JPS62273311A - 海水交流防波堤 - Google Patents

海水交流防波堤

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Publication number
JPS62273311A
JPS62273311A JP61113722A JP11372286A JPS62273311A JP S62273311 A JPS62273311 A JP S62273311A JP 61113722 A JP61113722 A JP 61113722A JP 11372286 A JP11372286 A JP 11372286A JP S62273311 A JPS62273311 A JP S62273311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
water
breakwater
retarding
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP61113722A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Michishita
道下 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority to JP61113722A priority Critical patent/JPS62273311A/ja
Publication of JPS62273311A publication Critical patent/JPS62273311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/11Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters

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  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、港外の海水を港内に交流させる海水交流防波
堤に関するものである。
(従来技術) 日本沿岸は外海に面する沿岸域、開口性の温域、内海及
び閉鎖性内湾の3種に大別される。特に開口性の温域、
内海及び閉鎖性内湾においては、その自然地形により、
波浪などの自然条件が緩やかであるため、古くから高度
な利用がなされてきた。
埋立地、臨海工場、港湾は、はとんどこれらの海域に集
中し、海水汚染の問題が深刻化したことは衆知のことで
ある。
現在では排水規制が施工され、徐々に海水浄化が進行し
ているが、港湾水域などの閉鎖された水域では、停滞水
の水質悪化が今なお問題視されている。また、水産業に
おいては、近年の200カイリ水域設定に伴い遠洋から
沖合、沿岸へと漁業形態が変化してきており、漁港内で
養殖いけすなどを設置することが行われつつある。この
面からも漁港内の閉鎖水域の水質保全が要求されている
港内の水質保全のために港外の海水を港内に交流させる
従来の海水交流防波堤1のあるものは、第5図に示すよ
うに防波堤本体2を港外3と港内4とを区画するように
設け、この防波堤本体2の下部に流通路5を港外3と港
内4を連通するように設けて、波力などにより海水交流
を図るようにしている。また、第6図に示す従来の海水
交流防波堤1は、流通路5の港外311を損失の小さい
ベルマウス形部5Aとし、港内4側を損失の大きい突出
部5Bとし、波力による流入出量に差を生じさせるよう
にしている。このようにすると、平均的に港内4への流
入量がよくなり、港内4での海水流動が促される。次に
、第7図に示す従来の海水交流防波堤1は、流通路5の
港内411の出口にフラッタ−バルブ6を設け、流入時
は波力によりバルブ6が開き海水を流入させ1、流出時
はバルブ6を閉じて海水の流出を阻止するものである。
このようにすると、港内4に向かって常に一方向流が期
待でき、港内4の海水流動が促される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第5図に示すような構造では、水深に比
して波高が小さい場合、港外3の波は正弦波形となり、
このため流通路5内では流量が全く等しい往復流となり
、流入量が期待できない問題点がある。また、第5乃至
第7図に示すいずれのタイプのものも、港外3の波によ
る圧力変化が流通路5を通して直接港内4へ伝搬するた
め、港内4に新たな伝達波を生じさせ、防波堤1の本来
の目的である浦波の面で致命的な問題点となっている。
本発明の目的は、港内を静穏に保ちつつ港湾水域の水質
保全を図ることができる海水交流防波堤を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の海水交流防波堤は、港
外と港内とを区画した防波堤本体の港外側面に波浪導入
路を開口させるとともに該防波堤本体内に上部を大気に
開放した遊水部を備え、該遊水部の前方底部に前記波浪
導入路を連通開口させるとともに該遊水部の後方底部に
前記防波堤本体の港内側下部に開口させた排水路を連通
開口させ、かつ、前記遊水部の下部の略中央に前記波浪
導入路側と前記排水路側とを仕切る隔壁を該遊水部の底
面より立設させたことを特徴としている。
(作用) このように構成された海水交流防波堤は波が港外側より
押し寄せることによって波浪導入路より遊水部内に波が
侵入し、隔壁によって上下方向の動きに変換され、遊水
部内の水位が上がる。このときの遊水部と港内側との水
頭差によって、排水路を通して防波堤本体の港内側下部
に排水される。
また波が引く際には防波堤本体の港外側の水位が遊水部
の水位より下り、波浪導入路から港外側にも排水される
が、遊水部の底部に隔壁があるため、その隔壁より港内
側の水は同時に排水路を通して排水される。
(実施例) 次に本発明の実施の一例を第1図〜第4図の図面につい
て説明する。
この海水交流防波堤は港外側11と港内11112とを
仕切る配置に、コンクリートをもって構築された防波堤
本体13を有している。
この防波堤本体13の港外側面13aには水没する高さ
位置に波浪導入路14の前端側が開口されている。波浪
導入路14は略水平に配置され、後端が防波堤本体13
内に形成した遊水部15の下部前方側に開口されている
遊水部15は上部が大気に開放され中空の空であり、そ
の後方側底面に排水路16の前端−が開口されている。
排水路16は縦向きの鉛直部16aと、この鉛直部16
aの下端に連通し、防波堤本体13の港内側面13bの
下部に後端側が開口された水平部16bによって構成さ
れている。
遊水部15内には水没位置に、該遊水部15の底面に立
設した隔壁17が設けられている。この隔W17は水没
位置にあって遊水部15内を波浪導入路14側と排水路
1611とに仕切っている。
このように構成される防波堤は、第4図(A>に示すよ
うに港外側面13aに波が作用すると波浪導入路14か
ら遊水部15内に海水が侵入し、港外側の水位上昇に伴
って遊水部15内の水位が上昇する。
なお、このとき、隔壁17によって波浪導入路14から
の水平方向の水流が遊水部15内において上下方向の向
きに変換される。
逆に波が引くと第4図(B)に示すように港外側11の
水位が低下し、これに伴って遊水部15内の水位も低下
する。この場合、遊水部15内の水は波浪導入路14及
び排水路16の両方から排出されることとなり、隔壁1
7によって遊水部15内の水が略2分されて港外側、港
内側に排出され、これによって港内外の海水の交流がな
される。
また、この防波堤における遊水部15内の水の上下運動
は、遊水部15の断面形状と波浪導入路14及び排水路
16の断面形状及びその艮ざによって定まる固有の振動
周期をもっており、この固有振動周期と港外側の入射波
の周期が一致すると第4図(C)に示すように遊水部1
5の水位の上下振動振幅h!が増幅され、港外側の水位
の変動振幅h2より大きくなり、港内への流水量が増加
し、海水交換の効率が大となる。
上述した波浪導入路14は必ずしも水平である必要はな
く、また隔壁17も必ずしも常時水没する高さにある必
要はなく、上端が梢水面上に露出する高さであってもよ
い。なお、隔W17を常に水没する高さにすると上述の
ように波浪による作   −用の外、潮流による海水交
換がなされることとなる。
(発明の効果) 本発明の海水交流防波堤は上述の如く構成され、防波堤
本体の港外側面に開口させた波浪導入路を防波堤本体の
遊水部の前方底部に開口させるとともにその遊水部の後
方底部に防波堤本体の港内側下部に後端を開口させた排
水路の前端を開口させ、かつ、遊水部の底部に波浪導入
路側と排出路側とを仕切る隔壁を立設させたことにより
、波による港外の水位の上下動に応じて遊水部内の水位
が上下し、その水位の降下時に略半分の水が排水路から
港内側水底に流入されることとなり、港内側を静穏に保
ちつつ水質の保全が図られる。
また、波の振動周期と遊水部の水位の上下の固有振動周
期とが同調すると波の振幅よりも遊水部の水位の上下の
振幅が波の振幅より大きくなり、より効果的な港内外の
水の交流が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防波堤を示す部分平面図、第2図は同
正面図、第3図は第1図もの■−■轢断面図、第4図(
A)(B)(C)は波の作用を示す断面図、第5図〜第
7図は従来の防波堤の3種の例を示す縦断面図である。 11・・・港外側、12・・・港内側、13・・・防波
堤本体、14・・・波浪導入部、15・・・遊水部、1
6・・・排水路、17・−・隔壁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 港外と港内とを区画した防波堤本体の港外側面に波浪導
    入路を開口させるとともに該防波堤本体内に上部を大気
    に開放した遊水部を備え、該遊水部の前方底部に前記波
    浪導入路を連通開口させるとともに該遊水部の後方底部
    に前記防波堤本体の港内側下部に開口させた排水路を連
    通開口させ、かつ、前記遊水部内の下部の略中央に前記
    波浪導入路側と前記排水路側とを仕切る隔壁を該遊水部
    の底面より立設させたことを特徴としてなる海水交流防
    波堤。
JP61113722A 1986-05-20 1986-05-20 海水交流防波堤 Pending JPS62273311A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020084046A (ko) * 2002-10-15 2002-11-04 이승욱 방파제에 해수교환을 위한 “미로형통수구” 설치방법
KR100372098B1 (ko) * 1999-09-30 2003-02-11 한국해양연구원 방파제용 후위 유수지 케이슨
KR100684814B1 (ko) * 1999-05-14 2007-02-22 가부시키가이샤 산추 파도 소거 구조체와 파도 소거 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100684814B1 (ko) * 1999-05-14 2007-02-22 가부시키가이샤 산추 파도 소거 구조체와 파도 소거 방법
KR100372098B1 (ko) * 1999-09-30 2003-02-11 한국해양연구원 방파제용 후위 유수지 케이슨
KR20020084046A (ko) * 2002-10-15 2002-11-04 이승욱 방파제에 해수교환을 위한 “미로형통수구” 설치방법

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