JPS6235627B2 - - Google Patents
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- JPS6235627B2 JPS6235627B2 JP54113728A JP11372879A JPS6235627B2 JP S6235627 B2 JPS6235627 B2 JP S6235627B2 JP 54113728 A JP54113728 A JP 54113728A JP 11372879 A JP11372879 A JP 11372879A JP S6235627 B2 JPS6235627 B2 JP S6235627B2
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- JP
- Japan
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- light
- magneto
- optical
- optic
- measuring device
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Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気光学効果を用いた電流測定装置に
関するものであり、光フアイバの損失変動を補償
した測定精度の高い光学的電流測定装置を提供す
ることを目的としている。
関するものであり、光フアイバの損失変動を補償
した測定精度の高い光学的電流測定装置を提供す
ることを目的としている。
磁気光学効果を用いた電流測定法は非接触測定
が可能である他に長流大電流やインパルス等の測
定を行なうことができ、変電所等においてきわめ
て重要な測定装置となつている。
が可能である他に長流大電流やインパルス等の測
定を行なうことができ、変電所等においてきわめ
て重要な測定装置となつている。
第1図はこのような用途に従来開発された光学
的電流測定装置であり、電力線1に近傍して鉛ガ
ラスやYIG等のフアラデー材料6を配置し、光フ
アイバ2,2′、レンズ3,3′、偏光子4、検光
子5を通し低圧側の光源7の光を受光器8に導く
構成である。しかしながらこのような構成では光
源7の出力変動や熱圧力、引張り、曲がり等の外
因による光フアイバ2,2′の損失変動にともな
い測定精度が著しく低下するため何らかの解決策
が待たれている。光源の出力変動に対しては光出
力をモニタすることにより電気回路による補償が
可能であるのに対し、光フアイバの損失変動に対
する補償は一般に困難である。一方法として波長
の異なる2つの光を各々参照光と信号光として同
一フアイバ中を伝送させる補償法が提案されてい
るが、この方法では2種の光源と合波器、分波器
〓〓〓〓
等が必要となり装置の複雑化は避けられない。
的電流測定装置であり、電力線1に近傍して鉛ガ
ラスやYIG等のフアラデー材料6を配置し、光フ
アイバ2,2′、レンズ3,3′、偏光子4、検光
子5を通し低圧側の光源7の光を受光器8に導く
構成である。しかしながらこのような構成では光
源7の出力変動や熱圧力、引張り、曲がり等の外
因による光フアイバ2,2′の損失変動にともな
い測定精度が著しく低下するため何らかの解決策
が待たれている。光源の出力変動に対しては光出
力をモニタすることにより電気回路による補償が
可能であるのに対し、光フアイバの損失変動に対
する補償は一般に困難である。一方法として波長
の異なる2つの光を各々参照光と信号光として同
一フアイバ中を伝送させる補償法が提案されてい
るが、この方法では2種の光源と合波器、分波器
〓〓〓〓
等が必要となり装置の複雑化は避けられない。
したがつて本発明はフアラデー効果の非相反特
性に着目し光フアイバ伝送路の損失変動を同時に
補償し得る新しい光学的電流測定装置を提供する
ものである。
性に着目し光フアイバ伝送路の損失変動を同時に
補償し得る新しい光学的電流測定装置を提供する
ものである。
以下図面に基づき本発明を詳細に説明する。
第2図a,bは本発明の原理を説明するための
ものであり、同図aはフアラデー材料6の前後に
偏光子4と検光子5を配置したもので、磁界H9
の方向に進む順光線10と逆方向に進む光線11
の偏波面の回転を第2図bに示してある。偏光子
4の透過軸に対し検光子5の透過軸をα゜傾けて
配置し、磁界9によるフアラデー回転角をθ゜と
すると、順方向光線10、逆方向光線11の透過
率を各々T1、T2とするとMalusの法則より T1=cos2(θ−α) T2=cos2(θ+α) となる。第3図はα=45゜とした時の回転角θに
よる透過率T1、T2の変化を示したものであり、
回転角θにより順方向、逆方向透過率は0〜1ま
で周期的に変化する。したがつて光と平行な方向
の磁界による順方向、逆方向の透過率の比あるい
は差を検出することにより電流測定が可能となる
ことが分る。
ものであり、同図aはフアラデー材料6の前後に
偏光子4と検光子5を配置したもので、磁界H9
の方向に進む順光線10と逆方向に進む光線11
の偏波面の回転を第2図bに示してある。偏光子
4の透過軸に対し検光子5の透過軸をα゜傾けて
配置し、磁界9によるフアラデー回転角をθ゜と
すると、順方向光線10、逆方向光線11の透過
率を各々T1、T2とするとMalusの法則より T1=cos2(θ−α) T2=cos2(θ+α) となる。第3図はα=45゜とした時の回転角θに
よる透過率T1、T2の変化を示したものであり、
回転角θにより順方向、逆方向透過率は0〜1ま
で周期的に変化する。したがつて光と平行な方向
の磁界による順方向、逆方向の透過率の比あるい
は差を検出することにより電流測定が可能となる
ことが分る。
第4図は上記の原理に基づいた本発明の実施例
であり、電力線1に近接しフアラデー材料6を偏
光子4、検光子5、自己集束形レンズ12,1
2′等と組み合わせ配置し、光フアイバ2,2′を
用いて同一光路中を順方向と逆方向に同時に光を
伝送させるものである。すなわち、光源7からの
光をハーフミラー13により1:1に分岐し、こ
れをさらに逆方向光を分離するためのハーフミラ
ー14,15を通して各々光フアイバ2,2′に
導いている。光フアイバ2,2′に励振された順
方向光、逆方向光はフアラデー回転部において外
部磁界により変化を受けた後、再び同一光路の光
フアイバ2′,2を通りハーフミラー15,14
で各々分離し、受光器8,8′で検知している。
なお、第4図においてハーフミラーの代わりに光
フアイバ用方向性、結合器の使用も可能である。
本構成をとることにより、光フアイバ伝送路2,
2′における損失変動および光源7の出力変動を
補償できることを次に説明する。
であり、電力線1に近接しフアラデー材料6を偏
光子4、検光子5、自己集束形レンズ12,1
2′等と組み合わせ配置し、光フアイバ2,2′を
用いて同一光路中を順方向と逆方向に同時に光を
伝送させるものである。すなわち、光源7からの
光をハーフミラー13により1:1に分岐し、こ
れをさらに逆方向光を分離するためのハーフミラ
ー14,15を通して各々光フアイバ2,2′に
導いている。光フアイバ2,2′に励振された順
方向光、逆方向光はフアラデー回転部において外
部磁界により変化を受けた後、再び同一光路の光
フアイバ2′,2を通りハーフミラー15,14
で各々分離し、受光器8,8′で検知している。
なお、第4図においてハーフミラーの代わりに光
フアイバ用方向性、結合器の使用も可能である。
本構成をとることにより、光フアイバ伝送路2,
2′における損失変動および光源7の出力変動を
補償できることを次に説明する。
光源7の出力をI0+i(t)(i(t)は変動
分)、光フアイバの損失をL0+l(t)(l
(t)は変動分)とすると、受光器8,8′に入る
光パワーI1、I2は I1=I0+i(t)/4×T1×〔L0+l(t)〕 I2=I0+i(t)/4×T2×〔L0+l(t)〕 であり両式の比をとるととI1/I2=T1/T2とな
る。すなわち、光源7の出力変動や光フアイバ
2,2′の損失変動が生じても2つの出射光I1とI2
の比 I1/I2=cos2(θ−α)/cos
2(θ+α) をとることにより変動分はキヤンセルされ、フア
ラデー回転部のみにおける情報を検出することが
できる。ただし、第2図からも明らかなように出
力比I1/I2はα=0゜、90゜の時θによらず一定
であり、α=45゜の時最大に変化する。
分)、光フアイバの損失をL0+l(t)(l
(t)は変動分)とすると、受光器8,8′に入る
光パワーI1、I2は I1=I0+i(t)/4×T1×〔L0+l(t)〕 I2=I0+i(t)/4×T2×〔L0+l(t)〕 であり両式の比をとるととI1/I2=T1/T2とな
る。すなわち、光源7の出力変動や光フアイバ
2,2′の損失変動が生じても2つの出射光I1とI2
の比 I1/I2=cos2(θ−α)/cos
2(θ+α) をとることにより変動分はキヤンセルされ、フア
ラデー回転部のみにおける情報を検出することが
できる。ただし、第2図からも明らかなように出
力比I1/I2はα=0゜、90゜の時θによらず一定
であり、α=45゜の時最大に変化する。
第5図はフアラデー回転角θによる出力比I1/
I2の変化の概略であり、これにより電流値を求め
ることができる。
I2の変化の概略であり、これにより電流値を求め
ることができる。
第4図はハーフミラー13により光源7からの
光を2つに分岐することにより、往路と復路に常
時光を伝送する構成を示したが、この他に時間的
に往路と復路に光を切換える方法も有効であり、
この場合必要な光路切換えスイツチの簡単な構成
例を第6図a,bに示す。光源7、受光器8、光
フアイバ2,2′を図のように交差して配置し、
光路切換えミラー16を所定の時間周期で上下運
動させると、同図a,bに示すように往路と復路
に光を切換えることができる。ただし、第4図の
構成では透過出力比を求める場合、受光器8,
8′の各電気出力を割算器に通す必要があり、ま
た第6図の構成では受光器8の電気出力を光路切
換え時間に同期したサンプリングと割算処理を行
なう必要がある。
光を2つに分岐することにより、往路と復路に常
時光を伝送する構成を示したが、この他に時間的
に往路と復路に光を切換える方法も有効であり、
この場合必要な光路切換えスイツチの簡単な構成
例を第6図a,bに示す。光源7、受光器8、光
フアイバ2,2′を図のように交差して配置し、
光路切換えミラー16を所定の時間周期で上下運
動させると、同図a,bに示すように往路と復路
に光を切換えることができる。ただし、第4図の
構成では透過出力比を求める場合、受光器8,
8′の各電気出力を割算器に通す必要があり、ま
た第6図の構成では受光器8の電気出力を光路切
換え時間に同期したサンプリングと割算処理を行
なう必要がある。
ところで、第4図に示す装置は双方向に同一光
源の光を伝送させるために、光源の出力変動も補
償できる大きな特長を有しているが、ハーフミラ
ー13,14,15から構成される光分岐部の光
損失が避け難く、また光フアイバ2,2′の各端
面における反射光や光フアイバ2,2′とロツド
レンズ12,12′との接続面、ロツドレンズ1
2,12′と偏光子4、検光子5との接続面ある
〓〓〓〓
いは偏光子4、検光子5とYIG6との接続面等に
おける反射成分が検出精度を低下させることにな
り、各接続部の反射防止処理が必要でもある。
源の光を伝送させるために、光源の出力変動も補
償できる大きな特長を有しているが、ハーフミラ
ー13,14,15から構成される光分岐部の光
損失が避け難く、また光フアイバ2,2′の各端
面における反射光や光フアイバ2,2′とロツド
レンズ12,12′との接続面、ロツドレンズ1
2,12′と偏光子4、検光子5との接続面ある
〓〓〓〓
いは偏光子4、検光子5とYIG6との接続面等に
おける反射成分が検出精度を低下させることにな
り、各接続部の反射防止処理が必要でもある。
第7図はこのような反射防止処理を特に必要と
しない電流測定装置の構成を示す図であつて、双
方向に伝送させる光を順方向と逆方向で異なる波
長を用いるものである。すなわち、電力線1に近
接して自己集束形ロツドレンズ12,12′、偏
光子4、検光子5、YIG等のフアラデー回転物質
6を配置し、光フアイバ2,2′を用いて低圧側
に置いた光源系と受光系に光を導く構成であり、
波長λ2の光源20と波長λ2の光源21の光を
ダイクロイツクフイルタ22,23により各々λ
1、λ2の光だけを反射し、これを同一光路中を
互いに逆方向に光を伝送させ、受光端で同じダイ
クロイツクフイルタ22,23により各波長成分
を分離し各々受光器24,25で検知するもので
ある。本構成をとることにより光フアイバ2,
2′の損失変動を補償した高精度計測が可能であ
る。すなわち、光フアイバ2,2′の伝送損失L0
およびその変動分l(t)がほぼ等しくなるよう
に使用波長λ1、λ2を設定し、光源20,21
のダイクロイツクフイルタ22,23反射後の光
入力をI1、I2、光フアイバ2,2およびダイクロ
イツクフイルタ22,23の透過後の光出力を
J1、J2と表わすと、次式のようになる。
しない電流測定装置の構成を示す図であつて、双
方向に伝送させる光を順方向と逆方向で異なる波
長を用いるものである。すなわち、電力線1に近
接して自己集束形ロツドレンズ12,12′、偏
光子4、検光子5、YIG等のフアラデー回転物質
6を配置し、光フアイバ2,2′を用いて低圧側
に置いた光源系と受光系に光を導く構成であり、
波長λ2の光源20と波長λ2の光源21の光を
ダイクロイツクフイルタ22,23により各々λ
1、λ2の光だけを反射し、これを同一光路中を
互いに逆方向に光を伝送させ、受光端で同じダイ
クロイツクフイルタ22,23により各波長成分
を分離し各々受光器24,25で検知するもので
ある。本構成をとることにより光フアイバ2,
2′の損失変動を補償した高精度計測が可能であ
る。すなわち、光フアイバ2,2′の伝送損失L0
およびその変動分l(t)がほぼ等しくなるよう
に使用波長λ1、λ2を設定し、光源20,21
のダイクロイツクフイルタ22,23反射後の光
入力をI1、I2、光フアイバ2,2およびダイクロ
イツクフイルタ22,23の透過後の光出力を
J1、J2と表わすと、次式のようになる。
J1=K1I1T1〔L0+l(t)〕
J2=K2I2T2〔L0+l(t)〕
ここでK1、K2は光フアイバの励振効率、フイ
ルタの特性や各光学部品の接続効率等に関係する
定数であり、外部磁界と光フアイバの損失変動に
は無関係な値である。
ルタの特性や各光学部品の接続効率等に関係する
定数であり、外部磁界と光フアイバの損失変動に
は無関係な値である。
そこで両出力の比
J1/J2=K1I1cos2(θ1−α)/
K2I2cos2(θ2+α) をとることにより光フアイバの損失変動の項を相
殺しフアラデー回転部のみの変化を検知すること
ができる。第8図は外部磁界による透過出力光の
比の変化の様子を示す。したがつて受光器24,
25の電気出力を割算器26に通した後、表示装
置27に導く必要がある。また光源20,21と
して半導体レーザを用いる場合、モニタ出力をと
りそれを割算器26に入れ光源の出力変動を電気
回路的に補償する構成も考えられる。
K2I2cos2(θ2+α) をとることにより光フアイバの損失変動の項を相
殺しフアラデー回転部のみの変化を検知すること
ができる。第8図は外部磁界による透過出力光の
比の変化の様子を示す。したがつて受光器24,
25の電気出力を割算器26に通した後、表示装
置27に導く必要がある。また光源20,21と
して半導体レーザを用いる場合、モニタ出力をと
りそれを割算器26に入れ光源の出力変動を電気
回路的に補償する構成も考えられる。
具体的には光フアイバ2,2′として石英系の
ものを使用し、フアラデー回転材料6としてYIG
を用いた場合、λ1=1.20μmとλ2=1.22μm
のInGaAsP系の長波長半導体レーザを用いる
と、光フアイバの損失およびその変動はほとんど
等しく、YIGのフアラデー回転角θ1とθ2の差
はほぼ1%である。したがつて、割算器26にあ
らかじめ使用波長によるフアラデー回転角の差を
入力して補正しておくことにより光フアイバの損
失変動を補償した高精度電流計測が実現される。
ものを使用し、フアラデー回転材料6としてYIG
を用いた場合、λ1=1.20μmとλ2=1.22μm
のInGaAsP系の長波長半導体レーザを用いる
と、光フアイバの損失およびその変動はほとんど
等しく、YIGのフアラデー回転角θ1とθ2の差
はほぼ1%である。したがつて、割算器26にあ
らかじめ使用波長によるフアラデー回転角の差を
入力して補正しておくことにより光フアイバの損
失変動を補償した高精度電流計測が実現される。
光フアイバ2,2′の入出射端に装着する分波
器としては第7図に示したダイクロイツクフイル
タ22,23の他、分散プリズムやグレーテイン
グ等を応用した分波、合波装置も使用できること
は言うまでもない。
器としては第7図に示したダイクロイツクフイル
タ22,23の他、分散プリズムやグレーテイン
グ等を応用した分波、合波装置も使用できること
は言うまでもない。
以上説明したように本発明によれば、磁気光学
変換部に双方向に光を入射させ、その両透過出力
に基いて磁気光学変換部近傍の電線の電流を測定
するものであるため、光伝送系の損失変動を補償
して高精度の電流測定が行なえる。なお、単一光
源の使用により光源の出力変動も補償することが
でき、また双方向に入射させる光の波長を異なら
しめることにより、各検知部では各波長に対応す
る光のみを検知すれば良いので、光伝送系におけ
る反射成分による測定精度の低下をも防止するこ
とができ、本発明は長距離にわたる遠隔測定にお
いて特に有効である。
変換部に双方向に光を入射させ、その両透過出力
に基いて磁気光学変換部近傍の電線の電流を測定
するものであるため、光伝送系の損失変動を補償
して高精度の電流測定が行なえる。なお、単一光
源の使用により光源の出力変動も補償することが
でき、また双方向に入射させる光の波長を異なら
しめることにより、各検知部では各波長に対応す
る光のみを検知すれば良いので、光伝送系におけ
る反射成分による測定精度の低下をも防止するこ
とができ、本発明は長距離にわたる遠隔測定にお
いて特に有効である。
なお、本発明の構成の一部である磁気光学変換
部は従来より公知である磁気光学応用光変調器お
よび光アイソレータの構成と類似しているが、前
者の光変調器においては一方向にのみ光を透過さ
せるだけであり、後者の光アイソレータにおいて
は逆方向光線を消光する構成であり、いずれにお
いても本発明の同一光路中の順方向および逆方向
光線の透過出力比を検出する構成とは大きく異な
るものである。
部は従来より公知である磁気光学応用光変調器お
よび光アイソレータの構成と類似しているが、前
者の光変調器においては一方向にのみ光を透過さ
せるだけであり、後者の光アイソレータにおいて
は逆方向光線を消光する構成であり、いずれにお
いても本発明の同一光路中の順方向および逆方向
光線の透過出力比を検出する構成とは大きく異な
るものである。
第1図は従来の光学的電流測定装置の構成図、
第2図a,bは本発明の原理の説明図、第3図は
本発明の特性を示す特性図、第4図は本発明の一
実施例を示す構成図、第5図は同実施例の特性
図、第6図a,bは光路切換えスイツチの構成
図、第7図は本発明の他の実施例を示す構成図、
第8図は同実施例の特性図である。 〓〓〓〓〓
1……電力線、2,2′……光フアイバ、3,
3′……レンズ、4……偏光子、5……検光子、
6……フアラデー回転物質、7,20,21……
光源、8,8′,24,25……受光器、12,
12′……自己集束形ロツドレンズ、13,1
4,15……ハーフミラー、22……λ1反射λ
2透過のダイクロイツクフイルタ、23……λ1
透過λ2反射のダイクロイツクフイルタ、26…
…割算器、27……表示装置。 〓〓〓〓〓
第2図a,bは本発明の原理の説明図、第3図は
本発明の特性を示す特性図、第4図は本発明の一
実施例を示す構成図、第5図は同実施例の特性
図、第6図a,bは光路切換えスイツチの構成
図、第7図は本発明の他の実施例を示す構成図、
第8図は同実施例の特性図である。 〓〓〓〓〓
1……電力線、2,2′……光フアイバ、3,
3′……レンズ、4……偏光子、5……検光子、
6……フアラデー回転物質、7,20,21……
光源、8,8′,24,25……受光器、12,
12′……自己集束形ロツドレンズ、13,1
4,15……ハーフミラー、22……λ1反射λ
2透過のダイクロイツクフイルタ、23……λ1
透過λ2反射のダイクロイツクフイルタ、26…
…割算器、27……表示装置。 〓〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透過偏光方向を互いに異らしめた偏光子と検
光子との間にフアラデー回転子を配置した磁気光
学変換部と、前記磁気光学変換部に互いに逆方向
に光を入射する光伝送路と、前記逆方向に進む光
の前記磁気光学変換部での両透過出力を検知する
検知部とを備え、前記磁気光学変換部を電線近傍
に設置することにより、前記電線を流れる電流量
を前記検知部で検出することを特徴とする電流測
定装置。 2 磁気光学変換部に互いに逆方向に入射される
光は同一の光源から発せられる光であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の電流測定装
置。 3 磁気光学変換部に互いに逆方向に入射される
光はそれぞれ異なる波長を有する光であつて、検
知部は前記異なる波長の光ごとに前記磁気光学変
換部での透過出力を検知することを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の電流測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11372879A JPS5637565A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Electric current measuring apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11372879A JPS5637565A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Electric current measuring apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637565A JPS5637565A (en) | 1981-04-11 |
JPS6235627B2 true JPS6235627B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=14619627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11372879A Granted JPS5637565A (en) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | Electric current measuring apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5637565A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57196372U (ja) * | 1981-06-06 | 1982-12-13 | ||
JPS60138480A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Hitachi Cable Ltd | 光学式磁界センサ |
JPS60207073A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-18 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光学的電力測定装置 |
JPS6410182A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 | Sumitomo Electric Industries | Method for measuring overhead power transmission line current |
JPH0474972A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-10 | Kyodo Denki Kenkyusho:Kk | プリント配線基板の光学的検査方法及びその装置 |
-
1979
- 1979-09-04 JP JP11372879A patent/JPS5637565A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637565A (en) | 1981-04-11 |
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