JPS62276359A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPS62276359A
JPS62276359A JP11870686A JP11870686A JPS62276359A JP S62276359 A JPS62276359 A JP S62276359A JP 11870686 A JP11870686 A JP 11870686A JP 11870686 A JP11870686 A JP 11870686A JP S62276359 A JPS62276359 A JP S62276359A
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grill
room
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air
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Katsuji Ishii
勝司 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、吹出風の方向を上下方向において調節づる
上下風向グリルを備えた空気調和−に関する。
(従来の技術) 一般に、暖房運転を可能とするヒートポンプ式の空気調
和機においては、暖房運転時、初めは室内温度が低いの
で、温風の比重が室内空気の比重よりも小さく、このた
め温風が浮力を受けて室内の上部に移行し、下部の床面
付近がなかなか暖まらないという不具合がある。
これに対処し、吹出口の上下風向グリルを真下に向け、
強制的な真下吹出しを行なうことが考えられるが、そう
すると温風が室内の遠くまで行き渡らず、室内金体が暖
まらなくなるという新たな不具合を生じる。かといって
上下風向グリルをいちいち手動操作するのは使用者にと
って非常に面倒なことである。
そこで、上下風向グリルを回動駆動するモータを設け、
温度の変化や時間経過に応じて吹出方向を最適な状態に
自動設定するようにしたものがある。−例を第18図な
いし第20図に示す。
1は室内ユニットで、この室内ユニット1の前面には吸
込口2および吹出口3が上下に配設されている。室内ユ
ニット1内には、吸込口2から吹出口3にかけて断熱材
4による送風路が形成されている。そして、送風路にお
いて、吸込口2の近傍には室内熱交換器5が配設され、
その室内熱交換器5の下方部にはドレンパン6が設けら
れている。さらに、送風路には吹出口3に向かって室内
ファン7、左右風向グリル8.上下風向グリル9が順次
設けられている。左右風向グリル8は、吹出風の方向を
左右方向において手動調節するためのもので、室内ユニ
ット1の左右方向に沿って複数枚が配設されている。上
下風向グリル9は、吹田風の方向を上下方向において自
動調節するためのもので、室内ユニット1の左右方向に
伸びる板形状を有し、かつ回動軸がモータ(図示しない
)の回転軸に連結されている。
すなわち、暖房運転の開始時は上下風向グリル9を第1
8図に示す回動位置に設定し、強制的な真下吹出し行な
い、室内の人を足下から暖めるようにしている。その後
、定常運転に入ると上下風向グリル9を第19図に示す
回動位置に設定し、斜め下吹出しを行ない、温風を室内
の遠くまで行き渡らせて室内全体を暖めるようにしてい
る。なお、第20図に示す上下風向グリル9の回動位置
は冷房用の水平吹出しを行なうためのものである。
ただし、斜め下吹出しく第19図)を行なうと、室内の
全体を暖めることができるという利点がある反面、吹出
し風が室内の人に直接当たり、室内の人に不快感を与え
ることがある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、暖房運転の開始時において室
内の床面付近を十分に暖めることができ、しかも開始後
の定常運転において室内の人に不快感を与えることなく
室内の全体を効率良く暖めることができ、快適性の向上
および信頼性の向上を可能とするすぐれた空気調和機を
提供することにある。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 吹出風の方向を上下方向において調節する上下風向グリ
ルを備え、この上下風向グリルをモータで回動すること
により吹出方向の自動設定を行なう空気調和機において
、前記上下風向グリルを左右方向において複数に分割し
、このうち少なくとも一つのグリルを所定の吹出方向に
おいて他のグリルとは異なる回動位置に保持する構成と
する。
(作用) 所定の吹出方向が設定されたとき、少なくとも一つのグ
リルにより、所定の吹出方向とは異なる方向に対しても
吹出しがなされる。
(実施例) 以下、この発明の第1の実施例について図面を参照して
説明する。ただし、図面において第18図ないし第20
図と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
第1図、第2図、および第3図に示すように、吹出口3
内にアーム11.11が設けられ、これらアーム11に
上下風向グリル12が軸支されている。アーム11は、
室内ユニット1の前面パネルに一体成形されたもので、
左右風向グリル8側に一旦延びてから吹出口3に向かっ
て屈折する形状を有している。上下風向グリル12は、
吹出風の方向を上下方向において自動調節するためのも
ので、室内ユニット1の左右方向に伸びる板形状を有し
ている。
また、上下風向グリル12は、左右方向において複数に
分割され、メイングリル12aとサブグリル12bとか
らなっている。メイングリル12aは、両側に左グリル
12a1および右グリル12a2を有している。サブグ
リル12bは、メイングリル12aの長手方向中央部と
対応する位置、つまり左グリル12a1と右グリル12
a2との1it(アーム11.11間)に回動可能に軸
支されている。しかして、メイングリル12aは後述す
る風向グリルモータ28の回転 。
軸に連結されている。
さらに、サブグリル12bの前端縁にはスプリング13
の一端が取付けられ、スプリング13の他端はアーム1
1に取付けられている。そして、サブグリル12bの裏
面にはL字形のフック14が取付けられている。このフ
ック14は、メイングリル12aにおける左グリル12
a1と右グリル12a2との連結部12a3と対向する
位置まで延びている。
なお、第1図ないし第3図は冷房用の水平吹出し状態を
示しており、第4図に示すように水平方向に風が吹出さ
れることになる。
第5図は制御回路である。
20は制御部で、マイクロコンピュータおよびその周辺
回路などからなり、外部にはタイマ回路21、輻射熱温
度センサ22、室内温度センサ23、熱交温度センサ2
4、運転操作部25、ファン駆動回路26、風向グリル
駆動回路27などが接続されている。ここで、タイマ回
路21は、暖房運転開始からの経過時間をカウントする
ものである。輻射熱温度センサ22は、室内ユニット1
が取付けられている壁面の温度を検知するものである。
室内温度センサ23は、吸込口2から吸込まれる室内空
気の温度を検知するものである。熱交温度センサ24は
、室内熱交換器5の温度を検知するものである。運転操
作部25は、各種操作スイッチなどからなり、使用者の
操作に応じた運転設定データを制御部20に供給するも
のである。ファン駆動回路26は、室内ファン7の駆動
モータ 7Mを駆動するものである。風向グリル駆動回
路27は、風向グリルモータ28を駆動するものである
。この風向グリルモータ28は、上下風向グリル12を
回動駆動するものである。
つぎに、上記のような構成において第6図を参照しなが
ら動作を説明する。
運転操作部25で暖房運転を設定するとともに、所望の
室内温度TaSを設定し、かつ運転開始操作を行なう。
すると、制御部20は、圧縮機(図示しない)および室
外ファン(図示しない)の運転をオンするとともに、四
方弁(図示しない)を切換作動し、冷凍サイクルにおい
て暖房サイクルを形成する。さらに、制御部20は、熱
交温度センサ24によって室内熱交換器5の温度(以下
、熱交温度と称す)Tcを検知し、その熱交温度TCが
32℃以上になればファン駆動回路27によって室内フ
ァン7の運転をオンする。したがって、吸込口2から室
内ユニット1内に室内空気が吸込まれ、この吸込まれた
空気は凝縮器として作用する室内熱交換器5を通り、そ
こで熱を奪って吹出し口3から室内に吹出される。すな
わち、暖房運転の開始となる。
なお、制御部20は、熱交温度Tcが32℃〜40℃の
範囲にあれば、室内ファン7の速度を超定速ULOない
し中速Mに設定する。また、熱交温度TOが40℃以上
であれば、室内ファン7の速度を室内設定温度TaSと
室内温度センサ23で検知される室内温度Taとの差(
Tas−Ta)に応じて制御する。
しかして、制御部20は、運転開始と同時に輻射熱温度
センサ22によって壁面の温度(以下、壁面温度Tbと
称す)を検知しており、さらにタイマ回路21によって
経過時間をカウントしており、壁面温度Tbが室内設定
温度Tasを上限とするαの範囲内にまだ達していなく
て、しかも運転開始からの経過時間がまだ一定時間ts
に達していなければ、風向グリル駆動回路27に真下吹
出し指令を与える。すると、風向グリルモータ28が動
作して上下風向グリル12が第7図に示す位置まで回動
し、真下吹出しが設定される。この場合、先ず上下風向
グリル12のメイングリル12aがモータ28の駆動力
を受けて図示の位置まで回動し、次にサブグリル12b
がスプリング13の偏倚力を受けて図示の位置まで回動
する。したがって、第8図および第9図のように室内ユ
ニット1から室内Rの真下に向かって温風が吹出され、
室内Rの床面付近を十分に暖めることができる。
しかる後、壁面温度Tbが室内設定温度Tasを上限と
するαの範囲内に達すると、制御部20は風向グリル駆
動回路27に斜め下吹出し指令を与える。
すると、風向グリルモータ28が動作して上下風向グリ
ル12が第10図に示す位置まで回動し、斜め下吹出し
が設定される。この場合、上下風向グリル12のメイン
グリル12aがモータ28の駆動力を受けて左右風向グ
リル8側に所定角度だけ回動するが、サブグリル12b
はスプリング13の偏倚力を受けているため真下吹出し
時の回動位置をそのまま保持する。したがって、第11
図のように、吹出口3の両側からそれぞれ斜め下方向に
温風が吹出されるとともに、吹出口3の中央部から真下
方向に温風が吹出される。こうして、第12図のように
、吹出口3の両側から吹出される温風は室内Rの中央部
分の周りに行き渡り、吹出口3の中央部から吹出される
温風は室内Rの真下に到達する。よって。
室内Rの人に風が直接当たることなく、つまり室内Rの
人に不快感を与えることなく、室内Rの全体を効率良く
暖めることができる。
また、制御部20は、壁面温度Tbがαの範囲内に達し
ないまま一定時間tsが経過すると、そこで上記同様の
斜め下吹出しを設定する。すなわち、これは、壁面の断
熱性が低い家屋の場合、壁面温度1”bの上昇が遅くて
吹出方向の切換えに遅れを生じてしまうからである。
なお、真下吹出しまたは斜め下吹出しの状態から水平吹
出しを設定する場合、メイングリル12aが左右風向グ
リル8側に回動駆動され、第1図ないし第3図に示す状
態となる。この場合、メイングリル12aはモータ駆動
によって水平位置まで回動するが、サブグリル12bは
連結部12a3によるフック14の押圧とその途中から
動くスプリング13の引張りとによって水平位置まで回
動する。
このように、暖房運転の開始時は真下吹出しを設定して
温風を室内の真下方向に吹出すようにしたので、室内の
下部を十分に暖めることができる。
さらに、開始後の定常運転においては自動的に斜め下吹
出しを設定し、温風を斜め下方向に吹出すようにしたの
で、室内の全体を効率良く暖めることができる。特に、
この斜め下吹出しにおいては、吹出口3の中央において
部分的な真下吹出しを行なうようにしたので、室内の人
に風が直接当たるのを避けることができ、つまり室内の
人に不快感を与えることがなく、快適性および信頼性の
向上が図れる。
次に、この発明の第2の実施例について説明する。この
場合、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
第13図、第14図、および第15図に示すように、ア
ーム11.11に上下風向グリル31が軸支されている
。この上下風向グリル31は、吹出風の方向を上下方向
において自動調節するためのもので、メイングリル31
aとサブグリル31bとからなっている。
メイングリル31aは、室内ユニット1の左右方向に伸
びる一i!根31a1の両側に箱形の左グリル31a2
および右グリル31a3を有している。サブグリル31
bは、メイングリル31aの長手方向中央部と対応する
位置に回動可能に軸支されており、そのメイングリル3
1aの基板31a1どの間に通風空間を形成するように
なっている。
そして、サブグリル31bの前端縁にはスプリング32
の一端が取付けられ、スプリング32の他端はアーム1
1に取付けられている。そして、メイングリル31aの
基板31alにおいて、サブグリル31bと対向する位
置には突起33が取付けられている。
なお、第13図ないし第15図は冷房用の水平吹出し状
態を示している。
したがって、暖房運転時、初めは上下風向グリル31が
第16図に示す位置まで回動し、真下吹出しが設定され
る。この場合、先ず上下風向グリル31のメイングリル
31aがモータ駆動力を受けて図示の位置まで回動し、
次にサブグリル31bがスプリング32の@漬方を受け
て図示の位置まで回動する。
したがって、室内ユニット1から室内の真下に向かつて
温風が吹出され、室内の床面付近を十分に暖めることが
できる。
しかる後、上下風向グリル31が第17図に示す位置ま
で回動し、斜め下吹出しが設定される。この場合、メイ
ングリル31aがモータ駆動力を受けて左右風向グリル
8側に所定角度だけ回動するが、サブグリル31bはス
プリング32の偏倚力を受けているため真下吹出し時の
回動位置をそのまま保持する。したがって、吹出口3の
両側からそれぞれ斜め下方向に温風が吹出されるととも
に、吹出口3の中央部から真下方向に温風が吹出される
。こうして、吹出口3の両側から吹出される温風は室内
の中央部分の周りに行き渡り、吹出口3の中央部から吹
出される温風は室内の真下に到達する。
よって、室内の人に風が直接当たることなく、つまり室
内の人に不快感を与えることなく、室内の全体を効率良
く暖めることができる。
なお、真下吹出しまたは斜め下吹出しの状態から水平吹
出しを設定する場合、メイングリル31aが左右風向グ
リル8側に回動駆動され、第13図ないし第15図に示
す状態となる。この場合、メイングリル31aはモータ
駆動によって水平位置まで回動するが、サブグリル31
bはメイングリル31aの基板31a1に取付けられて
いる突起33の押圧とその途中から働くスプリング32
の引張りとによって水平位置まで回動する。
この第2の実施例によれば、第1の実施例と同様、暖房
運転開始時に室内の下部を十分に暖めることができ、し
かも開始後の定常運転においては室内の人に不快感を与
えることなく室内の全体を効率良く暖めることができる
という利点があるが、さらに吹出口3が意匠的にすっき
りするという利点もある。
なお、上記各実施例では、上下風向グリルを左右方向に
3つに分割したが、その数に限定はなく、吹出口3の大
きさなどに応じて適宜設定すればよい。また、真下吹出
しおよび斜め下吹出しを暖房運転時のみ設定するように
したが、冷房運転時において設定するようにしてもよく
、そうすれば蒸し暑いときに冷気を直接浴びるようなこ
ともでき、便利である。さらに、第1の実施例において
、フック14を回動可能とすることにより水平吹出し時
にサブグリル12bだけ真下吹出しを行なうこともでき
、細かな吹出方向調節が可能となる。その他、この発明
は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えな
い範囲で種々変形実施可能である。
[発明の効果1 以上述べたようにこの発明によれば、上下風向グリルを
左右方向において複数に分割し、このうち少なくとも一
つのグリルを所定の吹出方向において他のグリルとは異
なる回動位置に保持する構成としたので、暖房運転の開
始時において室内の床面付近を十分に暖めることができ
、しかも開始後の定常運転において室内の人に不快感を
与えることなく室内の全体を効率良く暖めることができ
、快適性の向上および信頼性の向上を可能とするすぐれ
た空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の全体的な構成を示す
斜視図、第2図は同実施例における上下風向グリルの部
分的な構成を示す斜視図、第3図は同実施例の内部機構
を示す図、第4図は同実施例の水平吹出し状態を示す図
、第5図は同実施例の制御回路の構成を示す図、第6図
は同実施例の動作を説明するためのフローチャート、第
7図。 第8図、および第9図はそれぞれ同実施例の真下吹出し
状態を示す図、第10図、第11図、および第12図は
それぞれ同実施例の斜め下吹出し状態を示す図、第13
図はこの発明の第2の実施例の全体的な構成を示す斜視
図、第14図は同実施例における上下風向グリルの部分
的な構成を示す斜視図、用例の斜め下吹出し状態を示す
図、第18図、第19図。 および第20図はそれぞれ従来の空気調和別の内部機構
を示す図である。 1・・・室内ユニット、2・・・吸込口、3・・・吹出
口、12・・・上下風向グリル、12a・・・メイング
リル、12b・・・サブグリル。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 3riJ 第4rlJ 第5図 第6図 第9図 第8図 第118 第14図 第15図 第18図 第 20 図 第 19a3 昭和  年  月  日 特許庁長官 黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 特願昭61−118706号 2、発明の名称 空気調和機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)株式会社 東 芝 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビル7、
補正の内容 (1)明細書の全文を別紙の通り訂正する。 (2)図面の第1図、第2図、第3図、第7図。 第10図、第13図、第14図、第15図、第16図、
第17図、第18図、第19図、第20図を別紙の通り
補正する。 (3)図面の第21図を追加する。 萌  10   書 1、発明の名称 空気調和機 2、特許請求の範囲 り1メイン リルの 手吹   から への同憂に し 前!サブ リルに加わるスブ徴とする
空気調和機。 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] この発明は、吹出風の方向を上下方向において調節する
上下風向グリルを備えた空気調和機に関する。 (従来の技術) 一般に、暖房運転を可能とするヒートポンプ式の空気調
和機においては、暖房運転時、初めは室内温度が低いの
で、温風の比重が室内空気の比重よりも小さく、このた
め4fflが浮力を受けて室内の上部に移行し、下部の
床面付近がなかなか暖まらないという不具合がある。 これに対処し、吹出口の上下風向グリルを真下に向け、
強制的な真下吹出を行なうことが考えられるが、そうす
ると温風が室内の遠くまで行き渡らず、室内金体が暖ま
らなくなるという新たな不具合を生じる。かといって上
下風向グリル分いちいち手動操作するのは使用者にとっ
て非常に面倒なことである。 そこで、上下風向グリルを回動駆動するモータを設け、
温度の変化や時間経過に応じて吹出方向をR適な状態に
自動設定するようにしたものがある。−例を第19図な
いし第21図に示す。 1は室内ユニットで、この室内ユニット1の前面には吸
込口2および吹出口3が上下に配設されている。室内ユ
ニット1内には、吸込口2から吹出口3にかけて断熱材
4による送風路が形成されている。そして、送風路にお
いて、吸込口2の近隣には室内熱交換器5が配設され、
その室内熱交換器5の下方部にはドレンパン6が設けら
れている。さらに、送風路には吹出口3に向かって室内
ファン7、左右風向グリル8.上下風向グリル9が順次
設けられている。左右風向グリル8は、吹出風の方向を
左右方向において手vJ調節するためのもので、室内ユ
ニット1の左右方向に沿って複数枚が配設されている。 上下風向グリル9は、吹出風の方向を上下方向において
自動調節するためのもので、室内ユニット1の左右方向
に伸びる板形状を有し、かつ回動軸がモータ(図示しな
い)の回転軸に連結されている。 すなわち、暖房運転の開始時は上下風向グリル9を第1
9図に示す回動位置に設定し、強制的な真下吹出を行な
い、室内の人を足下から暖めるようにしている。その後
、定常運転に入ると上下風向グリル9を第20図に示す
回動位置に設定し、斜め下吹出を行ない、温風を室内の
遠くまで行き渡らせて室内全体を暖めるようにしている
。なお、第21図に示す上下風向グリル9の回動位置は
冷房用の水平吹出を行なうためのものである。 (発明が解決しようとする問題点) ただし、斜め下吹出(第20図)を行なうと、T内の全
体を暖めることができるという利点がある反面、吹出風
が室内の人に直接当たり、室内の人に不快感を与えるこ
とがある。 この発明は上記のような事情に名みてなされたもので、
その目的とするところは、暖房運転の開開時において室
内の床面付近を十分に暖めることができ、しかも開始後
の定常運転において室内の人に不快感を与えることなく
室内の全体を効率良く暖めることができ、快適性の向上
および信頼性の向上を可能とするすぐれた空気調和曙を
提供することにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上下方向の回動が自在な上下風向グリルを吹出口にlえ
、吹出風の上下方向の調節を可能とする空気調和瀘にお
いて、前記上下風向グリルを左右方向に複数に分11 
L/て成るメイングリルおよびサブグリルと、前記メイ
ングリルを水平吹出位置。 斜め下吹出位置、および真下吹出位置の範囲で回動駆動
するモータと、前記サブグリルの所定の回動位置を境と
してそのサブグリルに水平吹出位置側へ回動する力、と
真下吹出位置側へ回動する力とを選択的に与えるスプリ
ングと、暖房運転時、前記メイングリルを初めは真下吹
出位置に設定し、その後に斜め下吹出位置に設定するべ
く前記モータを制御する手段と、前記サブグリルに加わ
る水平吹出位置側へのスプリング回動力に抗してそのサ
ブグリルを水平吹出位置に止どめるとともに、前記メイ
ングリルの水平吹出位置から真下吹出位置への回動に際
し、前記サブグリルに加わるスプリング回動力が真下吹
出位置側へ切換ねるところまでそのサブグリルをメイン
グリルの回動に追従せしめる第1ストツパと、前記サブ
グリルに加わる真下吹出位置側へのスプリング回動力に
抗してそのサブグリルを真下吹出位置に止どめる第2ス
トツパと、前記メイングリルの真下吹出位置から斜め下
吹出位置への回動に際しては前記サブグリルに何も力を
与えず、メイングリルの斜め下吹出位置から水平吹出位
置への回動に際してはサブグリルに加わるスプリング回
動力が水平吹出位置側へ切換わるところまでサブグリル
をメイングリルの回動に追従せしめる部材とからなる。 (作用) 暖房運転の開始時は真下吹出が行なわれ、室内の下部が
十分に暖まる。開始後の定常運転においては自動的に斜
め下吹出が行なわれ、これにより温風が斜め下方向に吹
出される。特に、この斜め下吹出においては、サブグリ
ルによる部分的な真下吹出が行なわれ、室内の人に風が
直接当たるのを避けることができる。 (実施例) 以下、この発明の第1の実施例について図面を参照して
説明する。ただし、図面において第18図ないし第20
図と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。 第1図、第2図、および第3図に示すように、吹出口3
内にアーム11.11が設けられ、これらアーム11に
上下風向グリル12が軸支されている。アーム11は、
室内ユニット1の前面パネルに一体成形されたもので、
左右風向グリル8側に一旦延びてから吹出口3に向かっ
て屈折する形状を有している。上下風向グリル12は、
吹出風の方向を1下方向において自動調節するためのも
ので、上下方向の回動が自在であり、室内ユニット1の
左右方向に伸びる板形状を有している。 また、上下風向グリル12は、左右方向において複数に
分割され、メイングリル12aとサブグリル12bとか
らなっている。メイングリル12aは、両側に左グリル
12a1および右グリル12a2を有している。サブグ
リル121)は、メイングリル12aの長手方向中央部
と対応する位置、つまり左グリル12al と右グリル
12a2との間(アームit、 11間)に回動可能に
軸支されている。しかして、メイングリル12aは後述
する風向グリルモータ28の回転軸に連結されており、
その風向グリルモータ28の駆動によって水平吹出位置
、斜め下吹出位置、および真下吹出位置の範囲で回動す
るようになっている。 さらに、サブグリル12bの前端縁にはスプリング13
の一端が取付けられ、スプリング13の他端はアーム1
1に取付けられている。この場合、スプリング13は、
サブグリル12bの所定の回tI]位置を境としてその
サブグリル12bに水平吹出位置側(左も風向グリル8
側方向)へ回動する力と真下吹出位置側(吸込口2側方
向)へ回動する力とを選択的に与えるように取付けられ
ている。そして、サブグリル12bの裏面にはL字形の
部材いわゆるフック14が取付けられている。このフッ
ク14は、メイングリル12aにおける左グリル12a
1と右グリル12a2との連結部12a3と対向する位
置まで延びている。 連結部12a3の下部には第1ストツパS1が一体的に
形成されている。このストッパS1は、サブグリル12
bに加わる水平吹出位置側〈左右風向グリル8tlll
l方向)へのスプリング回動力に抗してそのサブグリル
+2bを水平吹出位置に止どめる働きをする。ざらに、
ストッパS1は、メイングリル12aの水平吹出位置か
ら真下吹出位置への回動(立上がり)に際し、サブグリ
ル12bに加わるスプリング回動力が真下吹出位置側(
吸込口2側方向)へ切換ねるところまでそのサブグリル
12bをメイングリル1.2aの回動に追従せしめるも
のである。 また、アーム11の前端部に第2ストツパ$2が取付け
られている。このストッパS2は、サブグリル12bに
加わる真下吹出位置側(吸込口2側方向)へのスプリン
グ回動力に抗してそのサブグリル12bを真下吹出位置
に止どめるものである。 なお、第1図ないし第3図は冷房用の水平吹出状態を示
しており、第4図に示すように水平方向に風が吹出され
ることになる。 第5図は制御回路である。 20はill 10部で、マイクロコンビl−夕および
その周辺回路などからなり、外部にはタイマ回路21、
輻射熱温度センサ22、室内温度センサ23、熱交温度
センサ24、運転操作部25、ファン駆動回路26、風
向グリル駆動回路27などが接続されている。ここで、
タイマ回路21は、暖房運転開始からの経過時間をカウ
ントするものである。輻射熱温度センサ22は、室内ユ
ニット1が取付けられている壁面の温度を検知するもの
である。室内温度センサ23は、吸込口2から吸込まれ
る室内空気の温度を検知するものである。熱交温度セン
サ24は、室内熱交換器5の温度を検知するものである
。運転操作部25は、各種操作スイッチなどからなり、
使用者の操作に応じた運転設定データをi(I 11部
20に供給するものである。ファン駆動回路26は、室
内ファン7の駆動モータ 7Mを駆動するものである。 風向グリル駆動回路27は、風向グリルモータ2Bを駆
動するものである。この風向グリルモータ28は、上下
風向グリル12を回動駆動するものである。 つぎに、上記のような構成において第6図を参照しなが
ら動作を説明する。 運転操作部25で暖房運転を設定するとともに。 所望の室内温度Tasを設定し、かつ運転開始操作を行
なう。すると、制御部20は、圧縮機(図示しない)お
よび室外ファン(図示しない)の運転をオンするととも
に、四方弁(図示しない)を切換作動し、冷凍サイクル
において暖房サイクルを形成する。さらに、制御部20
は、熱交温度センサ24によって室内熱交換器5の温度
(以下、熱交温度と称す)Tcを検知し、その熱交温度
Tcが32℃以上になればファン駆動回路27によって
室内フ1ン7の運転をオンする。したがって、吸込口2
から室内ユニット1内に室内空気が吸込まれ、この吸込
まれた空気は凝縮器として作用する室内熱交換器5を通
り、そこで熱を奪って吹出口3から室内に吹出される。 すなわち、暖房運転の開始となる。 なお、制御部20は、熱交温度TOが32℃〜40℃の
範囲にあれば、室内ファン7の速度を超低速ULOない
し中速Ml、:設定する。また、熱交温度Tcが40℃
以上であれば、室内ファン7の速度を室内設定温度Ta
Sと室内温度センサ23で検知される室内温度Taとの
差(Tas−Ta)に応じて制御する。 しかして、制御部20は、運転開始と同時に輻射熱温度
センサ22によって壁面の温度(以下、壁面温度1’−
bと称す)を検知しており、さらにタイマ回路21によ
って経過時間をカウントしており、壁面温度Tbが室内
温度Tasを上限とするαたとえば5℃の範囲内にまだ
達していなくて、しかも運転開始からの経過時間がまだ
一定時間t1に達していなければ、風向グリル駆動回路
27に真下吹出指令を与える。すると、風向グリルモー
タ・28が動作して上下風向グリル12が第7図に示す
位置まで回動し、真下吹出が設定される。 この場合、先ずメイングリル12aがモータ28の駆動
力を受けて立上がり回動し、その回動初期においてスト
ッパS1がサブグリル12bをスプリング13の偏倚力
に抗しながら持上げる。この持上げによりスプリング1
3の一端は下方へ変位し、その一端が回動中心Pの延長
上の思案点を越えると、スプリング13の@漬方は今度
はサブグリル12bを真下吹出位置側(吸込口2側方向
)へ回動させる力となる。こうして、サブグリル12b
はストッパS2に当たるまで回動し、メイングリル12
aと同じ角度となる。 したがって、第8図および第9図のように室内ユニット
1から室内Rの真下に向かって温風が吹出され、室内R
の床面付近を十分に暖めることができる。 しかる後、壁面温度Tbが室内設定温度Tasを上限と
するαの範囲内に達すると、制御部20は風向グリル駆
動回路27に斜め下吹出指令を与える。 すると、風向グリルモータ28が動作して上下風向グリ
ル12が第10図に示す位置まで回動し、斜め下吹出が
設定される。 この場合、メイングリル12aがモータ28の駆動力を
受けて水平吹出位置側(左右風向グリル8側方向)に所
定角度だけ回動するが、サブグリル12bはスプリング
13から真下吹出位置側(吸込口2側方向)への回動力
を得ているため真下吹出時の回動位置をそのまま保持す
る。 したがって、第11図のように、吹出口3の両側からそ
れぞれ斜め下方向にiJlが吹出されるとともに、吹出
口3の中央部から真下方向にmIIIが吹出される。こ
うして、第12図のように、吹出口30両側から吹出さ
れる温風は室内Rの中央部分の周りに行き渡り、吹出口
3の中央部から吹出される温風は室内Rの真下に到達す
る。よって、室内Rの人に風が直接当たることなく、つ
まり室内Rの人に不快感を与えることなく、室内Rの全
体を効率良く暖めることができる。 また、制御部20は、壁面温度Tbがαの範囲内に達し
ないまま一定時間t1が経過すると、そこで上記同様の
斜め下吹出を設定する。すなわち、これは壁面の断熱性
が低い家屋の場合、壁面温度Tbの上昇が遅くて吹出方
向の切換えに遅れを生じてしまうからである。 なお、真下吹出または斜め下吹出の状態から水平吹出を
設定する場合、メイングリル12aが左右風向グリル8
測に回動駆動され、第1図ないし第3図に示す状態とな
る。 この場合、メイングリル12aはモータ駆動によって水
平位置まで回動するが、サブグリル12bはフック14
に対する連結部12a3の押圧と、その押圧の途中から
動くスプリング13の引張りとによって水平位置まで回
動する。すなわち、サブグリル12bが水平吹出位置側
(左右風向グリル8側方向)に回動すると、スプリング
13の一端が上方へ変位し、その一端が回動中心Pの延
長上の思案点をやがて越えるようになる。思案点を越え
ると、スプリング13の偏倚力は今度はサブグリル12
bを水平吹出位置側(左右風向グリル8側方向)へ回動
させる力となる。こうして、サブグリル12bは水平位
置まで回動し、ストッパS1に当たって止まる。 このように、暖房運転の開始時は真下吹出を設定して温
風を室内の真下方向に吹出すようにしたので、室内の下
部を十分に暖めることができる。 さらに、開始後の定常運転においては自動的に斜め下吹
出を設定し、温風を斜め下方向に吹出すようにしたので
、室内の全体を効率良く暖めることができる。特に、こ
の斜め下吹出においては、吹出口3の中央において部分
的な真下吹出を行なうようにしたので、室内の人に風が
直接当たるのを避けることができ、つまり室内の人に不
快感を与えることがなく、快適性および信頼性の向上が
図れる。 次に、この発明の第2の実施例について説明する。この
場合、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。 第13図、第14図、第15図、および第16図に示す
ように、アーム11.11に上下風向グリル31が軸支
されている。この上下風向グリル31は、吹出風の方向
を上下方向において自動調節するためのもので、メイン
グリル31aとサブグリル31bとからなっている。メ
イングリル31aは、室内ユニット1の左右方向に伸び
るM板31a1の両側に箱形の左グリル31a2および
右グリル31a3を有している。 サブグリル31bは、メイングリル31aの長手方向中
央部と対応する位置に回動可能に軸支されており、その
メイングリル31aの基tfi 31alとの間に通風
空間を形成するようになっている。 また、サブグリル311)における左側の軸支部31b
′には、その前部かつ上部に突起32を介してスプリン
グ33の一端が取付けられ、スプリング33の他端はア
ーム11に取付られている。ざらに、軸支部31b′と
アーム11との間の連結はクランク状の軸体34によっ
てなされている。この軸体34は、スプリング33を跨
ぐように軸部34を上方に位置させたもので、軸支部3
1b′とは固定関係にあり、アーム11に対しては回動
が自在な遊合間係にある。 しかして、メイングリル31aの基板31a1において
、サブグリル31bと対向する位置には突起部材35が
取付けられている。さらに、メイングリル31a2の前
端縁には棒状の第1ストツパS3の一端が固定されてお
り、そのストッパS3の他端はtVL方向に延びてサブ
グリル31bの前端縁に接している。このストッパS3
は、サブグリル311)に加わる水平吹出位置側(左右
用向グリル8側方向)へのスプリング回動力に抗してそ
のサブグリル31bを水平吹出位置に止どめる働きをす
る。さらに、ストッパS3は、メイングリル31aの水
平吹出位置から真下吹出位置への回動(立上がり)に際
し、サブグリル31bに加わるスプリング回動力が真下
吹出位置側(吸込口2側方向)へ切換ねるところまでそ
のサブグリル31bをメイングリル31aの回動に追従
せしめるものである。 また、アーム11に第2ストツパS4が取付けられてい
る。このストッパ$4は、サブグリル31bに加わる真
下吹出位置側(吸込口2側方向)へのスプリング回動力
に抗してそのサブグリル31bを真下吹出位置に止どめ
るものである。 なお、第13図ないし第16図は冷房用の水平吹出状態
を示している。 したがって、暖房運転時、初めは上下風向グリル31が
第17図に示す位置まで回動し、真下吹出が設定される
。この場合、先ずメイングリル31aがモータ駆動力を
受けて立上がり回動じ、その回動初期においてストッパ
S3がサブグリル31bをスプリング33の偏倚力に抗
しながら持上げる。この持上げによりスプリング33の
一端は下方へ変位し、その一端が回動中心Pの延長上の
思案点を越えると、スプリング33の偏倚力は今度はサ
ブグリル31bを真下吹出位置側(吸込口2側方向)へ
回動させる力となる。こうして、サブグリル31bはス
トッパS4に当たるまで回動し、メイングリル31aと
同じ角度となる。したがって、室内ユニット1から室内
の真下に向かって温風が吹出され、室内の床面付近を十
分に暖めることができる。 しかる後、上下風向グリル31が第18図に示す位置ま
で回動し、斜め下吹出が設定される。この場合、メイン
グリル31aがモータ駆動力を受けて左右風向グリル8
側に所定角度だけ回動するが、サブグリル31bはスプ
リング33から真下吹出位置側(吸込口2側方向)への
回動力を得ているため真下吹出時の回動位置をそのまま
保持する。したがって、吹出口3の両側からそれぞれ斜
め下方向に温風が吹出されるとともに、吹出口3の中央
部から真下方向に温風が吹出される。こうして、吹出口
3の両側から吹出される温風は室内の中央部分の周りに
行き渡り、吹出口3の中央部から吹出される温風は室内
の真下に到達する。よって、室内の人に風が直接当たる
ことなく、つまり室内Rの人に不快感を与えることなく
、室内の全体を効率良く暖めることができる。 なお、真下吹出または斜め下吹出の状態から水平吹出を
設定する場合、メイングリル31aが水平吹出位置側(
左右風向グリル8側方向)に回動駆動され、第13図な
いし第16図に示す状態となる。 この場合、メイングリル31aはモータ駆動によって水
平位置まで回動するが、サブグリル31bはメイングリ
ル31aの基板31a1に取付けられている突起部材3
5の押圧と、その押圧の途中から動くスプリング33の
引張りとによって水平位置まで回動する。すなわち、サ
ブグリル31bが水平吹出位置側(左右風向グリル8側
方向)に回動すると、スプリング33の一端が上方へ変
位し、その一端が回動中心Pの延長上の思案点をやがて
越えるようになる。思案点を越えると、スプリング33
の偏倚力は今度はサブグリル31bを水平吹出位置側(
左右風向グリル8側方向)へ回動させる力となる。こう
して、サブグリル31bは水平位置まで回動し、ストッ
パS3に当たって止まる。 この第2実施例によれば、第1の実施例と同様、l!l
l!房運転開始時に室内の下部を十分に暖めることがで
き、しかも開始後の定常運転においては室内の人に不快
感を与えることなく室内の全体を211率良く暖めるこ
とができるという利点があるが、さらに吹出口3が意匠
的にすっきりするという利点もある。しかも、上下二枚
の板体で送風経路を形成するものであるから、吹出風の
方向性が良好である。 なお、上記各実施例では、上下風向グリルを左右方向に
三つに分割したが、その数に限定はなく、吹出口3の大
きさなどに応じて適宜設定すればよい。さらに、サブグ
リルをメイングリルの左右方向の中央に設けたが、左右
方向の左端あるいは右端に設けるようにしてもよく、そ
うすれば室内ユニット1が部屋の隅に設置される状況に
おいても最適な送風を行なうことができる。 また、サブグリルを複数とし、それらサブグリルの吹出
位置を互いに異ならせるようにしてざらに極め細かな送
風制御を行なうことも可能である。 そして、真下吹出および斜め下吹出を暖房運転時のみ設
定するようにしたが、冷房運転時において設定するよう
にしてもよく、そうすれば蒸し暑いときに冷気を直1妄
浴びるようなこともでき、便利である。その他、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変え
ない範囲で種々変形寅臆可能である。 [発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、上記した構成によ
り、暖房運転の開始時は真下吹出を行ない、開始後の定
常運転においては自動的に斜め下吹出を行ない、特にそ
の斜め下吹出においてはサブグリルによる部分的な真下
吹出を行なうようにしたので、暖房運転の開始時におい
て室内の床面付近を十分に暖めることができ、しかも開
始後の定常運転において室内の人に不快感を与えること
なく室内の全体を効率良く暖めることができ、快適性の
向上および信頼性の向上を可能とするすぐれた空気調和
礪を提供できる。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の第1.の実施例の全体的な構成を示
す斜視図、第2図は同実施例における上下風向グリルの
部分的な構成を示す斜視図、第3図は同実施例の内部F
3横を示す図、第4図は同実施例の水平吹出状態を示す
図、第5図は同実施例の制御回路の構成を示す図、第6
図は同実施例の動作を説明するためのフローチャート、
第7図。 第8図、および第9図はそれぞれ同実施例の真下噴出し
状態を示す図、第10図、第11図、および第12図は
それぞれ同実施例の斜め下吹出状態を示す図、第13図
はこの発明の第2の実施例の全体的な構成を示す斜視図
、第14図は同実施例における上下風向グリルの部分的
な構成を示す斜視図、第15図は第14図を正面側から
見た図、第16図は同実施例の内部開溝を示す図、第1
7図は同実施例の真下吹出状態を示す図、第18図は同
実施例の斜め下吹出状態を示す図、第19図、第20図
、および第21図はそれぞれ従来の空気調和観の内部別
欄を示す図である。 1・・・室内ユニット、2・・・吸込口、3・・・吹出
口、12・・・上下風向グリル、12a・・・メイング
リル、12b・・・サブグリル。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 Sl 第3図 第10図 j 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吹出風の方向を上下方向において調節する上下風向グリ
    ルを備え、この上下風向グリルをモータで回動すること
    により吹出方向の自動設定を行なう空気調和機において
    、前記上下風向グリルを左右方向において複数に分割し
    、このうち少なくとも一つのグリルを所定の吹出方向に
    おいて他のグリルとは異なる回動位置に保持する構成と
    したことを特徴とする空気調和機。
JP61118706A 1986-05-23 1986-05-23 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0820101B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08247531A (ja) * 1995-03-09 1996-09-27 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2001153431A (ja) * 1999-12-01 2001-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の風向制御方法
JP2016050724A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 日立アプライアンス株式会社 空気調和機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621162U (ja) * 1979-07-26 1981-02-25

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