JPS6227383Y2 - - Google Patents

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JPS6227383Y2
JPS6227383Y2 JP9972881U JP9972881U JPS6227383Y2 JP S6227383 Y2 JPS6227383 Y2 JP S6227383Y2 JP 9972881 U JP9972881 U JP 9972881U JP 9972881 U JP9972881 U JP 9972881U JP S6227383 Y2 JPS6227383 Y2 JP S6227383Y2
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cylinder head
cylinder
tip
injection molding
molding machine
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JP9972881U
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、射出成形機のシリンダヘツド交換装
置に関する。
射出成形機では、樹脂替え、色替えの作業が頻
繁に行なわれる。従つて、機械の運転稼動率を高
めるためには、これらの作業をできるだけ短時間
で確実に行なえるようにする必要がある。しか
し、射出成形機のスクリユー先端部には押出機と
異なり、逆流防止弁やシヤツトオフバルブ、ノズ
ル等があつて樹脂の滞溜部分が多く存在し、従来
ではこの滞溜部分における樹脂替え、色替えを短
時間で効率よく行なえるようにする手段が未だ実
用化されていないため、樹脂替え、色替えに時間
がかかり、樹脂の無駄も多発している等の問題が
あつた。
本考案は、このような点に鑑み、樹脂替え、色
替え等を短時間で行なえるようにし、時間および
樹脂の無駄をできるだけ少なくし、射出成形機の
機械運転稼動率を高めることを目的として開発し
たもので、その考案の特徴とするところは、射出
ノズルを備えた複数個のシリンダヘツドをストツ
ク装置にストツクし、それらのうち所望のシリン
ダヘツドを搬送装置により取出して射出成形機の
シリンダバレル先端に搬入搬出できるようにする
と共に、該シリンダヘツドをクランプ装置により
シリンダバレル先端に着脱自在に連結できるよう
にすることによつて、該シリンダヘツドを簡単に
交換できるようにし、樹脂替え、色替えを簡単に
行なえるようにした点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
10は射出成形機のシリンダバレルで、内部に
射出スクリユー20を回動自在にかつ軸方向に摺
動自在に装備し、その先端に、射出ノズル31お
よびシヤツトオフバルブ32を具備したシリンダ
ヘツド30をクランプ装置40を介して着脱自在
に連結することによつて射出成形機を構成する。
上記射出成形機において、シリンダバレル10
の先端とシリンダヘツド30の後端には相対向す
るフランジ部11,33を設け、両フランジ部1
1,33の各外側面にそれぞれ径方向外方に向つ
てフランジ厚みが薄くなる方向に傾斜するテーパ
ー面12,34を設けている。また、シリンダバ
レル10の先端部近くには支持板13を設け、こ
の支持板13にクランプ装置40を設け、シリン
ダヘツド30の軸方向中間部の下面には係止孔3
5を設けている。なお、シリンダバレル10には
バンドヒータ14およびリングヒータ15を設
け、シリンダヘツド30にはリングヒータ36お
よびカートリツジヒータ36を設け、射出スクリ
ユー20の先端には逆流防止用チエツクリング2
1を設けている。前記チエツクリング21および
シヤフトオフバルブ32は省略する場合があり、
また、シリンダヘツド30が長い場合はカートリ
ツジヒータ36に代えてリングヒータを設ける。
クランプ装置40は、前記支持板13に枢軸4
1を介して回動自在に支持した一対の円弧状のク
ランプ金具42,43を、それらの先端部間に連
結ピン44,45を介して連結した油圧シリンダ
46によつて開閉できるように構成してなるもの
で、両クランプ金具42,43の内面には前記両
フランジ部11,33に外嵌される溝42a,4
3aを設けていると共に、該溝42a,43aの
各両側面に前記テーパー面12,34に対向する
テーパー面42b,43bを設けている。また、
前記油圧シリンダ46の先端には枢支ピン47を
介して門型の締付金具48を姿勢変更自在に支持
させ、その先端に締付ボルト49を設けている。
14,15は支持板13に設けられたクランプ金
具42,43の開放量規制用ストツパである。
一方、上記射出成形機の一側部にはシリンダヘ
ツド30のストツク装置50を設け、この射出成
形機とストツク装置50の間に搬送装置60を設
けている。
ストツク装置50は、上記射出成形機の一側部
において床上に架設された架台51に、左右方向
に一定間隔を置いて上向きに開口する切欠状の保
持部52を設け、各保持部52の背面左右両側に
各一対の部材53,54を設けると共に、各部材
53,54の内側に上広がりに傾斜したフランジ
部係合溝55,56を設けている。
搬送装置60は、台車61にシリンダヘツド保
持具62を上下および前後に位置変更自在に設け
てなり、台車61は上記射出成形機とストツク装
置50との間の床上に敷設されたレール63に沿
つて左右に走行するもので、走行車輪64とその
駆動モータ65を有し、該台車61上に、前記保
持具62を昇降用油圧シリンダ66を介して昇降
自在に、かつ、スライドベース67とガイド68
および前後移動用油圧シリンダ69を介して前記
シリンダバレル10の軸方向と平行な方向に前後
移動自在に設けている。該保持具62は上向きに
開口するシリンダヘツド係合部62aを有するU
字形に形成し、該係合部62aの底部中央に前記
係止孔35に係合する係合ピン62bを設けてい
る。
而して、上記装置を用いるときは、予め同種も
しくは長さやノズル型式の異なる異種の複数個の
シリンダヘツド30をストツク装置50にストツ
クしておく。このとき、各シリンダヘツド30の
胴部をストツク装置50の保持部52に係合さ
せ、フランジ部33を係合溝55,56に係合さ
せて各シリンダヘツド30を水平姿勢で保持す
る。
次に、上記ストツク装置50に保持された複数
個のシリンダヘツド30の下方に搬送装置60を
搬入し、昇降用油圧シリンダ66を作動して保持
具62の係合部62aを該シリンダヘツド30
に、係合ピン62bを係止孔35にそれぞれ係合
させ、該保持具62にシリンダヘツド30を水平
姿勢で保持させると共に、該シリンダヘツド30
の胴部およびフランジ部33を前記保持部52お
よび係合溝55,56から離脱させ、以つて、該
搬送装置60の保持具62によりストツク装置5
0から所望のシリンダヘツド30を取出す。
然る後、駆動モータ65を駆動し、上記搬送装
置60を介して上記シリンダヘツド30をシリン
ダバレル10の先端位置に搬入する。このとき、
クランプ装置40のクランプ金具42,43は開
放しておく。そして、昇降用油圧シリンダ66お
よび前後移動用油圧シリンダ69を作動し、上記
保持具62に保持されたシリンダヘツド30を射
出シリンダ10の先端取付位置に位置決めし、シ
リンダ先端のフランジ部11とシリンダヘツド後
端のフランジ部33を突合わせた後、クランプ開
閉用油圧シリンダ46を引作動して両クランプ金
具42,43を閉じ、両金具の内周に設けた係合
溝42a,43aを両フランジ部11,33に外
嵌して締付ける。このとき、該溝42a,43a
の両側面に設けたテーパー面42b,43bとフ
ランジ部11,33の外側面のテーパー面12,
34により、大きな締付力が働き、シリンダバレ
ル10の先端にシリンダヘツド30を強固に連結
できる。なお、連結後は、締付金具48の先端を
クランプ金具43の先端に引掛け、締付ボルト4
9により締付けて上記連結状態を保持する。
こうしてシリンダバレル10の先端にシリンダ
ヘツド30を連結して射出成形機を組立て、所望
の樹脂を図外の射出成形金型に射出して射出成形
作業を行なう。
次に、上記射出成形機の樹脂替えまたは色替え
を行なうときは、射出成形機の運転を一旦停止
し、搬送装置60をシリンダヘツド30の下部に
搬入し、その保持具62の保持部62aをシリン
ダヘツド30の下部に係合させると共に、係合ピ
ン62bを係止孔35に係合させてシリンダヘツ
ド30を保持させ、締付ボルト49を緩めて締付
金具48をクランプ金具43の先端から外し、開
閉用油圧シリンダ46を伸長作動して両クランプ
金具42,43を開き、フランジ部11,33同
志の連結を解除し、該シリンダヘツド30を前記
保持具62に保持させた状態で、前記搬送装置6
0によりストツク装置50に搬送し、該シリンダ
ヘツド30を空いているストツク装置50の保持
部62および係合溝65,66に係合させて保持
する。
然る後、ストツク装置50にストツクされてい
る所望のシリンダヘツド30′を搬送装置60に
より前記同様の方法で取出し、前記シリンダバレ
ル10の先端に搬入し、クランプ装置40により
連結する。
このとき、前回使用のシリンダヘツド30をシ
リンダバレル10の先端から取外した後、その先
端を開放した状態で射出スクリユー20を回動お
よび軸方向に摺動させることによつて、シリンダ
バレル10内の樹脂を短時間で外部に完全に放出
できる。なお、上記シリンダヘツド30を取付け
たままで運転した場合、シリンダヘツド30内に
樹脂が滞溜し、この滞溜した樹脂を前記スクリユ
ー20によつて外部に放出することは困難であ
る。然るに、上記の如く、射出運転終了後に樹脂
替えまたは色替えを行なうときは、前回使用のシ
リンダヘツド30を次回使用のシリンダヘツド3
0′とそつくり取換えることによつて、短時間で
運転を再開でき、樹脂替え、色替えの作業時間を
短縮できる。また、シリンダバレル10の先端か
ら取外した前回使用のシリンダヘツド10は、必
要に応じてストツク装置50に保持させたまま
で、あるいはストツク装置50から取外して清掃
する。
以上説明したように、本考案は、シリンダバレ
ル先端に対してシリンダヘツドを搬送装置とクラ
ンプ装置により短時間で容易に着脱でき、該シリ
ンダヘツドをそつくり取換えることによつて、樹
脂替え、色替えを短時間で行なうことができ、機
械の運転稼動率を大巾に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
はクランプ金具の解放状態を示す正面図、第3図
は第1図の−線断面図、第4図はストツク装
置の部分平面図である。 10……シリンダバレル、11……フランジ
部、20……射出シリンダ、30……シリンダヘ
ツド、31……射出ノズル、32……シヤツトオ
フバルブ、33……フランジ部、40……クラン
プ装置、41……枢軸、42,43……クランプ
金具、42a,43a……係合溝、46……開閉
用油圧シリンダ、48……締付金具、49……締
付ボルト、50……ストツク装置、52……シリ
ンダヘツド保持部、60……搬送装置、61……
搬送台車、62……保持具、63……レール、6
4……走行車輪、65……駆動モータ、66……
昇降用油圧シリンダ、67……スライドベース、
68……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出成形機のシリンダバレルと、射出ノズルを
    備えた複数個のシリンダヘツドと、該射出成形機
    の一側部において前記シリンダヘツドをストツク
    するストツク装置と、シリンダヘツドを該ストツ
    ク装置とシリンダバレル先端に対応する位置とに
    搬入搬出するシリンダヘツド搬送装置と、シリン
    ダヘツドをシリンダバレル先端に着脱自在に連結
    するクランプ装置とを装備し、前記シリンダヘツ
    ド搬送装置は、搬送台車に、シリンダヘツドを着
    脱自在に保持する保持具と、該保持具をシリンダ
    バレル先端に対するシリンダヘツド取付け位置と
    取外し位置とに位置変更する位置変更手段とを具
    備していることを特徴とする射出成形機のシリン
    ダヘツド交換装置。
JP9972881U 1981-07-03 1981-07-03 射出成形機のシリンダヘッド交換装置 Granted JPS585722U (ja)

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JP9972881U JPS585722U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 射出成形機のシリンダヘッド交換装置

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JP9972881U JPS585722U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 射出成形機のシリンダヘッド交換装置

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JPS585722U JPS585722U (ja) 1983-01-14
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JP9972881U Granted JPS585722U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 射出成形機のシリンダヘッド交換装置

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JPS585722U (ja) 1983-01-14

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