測時
間間隔Tで目標を観測し、激しい運動変化を仮定してフ
ィルタリングを行う。
前記旋回検出信号hKから、前期運動特性仮定値切換信
号mKと前記観測指示信号SK、が決められる様子を第
2図に示す。
次に、実施例の追尾フィルタの全体の動作を流れ図にし
て第3図(a)、(b)に示す。
第3図中で、Kは基本サンプリング時間毎のカウント数
である。ステップ19では、上記Kがあらかじめ決めら
れた値に達したかどうかを判断して、フィルタリングを
終えるか続けるかを制御している。ステップ20では、
カウントを1だけ増している。
ステップ21〜26は、1時刻前に発せられた観測指示
信号SK−1によって、レーダからの人 。
力、カルマン・フィルタ5.参照フィルタ11の動作が
制御される様子を示している。
ステップ27は、観測有り無しにかかわらず基本サンプ
リング時間毎に、1時刻後の予測状態値:iイ第1と1
時刻後の予測誤差分散値Pイオ、が出力されることを示
している。
ステップ28.30〜34は、旋回検出器12内で、旋
回検出信号hKが決定される流れを示している。
ステップ36〜39は、運動特性判定器13が運動特性
仮定値切換信号mKを決定し、運動特性切換スイッチ1
4とメモリ15.16が1時刻後に用いる運動特性仮定
値zKを選択する流れを示している。
ステップ29.35〜37.40〜42は、観測指示器
17が、観測指示信号SKを決定する流れを示している
前記観測指示信号SKは、ステップ43でレーダに出力
されるとともに、次時刻の処理で、その時刻に観測デー
タが有るか無いかの判断に使われる。
以上の処理が済めば、次時刻の処理は再びステップ19
から始まる。
したがって、本実施例によれば、飛行目標の旋回を検出
し、その検出結果にしたがって観測時間間隔と目標の運
動特性仮定値を切り換えることができるから、目標が等
速直線運動を行っている場合には、微小な運動変化を仮
定したフィルタリングを行うことにより目標の観測頻度
を節約することができるし、目標が旋回運動を行ってい
る場合には、観測時間間隔を短くして激しい運動変化を
仮定したフィルタリングを行うことにより、目標の運動
変化に即応的に追従して追尾しつづけることができる。
なお、上記実施例では、観測値として(レンジ。
エレベーション、アジマス)の3データが得られ、これ
を直交座標系に変換して、各方向で(位置。
速度)まで予測する追尾フィルタについて説明したが、
この発明は次のような場合にも適用できる。
イ)観測値として(レンジ、エレベーション。
アジマス、レンジ・レート)の4データが得られる場合
。このとき、観測値z w (PJ : Z Kは4次
ベクトル、観測誤差分散値Rに(P) 、 RKは4×
4行列、観測行列Hは4×6行列、推定ゲインlKKは
6×4行列、旋回検出のための第18式の8.は4×4
行列、第19式のZ、は自由度4のχ2分布にしたがう
ようになり、その棄却域は第20式%式%(25) 口)橿座標系で得られる観測値や観測誤差分散値を用い
て、直交座標系でフィルタリングして予測状態値と予測
誤差分散値を得る際に、その中間に、目標の予測位置方
向を座標軸の1つにとった直交動座標系(LO3座標座
)を介在させる場合。
ハ)予測状態として、各方向の(位置、速度。
9行列、観測行列Hは3×9行列、推定ゲインF6は9
×3行列となる。
二)上記、イ)2口)またはハ)を組み合わせた場合。
また、上記実施例では、レーダを用いて飛行目標を追尾
する場合について述べたが、レーダの代わりに他のセン
サ、たとえば光学系のセンサを利用したテレビ・トラッ
カーなどに、この発明を適用しても有効であり、さらに
目標としては飛行目標に限らず、海上、海中の目標など
の追尾に、この発明を適用しても有効である。
さらに、上記実施例では、目標の運動変化の仮定値と観
測時間間隔の組を、目標の等速直線運動に対応するもの
と旋回運動に対応するものの2組しか用意しなかったが
、この組を多段にしたり連続的にして切り換えを行って
も、この発明は有効である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明による追尾フィルタは、観測誤
差分散値を入力し、これと等速直線運動に近似できる追
尾目標の運動特性の仮定値とにもとづき参照予測誤差分
散値を出力する参照フィルタと、予測状態値と観測値と
の残差と、上記観測誤差分散値と、上記参照予測誤差分
散値とを入力して上記追尾目標の運動状態を検出する検
出手段と、この検出結果にもとづき観測時間間隔を切り
換える第1切換手段と、上記検出結果にもとづき上記運
動特性の仮定値を切り換える第2切換手段とを備えたこ
とにより、追尾目標の運動状態に応じて観測時間間隔と
運動特性の仮定値とを変えることができるので、観測回
数の削減が図れるとともに、追尾目標を見失うことのな
い追尾フィルタが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による追尾フィルタの一実施例を示す
構成図、第2図は上記実施例の旋回検出信号と運動特性
仮定値切換信号と観測指示信号の関係を示すタイミング
図、第3図はその動作説明のためのフロー・チャート、
第4図は従来の追尾フィルタを示す構成図である。 図において、1は観測値入力線、2は観測誤差分散値人
力線、3は極座標系から直交座標系への座標変換器、5
はカルマン・フィルタ、6は予測状態値出力線、7は予
測誤差分散値出力線、8は遅延要素、9は直交座標系か
ら極座標系への座標変換器、10は予測状態値から観測
され得る要素を取り出す観測演算器、11は参照フィル
タ、12は旋回検出器(検出手段)、13,14゜15
及び16は運動特性判定器、運動特性仮定値切換スイッ
チ、運動特性仮定値を記録するメモリ(第2切換手段)
、17.18は観測指示器、観測指示出力線(第1切換
手段)である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人  大音 項線(ほか2名) 城

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)追尾目標を指定時間間隔で観測する観測手段より
    上記追尾目標の観測値と観測誤差分散値とを入力し、こ
    れらの値と上記追尾目標の予測における運動特性の仮定
    値とにもとづき該追尾目標の予測状態値と予測誤差分散
    値とを出力する追尾フィルタにおいて、上記観測誤差分
    散値を入力し、これと等速直線運動に近似できる上記追
    尾目標の運動特性の仮定値とにもとづき参照予測誤差分
    散値を出力する参照フィルタと、上記予測状態値と観測
    値との残差と上記観測誤差分散値と上記参照予測誤差分
    散値とを入力して上記追尾目標の運動状態を検出する検
    出手段と、この検出結果にもとづき上記観測時間間隔を
    切り換える第1切換手段と、上記検出結果にもとづき上
    記運動特性の仮定値を切り換える第2切換手段とを備え
    たことを特徴とする追尾フィルタ。
  2. (2)追尾目標を飛行目標とし、観測手段をレーダとし
    、検出手段は上記飛行目標が等速直線運動か旋回運動か
    の運動状態を検出し、第1切換手段及び第2切換手段は
    、飛行目標が等速直線運動のときは長い観測時間間隔及
    び運動特性の小なる仮定値に、旋回運動のときは短い観
    測時間間隔及び運動特性の大なる仮定値に切り換えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の追尾フィル
    タ。
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