JPS62273289A - 重質炭化水素装入物の脱アスファルト処理法 - Google Patents

重質炭化水素装入物の脱アスファルト処理法

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JPS62273289A
JPS62273289A JP62117238A JP11723887A JPS62273289A JP S62273289 A JPS62273289 A JP S62273289A JP 62117238 A JP62117238 A JP 62117238A JP 11723887 A JP11723887 A JP 11723887A JP S62273289 A JPS62273289 A JP S62273289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野コ 本発明は重質炭化水素装入物の脱アスファルト処理法に
関するものである。
[従来技術と問題点] 本発明の主旨の範囲内において1重質炭化水素装入物と
は、15℃において約930kg/m’以上の比重を有
し1本質的に炭化水素から成るが、炭素原子と水素原子
のほかに、酸素、窒素、硫黄などのへテロ原子およびバ
ナジウムまたはニッケルなどの金属を有するその他の化
合物を含有する装入物を意味する。
この装入物は、特に前記の比重を有する原油および重質
油で構成する事ができる。
またこの装入物は、原油、重質油、油質頁岩。
または石炭の分留または処理によって得られる。
従って、前記の原料の減圧蒸留残留物または大気圧蒸留
残留物、あるいは前記原料またはその蒸留残留物の例え
ば熱処理によって得られた生成物が問題となる。
最近、高比重を有する炭化水素生成物をさらに価値付加
する傾向が現れたが、これは従来具られなかった事であ
る。ガソリンとしての軽質生成物の需要が重油としての
重質生成物の需要より比較的急速に増大すると予想され
るので、このような重質生成物の価値付加の研究はます
ます急を要する。
重質炭化水素装入物の重質部分は、油相とアスファルト
相との混合物から成る。油相から軽質生成物を得る方法
は、油相に対して触媒タラツキングを実施するにある。
しかし触媒タラッキング装入物は、金属によって過度に
汚染されてはならず。
また過度に高い「コンラドソン」残留炭素分を有しては
ならない、「コンラドソンJ残留炭素分は生成物がコー
クスを形成する傾向の指標であって。
AFNORNFT規格60−116によって決定される
事を注意しよう。
前述のように1重質炭化水素装入物は、水素および炭素
のほか、酸素、窒素、硫黄などのへテロ原子および金属
を有する化合物を含有する。これらの化合物、特に金属
を有する化合物は、特にアスファルト相の中に含有され
ている。
アスファルト相を構成する化合物には樹脂と7スフアル
テンとの2族を区別する習慣がある。樹脂もアスファル
テンも多環式芳′香族構造を有する。
芳香環に隣接してチオフェン環およびピリジン環がある
。しかし樹脂は、アスファルテンはど縮合されていない
構造と、より低い分子量とを有する。
一般にアスファルテンの名称のもとに、5〜7炭素原子
を有する飽和脂肪族炭化水素、すなわちペンタン、ヘキ
サン、ヘプタンの装入物に添加する事によって沈殿する
化合物を意味する。すなわちAFNORNFT規格60
−115によれば、生成物のアスファルテン含有量は、
沸騰状態のノルマルペンタンを使用して沈殿させる事に
よって測定される。
これより低い沸点の炭化水素、例えばプロパンを使用す
れば、アスファルテンと同時に樹脂が沈殿する。実際に
この識別法は伝統的なものであって、装入物を処理する
ために、与えられた温度で与えられた溶媒を使用すれば
、その溶媒と温度が適当ならアスファルテン型の化合物
を沈殿させる事ができる1次に、これより高い温度の同
一溶媒をもって装入物からアスファルテンを除去すれば
、樹脂を沈殿させる事ができる。
公知の脱アスファルト処理法においては、溶媒をもって
残留物から油相を抽出する操作によって、油相とアスフ
ァルト相とが分離される。
この溶媒は下記のグループから選ぶ事ができる。
−2〜8炭素原子を有する飽和または不飽和脂肪族炭化
水素の単独または混合物、 −2〜8炭素原子を有する炭化水素に近い分子量を有す
る留出物と呼ばれる炭化水素混合物、−前記のすべての
炭化水素の混合物。
脱アスファルト処理は単一段階で実施する事ができ、こ
の場合には、油相とアスファルト相とが得られ、このア
スファルト相はアスファルテンと樹脂とを含有する。ま
た脱アスファルト処理を2いて相異なる操作条件を使用
する事ができる(例えば、米国特許第3,830,73
2号および第2.940,920号参照)、この2段階
法においては、油相と、樹脂と、アスファルテンとを別
個に得る事ができる。
前記の米国特許第3,830,732号は2種の溶媒、
プロパンとペンタンとを使用し、完全に別個の2個の溶
媒回収ユニットを必要とし、従って真人な投資を必要と
する方法を記載している。
単一溶媒を使用する方法においては(例えば米国特許第
2,940,920号)、所望品質の生成物を得るため
に、2段階の操作条件を非常に精密に調節する必要があ
り、これが困難である。またこの方法を使用する場合、
触媒クランキング装入物として適当な油相と、粉砕して
固体燃料として使用できる非常に硬質のが青とを同時に
得る事が不可能である。
出願人は、2段階脱アスファルト処理法において、この
2段階において、 一比較的相違しない溶媒と(この場合、少なくとも1実
施態様においては、単一の溶媒分離装置のみを使用する
事ができる)。
一十分に相違した溶媒とを同時に使用して。
−補足的水添処理を実施する事なく、触媒クラッキング
装入物として使用する事のできる品質を有する「きれい
な」油相と、 一常温においては粉砕して固体燃料として使用する事、
のできる程度に硬いアスファルテン留分とを同時に得る
方法を考案した。
従って、アスファルテン留分は液状で使用するための追
加的フラクシング処理費用を必要としなし1 。
[発明の目的および効果] 故に、本発明の目標は1重質炭化水素装−人物から、触
媒クラブキング装入物として適当な生成物をm製するに
ある。
そのため、本発明の目的は、それぞれ重質溶媒と軽質溶
媒とを使用して、装入物から、一方では「アスファルテ
ン」留分のみを沈殿させる段階と。
他方では「樹脂」留分を、場合によっては「アスファル
テン」留分と共に沈殿させる段階との2段階を含み1重
質炭化水素装入物の脱アスファルト処理によって、 −10または10以下の「コンラドソン1指数を有する
脱アスファルト処理された油相と、−「樹脂」留分と。
一150℃またはこれ以上の軟化点を有する「アスファ
ルテン」留分とを得る方法において、前記の重質溶媒と
軽質溶媒は共に、相異なる比率で、 一3炭素原子を含む少なくとも一種の炭化水素と。
一少なくとも5炭素原子を含む少なくとも一種の炭化水
素とを含有し、 軽質溶媒においては、3炭素原子を含有する炭化水素の
比率が重質溶媒におけるよりも高いようにした方法を提
供するにある。
この本発明の目的において、また下記の説明において、
化学的観点からは油相と、「樹脂」と、「アスファルテ
ン」との区別を正確に定義する事ができないので、下記
のように区別する。
1、油相とは、アスファルト相、すなわち本発明の目的
において定義されたような軽質溶媒の添加によって沈殿
する相を実質的に全部除去され゛た相を意味し、この油
相は1oまたはこれ以下の「コンラドソン」残留炭素分
を有する(AFNORNFT規格60−116によって
測定)。
2、「樹脂」留分と「アスファルテン」留分は、それぞ
れアスファルト相の軽質留分と重質留分とを意味し、こ
れらの2留分の境界は1本発明の主旨においては、「ア
スファルテン」留分が150℃またはこれ以上の軟化点
を有するものと定義される(AFNORNFT規格66
−008によって測定)。
本発明の方法においては、2種の溶媒、すなわち軽質溶
媒と重質溶媒とを使用し、これらの溶媒は同一の化学組
成を相異なる割合で有し、これがその機能の相違を生じ
る。
一重質溶媒は「アスファルテン」を沈殿させるが、「樹
脂」留分を溶解し、なおさら油相を溶解する。
一軽質溶媒は、「樹脂」留分を沈殿させ、従って当然に
「アスファルテン」留分を沈殿させるが。
油相を溶解する。
これら2種の溶媒は下記を含有する。
と 一3炭素原子\有する少なくとも1種の炭化水素:プロ
ペンおよび/またはプロペン。
−少なくとも5炭素原子を有する飽和脂肪族またはオレ
フィン系の少なくとも1種の炭化水素(特に、ペンタン
、ペンテン、ヘキサン、ヘキセン。
ヘプタン、ヘプテン)。
従って本発明の方法は選択性の追求であり、各段階にお
ける選択性を変動させるように、4炭素原子の炭化水素
を殆どまたは全く含有しない2種の溶媒を組み合わせる
にある。
それぞれの溶媒は単一の炭化水素から成り、または炭化
水素混合物から成る事ができる。すなわち重質溶媒は例
えばペンタンとヘキサンとの混合物とする事ができる。
言うまでもなく、このような意味において、下記の説明
で炭化水素1例えばペンタンを挙げた場合、これはノル
マルペンタンのような明確に定義された炭化水素を意味
し、あるいは一般の工業慣習に従って、炭化水素の異性
体混合物、例えばペンタンの場合にはノルマルペンタン
とイソペンタンとの混合物を意味する。
軽質溶媒は1重質溶媒より多量の3炭素原子炭化水素を
含有する。
一般に、重質溶媒は5乃至40体積%の3炭素原子の炭
化水素と、60乃至95体積%の少なくとも5炭素原子
の少なくとも一種の炭化水素とを含有し、また軽質溶媒
は、20乃至80%の3炭素原子の炭化水素と、20乃
至80%の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭
化水素とを含有する。
本発明による方法は相異なる2態様で実施される。
第1実施態様においては、第1段階は、重質溶媒を使用
して、装入物から「アスファルテン」留分を分離するに
ある。
この段階の結果、 一一方では、あとで分離される少量の溶媒を含有する「
アスファルテン」留分と。
−他方では、「樹脂」留分と油相との重質溶媒中溶液と
が得られる。
次に「樹脂」留分は軽質溶媒によって沈殿させられる。
この「樹脂」留分の沈殿に使用される軽質溶媒を得るた
め、樹脂の分離段階としての第2段階において、重質溶
媒と樹脂留分と油相との混合物に対して、軽質溶媒より
軽質の第3溶媒を添加する。従ってこの軽質溶媒は、重
質溶媒と前記の第3溶媒との組み合わせによって得られ
る。この段階の結果、 一一方では、後で除去される少量の溶媒を含有樹脂留分
と、 一他方では、軽質溶媒中に溶解した油相とを捕集する。
この溶液に対して処理を実施し、下記を得る。
−第2段階に循環される前記の第3溶媒、−重質溶媒中
の油相溶液、この溶液から従来法によって重質溶媒が分
離されて第1段階に循環される。
前記軽質溶媒中の油相溶液の処理は、この溶液を加熱し
、3炭素原子を有する炭化水素を優先的に蒸発させるに
ある。
前記溶液の加熱の代わりに、減圧膨張を使用する事がで
きる。
本発明による方法のこの第1実施態様においては、重質
溶媒は10乃至40体積%の3炭素原子炭化水素と、6
0乃至90体積%の少なくとも5炭素原子の少なくとも
一種の炭化水素を含有し。
好ましくは15乃至35体積%の3炭素原子炭化水素と
65乃至85体積%の少なくとも5炭素原子の少なくと
も一種の炭化水素とを含有する。
本発明の方法のこの第1実施態様の第2段階において、
軽質溶媒は、20乃至80体積%の3炭素原子炭化水素
と、20乃至80体積%の少なくとも5炭素原子の少な
くとも一種の炭化水素とを含有し、好ましくは25乃至
75体積%の3炭素原子炭化水素と、25乃至75体積
%の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素
とを含有する。
本発明による方法の第2実施態様においては。
第1段階は、この段階において重質溶媒と所望の軽質溶
媒より軽質の第3溶媒との結合によって得られた軽質溶
媒をもって「樹脂」留分と「アスファルテン」留分とを
同時に沈殿させる段階である。
この第1段階の結果、 一一方においては、「樹脂」留分と「アスファルテン」
留分との混合物。
一他方においては、後で分離される軽質溶媒中に溶解し
た油相。
第2段階においては、「樹脂」留分と「アスファルテン
」留分との混合物に対して、「樹脂」留分を溶解する重
質溶媒を添加するにの第2段階の結果、 一一方では、後で除去される少量の溶媒を含有する「ア
スファルテン」留分と、 一他方では、後で除去される重質溶媒中に溶解した「樹
脂」留分とを得る。
本発明の方法のこの第2実施態様の第1段階に使用され
る軽質溶媒は、好ましくは20乃至80体積%の3炭素
原子の炭化水素と、20乃至80体積%の少なくとも5
炭素原子の少なくとも一種の炭化水素とを含有し、より
好ましくは30乃至70体積%の少なくとも一種の3炭
素原子の炭化水素と、30乃至70体積%の少なくとも
5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素とを含有する。
本発明の方法の第2実施態様の第2段階に使用される重
質溶媒は、5乃至30体積%の3炭素原子の炭化水素と
、70乃至95体積%の少なくとも5炭素原子の少なく
とも一種の炭化水素とを含有し、好ましくは10乃至2
5体積%の3炭素原子の炭化水素と、75乃至90体積
%の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素
とを含有する。
脱アスファルト処理中の操作条件は下記である。
−20・10’絶対パスカルと1.107絶対パスカル
の範囲内の圧力、 −100−300℃の温度、 −1〜10の溶媒/脱アスファルト処理される留分の重
量比。
もちろん、これらの条件は。
一装入物の性質、および 一使用される溶媒の性質によって変動する。
[実施例] 以下1本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
本発明による第1実施態様を実施するユニットを示す第
1図について述べれば、第1抽出カラム2の上部に導管
1を通して、脱アスファルト処理される重質炭化水素装
入物を導入する。また抽出カラム2の底部に1重質溶媒
を導入する。この重質溶媒の起源については後述する。
同一の重質溶媒を1図示されない4管によって専管1の
中の装入物に添加する事ができる。
専管3の重質溶媒と、抽出カラム2の作動条件は、15
0℃またはこれ以上の軟化点を有する装入物1の「アス
ファルテン」留分のみが前記抽出カラムの中で沈殿する
ように選定される。
抽出カラム2の内部圧は20・10’〜1・107絶対
パスカルの範囲内、温度は100〜200℃の範囲内に
あり、また −一一一一呻卸一曽一 重質溶媒/装入物重量比が1〜10の範囲内にある。
但しこれらの値は限界値とはみなされない。
−IFII、で、重質溶媒C3−20/C5−80゜す
なわち2o体積%のプロパンと80体積%のペンタンと
を含有する溶媒の場合、内部圧は約40・105絶対パ
スカル、抽出カラム2の底部および頂部の温度はそれぞ
れ100℃および140℃、重質溶媒対装入物の重量比
は約2/1とする事ができる。
抽出カラム2の底部において、導管4により、少量の重
質溶媒を含有する「アスファルテン」留分を捕集する。
抽出カラム2の頂部において、導管5により。
「アスファルテン」留分を除去され、抽出カラム2の中
に4入された重質溶媒の大部分の中に溶解された装入物
を捕集する。
4管4によって捕集された留分は、少なくとも1個の再
熱器6を通過した後、膨張カラム7に入る。この膨張カ
ラムは、重質溶媒Cz  2.0 / C5−80の場
合には、約300℃の温度と約5・10’絶対パスカル
の圧で作動する。膨張カラム7の頂部において、導管8
により重質溶媒を捕集し、この溶媒は冷却器9を通過し
たのち、フラスコ10の中に導入される。
フラスコ10は重質溶媒の貯蔵に役立つ0重質溶媒Cゴ
ー20/C5−80の場合、フラスコ10中の温度は約
60℃、また内部圧は約5・105絶対パスカルである
膨張カラム7の底部において、導管11により。
「アスファルテン」留分を捕集し、これがカラム12の
中に導入される。この方ラム12は、重質溶媒Cs  
20/cs−8oの場合には、約300℃の温度と、約
0,5・10’絶対パスカルで作動する。
カラム12の底部において導管13により1重質溶媒を
除去された「アスファルテン」留分を捕集する。この留
分は粉砕の後に固体燃料として使用する事ができる。
カラム]、2の頂部において、導管t9により溶−導管
15により水分を排出しくこの水分の起源は下記に説明
する)、 一重質溶媒C3−20/c5−80の場合には、導管1
6によって、少なくとも5炭素原子の炭化水素を捕集し
、これをフラスコ10に送り、また導管17によって3
炭素原子の炭化水素を捕集し、これを圧縮器18の中を
通過させた後、導管8を通してフラスコ10に送る。
重質溶媒と、「アスファルテン」留分を除去された装入
物との混合物を導管5によって捕集して第2抽出カラム
20の中に送る。この方ラムの中には、導管21によっ
て第3溶媒が導入される。
従ってカラム20の中では、実際上、重質溶媒と第3溶
媒との組合せによって生じ3炭素原子の炭化水素の割合
が重質溶媒よりも高い軽質溶媒によって抽出が行われる
従って重質溶媒がC320’/ Cs  80の場合、
第3溶媒をC3−40/ C560、すなわち40体積
%プロパンと60体積%のペンタンとを含有するとすれ
ば、その場合の軽質溶媒は、30体積%のプロパンと7
0体積%のペンタンとを含有するC 3−30 / C
s −70溶媒となる。
カラム2o内部の操作条件は、「樹脂」留分が沈殿する
ように選ばれる。
カラム2oの内部圧は20・105乃至1・107絶対
パスカルの範囲とし、温度は100〜300℃、軽質溶
媒/カラム2の装入物重量比が1〜10の範囲に含まれ
る。ただしこれらの値は限界とはみなされない。
例えば、軽質溶媒C3−30/ C570については、
内部圧は約40・105絶対パスカル、カラム20の底
部と頂部の温度はそれぞれ約110℃と150℃、軽質
溶媒/カラム2の装入物重量比的4/1とする事ができ
る。
カラム20の頂点において、導管22により、脱アスフ
ァルト処理された油状相と軽質溶媒との混合物が捕集さ
れる。
カラム20の底部においては、導管28により、少量の
軽質溶媒を含有するr樹脂ノ留分が捕集される。
導管22によって捕集された脱アスファルト処理油相と
軽質溶媒との混合物は、再熱器23の中を通された後、
膨張カラム24に入る。この方ラム24は、軽質溶媒C
330/ Cg−70の場合、約25・10’絶対パス
カルの内部圧と、約150’Cの温度で作動する。再熱
器23を通過した結果、溶媒の一部が蒸発させられる。
3炭素原子の炭化水素が優先的に蒸発させられる。その
結果、カラム24の頂部において導管25により。
3炭素原子炭化水素を富化された第3溶媒が得られる。
このようにして軽質溶媒Cs  30 / Cg−70
の場合、第3溶媒C340/Cs  60が得られる。
もし必要ならば、この方ラムの内部に水平板を配置する
事により分離を改良する事ができる。
導管25によって捕集された第3溶媒は冷却器26を通
された後に、貯蔵フラスコ27に入る。
第3溶媒C340/ Ca  60 (7)場合、フラ
スコ27の内部温度は約110℃、内部圧は約25バー
ルである。
次に第3溶媒を導管21によってカラム20に循環させ
る。
カラム24の底部において導管29により、脱アスファ
ルト処理油相と重質溶媒との混合物を捕集し、この混合
物を膨張弁30を通し、この弁においてその圧力と温度
が(重質溶媒Cs−20/Cs−80の場合にはそれぞ
れ約5・105絶対パスカルと100”Cまで)低下さ
せられ、次に再熱器31を通過させる。その後膨張カラ
ム32の中に導入され、この方ラムは1重質溶媒C3−
20/Cq−80(7)場合、約5・10’M対ハスカ
ルの圧力と約130℃の温度で作動する。
カラム32の頂部において導管33により1重質溶媒の
大部分を捕集し、これを冷却器34を通した後フラスコ
10に送る。
フラスコ1oは導管35によって導管3に接続され、従
って重質溶媒がカラム2に循環される。
カラム32の底部において導管36により、なお少量の
溶媒を含有する脱アスファルト処理された油相を捕集し
、この油相を再熱器37を通した後に、水蒸気同伴カラ
ム38に導入し、この方ラムの中に導管39から水蒸気
が導入される。
重質溶媒C3−20/Cツー80の場合、この方ラム3
8は約1,5・105絶対パスカルの内部圧と、約25
0℃の温度で作動する。
カラム38の底部において導管41により、脱アスファ
ルト処理された油相を捕集し、このカラカラム20の底
部において導管28によって捕集された少量の軽質溶媒
を含有する「樹脂」留分は、再熱器50を通った後、膨
張カラム51に入る。この膨張カラムは軽質溶媒C33
0/ C5−70(7)In、5・105絶対パスカル
の内部圧と、約280℃の温度で作動する。
膨張カラム51の頂部において4管52により少量の軽
質溶媒が捕集され、これが導管8に送られる。
カラム51の底部において導管53により、なお少量の
溶媒を含有する「樹脂」留分を捕集し。
これを水蒸気同伴カラム54に送り、この方ラムの中に
水蒸気が導管55によって導入される。
カラム54の底部において導管57により、「樹脂」留
分が捕集され、これは重油として使用され、またはビチ
ューメンの中に合体され、または粘性低下剤の主要装入
物を成す事ができる。
フラスコ10の中に導管33によって重質溶媒を導入す
るなら、同様に導管52と56から軽質溶媒をも導入す
る事を注意しよう、ところで、これが重質溶媒として循
環される全量である。実際に、軽質溶媒と重質溶媒との
比率は非常に低いので、正確な組成の重質溶媒を得るた
めには、フラスコ10の中に少なくとも5炭素原子の少
量の炭化水素を添加すればよい。
もちろん、第1図および下記に説明する第2図と第3図
に示すユニットにおいて、溶媒の損失を補償するため溶
媒添加が実施されるがこれは図示されていない。
本発明の方法の第2実施態様を実施するユニットを示す
第2図について述べれば導管101によって第1抽出カ
ラム102の頂部に、脱アスファルト処理されるべき重
質炭化水素装入物を導入する。同じくカラム102の底
部に導管103によって、軽質溶媒を導入する。その起
源については後述する。「樹脂」留分と「アスファルテ
ン」留分が沈殿する。
軽質溶媒は例えば、60体積%プロパンと40体積%の
ペンタンとを含有する溶媒Cm−60/Cg40とする
事ができる。カラム102の内部圧は20・105〜1
・107絶対パスカル、内部温度は100〜300℃、
軽質溶媒/装入物重量比は1〜10の範囲とする事がで
きるが、これらの値は限界値とはみなされない。
例えば、軽質溶媒C3−60/ Cg40 (1)場合
、内部圧は約10・105絶対パスカル、カラム102
の底部と頂部の温度はそれぞれ100℃と130℃、軽
質溶媒/カラム102の装入物重量比は約2/1である
カラム102の底部において専管105により、「アス
ファルテン」留分と「樹脂」留分を含有するアスファル
ト相の全量と少量の軽質溶媒とが捕集される。この混合
物に対して導管106により、下記に述べる起源の溶媒
を添加する。この溶媒は少量の3炭素原子炭化水素しか
含有しない、この新しい混合物を導管107により、再
熱器108を通した後に抽出カラム109に送る。この
方ラムにおいて、抽出は導管105と106の溶媒混合
物の故に1重質溶媒の存在において実施される。
カラム109の溶媒と操作条件は、150℃またはこれ
以上の軟化点を有する4管105の「アスファルテン」
留分のみが前記カラムの底部に沈殿するように選ばれる
軽質溶媒がC360/ Cs  40であれば、重質溶
媒はC320/ Cs  80とする事ができ、導管1
06の溶媒はC,−10/C% −90溶媒である。
カラム109の内部圧は、20・10!1〜1゜105
絶対パスカル、内部温度100〜200℃、重質溶媒/
カラム109の装入物重量比は1と10との範囲内とす
る事ができるが、これらの値は限定値とはみなされない
例えば、重質溶媒C320/Cs  80の場合、内部
圧は40・10’絶対パスカル、カラム109の底部と
頂部の温度はそれぞれ約100℃と140℃1重質溶媒
とカラム109の装入物との重量比は約2=1である。
カラム109の底部において導管110により、少量の
重質溶媒を含有する「アスファルテン」留分を捕集する
この留分の処理は第1図のユニットと同様である。従っ
て簡略化のために説明しない、このユニット部分は第1
図のものと同等であって同一参照数字に指数′を付けて
示す。
導管111により、「樹脂」留分と重質溶媒との混合物
を捕集する。
9m’II lb 4111を薗親91191−:基!
九焔+−W胆十ラム113に導入する。この方ラム11
3は、重質溶媒C320/ Cs  80の場合、約2
5・105絶対パスカルの内部圧と、約150℃の温度
とで作動する。再熱器112を通過した結果、溶媒の一
部が蒸発する。3炭素原子の炭化水素が優先的に蒸発さ
れる。このようにして、カラム113の頂部において導
管114により、軽質溶媒C360/ Cs −40を
捕集し、これを導管103により、冷却器115を通し
た後方ラム102に循環させて、導管105の中に同伴
される軽質溶媒を再構成する。
必要があれば、カラム113の中に水平板を配置すれば
分離効率を向上させる事ができる。
カラム113の底部において導管116により。
「樹脂」と、重質溶媒よりさらに重質な溶媒との混合物
を捕集し、この混合物を膨張弁117を通過させて、溶
媒C310/C590の場合にはその圧力と温度をそれ
ぞれ約5・105絶対パスカルおよび120℃に低下さ
せ、再熱器118を通した後に、膨張カラム119に導
入する。この膨張カラム119は溶媒C310/C59
0の場合、約5・105絶対パスカルの内部圧と、約1
40℃の温度で作動する。
カラム119の頂部において導管120により。
溶媒の大部分を捕集し、これを冷却器121を通した後
にフラスコ122に導入する。フラスコ122は導管1
23によって専管106に接続され、従って溶媒を循環
させる事ができる。
カラム119の底部において、導管124により、なお
少量の溶媒を含有する「樹脂」相を捕集し、これを再熱
器125に通した後、水蒸気同伴カラム126に導入し
、この方ラム126の中に導管127によって水蒸気が
導入される。
溶媒C:i  10 / C590の場合、このカラム
は約1,5・105絶対パスカルの内部圧と、約280
℃の温度で作動する。
カラム126の頂部において4管128によリカラム1
02の頂部において専管129により。
脱アスファルト処理された油相と軽質溶媒との混合物を
捕集し、この混合物を再熱器131を通過させた後、膨
張カラム132の中に導入し、このカラムは軽質溶媒C
360/Cs−40の場合。
約25・105絶対パスカルの内部圧と、約140℃の
温度で作動する。
カラム132の頂部において導管133により、軽質溶
媒の大部分を捕集し、これを導管114と冷却器115
とを通して導管103に循環させる。
カラム132の底部において導管134により、なお少
量の溶媒を含有する脱アスファルト処理された油相を捕
集し、これを再熱器135を通した後、水蒸気同伴カラ
ム136の中に導入し、このカラム136に導管137
から水蒸気が導入される。
軽質溶媒C360/Cs  40の場合、この方ラム1
36は約1.5・10’絶対パスカルの内部圧と約25
0℃の温度で作動する。
この方ラム136の底部において導管138により、脱
アスファルト処理された油相が捕集され第3図は第1図
の変形であって、この場合、脱アスファルト処理された
油相からの軽質溶媒の分離は軽質溶媒がさらに多量の3
炭素原子炭化水素を含有るように実施される。油相から
の樹脂の分離効率が向上し、さらに「きれいな」、すな
わちさらに低い「コンラドソン」残留炭素分を有する脱
アスファルト処理された油相を得る事ができる、この図
を説明するため、1例として、重質溶媒Cコー20/C
5−80と、軽質溶媒C335/C5−65をとるが、
この溶媒対の例は限定的なものではない。
第1図と相違する部分のみを説明し、第1図と異なる生
成物を収容する装置並びに第1図ものと相違する装置に
参照数字を付け、その他の装置は同一数字を用いた。
4管5によって捕集され「アスファルテン」を含有しな
い重質溶媒C320/Cs  80と装入物との混合物
は、第2抽出カラム200の中に導入される。この方ラ
ム200の中に導管210によって、第3溶媒Cコー5
0/C5−50を導入し、抽出は実際上、軽質溶媒C−
435/ C5−65で実施される。この方ラムに内部
圧は40・10’絶対パスカル、底部と頂部の温度はそ
れぞれ約115℃と145℃、軽質溶媒/カラム2の装
入物重量比は約471である。
カラム200の頂部において導管220により、脱アス
ファルト処理された油相と軽質溶媒C3−35/C5−
65との混合物を捕集する。
カラム200の底部において導管28により。
少量の溶媒を含有する「樹脂」留分を捕集し、これを第
1図の場合と同様に処理する。脱アスファルト処理され
た油相と軽質溶媒Cs、  35 / C5−65との
混合物は再熱器230を通過したのち、膨張カラム24
0に4人される。この膨張カラムは、軽質溶媒C335
/ C565の場合、25・10’絶対パスカルの内部
圧と、145℃の温度で作動する。
膨張カラム240は、3個の抽出管を備える。
3炭素原子の炭化水素の部分的蒸発の結果、下記が捕集
される。
一カラム底部において導管290により、脱アスファル
ト処理された油相とCツー35 / Cs −65溶媒
との混合物、この混合物は、膨張弁300を通る際にそ
の圧と温度がそれぞれ5・10’絶対パスカルと95℃
に低下させられ1次に再熱器310を通って、膨張カラ
ム320に導入される。
この膨張カラム320は5・10ツ絶対パスカルの内部
圧と約120℃の温度で作動する。
−側面抽出導管500により、溶媒C330/C5−’
7o、その一部は導管33に導入され、他の部分は冷却
器520を通過したのち、導管510によってカラム2
40に循環される。
−カラム240の頂部において導管250により溶媒C
3507Cs −50,::れは、冷却器260を通過
したのち、貯蔵フラスコ270に導入され、次にこの溶
媒は導管210によってカラム200に循環される。
膨張カラム320は3抽出導管を具備する。
−この方ラムの頂部において、導管528によって溶媒
C3−50/ Cg50を捕集し、これを導管250に
循環させる。
一側面抽出導管530によって、溶媒C3−1C3−1
57Cを捕集し、その一部を導管33に導入し、他の部
分は冷却器540を通過させたのちに、導管550によ
ってカラム320に循環させる。
一カラム320の底部において、導管360により、少
量の溶媒を含有する脱アスファルト処理された油相を捕
集する。
第1図の場合と同様に、導管360の油相から溶媒を除
去するため、この油相を再熱器370を通過させたのち
、水蒸気同伴カラム380に導入し、この方ラム380
の中に導管390によって水蒸気が導入される。
カラム380の底部において、導管410によって脱ア
スファルト処理された油相を捕集し、頂導管500と5
30の溶媒の結合により1重質溶媒C320/ C58
0が得られ、これをフラスコ10から導管3に循環させ
る。
この第3図の実施態様においては、カラム240と32
0の側面抽出導管の故に、軽質溶媒の3炭素原子炭化水
素を富化できる事が理解されよう。
本発明による方法は、下記の実施例に示されるように、
10またはこれ以下、好ましくは9または9以下、さら
に好ましくは8または8以下の「コンラドソン」残留炭
素分を有する触媒クランキング装入物として適当な脱ア
スファルト処理油相と、150℃またはこれ以上、好ま
しくは160℃またはこれ以上、さらに好ましくは17
0’Cまたはこれ以上の軟化点を有する「アスファルテ
ン」留分とを同時に製造するために特に有効である。
下記の実施例は本発明を説明するためのものであって、
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例 1 この実施例は、サファニア産の原油の大気圧蒸留残留物
の減圧蒸留残留物から成る炭化水素装入物の処理に関す
るものである。
この装入物の特性は下記の通りである。
−15℃における比重(AFNORNFT規格6o−1
01によって測定)  : 1035kg/m3−40
0℃テノ粘度(AFNORNFT規格60−100によ
って測定):0.56・10−2m2 / s、 −「コンラドソン」炭素残留分(AFNORNFT規格
60−116によって測定)=23重量%、 一含有量: 率アスファルテン(AFNORNFT規格60−115
によって測定)=16重量%。
零硫黄(蛍光X線分析法):5.5重量%嵩ニッケル(
蛍光X腺分析法):43p、P。
m 。
宰バナジウム(蛍光X線分析法):138p。
ρ・ m歯 この装入物を、第1図の型の本発明方法を実施するユニ
ットの中で処理した。
このユニット中において、下記の表に示す組成のc3−
C,溶媒を使用した。
操作条件を下表Hに示す。
表−一旦 各種生成物から溶媒を分離したのち、得られた最終生成
物の収支を下表■に示す。
表−一旦 得られた生成物の特性を下表■に示す。
□ 表−一■ この表は、非常に硬質の7スフアルテンと、8以下の「
コンラドソン」残留炭素分を有するが故に触媒クランキ
ング装入物として使用可能の油相とを得る事のできる本
発明の方法の利点を示している。
実施例2 この実施例は、サフィニャ原油の減圧蒸留残留物の粘性
低下処理の流出物の大気圧下蒸留残留物から成る炭化水
素装入物の処理に関するものである。
この装入物の特性はつぎの通りである。
−15℃における比重(AFNORNFT規格60−1
01によって測定)  : 1060kg/m3−10
0℃での粘度(AFNORNFT規格60−100によ
って測定): 0,17 ・10−’m2/s。
−「コンラドソン」炭素残留分(AFNORNFT規格
60−116によって測定):27重量%。
一含有量: 宰アスファルテン(AFNORNFT規格60−115
によって測定):22重量%。
$硫黄(蛍光X線分析法):6.2重量%宰ニッケル(
蛍光X線分析法):53p、P。
m 。
宰バナジウム(蛍光Xm分析法):175p。
p、m。
この装入物を、第1図の型の本発明方法を実施するユニ
ットの中で処理した。
実施例1の溶媒と同一組成の溶媒Cs  C5をユニッ
ト中において使用する。
操作条件は下記の表Vに示されている。
表−■ 各種生成物から溶媒を分離したのち、得られた最終生成
物の収支を下表■に示す。
表−一■ 得られた生成物の特性を下表■に示す。
表−一■ この表は、非常に硬質の7スフアルテンと、8以下の「
コンラドソン」残留炭素分を有するが故に触媒クランキ
ング装入物として使用可能の油相とを得る事のできる本
発明の方法の利点を示している。
実施例 3 この実施例は、イラク産の原油の大気圧蒸留残留物の減
圧蒸留残留物から成る炭化水素装入物の処理に関するも
のである。
この装入物の特性は下記の通りである。
−15℃における比重(AFNORNFT規格60−1
01によって測定)  : 1016kg/mコー10
0℃テノ粘度(AFNORNFT規格60−100によ
って測定):900 10−’m”/ s 。
−「コンラドソン」炭素残留分(AFNORNFT規格
60−116によって測定)217重量%、 一含有t: 傘アスファルテン(AFNORNFT規格60−115
によって測定)=6重量%、*硫黄(蛍光xRIA分析
法): 4.9ffii%傘ニッケル(蛍光X線分析法
):43p、p。
m + 毒バナジウム(蛍光X線分析法):102P。
p、   m。
この装入物を、第1図の型の本発明方法を実施するユニ
ットの中で処理した。
このユニット中において、下記の表■に示した組成のC
3Cm溶媒を使用した。
表1 表−一■ 各種生成物から溶媒を分離したのち、得られた最終生成
物の収支を下表Xに示す。
表二X 得られた生成物の特性を下表XIに示す。
表−一」:工 この表は、非常に硬質の7スフアルテンと、8以下の「
コンラドソン」残留炭素分を有するが故に触媒クランキ
ング装入物として使用可能の油相とを得る事のできる本
発明の方法の利点を示している。
実施例4 この実施例はサファニャ産の原油の大気圧下蒸留残留物
の減圧蒸留残留物から成る炭化水素装入物の処理に関す
るものである。
この装入の特性はつぎの通りである。
−15℃における比重(AFNORNFT規格60−1
01によって測定)  : 1035kg/m’−10
0℃での粘度(AFNORNFT規格60−100によ
って測定):5600 10−@m’ /s、 −「コンラドソン」炭素残留分(AFNORNFT規格
60−116によって測定)=23重量%。
一含有量: $7スフアルテン(AFNORNFT規格60−115
によって測定):16重量%、事硫黄(蛍光X線分析法
):5.5重量%率ニッケル(蛍光X線分析法):43
p、P。
m + *バナジウム(蛍光xtiA分析法)=138p。
p −m ・ この装入物を、第2図の型の本発明方法を実施するユニ
ットの中で処理した。
このユニット中において、下記の表XIIに示した組成
のCz  Cs溶媒を使用した。
各種生成物から溶媒を分離したのち、得られた最終生成
物の収支を下表XIVに示す。
表」(」二V 得られた生成物の特性を下表xvに示す。
表−−lコy この表は、非常に硬質の7スフアルテンと、8以下の「
コンラドソン」残留炭素分を有するが故に触媒クランキ
ング装入物として使用可能の油相とを得る事のできる本
発明の方法の利点を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の方法を実施する夫4第1、第
2の実施態様を示すフローチャート、第3図は第1図の
方法を実施する変形を示すフローチャートである。 2.20,102,109,200・・・抽出カラム、
14.14’・・・凝縮器、34,121゜540・・
・冷却器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれ重質溶媒と軽質溶媒とを使用して、装入物
    から、一方では「アスファルテン」留分のみを沈殿させ
    る段階と、他方では「樹脂」留分を、場合によっては「
    アスファルテン」留分と共に沈殿させる段階との2段階
    を含み、重質炭化水素装入物の脱アスファルト処理によ
    って、−10または10以下の「コンラドソン」指数を
    有する脱アスファルト処理された油相と、−「樹脂」留
    分と、 −150℃またはこれ以上の軟化点を有する「アスファ
    ルテン」留分とを得る方法において、前記の重質溶媒と
    軽質溶媒は共に、 −3炭素原子を含む少なくとも一種の炭化水素と、 −少なくとも5炭素原子を含む少なくとも一種の炭化水
    素とを相異なる比率で含有し、 軽質溶媒においては、3炭素原子を含有する炭化水素の
    比率が重質溶媒におけるよりも高いことを特徴とする重
    質炭化水素装入物の脱アスファルト処理法。 2、重質溶媒は5乃至40体積%の3炭素原子の炭化水
    素と、60乃至95体積%の少なくとも5炭素原子の少
    なくとも一種の炭化水素とを含有し、軽質溶媒は、20
    乃至80%の3炭素原子の炭化水素と、20乃至80%
    の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素と
    を含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項によ
    る方法。 3、a)重質溶媒を使用して、装入物から「アスファル
    テン」留分を沈殿させ、 −一方では、溶媒の分離後に、「アスファルテン」留分
    、 −他方では、「樹脂」留分と油相との重質溶媒中溶液を
    得る第1段階と、 b)前記の段階(a)において得られた溶液から、軽質
    溶媒を使用して、「樹脂」留分を沈殿させ、 −一方では溶媒の分離後に、「樹脂」留分を得、一他方
    では、軽質溶媒の分離後に、脱アスファルト処理された
    油相を得る第2段階とを含む事を特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項のいずれかによる方法。 4、「樹脂」留分の沈殿に使用される軽質溶媒は、段階
    (a)の結果として得られた溶液中に含有される重質溶
    媒と、3炭素原子の炭化水素の優先的蒸発によって軽質
    溶媒から油相を分離する際に得られた軽質溶媒より軽質
    の第3溶媒との組み合わせによって得られ、前記の蒸発
    は、前記の第3溶媒と重質溶媒とを生じ、この重質溶媒
    が「アスファルテン」留分沈殿の第1段階に循環される
    事を特徴とする特許請求の範囲第3項による方法。 5、第3軽質溶媒の3炭素原子炭化水素含有量は、脱ア
    スファルト処理された油相と軽質溶媒との分離に際して
    使用される還流によって増大される事を特徴とする特許
    請求の範囲第4項による方法。 6、a)第1段階に使用される重質溶媒は10乃至40
    体積%の3炭素原子炭化水素と、60乃至90体積%の
    少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素を含
    有し、好ましくは15乃至35体積%の3炭素原子炭化
    水素と65乃至85体積%の少なくとも5炭素原子の少
    なくとも一種の炭化水素とを含有し、 b)第2段階に使用される軽質溶媒は、20乃至80体
    積%の3炭素原子炭化水素と、20乃至80体積%の少
    なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素とを含
    有し、好ましくは25乃至75体積%の3炭素原子炭化
    水素と、25乃至75体積%の少なくとも5炭素原子の
    少なくとも一種の炭化水素とを含有する事を特徴とする
    特許請求の範囲第3項乃至第5項のいずれかによる方法
    。 7、a′)装入物から、軽質溶媒を使用して、「樹脂」
    留分と「アスファルテン」留分とを沈殿させ、 −一方においては、軽質溶媒を含有する「樹脂」留分と
    「アスファルテン」留分の混合物を得、−他方において
    は、この第1段階において再使用される軽質溶媒を分離
    したのちに、脱アスファルト処理された油相を得る第1
    段階と、 b′)「樹脂」留分と「アスファルテン」留分との混合
    物を重質溶媒によって処理して、「樹脂」留分を重質溶
    媒中に溶解した後に、 −一方においては、重質溶媒の分離後に、「樹脂」留分
    を得、 −他方においては、溶媒の分離後に、「アスファルテン
    」留分を得る第2段階とを含む事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項のいずれかによる方法。 8、「樹脂」留分と「アスファルテン」留分とを沈殿さ
    せるために使用される軽質溶媒は、段階(a′)から循
    環させられる軽質溶媒と、「樹脂」留分から3炭素原子
    炭化水素の優先的蒸発によって重質溶媒を分離する際に
    得られた軽質溶媒との組合わせによって得られ、 前記の蒸発は、前記の軽質溶媒と、重質溶媒より重質の
    溶媒とを生じ、この超重質溶媒は、第1段階から得られ
    た「樹脂」留分と「アスファルテン」留分との混合部分
    中の軽質溶媒と共に第2段階において使用される重質溶
    媒を再構成するために使用される事を特徴とする特許請
    求の範囲第7項による方法。 9、a)第1段階に使用される軽質溶媒は、20乃至8
    0体積%の3炭素原子の炭化水素と、20乃至80体積
    %の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素
    とを含有し、好ましくは30乃至70体積%の少なくと
    も一種の3炭素原子の炭化水素と、30乃至70体積%
    の少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素と
    を含有し、 b′)第2段階に使用される重質溶媒は、5乃至30体
    積%の3炭素原子の炭化水素と、70乃至95体積%の
    少なくとも5炭素原子の少なくとも一種の炭化水素とを
    含有し、好ましくは10乃至25体積%の3炭素原子の
    炭化水素と、75乃至90体積%の少なくとも5炭素原
    子の少なくとも一種の炭化水素とを含有する事を特徴と
    する特許請求の範囲第7項乃至第8項のいずれかによる
    方法。 10、3炭素原子の炭化水素と少なくとも5炭素原子の
    炭化水素は、それぞれプロパンおよびペンタンである事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれ
    かによる方法。 11、3炭素原子の炭化水素と少なくとも5炭素原子の
    炭化水素は、それぞれプロパンおよびヘキサンである事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれ
    かによる方法。 12、第1項乃至第11項のいずれかによる方法を実施
    して同時的に得られた「アスファルテン」留分、[樹脂
    」留分および脱アスファルト処理された油相。
JP62117238A 1986-05-15 1987-05-15 重質炭化水素装入物の脱アスファルト処理法 Expired - Lifetime JP2525409B2 (ja)

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