JP2003110190A - レーザモジュール - Google Patents

レーザモジュール

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JP2003110190A JP2001303731A JP2001303731A JP2003110190A JP 2003110190 A JP2003110190 A JP 2003110190A JP 2001303731 A JP2001303731 A JP 2001303731A JP 2001303731 A JP2001303731 A JP 2001303731A JP 2003110190 A JP2003110190 A JP 2003110190A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い波長間隔で波長ロッキングが可能で、か
つ光部品の組み込みが容易なレーザモジュールを提供す
る。 【解決手段】 半導体レーザ素子20と、半導体レーザ
素子20から出力された光の波長変化を検出する波長モ
ニタ部と、これら半導体レーザモジュールと波長モニタ
部とを収納するパッケージ101とを備え、波長モニタ
部には所定波長の光を選択的に透過する光フィルタ52
を有するレーザモジュール200において、光フィルタ
52は、屈折率2.3以上の共振部を用いたファブリペ
ローエタロンで構成されているレーザモジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信器に利用さ
れる半導体レーザモジュール、特に波長分割多重(WD
M:Wavelength Division Multiplexing)システムに利
用される光信号送信用のモジュール内部に波長モニタを
内蔵するレーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度WDM光伝送システムが発
展している。該システムでは50GHz,25GHz
と、光信号の波長間隔が非常に狭くなってきているの
で、光信号同士のクロストークを防止するためには信号
光源となるレーザモジュールにおいて、出力される光信
号に非常に高い波長安定性が要求される。
【0003】光信号の波長安定化を実現する技術とし
て、波長モニタ部を設け、光信号の波長をモニタし、常
にそれを一定に保つ(以下、波長ロッキングする、とい
う)レーザモジュールが知られている。波長モニタ部
は、半導体レーザ素子から出射された光を2以上に分岐
し、少なくとも一方を、所定波長の光を選択的に透過す
る光フィルタ内を透過させ、それぞれ光検出器で検出
し、互いに比較することにより、波長を検知する。
【0004】ここで波長モニタ部で使用される光フィル
タは、ファブリペローエタロンで構成される。ファブリ
ペローエタロンは、図12に示すように、共振器長Lを
有する共振部1の両側に、例えば誘電体多層膜からなる
ミラー2を形成し、該ミラー2間における光のファブリ
ペロー共振により、図13のような波長弁別曲線によっ
て示される波長対光透過率特性を得るものである。
【0005】図13に示すように、ファブリペローエタ
ロンは、光信号の波長間隔Δλと同じ周期を持った波長
弁別曲線となるよう設計される必要がある。これまで、
前記共振部1は入手容易で安価なSiO2で形成された
ものを使用するのが一般的であった。例えば50GHz
の周期の波長弁別曲線のファブリペローエタロンを上記
SiO2で構成するためには、共振器長2mmが必要と
され、25GHzの周期の場合には共振器長4mmが必
要とされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし現状、レーザモ
ジュールのパッケージ内部は縦19mm×横8mm程度
のスペースしかない。この形状は現在の技術標準に基づ
いて規定されており、将来的には種々変更される可能性
があるものの、レーザモジュールの小型化の要望は強い
ので、上記のサイズからかけ離れてパッケージが大型化
する可能性は少ない。
【0007】しかるに該スペース内に半導体レーザ素
子、波長モニタ部、光を光ファイバに入射させるための
レンズ等の光部品を収納する必要があるところ、狭い波
長間隔における波長ロッキングを行う場合に、ファブリ
ペローエタロンの共振部1としてSiO2を用いたので
は、パッケージ内に光部品が納まりきれなくなり、もし
納まったとしてもレーザモジュールへの光部品組み込み
時に光部品同士の接触などの可能性が高かった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、狭い波長間隔で波長ロッキングが可能であり、かつ
光部品の組み込みが容易なレーザモジュールを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子から出
力された光の波長変化を検出する波長モニタ部と、これ
ら半導体レーザモジュールと波長モニタ部とを収納する
パッケージとを備え、前記波長モニタ部には所定波長の
光を選択的に透過する光フィルタを有するレーザモジュ
ールにおいて、前記光フィルタは、屈折率2.3以上の
共振部を用いたファブリペローエタロンで構成されてい
ることを特徴とするレーザモジュールである。
【0010】上記本発明のレーザモジュールにおいて、
前記光フィルタの共振部はBi12GeO20で形成されて
いてもよい。上記本発明のレーザモジュールにおいて、
前記光フィルタの共振部はシリコン(Si)で形成され
ていてもよい。上記本発明のレーザモジュールにおい
て、前記半導体レーザ素子の前方出射端面から出力され
た光を受光し伝送する光ファイバがパッケージ端部に取
り付けられていてもよい。
【0011】上記本発明のレーザモジュールにおいて、
前記半導体レーザ素子の後方出射端面から出力された光
の波長が前記波長モニタ部によって検出される構成であ
ってもよい。上記本発明のレーザモジュールにおいて、
前記波長モニタ部は、前記半導体レーザ素子の後方光を
2方向に分岐させるプリズムと、前記プリズムによって
分岐された一方の光を受光する第1の光検出器と、前記
プリズムによって分岐された他方の光を入射する前記光
フィルタと、前記光フィルタを透過した光を受光する第
2の光検出器と、を備え、前記第1の光検出器による検
出結果と前記第2の光検出器による検出結果に基づいて
前記半導体レーザ素子から出力されたレーザ光の波長変
化を検出するものであってもよい。
【0012】上記本発明のレーザモジュールは、前記半
導体レーザ素子の前方出射端面から出力された光を前記
光ファイバに入射させる第1レンズ、第2レンズを有す
るものであってもよい。上記本発明のレーザモジュール
は、第1レンズ、第2レンズの間に光アイソレータを有
するものであってもよい。
【0013】上記本発明のレーザモジュールにおいて、
前記光フィルタの温度変化を検出する温度検出部を有
し、光フィルタの温度が一定となるように温度制御を行
ってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるレーザモ
ジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。後述する本実施形態例のレーザモジュー
ルに使用される光フィルタは、従来同様、図12に示し
たファブリペローエタロンで構成されている。
【0015】ただしその共振部1は屈折率2.3以上の
材質、すなわちSiO2(屈折率1.5)よりも屈折率
が高い材質で構成されている点が従来と異なる。例えば
Si(屈折率3.5)、Bi12GeO20(屈折率2.3
9)等が好適である。共振部1をこのような材質で構成
した場合、非常に短い共振器長Lで狭い波長間隔Δλの
光フィルタを構成することができる。
【0016】表1は、波長間隔Δλと共振器長Lとの関
係を、本実施形態例の光フィルタにおいてSiやBi12
GeO20を使用した場合と、従来技術のようにSiO2
を使用した場合とで比較したものである。
【0017】
【表1】
【0018】この表において同じ波長間隔Δλにおいて
比較すると分かるように、SiやBi12GeO20を使用
した場合には、SiO2を使用した場合の約半分近くま
で共振器長Lを短くすることができる。とくにBi12
eO20は、(1)温度に対する波長対光透過率特性の安
定性が高い、(2)光に対する透明度が非常に高くわず
かな光量でも波長モニタが可能である、(3)安価、
(4)結晶異方性がないため、結晶方位による配置制限
がない、という特徴を持ち、狭い波長間隔Δλでの波長
ロッキングを行う光フィルタの共振部1として非常に好
ましい。
【0019】またSiは光学材料として非常に一般的
で、容易に入手可能である点で好ましい。このように高
い屈折率を持った光フィルタを用いた場合の、50GH
z,25GHzといった波長間隔Δλで波長ロッキング
を行うレーザモジュールの構成例について以下に説明す
る。
【0020】(レーザモジュールの構成例1)レーザモ
ジュールの構成例1について説明する。図1は、このレ
ーザモジュールのレーザ出射方向における側面断面図で
あり、図2はその上面断面図である。図1、図2に示す
レーザモジュール200は、半導体レーザ素子20から
出射したレーザ光を受光し伝送する光ファイバ11を有
する。光ファイバ11の先端部は、フェルール12によ
って保持した状態でパッケージ101のレーザ出射方向
側端部の筒状部分101aの端面にスリーブ13を介し
て固定されている。
【0021】また、パッケージ101の底面上には、第
1サーモモジュール63と第2サーモモジュール64が
近接されて配置されている。第1サーモモジュール63
と第2サーモモジュール64は、通電させる電流の大き
さおよび向きによってその表面の加熱および冷却が可能
な装置であり、ペルチェ素子等で構成される。第1サー
モモジュール63上には、CuW等で作製されたベース
30が載置され、さらにその上に、半導体レーザ素子2
0が搭載されたサブマウント34と、半導体レーザ素子
20の前側端面から出力されたレーザ光を平行光にする
平行レンズ33と、光ファイバ11側からの反射戻り光
を阻止するための光アイソレータ32と、半導体レーザ
素子20の後側端面から出力されたモニタ用のレーザ光
を平行にする平行レンズ35と、が設けられる。
【0022】またパッケージ101のレーザ出射方向側
端部の筒状部分101aには前記平行光を光ファイバ1
1に結合する集光レンズ36が収納固定されている。一
方、第2サーモモジュール64上には、CuW等で作製
されたベース50が載置され、さらにその上に、半導体
レーザ素子20の後側端面から出力されたモニタ用のレ
ーザ光を所定の角度で2方向に分岐させるプリズム51
と、プリズム51によって分岐された光の一方を入射す
る光フィルタ52と、サブマウント53とが設けられ
る。また、サブマウント53の前面(レーザ出射方向
面)には、プリズム51によって分岐された光の他方を
受光する第1光検出器41と、光フィルタ52を透過し
た光を受光する第2光検出器42とが、同一平面上に設
けられている。なお、第1光検出器41および第2光検
出器42としては、フォトダイオードが用いられる。
【0023】また、光フィルタ52の近傍には、光フィ
ルタ52の温度を検出するサーミスタ54が設けられて
いる。以下、半導体レーザ素子20から出射したレーザ
光をモニタする光学部品(例えばここでは平行レンズ3
5、プリズム51、光フィルタ52、第1光検出器4
1、第2光検出器42、サーミスタ54)を波長モニタ
部と称する。
【0024】このレーザモジュール200では、上記し
た構成において、半導体レーザ素子20の前側端面から
出力されたレーザ光は平行レンズ33、光アイソレータ
32、集光レンズ36を介して光ファイバ11に伝送さ
れ、信号光として所望の用途に利用される。光アイソレ
ータ32により反射戻り光が防止されていることによ
り、半導体レーザ素子20のレーザ発振は安定に保たれ
ている。
【0025】以下に、このレーザモジュール200にお
ける温度制御について説明する。まず、半導体レーザ素
子20の後側端面から出力されたモニタ用のレーザ光
は、平行レンズ35を経て、プリズム51によって2方
向に分岐される。プリズム51によって分岐された一方
の光は、第1光検出器41によって電流に変換され、図
示しない電流−電圧変換部によって参照電圧として用い
られる。
【0026】また、プリズム51によって分岐された他
方の光は、光フィルタ52を通過し、第2光検出器42
によって電流に変換され、図示しない電流−電圧変換部
によって信号電圧として用いられる。よって、所望の波
長の光が光フィルタ52を経ることで得られる信号電圧
と、上記参照電圧との差分を基準電圧差とすると、実際
の参照電圧と信号電圧との電圧差を上記した基準電圧差
と比較することにより、波長のずれがわかることにな
る。なお電圧差ではなく電圧比を用いて波長のずれを検
出することもできる。
【0027】この波長のずれは、半導体レーザ素子20
を温度変化させることで補正できるので、そのずれを補
正するには、半導体レーザ素子20下部のサブマウント
34を温度調節(冷却または加熱)すればよい。そこ
で、上記比較によって得られた波長のずれを示す電圧
を、図示しない制御部によって、第1サーモモジュール
63の温度を制御する制御電圧として用い、第1サーモ
モジュール63を温度調節器として動作させる。これに
より、半導体レーザ素子20は、第1サーモモジュール
63、ベース30およびサブマウント34を介して温度
調節され、波長変化を抑制するように、すなわち所望の
波長のレーザ光が出力されるようにフィードバック制御
される。
【0028】ファブリペローエタロンで形成された光フ
ィルタ52は、温度に依存して特性が変化するため、そ
の温度を一定にしておくことが好ましい。そこで、図示
しない制御部は、所望の温度とサーミスタ54によって
検出された温度との差分を演算し、その差分に相当する
電圧を制御電圧として第2サーモモジュール64の温度
を制御する。これにより、光フィルタ52は、第2サー
モモジュール64およびベース50を介して加熱または
冷却され、所望の温度に安定する。
【0029】このような動作により半導体レーザ素子2
0から出力されるレーザ光の波長が一定に保たれる。以
上の説明で分かるように、図1、図2に示すレーザモジ
ュールは、半導体レーザ素子20から出射されるレーザ
光の光軸方向において、半導体レーザ素子20の前側端
部側、後側端部側のそれぞれに、とくに光軸方向に、非
常に多数の光部品を配置して構成されている。一例とし
て、各光部品の光軸方向の長さは以下のとおりである。
【0030】 平行レンズ33 1mm 光アイソレータ32 3mm 集光レンズ36 4mm サブマウント34 2mm 平行レンズ35 2mm プリズム51 2mm サブマウント53 2mm
【0031】よって従来技術のようにSiO2からなる
共振部1で光フィルタ52を構成した場合には、狭い波
長間隔Δλで、かつ既存のパッケージサイズで該レーザ
モジュールを構成しようとすると、光フィルタ52の共
振器長が長く、他の光部品の分の配置スペースを占有し
てしまうので、光部品同士が接触する可能性がある。こ
れに対し屈折率2.3以上の共振部1を用いた場合に
は、その共振器長LをSiO2の場合の約半分あるいは
それ以下と短くすることができるため、既存のレーザモ
ジュール用のパッケージ101を用いて狭い波長間隔Δ
λで波長ロッキングを行う場合であっても、各光部品同
士の間隔に余裕ができ、各光部品の組み込みを容易にす
ることができる。
【0032】またレーザモジュールの構成例1では、波
長モニタ部を、ビームスプリッタの一種であるプリズム
51と、サブマウント53の同一平面上に配置された第
1光検出器41および第2光検出器42とを含む構成と
している。プリズムは、2つの傾斜面により1つのレー
ザ光を2分岐する単純な構成であり、傾斜面同士の角度
設定により、レーザ光の分岐角度を任意に設定できるた
め、他のビームスプリッタに比べ、波長モニタ部の小型
化が可能である。但し、プリズム51に替えて他のビー
ムスプリッタ、例えばハーフミラーを配置し、そのハー
フミラーにおける透過光と反射光をそれぞれ別サブマウ
ント上に設けられた第1光検出器41および第2光検出
器42で受光するようにしてもよい。
【0033】さらに図3に示すように、第1サーモモジ
ュール63,第2サーモモジュール64上にあった光学
部品を全て第1サーモモジュール63上に配置する構成
とすれば、さらにレーザモジュールの小型化に有利であ
る。
【0034】(レーザモジュールの構成例2)次にレー
ザモジュールの構成例2について説明する。図4は、こ
のレーザモジュールのレーザ出射方向における側面断面
図である。なお、図4において、図1と共通する部分に
は同一の符号を付してその説明を省略する。図4に示す
レーザモジュール100では、パッケージ101の底面
上に第1サーモモジュール61のみが配置される点と、
光アイソレータ32を設置するベース31、第2サーモ
モジュール62および波長モニタ部を構成するベース5
0が第1サーモモジュール61上に設けられる点と、第
2サーモモジュール62上に半導体レーザ素子20と平
行レンズ33,35が配置される点が、図1に示すレー
ザモジュール200と異なる。
【0035】図5は、レーザモジュール100のレーザ
出射方向における上面断面図である。図5に示すよう
に、サブマウント34上には、半導体レーザ素子20に
加えて、その半導体レーザ素子20の温度を計測するサ
ーミスタ21が設けられる。また、波長モニタ部に位置
するサブマウント53の前面(レーザ出射方向面)に
は、プリズム51によって分岐された光の他方を受光す
る第1光検出器41と、光フィルタ52を透過した光を
受光する第2光検出器42とが、同一平面上に設けられ
ている。
【0036】以下に、このレーザモジュール100にお
ける温度制御について説明する。図6は、該レーザモジ
ュールの動作を説明するための説明図である。なお、こ
こでは、光フィルタ52の温度を計測するためのサーミ
スタ54を第1サーミスタ54と称し、半導体レーザ素
子20の温度を計測するためのサーミスタ21を第2サ
ーミスタ21と称する。
【0037】まず、図6に示す第1制御部91は、第1
サーミスタ54から出力された信号を入力することで、
光フィルタ52の温度を検出する。そして、第1制御部
91は、所望の温度と第1サーミスタ54によって検出
された温度との差分を演算し、その差分に相当する電圧
を制御電圧として第1サーモモジュール61の温度を一
定に制御する。これにより、光フィルタ52は、第1サ
ーモモジュール61およびベース50を介して加熱また
は冷却され、上記した所望の温度に安定する。すなわ
ち、光フィルタ52の波長弁別特性を安定させることが
できる。
【0038】また、図6に示す第2制御部92は、第2
サーミスタ21から出力された信号を入力することで、
半導体レーザ素子20の温度を検出する。第2制御部9
2には、半導体レーザ素子20の温度と発振する波長と
の関係が記憶されており、利用者は所望の波長を選択し
て設定する。これにより、第2制御部92は、その所望
の波長に対応した温度となるように第2サーモモジュー
ル62を制御する。
【0039】一方、半導体レーザ素子20の後側端面か
ら出力されたモニタ用のレーザ光は、平行レンズ35を
経た後、プリズム51に異なる傾斜角度で形成された2
つの傾斜面に入射されることによって第1光検出器41
と第2光検出器42に向けて2方向に分岐される。プリ
ズム51によって分岐された一方の光は、第1光検出器
41によって電流に変換された後、図6に示す第2制御
部92に入力される。
【0040】また、プリズム51によって分岐された他
方の光は、光フィルタ52を通過した後、第2光検出器
42によって電流に変換され、図6に示す第2制御部9
2に入力される。第2制御部92では、第1光検出器4
1から入力された電流を電圧に変換し、参照電圧として
用い、第2光検出器42から入力された電流を電圧に変
換して、信号電圧として用いる。ここで、第2制御部9
2は、利用者によって選択された所望の波長に対して、
その波長の光が光フィルタ52を経ることで得られる信
号電圧と、その波長の光が発振される際の上記参照電圧
との差分を基準電圧差として記憶している。これによ
り、第2制御部92は、実際の参照電圧と信号電圧との
電圧差を上記した基準電圧差と比較することで、波長の
ずれを検出することができる。
【0041】そして、第2制御部92は、この波長のず
れを示す電圧に基づいて、第2サーモモジュール62の
温度を制御する。これにより、半導体レーザ素子20
は、第1サーモモジュール62、ベース30およびサブ
マウント34を介して冷却または加熱される。すなわ
ち、利用者によって選択された所望の波長に対して、波
長ロッキングが行なわれる。
【0042】また、図6に示す第3制御部93は、第1
検出器41から出力された信号に基づいて、レーザ出力
が一定となるように半導体レーザ素子20の注入電流を
制御する。つぎに、このレーザモジュールでの温度可変
性能について説明する。ここでは一例として、第1サー
モモジュール61および第2サーモモジュール62にお
いて制御可能な温度範囲を60℃とし、レーザモジュー
ルのケースの温度仕様として−5℃〜70℃を要求する
ものとする。この場合、第1サーモモジュール61によ
る温度可変範囲は10℃〜55℃となるため、第1制御
部91によって、光フィルタ52の温度、すなわち第1
サーモモジュール61の温度を例えば20℃に一定に保
つことは十分可能である。
【0043】この状態で、第2サーモモジュール62
は、下段の第1サーモモジュール61の温度が上記した
ように一定に制御されていることから、その温度可変範
囲を、従来に比べて飛躍的に広げることができる。例え
ば、上記例のように第1サーモモジュール61の温度が
20℃である場合、第2サーモモジュール62の温度可
変範囲は−40℃〜80℃となり、その幅は120℃に
まで及ぶ。これは、第2サーモモジュール62上に設け
られたサブマウント34を介して、半導体レーザ素子2
0の温度を120℃の範囲に亘って制御可能であること
を意味する。
【0044】半導体レーザ素子20の発振波長の温度依
存性が0.1nm/℃程度であることから、半導体レー
ザ素子20の波長可変範囲は、0.1nm×120℃=
12nmとなり、このレーザモジュールを適用するアプ
リケーションの範囲を広げることが可能になる。このよ
うなレーザモジュールの構成例2もレーザモジュールの
構成例1の場合と同様に多数の光部品を組み込む必要が
あるが、屈折率2.3以上の共振部1を用いた光フィル
タを用いているので、その共振器長LをSiO2の場合
の約半分あるいはそれ以下に短くすることができる。し
たがって既存のレーザモジュール用のパッケージ101
を用いて狭い波長間隔Δλで波長ロッキングを行う場合
であっても、各光部品同士の間隔に余裕ができ、各光部
品の組み込みを容易にすることができる。
【0045】レーザモジュールの構成例2によれば、温
度が一定に制御される第1サーモモジュール61上に光
フィルタ52を設けているので、光フィルタ52と光ア
イソレータ32の波長弁別特性を安定させることがで
き、より精確な波長ロッキングを実現することができ
る。また、温度が一定に制御された第1サーモモジュー
ル61上に第2サーモモジュール62を設けているの
で、第2サーモモジュール62の温度制御範囲を広げる
ことができ、その第2サーモモジュール62上にベース
30およびサブマウント34を介して設けられた半導体
レーザ素子20の波長可変範囲を広げることが可能にな
る。
【0046】なお図7に示すように、第2サーモモジュ
ール62を第1サーモモジュール61の中央付近に配置
することにより、第2サーモモジュール62で発生した
熱を下段の第1サーモモジュール61で均等に吸熱する
ことができ、これらサーモモジュールの性能を有効に利
用することができる。したがって、第1サーモモジュー
ル61における消費電力を低減させることができ、これ
は、同じ消費電力で温度可変範囲を広げること、すなわ
ち半導体レーザ素子20の発振波長の可変範囲を広げる
ことができるという効果をもたらす。
【0047】また第2サーモモジュール62上に設ける
部品を、半導体レーザ素子20が設けられたサブマウン
ト34のみにすることで、第2サーモモジュール62の
消費電力をも低減させることができる。
【0048】(レーザモジュールの構成例3)つぎに、
レーザモジュールの構成例3について説明する。レーザ
モジュールの構成例2が、半導体レーザ素子20の後側
端面から出力されたレーザ光を用いるように波長モニタ
部を構成したのに対し、レーザモジュールの構成例3
は、半導体レーザ素子20の前側端面から出力されたレ
ーザ光を用いるように波長モニタ部を構成したことを特
徴としている。
【0049】図8は、このレーザモジュールのレーザ出
射方向における側面断面図である。なお、図8におい
て、図4と共通する部分には同一符号を付してその説明
を省略する。図8に示すレーザモジュール140では、
第1サーモモジュール61上に、ベース80、第2サー
モモジュール64およびベース70が設けられている。
ベース80上には、サブマウント81が設けられ、その
サブマウント81の前面(レーザ出射方向面)には、半
導体レーザ素子20の後側端面から出力されたレーザ光
を受光する光検出器82が設けられている。
【0050】また、第2サーモモジュール64上には、
ベース37が配置され、そのベース37上には、半導体
レーザ素子20が設けられたサブマウント34と、半導
体レーザ素子20の前側端面から出力されたレーザ光を
光ファイバ11に結合する平行レンズ33とが設けられ
る。また、ベース70上には、光ファイバ11側から集
光の反射戻り光を阻止するための光アイソレータ32
と、サブマウント71と、サブマウント72とが設けら
れる。
【0051】図9は、このレーザモジュールのレーザ出
射方向における上面断面図である。図9に示すように、
サブマウント34上には、半導体レーザ素子20に加え
て、その半導体レーザ素子の温度を計測するサーミスタ
21が設けられる。また、波長モニタ部に位置するベー
ス70上には、光アイソレータ32を通過した光を透過
させるとともにその入射方向に対してサブマウント72
に向けて略90度に反射するハーフミラー78と、ハー
フミラー78を透過した光を透過させるとともにその入
射方向に対してサブマウント71に向けて略90度に反
射するハーフミラー77と、ハーフミラー78によって
反射された光を入射する光フィルタ75と、が設けられ
る。
【0052】サブマウント71の前面には、ハーフミラ
ー77によって反射された光を受光する第1光検出器7
3が設けられ、サブマウント72の前面には、光フィル
タ75を通過した光を受光する第2光検出器74が設け
られる。なお、第1光検出器73および第2光検出器7
4としてフォトダイオードが用いられる。このレーザモ
ジュール140における温度制御については、図6に示
す第1光検出器41および第2光検出器42がそれぞれ
上記した第1光検出器73および第2光検出器74に相
当し、レーザモジュールの構成例2で説明した温度制御
と同様に動作するのでここではその説明を省略する。な
お、図9においては図示していないが、図6に示す第1
サーミスタ54に相当するサーミスタが、光フィルタ7
5の近傍に配置される。
【0053】また、図8および図9において、光検出器
82は、半導体レーザ素子20の出力パワーをモニタす
るもので、その検出電流は、図6に示す第3制御部93
に入力される。以上に説明したとおり、レーザモジュー
ルの構成例3はレーザモジュールの構成例1,2と異な
り、波長モニタ部を、半導体レーザ素子20のレーザ出
射前面(光ファイバ11側)に配置しているが、やはり
多数の光部品を半導体レーザ素子20の光軸方向になら
べた構成になっている。したがって屈折率2.3以上の
共振部1を用いた光フィルタを用いることにより、その
共振器長LをSiO2の場合の約半分あるいはそれ以下
に短くすることができるため、既存のレーザモジュール
用のパッケージ101を用いて狭い波長間隔Δλで波長
ロッキングを行う場合であっても、各光部品同士の間隔
に余裕ができ、各光部品の組み込みを容易にすることが
できる。
【0054】またその他、光フィルタ52と光アイソレ
ータ32の波長弁別特性を安定させることができ、より
精確な波長ロッキングを実現することができる効果、半
導体レーザ素子20の波長可変範囲を広げることが可能
になる効果、プリズムを用いることによって波長モニタ
部の小型化が可能である効果、などレーザモジュールの
構成例1,2と同様の効果を得ることができる。
【0055】(レーザモジュールの構成例4)つぎに、
レーザモジュールの構成例4について説明する。このレ
ーザモジュールは、レーザモジュールの構成例2におい
て、第2サーモモジュールとその第2サーモジュールに
並置されるベース等との間に断熱性または絶縁性の遮蔽
部材を介在させることを特徴としている。
【0056】図10は、このレーザモジュールのレーザ
出射方向における側面断面図である。なお、図10にお
いて、図4と共通する部分には同一の符号を付してその
説明を省略する。また、図11は、このレーザモジュー
ルのレーザ出射方向における上面断面図である。なお、
図11において、図2と共通する部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0057】図10および図11において、それぞれ図
4および図2と異なるのは、第2サーモモジュール62
と波長モニタ部であるベース50との間に絶縁性または
/および断熱性を有する遮蔽部材95が介在固定されて
いる点である。例えば、遮蔽部材95を絶縁性の材料で
形成した場合には、第2サーモモジュール62とベース
50とが電気的に接触して短絡してしまうのを防止する
ことができる。また、遮蔽部材95を断熱性の材料で形
成した場合には、第2サーモモジュール62で発生した
熱が波長モニタ部であるベース50を介して光フィルタ
52に伝達されることによって光フィルタ52の波長対
光透過率特性が変動することを防止することができる。
【0058】なお、絶縁性の材料としては、ガラエポ
(ガラス繊維+エポキシ樹脂)、紙フェノール樹脂、ポ
リイミド、マイカ(雲母)、ガラス、エポキシ、ポリエ
チレン、テフロン(登録商標)などのセラミックや樹脂
を用いることができる。また、断熱性の材料としては、
ガラス繊維、セラミック繊維、ロックウール、発泡セメ
ント、中空ガラスビーズ、発泡ウレタン、発泡ポリスチ
レンなどの多孔質体を用いることができる。さらに、遮
蔽部材95としては、絶縁性と断熱性をともに有する材
料が好ましいが、上記した材料はほとんどの場合、両特
性を有する。
【0059】なお、上記した遮蔽部材95は、さらに、
光アイソレータ32が設けられるベース31と第2サー
モモジュール62との間に介在固定することもできる。
以上に説明したとおり、レーザモジュールの構成例4に
よれば、第2サーモモジュール62とその近傍に並置さ
れた部品との間に絶縁性または断熱性の部材を介在固定
するので、両者の電気的な短絡または不要な熱伝導を防
止することができ、信頼性の高い動作または第2サーモ
モジュールの消費電力の低減を実現することができる。
【0060】またレーザモジュールの構成例1によって
得られる効果に加え、さらに光部品の組み込みが容易と
なり、レーザモジュールの小型化に有利である。なお上
記した例では、図4の構成に対して遮蔽部材95を用い
る構成としたが、例えば図1の構成において第1サーモ
モジュール63と第2サーモモジュール64との間に部
材95を挟着固定することによってレーザモジュールの
小型化を図る等、他の構成に対しても同様に適用するこ
とができることは言うまでもない。
【0061】なお、各実施の形態では、ビームスプリッ
タの一例としてプリズムやハーフミラーを示したが、他
のビームスプリッタを用いることももちろん可能であ
る。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、屈折率2.3以上の共
振部1を用いたファブリペ−ロエタロンで構成されてい
る光フィルタを用いて波長モニタ部を構成することによ
り、狭い波長間隔で波長ロッキングが可能であり、かつ
光部品の組み込みが容易なレーザモジュールを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例1を示す側面断面図である。
【図2】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例1を示す上面断面図である。
【図3】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例1の変形例を示す側面断面図である。
【図4】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例2を示す側面断面図である。
【図5】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例2を示す上面断面図である。
【図6】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例2の動作を説明するための説明図である。
【図7】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例2の変形例を示す側面断面図である。
【図8】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例3を示す上面断面図である。
【図9】本発明の実施形態にかかるレーザモジュールの
構成例3を示す側面断面図である。
【図10】本発明の実施形態にかかるレーザモジュール
の構成例4を示す側面断面図である。
【図11】本発明の実施形態にかかるレーザモジュール
の構成例4を示す上面断面図である。
【図12】ファブリペローエタロンの構成図である。
【図13】ファブリペローエタロンによる波長弁別曲線
の一例であり、横軸は波長、縦軸は光透過率を示す。
【符号の説明】
1 共振部 2 ミラー 11 光ファイバ 12 フェルール 13 スリーブ 20 半導体レーザ素子 21,54 サーミスタ 30,31,37,50,70,80 ベース 32 光アイソレータ 33,35 平行レンズ 36 集光レンズ 41,42,73,74,82 光検出器 51 プリズム 34,53,71,72,81 サブマウント 52 光フィルタ 61,63 第1サーモモジュール 62,64 第2サーモモジュール 91 第1制御部 92 第2制御部 93 第3制御部 75 光フィルタ 77,78 ハーフミラー 95 遮蔽部材 100,120,140,170,200 レーザモジ
ュール 101 パッケージ 101a 筒状部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/022 H01S 5/022 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 DA03 DA04 DA05 DA06 DA15 DA36 DA38 2H042 CA06 CA17 2H048 GA04 GA13 GA24 GA48 GA51 GA62 5F073 AB27 AB28 AB30 BA01 EA03 EA04 FA02 FA06 FA14 FA25 GA12 GA13 GA14 GA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ素子と、 前記半導体レーザ素子から出力された光の波長変化を検
    出する波長モニタ部と、 これら半導体レーザモジュールと波長モニタ部とを収納
    するパッケージとを備え、前記波長モニタ部には所定波
    長の光を選択的に透過する光フィルタを有するレーザモ
    ジュールにおいて、 前記光フィルタは、屈折率2.3以上の共振部を用いた
    ファブリペローエタロンで構成されていることを特徴と
    するレーザモジュール。
  2. 【請求項2】 前記光フィルタの共振部はBi12GeO
    20で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    レーザモジュール。
  3. 【請求項3】 前記光フィルタの共振部はシリコンで形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ
    モジュール。
  4. 【請求項4】 前記半導体レーザ素子の前方出射端面か
    ら出力された光を受光し伝送する光ファイバがパッケー
    ジ端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のレーザモジュール。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザ素子の後方出射端面か
    ら出力された光の波長が前記波長モニタ部によって検出
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のレーザモジュール。
  6. 【請求項6】 前記波長モニタ部は、 前記半導体レーザ素子の後方光を2方向に分岐させるプ
    リズムと、 前記プリズムによって分岐された一方の光を受光する第
    1の光検出器と、 前記プリズムによって分岐された他方の光を入射する前
    記光フィルタと、 前記光フィルタを透過した光を受光する第2の光検出器
    と、 を備え、 前記第1の光検出器による検出結果と前記第2の光検出
    器による検出結果に基づいて前記半導体レーザ素子から
    出力されたレーザ光の波長変化を検出することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載のレーザモジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記半導体レーザ素子の前方出射端面か
    ら出力された光を前記光ファイバに入射させる第1レン
    ズ、第2レンズを有することを特徴とする請求項4に記
    載のレーザモジュール。
  8. 【請求項8】 第1レンズ、第2レンズの間に光アイソ
    レータを有することを特徴とする請求項7に記載のレー
    ザモジュール。
  9. 【請求項9】 光フィルタの温度変化を検出する温度検
    出部を有し、光フィルタの温度が一定となるように温度
    制御を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載のレーザモジュール。
  10. 【請求項10】 第一の温度調節部と、該第一の温度調
    節部上に固定された第二の温度調節部とを有し、第一の
    温度調節部上に前記波長モニタ部が固定され、第二の温
    度調節部上に前記半導体レーザが固定されていることを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のレーザモジ
    ュール。
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