JP3959819B2 - 視軸制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば航空機等に搭載される撮像装置のための、複数の目標を補足し続けるときの視軸制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の視軸制御装置の構成の一例を示す図である。図において、1は操作器、2は角速度指令演算器、3は角速度誤差演算器、4は撮像装置、5は駆動部、6はレートジャイロ、7は角度検出器、8は撮像装置の視軸、9は角速度入力信号、10は角度信号、11は角速度指令信号、12は角速度信号、13は制御出力信号、14は機体情報信号、15は目標追尾指令信号、44は視軸操作器、45は目標追尾指令信号発生器、46は目標位置演算器、47は演算により求めた目標位置信号、48は表示器、49は表示ビデオ信号である。
【0003】
次に動作について説明する。航空機に搭載される視軸制御装置は、オペレータの操作により任意の方向に指向させる機能と、地上または海上の任意の一点を指向させ続ける目標追尾機能を有する。
【0004】
撮像装置4は、撮像した画像を表示ビデオ信号49として表示器48に送信する。表示器48は、表示ビデオ信号49を受信し、撮像装置4で撮像された画像を表示する。まず、オペレータは目標を発見するために、表示器48の画像を見ながら操作器1の視軸操作器44を操作する。オペレータの操作により、視軸操作器44から角速度入力信号9が角速度指令演算器2に送信される。角速度指令演算器2は、目標位置演算器46から演算により求めた目標位置信号47が送信されてこない場合は、角速度入力信号9をそのまま角速度指令信号11として角速度誤差演算器3に送信する。角速度誤差演算器3は、撮像装置4の視軸8の角速度を、慣性空間を基準として検出するレートジャイロ6からの角速度信号12と角速度指令信号11とを比較してその差分を誤差とし、これが無くなるよう演算し、結果を制御出力信号13として駆動部5に送信する。駆動部5は、制御出力信号13を受信し、撮像装置4の視軸8及びレートジャイロ6を駆動する。角速度誤差演算器3は、レートジャイロ6からの角速度信号12と角速度指令演算器2からの角速度指令信号11との差分が無くなるよう制御出力信号13を演算し続けるため、撮像装置4の視軸8の角速度は所望の設定角速度と一致することになる。このようにして、オペレータは表示器48の画像を見ながら操作器1の視軸操作器44を操作することにより、任意の方向に撮像装置4の視軸8を指向させることができ、目標を発見することができる。
【0005】
次に、オペレータが目標を発見し、追尾対象の目標と判断すると、操作器1の目標追尾指令信号発生器45の操作により、目標追尾指令信号15が目標位置演算器46に送信される。角度検出器7は、撮像装置4の視軸8が機軸となす角度を検出し、角度信号10として角速度指令演算器2と目標位置演算器46に送信する。目標位置演算器46は、目標追尾指令信号発生器45からの目標追尾指令信号15を受信すると、角度検出器7からの角度信号10と機体搭載の他装置から送信されてくる機体ヘディング角、機体ロール・ピッチ角、機体緯度・経度、機体進行方向、機体高度といった機体情報信号14から、目標の緯度/経度を演算により求め、結果を演算により求めた目標位置信号47として、角速度指令演算器2に送信する。角速度指令演算器2は、目標位置演算器46からの演算により求めた目標位置信号47を受信すると、視軸操作器44からの角速度入力信号9を無視し、角度検出器7からの角度信号10と、機体搭載他装置からの機体情報信号14と、目標位置演算器46からの演算により求めた目標位置信号47から、目標追尾を行うための角速度を演算し、その結果を角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信する。後は、目標追尾指令信号15が角速度指令演算器2に送信されないときと同様の動作にて、地上または海上の任意の一点を指向させ続けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の様な従来の視軸制御装置においては、次のような問題点があった。目標として緯度/経度を一点しか記憶できないため、複数の目標が存在した場合、一つ目の目標の緯度/経度を記憶した後に二つ目の目標の緯度/経度を記憶すると、一つ目の目標の緯度/経度の記憶は消される。このため、オペレータは二つ目の目標から一つ目の目標に視軸8を指向させるときには、オペレータの記憶により操作器1の視軸操作器44を操作して視軸8を指向させなければならない。このとき、撮像装置4を搭載した航空機等が進行した分の目標の相対位置のずれを予測しなければならない等、オペレータの操作では一つ目の目標に再び視軸8を指向させることが煩わしく困難である。
【0007】
図13は、このような従来の装置を搭載した航空機の運用上の問題点を説明する図である。図において、16は一つ目の目標、17は二つ目の目標、18は一つ目の目標16の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置、19は二つ目の目標17に視軸8を指向させる直前の航空機の位置、20は二つ目の目標17の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置、21は一つ目の目標16に再び視軸8を指向させる直前の航空機の位置、22は一つ目の目標16にオペレータの操作により再び視軸8を指向させたときの航空機の位置である。オペレータが、一つ目の目標16を発見し、これを追尾する目標と判断した場合、操作器1の操作により、目標追尾指令信号15が発信される。目標追尾指令信号15が発信されると、視軸8と機軸のなす角度、機体のヘディング角、機体の緯度・経度、機体の進行方向、機体ロール・ピッチ角、機体の高度から、一つ目の目標16の緯度/経度を計算し記憶する。同時に、一つ目の目標16を追尾するための角速度の計算を開始する。このときが、一つ目の目標16の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置18である。視軸8は、オペレータの操作により二つ目の目標17を発見するために視軸8を動かす直前まで、一つ目の目標16を指向し続ける。このときが、二つ目の目標17に視軸8を指向させる直前の航空機の位置19である。オペレータの操作により二つ目の目標17を発見し、これを追尾する目標と判断した場合、操作器1の操作により、二つ目の目標17の追尾を開始する。このときが、二つ目の目標17の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置20である。ここで、記憶する目標の緯度/経度は、一つ目の目標16の緯度/経度から二つ目の目標17の緯度/経度に変更される。視軸8は、オペレータの操作により一つ目の目標16に指向するために視軸8を動かす直前まで、二つ目の目標17を指向し続ける。オペレータがもう一度一つ目の目標16に視軸8を指向させたいときは、オペレータの記憶により操作器1の視軸操作器44を操作して視軸8を指向させなければならない。このとき、二つ目の目標17に視軸8を指向させる直前の航空機の位置19から、一つ目の目標16に再び視軸8を指向させる直前の航空機の位置21までの、航空機が進行した分の一つ目の目標16の相対位置のずれを予測しなければならない等、オペレータの操作では一つ目の目標16に再び視軸8を指向させることが煩わしく困難であり、また多くの時間を費やす。このため、一つ目の目標16にオペレータの操作により再び視軸8を指向させたときの航空機の位置22は、一つ目の目標16に再び視軸8を指向させる直前の航空機の位置21から離れた位置となる。
【0008】
この発明は、上記のような従来の問題点を解消するためになされたもので、航空機等に搭載される撮像装置が、複数の目標を補足し続けることができる視軸制御装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明による視軸制御装置は、視軸が任意の目標を指向した後、他の目標に視軸を指向させている間に元の目標が移動しても、記憶しておいた元の目標の緯度/経度を中心に視軸を自動走査させることにより元の目標の発見を容易にし、かつ、記憶しておいた元の目標の緯度/経度と再度発見したときの目標の緯度/経度から目標の速度を算出し、再度他の目標に視軸を指向させている間に元の目標が移動しても、再度発見したときの目標の緯度/経度から予測した目標の緯度/経度までを結ぶ線を中線として視軸を自動走査させることにより、元の目標の発見を容易にし、複数の目標を補足し続けることができるように構成したものである。
すなわち、この発明による視軸制御装置は、航空機等に搭載され目標を捜索/追尾する撮像装置において、撮像装置の視軸を操作するための視軸操作器44と、目標の追尾を開始させる指令信号を発生する目標追尾指令信号発生器45と、目標に対してラベル付けを行うための信号を発生する目標ラベル信号発生器50と、一度追尾した目標に再び視軸を指向させるための指令信号を発生する目標位置復帰指令信号発生器51と、上記視軸操作器44と目標追尾指令信号発生器45と目標ラベル信号発生器50と目標位置復帰指令信号発生器51を含有する操作器1と、撮像装置からのビデオ信号を表示する表示器48と、撮像装置の視軸の角度を、装置を基準として検出する角度検出器7と、撮像装置の視軸の角速度を慣性空間を基準として検出するレートジャイロ6と、同一機体に搭載の他装置からの姿勢角や緯度/経度といった機体情報と上記角度検出器からの角度情報により目標の位置を演算する目標位置演算器46と、上記目標ラベル信号発生器50からの目標のラベル情報と上記目標位置演算器46からの目標の位置情報を記憶する目標位置記憶器24と、上記視軸操作器44からの角速度情報と上記目標位置記憶器24からの目標位置情報と他装置からの機体情報と上記角度検出器7の角度情報により撮像装置の視軸を制御するための角速度を演算する角速度指令演算器2eと、上記レートジャイロ6からの角速度情報と上記角速度指令演算器2eからの角速度指令情報の差分を演算する角速度誤差演算器3と、上記角速度誤差演算器3からの出力により撮像装置の視軸及び上記レートジャイロ6を駆動する駆動部5と、目標のラベル情報に応じて、上記目標追尾指令信号発生器45からの前回の目標追尾指令信号と最新の目標追尾指令信号の時間間隔及び上記目標追尾指令信号発生器45からの最新の目標追尾指令信号と上記目標位置復帰指令信号発生器51からの目標位置復帰指令信号の時間間隔を計測するカウンタ34と、を具備し、
上記角速度指令演算器2eは、上記カウンタ34からの情報と上記目標位置記憶器24からの情報により目標の速度を算出して目標の位置を予測し、上記目標位置記憶器24からの記憶しておいた目標の位置と予測した目標の位置を結ぶ線を駆動中線として、慣性空間において視軸が左右に自動走査するよう角速度を計算することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明における一実施の形態を図を用いて説明する。図1は、この発明の一実施の形態の構成図である。図において、〜15、44〜49は従来の装置と同一のものである。23は目標ラベル信号、24は目標位置記憶器、25は追尾する目標位置信号、26は目標位置復帰指令信号、50は目標ラベル信号発生器、51は目標位置復帰指令信号発生器である。2aは従来の角速度指令演算器2を改良した角速度指令演算器である。
【0015】
つぎに動作について説明する。〜15、44〜49の動作原理は、従来の装置と同等である。オペレータが目標を発見し、追尾する目標と判断すると、操作器1の目標追尾指令信号発生器45の操作により、目標追尾指令信号15が目標位置演算器46に送信される。このとき、オペレータは操作器1の目標ラベル信号発生器50の操作により、目標のラベルを設定しておく。目標位置演算器46は、目標追尾指令信号15を受信すると、角度検出器7からの角度信号10と機体搭載他装置からの機体情報信号14から、目標の緯度/経度を演算により求め、結果を演算により求めた目標位置信号47として、目標位置記憶器24に送信する。目標位置記憶器24は、演算により求めた目標位置信号47を受信すると、操作器1の目標ラベル信号発生器50からの目標ラベル信号23を取り込み、目標のラベルと位置を記憶する。同時に、記憶した目標の位置を追尾する目標位置信号25として、角速度指令演算器2aに送信する。角速度指令演算器2aは、目標位置記憶器24からの追尾する目標位置信号25を受信すると、視軸操作器44からの角速度入力信号9を無視し、角度検出器7からの角度信号10と、機体搭載他装置からの機体情報信号14と、目標位置記憶器24からの追尾する目標位置信号25から、目標追尾を行うための角速度を演算し、その結果を角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信する。以下従来の装置と同様の動作により、視軸8を目標に指向させ続けることができる。オペレータが別の目標を発見し、追尾する目標と判断すると、操作器1の目標ラベル信号発生器50の操作によって別のラベルを設定する。これにより、目標位置記憶器24が取り込む目標ラベル信号23が変化し、目標位置記憶器24は新しい目標のラベルと位置を記憶する。以下最初の目標のときと同様の動作により、視軸8を目標に指向させ続けることができる。このようにして、複数の目標に対してラベリングを可能とし、複数の目標の緯度/経度を記憶できるようにする。
【0016】
ここで、最初に発見した目標から順番にラベルをA、B、Cとして三つの目標の緯度/経度を記憶し、撮像装置4の視軸8は目標Cを指向しているとする。オペレータが再び目標Aに視軸8を指向させたいときは、操作器1の目標ラベル信号発生器50の操作により、目標のラベルをAに設定し、操作器1の目標位置復帰指令信号発生器51の操作により、目標位置復帰指令信号26を目標位置記憶器24に送信する。目標位置記憶器24は、目標位置復帰指令信号26を受信すると、操作器1の目標ラベル信号発生器50からの目標ラベル信号23を取り込み、記憶している目標A、B、Cの位置の中から、目標ラベル信号23に対応する目標Aの位置を、追尾する目標位置信号25として角速度指令演算器2aに送信する。以下新しい目標を追尾するときと同様の動作により、撮像装置4の視軸8を目標Aに指向させることができる。次に、オペレータが目標Bあるいは目標Cに視軸8を指向させたいときも同様である。
【0017】
図2はこの発明における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。図において、16〜22は従来の装置を搭載した航空機の運用のときと同一のものである。28は一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8が指向したときの航空機の位置である。オペレータが、一つ目の目標16を発見し、これを追尾する目標と判断した場合、操作器1の操作により、目標追尾指令信号15が発信される。目標追尾指令信号15が発信されると目標位置演算器46は、視軸8と機軸のなす角度、機体のヘディング角、機体の緯度・経度、機体の進行方向、機体ロール・ピッチ角、機体の高度から、一つ目の目標16の緯度/経度を計算し、目標位置記憶器24は、目標ラベル信号23に応じてAとラベリングして記憶する。同時に、角速度指令演算器2は、一つ目の目標16を追尾するための角速度の計算を開始する。このときが、一つ目の目標16の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置18である。視軸8は、オペレータの操作により二つ目の目標17を発見するために視軸8を動かす直前まで、一つ目の目標16を指向し続ける。このときが、二つ目の目標17に視軸8を指向させる直前の航空機の位置19である。オペレータの操作により二つ目の目標17を発見し、これを追尾する目標と判断した場合、操作器1の操作により、二つ目の目標17の追尾を開始する。このときが、二つ目の目標17の緯度/経度を記憶するときの航空機の位置20である。ここで、従来の装置では記憶できる目標の緯度/経度が一つしかないため、記憶する目標の緯度/経度は、一つ目の目標16の緯度/経度から二つ目の目標17の緯度/経度に変更されていたが、この発明における装置では二つ目の目標17の緯度/経度をBとラベリングして記憶し、一つ目の目標16の緯度/経度の記憶は保持される。視軸8は、オペレータが一つ目の目標16を指向するために操作器1を操作する直前まで、二つ目の目標17を指向し続ける。このときが、一つ目の目標16に再び視軸8を指向させる直前の航空機の位置21である。オペレータがもう一度一つ目の目標16に視軸8を指向させたいときは、操作器1の操作により、追尾する目標のラベルをAに設定して目標位置復帰指令信号26を発信する。装置は、目標ラベル信号23に対応する一つ目の目標16の緯度/経度と、角度検出器7からの角度信号10と機体搭載の他装置から送信されてくる機体情報信号14から、一つ目の目標16の追尾を行うための角速度を計算し、一つ目の目標16の追尾を開始する。このときが、一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8が指向したときの航空機の位置28である。このようにして、任意の目標に再び視軸8を指向させることが短時間で簡単にかつ確実にできる。
【0018】
実施の形態2.
図3は、この発明の一実施の形態の構成図である。図において、3〜15、44〜49は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と同一のものである。角速度指令演算器2bは角速度指令演算器2aを改良したものである。
【0019】
つぎに動作について説明する。3〜15、44〜49の動作原理は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と同等である。オペレータが、任意の目標から記憶済みの別の目標の位置に視軸8を指向させても、その目標の速度が速かったり、あるいは目標の位置を記憶してから十分な時間が経過した後であった場合、目標が撮像装置4の視野内に入らない場合が生じる。この様な場合でも目標を容易に再発見できるようにする。オペレータが、任意の目標から記憶済みの別の目標の位置に視軸8を指向させたいとき、操作器1の目標ラベル信号発生器50の操作により、目標のラベルを記憶済みの別の目標のラベルに設定し、操作器1の目標位置復帰指令信号発生器51の操作により、目標位置復帰指令信号26を目標位置記憶器24に送信する。このとき、目標位置復帰指令信号26を角速度指令演算器2bにも同時に送信する。角速度指令演算器2bは、目標位置復帰指令信号26を受信すると、目標位置記憶器24から送信されてくる追尾する目標位置信号25から、記憶しておいた目標の位置を中心に視軸8が自動走査するよう角速度を計算し、角速度指令信号11として角速度誤差演算器3へ送信する。このようにして、視軸8を指向させたい目標が、記憶しておいた位置から違う場所に進行していても、容易に目標を再発見することができる。
【0020】
図4はこの発明における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。図において、16〜21は従来の装置を搭載した航空機の運用のときと、28は実施の形態1の装置を搭載した航空機の運用のときと同一のものである。30は一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8を指向させたときの撮像装置4の視野、31は緯度/経度の記憶時からt秒後の一つ目の目標、32は視軸8の自動走査による捜索範囲、33は一つ目の目標16に再び視軸8を指向させたときの航空機の位置である。
一つ目の目標16を発見してその緯度/経度を記憶してから、二つ目の目標17を追尾後、記憶しておいた一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8を指向させるまで、t秒が経過したとする。この間に、一つ目の目標16は、緯度/経度の記憶時からt秒後の一つ目の目標31となり、一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8を指向させたときの撮像装置4の視野30範囲外となる。このとき、記憶しておいた一つ目の目標16の緯度/経度を中心に視軸8を自動走査し、その捜索範囲が視軸8の自動走査による捜索範囲32となる。これにより、一つ目の目標16の緯度/経度に再び視軸8を指向させたときの撮像装置4の視野30の範囲外にいる、緯度/経度の記憶時からt秒後の一つ目の目標31は撮像装置4にて捉えることができ、再び視軸8を指向させることができる。このときが、一つ目の目標16に再び視軸8を指向させたときの航空機の位置33である。このようにして、記憶しておいた緯度/経度に目標がいなくても、再び目標に視軸8を指向させることが短時間で簡単にできる。
【0021】
実施の形態3.
図5は、この発明の一実施の形態の構成図である。図において、3〜15、44〜49は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と同一のものである。角速度指令演算器2cは角速度指令演算器2bを改良したものである。34はカウンタ、35は目標追尾指令間隔信号、36は目標追尾復帰指令間隔信号である。
【0022】
つぎに動作について説明する。3〜15、44〜49の動作原理は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と同等である。オペレータが目標を発見し、追尾する目標と判断すると、操作器1の目標追尾指令信号発生器45の操作により、目標追尾指令信号15が目標位置演算器46とカウンタ34に送信される。このとき、オペレータは操作器1の目標ラベル信号発生器50の操作により、目標のラベルを設定しておく。目標ラベル信号23は、目標位置記憶器24とカウンタ34に送信できるようにしておく。カウンタ34は、目標追尾指令信号15を受信すると目標ラベル信号23を取り込み、目標のラベルに応じて時間計測を開始する。オペレータが、一旦別の任意の目標に視軸8を指向させた後、操作器1の目標位置復帰指令信号発生器51の操作により記憶済みの目標の位置に視軸8を復帰させたとき、目標の進行により記憶済みの位置とは異なる位置にて目標を再発見した場合、再度操作器1の目標追尾指令信号発生器45の操作により、目標追尾指令信号15を目標位置演算器46とカウンタ34に送信する。カウンタ34は、目標追尾指令信号15を受信すると再度目標ラベル信号23を取り込み、目標のラベルに応じて前回入力された目標追尾指令信号15と今回入力された目標追尾指令信号15の時間間隔を記憶し、更に時間計測を開始する。目標位置記憶器24は、操作器1の目標ラベル信号発生器50からの目標ラベル信号23と目標位置演算器46からの演算により求めた目標位置信号47を受信し、目標のラベルと位置を記憶する。この際、既に記憶していた目標の位置データは消去せず、前回の目標の位置として記憶し続ける。
【0023】
オペレータが、再度別の任意の目標に視軸8を指向させた後この目標に視軸8を復帰させたいとき、操作器1の目標位置復帰指令信号発生器51の操作により、目標位置復帰指令信号26を角速度指令演算器2cと目標位置記憶器24とカウンタ34に送信する。カウンタ34は、目標位置復帰指令信号26を受信すると目標ラベル信号23を取り込み、目標のラベルに応じて記憶しておいた目標追尾指令信号15の時間間隔を目標追尾指令間隔信号35として角速度指令演算器2cへ送信する。また、目標のラベルに応じた最新の目標追尾指令信号15と目標位置復帰指令信号26の時間間隔を目標追尾復帰指令間隔信号36として角速度指令演算器2へ送信する。目標位置記憶器24は、再度目標位置復帰指令信号26を受信すると、目標ラベル信号23を取り込み、目標のラベルに応じて記憶している前回の目標の位置と最新の目標の位置を、それぞれ前回の目標位置信号52と最新の目標位置信号53として角速度指令演算器2cに送信する。角速度指令演算器2は、再度目標位置復帰信号26を受信すると、カウンタ34からの目標追尾指令間隔信号35と目標追尾復帰指令間隔信号36と、目標位置記憶器24からの前回の目標位置信号52及び最新の目標位置信号53と、機体搭載他装置からの機体情報信号14と、角度検出器7からの角度信号10を受信する。
【0024】
以下、角速度指令演算器2cの動作について説明する。目標位置記憶器24からの前回の目標位置信号52及び最新の目標位置信号53で示される2点の時間間隔がカウンタ34からの目標追尾指令間隔信号35として送信されてくるため、目標の速度が算出可能となる。この速度で、記憶している最新の目標の位置を起点とし、目標追尾復帰指令間隔信号36による時間だけ進んだ点の位置を計算する。この点の位置を指向するための角速度を機体情報信号14と角度信号10から計算し、角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信する。このようにして、視軸8を指向させたい目標が、記憶しておいた位置から違う場所に進行していても、簡単な操作で目標を再発見することができる。
【0025】
図6は、上述したこの発明の実施の形態3の動作についての説明を、フロー図で表した図である。図において、縦軸は上から下に時間の経過を、横軸はオペレータの指令に対する各構成品間の信号の流れを示す。
【0026】
図7はこの発明における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。図において、16〜21は従来の装置を搭載した航空機の運用のときと、28は実施の形態1の装置を搭載した航空機の運用のときと、30〜33は実施の形態2の装置を搭載した航空機の運用のときと同一のものである。37は目標位置演算器46の計算により求められる目標の速度、38は一つ目の目標16に三度視軸8を指向させたときの航空機の位置、39は目標位置記憶器24が再び緯度/経度を記憶してからt´秒後の一つ目の目標である。一つ目の目標16に再び視軸8を指向させたときの航空機の位置33において、オペレータの操作により、緯度/経度の記憶時からt秒後の一つ目の目標31の緯度/経度を再び記憶する。このときの緯度/経度を最新の目標の緯度/経度とし、一つ目の目標16における記憶済みの緯度/経度を前回の目標の緯度/経度として記憶する。前回の目標の緯度/経度の記憶時から最新の目標の緯度/経度の記憶時までの時間t秒はカウンタ34にて計測される。これらの情報から、計算により求められる目標の速度37が算出できる。この後、別の目標に視軸8を指向させ、再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に三度一つ目の目標16に視軸8を指向させたいとき、オペレータの操作により目標ラベル信号23と目標位置復帰指令信号26を発信する。再び緯度/経度を記憶してから、三度一つ目の目標16に視軸8を指向させたいときまでの時間t´秒は、カウンタ34にて計測される。最新の目標の緯度/経度を起点として、計算により求められる目標の速度37で、t´秒後の目標の緯度/経度を算出し、かつ、この緯度/経度に視軸8を指向させるための角速度を機体情報信号14と角度信号10から算出し、一つ目の目標16に三度視軸8を指向させることができる。このときが、一つ目の目標16に三度視軸8を指向させたときの航空機の位置38であり、視軸8は再び緯度/経度を記憶してからt´秒後の一つ目の目標39を指向する。このようにして、速度のある目標であっても、三度目標に視軸8を指向させることが自動的に簡単にできる。
【0027】
実施の形態4.
図14は、この発明の一実施の形態の構成図である。図において、3〜15、44〜49は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と、34〜36、52、53は実施の形態3の装置と同一のものである。角速度指令演算器2dは角速度指令演算器2cを改良したものである。
【0028】
つぎに動作について説明する。3〜15、44〜49の動作原理は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と、34〜36、52、53は実施の形態3の装置と同等である。実施の形態3の装置での角速度指令演算器2dは、目標の速度を算出することにより、視軸8を指向させたい目標の位置を予測し、この位置を指向するための角速度を機体情報信号14と角度信号10から計算し、角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信している。このため、目標が等速直線運動で進行していれば予測した目標の位置に目標が存在するが、目標が等速直線運動で進行していなければ予測した目標の位置に目標は存在しない。この発明による装置での角速度指令演算器2dは、目標の速度を算出することにより、視軸8を指向させたい目標の位置を予測し、この位置を中心に視軸8が自動操作するよう角速度を機体情報信号14と角度信号10から計算し、角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信する。このようにして、視軸8を指向させたい目標が、記憶しておいた位置から違う場所に進行していても、簡単な操作で目標を再発見することができる。
【0029】
図8は、上述したこの発明の実施の形態4の動作についての説明を、フロー図で表した図である。図において、縦軸は上から下に時間の経過を、横軸はオペレータの指令に対する各構成品間の信号の流れを示す。
【0030】
図9はこの発明における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。図において、16〜21は従来の装置を搭載した航空機の運用のときと、28は実施の形態1の装置を搭載した航空機の運用のときと、30〜33は実施の形態2の装置を搭載した航空機の運用のときと、37〜39は実施の形態3の装置を搭載した航空機の運用のときと同一のものである。40は予測した目標の緯度/経度に視軸8を指向させたときの撮像装置4の視野、41は再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に一つ目の目標16が存在すると予想される範囲、42は予測した目標の緯度/経度を中心に視軸8を自動走査させたときの捜索範囲である。予測した目標の緯度/経度に視軸8を指向させたときの撮像装置4の視野40は、再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に一つ目の目標16が存在すると予想される範囲41に覆いきれていないが、予測した目標の緯度/経度を中心に視軸8を自動走査させたときの捜索範囲42は、再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に一つ目の目標16が存在すると予想される範囲41を覆うことができる。このようにして、等速直線運動をしていない目標であっても、三度目標に視軸8を指向させることが自動的に簡単にできる。
【0031】
実施の形態5.
図15は、この発明の実施の形態5の構成図である。図において、3〜15、44〜49は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と、34〜36、52、53は実施の形態3の装置と同一のものである。角速度指令演算器2eは角速度指令演算器2dを改良したものである。
【0032】
つぎに動作について説明する。3〜15、44〜49の動作原理は従来の装置と、1、23〜26、50、51は実施の形態1の装置と、34〜36、52、53は実施の形態3の装置と同等である。実施の形態4の装置での角速度指令演算器2は、目標の速度を算出することにより、視軸8を指向させたい目標の位置を予測し、この点の位置を中心に視軸8が自動走査するよう角速度を機体情報信号14と角度信号10から計算し、角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信している。このため、予測した目標の位置を中心に視軸8を自動走査させたときの捜索範囲内に目標が存在する場合は発見できるが、予測した目標の位置を中心に視軸8を自動走査させたときの捜索範囲内に目標が存在しない場合は発見できない。この発明による装置の角速度指令演算器2は、目標の速度を算出することにより、視軸8を指向させたい目標の位置を予測し、記憶している位置から予測した目標の位置を結ぶ線を中線として視軸8が自動走査するよう角速度を機体情報信号14と角度信号10から計算し、角速度指令信号11として速度誤差演算器3へ送信する。このようにして、視軸8を指向させたい目標が、記憶しておいた位置から違う場所に進行していても、簡単な操作で目標を再発見することができる。
【0033】
図10は、上述したこの発明の一実施の形態の動作についての説明を、フロー図で表した図である。図において、縦軸は上から下に時間の経過を、横軸はオペレータの指令に対する各構成品間の信号の流れを示す。
【0034】
図11はこの発明における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。図において、16〜21は従来の装置を搭載した航空機の運用のときと、28は実施の形態1の装置を搭載した航空機の運用のときと、30〜33は実施の形態2の装置を搭載した航空機の運用のときと、37〜39は実施の形態3の装置を搭載した航空機の運用のときと、41、42は実施の形態4の装置を搭載した航空機の運用のときと同一のものである。43は記憶している緯度/経度から予測した目標の緯度/経度を結ぶ線を中線として視軸8を自動走査させたときの捜索範囲である。予測した目標の緯度/経度を中心に視軸8を自動走査させたときの捜索範囲42は、目標が再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に一つ目の目標16が存在すると予想される範囲41及びその周辺に存在する場合、目標を発見できるが、急激な速度の変更により、再び緯度/経度を記憶してからt´秒後に一つ目の目標16が存在すると予想される範囲41より大きく外れた場所に存在した場合、目標を発見できない。この場合、記憶している緯度/経度から予測した目標の緯度/経度を結ぶ線を中線として視軸8を自動走査させることにより、捜索範囲が拡大され、目標を発見することができる。このようにして、急激な速度の変更を行う目標であっても、三度目標に視軸8を指向させることが自動的に簡単にできる。
【0039】
【発明の効果】
この発明によれば、視軸が任意の目標を指向した後、他の目標に視軸を指向させている間に元の目標が移動しても、記憶しておいた元の目標の位置を中心に視軸を自動走査させることにより元の目標の発見を容易にし、かつ、記憶しておいた元の目標の位置と再度発見したときの目標の位置から目標の速度を算出し、再度他の目標に視軸を指向させている間に元の目標が移動しても、再度発見したときの目標の位置から予測した目標の位置までを結ぶ線を中線として視軸を自動走査させることにより、元の目標の発見を容易にし、複数の目標を補足し続けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による視軸制御装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による視軸制御装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による視軸制御装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における装置の動作フロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における装置の動作フロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。
【図10】 この発明の実施の形態5における装置の動作フロー図である。
【図11】 この発明の実施の形態5における装置を搭載した航空機の運用上の利点を説明する図である。
【図12】 従来の視軸制御装置を示す構成図である。
【図13】 従来の装置を搭載した航空機の運用上の問題点を説明する図である。
【図14】 この発明の実施の形態4による視軸制御装置を示す構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態5による視軸制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 操作器、2、2a、2b、2c、2d、2e 角速度指令演算器、3 角速度誤差演算器、4 撮像装置、5 駆動部、6 レートジャイロ、7 角度検出器、8 視軸、34 カウンタ、44 視軸操作器、45 目標追尾指令信号発生器、46 目標位置演算器、48 表示器、50 目標ラベル信号発生器、51 目標位置復帰指令信号発生器。

Claims (1)

  1. 航空機等に搭載され目標を捜索/追尾する撮像装置において、撮像装置の視軸を操作するための視軸操作器と、目標の追尾を開始させる指令信号を発生する目標追尾指令信号発生器と、目標に対してラベル付けを行うための信号を発生する目標ラベル信号発生器と、一度追尾した目標に再び視軸を指向させるための指令信号を発生する目標位置復帰指令信号発生器と、上記視軸操作器と目標追尾指令信号発生器と目標ラベル信号発生器と目標位置復帰指令信号発生器を含有する操作器と、撮像装置からのビデオ信号を表示する表示器と、撮像装置の視軸の角度を、装置を基準として検出する角度検出器と、撮像装置の視軸の角速度を慣性空間を基準として検出するレートジャイロと、同一機体に搭載の他装置からの姿勢角や緯度/経度といった機体情報と上記角度検出器からの角度情報により目標の位置を演算する目標位置演算器と、上記目標ラベル信号発生器からの目標のラベル情報と上記目標位置演算器からの目標の位置情報を記憶する目標位置記憶器と、上記視軸操作器からの角速度情報と上記目標位置記憶器からの目標位置情報と他装置からの機体情報と上記角度検出器の角度情報により撮像装置の視軸を制御するための角速度を演算する角速度指令演算器と、上記レートジャイロからの角速度情報と上記角速度指令演算器からの角速度指令情報の差分を演算する角速度誤差演算器と、上記角速度誤差演算器からの出力により撮像装置の視軸及び上記レートジャイロを駆動する駆動部と、目標のラベル情報に応じて、上記目標追尾指令信号発生器からの前回の目標追尾指令信号と最新の目標追尾指令信号の時間間隔及び上記目標追尾指令信号発生器からの最新の目標追尾指令信号と上記目標位置復帰指令信号発生器からの目標位置復帰指令信号の時間間隔を計測するカウンタと、を具備し、
    上記角速度指令演算器は、上記カウンタからの情報と上記目標位置記憶器からの情報により目標の速度を算出して目標の位置を予測し、上記目標位置記憶器からの記憶しておいた目標の位置と予測した目標の位置を結ぶ線を駆動中線として、慣性空間において視軸が左右に自動走査するよう角速度を計算することを特徴とする視軸制御装置。
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