JPS6227328Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227328Y2
JPS6227328Y2 JP1978092971U JP9297178U JPS6227328Y2 JP S6227328 Y2 JPS6227328 Y2 JP S6227328Y2 JP 1978092971 U JP1978092971 U JP 1978092971U JP 9297178 U JP9297178 U JP 9297178U JP S6227328 Y2 JPS6227328 Y2 JP S6227328Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
transistor
circuit
capacitor
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978092971U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511264U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1978092971U priority Critical patent/JPS6227328Y2/ja
Publication of JPS5511264U publication Critical patent/JPS5511264U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227328Y2 publication Critical patent/JPS6227328Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却装置付きバツテリ溶接機に係る。
一般にバツテリ溶接機は数個のバツテリを直列
に接続して溶接に必要とする適当な無負荷電圧を
取出し、出力回路には直列抵抗を挿入することで
垂下電流特性を得るようにし、かつ前記直列抵抗
の両端に電流検出用抵抗を接続し、この抵抗の両
端間電圧の変化に基づきスイツチング動作するト
ランジスタにより直列抵抗の両端に接続した複数
のバイパス用トランジスタを導通させて、アーク
領域での定電流化を計り、もつて良好なるアーク
特性を得るように構成されている。この直列抵抗
及びトランジスタには大電流が流れるために、小
型軽量化を計る目的により、これらの部品を冷却
する冷却装置が必要となる。特にトランジスタ回
路の冷却に於ては、溶接開始と同時にトランジス
タに大電流が通電される故、冷却装置は溶接開始
と同時に作動して溶接中冷却を持続し、溶接終了
後ある一定時間トランジスタを冷却した後に停止
することが必要条件とされる。
従来この種の冷却装置としては冷却装置の始動
に際して、変圧器型の交流溶接機に用いられてい
る冷却用フアンモータの駆動方式と同様に、溶接
電源を投入したと同時に冷却装置を動作させる方
式、あるいは特公昭43−6863号公報に示す如く、
溶接回路に抵抗素子(発熱体)を接続し、該抵抗
素子の発熱によりサーモスタツトを作動させて冷
却用フアンモータを駆動する方式と、実公昭27−
6344号公報の如く、溶接機の出力回路に継電器を
設け、溶接機の無負荷時と負荷時の電圧変化を検
出して冷却装置を駆動させ、かつ溶接終了後の遅
延装置には電気式の時限継電器によつて構成され
ていた。しかし、上記方法をバツテリ溶接機に採
用した場合は、冷却装置の電源としてはバツテリ
溶接機の出力回路を投入すると同時に冷却用フア
ンモータを駆動させることは冷却用フアンモータ
が常時駆動していることとなり、溶接休止時間が
長い場合に冷却用フアンモータにより過大な電力
が消費されることとなる。又電磁継電器を用いた
場合も同様にバツテリの容量を消費すると共に直
流回路である故、接点の耐久性に問題があり、か
つ時限継電器の場合にも同様な欠点があり、この
保護回路を設けねばならないことから、当然高価
なものとなり、バツテリ溶接機に使用することは
好ましくなかつた。しかも、何等かの原因で冷却
用フアンモータが故障をして回転駆動をしない状
態で溶接を行つた時、垂下特性を持たせるための
前記バイパス用トランジスタが異常に発熱をして
焼損するといつた問題も有していた。
本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、溶接時における溶接棒と溶接母材との間
の短絡を一種のスイツチ機構として利用すること
で、冷却用フアンモータのモータ駆動回路の動作
を制御することは勿論、冷却用フアンモータの回
転駆動と垂下特性を持たせるための溶接回路の動
作を遅延回路を介して互いに連動させ、これによ
り冷却装置を駆動させるための操作と配線敷設の
省略化を図ることができると共に、冷却用フアン
モータによる強制冷却が行われていないにも拘ら
ず溶接回路が溶接電流による発熱作用で焼損する
といつたことを効果的に防止し得る冷却装置付き
バツテリ溶接機を提供することを目的とする。
以下本考案に係る冷却装置付きバツテリ溶接機
の一実施例を図面に基づき説明する。1は溶接電
源となるバツテリで、その正極に溶接棒2が接続
され、その負荷と溶接母材3間に充電電流調整用
抵抗R1を介挿させて、前記溶接棒2と溶接母材
3とで後述の冷却装置のスイツチ構造を形成して
いる。即ち、スイツチ構造の接点に対して溶接時
に垂下特性を有する定電流特性を附与する溶接回
路4の作動を制御すると共に、該溶接回路4のパ
ワートランジスタを冷却する冷却用フアンモータ
Mのモータ駆動回路6に対してその始動を前記ス
イツチ構造により行うよう構成されている。
次に具体的回路例を図面に基づき説明すると、
遅延回路5に於てはバツテリ1によつて溶接時に
充放電用のコンデンサC1の両端間に分圧用の抵
抗R2と抵抗R3とが接続され、該抵抗R2,R3の接
続点には第1のトランジスタTr1のベースが接続
されている。該抵抗R2,R3と第1のトランジス
タTr1とは、コンデンサC1の放電量の検出手段と
してある。トランジスタTr1のコレクタは抵抗R4
を介して前記コンデンサC1の一端と第2のトラ
ンジスタTr2のベースに、又トランジスタTr1
エミツタはコンデンサC1の他端に接続される。
トランジスタTr2のベースとコンデンサC1の他端
間にはコンデンサC2が接続され、トランジスタ
Tr2のコレクタは抵抗R5を介してコンデンサC1
一端とモータ駆動回路6のトランジスタTr3のベ
ースに、トランジスタTr2のエミツタはコンデン
サC1の他端に接続される。前記抵抗R2〜R5は、
コンデンサC1がその放電に伴い所定の放電電圧
値に減少するまでトランジスタTr1がONを持続
し、更にコンデンサC1の放電が進行してその放
電電圧が所定値まで減少すると、前記トランジス
タTr1がOFFしてトランジスタTr2がONするよう
に設定される。つまり抵抗R4、コンデンサC2
び第2のトランジスタTr2はコンデンサC1の短絡
回路として形成されている。モータ駆動回路6
は、トランジスタTr3のエミツタがトランジスタ
Tr4のベースに、該トランジスタTr4のエミツタ
がトランジスタTr5のベースに夫々縦続接続され
る。前記トランジスタTr3,Tr4の各コレクタは
夫々抵抗R6,R7を介して前記バツテリ1の正極
に接続される。又前記トランジスタTr3のコレク
タは、冷却フアンを駆動する冷却用フアンモータ
Mと前記溶接回路4を制御する接点を備えた電磁
リレーRAを介してバツテリ1の正極に、トラン
ジスタTR5のエミツタは前記コンデンサC1の他端
に接続される。溶接回路4は溶接母材3に接続さ
れた駆動回路7を有し、かつ前記充電電流調整用
抵抗R1とバツテリ1の負極間に挿入された抵抗
R8には複数個のパワートランジスタTr6〜Tr21
並列に接続され、このパワートランジスタTr6
Tr21の各ベースと駆動回路7間に前記電磁リレー
RAの常開接点raが挿入されている。前記溶接回
路4では複数個のパワートランジスタTr6〜Tr21
を使用したが一個の大容量パワートランジスタを
用いてもよく、要するに溶接回路4は前記モータ
駆動回路6によつて駆動が制御されるものであれ
ば、如何なる構成のものでもよい。尚、図中R9
〜R24はパワートランジスタTr6〜Tr21のベース
抵抗、R25〜R40はパワートランジスタTr6
Tr21のエミツタ抵抗である。
上記のように構成されたので、実施例の冷却装
置付きバツテリ溶接機においては、溶接の開始時
には、溶接棒2を母材3に短絡することにより溶
接が開始されると同時にこの溶接棒の短絡即ち、
スイツチング動作によりバツテリ1の正極回路即
ちダイオードD1と抵抗R5を介してモータ駆動回
路6のトランジスタTr3にベース電流が加わると
同時に、遅延回路5のコンデンサC1が充電さ
れ、かつトランジスタTr1のベースにも電流が供
与されて該トランジスタTr1がONし、この結果
トランジスタTr2がONするといつたことはな
い。前記トランジスタTr3がONするために、ト
ランジスタTr4,Tr5もONし、従つて冷却用フア
ンモータMが回転駆動され、かつ電磁リレーRA
も附勢する。該リレーRAの附勢動作で溶接回路
4の常開接点raが閉成し、各パワートランジスタ
Tr6〜Tr21が駆動回路7によつてONすることに
より、溶接回路4も動作し、溶接機としての機能
を完了する。
溶接中は前記スイツチ機構が短絡状態にあるか
ら、モータ駆動回路6が作動状態にあり、従つて
溶接回路4の常開接点raも閉成状態の侭である
故、良好なる冷却と溶接が持続される。溶接が終
了すると溶接棒が母材から開離されるが、この開
離に伴つてコンデンサC1が放電を開始し、この
放電電流が抵抗R5を介して前記トランジスタTr3
のベースに加わり、所定時間、例えば1分程度モ
ータ駆動回路6を作動状態に保持する。コンデン
サC1はその放電開始時から所定時間経過後に所
定の放電電圧値まで減少すると、トランジスタ
Tr1がOFFし、これに伴いトランジスタTr2がON
して、モータ駆動回路6のトランジスタTr3
OFFさせることにより冷却用フアンモータMの
駆動を停止させると同時に、各パワートランジス
タTr6〜Tr21の通電を遮断すべく電磁リレーRA
を介して常開接点raを開離させ、更にトランジス
タTr2のONによつてコンデンサC1を完全に放電
させる。
上記実施例に於て前記モータ駆動回路6の作動
を溶接終了時から所定時間保持させておくと、溶
接終了後の昇温によるパワートランジスタTr6
Tr21の焼損を防止できる。又前記電磁リレーRA
の代りに冷却フアンの送風によつて倒伏動する水
銀リレーを使用してもよい。この水銀リレー使用
の場合には冷却用フアンモータMが通電されてい
ても何等かの原因で冷却フアンが回転しないと、
水銀リレーが作動せず、従つて溶接回路4の常開
接点raが開離状態となる。従つてモータMの故障
時に溶接回路4の作動によるパワートランジスタ
Tr6〜Tr21の焼損を防止できることとなる。
上述のように本考案に係る冷却装置付きバツテ
リ溶接機は、大電流によるアーク放電で短絡状態
となる溶接棒と溶接母材とを冷却装置の始動開始
スイツチ接点として利用して、耐久性に問題のあ
る開閉動作するスイツチを省略できる。しかも溶
接開始、溶接中及び溶接終了時点の検出を前記始
動開始スイツチ構造によつて行うため溶接開始、
溶接中及び溶接終了を検出する検出回路の簡易化
をなし得、更に溶接休止後に、コンデンサの放電
開始点からコンデンサの電荷が一定値まで減少す
ると、トランジスタTr1がオフしてトランジスタ
Tr2のオンでコンデンサC1が短絡され、これに伴
い、コンデンサの残留電荷が総て放電されること
から、次回の溶接後休止させた際にも、コンデン
サの放電開始点からコンデンサの電荷が一定値ま
で減少する時間、即ち遅延時間が常時一定で、し
かも、該遅延時間の経過後にはコンデンサが短絡
されて、モータ駆動回路の動作が停止するので、
従来のコンデンサ利用の遅延回路の如く、コンデ
ンサの電荷が少なくなつた時に生ずるトランジス
タの不安定な動作と、これに伴つて前記遅延時間
が一定しないといつたことが全くないことはもと
より、モータ駆動回路の過熱を効果的に防止し得
て、耐用年数を伸長し得、かつ操作の簡易化は勿
論、溶接機本体と溶接箇所までの間に溶接ケーブ
ルとは別の冷却装置を駆動させるため専用ケーブ
ルの敷設を要しない。冷却用フアンモータが断線
や焼損等何等からの原因で通電不能になると溶接
回路のパワートランジスタもオンしないことか
ら、冷却用フアンモータが何等かの原因で回転駆
動をしないにも拘らず溶接を行つた際に、溶接回
路のパワートランジスタが強制冷却されずに異常
に発熱して損傷するといつた不具合の発生がな
く、大電流が流れて発熱量の多い溶接回路を効果
的に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る冷却装置付きバツテリ溶接
機の一実施例を示す回路図である。 1……電源用バツテリ、2……溶接棒、3……
溶接母材、4……溶接回路、5……遅延回路、6
……モータ駆動回路、D1……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源用バツテリ1から溶接棒2と溶接母材3と
    の間に供与する溶接電源に垂下特性を持たせるた
    めのパワートランジスタTr6〜Tr21及び該パワー
    トランジスタTr6〜Tr21を駆動するための駆動回
    路7を備えた溶接回路4と、該溶接回路4を冷却
    するための冷却用フアンモータMと、該冷却用フ
    アンモータMを駆動するためのモータ駆動回路6
    と、溶接休止後一定時間だけ遅延させてモータ駆
    動回路6を介し冷却用フアンモータMを停止させ
    るための遅延回路5とを備えた冷却装置付きバツ
    テリ溶接機において、上記遅延回路5が、充放電
    用のコンデンサC1と、該コンデンサC1の両端に
    接続された分圧用の抵抗R2,R3と、該抵抗R2
    R3による分圧電圧が一定値以上でオンするトラ
    ンジスタTr1と、該トランジスタTr1がオフする
    とオンして上記コンデンサC1を短絡するトラン
    ジスタTr2とから成り、上記電源用バツテリ1に
    溶接棒2、溶接母材3及びコンデンサC1を介し
    てモータ駆動回路6を接続すると共に、該コンデ
    ンサC1をモータ駆動回路6に対して並列に接続
    し、かつ上記冷却用フアンモータMに電磁リレー
    RAを直列に接続すると共に、該電磁リレーRAの
    常開接点raを溶接回路4の駆動回路7とパワート
    ランジスタTr6〜Tr21との間に挿入したことを特
    徴とする冷却装置付きバツテリ溶接機。
JP1978092971U 1978-07-06 1978-07-06 Expired JPS6227328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978092971U JPS6227328Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978092971U JPS6227328Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511264U JPS5511264U (ja) 1980-01-24
JPS6227328Y2 true JPS6227328Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=29023633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978092971U Expired JPS6227328Y2 (ja) 1978-07-06 1978-07-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6227328Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634852Y2 (ja) * 1974-06-06 1981-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511264U (ja) 1980-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3687212B2 (ja) バッテリ冷却装置
JPH06215745A (ja) 蓄電池パックとそのチャージャ
JPS6156426B2 (ja)
JP3314385B2 (ja) 電気自動車の電源冷却装置
JPS6127983B2 (ja)
JP2000188897A (ja) モータ制御装置
JPS6227328Y2 (ja)
CA2044444C (en) Control apparatus for an ac generator
JPH06245485A (ja) インバータ装置
JPH06276610A (ja) 電動機用駆動装置
JP3535977B2 (ja) ドアミラーの駆動装置
JP4079554B2 (ja) スタータモータ駆動回路装置
JPS5827101Y2 (ja) グロ−プラグ付デイ−ゼル機関の始動補助装置
JPS58211522A (ja) 車両用エンジン冷却フアンの制御回路
JPS6160653B2 (ja)
JPH06257451A (ja) 回転電機付ターボチャージャの制御装置
JPH063168Y2 (ja) エンジン発電機
JPH0631783Y2 (ja) スイツチング素子の保護装置
JPS5814715Y2 (ja) 電動機制御装置
JPS6325323Y2 (ja)
JPH0616982Y2 (ja) 車両始動装置
JPS6231567B2 (ja)
JP3870556B2 (ja) 電気床暖房の制御装置
JP4273272B2 (ja) 電動機用保護回路
JP2819509B2 (ja) 吸気加熱装置