JPS62271872A - 注出装置のボンベ開栓装置 - Google Patents

注出装置のボンベ開栓装置

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JPS62271872A
JPS62271872A JP61106274A JP10627486A JPS62271872A JP S62271872 A JPS62271872 A JP S62271872A JP 61106274 A JP61106274 A JP 61106274A JP 10627486 A JP10627486 A JP 10627486A JP S62271872 A JPS62271872 A JP S62271872A
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JP
Japan
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opening
cylinder
closing
lever
closing mechanism
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Application number
JP61106274A
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English (en)
Inventor
亮平 阿部
平松 由紀夫
旭 興一
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Mitsubishi Corp
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Corp
Asahi Breweries Ltd
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Publication date
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、容器に貯溜されている例えばビール等の被注
出物を炭酸ガス等の加圧流体の圧力を利用して容器内か
ら注出するようにした注出装置に関し、特にこの注出装
置内に収納されるポンへの封仮を開栓する注出装置のボ
ンベ開栓装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、容器内のビール等を高圧ガス等を利用して注出す
る注出装置が知られている。
この注出装置は、例えば、上記容器の上部開口部を密閉
して取付けられ、上記容器内に炭酸ガス等の加圧流体を
気化して流出する流出口を有して上記加圧流体が充填さ
れたボンベが取付けられるボンベ収納体と、上記ボンベ
を開栓及び開閉操作する弁装置が収納される開閉部材収
納体と、上記容器内のビール等を外部に導く注出通路と
を備え、上記弁装置を操作することにより、上記ボンベ
内の加圧流体を気化して上記容器内に注入し、その圧力
によって上記ビール等を上記注出管より注出させるもの
である。
そして、上記ボンベを開栓及び開閉操作する弁装置とし
て尖鋭体を用いたものがあり1例えば特願昭61−73
127号に記載される如き注出装置がある。
上記出願に記載される尖鋭体による弁装置は、上記尖鋭
体よりボンベの封仮に吐出口を形成して開栓するととも
に、この尖鋭体を上記吐出口の弁体として用い、上記尖
鋭体を摺動操作することにより上記ボンベの封板の開閉
操作を行い、ボンベ内の加圧流体を容器内へ吐出するよ
うにしたものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、従来の注出装置において、この注出装r内に
収納されるボンベの封板を開栓し、吐出口を形成するた
めのボンベの開栓操作は、上記封板を開栓する尖鋭体が
取付けられた支持部材に押圧操作部材を押圧操作して行
われている。この支持部材に押圧操作部材を押圧する手
段としては、上記押圧操作部材をネジ軸やカム部材等と
なし、上記支持部材の摺動方向に摺動自在として、この
押圧操作部材を上記支持部材の摺動方向に押圧付勢する
ことにより上記支持部材に取付けられた尖鋭体により上
記ボンベの封板の開栓を行っている。
しかし、従来のこの種の注出装置において、上記押圧操
作部材のネジ軸やカム部材の漂作部に何等の安全装置も
取付けられずに上記操作部が外部に露出されているもの
にあっては、輸送時や不使用時において誤って不用意に
開栓操作が行われて上記ボンベの炭酸ガスが噴出してし
まうことが多々生していた。
また、この注出装置を容器に取付け、上記押圧操作部材
を操作して上記ボンベの封板を一旦開栓した後において
、再度上記押圧操作部材が操作されて何度も開栓操作が
行われると、上記ボンベの封仮に形成される吐出口が数
置の開栓操作のために大径となったり又変形することが
ある。そのため、上記吐出口を開栓した後にその弁装置
となる上記尖鋭体によっては上記吐出口の閉成が充分に
行うことができな(なり、上記ボンベの開成時にもボン
ベ内の炭酸ガス等が漏出し、上記容器内の圧力を上昇さ
せてしまい、上記注出装置の注出口からビール等が漏出
したり、又注出操作時に急激にビール等が噴出したりす
る原因となっていた。
そこで、本発明は上記実情に鑑み提案されたものであっ
て、上記押圧操作部材を操作する回動レバーを開閉機構
操作体内に収納し、その不用意な回動操作を防止すると
ともに、上記ボンベの封板の開栓操作を行う上記押圧操
作部材は上記回動レバーが開閉レバーの最初の回動時に
のみ共動して開栓操作を行い、その後の開閉レバーの回
動では上記回動レバーが再び回動操作されないこととし
て、上記ボンベの封仮に形成される吐出口の変形を防止
することができる注出装置のボンベ開栓装置を提供する
ことを目的とするものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は上述の問題点を解決し、上記の目的を達成する
ため、加圧流体が充填されるボンベを収納するとともに
、このボンベの開成時に上記加圧流体が気化した高圧ガ
スを容器内へ流出する流出口が設けられたボンベ収納体
と、上記ボンベの封板を尖鋭体により開栓及び開閉操作
するボンベ開閉機構を収納する開閉機構収納体と、上記
容器に貯溜される被注出物を外部に注出する注出通路と
を備え、上記容器の開口部を密閉してこの装置本体を取
付け、上記尖鋭体によりボンベの封板を開閉操作して上
記容器内に高圧ガスを流入することにより上記注出通路
から被注出物を注出する注出装置において、上記開閉機
構収納体の中心に設けた軸体に摺動自在に支持され、こ
の収納体を覆って嵌合されて取付けられる開閉機構操作
体と、この開閉機構操作体が取付けられる軸体を中心に
回動自在に取付けられ、操作部が上記開閉機構操作体よ
り突出する開閉レバーと、上記軸体に対して偏心した位
置を中心に回動する開栓操作部材を回動操作するととも
に、上記開閉機構操作体により覆われる位Iに設けられ
る回動レバーとを備え、上記回動レバーは、上記開閉レ
バーの回動範囲内に位置し、開閉レバーの回動操作中に
この開閉レバーに設けた当接片に当接係合して回動操作
されるようにしたものである。
く作用〉 本発明は、上記開閉レバーを回動するとこの開閉レバー
の回動範囲内に位置し、開閉レバーの回動操作中にこの
開閉レバーに設けた当接片に係合して上記回動レバーが
回動操作される。この回動レバーの回動により上記押圧
操作部材が上記支持部材の尖鋭体を開栓方向に摺動操作
して開栓操作が行われる。そして、この回動レバーの回
動による開栓操作の後は、上記開閉レバーの回動軌跡外
に位置し、上記回動レバーがその後の上記開閉レバーの
回動によって上記回動レバーが再び回動操作されること
がなくなる。
また、上記回動レバーは、上記開閉機構操作体に覆われ
る位置に設けられているため、不用意に回動操作される
ことがない。
〈実施例〉 以下、本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明
する。
この実施例において説明する注出装置1は、第1図乃至
第1O図に示すように、容器2の上部開口部3に嵌合さ
れて取付けられ、容器2に貯溜された被注出物2例えば
ビール等の各種流体を、加圧流体が充填されるボンベ4
の封板5を開閉操作し、加圧流体を気化して上記容器2
内へ流出させることにより上記容器2内の圧力を上昇さ
せ、この圧力により容器2内の被注出物を注出装置に設
けられる注出口6から注出するものである。
この注出装置1は、上記ボンベ4を収納するととともに
容器2内の被注出物を注出するための注出口6と連絡す
る注出通路10とを有するボンベ収納体7と、このボン
ベ4の封板5を開閉操作する開閉機構を収納する開閉機
構収納体8と、上記ポンベ収納体7と開閉機構収納体8
を仕切るとともに上記開閉機構が配置される隔壁部材9
と、この注出装置1を上記容器2へ取付けるリング部材
11とから構成されている。
上記注出装置1に収納されるボンベ4は、例えば炭酸ガ
ス等の加圧流体が充填されるものであり、ボンベ4の上
面側に封板5が取付けられ、このボンベ4を閉栓してな
るものである。
上記炭酸ガスが充填されるボンベ4を収納する上記ボン
ベ収納体7のボンベ収納部7aは、上記ボンベ4を上記
封板5を後述する隔壁部材9の隔壁部9aに圧着させる
大きさに形成されるとともに、その両側に炭酸ガスの流
出口12が設けられている。
また、ボンベ収納体7は、その上面側に上記隔壁部材9
と結合する上面板13が設けられている。
そして、この上面板13には、上記ポンベ収納部7aの
一例に沿うように上記容器z内の被注出物を注出するた
めの注出通路10が取付けられている。この注出通路1
0には、その中途部に弁体14が円錐状コイルスプリン
グ15により上方に付勢され、後述する隔壁部材9の連
結ローラ21の下端に当接されて常時この注出通路10
を塞ぐように取付けられている。
次に、上記隔壁部材9には、上記ボンベ4の上端部を支
持するボンベ支持部16が設けられ、この支持部16内
の上記ボンベ4の封板5と対向する位置に上記封板5と
圧着される圧着凹部17が設けられている。そして、こ
の圧着凹部17内には、上記封@5が開成されたときに
、上記ボンベ4内の炭酸ガスが上記容器2内へ吐出する
ための流出凹部18が図示しないが十字形状に形成され
ている。
なお、上記ボンベ収納体7の上記上面板13には、上記
容器2内の圧力が異常に上昇したときの安全装置として
安全弁19が取付けられており、さらに上記隔壁部材9
には、上記安全弁19が開成したときに、上記容器2内
の圧力をこの装置1外へ逃がすための通気孔20が設け
られている。
また、上記隔壁部材9には、上記ボンベ収納体7の注出
通路10と対向する位1に、この注出通路10と上記開
閉機構収納体8とを連通ずる連絡路21が設けられ、こ
の連絡路21にはその中途部に上記容器2内の被注出物
を注出する注出口6が外方側へ突設して設けられている
そして、上記隔壁部材9の下端側外周縁にはフランジ部
22が設けられており、上記ボンベ収納体7の上面板1
3と溶着されている。
従って、上記ボンベ4内の炭酸ガスは、ボンベ4内から
吐出されると上記流出口12から容器2内へ流出される
次に、上記ボンベ4の封板5を開閉操作するとともに、
上記注出通路10°の弁体14を開閉操作する開閉機構
は、第1図及び第6図に示すに示すように注出値W1の
開閉機構収納体8内において上記隔壁部材9上面に配設
されて構成されている。
まず、上記隔壁部材9の上記圧着凹部17に対向する上
面側に支持部材23が嵌合する嵌合部は部24が設けら
れている。
この支持部材23ば、上記嵌合部は部24の嵌合孔25
に嵌合する嵌合部26と、その上端側に後述する回動部
材27により押圧される被押圧突起28を有する被押圧
片29からなる。そして、上記嵌合部23は上記隔壁部
材9の隔壁部9aを挿通して上記ボンベ2の封板5を開
閉する尖鋭体30が取付けられている。この尖鋭体30
は上記ボンベ2の封板5を開栓し炭酸ガスが突出する吐
出口31を形成するとともに、上記ボンベ2の封板5の
開閉弁となるものである。
次に、上記支持部材23は、開閉機構収納体8の天板3
2側から上記支持部材23間に亘ってコイルスプリング
33が配設されており、上記支持部材23を上記隔壁部
9a側に押圧付勢している。
但し、このコイルスプリング33は上記ボンベ2の封板
5が閉栓されているときに、上記封板5を開栓してしま
う程の押圧力は有していない。
従って、上記封板5の開栓は上記支持部材23の上面側
に取付けられる開栓操作部材34により行う。
この開栓操作部材34は、上記開閉機構収納体8の天板
32の上記支持部材23と対応する位置に穿設された開
栓操作部材嵌合孔85に取付けられ、さらに回動レバー
35により回動自在となされるものである。この開栓操
作部材34はその下面側に第1の凹部36及び第2の凹
部37が設けられてなり、第1の凹部36から第2の凹
部37への間が上記支持部材23の上面に設けられる膨
出部38を押圧する押圧部39となされるものである。
この開栓操作部材34の上記第1の凹部36と第2の凹
部37は段差が異なって設けられており、第2の凹部3
6が第1の凹部37よりも浅く開設されている。これは
、開栓前の第1の凹部36の段差量を上記支持部材23
が上下動すると尖鋭体30によるスロットリング効果を
得ることができず、吐出口31からの炭酸ガスの吐出量
が多くなりすぎるため、第2の凹部37の段差を小さく
することにより上記吐出口31からの炭酸ガスの吐出量
を調整することができるようにするためである。
そして、上記封板5の開栓前においては、第6図で示す
ように上記支持部材23の膨出部3Bに第1の凹部36
が対応している。このとき上記開栓操作部材34を回動
する回動レバー35は第2図及び第3図Aに示す位置に
ある。この回動レバー35を第2図矢印X方向に回動し
、上記開栓操作部材34の第1の凹部36から第2の凹
部37に上記支持部材23の膨出部38が対応するよう
に回動する。このとき、上記第1の凹部36と第2の凹
部37の間に存する押圧部39により上記膨出部38が
押圧され上記嵌合部は部24の嵌合孔25内を上記支持
部材23の嵌合部26が上記隔壁部9a側へ摺動され、
上記嵌合部26に取付けられる尖鋭体30により上記ボ
ンベ4の封板5が開栓される。そして、第81!Iに示
す如く上記開栓操作部材34の第2の凹部37を上記支
持部材23の膨出部38に対応すると、この開栓操作部
材34による上記支持部材23の押圧が解除される。し
かし、上記支持部材23は上記コイルスプリング33に
より隔壁9a側に押圧されているため、上記開栓操作部
材34による押圧を解除されても上記支持部材23の尖
鋭体30は上記封板5を閉成した状態に付勢されている
。従って、この第2の凹部37に対応する位置において
上記支持部材23は第2の凹部37の段差分だけ摺動操
作が可能となり上記ボンベ4の開閉に際してボンベ4内
の炭酸ガスの吐出量が調整される。そして、この支持部
材23が後述する回動部材27により摺動されることに
よって上記尖鋭体30が上記ボンベ4の封板5に形成さ
れた吐出口31の開閉操作が行えることとなる。
次に上記隔壁部材9に設けられる連絡路21と対向する
上記開閉機構収納体8の天板32には、嵌合孔40が穿
設されており、この嵌合孔40と上記連絡路21に亘っ
て開閉操作部材41が取付けられている。この開閉操作
部材41は、上記嵌合孔40に嵌合される被押圧部42
とこの被押圧部下面側から延在される操作杆43とから
なり、この操作杆43は上記連結路21に挿通され、上
記注出通路10に設けられた弁体14に連結されている
。従って、上記被押圧部42を押圧操作することにより
、直接上記弁体14が円錐状コイルスプリング15に抗
して押圧され、上記注出通路10を開閉操作可能となし
ている。また、上記操作杆43には、その中途部にテー
パ部44が設けられており、上記注出通路10の開成時
に上記連絡路21の開閉機構側開口部45を閉蓋し得る
従って、ビール等の被注出物を連絡路21の中途部に設
けられた注出口6から排出可能となる。
なお、上記開閉操作部材41の非押圧時には上記開口部
46が開蓋されるため、上記弁体14の開成時において
上記注出口6内に被注出物を残すことなく注出できる。
さらに上記操作杆43の上端両側には、回動部材27を
押圧して回動操作する操作部46が設けられている。ま
た、被押圧部42の下端縁両側にはフランジ部47が設
けられ、このフランジ郡部47が開閉機構収納体8の内
側に当接することにより上記開閉操作部材41の回動を
抑止して常に上記操作部46が回動部材27を押圧し得
るように位置決めしている。
上記操作部46に押圧される回動部材27は、第1図に
示すように平面形状路H字状の板体として形成され、上
記操作部46に対向する位置が被押圧片48とされ、こ
の被押圧片48の対向側が上記支持部材23を押圧する
押圧片49となされている。この押圧片49の外側側に
は、枢支片5Oが突設され、上記隔壁部材9の嵌合部は
部24の上記開閉操作部材41側に設けられた枢支部5
1に回動自在に枢支されている。よって、この回動部材
27は、この枢支片50を回動中心として回動自在とな
る。なお、上記回動部材27の押圧片49の内側側は上
記嵌合部は部24に当接しないよう逃げ凹部52が形成
されている。
従って、上記開閉操作部材41の操作部46により上記
回動部材27の被押圧片48が押圧されると、この回動
部材27が上記枢支片50を回動中心として回動し12
回動部材27の押圧片49が上記支持部材23の被押圧
突起28を押圧し、上記支持部材23を上記嵌合部は部
24内において上昇させるようになしている。
次に、上記ボンベ収納部7に取付けられた上記隔壁部材
9の上面を覆うようにして取付けられる上記開閉機構収
納体8は、その下端縁にこの装置1本体を容器2の上部
開口部3に取付けるための嵌合筒部53が延設されてい
る。すなわち、上記嵌合筒部53は、上記ボンベ収納体
7の上記上面板13の下方側まで延在され、そして、こ
の嵌合筒部53の外周にリング部材11が環装されてい
る。
上記嵌合筒部53には、第1図に示すように複数のスリ
割り54が設けられている。すなわち、上記嵌合筒部5
3に設けられるスリ割り54は、嵌合筒部53を撓ませ
るためのものであり、また、本装置lを使用後、容器2
から取り外す際のガス抜きとなるものである。そして、
この複数のスリ割り54間の外方側には偏心した位置を
中心にして形成された傾斜面部55が突設してそれぞれ
設けられるとともに、内方側には突出部56が設けられ
ている。そして、この傾斜面部55の段差が最も大きく
なる一端側には保合部57が設けられており、上記リン
グ部材11の内周側に上記傾斜面部56に対向してそれ
ぞれ設けられた保合突起58を係止してロックし得るよ
うになされている。
従って、容器2の開口部3を上記嵌合筒部53の内周縁
に嵌合させ、上記リング部材11を回動してリング部材
11の内周側に設けられる保合突起58を上記傾斜面部
55に沿って摺動し、上記嵌合筒部53を内方側に撓わ
ませて上記嵌合筒部53の内方側に設けられた突出部5
6で容器2の開口部外周を装着して装着することができ
る。
次に、上記開閉機構収納体8の天板32上の中心部には
、第1図、第2図及び第6図に示すようにガイド軸60
が植立されている。このガイド軸60は、開閉機構操作
体61及び開閉レバー62を支持しガイドするものであ
る。
上記開閉機構操作体61は上記開閉操作部材41の被押
圧部42を押圧操作するものであり、上記ガイド軸60
が開閉機構操作体61の中央部に垂下して設けられた係
合ポス部63のボス孔65に係合し、このガイド軸60
に沿って上下動可能に取付けられている。そして、第6
図に示すように上記開閉操作部材41と対向する開閉機
構操作体61内面には押圧操作片64が設けられており
、開閉機構操作体61を押圧すると、この押圧操作片6
4により上記開閉操作部材41の被押圧部42が押圧さ
れるようになっている。なお、上記ガイド軸60の先端
には係止突部60aが、上記ボス孔65先端には係止部
65aが設けられ、上記開閉機構操作体61の抜は止め
を図っている。
また、上記開閉機構収納体8の天板32の上記回動レバ
ー35の取付は側には上記開閉レバー62が摺動する摺
動段部66が設けられている。そして、この摺動段部6
6例の上記開閉機構操作体61には、上記段部66にお
ける上記開閉レバー62の逃げ部75を残して上記開閉
機構操作体61の押圧時にこの段部66を覆うように規
制突片67が延在されている。なお、上記摺動段部66
の一側端側にはガイド片68が植立されており、開閉機
構操作体61の上記規制突片67の一側側に内設された
ガイド片69を係合させて、この開閉機構操作体61の
廻り止めを図っている。
次に、上記開閉レバー62は上記回動レバー35を回動
させボンベ4の開栓を行うとともに、上記開閉機構操作
体61の未使用時における降下防止部材となるものであ
る。
上記開閉レバー62は嵌合孔部80により上記ガイド軸
60に回動自在に嵌合されるとともに、その一端側がこ
の開閉レバー62の摺動範囲となる摺動段部66側へ連
結部70を介して垂下部71へ延在されている。すなわ
ち、上記開閉レバー62は第4図A乃至第4図Cに示す
ように摺動段部66側へ連結部70により延在され収納
部側壁8aに沿って垂下される第1の垂下部72と、こ
の第1の垂下部72の下端が上記摺動段部66の段面6
6aに当接する位Wで段差部73を有して第2の垂下部
74とから構成されている。そして、この開閉レバー6
2の第1の垂下部72は上記開閉機構操作体61内に収
納され、第2の垂下部74は上記段差部70を介して上
記開閉機構操作体61の外部へ突出している。
従って、第5図に示すように、この開閉レバー62の段
差部73が上記開閉機構操作体61の規制突片61と当
接する位置にあるときに、この段差部73が上記開閉機
構操作体61の降下防止部材となり、上記第2の垂下部
74を回動操作して開閉レバー62を第2図中矢印X方
向、すなわち摺動段部66の逃げ部75に位置させたと
きに初めて第7図に示すように上記開閉機構操作体61
が降下可能となり、この開閉機構操作体61の降下によ
り上記開閉操作部材41の押圧が可能となっている。
また、第1の垂下部72上端の内面側に上記回動レバー
35と当接する当接片76が設けられている。従って、
この開閉レバー62が第3図Aに示す位置から第3図B
に示す位置へ回動される間に、上記開閉レバー62の当
接片76が上記開閉レバーの回動軌跡中に存する上記回
動レバー53に当接し、上記回動レバー53を回動して
この回動レバー53に連結される開栓操作部材34を回
動する。そして、この開栓操作部材34が第6図に示す
位置から第8図に至る位置に回動されることにより上記
支持部材23が隔壁部9a側に摺動されて上記ボンベ4
の封板5を尖鋭体30が開栓するようになされている。
なお、この回動レバー35は、一旦回動操作されると第
3図Bに示すように上記開閉レバー62の回動軌跡外に
位置されるので、開閉レバー62の上記回動方向と逆方
向への回動には共動せず、また、次からの開閉レバー6
2の開栓方向への回動によっても二度と開栓操作が行え
ないようになっている。従って、開栓操作を操り返すこ
とにより上記尖鋭体30が吐出口31の形状を変形させ
ることを防止することができる。
なお、上記開閉レバー62には第4図A乃至第4図Cに
示すように上記連結部70の上面側にこの連結部70の
撓みを防止し、垂下部71の持ち上がりを防止するため
補強片77が設けられている。また、上記連結部70の
一側側には幅広部78が形成されおり、開閉機構収納体
8の天板32上に設けられた略り字状の突条部79と対
向することより上記開閉レバー62の折れ曲がりを防止
している。従って、これらにより上記開閉レバー62は
、その回動時に上記回動レバー35を充分に回動し得る
強度を有している。
さらに、上記開閉レバー62の上記連結部7゜と嵌合孔
部80を介して反対側に、その上端面が上記開閉操作部
材41よりも高い位置となるように降下規制部81が設
けられている。この降下規制部81は上記開閉レバー6
2が第3図A及び第4図に示す如く開閉機構操作体61
の摺動段部66の降下防止位置にあるときに、開閉機構
操作体61内面に設けられている押圧操作片64の降下
を規制し、この押圧操作片64による上記開閉操作部材
41の押圧を防止するためのものである。
そして、上記開閉レバー62が回動され、第7図に示す
位置に位置したときに、この降下規制部81による上記
開閉機構操作体61の押圧操作片64の降下規制が解除
され、押圧操作片64により上記開閉操作部材41の押
圧が可能となる。
また、上記リング部材11には、この装置lを容器2へ
取付は前において上記開閉レバー62の回動を規制する
回動規制突起82が設けられている。従って、本装置l
を容器2の開口部3に取付は上記リング部材11を回動
し容器2ヘロツクして取付けなければ、上記開閉レバー
62は回動し得ず開閉レバー62による上記ボンベ4の
開栓ができないようになっている。
次に、上述のような構成からなる本発舅にかかる注出装
置1による容器2からの注出操作を説明する。
まず、注出装置1の上記注出通路10の下端開口部にビ
ニールパイプ84を挿し込む。このビニールパイプ84
は容器2内の被注出物をすべて注出できるように容器2
の底部まで上記注出通路10を延在するためのものであ
る。
そして、容器2の開口部3に注出装置1の上記嵌合筒部
53を嵌め合わせる。そして、上記リング部材11をリ
ング部材11の上面に設けられた矢印86の方向に回動
する。このとき、上記リング部材11に設けられている
回動規制突起82が上記開閉レバー62の回動規制解除
位置まで移動し、開閉レバー62の回動が可能となる。
そして、装置1の上記注出口6に注ぎ日用パイプ87を
取付ける。この注ぎ日用パイプ87は容器2内の被注出
物を注出する際にコツプ等に注ぎ易くするためのもので
あり、その先端の注口が下側を向くように1頃斜されて
いる。
次に、上記開閉レバー62を摺動断部66の逃げ部75
側へ回動する。この開閉レバー62の回動により上記開
閉レバー62の当接片76が上記回動レバー35を回動
せしめる。そして、この回動レバー35の回動により第
8図に示すようにこの回動レバー35に取付けられた開
栓操作部材34が上記支持部材23を押圧し、この支持
部材23に取付けられた尖鋭体30が上記ボンベ4の封
板5を開栓し吐出口31を形成する。しかし、上記尖鋭
体30は上記コイルスプリング33に押圧されるため、
上記支持部材23の上面膨出部38が上記開栓操作部材
34の第2の凹部37に位置したときも上記封+Fi5
を閉成したままの状態に規制され、上記支持部材23は
上記開栓操作部材34の第2の凹部37において上下動
自在となる。
また、上記開閉レバー62が第7図に示す位置に回動さ
れると、この開閉レバー62の降下規制突起82及び段
差部73による上記開閉機構操作体61の降下規制が解
除される。
ぞこで、上記開閉機構操作体61を押圧すると、開閉機
構操作体61の降下により押圧操作片64が上記開閉操
作部材41の被押圧部42を押圧する。すると上記開閉
操作部材41の操作部46が上記回動部材27を回動操
作させる。この回動部材27の回動により回動部材27
の押圧片49が上記支持部材23の被押圧突起28を上
方へ上記コイルスプリング33に抗して押圧操作する。
これにより第10図に示すように、上記支持部材23が
上記嵌合部は部24内において上方に摺動され、上記嵌
合部25に取付けられた尖鋭体30が上記ボンベ4の封
板5の吐出口31から離間して開成操作が行われるに のボンベ4の開成操作により上記ボンベ4内から炭酸ガ
スが流出され、上記ボンベ収納体7の流出口12から上
記容器2内に流出される。
また、上記開閉操作部材41が押圧されると、上記開閉
操作部材41の操作杆43の先端に連結された上記弁体
14が上記円錐状コイルスプリング15の弾発力に抗し
て降下され、注出通路10を開成する。
従って、上記ボンベ2内の炭酸ガスが上記容器2内に流
出され、容器1内の圧力を上昇させることにより容器2
内に貯溜されるビール等の被注出物を上記開成された注
出通路10を通って上記注出口6から注出することがで
きる。
なお、上記開閉操作部材41は、上記支持部材23を押
圧するコイルスプリング33の弾発力により上記回動部
材27を介して、また上記注出通路10の弁体14を上
方へ付勢する円錐状コイルスプリング15により常時上
方に付勢されている。
そのため、上記開閉機構操作体61の押圧を解除すると
、上記コイルスプリング33及び円錐状コイルスプリン
グ15の付勢力によって上記開閉操作部材41が押圧前
の状態に復帰され、上記ボンベ4の封板5の吐出口31
を上記支持部材z3の尖鋭体30により、また上記注出
通路10を上記弁体14により閉成するとともに、上記
開閉機構操作体61を上方に押し戻す。
従って、上記開閉機構操作体61の押圧及びその解除操
作のみによって、容器2内の被注出物を適宜必要量だけ
t1出することができる。
〈発明の効果〉 従って、本発明によれば、上記押圧操作部材を操作する
回動レバーを開閉機構操作体内に収納しているため、そ
の不用意な回動操作を防止することができる。また、上
記ボンベの封板の開栓操作を行う上記押圧操作部材は上
記回動レバーが開閉レバーの最初の回動時にのみ共動し
て開栓操作を行い、その後の開閉レバーの回動では上記
回動レバーが再び回動操作されないので、一旦開栓操作
がされれば、二度と開栓操作が行われず、複数回の開栓
操作を行うことによって生ずる上記ボンベの封仮に形成
される吐出口の変形や大径化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る注出装置の分解斜視図である。 第2図は注出装置の開閉機構操作体を取外した状態を示
す背面斜視図である。 第3図は注出装置の開閉機構操作体を取外した状態の平
面図であり、第3図Aは開栓前の状態を示し、第3図B
は開栓後の状態を示す。 第4図は開閉レバーを示す図であり、第41EIAはそ
の平面図、第4図Bはその側面図、第4図Cはその正面
図である。 第5図乃至第10図はこの注出装置を容器へ取付けた状
態を示す図であり、第5図は開栓前の状態を示す背面斜
視図、第6図はその断側面図で、第7図は開栓後の背面
斜視図、第8図はその要部拡大断側面図で、第9図は注
出操作時を示す背面斜視図、第10図はその断側面図で
ある。 4・・・ボンベ 5・・・封板 7・・・ボンベ収納部体 8・・・開閉機構収納部体 23・・・支持部材 24・・・嵌合受は部 30・・・尖鋭体 33・・・コイルスプリング 34・・・開栓操作部材 35・・・回動レバー 60・・・ガイド軸 61・・・開閉機構操作体 62・・・開閉レバー 66・・・摺動段部 76・・・当接片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加圧流体が充填されるボンベを収納するとともに、この
    ボンベの開成時に上記加圧流体が気化した高圧ガスを容
    器内へ流出する流出口が設けられたボンベ収納体と、 上記ボンベの封板を尖鋭体により開栓及び開閉操作する
    ボンベ開閉機構を収納する開閉機構収納体と、 上記容器に貯溜される被注出物を外部に注出する注出通
    路とを備え、 上記容器の開口部を密閉してこの装置本体を取付け、上
    記尖鋭体によりボンベの封板を開閉操作して上記容器内
    に高圧ガスを流入することにより上記注出通路から被注
    出物を注出する注出装置において、 上記開閉機構収納体の中心に設けた軸体に摺動自在に支
    持され、この収納体を覆って嵌合されて取付けられる開
    閉機構操作体と、 この開閉機構操作体が取付けられる軸体を中心に回動自
    在に取付けられ、操作部が上記開閉機構操作体より突出
    する開閉レバーと、 上記軸体に対して偏心した位置を中心に回動する開栓操
    作部材を回動操作するとともに、上記開閉機構操作体に
    より覆われる位置に設けられる回動レバーとを備え、 上記回動レバーは、上記開閉レバーの回動範囲内に位置
    し、開閉レバーの回動操作中にこの開閉レバーに設けた
    当接片に当接係合して回動操作されてなる注出装置のボ
    ンベ開栓装置。
JP61106274A 1986-05-09 1986-05-09 注出装置のボンベ開栓装置 Pending JPS62271872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150170A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Major Tsushin:Kk 噴霧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006150170A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Major Tsushin:Kk 噴霧装置

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