JPS62273431A - 噴射燃料の平均粒径計測装置 - Google Patents

噴射燃料の平均粒径計測装置

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JPS62273431A
JPS62273431A JP61114821A JP11482186A JPS62273431A JP S62273431 A JPS62273431 A JP S62273431A JP 61114821 A JP61114821 A JP 61114821A JP 11482186 A JP11482186 A JP 11482186A JP S62273431 A JPS62273431 A JP S62273431A
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fuel
particles
fuel injection
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    • G01N15/02Investigating particle size or size distribution
    • G01N15/0205Investigating particle size or size distribution by optical means
    • G01N15/0227Investigating particle size or size distribution by optical means using imaging; using holography

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は噴射燃料の平均粒径計測装置に関する。
C従来の技術〕 ディーゼル機関においては燃料噴射弁から噴射さた燃料
の粒径が燃焼に大きな影響を与え、従ってディーゼル機
関の燃焼を解析するためには噴射燃料の粒径を知る必要
がある。噴射燃料の粒径を調べるために従来では例えば
噴射された燃料の微粒子をガラス板表面に塗布した捕獲
液内に捕獲し、次いで顕微鏡写真を撮った後にこれら微
粒子の一個一個について粒径を調べることにより全噴射
燃料の微粒子の粒径分布を調べるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのように一個一個の微粒子の粒径を調べ
ることはかなりの手間を要するばかりでなく噴射された
瞬間の微粒子の粒径を調べることができないという問題
がある。また、この方法によれば粒径分布を知ることが
できるが最も知りたいのは平均粒径であり、また粒径分
布曲線は予め予想がつくので平均粒径を知ることができ
れば十分である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば平行光線を
形成する手段と、平行光線中に燃料を噴射する燃料噴射
装置と、噴射燃料の全燃料粒子の通過光を受光するイメ
ージセンサと、イメージセンサの出力信号に基いて燃料
粒子を通過しない光の強度と全燃料粒子の通過光の強度
との差および燃料噴射量から平均粒径を計算する計算手
段とを具備している。
〔実施例〕
第1図を参照すると、その全体を符号1で示す平均粒径
計測装置は高圧容器2を具備する。この高圧容器2は互
いに平行をなす一対の透明ガラス板3,4を具え、これ
らガラス板3.4の間に高圧室5が形成される。高圧室
5の頂部には燃料噴射弁6が配置され、この燃料噴射弁
6から燃料7が噴射される。
一方、高圧容器2の一側には光源8、集光レンズ9、ピ
ンホール10を具えたスクリーン11および凸レンズ1
2が配置され、高圧容器2の他側には凸レンズ13、開
孔14を具えたスクリーン15およびイメージセンサ1
6が配置される。光源8としてはパルスレーザが適して
おり、レーザとしではルビーレーザを使用することがで
きる。
なお、パルスレーザの代りにフラッシュを用いることも
できるがこの場合にはイメージセンサ16の前に一定の
波長の光のみを通過せしめるフシルタを挿入する必要が
ある。光a8から出た光は集光レンズ9により集光され
た後にピンホール10を通り、次いで開拡しながら凸レ
ンズ12に向かう。次いでこの光は凸レンズ12により
平行光線とされ、この平行光線はガラス板3、高圧室5
およびガラス板4を通って凸レンズ13に向かう。
次いでこの平行光線は凸レンズ13により集光され、こ
の集光された光線は開孔14を通ってイメージセンサ1
6に達する。イメージセンサ16は平面内において格子
状に配列された例えば400×500個程度の多数の画
素を有し、高圧容器2を通過した各点における光の強度
が対応する画素により検出される。イメージセンサ16
としては例えばCCD型(Charge Couple
d Device)カメラを使用することができる。光
源8は極めて短かい時間、光線を出し、このときに各画
素により検出された光の強度はフレームメモリ17に送
り込まれてフレームメモリ17に記憶される。フレーム
メモリ17内に記憶された光の強度は電子制御ユニ・ノ
ド18に供給されて処理される。電子制御ユニット18
はディジタルコンピュータからなり、双方向性バス19
によって相互に接続されたROM (リードオンメモリ
)20、RAM (ランダムアクセスメモリ)21、C
PU (マイクロプロセッサ)22、入力ポート23お
よび出力ポート24を具備する。フレームメモリ17は
入力ポート23に接続される。また、燃料噴射弁6は燃
料噴射圧を検出するための圧力センサ25と、ニードル
のリフト量を検出するためのニードルリフトセンサ26
とを具備し、これら圧力センサ25およびニードルリフ
トセンサ26は夫々対応するAD変換器27.28を介
して入力ポート23に接続される。
一方、出力ポート24は適当な表示装置29に接続され
る。
第2図に平均粒径計測装置1の別の実施例を示す。この
実施例では第1図の凸レンズ12に代えて凹面鏡12′
が用いられていると共に第1図の凸レンズ13に代えて
凹面鏡13′が用いられおり、その他の点については基
本的に第1図に示す実施例と変りはない。
次にまず始めに本発明を概念的に説明する。噴霧燃焼で
は燃焼特性が燃料粒子の体積■に対する燃料粒子の表面
積Sの大小によって左右されるので、燃焼を解析にする
に当っては比表面積S/Vが重要な因子となる。これを
燃料粒子全体について考えると 全燃料粒子の体積の総和は Σ(π/6)xi3・Δn1=(π/6)〒3・n  
 −−−−−−(1)全燃料粒子の表面積の総和は Σπxi2.Δn i = yr x z−n   −
−−−−−−−+2)ここでxiは燃料粒子の直径、Δ
ni は直径がxiである燃料粒子の個数、Yは平均粒
径、nは燃料粒子の総数である。
(1)式の両辺を(2)式で割ると このXはいわゆるザラター平均粒径と称され、以下この
Yを73□と表わす。
(3)式かられかるように(ΣXi3・Δni)は燃料
粒子の体積の総和を表わしており、これは燃料噴射量を
計測することによって容易に求められる。
一方、燃料粒子群に光線を照射すると燃料粒子を通過し
た光は減衰するから燃料粒子群を通過した光線をスクリ
ーン上に当てると燃料粒子を通過した光はスクリーン上
で影となる。単純に考えた場合、この影の面積は燃料粒
子の断面積に一致しており、従って影の総面積は全燃料
粒子の断面積の総和に一致する。ところが(3)式にお
いて(Σxi2・Δni)は全燃料粒子の断面積の総和
を示しており、従って影の総面積を計測すれば(ΣXi
2・Δni)が求まることになる。従って燃料噴射量を
計測しかつ影の総面積を計測することによって(3)弐
から平均粒径が求められる。
このように本発明は燃料粒子群によって形成される影か
ら平均粒径を求めるようにしたものである。しかしなが
ら燃料粒子の断面積と影との関係は上述したような単純
なものではなく、影の総面積からただちに平均粒径が求
められるものではない。しかしながら燃料粒子の断面積
と影との間に何らかの関係があれば影を計測することに
よって平均粒径を求めることができる。しかも燃料粒子
群によって形成される影については電気的にただちに検
出できるので極めて有効である。
そこで本発明者は燃料粒子の断面積と影の物理的意味を
追究してそれらの関係を見い出し、それによって瞬時に
して平均粒径を計測しうるようにしたのである。
そこで次に燃料粒子の断面積と影との関係をまず始めに
説明し、次いで影から平均粒径を求める方法について説
明する。
第3図に示されるように断面積Aの平行光線内に1個の
燃料粒子Pが浮遊しているとこの粒子により一部の光は
減衰されて燃料粒子の後方に影が生じる。断面積Aを通
過する光のエネルギの総和をIoとした場合において断
面積A′を通過する光のエネルギIがI=1゜(A −
Cext )になった場合、このCextを減衰断面積
と称する。この減衰断面積は燃料粒子によって形成され
る影を全く光が通らない影に換算した場合の影の断面積
に相当する。
ところで燃料粒子の断面積は(π/4)xi2であり、
これを光学断面積とすると減衰断面積Cex tは光学
断面積を用いて次のように表わされる。
Cext= Qext ・(7C/4)xi”ここでQ
exLは減衰係数と称される。
光線中に物体が存在する場合には光は吸収および散乱に
よって減衰するが燃料は一般に非導電体であるので燃料
粒子は光、即ち電磁波を吸収せず、従って散乱のみを生
ずる。従って燃料粒子については減衰係数Qextは散
乱係数と同一になる。
ところで散乱係数は粒子パラメータαi(=πxi/λ
、ここでλは光の波長)と粒子の屈折率mの関数であり
、Mieの理論から厳密に導びかれる。第4図は燃料と
してノルマルトリデカンCI :l Hzs (m =
 1.413)を用い、波長λ= 0.6328 p 
mの光を用いた場合の厳密解を示している。α−■でQ
extが2.0に近づくことがわかる。αが小さな場合
を除いてαは2.0程度であり、一方減衰断面積は上述
したようにCext= Qext ・(π/4)xi2
で表わされるので減衰断面積Cextは光学断面積(π
/4)xi”のほぼ2倍となることがわかる。
ところで減衰係数Qextは平行光線の減衰を意味して
いるので減衰係数Qextが厳密解と一致するのは開孔
14 (第1図および第2図)内を平行光線のみが通過
する場合である。開孔14の径が大きくなると平行光線
に対して傾斜した散乱光も開孔14内を通過するので影
の面積が小さくなり、減衰係数Qextはみかけ上小さ
くなる。第5図に示されるように平行光線の光軸に対し
て角度θだけ傾いた散乱光が開孔14内を通過し、散乱
光が角度θ以上であれば開孔14を通過しない場合にこ
の角度θを検出半角と称する。即ち、開孔14の径が大
きくなれば検出半角θが大きくなり、減衰係数Qext
はみかけ上小さくなる。また、光の波長、燃料粒子の径
の大きさおよび屈折率によって各方向へ散乱する光のエ
ネルギが変化し、従って散乱光が開孔14を通過しても
この散乱光の工ネルギは光の波長、燃料粒子の径の大き
さおよび屈折率によって変化する。開孔14を通過する
散乱光のエネルギが大きくなれば減衰係数Qextはみ
かけ上小さくなる。ここで減衰係数Qextの減少率を
補正係数Rで表わすとみかけの減衰係数はR−Qext
となり、補正係数Rは検出半角θ、光の波長λ、燃料粒
子の径xi、燃料粒子の屈折率mの関数となる。光の波
長λと燃料粒子の径xiを粒子パラメータαi(=πx
i/λ)で代表する−と、粒子パラメータαiおよび屈
折率mに対する散乱パターンはMieの理論により厳密
に求められる。燃料の種類が定まれば屈折率mが定まる
ので燃料が定まれば結局補正係数Rは検出半角θおよび
粒子パラメータαiの関数となる。粒子パラメータαi
を一定とした場合の補正係数Rと検出半角θとの関数を
第6図に示す。第6図かられかるように検出半角θが大
きくなると補正係数Rは0.5に近づく。
前述したように減衰係数Qextは粒子パラメータαi
と粒子の屈折率mの関数である。また補正係数Rは粒子
パラメータαiと、粒子の屈折率mと、検出半角θとの
関数である。燃料が定まれば屈折率mが定まるので燃料
が定まれば減衰係数Qextは粒子パラメータαiのみ
の関数となり、補正係数Rは粒子パラメータαiおよび
検出半角θのみの関数となる。従ってこの場合、みかけ
の減衰係数R−QextはR(αi、  θ) 、 Q
ext(αi)と表わされる。
前述したように燃料粒子−個に対する減衰断面積は C
ext= Qext ・(π/4) x i”で表わさ
れるから燃料粒子−個に対する減衰断面積CextをR
(αi 、  θ) 、  Qext  (αi )で
表わすと次のようになる。
CexL=R(αi、θ) −Qext(αi)・(π
/4)xi2従って全燃料粒子に対する減衰断面積Ce
xtの総和Afは次のように表わされる。
Af=ΣR(oti、θ) ・Qext(αi) ・(
π/4)xi” ・Δni(4)式は種々の粒径の燃料
粒子が混在している場合の減衰断面積の総和Afを示し
ている。(4)式において粒子パラメータαiは光の波
長λおよび粒径xiの関数であり、検出半角θは開孔1
4(第5図)の径によって定まるから光の波長λおよび
開孔14の径が定まれば減衰断面積の総和Afは粒子の
粒径xiと、粒径xiである粒子の個数との関数となる
。従って減衰断面積の総和Afを計測することができ、
粒子の全個数と粒度分布がわかれば粒径xiの粒子が何
個あるかがわかり、従って平均粒径を求めることができ
る。しかしながら噴射燃料の粒子の全個数と粒度分布は
不明であるからたとえ減衰断面積の総和Afを計測する
ことができたとしてもただちに平均粒径を求めることが
できない。
上述したように噴射燃料の粒子の全個数と粒度分布は不
明であるが燃料噴射弁から噴射された燃料の粒度分布に
ついては一定性があることが知られる。このような粒度
分布を表わす式として以下に示す波山−棚沢の分布曲線
が知られている。
f (y) =Ay”exp (−Byβ)  −−−
−−−−−−−−−(5)ただし y=xi/X13z
  (マi:+zは平均粒径)A、B、  α、βは定
数 (5)弐で表わされる分布曲線を第7図に示す。
f (y)は全粒子中において粒径がyである粒子が占
める割合を示している。
このように(5)式から粒度分布を知ることができ、従
って不明なのは粒子の全個数である。そこで夫々粒径の
異なる各粒子に対する平均的なみかけの減衰係数R(Q
’:lzθ) ・Qext (ffzz)を考え、光は
各粒子についてこのみかけの減衰係数に従って減衰する
ものとする。ここで73□は平均粒径Y3□に対するパ
ラメータである。
このように考えると減衰断面積の総和Afで次式で表わ
されることになる。
Af=ΣR((rigθ) ・Qext(ffiz) 
・(7(/4)xi” ・Δn i −(6)(6)式
において平均粒径Y3□が決まったとすると(6)式は
次のようになる。
Af=R(&−3zθ) ・Qext((23g)Σ(
π/4)xi2・Δn i  −(?)ところでこの(
7)式のAfは(4)式のAfに一致するから(4)式
および(7)式からAfを消去すると次のようになる。
R(a :+ zθ) ・Qext(ff:+z)= 
(ΣR(αiθ)Qext(Cl i) ・xi2・Δ
ni)/(Σxi2・Δni ) −−−f81(8)
弐のΔni は分母、分子の双方に含まれているから粒
子の実際の個数ではなく、このΔniは粒径xiの粒子
が存在する割合で表わせばよい。
従って平均粒径73□が決まったとすると(5)弐或い
は第7図からΔniが求まることになる。従って(5)
式或いは第7図を用いて(8)式から平均粒径x:l□
に対する粒子パラメーターz、□とみかけの減衰係数R
(ffzzθ)  ・Qext  (&3z)との関係
が検出半角θの関数として求まることになる。この関数
を第8図に示す。即ち、平均粒径Y3□が決まり、検出
半角θが決まれば第8図からただちにみかけの減衰係数
R((Fizθ)  ・Qext  (&、z)が定ま
ることになる。
一方、燃料噴射弁6 (第1図および第2図)から噴射
された燃料の質量Mfは次式のように表ねされる。
Mf =Σpf (π/6) xi’ ・Δn i  
=−−−−−−−−−(91ここでafは燃料の密度で
ある。
(7)式、(9)式を(3)式に代入してΣx i2・
ΔniおよびΣxi3・Δniを消去し、更に73□=
πxzz/λの関係を用いると次式が得られる。
z、2=(π/λ) ・(3/2) −(R(Z3zθ
) ・Qext(Zzz)/ρf)・(Mf/Af) 
 −・−・・−・・・顛aω式において光線8が定まれ
ば光の波長λが定まり、燃料が定まれば燃料の密度ρf
が定まり、開孔14の径が定まれば検出半角が定まる。
従って噴射燃料の質量Mfと減衰断面積の総和Afを計
測できればまず始めに” 32を仮定することにより第
8図からRC(ryzθ)  ・Qext  (ff:
+z)を求め、次いでα0)式から粒子パラメータi。
を求めることができる。a0式から求めた73□が仮定
した−に一3□と異なる場合にはi3□を再び仮定して
Q(1)式から7,2を求める。仮定した732と00
)式から求められたff、gとが一致するまでこれを繰
返すことによって正しいi3□が求められ、従って平均
粒径X32が求マル。実際にはR(zBθ)  −Qe
xt  (&z2)の値は73□が多少変化してもさほ
ど変化せず、従って732はMf/Afの値によって定
まることになる。
上述したように平均粒径Y3□は噴射燃料の質量Mfお
よび減衰断面積の総和Afが計測できればαω式から求
まることになる。そこで次にこれらMfおよびAfの求
め方について説明する。
まず始めにMfについて考えると噴射燃料の質NMfは
予め求めておくこともできるし、また粒径の計測時に計
算することもできる。いずれの方法にせよ燃料噴射弁の
ニードルが開弁じたときから一定時間経過するときまで
の燃料噴射量は燃料噴射率を表わす曲線から求めること
ができる。粒径の計測と同時に噴射量を計測する場合は
、第1図および第2図に示すように燃料噴射弁6に取付
けた噴射圧力計25とニードルリフトセンサ26−の出
力信号から燃料噴射率、即ち噴射燃料の質量Mfを計算
することができる。なお、−回の噴射が完了した直後の
粒径を計測する場合には一回の噴射によって噴射される
燃料の量は予め容易に計測することができるので特にニ
ードルリフトセンサ26を取付けなくても噴射燃料の質
量Mfを計算することができる。従って第1図および第
2図に示すようにニードルリフトセンサ26および燃料
噴射圧力センサ25を燃料噴射弁6に取付けておけば燃
料噴射時にこれらセンサの出力信号から噴射燃料の質量
Mfを計算することができる。このように噴射燃料の質
量Mfについては種々の求め方がある。
次に減衰断面積Cextの総和Afの求め方について説
明する。減衰断面積Cextの総和A「が大きくなれば
それだけ粒子群を通過する光の強度が弱まるので粒子群
を通過した光の強度を計測すれば減衰断面積Cextの
総和Afが求まることになる。そのためにイメージセン
サ16が使用される。
イメージセンサ16は多数の画素を平面的に配置したス
クリーンを有し、このスクリーン上に燃料噴霧の投影像
が結像され、各画素が受光した光の強度に応じた出力電
圧を発生する。従ってイメージセンサ16の出力電圧か
ら減衰断面積Cextの総和Afが求められることにな
る。
ところで単位断面積当りの減衰断面積を考え、これをa
fとするとこのafは光の強度の減衰率を示すことにな
る。従って粒子群への入射光の強度を10、粒子群を通
過した光の強度を1とすると単位断面積当りの通過光の
強度Iの減少量、即ち(1,−r)はafLに一致し、
従ってaf=(■。−1)/Ioになるものと一見考え
られる。即ち、減衰しなかった光I0と減衰した光Iと
の差をイメージセンサ16によって検出すれば単位断面
積当りの減衰断面積afを求めることができ、従って減
衰断面積Cextの総和Afを求めることができるよう
に考えられる。このように(1,−■)がafloに一
致するというのはイメージセンサ16によって感知され
る光の減少量が個々の粒子による光の減衰量の単なる総
和であることを意味している。
しかしながらアトランダムに浮遊する多数の粒子群を通
過した光の減衰量は個々の粒子による光の減衰量の単な
る総和ではなく、次に示すBouguer −Lamb
ert −Beerの法則に従って減衰する。
d I / I = −Cext N d L   −
−−−−−−−一 〇〇ここでIは粒子群を通過した光
の強度、Cextは減衰断面積、Nは単位体積当りの粒
子個数、dlは光が距離dLを通過したときの光の強度
の減衰量を示している。
従って粒子の存在する距離りを光が通過したときに光の
強度が■。からIまで減衰したとすると00式の両辺を
積分することにより次式が得られる。
ln Io −Jn I = Cext  −N−L 
 −−−−(J2r又はI /Io=exp(−Cex
t  −N−L)ここでCext  −N−Lは本発明
におけるafに相当し、従って αf =ln 16 
 In Iとなる。従って単位断面積当りの減衰断面積
αfは入射光と通過光との単なる差(IO−I)に比例
するのではなく、それらの対数の差によって表わされる
ことがわかる。第9図はイメージセンサ16のスクリー
ン上に結像された噴霧パターンZ (X−Y平面上)と
、通過光の減衰1 (j!n to  j!n I )
との関係を図解的に示している。従って次式に示すよう
に噴霧パターンZの全領域に亘ってj!nIo−1n■
を積分すれば減衰断面積の総和Afが求められることに
なる。
Af=  X 、afdx+Jy=  x  y(7!
n1o−fnl)dxdy   −α争イメージセンサ
16では入射光I0および通過光Iの双方を検出しうる
。この検出結果はフレームメモリ17内に一時的に記憶
され、次いで電子制御ユニット18によりα9式に基い
てAfが計算される。このAfの計算のしかたについて
は次の2つの方法が考えられる。一つの方法は燃料噴射
を行なう前に光源8を発光させ、このときのroをフレ
ームメモリ17に記憶する。次いで燃料噴射したときに
再び光源8を発光させてこのときの■をフレームメモリ
17に記憶する。次いで第9図のX−Y平面の各点につ
いて順次(!!n1o−1nl)を計算し、次いでこれ
らを全て加算することによってAfを求めることができ
る。もう一つの方法は燃料噴射をしたときのみ光源8を
発光させてこのときの1をフレームメモリ17に記憶す
る。このとき第9図のX−Y平面において噴射パターン
Z以外の領域はIoがフレームメモリ17内に記憶され
ている。従って10が記憶されているフレームメモリ1
7の数点から■。を読み出してこれらの平均値を計算し
、この平均値を10とする。次いで第9図のX−Y平面
の各点について順次(6nlo−6nl)を計算し、次
いでこれらを全て加算することによってAfを求めるこ
とができる。
上述したようにAfを求めることができ、また前述した
ようにMfを求めることができるので00)式から13
□を求めることができ、斯くして平均粒 −径73□を
求めることができる。
次に燃料噴射弁6の燃料噴射量を予め求めておき、噴射
前に光源8を一度発光させ、次いで噴射完了後に再度光
源8を発光させて噴射完了直後の粒径を計測する場合を
例にとって平均粒径を計測する方法を第1O図を参照し
つつ説明する。
第10図を参照すると、まず始めにステップ30におい
て燃料噴射弁6の燃料噴射処理および光源8の発光処理
が行なわれる。即ち、まず第1に燃料噴射が行なわれる
前に光源8が発光せしめられ、このとき入射光そのもの
の強度I0がイメージセンサ16に記憶される。このI
oを表わすデータはただちにフレームメモリ17に送り
込まれて記憶される。次いで燃料噴射弁6から燃料が噴
射され、燃料噴射期間中の任意の時刻に再び光源8が発
光せしめられるこのときイメージセンサ16に記憶され
た通過光の強度■はただちにフレームメモリ17に送り
込まれて記憶される。次いでステップ31ではフレーム
メモリ17に記憶された■。
およびIから減衰断面積の総和Afがu式に基いて計算
される。次いでステップ32では予めl?AM21内に
記憶しである噴射燃料の質量Mf 、光の波長λ、噴射
燃料の密度ρf、検出半角θおよび粒子パラメータの仮
定値73□′を読み出す。次いでステップ33では与え
られた検出半角θと、仮定された73□′から第8図に
示す関係に基いてみかけの減衰係数R(llr3z’θ
)  ・Qext  (&3z’ )が計算される。な
お、第8図に示す関係は関数式にはデータテーブルの形
で予めROM20内に記憶されている。従ってステップ
33ではこの記憶された関数からみかけの減衰係数が計
算される。
次いでステップ34では00)弐から粒子パラメータτ
3□の第1近似値が求められる。次いでステップ35で
は第1近似値i3□と仮定値73□′の差が一定値ε以
下であるか否かが判別される。
1zB−ffB’l≧εであればステ・/プ36に進ん
で−zBを73□′とし、次いで”32の第2近似値が
求められる。1a3□−a、□’ l < tとなると
ステップ37に進んで〒3□=λ73□/πなる式から
平均粒径Y3□が求められ、次いでステップ37におい
て平均粒径マ、2を示すデータが表示装置29に出力さ
れて表示される。
〔発明の効果〕
本発明によれば噴射燃料の平均粒径をただちに計測する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平均粒径計測装置の第1実施例の全体図、第2
図は平均粒径計測装置の第2実施例の全体図、第3図は
単一粒子による光の減衰を説明するための図、第4図は
粒子パラメータと減衰係数の関係を示す線図、第5図は
検出半角を説明するための図、第6図は補正係数と検出
半角との関係を示す線図、第7図は燃料粒度の分布曲線
を示す線図、第8図はみかけの減衰係数を示す線図、第
9図はイメージセンサによって感知される光の減衰量を
示す図、第10図は平均粒径を求めるための一つの例を
示すフローチャートである。 ■・・・−平均粒径計測装置、2・・・高圧容器、6・
・・燃料噴射弁、    8・・・光源、12、13・
・・凸レンズ、   16・・・イメージセンサ、17
・・・フレームメモリ、18・・・電子制御ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  平行光線を形成する手段と、該平行光線中に燃料を噴
    射する燃料噴射装置と、該噴射燃料の全燃料粒子の通過
    光を受光するイメージセンサと、該イメージセンサの出
    力信号に基いて燃料粒子を通過しない光の強度と全燃料
    粒子の通過光の強度との差および燃料噴射量から平均粒
    径を計算する計算手段とを具備した噴射燃料の平均粒径
    計測装置。
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