JPS62272159A - 光電圧センサ - Google Patents

光電圧センサ

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JPS62272159A
JPS62272159A JP61115829A JP11582986A JPS62272159A JP S62272159 A JPS62272159 A JP S62272159A JP 61115829 A JP61115829 A JP 61115829A JP 11582986 A JP11582986 A JP 11582986A JP S62272159 A JPS62272159 A JP S62272159A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
beams
crystal plate
light
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP61115829A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Norimatsu
乗松 正明
Hiroki Nakajima
啓幾 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔概要〕 第1の複屈折性結晶板で分離された常光線と異常光線を
電気光学素子を透過させた後、第2の複屈折性結晶板を
透過させることで、再度常光線と異常光線に分離し、そ
のうちの両端の2つの非合成ビーム同士を合成して利用
することで、電圧測定の信頼性を向上させる。
〔産業上の利用分野〕
電力を安定供給するには、常時電圧を検出し監視する必
要があるが、従来の機械的または電気的な電圧センサに
対し電気光学素子を利用する光電圧センサが注目されて
いる。これは、無誘導性、高絶縁性などの優れた特性を
有するためである。
すなわち光による電圧の測定は、従来の方法に比べて安
全性が高く、かつ被測定物に対する影響が小さいという
利点がある。本発明は、このような長所を有する電気光
学的な電圧測定装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は本発明の出願人が特願昭60−181064号
として提案した光電圧センサの構成を示す。図中l、2
.3.4.5が偏光系を構成する偏光素子、Fl、P2
がそれぞれ入力用および出力用の光ファイバー、Rがシ
リンドリカル・レンズである。また直交座標軸x、y、
zは、z軸を光の進行方向、y軸およびy軸をそれぞれ
z軸に直角な水平方向および鉛直方向とし、これは第5
図以下でも同様とする。
第5図は偏光系の構成を示し、第6図から第9図はそれ
を構成する各偏光素子の構成を示す。偏光素子1および
5は、−軸異方性結晶であるルチル(Ti(h)の単結
晶板を、結晶軸C(破線矢印)が第6図(a)の状態と
なるように平板状に切り出したものであり、したがって
以下では素子l、5をそれぞれ「第1ルチル平板」 「
第2ルチル平板」と称する。このようなルチル平板は、
光が第6図(blに示す如く入射した場合、入射光を複
屈折させて常光と異常光に分離する機能を有することは
周知である。本発明は、このようなルチル平板を用いて
偏光子および検光子を構成するものである。
偏光子2は1/4波長板であり、第1ルチル平板1とA
波長板2とは、それらの結晶軸Cが第7図に示す関係と
なるように、つまり第4図または第5図のx−y平面内
で見て45°の角度をなすように組合わされる。これに
より第1ルチル平板1への入射光は、それの偏光分離機
能によって直線偏光となり、更に冥波長板2を透過して
円偏光となる。
したがって以下では、第1ルチル平板1とA波長板2を
一緒にして「偏光子」と称する。
第8図は検光子として機能する2波長板4と第2ルチル
平板5とを示す斜視図で、以下では両者を一緒にして「
検光子ANJと称する。
この図において、偏光素子を構成する2波長板4が、そ
の結晶軸Cと水平方向とのなす角θ。は、最大感度が得
られる角度である。
次に偏光素子3は、印加電圧の値によって透過率の異な
る電気光学素子であり、酸化ケイ素ビスマスBi+zS
i(h。(BSO)または酸化ゲルマニウムビスマスB
 i + zGeO□。(BGO)の単結晶を、結晶軸
Cが第9図に示す方向となるように切り出した平板状の
ものである。したがって以下では、素子3を「BS0素
子」と称する。BSO素子3の表裏両面には、第4図の
ように被測定電圧印加用の電極6.6が設けられている
以上の偏光素子1.2.3.4.5は、第4図、第5図
および第10図に示すように光進行方向2に沿って順に
並べられる。第10図に示すように、BSO素子3は、
結晶軸Cが水平方向Xに対し45゜となるように配置さ
れ、そして偏光素子(第1ルチル板)lは、結晶軸Cが
水平方向Xに平行となるように、またA波長板2の結晶
軸Cは、水平方向Xに対し?”45°となるように配置
されている。
一方、検光子へN(Vz波長板4、第2ルチル板5)は
、光電圧センサの最大感度が得られるような最適方位に
設定される。ここで「検光子ANの方位」とは、検光子
ANを構成している2波長板4の検光子軸Cの方向であ
り、第10図にはそれが偏光素子1の結晶軸の方向つま
り水平方向Xとなす角をθで示しである。
さて、第4図、第5図および第10図を参照するに、入
力用光ファイバーFlからの出射光は、シリンドリカル
・レンズR(以下単に「レンズ」と略す)で平行ビーム
となり、偏光素子1で常光線B1と異常光線B2に偏光
分離され、そしてA波長板2で直線偏光から円偏光に変
換され、レンズRによってBSO素子3の端面に集光さ
れる。この円偏光は、BSO素子3の電気光学効果およ
び旋光性によって楕円偏光Bjo % B2oに変えら
れ、レンズRで平行ビームとなって検光子ANを通過し
た後、更にレンズRで光ファイバーF2に集光される。
この光ファイバーF2からの出力光の強度により、電圧
値が得られる。
上記構成において、第1の複屈折性結晶板1は、その複
屈折性によって入射光を常光線と異常光線の2つの偏光
成分に偏光分離して直線偏光を得る偏光子として機能す
る。これらの直線偏光は、次のA波長板2によって、互
いに直交する円偏光B1、B2に変えられて、電気光学
素子3に入射され、電気光学素子3の有する旋光性と電
気光学効果(複屈折性)によって、電気光学素子3に印
加される電圧(電界)に応じた楕円偏光Blo 、、 
B2oに変えられる。一方2波長板4は、第2複屈折性
結晶板5のC軸を光学的に回転するもので、2波長板4
と第2の複屈折性結晶板5とで検光子として機能し、こ
の検光子により、電圧に対する透過光量の変化が最大と
なる方位の直線偏光を取り出し、第2の複屈折性結晶板
5により合成される。その結果、検光子からの出射光の
強度によって、電気光学素子3への印加電圧を計測する
ことができる。
すなわち電気光学素子3は、第11図のように、印加電
圧によって透過率が異なるため、検光子からの出射光の
強度によって、印加電圧の値がわかる。
このように電気光学素子を使用する構成によれば、電気
光学的に印加電圧を測定できる。また偏光子および検光
子に複屈折性結晶板を用いたことにより、偏光プリズム
を用いた従来の場合に比べて光透過損失が少なく、した
がって高感度を実現できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで第2の複屈折性結晶板5からの出射光を導く光
ファイバーF2が損傷する等の異常が発生した場合は、
正確な測定が不可能となる。また光ファイバーF2の修
理中などに、測定不能となる場合ある。不測の事故に対
する安全性を確保するためにも、予備の光フアイバーケ
ーブルを準備しておくことが望まれる。
本発明の技術的課題は、従来の光電圧センサにおけるこ
のような問題を解消し、検出用の光ファイバーF2の系
はかに、更に予備の検出手段を設置可能とすることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明による光電圧センサの基本原理を説明す
る図である。第1の複屈折性結晶板1、A波長板2、電
気光学素子3、各波長板4および第2の複屈折性結晶板
5の順に光進行方向に配置され、これらをビームが透過
する構成になっている。本発明では、このような光電圧
センサにおいて、第2の複屈折性結晶板5から出射する
3つのビームB11 、Bcl 、B22のうち、両端
の2つの非合成ビーム811と822を合成する光学系
を配置して、合成光Bc2を出射することで、2つの出
力ビームBc1、BO2が得られるような構成となって
いる。この図においては、両端の2つのビームを合成す
る光学系として、片方のビームを反射するミラー7と、
該ミラー7からの反射光と他方のビームとを合成するビ
ームスプリッタ8が例示されているが、これに限定され
るものではない。
〔作用〕
電気光学素子3を透過した常光線Bloと異常光線B2
oは、第2の複屈折性結晶板5によって、更に常光線と
異常光線とに分離され、計4本のビーム811.812
.821 、B22が発生する。ところが常光線Blo
から2分した異常光線B12 、異常光線B2oから2
分した常光線B21とは、第2の複屈折性結晶板5で合
成され、これが本来の検出ビームBcl となって、光
ファイバーF2でガイドされ、検出される。
ところで、常光線Bloから2分した常光線B11と、
異常光線B2oから2分した異常光線B22とは、第2
の複屈折性結晶板5で合成されず、かつ従来はこれらの
ビームは有効に活用されていない。ビームBlo 5B
2oの同じ直線偏光成分の光量の電圧変化に対する変化
の割合の符号は逆になる。また同じビームでも、常光線
と異常光線でも、符号は逆になる。したがって常光線B
loの常光成分811と異常光線B2oの異常光線B2
2、また常光線Bl。
の異常光成分B12と異常光線B2oの常光成分B21
との符号は同じとなるので、これらを合成すれば電圧の
変化に対する光量変化を大きくできる。このうち後者は
、第4図で説明したとおり、第2の複屈折性結晶板5で
合成されるが、前者はミラー7と偏光ビームスプリンタ
8などの光学系で合成される。すなわち本発明では、こ
のように従来活用されていなかったビームを、光学系7
.8で1本に合成し、別の光ファイバーF3でガイドし
検出することで、予備の検出手段としている。光学系7
.8がそれぞれミラーとビームスプリフタであるとする
と、ミラー7で異常光線B22を90°変化させて偏光
ビームスプリッタ8に入射することで、常光線B11と
合成される。そのため、正規の検出用光ファイバーF2
に異常が発生したりした場合は、予備の光ファイバーF
3を利用することで、測定を中断することなく行なうこ
とができる。
〔実施例〕
次に本発明による光電圧センサが実際上どのように具体
化されるかを実施例で説明する。第1図においては、レ
ンズ系が省略されているが、透過するビームの断面形状
などに応じて、適当なレンズが使用されることは、第4
図にも示すとおりである。
電気光学素子3としては、第2図(al (blのよう
な構成も可能である。第4図の電気光学素子3は、電極
6.6がビームの進行方向と平行になっている横型構成
である。これに対し、第2図(a)の電気光学素子は、
電極6.6がビームの透過方向と垂直になっており、縦
型構成となっている。このような縦型も可能であり、こ
の場合、両面の電極6.6としては、透明電極が使用さ
れる。
以上の電気光学素子は、BSOの単結晶から構成されて
いるのに対し、第2図(blの電気光学素子は、BSO
(またはBGO)の薄膜9とその両面に形成された例え
ばルチルのクラッド層10、lOとから成る積層構造に
なっている。この積層型の電気光学素子も、縦型にもで
きることはいうまでもない。
また第1図におけるミラー7とビームスプリ7り8を入
れ換えて、第3図のように、異常光線B20から分離さ
れた異常光線B22側で、2ビームを合成することも可
能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、2出力の内1出力をモニ
ターとして利用可能なため、センサが動作しているかを
簡単に確認できる。また、出力ファイバF2、F3の内
1本が破損しても、他の出力ファイバを用いて電圧測定
を続行できるため、異常事態に対しても充分対応でき、
信頼性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光電圧センサの基本原理を説明す
る図、第2図は電気光学素子の他の実施例を示す図、第
3図は光電圧センサにおける2ビ一ム合成手段の他の実
施例を示す図、第4図は従来の光電圧センサの構成を示
す図、第5図は偏光系の構成を示す図、第6図はルチル
板の形状および偏光分離機能を示す図、第7図は第1ル
チル板とA波長板の組み合わせを示す図、第8図は2波
長板と第2ルチル板の組み合わせを示す図、第9図はB
SO素子の形状を示す図、第10図は各偏光素子の方位
を示す斜視図、第11図は電気光学素子の透過率−印加
電圧特性を示す図である。 図において、1は第1の複屈折性結晶板(第1のルチル
板)、2はA波長板、3は電気光学素子(BSO素子)
、4は2波長板、5は第2の複屈折性結晶板(第2のル
チル板)、7はミラー、8は偏光ビームスプリッタ、B
1、Blo 、 811 、B21は常光線、B2、B
2o 、 B12.822は異常光線をそれぞれ示す。 ネを遺(の、ンNq圧、センサのイY1]第5tfA (a)                (し)lし+
ル、11の升シ看qムメ肩訴に命(艷1(言り第6図 第7図 第8図 BSO壺今eS状゛ 第9図 第11図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、第1の複屈折性結晶板(1)、1/4波長板(
    2)、電気光学素子(3)、1/2波長板(4)および
    第2の複屈折性結晶板(5)の順に光進行方向に配置し
    てビームを透過させる光電圧センサにおいて、 第2の複屈折性結晶板(5)から出射する3つのビーム
    (B11)、(Bc1)、(B22)のうち、両端の2
    つの非合成ビーム(B11)と(B22)を合成する光
    学系を配置して、合成光(Bc2)を出射することで、
    2つの出力ビームが得られるように構成したことを特徴
    とする光電圧センサ。
  2. (2)、前記の第1および第2の複屈折性結晶板がいず
    れもルチル(TiO_2)の単結晶板であることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の光電圧センサ。
JP61115829A 1986-05-20 1986-05-20 光電圧センサ Pending JPS62272159A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5036270A (en) * 1989-08-15 1991-07-30 Victor Company Of Japan, Ltd. Apparatus for detecting electrostatic surface potential
JP2003110190A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Furukawa Electric Co Ltd:The レーザモジュール
CN116222632A (zh) * 2023-05-10 2023-06-06 武汉中科锐择光电科技有限公司 一种基于双折射晶体的光纤扫频干涉器件

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