JPS6227124A - 射出成形体を製造するための方法と装置 - Google Patents
射出成形体を製造するための方法と装置Info
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- JPS6227124A JPS6227124A JP61172957A JP17295786A JPS6227124A JP S6227124 A JPS6227124 A JP S6227124A JP 61172957 A JP61172957 A JP 61172957A JP 17295786 A JP17295786 A JP 17295786A JP S6227124 A JPS6227124 A JP S6227124A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は射出成形体の射出成形のための湯口と受容のた
めの成形中空室とを備えた、主に２部分から成る射出成
形工具によって、熱可塑性プラスチツク類の射出成形体
、特に情報担体ディスクを製造するために、射出成形及
び冷却プロセス後に該射出成形体が湯口部分と一体結合
されており、続いて該湯口部分を射出成形体から分離す
ることによって該射出成形体内に適切な開口を形成する
形式の方法と、その方法を実施するための装置とに関す
る。
めの成形中空室とを備えた、主に２部分から成る射出成
形工具によって、熱可塑性プラスチツク類の射出成形体
、特に情報担体ディスクを製造するために、射出成形及
び冷却プロセス後に該射出成形体が湯口部分と一体結合
されており、続いて該湯口部分を射出成形体から分離す
ることによって該射出成形体内に適切な開口を形成する
形式の方法と、その方法を実施するための装置とに関す
る。
従来の技術
上記形式のものの場合、湯口はその特別な形状付与に基
づいて、射出ノズルの通路から成形中空室へ対して垂直
に放出される液状プラスチックヲ９０°の角度で変向さ
せて周方向に均一に分配しつつ当該成形中空室の囲りと
その中へ案内するために働いている。射出プロセス時に
湯口中空室内に形成される湯口部分は、冷却段階の後に
その成形製品から分離されて除去されなければならない
。
づいて、射出ノズルの通路から成形中空室へ対して垂直
に放出される液状プラスチックヲ９０°の角度で変向さ
せて周方向に均一に分配しつつ当該成形中空室の囲りと
その中へ案内するために働いている。射出プロセス時に
湯口中空室内に形成される湯口部分は、冷却段階の後に
その成形製品から分離されて除去されなければならない
。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第２８３８６３４号明細
書によれば射出成形方法におけるリング状成形体の製造
時に、該成形体と一体的に結合している湯口部分を押し
抜きによって該成形体から分離させ、そして湯口押出し
部材によって放出させることが公知である。湯口の押し
抜きのためには、２部分から成る射出成形型の画部分が
軸線方向で互いに離動されることによって紋型が開かれ
る。両方の型部分の分離は２つのステップで行なわれ、
即ち最初はアンダカツト部内に保持された湯口部分が、
形成された自由スペース内に油圧作動式の管状の押出し
部材によって押抜き入れられる所までのみ行なわれ、こ
こでは該湯口部分はまだアンダカツト部によってその軸
線方向Ｗｔで保持されている。
書によれば射出成形方法におけるリング状成形体の製造
時に、該成形体と一体的に結合している湯口部分を押し
抜きによって該成形体から分離させ、そして湯口押出し
部材によって放出させることが公知である。湯口の押し
抜きのためには、２部分から成る射出成形型の画部分が
軸線方向で互いに離動されることによって紋型が開かれ
る。両方の型部分の分離は２つのステップで行なわれ、
即ち最初はアンダカツト部内に保持された湯口部分が、
形成された自由スペース内に油圧作動式の管状の押出し
部材によって押抜き入れられる所までのみ行なわれ、こ
こでは該湯口部分はまだアンダカツト部によってその軸
線方向Ｗｔで保持されている。
その後でこの型が完全に開かれて湯口部分が、管形状の
押出し部材内で案内される押出しビンによつでそのアン
ダカツト部から押し出され、それによって該湯口部分が
射出成形工具の分離平面内で下方へ落下せしめられる。
押出し部材内で案内される押出しビンによつでそのアン
ダカツト部から押し出され、それによって該湯口部分が
射出成形工具の分離平面内で下方へ落下せしめられる。
例えば録音及び録画ディスクのような情報担体ディスク
の場合は、射出成形方法における極めて高い精度及び防
塵性が要求される。この点に関しての重要な問題は、例
えば前記のドイツ連邦共和国特許出願公開第２８３８６
３４号明細書の場合のように、該ディスクから湯口部分
を押し抜いての中央孔の製造時に生じる。
の場合は、射出成形方法における極めて高い精度及び防
塵性が要求される。この点に関しての重要な問題は、例
えば前記のドイツ連邦共和国特許出願公開第２８３８６
３４号明細書の場合のように、該ディスクから湯口部分
を押し抜いての中央孔の製造時に生じる。
この押し抜きプロセス故にまず、開口のはめ合い直径の
寸法誤差がデイスークの他の部分よりも大きくなること
が甘受されなければならない。
寸法誤差がデイスークの他の部分よりも大きくなること
が甘受されなければならない。
またその押し抜かれた開口の表面もディスクの池の射出
成形された表面よりも著しく粗くなっている。更に打抜
き時に必然的に生じるダスト粒子もその射出成形品を傷
付は得る。特に情報担体ディスクの製造時には、射出成
形工具内でのこの製造方法において用いられる母型プレ
ート上にダストが准積され、このダストが絖く射出プロ
セス時に製品内にそう人されてしまい得る。このように
して形成されたディスクはその再生質を著しく損われ、
それは該ディスクを使用不可能なものにしてしまい得る
。更に前記の押し抜きプロセス時には、製品に不利に作
用し得る応力が生じる。
成形された表面よりも著しく粗くなっている。更に打抜
き時に必然的に生じるダスト粒子もその射出成形品を傷
付は得る。特に情報担体ディスクの製造時には、射出成
形工具内でのこの製造方法において用いられる母型プレ
ート上にダストが准積され、このダストが絖く射出プロ
セス時に製品内にそう人されてしまい得る。このように
して形成されたディスクはその再生質を著しく損われ、
それは該ディスクを使用不可能なものにしてしまい得る
。更に前記の押し抜きプロセス時には、製品に不利に作
用し得る応力が生じる。
発明の課題
本発明の課題は、射出成形工具内で湯口を介して製造さ
れ、続いてこの湯口が除去されることによって開口全付
与形成される射出成形体。
れ、続いてこの湯口が除去されることによって開口全付
与形成される射出成形体。
特に情報担体ディスクにおいて、その開口を、高い精度
を以っての小さな寸法誤差限度内にあるはめ合い直径と
高い品質の表面とを有するように形成し、しかもこの際
に該開口の範囲内の応力が可及的に小さく維持されるよ
うにすることである。
を以っての小さな寸法誤差限度内にあるはめ合い直径と
高い品質の表面とを有するように形成し、しかもこの際
に該開口の範囲内の応力が可及的に小さく維持されるよ
うにすることである。
課題を解決するための手段（方法）
上記の課Ｎを解決するための、方法における本発明によ
る手段は、湯口部分と射出成形体との間の一体結合部が
開口の軸線方向長さの１部分のみに亘って延びるように
、該湯口部分を射出成形体に対して軸線方向でずらして
位置せしめ、この際の該湯口部分の軸線方向突出部分の
直径を、開口の直径と同じか又はそれより大きく形成し
、また該開口の残り部分は射出成形によって形成するこ
とである。
る手段は、湯口部分と射出成形体との間の一体結合部が
開口の軸線方向長さの１部分のみに亘って延びるように
、該湯口部分を射出成形体に対して軸線方向でずらして
位置せしめ、この際の該湯口部分の軸線方向突出部分の
直径を、開口の直径と同じか又はそれより大きく形成し
、また該開口の残り部分は射出成形によって形成するこ
とである。
発明の利ａ（方法）
本発明の方法によれば開口長さの大部分が射出成形で型
造され、それによって高質の表面を有する正確なはめ合
い直径部が形成される。射出成形体と湯口部分との間の
結合範囲はこの場合、その横断面が液状プラスチックの
貫流のために丁度十分であり、その分離縁がはめ合い直
径を妨げない位の小ささに形成されればよい。
造され、それによって高質の表面を有する正確なはめ合
い直径部が形成される。射出成形体と湯口部分との間の
結合範囲はこの場合、その横断面が液状プラスチックの
貫流のために丁度十分であり、その分離縁がはめ合い直
径を妨げない位の小ささに形成されればよい。
実施態様（方法）
本発明の有利な実施態様によれば、湯口部分の突出部分
の前記の軸線方向ずれと直径とが、射出成形体からの湯
口部分の分離時に、開口の平面に対して４５°の角度を
以って傾斜した分離縁を形成するように設定されており
かつ（又は〕、開口の軸線方向長さの７０チが射出成形
部分で、３０チが分離部分であるとよい。
の前記の軸線方向ずれと直径とが、射出成形体からの湯
口部分の分離時に、開口の平面に対して４５°の角度を
以って傾斜した分離縁を形成するように設定されており
かつ（又は〕、開口の軸線方向長さの７０チが射出成形
部分で、３０チが分離部分であるとよい。
課題を解決するための手段（装置）
上記の課題を解決するための、装置における本発明によ
る手段は、射出成形工具が固定半部と軸線方向可動半部
とから成り、固定半部内部にスリーブが配置されており
、このスリーブがその内部に湯口を有し、また該スリー
ブの外径が開口の輪郭に相応し、該スリーブのフロント
縁が固定半部の重縁を軸線方向で越えて延びており、ま
た湯口部分の軸線方向突出部分の直径て相応する内径を
有する可動半部の内部知スリーブが配置されており、こ
のスリーブが、湯口部分のフランジ内にアンダカツト部
を形成するための円錐形の狭幅部と、湯口部分の中央受
容のための別の狭幅部とを有しており、更にこのスリー
ブ内で、湯口部分の放出のための軸線方向可動な押出し
部材が案内されていることである。
る手段は、射出成形工具が固定半部と軸線方向可動半部
とから成り、固定半部内部にスリーブが配置されており
、このスリーブがその内部に湯口を有し、また該スリー
ブの外径が開口の輪郭に相応し、該スリーブのフロント
縁が固定半部の重縁を軸線方向で越えて延びており、ま
た湯口部分の軸線方向突出部分の直径て相応する内径を
有する可動半部の内部知スリーブが配置されており、こ
のスリーブが、湯口部分のフランジ内にアンダカツト部
を形成するための円錐形の狭幅部と、湯口部分の中央受
容のための別の狭幅部とを有しており、更にこのスリー
ブ内で、湯口部分の放出のための軸線方向可動な押出し
部材が案内されていることである。
発明の利点（装置〕
本発明の装置によれば湯口部分が、射出成形工具の閉鎖
状態でもまた開放状態でも射出成形体から分離して除去
可能である。射出成形体からのこの湯口部分の分離は、
円錐形の狭幅部を有するスリーブが押出し部材を連行し
つつ射出成形体から離動せしめられ、そして湯口部分の
フランジ内に形成されたアンダカツト部によってこの、
射出成形工具に対して支持された湯口部分が連行される
ことによって行なわれる。この湯口除去は、工具の閉鎖
状態でも開放状態でも行なわれ得る。後者の場合は湯口
部分の除去まで、射出成形体が該湯口部分によって一体
結合を以って確保されており、従って例えば射出成形体
のアンダカツト部のような特別な保持部は不要である。
状態でもまた開放状態でも射出成形体から分離して除去
可能である。射出成形体からのこの湯口部分の分離は、
円錐形の狭幅部を有するスリーブが押出し部材を連行し
つつ射出成形体から離動せしめられ、そして湯口部分の
フランジ内に形成されたアンダカツト部によってこの、
射出成形工具に対して支持された湯口部分が連行される
ことによって行なわれる。この湯口除去は、工具の閉鎖
状態でも開放状態でも行なわれ得る。後者の場合は湯口
部分の除去まで、射出成形体が該湯口部分によって一体
結合を以って確保されており、従って例えば射出成形体
のアンダカツト部のような特別な保持部は不要である。
湯口部分自体はその放出プロセスの終了まで、該湯口部
分の中央受容のための別の狭幅部によってやはり確実に
保持されている。
分の中央受容のための別の狭幅部によってやはり確実に
保持されている。
打ち抜きプロセスが不要となることによって、打ち抜き
縁の摩耗やダスト発生などは回避される。また工具内つ
打ち抜きポンチがなくなったことによって、噴射ノズル
又は湯口部分の範囲内の冷却のためにより大きなスペー
スが使用可能となる。
縁の摩耗やダスト発生などは回避される。また工具内つ
打ち抜きポンチがなくなったことによって、噴射ノズル
又は湯口部分の範囲内の冷却のためにより大きなスペー
スが使用可能となる。
実施態様（装置）
特許請求の範囲第５項記載の実施態様によれば、射出成
形工具の可動半部の直径を固定半部の直径よりも大きく
設計することによって、例えば特許請求の範囲第２項に
記されたような、分離縁の有利な傾斜が形成される。
形工具の可動半部の直径を固定半部の直径よりも大きく
設計することによって、例えば特許請求の範囲第２項に
記されたような、分離縁の有利な傾斜が形成される。
更に別の有利な実施態様によれば、射出成形工具の固定
半部内に位置しかつ開口の輪郭に相応する外径を備えだ
スリーブが軸線方向に摺動及び係止可能に配置されてい
る。このスリーブの軸線方向摺動によって、例えば特許
請求の範囲第３項に記載された、射出成形される開口長
さが選択可能となる。
半部内に位置しかつ開口の輪郭に相応する外径を備えだ
スリーブが軸線方向に摺動及び係止可能に配置されてい
る。このスリーブの軸線方向摺動によって、例えば特許
請求の範囲第３項に記載された、射出成形される開口長
さが選択可能となる。
更に特許請求の範囲第６項記載のスリーブによれば、該
スリーブを、射出成形体から湯口部分を押し出すだめの
押しポンチとして使用することも可能である。
スリーブを、射出成形体から湯口部分を押し出すだめの
押しポンチとして使用することも可能である。
実施例
第１図に示された射出成形工具は主に固′定半部１と、
内径１８を有する軸線方向可動竿部２とから成っている
。この両半部の間に中空室が形成されてお９、この中空
室はフランジ１２を有する湯口部分３と、開口５を有す
る射出成形体４とで充填されている。両部会３，４は射
出成形プロセスを通して、その結合個所６を以って一体
的に相互結合されている。
内径１８を有する軸線方向可動竿部２とから成っている
。この両半部の間に中空室が形成されてお９、この中空
室はフランジ１２を有する湯口部分３と、開口５を有す
る射出成形体４とで充填されている。両部会３，４は射
出成形プロセスを通して、その結合個所６を以って一体
的に相互結合されている。
固定半部１の内部には、外径２０を有し軸線方向で摺動
可能かつ係止可能なスリーブ７が配置されている。この
スリーブ７は内部に湯口８を有している。また該スリー
ブ７の外径は射出成形体４内の開口５の輪郭に相応して
いる。
可能かつ係止可能なスリーブ７が配置されている。この
スリーブ７は内部に湯口８を有している。また該スリー
ブ７の外径は射出成形体４内の開口５の輪郭に相応して
いる。
可動半部２の内部には軸線方向可動スリーブ９が配置さ
れており、この可動スリーブ９は湯口部分３のフランジ
１２内にアンダカツト部１１を形成するための円錐形の
狭＠部１０と、湯口部分３の中央受容のための別Ｏ狭幅
部１３とを有している。スリーブ９内では、湯口部分３
の押出しのための軸線方向可動な押出し部材１４が案内
されている。可動半部２の内径１８はスリーブ７の外径
２０よりも大きく、湯口部分３のフランジ１２の軸線方
向突出部分１５の直径に相応する。特に第２図の拡大図
から分るように、開口５の平面に対して４５°の角度を
以って傾斜する分離縁１６が形成されている。
れており、この可動スリーブ９は湯口部分３のフランジ
１２内にアンダカツト部１１を形成するための円錐形の
狭＠部１０と、湯口部分３の中央受容のための別Ｏ狭幅
部１３とを有している。スリーブ９内では、湯口部分３
の押出しのための軸線方向可動な押出し部材１４が案内
されている。可動半部２の内径１８はスリーブ７の外径
２０よりも大きく、湯口部分３のフランジ１２の軸線方
向突出部分１５の直径に相応する。特に第２図の拡大図
から分るように、開口５の平面に対して４５°の角度を
以って傾斜する分離縁１６が形成されている。
射出成形プロセス後にはスリーブ９が第３図に示された
矢印方向で左方へ動かされ、その際にこの湯口部分３を
連行する。射出成形体４に湯口部分３が付着しているの
で湯口部分３のフランジ１２は最初に曲げ負荷を受け、
それによってアンダカツト部１１が円錐形の狭幅部１０
内に押し入れられ、そして該湯口部分３がスリーブ９に
よって確実に保持される。スリーブ９が矢印方向で更に
動かされると、湯口部分３が結合個所６の所で分離縁１
６に応じて射出成形体１１から分離される。第４図では
可動スリーブ９が可動半部２の内部で矢印方向で更に、
開口１７の範囲まで動かされている。そして押出し部材
１４が矢印方向で右方へ動かされ、それによって湯口部
分３がスリーブ９の狭幅部１０゜１３から押し離され、
そして開口１７を通って当該の射出成形工具から放出せ
しめられる。この場合、狭幅部１３の係合範囲は狭幅部
１０よりも長く、従って湯口部分３は放出プロセスの終
了まで確実にスリーブ９内に保持されている。
矢印方向で左方へ動かされ、その際にこの湯口部分３を
連行する。射出成形体４に湯口部分３が付着しているの
で湯口部分３のフランジ１２は最初に曲げ負荷を受け、
それによってアンダカツト部１１が円錐形の狭幅部１０
内に押し入れられ、そして該湯口部分３がスリーブ９に
よって確実に保持される。スリーブ９が矢印方向で更に
動かされると、湯口部分３が結合個所６の所で分離縁１
６に応じて射出成形体１１から分離される。第４図では
可動スリーブ９が可動半部２の内部で矢印方向で更に、
開口１７の範囲まで動かされている。そして押出し部材
１４が矢印方向で右方へ動かされ、それによって湯口部
分３がスリーブ９の狭幅部１０゜１３から押し離され、
そして開口１７を通って当該の射出成形工具から放出せ
しめられる。この場合、狭幅部１３の係合範囲は狭幅部
１０よりも長く、従って湯口部分３は放出プロセスの終
了まで確実にスリーブ９内に保持されている。
第４図に示されたように湯口部分３の放出時には、押出
し部材１４の中央での力導入に基づいてフランジの曲げ
が逆方向に行なわれるので、その放出は容易に可能であ
る。これによって湯口部分３のアンダカツト部１１が負
荷解除され、該湯口部分３の放出が容易て行なわれ、そ
の際てアンダカツト部分におけるプラスチックの掻取り
による不都合なダストは発生しない。
し部材１４の中央での力導入に基づいてフランジの曲げ
が逆方向に行なわれるので、その放出は容易に可能であ
る。これによって湯口部分３のアンダカツト部１１が負
荷解除され、該湯口部分３の放出が容易て行なわれ、そ
の際てアンダカツト部分におけるプラスチックの掻取り
による不都合なダストは発生しない。
上記の方法によればアンダカツト角度が従来のものより
も大きく形成可能である。また湯口部分の放出は、冷却
に基づく収縮作用によって一層容易とされる。
も大きく形成可能である。また湯口部分の放出は、冷却
に基づく収縮作用によって一層容易とされる。
湯口部分３の除去は、湯口部分３に７ランジ１２が狭窄
部分１９を介して接続していることによって有利なもの
となっており、何故ならこれによってフランジ１２がよ
り大きな弾性を得ているからである。
部分１９を介して接続していることによって有利なもの
となっており、何故ならこれによってフランジ１２がよ
り大きな弾性を得ているからである。
可動半部２がやはり矢印方向で左方へ動かされると同時
に又は続いて射出成形工具が開放されることによって、
解放されかつ自らの開口５を以ってスリーブ７上に位置
するようになる射出成形体４は、図示されていないｉｔ
によって有利に自動的に取り出される。そして工具の閉
鎖後に次の射出プロセスが行なわれ得る。
に又は続いて射出成形工具が開放されることによって、
解放されかつ自らの開口５を以ってスリーブ７上に位置
するようになる射出成形体４は、図示されていないｉｔ
によって有利に自動的に取り出される。そして工具の閉
鎖後に次の射出プロセスが行なわれ得る。
しかしまた湯口部分と射出成形体との取り出しは、可動
半部２と押出し部材１４を有する可動スリーブ９とが、
湯口部分３と該湯口部分３に一体結合された射出成形体
４と共に、矢印方向で左方へ動かされることによっても
行なわれ得る。
半部２と押出し部材１４を有する可動スリーブ９とが、
湯口部分３と該湯口部分３に一体結合された射出成形体
４と共に、矢印方向で左方へ動かされることによっても
行なわれ得る。
この場合射出成形体４は湯口部分３によって保持され、
この湯口部分３はまだ射出成形体４と一体的に結合され
ている。そして図示されていない自動取出し装置が射出
成形体４ｆ：、つかんで固定し、それから上述のような
射出成形体から湯口部分を除去するための運動が行なわ
れる。
この湯口部分３はまだ射出成形体４と一体的に結合され
ている。そして図示されていない自動取出し装置が射出
成形体４ｆ：、つかんで固定し、それから上述のような
射出成形体から湯口部分を除去するための運動が行なわ
れる。
湯口部分３が射出成形体４から分離されると、取出し装
置が固定半部１への方向での軸線方向運動を行なう。続
いてこの装置が所定の旋回点を中心にして射出成形体４
と共に工具範囲から回し出される。この旋回中心点にお
ける運動が工具範囲の外で行なわれるので、当該の射出
成形体４の取出しのためには小さな工具開放運動路のみ
が必要とされる。
置が固定半部１への方向での軸線方向運動を行なう。続
いてこの装置が所定の旋回点を中心にして射出成形体４
と共に工具範囲から回し出される。この旋回中心点にお
ける運動が工具範囲の外で行なわれるので、当該の射出
成形体４の取出しのためには小さな工具開放運動路のみ
が必要とされる。
図面は本発明の１実施例を示すものであって、第１図は
射出成形体と湯口部分とを備えだ射出成形工具の部分縦
断面図、第２図は第１図の区分Ａを拡大して示した断面
図、第３図は第１図の装置を射出成形体から湯口部分を
分離する段階で示した断面図、第４図は第１図の装置の
左方の可動半部をその分離された湯口部分が放・出さす
る直前の段階で示した断面図である。 １・・・固定半部、２・・・可動半部、３・・・湯口部
分、４・・・射出成形体、５，１７・・・開口、６・・
・結合個所、７・・・スリーブ、８・・・湯口、９・・
・可動スリー７”、１０．１３・・・狭幅部、１１・・
・アンダカツト部、１２・・・フランジ、１４・・・押
出し部材、１５・・・軸線方向突出部分、１６・・・分
離縁、１８・・・内１・・固定半部 ２・・・可動半部 ４・・・射出底形体 ５・・・開 ロ ア・・・スリーブ ９・・・可動スリーブ
射出成形体と湯口部分とを備えだ射出成形工具の部分縦
断面図、第２図は第１図の区分Ａを拡大して示した断面
図、第３図は第１図の装置を射出成形体から湯口部分を
分離する段階で示した断面図、第４図は第１図の装置の
左方の可動半部をその分離された湯口部分が放・出さす
る直前の段階で示した断面図である。 １・・・固定半部、２・・・可動半部、３・・・湯口部
分、４・・・射出成形体、５，１７・・・開口、６・・
・結合個所、７・・・スリーブ、８・・・湯口、９・・
・可動スリー７”、１０．１３・・・狭幅部、１１・・
・アンダカツト部、１２・・・フランジ、１４・・・押
出し部材、１５・・・軸線方向突出部分、１６・・・分
離縁、１８・・・内１・・固定半部 ２・・・可動半部 ４・・・射出底形体 ５・・・開 ロ ア・・・スリーブ ９・・・可動スリーブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、射出成形体の射出成形のための湯口と受容のための
成形中空室とを備えた、主に２部分から成る射出成形工
具によつて、熱可塑性プラスチック製の射出成形体を製
造するための方法であつて、射出成形及び冷却プロセス
後に該射出成形体が湯口部分と一体結合されており、続
いて該湯口部分を射出成形体から分離することによつて
該射出成形体内に適切な開口を形成する形式のものにお
いて、湯口部分（３）と射出成形体（４）との間の一体
結合部が開口（５）の軸線方向長さの１部分のみに亘つ
て延びるように、該湯口部分（３）を射出成形体（４）
に対して軸線方向でずらして位置せしめ、この際の該湯
口部分（３）の軸線方向突出部分（１５）の直径を、開
口（５）の直径と同じか又はそれより大きく形成し、ま
た該開口（５）の残り部分は射出成形によつて形成する
ことを特徴とする、射出成形体を製造するための方法。 ２、湯口部分（３）の突出部分（１５）の前記の軸線方
向ずれと直径とが、射出成形体（４）からの湯口部分（
３）の分離時に、開口（５）の平面に対して４５°の角
度を以つて傾斜した分離縁（１６）を形成するように設
定されている、特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、開口（５）の軸線方向長さの７０％が射出成形部分
で、３０％が分離部分である、特許請求の範囲第１項又
は第２項記載の方法。 ４、射出成形体の射出成形のための湯口と受容のための
成形中空室とを備えた、主に２部分から成る射出成形工
具によつて、熱可塑性プラスチック製の射出成形体を製
造するために、射出成形及び冷却プロセス後に該射出成
形体が湯口部分と一体結合されており、続いて該湯口部
分を射出成形体から分離することによつて該射出成形体
内に適切な開口を形成し、しかもこの湯口部分と射出成
形体との間の一体結合部が開口の軸線方向長さの１部分
のみに亘つて延びるように、該湯口部分を射出成形体に
対して軸線方向でずらして位置せしめ、この際の該湯口
部分の軸線方向突出部分の直径を、開口の直径と同じか
又はそれより大きく形成し、また該開口の残り部分は射
出成形によつて形成する方法を実施するための装置にお
いて、射出成形工具が固定半部（１）と軸線方向可動半
部（２）とから成り、固定半部（１）内部にスリーブ（
７）が配置されており、このスリーブ（７）がその内部
に湯口（８）を有し、また該スリーブ（７）の外径（２
０）が開口（５）の輪郭に相応し、該スリーブ（７）の
フロント縁が固定半部（１）の前縁を軸線方向で越えて
延びており、また湯口部分（３）の軸線方向突出部分（
１５）の直径に相応する内径を有する可動半部（２）の
内部にスリーブ（９）が配置されており、このスリーブ
（９）が、湯口部分（３）のフランジ（１２）内にアン
ダカツト部（１１）を形成するための円錐形の狭幅部（
１０）と、湯口部分（３）の中央受容のための別の狭幅
部（１３）とを有しており、更にこのスリーブ（９）内
で、湯口部分（３）の放出のための軸線方向可動な押出
し部材（１４）が案内されていることを特徴とする、射
出成形体を製造するための装置。 ５、可動半部（２）の内径（１８）がスリーブ（７）の
外径（２０）よりも大きい、特許請求の範囲第４項記載
の装置。 ６、スリーブ（７）が軸線方向で摺動可能かつ係止可能
なように配置されている、特許請求の範囲第４項又は第
５項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3526632.5 | 1985-07-25 | ||
| DE19853526632 DE3526632A1 (de) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines spritzgiessteils |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227124A true JPS6227124A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH0733042B2 JPH0733042B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=6276751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61172957A Expired - Lifetime JPH0733042B2 (ja) | 1985-07-25 | 1986-07-24 | 射出成形体を製造するための方法と装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4738613A (ja) |
| EP (1) | EP0210475B2 (ja) |
| JP (1) | JPH0733042B2 (ja) |
| AT (1) | ATE81054T1 (ja) |
| AU (1) | AU587039B2 (ja) |
| CA (1) | CA1258562A (ja) |
| DE (1) | DE3526632A1 (ja) |
| ES (2) | ES8704792A1 (ja) |
| MX (1) | MX162256A (ja) |
| PT (1) | PT82771B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0548315Y2 (ja) * | 1988-03-25 | 1993-12-22 | ||
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-
1986
- 1986-06-02 ES ES555579A patent/ES8704792A1/es not_active Expired
- 1986-06-09 AU AU58482/86A patent/AU587039B2/en not_active Ceased
- 1986-06-16 PT PT82771A patent/PT82771B/pt not_active IP Right Cessation
- 1986-07-07 AT AT86109230T patent/ATE81054T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-07-07 EP EP86109230A patent/EP0210475B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-07-24 CA CA000514547A patent/CA1258562A/en not_active Expired
- 1986-07-24 JP JP61172957A patent/JPH0733042B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-07-24 MX MX3238A patent/MX162256A/es unknown
- 1986-07-25 US US06/889,249 patent/US4738613A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-11-03 ES ES557175A patent/ES8705286A1/es not_active Expired
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