JPS6227386A - プレキヤスト角型製品のひびわれ防止方法 - Google Patents
プレキヤスト角型製品のひびわれ防止方法Info
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- JPS6227386A JPS6227386A JP16214185A JP16214185A JPS6227386A JP S6227386 A JPS6227386 A JP S6227386A JP 16214185 A JP16214185 A JP 16214185A JP 16214185 A JP16214185 A JP 16214185A JP S6227386 A JPS6227386 A JP S6227386A
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はボックスカルバート、暗渠、角マス。
角型マンホール等のプレキャスト角型製品の内面に有機
系乾燥収縮低減剤を含浸させることによってひびわれの
発生を防止する方法に関する。
系乾燥収縮低減剤を含浸させることによってひびわれの
発生を防止する方法に関する。
プレキャスト角型製品の１種であるボックスカルバート
は従来から下水道、共同溝２人道渠などに広く利用され
ている。
は従来から下水道、共同溝２人道渠などに広く利用され
ている。
そのボックスカルバートは所定の配合設計に従ってセメ
ント、骨材、減水剤などの原材料に水を加えて練りまぜ
、その混線物をあらかじめ配筋された型枠に打込み、養
生したのち脱型することによって得られる。
ント、骨材、減水剤などの原材料に水を加えて練りまぜ
、その混線物をあらかじめ配筋された型枠に打込み、養
生したのち脱型することによって得られる。
このようにして成形されたボックスカルバートは隅角部
に応力が集中しひびわれが生じるので、応力を分散させ
るため核部（こハンチを設け。
に応力が集中しひびわれが生じるので、応力を分散させ
るため核部（こハンチを設け。
さらに前記原材料にセメント用膨張材を混和しケミカル
プレストレスを付与する方法などが講じられてきた。
プレストレスを付与する方法などが講じられてきた。
しかしながら前記従来法によってもホックスカルバート
全断面に有効なケミカルプレストレスが導入されないた
め、ボックスカルバート表層では乾燥の進行とともに収
縮し、いぜんとしてその内面、特にハンチ部とその周辺
の表層に微細なひびわれが多数発生するという欠点を有
していた。
全断面に有効なケミカルプレストレスが導入されないた
め、ボックスカルバート表層では乾燥の進行とともに収
縮し、いぜんとしてその内面、特にハンチ部とその周辺
の表層に微細なひびわれが多数発生するという欠点を有
していた。
そのようなひびわれはボックスカルバートの全体的な収
縮によるものではなく２表層の乾燥による内部応力に起
因していると考えられ、その解決策について鋭意研究し
た結果、下記に述べる本発明に到達した。
縮によるものではなく２表層の乾燥による内部応力に起
因していると考えられ、その解決策について鋭意研究し
た結果、下記に述べる本発明に到達した。
本発明はプレキャスト角型製品の内面に有機系乾燥収縮
低減剤を１００ｇ／ｍ以上含浸させることを特徴とする
プレキャスト角型製品のひびわれ防止方法である。
低減剤を１００ｇ／ｍ以上含浸させることを特徴とする
プレキャスト角型製品のひびわれ防止方法である。
プレキャスト角型製品に含浸させる有機系乾燥収縮低減
剤に要求される性能としては、コンクＩＪ−トへの浸透
性が良好なこと、カルシウムイオンを含むアルカリ溶液
に溶解すること、蒸発逸散がないこと２強度など他の物
性への影響がないことなどである。
剤に要求される性能としては、コンクＩＪ−トへの浸透
性が良好なこと、カルシウムイオンを含むアルカリ溶液
に溶解すること、蒸発逸散がないこと２強度など他の物
性への影響がないことなどである。
これら諸条件を満足するものとして下記の非イオン系界
面活性剤に属する有機系乾燥収縮低減剤が挙げられる。
面活性剤に属する有機系乾燥収縮低減剤が挙げられる。
なおこれらは一般式で例示したが、各式のあとに好まし
い化合物であるＲ１ｋｉｎ各記号の数の範囲をカッコ書
きした。
い化合物であるＲ１ｋｉｎ各記号の数の範囲をカッコ書
きした。
ａ、一般式Ｒ１０そＡＯ＋ｎＲ２
（式中Ｒｘ ！ Ｒ２は水素基、または炭素数１〜４の
アルキル基、Ａは炭素数２〜３の１種または２種のアル
キレン基、ｎは１〜８の数）（式中Ｒ１＋ ’ＦＬｚは
水素基、または′炭素数１〜２のアルキル基２人は炭素
数２〜３の１種または２種のアルキレン基、ｎは１〜８
の数）Ｃ１一般式 □２＞Ｎ（−ＡＯ−＋−ｎＨ（式中
孔１＋Ｒ２は炭素数１〜４のアルキル基。
アルキル基、Ａは炭素数２〜３の１種または２種のアル
キレン基、ｎは１〜８の数）（式中Ｒ１＋ ’ＦＬｚは
水素基、または′炭素数１〜２のアルキル基２人は炭素
数２〜３の１種または２種のアルキレン基、ｎは１〜８
の数）Ｃ１一般式 □２＞Ｎ（−ＡＯ−＋−ｎＨ（式中
孔１＋Ｒ２は炭素数１〜４のアルキル基。
人は炭素数２〜３の１種または２種のアルキレン基、ｎ
は１〜６の数） ｄ、一般式ＣＲＯ＋ ＡＯ）ｎ ） ＣＨ２（式中Ｒは
炭素数１−４のアルキル基、Ａは炭素数２〜３の１種ま
たは′２．種のアルキレン基、ｎは１〜４の数） これら有機系乾燥収縮低減剤はプレキャスト角型製品の
内面に含浸させる際、１種のみで行ってもよく、また２
種以上を混合して行っても本発明の目的は達成される。
は１〜６の数） ｄ、一般式ＣＲＯ＋ ＡＯ）ｎ ） ＣＨ２（式中Ｒは
炭素数１−４のアルキル基、Ａは炭素数２〜３の１種ま
たは′２．種のアルキレン基、ｎは１〜４の数） これら有機系乾燥収縮低減剤はプレキャスト角型製品の
内面に含浸させる際、１種のみで行ってもよく、また２
種以上を混合して行っても本発明の目的は達成される。
含浸方法としては塗布でも噴霧でもよい。その際上記有
機系乾燥収縮低減剤の含浸をよくするため水で希釈して
粘性を低くして行うこともできる。
機系乾燥収縮低減剤の含浸をよくするため水で希釈して
粘性を低くして行うこともできる。
上記有機系乾燥収縮低減剤の含浸量はプレキャスト角型
製品内面に１００ 、！ｉ’ ／ ｍ以上であり。
製品内面に１００ 、！ｉ’ ／ ｍ以上であり。
それ未満ではひびわれ防止効果が不十分である。
好ましい含浸量は１５０〜２５ｏｇ７ｍである。
ひびわれを防止するためには、有機系乾燥収縮低減剤を
プレキャスト角型製品の内面全体に含浸させてもよいが
、特にひびわれが発生しゃすいハンチ部とその周辺だけ
に含浸させても。
プレキャスト角型製品の内面全体に含浸させてもよいが
、特にひびわれが発生しゃすいハンチ部とその周辺だけ
に含浸させても。
ひびわれを防止できる。
含浸時期は脱型以後ひびわれの発生前ならば。
いつ行ってもさしつかえないが、好ましくは脱型後プレ
キャスト角型製品自体の温度が比較的高い時期、たとえ
ば３０°Ｃ以上で、かつプレキャスト角型製品表面が多
少乾燥して白っぽくなった状態のときが好ましい。なお
含浸は通常１回の作業で終了するが、プレキャスト角型
製品内面が低い温度であったり、あるいは飽水状態に近
いときは１回の含浸で前記所要含浸量に達しない場合も
ある。その場合は数回含浸を行わなければならない。
キャスト角型製品自体の温度が比較的高い時期、たとえ
ば３０°Ｃ以上で、かつプレキャスト角型製品表面が多
少乾燥して白っぽくなった状態のときが好ましい。なお
含浸は通常１回の作業で終了するが、プレキャスト角型
製品内面が低い温度であったり、あるいは飽水状態に近
いときは１回の含浸で前記所要含浸量に達しない場合も
ある。その場合は数回含浸を行わなければならない。
以上の説明はプレキャスト角型製品内面にひびわれが生
じていない場合についてであったが。
じていない場合についてであったが。
すでにひびわれが発生している場合には、その箇所に上
記有機系乾燥収縮低減剤を含浸させれば、その後におけ
るひびわれの進展を防止することができる。
記有機系乾燥収縮低減剤を含浸させれば、その後におけ
るひびわれの進展を防止することができる。
実施例１〜Ｂ、比較例１−２
ハンチ部を有する寸法ＺＯＯＯＸ２ＱＯＯＸ１４Ｑ５ｍ
ｍのボックスカルバートを用いて有機系乾燥収縮低減剤
の含浸量を変えた場合のひびわれの発生状況を調べた。
ｍのボックスカルバートを用いて有機系乾燥収縮低減剤
の含浸量を変えた場合のひびわれの発生状況を調べた。
第１表に示す材料および配合によって、上記寸法のボッ
クスカルバートを製造し、６５°Ｃて４時間養生した。
クスカルバートを製造し、６５°Ｃて４時間養生した。
その後直ちに脱型し、脱型３０分後にボックスカルバー
ト内面全体に構造式Ｃｃ Ｈｅ Ｏ＋Ｃ３Ｈ６０岸Ｃ２
Ｈ４０坩Ｈて示される有機系乾燥収縮低減剤を第２表に
示す量刷毛で塗布した。塗布時における試験体の表面温
度は３７〜４３°Ｃであった。
ト内面全体に構造式Ｃｃ Ｈｅ Ｏ＋Ｃ３Ｈ６０岸Ｃ２
Ｈ４０坩Ｈて示される有機系乾燥収縮低減剤を第２表に
示す量刷毛で塗布した。塗布時における試験体の表面温
度は３７〜４３°Ｃであった。
各条件の試験体を３本づつ成形し、その後２ケ月問屋外
の置場に放置したのち、ボックスカルバート内面のひび
われを観察し、その結果を第２表に併記した。
の置場に放置したのち、ボックスカルバート内面のひび
われを観察し、その結果を第２表に併記した。
第 １ 表
１）１１ポルトランドセメント（日本セメント社製）２
）鬼怒用産 ３）茨城県産 ４）ナフタリンスルフオン酸高縮合物（三洋化成工業社
製、商品名「レベロン」） 第 ２ 表 注） ○ ひびわれなし Δ ひびわれわずかにあり × ひびわれ多数あり 実施例４〜８．比較例８ 実施例１〜３にしたがって成形したボックスカルバート
を脱型し、脱型３０分後に第３表に示す各種有機系乾燥
収縮低減剤をボックスカルバートの全内面に２ｏｏｓｌ
ｒｒｌづつ刷毛で塗布した。
）鬼怒用産 ３）茨城県産 ４）ナフタリンスルフオン酸高縮合物（三洋化成工業社
製、商品名「レベロン」） 第 ２ 表 注） ○ ひびわれなし Δ ひびわれわずかにあり × ひびわれ多数あり 実施例４〜８．比較例８ 実施例１〜３にしたがって成形したボックスカルバート
を脱型し、脱型３０分後に第３表に示す各種有機系乾燥
収縮低減剤をボックスカルバートの全内面に２ｏｏｓｌ
ｒｒｌづつ刷毛で塗布した。
その後２ケ月屋外の置場に放置したのち、ひびわれ発生
の有無を観察し、その結果を同表に示した。なお比較例
として上記低減剤以外の化合物についても同様の試験を
行い、その結果を同表に併記した。
の有無を観察し、その結果を同表に示した。なお比較例
として上記低減剤以外の化合物についても同様の試験を
行い、その結果を同表に併記した。
第 ３ 表
１）観察結果の表示は第２表注）にしたがみた。
２）含浸量は５０９／ｒｒｌが限度であった。
本発明の方法にしたがえばプレキャスト角型製品内面に
ひびわれは発生しない。その結果プレキャスト角型製品
躯体内部への汚水などの侵入がないので鉄筋の腐食は起
こらず、そのためプレキャスト角型製品の耐久性は著し
く向上し。
ひびわれは発生しない。その結果プレキャスト角型製品
躯体内部への汚水などの侵入がないので鉄筋の腐食は起
こらず、そのためプレキャスト角型製品の耐久性は著し
く向上し。
外観も改善された。
特許出願人 日本セメント株式会社
旭コンクリート工業株式会社
Claims (2)
- （１）プレキャスト角型製品の内面に有機系乾燥収縮低
減剤を１００ｇ／ｍ＾２以上含浸させることを特徴とす
るプレキャスト角型製品のひびわれ防止方法。 - （２）有機系乾燥収縮低減剤が非イオン系界面活性剤で
ある特許請求の範囲第（１）項記載のひびわれ防止方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16214185A JPS6227386A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | プレキヤスト角型製品のひびわれ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16214185A JPS6227386A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | プレキヤスト角型製品のひびわれ防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227386A true JPS6227386A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15748812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16214185A Pending JPS6227386A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | プレキヤスト角型製品のひびわれ防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6227386A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5581423A (en) * | 1991-06-24 | 1996-12-03 | Seiko Epson Corporation | Disk driving motor and chcuking mechanism for disk drive apparatus |
| US5648881A (en) * | 1991-06-24 | 1997-07-15 | Seiko Epson Corporation | Disk driving motor and chucking mechanism for disk drive apparatus |
| US6503669B2 (en) | 2000-02-16 | 2003-01-07 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Photomask blank, photomask and method of manufacture |
| US6589699B2 (en) | 2000-04-25 | 2003-07-08 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Photomask blank and photomask |
| JP2006327868A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 防食性複合体およびその製法 |
| JP2008260687A (ja) * | 2008-07-16 | 2008-10-30 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメントコンクリート硬化体の製造方法 |
| JP2009035446A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | コンクリート構造物の製造方法 |
| JP6163243B1 (ja) * | 2016-09-30 | 2017-07-12 | 国立大学法人宇都宮大学 | セメント系硬化物の乾燥収縮低減方法 |
| JP6229095B1 (ja) * | 2017-08-10 | 2017-11-08 | 国立大学法人宇都宮大学 | セメント系硬化物の乾燥収縮低減方法 |
| WO2018062564A1 (en) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | Utsunomiya University | Drying shrinkage reduction method of cement-based hardened body |
Citations (1)
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|---|---|---|---|---|
| JPS59137383A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-07 | 日本セメント株式会社 | セメント製品の乾燥収縮低減方法 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP16214185A patent/JPS6227386A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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| US10723661B2 (en) | 2016-09-30 | 2020-07-28 | Utsunomiya University | Drying shrinkage reduction method of cement-based hardened body |
| JP6229095B1 (ja) * | 2017-08-10 | 2017-11-08 | 国立大学法人宇都宮大学 | セメント系硬化物の乾燥収縮低減方法 |
| JP2019031425A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-28 | 国立大学法人宇都宮大学 | セメント系硬化物の乾燥収縮低減方法 |
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