JPS62276576A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPS62276576A
JPS62276576A JP11925486A JP11925486A JPS62276576A JP S62276576 A JPS62276576 A JP S62276576A JP 11925486 A JP11925486 A JP 11925486A JP 11925486 A JP11925486 A JP 11925486A JP S62276576 A JPS62276576 A JP S62276576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
roll
heat
time
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11925486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0636120B2 (ja
Inventor
Takao Kumasaka
熊坂 隆夫
Minoru Kanai
叶井 実
Teruaki Mitsuya
輝章 三矢
Shigetaka Fujiwara
藤原 重隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61119254A priority Critical patent/JPH0636120B2/ja
Publication of JPS62276576A publication Critical patent/JPS62276576A/ja
Publication of JPH0636120B2 publication Critical patent/JPH0636120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真等の方法により記録媒体上に形成され
たトナー像を加熱し定着させる定着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の電子写真方式の記録装置(複写機やプリンター)
の定着装置としては主としてヒーター内蔵の熱ロールに
よる方式が用いらている。熱ロール方式を用いた定着装
置の構成を第19図に示す。
熱ロール方式の定着装置は加熱ロール1とバックアップ
ロール2から成り、加熱ロール1は金属製の中空ロール
3の内部にハロゲンランプ4等のヒーターを内蔵し、中
空ロール3の表面にはトナー9の粘着等を防止するため
離型性のあるテフロン等の樹脂5が被覆されている。又
、バックアップロール2は、芯金ロール6にゴム等の弾
性層7が′)被覆され構成されている。熱ロール方式の
定着装置においては、該加熱ロール1と該バックアップ
ロール2との間にトナー像9が形成された記録媒体であ
る用紙8を通過させ、トナー像9を加熱することにより
定着させるものである。しかし、このようなハロゲンラ
ンプ方式はヒータ部から加熱ロール1表面間に空気層や
中空ロール3等の部材を含むため加熱効率が悪く、該加
熱ロール1がトナー像を熱融解し定着できる所定の温度
(以下、定着温度と略称する)に達するまでの時間(以
下、ウオームアツプ時間と略称する。)が長くなる傾向
があった。
又、上記のハロゲンランプ方式の欠点を改善するため、
第20図に示すようにヒータとして薄膜抵抗体10を用
いるものも考案されている。なお、この種の装置として
関連するものに特開昭60−3683号、同特開昭60
−87376号、同特開昭60−91376号等が挙げ
られる。
〔発明が解決とようとする問題点〕
しかし、上記の装置においては、ウオームアツプ時間を
該加熱ロールの一回転に要する時間(以下、1回転時間
と略称する)より短い場合の効果的な熱ロール方式の加
熱法については配慮されておらず、その結果、上記の装
置においては該加熱ロール1の円周方向において必要最
小限度の領域を加熱する場合と比較して、所定のウオー
ムアツプ時の消費電力(以下、最大消費電力と略称する
)の下ではウオームアツプ時間が長くなる傾向があった
本発明の目的は、最大消費電力を増大させることなくウ
オームアツプ時間を大巾に短縮することが可能な定着装
置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、加熱ロールの軸方向に沿って1発熱量を外
部から調整可能な複数の発熱体を配置すると共に該発熱
体と中空ロール間や該発熱体相互間に熱伝導性が低い物
質を介在せしめ加熱ロールの円周方向に複数の発熱単位
を形成し、該発熱単位の被覆層表面がニップ領域におい
て定着温度に達するために必要な加熱ロールの円周方向
の昇温領域を該加熱ロールの周速と該発熱単位の昇温時
間から定め円周方向の第1の領域とし、又、それ以外の
加熱ローラの円周方向の領域を第2の領域として区分し
、第1の領域に位置する発熱単位の発熱量を第2の領域
に位置する発熱単位の発熱量よりも大きくなるようにす
ることにより達成される。
〔作用〕
一般に、周囲の温度と等しい物質を所定の温度に昇温す
るに要するウオームアツプ時間(see)は、加熱直後
で熱的時定数より短い時間領域においては物質の熱容量
(ジュール/”C)に比例し、発熱量(ワット又はジュ
ール/5ee)に反比例する。又、上記にて区分した熱
ロールの第1及び第2の領域における熱容量は各領域の
長さLlp Lx (m)に比例する。従って、消費電
カ一定の下で従来の熱ロール方式のウオームアツプ時間
をT1(see) r本発明の熱ロール方式のウオーム
アツプ時間をTz(see)とすると、それぞれ、 T 1=に−・・・・・・(2) (ここでkは比例定数、Wは全発熱量又は最大消費電力
(ワット)である)となり、本発明においては従来方式
と比較してウオームアツプ時間をLl/ (LL+I、
2)に短縮可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を従来例と同一部品は同一符号を
用いて説明する。
第1図は本発明の加熱ロール15の一部分断面図である
。本発明の加熱ロール15は次の(1)〜(3)により
構成される。(1)中空ロール3の外側に電気絶縁と断
熱作用を持つ断熱層13(例えば、セラミック等の無機
物や熱伝導性の悪い有機物あるいは、それらの加工2合
成、整型品等)を配置する。尚、第1図の例では、中空
ロール3と断熱層13とを分けて示しているが、中空ロ
ール3をガラスやセラミック等の断熱部材で構成する場
合には中空ロール3と断熱層13を同一の材質で製作し
ても良い。(2)断熱層13の表面に薄膜状抵抗体12
(例えば、ニッケル系合金又は導電性セラミック等)を
配置すると共に各薄膜状抵抗体12の円周方向には電気
絶縁物で熱伝導性の低い物質で形成される分離層14を
設は複数の発熱単位12を形成する。さらに、(3)そ
の表面には、テフロンやシリコンゴム等の離型作用のあ
る物質から成る被覆M5を設ける。尚1分離層14の物
質は断熱層13又は被覆層5と同じ物質で構成しても良
い。
第2図は、加熱ロール14の全体構成を示す断面図であ
る。第2図においては、Llはニップ幅、Llは加熱ロ
ール15の円周方向の第1の領域の長さ、Llは第2の
領域の長さを表わしている。
第1の領域の長さLlは加熱ロール15の周長より小さ
いことは言うまでもないが、該被覆層5の表面温度が所
定の定着温度Tiに達する時間(ウオームアツプ時間)
をtu、加熱ロール15の周速をVとすると、例えば、
次の(3)式を満たすように、あるいは若干の裕度を取
り設定する。
本発明においては、第1の領域Lxに位置する発熱単位
12の発熱量は第2の領域L2に位置する発熱単位12
の発熱量より大きくなるようにするが、所定の消費電力
の下でウオームアツプ時間を最も短くするには第2の領
域L2に位置する発熱単位12の発熱量を零にすれば良
い。
以下、上記の実施例の給電方法について、第3図から第
5図を用いて説明する。
第3図は給電系の構成を示す一部断面図、又。
第4図は、電気的接続部の詳細説明のため、加熱ロール
15の被覆層5を取りはずした状態を描いた斜視図であ
る。加熱ロール15の端部には、給電用リング16が取
り付けられ、該給電リング16を介して電源18から加
熱ロールISへ電力が供給される。一方、加熱ロール1
5の軸方向の端部20には第4図に示すように導電性部
材19が発熱単位12と接続し、該加熱ロール15の半
径方向に設けられている。又、第5図に第3図の実施例
において右側に配置される給電リング16を斜視図で示
した。給電リング16には、第2図に示した第1の領域
L1に対応した位置に摺擦金具22及び該摺擦金具22
と導通し給電リング16から絶縁された給電端子21が
設けられる。
給電リング16は、第3図に示すように加熱ロールIS
と軸受17内に配置され給電端子21に電源18を接続
することにより第1の領域L1に位置する発熱単位12
のみ通電し発熱させることができる。
以下、本実施例の具体例を挙げその動作及び効果につい
て説明するが、先ず定着装置の起動時について述べ、次
に2回転以後の定常運転時の場合について説明する。
例えば、プリンタや複写機等の電子写真装置において印
刷速度がA4サイズ7.5枚/分で、加熱ロール15の
直径が40mφ、ニップ幅が5Iの熱ロール定着装置を
用いる場合、加熱ロール15の周速Vは用紙の搬送速度
に等しく約26.25mm/秒である。他方、ウオーム
アツプ時間tuは加熱ロール15を構成する各部の熱的
特性に関連している。例えば、中空ロール3をアルミニ
ュウムで作成し、断熱層13及び分離層14をアルミナ
及びシリカを主成分とするセラミックで形成し、厚さ5
oμm9幅5mm、350m+のニッケル系金属薄膜抵
抗体を用いた発熱単位12を24個取り付け、さらにそ
の表面に厚さが150μmのテフロンを被覆層5として
取り付け、発熱単位12の1個当り87.5W通電した
場合、被覆層5の表面温度が所定の定着温度T1 (例
えば、200℃)に達する時間tuは約2.0 秒であ
る。
従って、この場合(3)式に基づいて第1の領域の長さ
Llを定めると、L1″:V−tu+Lz=26.25
X2.O+5=57.5 (on)となるが、発熱単位
12のピッチが5.233anであることを考慮すると
Llは11個の発熱単位12を含む57.571mの長
さとなる。他方、40ffI!Iφの加熱ロール15の
全周長は125.6mmであり第2の領域の長さL2は
約68.O3nm+ どなる。
第7図は、同一の消費電力約0.96KWの下で」二記
した構造におけるウオームアツプ時間TuPと従来構造
のウオームアツプ時間TuQを比較したものである。
曲線Pは、第6図の本発明の加熱ロール15の断面図に
おいて示した発熱単位12aが第1の領域にちょうど入
った瞬間から加熱を開始し、その加P!Y開始時間を時
間零とし、発熱単位12aの位置に対応する被覆層表面
部分の温度を示したものである0本実施例では発熱単位
12aに対応した被覆層部分の温度が所定の定着温度T
□に達する時間が、本実施例のウオームアツプ時間Tu
pに相当している。
又、曲、i!Qは全周を同時に加熱する場合のニップル
部直前の被覆層表面部分の温度上昇曲線であり、T u
 Qが従来構造のウオームアツプ時間である。
本実施例では通電し発熱させる領域は第1の領域L+に
限定されるため、第7図に示すようにウオームアツプ時
間T u Pを従来方式と比較して約尚、上記の例より
遅い場合には本発明の効果は大きくなる傾向がある。例
えば、印刷速度がA4・5枚/分の装置においては、用
紙の搬送速度は約17.5m+/秒となるので第1の領
域の長さLlは約40.0m+a となり従来方式に比
べてウオームアップ時間を約−に短縮することが可能で
ある。
次に、本発明の加熱ロール15の2回転時以後(定常時
と略称する)の動作について説明する。
第8図は本発明の第6図に示す発熱単位12aに対応す
る被覆暦表面部分の1回転時及び2回転時の温度と経過
時間との関係を示している。第8図において1時間0秒
からL1/v秒までの時間は発熱単位12aは第1の領
域に位置しており発熱するが、その後Lx/v秒は第1
の領域に位置するので発熱しない、さらに2回転時以後
も同様な発熱・非発熱のサイクルをくり返す。又、発熱
単位12aがtnはニップ領域に位置する時間域であり
、この間にトナー及び用紙に熱エネルギーの一部が移動
するため、被覆層表面部分の温度はその分だけ降下する
図中の2点鎖線は、2回転時も1回転時と同じ発熱量を
第1の領域L1に位置する発熱単位12に与えた場合で
ある。この場合、所定の定着温度T1を大巾に上回って
しまいトナーの加熱ロール15へのオフセットや材料の
熱劣化が生じ定着動作が困難になる。このれは、起動時
(1回転時)においては、加熱前の発熱単位12の温度
が室温であったのに対し、2回転時は加熱前の発熱単位
12の温度(すなわち、第2の領域L2から第1の領域
に入る直前の発熱単位12の温度)が室温より高くなる
ためである。本例ではΔTは約38degであり、第1
の領域に入る直前の発熱単位12の温度は約162℃で
あった。従って、本発明においては、2回転時以後の発
熱量を第1の領域に入る直前の温度上昇に相当する分だ
け減する必要がある。例えば起動時において0,96K
W必要としたものを2回転時以後は0.22KWに減じ
たところニップ部直前で所定の定着温度に維持できトナ
ー像の定着が可能となった。
第10図は、本発明の他の実施例を示し第9図及び第1
1図はその説明用の図面である。本例が上記した実施例
と異なる点は第9図に示すように起動時の第1の領域を
2つの領域に分は第2回転時以後は起動時の第1の領域
L1よりも小さな第3の領域Lxに位置する発熱単位1
2にのみ発熱できるようにしたものである。
これを実現するための給電方式は第10図に示すように
摺擦金具を分離し、第3の領域L1^とそれ以外の部分
Lzsに対応した摺擦金具27.28を設けそれぞれと
導通し個々に通電できるような給電端子29.30を設
け、電源からの電力を起動時(1回転時)は給電端子2
9.30の両方に、2回転時以後は給電端子29のみに
供給するようにしたものである。
第11図は、−例として第3の領域L1^の長さを3個
の発熱単位12を含む長さとし、2回転時以後において
加熱領域をL1^に限定した場合の温度と経過時間との
関係を示す。尚、1回転時は前記した第8図の場合と同
等である。
一般に、加熱直前の温度が等しいなら、加熱する領域が
小さくなるとその分だけ昇温時間を早くすることが必要
となるため発熱単位1個当りの発熱量は大きくなる。し
かし、本実施例のウオームアツプ時間は前述(例えば、
(2)式に示す)のように、熱容量(本実施例の場合は
加熱する領域の長さに比例する)に比例し、発熱量に逆
比例するのでウオームアツプ時の最大消費電力はほぼ同
じ値となる。
第11図の例では、第2回的時に加熱とない第1の領域
Lsaを経て加熱領域である第3の領域L1^に入る直
前の発熱単位12aの温度が所定の定着温度T!に対し
て低下する温度降下ΔTは約42degであった。この
条件に対しては、第3の領域LL^における発熱量を約
0.24Wにすることにより、第11図に示すように所
定の定着温度Tzに昇温することが可能であった0本実
施例の場合、給電部の構造が若干複雑になる傾向がある
が1発熱量位12の1個当りの発熱量を1回転時と2回
転時以後でほぼ同じ値に設定できるので電源の電圧はほ
ぼ同じで領域L1aへの給電を停止する切換器を配置し
て制御すれば良く、電源の電圧調整機構を簡便な構造に
できる効果がある。
第12図は上記の実施例において、加熱ロール15の所
定の位置(本例では、発熱単位12が第2の領域L2か
ら第1の領域Lxに移動する直前付近の位W)に温度セ
ンサ23を設け、該温度センサ23で測定した加熱ロー
ル15の温度にもとづいて、ニップ部での温度が所定の
定着温度になるように各発熱単位12への通電量をm整
するようにしたものである。このような構成においては
、(1)加熱ロール15の周囲の温度が気温の変化や定
着装置を含む印刷装置の運転により変化する場合や(2
)ファクシミリやプリンタの印刷のオンオフが頻ばんに
行なわれ、加熱ロール15の温度が起動前の所定の温度
と異なる場合その変化分を温度センサ23により検出で
きるので、所定の温度から変化した分だけ発熱領域であ
る第1の領域り工又は第3の領域L1^の各発熱単位1
2の発熱量を調整し、ニップ部での加熱ロール15の表
面温度をより確実にコントロールできる効果がある。
第13図、第14図に他の実施例を示す。本実施例は、
薄口導体31,32間に弾性体34を介して該導体31
.32を相対させ、その間に導電性粉体33(例えば、
カーボン粉を充填し、該導体31.32をそれぞれ、直
流高圧電源端子38゜アース39にブラシ36,37を
介して導通するようにしたものである。
前記した実施例においては、熱源は薄膜状の抵抗体に通
電して構成したが1本例では以下のような作用により所
望する発熱量を得ることができる。
すなわち、定着時に用紙が加熱及びバックアップロール
間に入り弾性体34が変形すると導体31゜32間の間
隔が小さくなり導電性粉体33が圧縮され、導電性粉体
33の電気抵抗が小さくなる。
電源の電圧が一定の下では発熱量は電気抵抗に逆比例す
るのでニップ部周辺部の発熱量を他の部分と比較して増
大させることが可能である。この場合、第1の領域Ll
はニップ部の長さないしその周辺部を含む長さに相当す
るので、ニップ長L1は、 (4)式を満たすように設
定する必要がある。
Ln≧T、−u            −−(4)尚
、高圧電源を外側導体32に、アースを内側導体31に
接続しても良い。
本実施例においては、ブラシ36.37の円周方向の取
付位置を限定する必要がなくニップ部付近を加熱できる
ので、前記した実施例に比べて給電方法が容易になる利
点がある。さらに、本実施例では、給電ブラシ36.3
7は加熱ロール15の面端に設ける必要がなく片側で良
いという利点も付随している。
第15図及び第16図に他の実施例を示す。本例におい
ては、断熱層13と被覆層5との間にスペーサ45を配
置し間隔を設け、磁性体42(磁性流体又は磁性粒子)
を第1の領域L1に相当する溶精を満たすように充填し
、さらに電磁石又は永久磁石41を配置し該磁性体42
を該磁石41で吸引し、磁性体42を第1の領域に位置
するようにしたものである。又、磁性体42は、電源1
8と給電ブラシ46.47及び導電性部材44を介して
導通し、電源18から通電される。
本実施例においては、第1の領域L1に対応する部分に
のみ磁性体42が存在し該磁性体42に通電し発熱させ
ることが可能であり、且つ、非加熱領域に対応する部分
は空気M43となっているため円周方向への断熱性が良
好となる。従って、本発明によれば、前記した例のよう
に発熱体を分割する必要がないので構造が簡単になる利
点がある。
第17図及び第18図は本発明の他の実施例で、前記し
た第5図と異なる給電方法を示している。
第17図の例は、鍔状の接触リング48を加熱ロール1
5の端部に設は各発熱単位12と導通する複数の導電部
材49を該接触リング48の外周部まで放射状に延長す
るようにし、あらかじめ第1の領域に対応した導電部材
49が容器50内の導電性流体51(例えば、水銀など
の液体金属)中に浸漬するようにし、電源18から導電
性流体51を介して第1の領域に位置する発熱単位12
に給電するようにしたものである0本例では、前述のブ
ラシによる給電法と比較して接触抵抗が少なく電気火花
等の発生が起らないという利点がある。第18図は、第
17図の例の導電性流体51の代りに磁性体53(磁性
流体又は磁性粒子)を用い、所定の位置に磁石52を配
置して磁性体53を吸引し磁性体53が第1の領域に位
置する発熱単位12と導通する導電部材49と接触する
ようにしたものである。本例では、第17図の例に比べ
て磁石52により磁性体53を所望する円周方向の位置
に容易に移動できるので給電部の構成が容易になる利点
がある。
〔発明の効果〕
上記したように、本発明によれば最大消費電力を増大さ
せることなく加熱ロールのウオームアツプ時間を大巾に
短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部分横断面図、第2図は
本発明の実施例の横断面方向の構成を示す横断面図、第
3図は本発明の実施例の給電系統を示す一部分縦断面図
、第4図は本発明の加熱ロールの端部の構造を示す斜視
図、第5図は本発明の摺擦リングの斜視図、第6図は第
7図及び第8図に示す発熱単位の温度−経過時間特性に
おいて着目している発熱単位の位置関係を示す加熱ロー
ルの横断面図、第7図は本発明の実施例及び従来例の温
度−経過時間特性を示すグラフ、第8図は本発明の実施
例において注目している発熱単位の温度一時間特性を示
すグラフ、第9図は、本発明の他の実施例の横断面図、
第10図は本発明の他の実施例の給電リングの斜視図、
第11図は本発明の他の実施例の給電リングの斜視図、
第12図は他の実施例の斜視図、第13図は本発明の他
の実施例の横断面図、第14図は第13図に示す他の実
施例と同一構造の縦断面図、第15図は本発明の実施例
の横断面図、第16図は第15図に示す他の実施例と同
一構造の給電系統を示す一部分縦断面図、第17図及び
第18図は本発明の他の実施例の給電方法を示す一部分
縦断面図、第19図及び第20図は従来例の横断面図で
ある。 1・・・加%ロール、2・・・バックアップロール、3
・・・中空ロール、4・・・ハロゲンランプ、5・・・
被rIt層、6・・・芯金ロール、7・・・弾性層、8
・・・用紙、9・・・トナー像、10・・・薄膜抵抗体
、11・・・絶縁層、12・・−発熱単位、13・・・
断熱層、14・・・分離層、15・・・加熱ロール、1
6・・・給電リング、17・・・軸受、18・・・電源
、19・・導電性部材、20・・・加熱ロールの端部、
21・・・給電端子、22・・・摺擦金具、23・・・
温度センサ、24・・・リード線、25・・・加熱ロー
ル、26・・・給電リング、27・・・摺擦金具、28
・・・摺擦金具、29・・・給電端子、30・・・給電
端子、31・・・導体、32・・・導体、33・・・導
電性粉体、34・・・弾性体、35・・・スペーサ、3
6・・・ブラシ、37・・・ブラシ、38・・・直流高
圧電源端子、39・・・アース、40・・・固定部材、
41・・・磁石、42・・・磁性体、43・・・空気層
、44・・・導電性部材、45・・・スペーサ、46・
・・給電ブラシ、47・・・給電ブラシ、48・・・接
触リング、49・・・導電部材、50・・・容器。 51・・・導電性流体、52・・・磁石、53・・・磁
性体。  、・□・〉・矛 1 □I。 代理人 弁理士 小川勝馬 ニーl;。 竿3邑        ′F15図 第 凶事図         1′7 凶事 3 目 経通時ra1        − ¥+1目 1□4      第10図 $12図 第 11  図 に:適時洩り        □ ′$13  図 茅  14 園 某 15図 ′$ 76 図 第1’r図 VJ+?圓 第 18  目 t $20図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱源を内蔵する加熱ロールと該加熱ロールに対向し
    て設けられたバックアップロールからなり、該加熱ロー
    ルと該バックアップロールとの間に未定着トナー画像を
    有するシートを挾持搬送する加熱定着装置において、該
    加熱ロールの円周方向の熱伝導性が半径方向に比べて小
    さくなるように構成し、少なくとも該加熱ロールと該バ
    ックアップロールにより挾持されるニップ部を含む円周
    方向の第1の領域の単位面積当りの発熱量をニップ部を
    含まない円周方向の第2の領域の単位面積当りの発熱量
    より増大させるようにしたことを特徴とする定着装置。
JP61119254A 1986-05-26 1986-05-26 定着装置 Expired - Lifetime JPH0636120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61119254A JPH0636120B2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61119254A JPH0636120B2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62276576A true JPS62276576A (ja) 1987-12-01
JPH0636120B2 JPH0636120B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=14756773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61119254A Expired - Lifetime JPH0636120B2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636120B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164861A (en) * 1979-06-11 1980-12-22 Toshiba Corp Forming method of resistance heating element layer in heating roller for heat fixing
JPS56120561U (ja) * 1980-02-12 1981-09-14
JPS56120560U (ja) * 1980-02-12 1981-09-14
JPS61100776A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 Tokyo Electric Co Ltd 熱定着装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164861A (en) * 1979-06-11 1980-12-22 Toshiba Corp Forming method of resistance heating element layer in heating roller for heat fixing
JPS56120561U (ja) * 1980-02-12 1981-09-14
JPS56120560U (ja) * 1980-02-12 1981-09-14
JPS61100776A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 Tokyo Electric Co Ltd 熱定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0636120B2 (ja) 1994-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3372811B2 (ja) 加熱定着装置
JPH08194401A (ja) 定着用加熱ローラ
CN108693751B (zh) 定影设备和用于定影设备的加热器
US6442366B1 (en) External radiant heater for fuser members and method of making same
US4075456A (en) Heating-fixing device
JPS62276576A (ja) 定着装置
JPH10340023A (ja) 加熱装置
KR100452551B1 (ko) 화상형성장치의 정착장치
JP3436437B2 (ja) 定着用加熱ローラ
JPH11282300A (ja) 定着装置
JP2003282220A (ja) 加熱装置及び定着装置及び画像形成装置
JPH0555038B2 (ja)
JP2019021574A (ja) 加熱体、定着装置、および画像形成装置
JPH08250266A (ja) 棒状発熱体
KR20060039116A (ko) 정착롤러 및 이를 적용한 정착장치
JPH1115318A (ja) 加熱ローラ及びそれを用いた加熱定着装置
JPH07129009A (ja) 定着装置及び定着用ローラ
JPH11194634A (ja) 定着用加熱ローラ
JPH05289568A (ja) 定着装置
JPH08254916A (ja) 加熱定着装置
JPH1124467A (ja) 定着装置
JP2009009017A (ja) 板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置
JP2009026714A (ja) 板状ヒータ、加熱装置、画像形成装置
JPH01260475A (ja) 電子写真装置の熱定着ロール
JPH01260476A (ja) 電子写真装置の熱定着ロール