JPH1124467A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH1124467A
JPH1124467A JP18009397A JP18009397A JPH1124467A JP H1124467 A JPH1124467 A JP H1124467A JP 18009397 A JP18009397 A JP 18009397A JP 18009397 A JP18009397 A JP 18009397A JP H1124467 A JPH1124467 A JP H1124467A
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JP
Japan
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heating
roller
fixing device
heat
pressure roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18009397A
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English (en)
Inventor
Noboru Otaki
登 大瀧
Yoshitatsu Okiyama
義▲龍▼ 沖山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】突入電流を小さくするし、ウォームアップ時間
を短くするとともに、動作を安定させる。 【解決手段】回転自在に支持された第1のローラと、該
第1のローラと圧接させて回転自在に支持された第2の
ローラと、前記第1、第2のローラのうち少なくとも第
1のローラを熱伝導によって加熱する第1の加熱手段
と、筐(きょう)体に固定され、前記第1、第2のロー
ラのうち少なくとも一方を熱輻射によって加熱する第2
の加熱手段とを有する。この場合、第1の加熱手段によ
って前記第1、第2のローラのうち少なくとも第1のロ
ーラが加熱され、第2の加熱手段によって前記第1、第
2のローラのうち少なくとも一方が加熱される。そし
て、第2の加熱手段にハロゲンランプを使用する必要が
ない。第2の加熱手段が筐体に対して固定されるので、
定着装置の動作を安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真記録装置においては、帯
電装置によって一様にかつ均一に帯電させられた感光体
ドラムの表面を露光装置によって露光して静電潜像を形
成し、該静電潜像を現像装置によって現像してトナー像
を形成し、該トナー像を、記録媒体に転写装置によって
転写し、定着装置によって定着するようになっている。
【0003】そのために、該定着装置は、内部に加熱ヒ
ータとしてのハロゲンランプを備え、トナー像を加熱す
る加熱ローラ、及び該加熱ローラと対向させて配設さ
れ、前記加熱ローラに圧接させられる加圧ローラを有す
る。ところで、フルカラー複写機、フルカラープリンタ
等においては、感光体ドラムの表面に形成された各色の
トナー像が記録媒体に順次重ねて転写されてカラーのト
ナー像になり、該カラーのトナー像が定着されてカラー
画像が形成されるようになっている。ところが、前記定
着装置によって、カラーのトナー像を定着しようとする
と、前記ハロゲンランプによって、上方のトナー像は十
分に溶融させられるが、下方のトナー像は十分に溶融さ
せられない。
【0004】そこで、加圧ローラの内部にも加熱ヒータ
としてのハロゲンランプを備え、記録媒体の両面からト
ナー像を加熱するようにした電子写真記録装置が提供さ
れている。この場合、加熱ローラ及び加圧ローラの各表
面にそれぞれサーミスタが接触させて配設され、該各サ
ーミスタによって検出された表面温度に基づいて各ハロ
ゲンランプの通電量が制御され、加熱ローラ及び加圧ロ
ーラが所定の温度に維持される。また、加熱ローラ及び
加圧ローラの各周囲の近傍に、かつ、長手方向に熱反射
板を配設し、加熱ローラ及び加圧ローラの表面からの輻
(ふく)射熱を逃さないようにして保温性を高くするよ
うにしている。
【0005】そして、各ハロゲンランプは、加熱ローラ
及び加圧ローラの内部に配設され、通電用の電気的接点
が固定されるので、定着装置の動作を安定させることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の定着装置においては、加熱ローラ及び加圧ローラ
の、各内部に加熱ヒータを、各周囲の近傍に熱反射板を
それぞれ配設する必要があるので、電子写真記録装置の
コストが高くなってしまう。また、各加熱ヒータとして
ハロゲンランプを使用した場合、電源を投入したときの
突入電流が大きいだけでなく、ウォームアップ時間が長
い。
【0007】そこで、セラミック素材に無機質な導電性
フィラーとしてのニッケル、銅、銀等から成る球状金属
粒子を分散させて抵抗体を形成し、該抵抗体をローラ状
に焼成させて形成されたセラミック製の加熱ローラを使
用することが考えられる。また、ガラス管に金属箔(は
く)抵抗素子を焼成することによって形成されたガラス
製の加熱ローラを使用することも考えられる。この場
合、前記突入電流が比較的小さく、ウォームアップ時間
を短くすることができる。
【0008】ところが、セラミック製又はガラス製の加
熱ローラを使用した定着装置においては、加熱ローラ自
体が回転することになるので、通電用の電気的接点を固
定することができず、定着装置の動作を安定させること
ができない。さらに、セラミックス又はガラスの熱伝導
率が低いので、加熱ローラにおいて、記録媒体と接触し
て連続して定着が行われている部分と、記録媒体と接触
せず、定着が行われていない部分との温度差が大きくな
り、定着むらが大きくなってしまう。特に、幅の狭い記
録媒体に対して連続して定着を行う場合に、定着むらが
大きくなってしまう。
【0009】本発明は、前記従来の定着装置の問題点を
解決して、突入電流を小さくすることができ、ウォーム
アップ時間を短くすることができるとともに、動作を安
定させることができ、定着むらを小さくすることができ
る定着装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の定
着装置においては、回転自在に支持された第1のローラ
と、該第1のローラと圧接させて回転自在に支持された
第2のローラと、前記第1、第2のローラのうち少なく
とも第1のローラを熱伝導によって加熱する第1の加熱
手段と、筐(きょう)体に固定され、前記第1、第2の
ローラのうち少なくとも一方を熱輻射によって加熱する
第2の加熱手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における定着装置の断面図、図2は本
発明の第1の実施の形態における定着装置の要部斜視図
である。図において、11は記録媒体であり、該記録媒
体11は、図示しない画像形成手段においてカラーのト
ナー像が転写された後、搬送ベルト12によって定着装
置13に送られる。前記画像形成手段は、感光体ドラ
ム、該感光体ドラムを一様にかつ均一に帯電させるため
の帯電装置、帯電させられた感光体ドラムを露光して静
電潜像を形成する露光装置、前記静電潜像にトナーを付
着させてトナー像を形成する現像装置、前記トナー像を
記録媒体11に転写する転写装置、転写後において感光
体ドラムの表面に残留したトナーを除去するクリーニン
グ装置等から成る。
【0012】前記定着装置13は、回転自在に支持され
た第1のローラとしての加熱ローラ14、及び第2のロ
ーラとしての加圧ローラ15を有し、該加圧ローラ15
を加熱ローラ14に圧接させた状態で、図示しない駆動
手段によって回転させることができるようになってい
る。前記加熱ローラ14はアルミニウム等から成る中空
で円筒状の心金16の外周面に、シリコーンゴム系等か
ら成る耐熱性弾性層17を1〜2〔mm〕の厚さで被覆
し、その上にテフロン(商品名)系等から成る図示しな
い離型層を30〔μm〕の厚さで被覆し、更にその上に
シリコーンゴム系等から成る図示しない弾性層を70
〔μm〕の厚さで被覆した3層構造を有する。また、前
記心金16の内部には、ハロゲンランプ等から成る第1
の加熱手段としての加熱ヒータ21が配設され、該加熱
ヒータ21は熱伝導によって加熱ローラ14を加熱す
る。
【0013】一方、前記加圧ローラ15は、アルミニウ
ム、ステンレス等から成る中空で円筒状の心金22の外
周面にPFA、ETFE等のテフロン系等から成る図示
しない離型層を3〜100〔μm〕の厚さで被覆するこ
とによって形成される。この場合、加圧ローラ15は弾
性層を備えず、加熱ローラ14の耐熱性弾性層17を比
較的厚くするとともに、加圧ローラ15の硬度を高くす
ることによって、加圧ローラ15と加熱ローラ14との
間に圧接部(ニップ部)を形成するようにしている。
【0014】また、加熱ローラ14の外周面にはサーミ
スタ23が接触させて配設され、該サーミスタ23によ
って前記加熱ローラ14の表面温度が検出される。そし
て、図示しない制御装置は、サーミスタ23によって検
出された表面温度に基づいて、加熱ヒータ21の通電を
制御し、加熱ローラ14を所定の表面温度に維持する。
また、前記加圧ローラ15の外周面にはサーミスタ24
が接触させて配設され、該サーミスタ24によって前記
加圧ローラ15の表面温度が検出される。そして、前記
制御装置は、サーミスタ24によって検出された表面温
度に基づいて、後述する面状加熱体44の通電を制御
し、加圧ローラ15を所定の表面温度に維持する。
【0015】さらに、支持部材25によって支持された
フェルト26が配設され、該フェルト26によって、前
記加熱ローラ14の外周面に残留した図示しないトナ
ー、紙粉等を除去することができるようになっている。
そして、前記フェルト26にジメチルシリコーンオイル
等の図示しないオフセット防止液が含浸させられ、トナ
ーのオフセットを起こしにくくしている。なお、前記サ
ーミスタ23は、上部ケース27の上面に形成された図
示しない繰抜部において摺(しゅう)動自在に配設され
るとともに、フェルト26は、一端が電子写真記録装置
の筐体としてのフレーム31に固定されたばね32によ
って下方に付勢され、加熱ローラ14に圧接させられ
る。
【0016】前記記録媒体11の搬送方向における加熱
ローラ14及び加圧ローラ15より下流側には、分離爪
33が加熱ローラ14の外表面と接触させて長手方向に
配設され、記録媒体11を加熱ローラ14から分離させ
る。そして、一対の排出ローラ39は、トナー像の定着
が行われた後の記録媒体11を排出する。なお、前記上
部ケース27は、加熱ローラ14、サーミスタ23等を
収容し、下部ケース34は、加圧ローラ15、サーミス
タ24等を収容する。また、前記記録媒体11の搬送方
向における加熱ローラ14及び加圧ローラ15より上流
側及び下流側にガイド40a、40bが配設され、記録
媒体11を案内する。
【0017】ところで、前記加圧ローラ15の両端部に
は、耐熱性及び耐摩耗性を有する樹脂から成る回転軸部
材35が配設され、該回転軸部材35は、前記加圧ロー
ラ15の心金22に圧入によって固定される。そして、
前記加圧ローラ15の両端部において、前記回転軸部材
35の軸35aに耐熱性及び耐摩耗性を有する軸受部材
36が嵌(かん)合させられ、該軸受部材36に形成さ
れた溝37と下部ケース34に配設されたガイド41と
が嵌合するようになっている。また、前記軸受部材36
の下方に、圧縮コイルスプリング43が配設され、該圧
縮コイルスプリング43によって加圧ローラ15は加熱
ローラ14に圧接させられる。
【0018】そして、前記加圧ローラ15の周囲には、
加圧ローラ15の表面と所定の間隔を置いて、半円筒状
に形成された第2の加熱手段としての面状加熱ユニット
49が加圧ローラ15の長手方向における全体にわたっ
て配設され、該面状加熱ユニット49は熱輻射によって
加圧ローラ15を加熱する。前記面状加熱ユニット49
は、半円筒状の面状加熱体44、及び該面状加熱体44
の裏面に被覆されたグラスウール等の断熱材45を備
え、該断熱材45によって面状加熱体44が放熱される
のを防止することができる。該面状加熱体44及び断熱
材45は、該断熱材45の両端部に対向させて下部ケー
ス34の内部に配設された支持部材47によって支持さ
れる。なお、本実施の形態においては、面状加熱体44
を加圧ローラ15の長手方向における全体にわたって配
設するようになっているが、面状加熱体44を加圧ロー
ラ15の長手方向における所定の領域に配設することも
できる。
【0019】前記面状加熱体44の基材としては、セラ
ミックス、ガラス等の熱伝導率が小さい絶縁体が使用さ
れ、前記基材の表面には、一本の金属箔抵抗素子51が
一端側から他端側まで蛇行させて延在させられる。そし
て、前記金属箔抵抗素子51の一端には、面状加熱体4
4を通電するためのコンタクト52の一方の端部53が
接触させられ、前記コンタクト52の他方の端部54は
下部ケース34の窓55を貫通して下部ケース34の外
部に突出させられる。なお、前記端部54は、電子写真
記録装置の電源供給側に接続される。また、前記金属箔
抵抗素子51の他端も、同様にコンタクト52を介して
電源供給側に接続される。
【0020】なお、前記面状加熱体44としては、サー
モフォイル・ヒータ(MINCO社の商品名)が使用さ
れ、該サーモフォイル・ヒータは、絶縁シート層(例え
ば、カプトン、ノーメックス、シリコーンラバー、マイ
カ(雲母)等によって形成されたシート層)の間に、エ
ッチングされた金属箔抵抗素子51をラミネートするこ
とによって、薄く曲げやすい発熱素子を形成し、該発熱
素子を熱伝導率の低い小さな基材上に接着したものであ
る。
【0021】また、セラミックスにニッケル、銅、銀等
の球状金属粒子等の無機質な導電性フィラーを分散させ
ることによって抵抗体を形成し、該抵抗体を半円筒状に
焼成したセラミック加熱体を使用することもできる。こ
の場合、面状加熱ユニット49にハロゲンランプを使用
する必要がないので、電源を投入したときの突入電流を
小さくすることができるだけでなく、ウォームアップ時
間を短くすることができる。また、面状加熱ユニット4
9及びコンタクト52は、フレーム31に対して固定さ
れるので、定着装置13の動作を安定させることができ
る。
【0022】そして、前記記録媒体11を両面から加熱
することになるので、各色のトナー像が記録媒体11に
順次重ねて転写されている場合でも、加熱ローラ14に
よって上方のトナー像を、加圧ローラ15によって下方
のトナー像をそれぞれ十分に加熱し溶融させることがで
きる。また、面状加熱ユニット49は、加圧ローラ15
を包囲するように配設されるので保温性が良好になる。
そして、加圧ローラ15は心金22の熱伝導率が高いの
で、熱が逃げやすいが、面状加熱体44からの輻射熱及
び面状加熱体44による反射熱が加圧ローラ15に伝達
されるので、面状加熱体44の表面温度を上昇させるの
に必要な時間を短くすることができるだけでなく、消費
電力を小さくすることができる。しかも、面状加熱体4
4と記録媒体11とは接触しないので、面状加熱体44
の熱が記録媒体11に逃げることがない。したがって、
ウォームアップ時間を短くすることができるとともに、
面状加熱体44を均一に加熱することができるので、定
着むらが発生するのを防止することができる。
【0023】次に、記録媒体11に三つ又は四つのトナ
ー像が重ねて転写される場合の定着装置13の動作につ
いて説明する。まず、電源が投入されると、加熱ヒータ
21及び面状加熱体44が通電され、加熱ローラ14及
び加圧ローラ15が所定の表面温度になるまでウォーム
アップ動作が行われる。この間、前記サーミスタ23に
よって加熱ローラ14の表面温度が検出され、該表面温
度に基づいて加熱ヒータ21の通電が制御される。一
方、面状加熱体44の通電に伴って金属箔抵抗素子51
が発熱し、加圧ローラ15が加熱される。そして、前記
サーミスタ24によって加圧ローラ15の表面温度が検
出され、該表面温度に基づいて面状加熱体44の通電が
制御される。
【0024】この状態で、前記画像形成手段において各
色のトナー像が記録媒体11に順次重ねて転写され、該
記録媒体11が加熱ローラ14と加圧ローラ15との間
に送られると、各トナー像は十分に加熱され、確実に定
着される。また、定着が連続的に行われると、加熱ロー
ラ14及び加圧ローラ15から記録媒体11に熱が伝達
され、各表面温度が低下してしまうが、加熱ヒータ21
及び面状加熱体44の通電がサーミスタ23、24によ
って検出された表面温度に基づいて制御されるので、加
熱ローラ14及び加圧ローラ15の各表面温度が低下し
てしまうことがない。なお、加熱ヒータ21及び面状加
熱体44の通電はそれぞれ独立に制御される。
【0025】本実施の形態においては、加熱ヒータ21
を加熱ローラ14の内部に、面状加熱ユニット49を加
圧ローラ15の外周にそれぞれ配設するようにしている
が、面状加熱ユニットを加熱ローラ14の内部に、加熱
ヒータを加圧ローラ15の内部にそれぞれ配設すること
もできる。また、本実施の形態においては、面状加熱体
44を金属箔抵抗素子51によって加熱するようにして
いるが、該金属箔抵抗素子51等の加熱要素を別に配設
し、加熱要素によって発生させられた輻射熱を面状加熱
体によって反射させるようにすることもできる。
【0026】さらに、本実施の形態においては、サーミ
スタ23を加熱ローラ14に接触させて、サーミスタ2
4を加圧ローラ15に接触させて配設しているが、加熱
ローラ14及び加圧ローラ15のうち一方だけにサーミ
スタを配設し、該サーミスタによって検出された表面温
度に基づいて加熱ローラ14及び加圧ローラ15の通電
を制御することもできる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明の第2の実施の形態における定
着装置の断面図、図4は本発明の第2の実施の形態にお
ける定着装置の要部斜視図である。なお、第1の実施の
形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付
与することによってその説明を省略する。
【0028】この場合、第2のローラとしての加圧ロー
ラ15の周囲には、加圧ローラ15の表面と所定の間隔
を置いて、半円筒状に形成された第2の加熱手段として
の面状加熱ユニット56が配設される。該面状加熱ユニ
ット56は、半円筒状の面状加熱体44、該面状加熱体
44の裏面に面状加熱体44と所定の間隔を置いて配設
された半円筒状の熱反射板57、及び前記面状加熱体4
4と熱反射板57との間の間隔を保つために、前記面状
加熱体44及び熱反射板57の両端に配設されたグラス
ウール等の断熱材から成るスペーサ58から成る。した
がって、面状加熱体44と熱反射板57との間に円筒状
の空間61が形成されるので、該空間61によって面状
加熱体44が放熱されるのを防止することができる。な
お、前記スペーサ58の幅は、支持部材47の厚さより
わずかに大きくされる。
【0029】そして、前記熱反射板57の内周面は、面
状加熱体44からの輻射熱を十分に反射し、面状加熱体
44が放熱するのを防止することができるように、鏡面
状に仕上げられる。そのために、熱反射板57として、
例えば、表面が研磨されたアルミニウム板、リン青銅
板、ステンレス板、又は光沢のあるメッキが施された金
属板が使用される。
【0030】したがって、ウォームアップ時間を一層短
くすることができるだけでなく、消費電力を一層小さく
することができる。次に、本発明の第3の実施の形態に
ついて説明する。図5は本発明の第3の実施の形態にお
ける定着装置の断面図、図6は本発明の第3の実施の形
態における定着装置の要部斜視図である。なお、第1の
実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符
号を付与することによってその説明を省略する。
【0031】この場合、記録媒体11の搬送方向におけ
る第1のローラとしての加熱ローラ14及び第2ローラ
としての加圧ローラ15より上流側、並びに加圧ローラ
15の周囲に、第2の加熱手段としての面状加熱ユニッ
ト62が配設される。該面状加熱ユニット62は、記録
媒体11を案内する案内部63、及び前記加圧ローラ1
5の表面と所定の間隔を置いて半円筒状に形成された半
円筒状部64を有する。
【0032】そして、前記面状加熱ユニット62は、熱
反射板66、及び該熱反射板66の裏面に配設された面
状加熱体67から成る。したがって、該面状加熱体67
を通電することによって、熱反射板66を加熱し、該熱
反射板66の輻射熱により加圧ローラ15を加熱するこ
とができる。また、前記熱反射板66の内周面は、加圧
ローラ15からの輻射熱を十分に反射し、加圧ローラ1
5が放熱するのを防止することができるように、鏡面状
に仕上げられる。そのために、熱反射板66として、例
えば、表面が研磨されたアルミニウム板、リン青銅板、
ステンレス板、又は光沢のあるメッキが施された金属板
が使用される。また、面状加熱体67としてサーモフォ
イル・ヒータが使用される。
【0033】そして、前記面状加熱ユニット62の両端
部において、熱反射板66の一部が除去されて面状加熱
体67が露出させられ、露出させられた部分に、面状加
熱体67を通電するためのコンタクト52の一方の端部
53が接触させられる。ところで、加圧ローラ15は心
金22の熱伝導率が高いので熱が逃げやすく、また、前
記トナー像の定着に伴って記録媒体11中の水分が蒸発
し、蒸発潜熱によって加熱ローラ14及び加圧ローラ1
5の表面温度が低下してしまう。そして、加熱ローラ1
4の表面温度の低下によって低温オフセットを起こして
しまう。そこで、表面温度の低下を見越して加熱ローラ
14の設定温度を高くすることが考えられるが、加熱ロ
ーラ14の表面温度が高くなりすぎると、高温オフセッ
トを起こしてしまう。
【0034】ところが、本実施の形態においては、図示
しない画像形成手段において各色のトナー像が記録媒体
11に重ねて転写され、該記録媒体11が面状加熱ユニ
ット62の案内部63によって案内されて加熱ローラ1
4と加圧ローラ15との間に送られる間に、記録媒体1
1は前記熱反射板66によって予熱され、温度が高くさ
れる。また、加熱ローラ14及び加圧ローラ15によっ
て挟まれる前に、記録媒体11中のある程度の水分が蒸
発させられ、定着に伴って蒸発する水分をその分少なく
することができるので、蒸発潜熱によって加熱ローラ1
4及び加圧ローラ15の表面温度が低下するのを防止す
ることができる。したがって、低温オフセットが起きる
のを防止することができるだけでなく、加熱ローラ14
及び加圧ローラ15の表面温度が低下することがなくな
る分だけ定着を高速で行うことができる。
【0035】また、熱反射板66と記録媒体11との間
に面状加熱体67が配設され、熱反射板66と記録媒体
11とが直接に接触することがなくなる。したがって、
熱反射板66を均一に加熱することができる。本実施の
形態においては、熱反射板66としてサーモフォイル・
ヒータが使用されるようになっているが、熱反射板66
として、セラミックスにニッケル、銅、銀等の球状金属
粒子等の無機質な導電性フィラーを分散させることによ
って抵抗体を形成し、該抵抗体を面状加熱ユニット62
の形状に焼成したセラミック加熱体を使用することもで
きる。この場合、前記セラミック加熱体は抵抗体そのも
のであるので、金属製の面状加熱体67に接触させるこ
とができない。したがって、セラミック加熱体と面状加
熱体67との間に耐熱性の絶縁材が配設される。
【0036】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図7は本発明の第4の実施の形態における定
着装置の断面図、図8は本発明の第4の実施の形態にお
ける面状加熱体の要部断面図、図9は本発明の第4の実
施の形態における定着装置の要部斜視図である。なお、
第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、
同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0037】この場合、第2の加熱手段としての面状加
熱ユニット71は、半円筒状の面状加熱体72、該面状
加熱体72の裏面の両端に配設されたグラスウール等の
断熱材から成る保持部材73から成る。該保持部材73
によって面状加熱体72が支持されるので、前記面状加
熱体72が放熱されるのを防止することができる。そし
て、前記面状加熱ユニット71は、面状加熱ユニット7
1の両端部に対向させて下部ケース34の内部に配設さ
れた支持部材47によって支持される。なお、前記保持
部材73の幅は、支持部材47の厚さよりわずかに大き
くされる。
【0038】また、前記面状加熱体72は、半円筒状の
基材74、該基材74の裏面に被覆された面状加熱層7
5、及び前記基材74の表面に被覆された熱反射層76
から成る。なお、前記面状加熱体72を通電するための
コンタクト52の図示しない端部は、前記基材74と面
状加熱層75との間に挿入される。そして、前記基材7
4としては、セラミック、ガラス等の熱伝導率が低い絶
縁体によって形成され、前記熱反射層76は、基材74
の表面にアルミニウムを蒸着するか、メッキを施すかし
て、その後、前記表面を鏡面状に仕上げることによって
形成される。また、前記面状加熱層75は、一端側から
他端側まで蛇行させて延在させられた一本の図示しない
金属箔抵抗素子によって形成される。
【0039】ところで、前記各実施の形態においては、
サーミスタ23、24によって、第1のローラとしての
加熱ローラ14及び第2のローラとしての加圧ローラ1
5を傷つけることがないように、また、サーミスタ2
3、24にトナーが付着することがないように、サーミ
スタ23、24をそれぞれ加熱ローラ14及び加圧ロー
ラ15の記録媒体11が通過しない部分、すなわち、端
部の表面に接触させて配設するようにしている。したが
って、加熱ローラ14及び加圧ローラ15の全体の表面
温度を検出することができない。
【0040】図10は加熱ローラの表面温度の分布図で
ある。なお、図において、横軸に加熱ローラ上の位置
を、縦軸に表面温度を採ってある。図において、L1は
記録媒体11(図7)の幅が広いときの第1のローラと
しての加熱ローラ14の表面温度を示す線、L2は記録
媒体11の幅が狭いときの加熱ローラ14の表面温度を
示す線である。
【0041】そして、加熱ローラ14の端部にサーミス
タ23を接触させて配設し、端部の表面温度が設定温度
(例えば、150〔℃〕)になるように制御を行うと、
例えば、はがき、封筒等のように記録媒体11の幅が狭
い場合、加熱ローラ14の端部の表面温度は設定温度に
なるが、中央の表面温度は設定温度より低くなる。ま
た、例えば、A4判の用紙のように記録媒体11の幅が
広い場合、加熱ローラ14の端部の表面温度は設定温度
になるが、中央の表面温度は設定温度より高くなる。
【0042】その結果、記録媒体11の幅が狭い場合
に、加熱ローラ14の中央付近において低温オフセット
が起きたり、記録媒体11の幅が広い場合に、加熱ロー
ラ14の中央付近において高温オフセットが起きたりし
てしまう。そこで、記録媒体11の幅が異なっても、加
熱ローラ14の表面温度を軸方向において均一にするこ
とができる第5の実施の形態について説明する。
【0043】図11は本発明の第5の実施の形態におけ
る定着装置の断面図、図12は本発明の第5の実施の形
態における定着装置の斜視図である。なお、第1の実施
の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を
付与することによってその説明を省略する。この場合、
上部ケース85内に第1のローラとしての加熱ローラ1
4が収容され、該加熱ローラ14はアルミニウム等から
成る中空で円筒状の心金16の外周面に、テフロン系等
から成る離型層81を30〔μm〕の厚さで被覆して形
成される。
【0044】一方、下部ケース34内に第2のローラと
しての加圧ローラ15が収容され、該加圧ローラ15
は、アルミニウム、ステンレス等から成る中空で円筒状
の心金82の外周面に、シリコーンゴム系等から成る耐
熱性弾性層83を5〔mm〕の厚さで被覆し、その上に
PFA、ETFE等のテフロン系等から成る離型層84
を30〔μm〕の厚さで被覆することによって形成され
る。
【0045】そして、前記上部ケース85内において、
前記加熱ローラ14の周囲には、加熱ローラ14の表面
と所定の間隔を置いて、弧状に形成された第2の加熱手
段としての面状加熱ユニット86が加熱ローラ14の長
手方向に沿って配設される。前記面状加熱ユニット86
は、弧状の基材87、該基材87の裏面に被覆された面
状加熱層88、及び前記基材87の表面に被覆された熱
反射層89から成る。この場合、前記面状加熱ユニット
86は加熱ローラ14より短くされるが、加熱ローラ1
4の長手方向の全体にわたって配設することもできる。
なお、前記基材87及び面状加熱層88によって面状加
熱体が構成される。
【0046】前記面状加熱ユニット86はブラケット9
1を介して上部ケース85に固定される。前記基材87
としては、セラミック、ガラス等の熱伝導率が小さい絶
縁体によって形成され、前記熱反射層89は、基材87
の表面にアルミニウムを蒸着するか、メッキを施すか
し、その後、前記表面を鏡面状に仕上げることによって
形成される。また、面状加熱層88は、一端側から他端
側まで蛇行させて延在させられた一本の図示しない金属
箔抵抗素子によって形成される。該金属箔抵抗素子のピ
ッチ間隔は面状加熱ユニット86の長手方向における中
央で密にされ、端部に向けて次第に粗にされる。そし
て、前記面状加熱層88の両端には、面状加熱層88を
通電するためのコンタクト52の一方の端部53が接触
させられる。また、記録媒体11の搬送方向における図
示しない画像形成手段より上流側に、記録媒体11の幅
を検出する図示しない幅検出手段が配設される。なお、
本実施の形態においては、前記金属箔抵抗素子のピッチ
間隔が傾斜させられ、面状加熱ユニット86の長手方向
における中央で密にされ、端部に向けて次第に粗にされ
るが、面状加熱ユニット86の長手方向において等ピッ
チで形成することもできる。さらに、セラミック加熱体
等の抵抗値を傾斜させることもできる。
【0047】したがって、前記幅検出手段によって記録
媒体11の幅を検出し、図示しない制御装置は、検出結
果に基づいて記録媒体11の幅が狭いかどうかを判断
し、記録媒体11の幅が狭い場合に、前記コンタクト5
2を介して面状加熱層88を通電する。その結果、加熱
ローラ14の中央付近における表面温度は端部における
表面温度より高くなるので、例えば、はがき、封筒等の
ように記録媒体11の幅が狭い場合でも、加熱ローラ1
4の全体の表面温度を設定温度にすることができ、加熱
ローラ14の中央付近において低温オフセットが起きる
のを防止することができる。この場合、面状加熱層88
を通電するために、一定の電流を供給するようにして
も、電流を断続させるようにしてもよい。
【0048】なお、加熱ローラ14と接触させて、支持
部材93によって支持されたフェルトローラ94が配設
され、該フェルトローラ94によって、前記加熱ローラ
14の外周面に残留した図示しないトナー、紙粉等を除
去することができるようになっている。そして、前記フ
ェルトローラ94にジメチルシリコーンオイル等の図示
しないオフセット防止液が含浸させられる。前記支持部
材93は、上部ケース85の上面に形成された図示しな
い繰抜部において摺動自在に配設され、一端が電子写真
記録装置の筐体としてのフレーム31に固定されたばね
32によって下方に付勢され、フェルトローラ94を加
熱ローラ14に圧接させる。
【0049】このように、前記フェルトローラ94にオ
フセット防止液が含浸させられるので、記録媒体11の
幅が広い場合に、加熱ローラ14の中央付近において高
温オフセットが起きるのを防止することができる。な
お、本実施の形態においては、加熱ローラ14側に面状
加熱ユニット86を配設するようにしているが、加圧ロ
ーラ15側にも面状加熱ユニット86を配設することが
できる。また、面状加熱層88の通電をオープン制御に
よって行うようにしているが、面状加熱層88に図示し
ないサーミスタを接触させて配設し、該サーミスタによ
る面状加熱層88の温度の検知結果に従って面状加熱層
88の通電を制御することもできる。
【0050】さらに、本実施の形態においては、面状加
熱ユニット86に熱反射層89を配設するようにしてい
るが、熱反射層89を除去することもできる。次に、本
発明の第6の実施の形態について説明する。図13は本
発明の第6の実施の形態における定着装置の斜視図であ
る。なお、第5の実施の形態と同じ構造を有するものに
ついては、同じ符号を付与することによってその説明を
省略する。
【0051】この場合、第5の実施の形態における面状
加熱ユニット86のほかに、第1のローラとしての加熱
ローラ14の端部の近傍に第2の加熱手段としての補助
面状加熱ユニット95が配設される。該補助面状加熱ユ
ニット95は、面状加熱ユニット86と同様に基材9
6、該基材96の裏面に被覆された面状加熱層97及び
前記基材96の表面に被覆された熱反射層98から成
る。なお、前記基材96及び面状加熱層97によって面
状加熱体が構成される。
【0052】また、前記面状加熱層97は、一端側から
他端側まで蛇行させて延在させられた一本の図示しない
金属箔抵抗素子である。該各金属箔抵抗素子には、金属
箔抵抗素子を通電するためのコンタクト100の端部1
01が接触させられるとともに、各金属箔抵抗素子間を
連結するコンタクト102の端部103が接触させられ
る。
【0053】そして、図示しない幅検出手段によって記
録媒体11の幅を検出し、図示しない制御装置は、検出
結果に基づいて記録媒体11の幅が狭いかどうかを判断
し、記録媒体11の幅が狭い場合に、前記コンタクト5
2を介して面状加熱層88を通電し、記録媒体11の幅
が広い場合に、前記コンタクト100を介して面状加熱
層97を通電する。その結果、記録媒体11の幅が狭い
場合に、加熱ローラ14の中央付近における表面温度は
端部における表面温度より高くなるので、例えば、はが
き、封筒等のように記録媒体11の幅が狭い場合でも、
加熱ローラ14の全体の表面温度を設定温度にすること
ができ、加熱ローラ14の中央付近において低温オフセ
ットが起きるのを防止することができる。また、記録媒
体11の幅が広い場合に、加熱ローラ14の端部におけ
る表面温度は中央付近における表面温度より高くなるの
で、例えば、A4判の用紙のように記録媒体11の幅が
広い場合でも、加熱ローラ14の全体の表面温度を設定
温度にすることができ、加熱ローラ14の中央付近にお
いて高温オフセットが起きるのを防止することができ
る。
【0054】本実施の形態においては、加熱ローラ14
の長手方向に沿って面状加熱ユニット86及び補助面状
加熱ユニット95を配設するようにしているが、更に多
くの補助面状加熱ユニットを配設することもできる。な
お、本発明は前記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、定着装置においては、回転自在に支持された第1
のローラと、該第1のローラと圧接させて回転自在に支
持された第2のローラと、前記第1、第2のローラのう
ち少なくとも第1のローラを熱伝導によって加熱する第
1の加熱手段と、筐体に固定され、前記第1、第2のロ
ーラのうち少なくとも一方を熱輻射によって加熱する第
2の加熱手段とを有する。
【0056】この場合、第1の加熱手段によって前記第
1、第2のローラのうち少なくとも第1のローラが加熱
され、第2の加熱手段によって前記第1、第2のローラ
のうち少なくとも一方が加熱される。そして、第2の加
熱手段にハロゲンランプを使用する必要がないので、電
源を投入したときの突入電流を小さくすることができる
だけでなく、ウォームアップ時間を短くすることができ
る。また、第2の加熱手段が筐体に対して固定されるの
で、定着装置の動作を安定させることができる。
【0057】そして、記録媒体を両面から加熱すること
になるので、各色のトナー像が記録媒体に順次重ねて転
写される場合でも、上方のトナー像及び下方のトナー像
をそれぞれ十分に溶融させることができる。また、第2
の加熱手段と記録媒体とは接触しないので、第2の加熱
手段の熱が記録媒体に逃げることがない。したがって、
ウォームアップ時間を短くすることができるとともに、
第2の加熱手段を均一に加熱することができる。その結
果、定着むらが発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における定着装置の
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における定着装置の
要部斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における定着装置の
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における定着装置の
要部斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における定着装置の
断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における定着装置の
要部斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態における定着装置の
断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における面状加熱体
の要部断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における定着装置の
要部斜視図である。
【図10】加熱ローラの表面温度の分布図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態における定着装置
の断面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態における定着装置
の斜視図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態における定着装置
の斜視図である。
【符号の説明】
13 定着装置 14 加熱ローラ 15 加圧ローラ 21 加熱ヒータ 31 フレーム 44、72 面状加熱体 45 断熱材 49、56、62、71、86 面状加熱ユニット 57、66 熱反射板 95 補助面状加熱ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)回転自在に支持された第1のロー
    ラと、(b)該第1のローラと圧接させて回転自在に支
    持された第2のローラと、(c)前記第1、第2のロー
    ラのうち少なくとも第1のローラを熱伝導によって加熱
    する第1の加熱手段と、(d)筐体に固定され、前記第
    1、第2のローラのうち少なくとも一方を熱輻射によっ
    て加熱する第2の加熱手段とを有することを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の加熱手段は面状加熱体を備え
    た面状加熱ユニットである請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の加熱手段は熱反射板を備えた
    面状加熱ユニットである請求項1に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の加熱手段は面状加熱体及び熱
    反射板を備え、前記熱反射板と前記面状加熱体との間に
    断熱材が配設される請求項1に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の加熱手段は、前記第1、第2
    のローラのうち少なくとも一方の長手方向における全体
    にわたって配設される請求項1に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の加熱手段は、前記第1、第2
    のローラのうち少なくとも一方の長手方向における所定
    の領域にわたって配設される請求項1に記載の定着装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第2の加熱手段は、前記第1、第2
    のローラのうち少なくとも一方の長手方向において複数
    配設される請求項2に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 前記各第2の加熱手段の面状加熱体を独
    立して通電する制御装置を有する請求項7に記載の定着
    装置。
JP18009397A 1997-07-04 1997-07-04 定着装置 Withdrawn JPH1124467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015184356A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ローラー支持機構、ローラーユニット、定着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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