JPS62270961A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPS62270961A
JPS62270961A JP11526786A JP11526786A JPS62270961A JP S62270961 A JPS62270961 A JP S62270961A JP 11526786 A JP11526786 A JP 11526786A JP 11526786 A JP11526786 A JP 11526786A JP S62270961 A JPS62270961 A JP S62270961A
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JP
Japan
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layer
charge transfer
photoconductive layer
electrophotographic photoreceptor
transfer layer
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Pending
Application number
JP11526786A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Tanaka
栄一郎 田中
Koji Akiyama
浩二 秋山
Akio Takimoto
昭雄 滝本
Kyoko Onomichi
尾道 京子
Masanori Watanabe
正則 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62270961A publication Critical patent/JPS62270961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/043Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure
    • G03G5/0433Photoconductive layers characterised by having two or more layers or characterised by their composite structure all layers being inorganic
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/08Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
    • G03G5/082Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
    • G03G5/08285Carbon-based

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、電子写真方式の複写機、光プリンタ等に用い
られる電子写真感光体に関する。
従来の技術 電子写真感光体における光導電体として、10〜4Q&
tm%の水素を局在化状態密度を減少せしめる修飾物質
として含む非晶質シリコン(以下a−8i二Hと記す)
が高い光感度、無公害性、及び高い硬度を有することに
より注目され利用されている。
しかしながら、上記の&−8i:Hで構成される電子写
真感光体ではまだまだ解決すべき問題も多い。
例えば、第1の問題としてa−8i:Hは、他の感光体
材料である有機光半導体(以下opcと記す)、あるい
はSaに比較して誘電率が約11と太きく (opc 
:約3、Se:約6)静電容量が大きいため、表面への
帯電処理を行う際には非常に大きな帯電電流を必要とす
る。
また、第2の問題としては、実用表面電位(〜4oov
)を得るには表面電荷の電荷密度も高く、この電荷を光
除電するためには多くの光エネルギーを必要とするため
、実際の光感度は十分高いとは言えない。
さらに、第3の問題としては、a−5i:H膜の製膜に
際して最も良く用いられるシラン(3iHnと記す)ガ
スを原料ガスとしたプラズマCvD法では、堆積速度も
10μm/H以下と遅く、シランガスも高価であること
から、製造コストの低減は困難である。
また、コストおよび光励起された電荷の飛程(μτ積)
以下の膜厚で使用することが望まれることから、膜厚に
おいても30μm以下で使用される。このことから、第
4の問題として、実用の表面電位はSs感光体の800
vに比べ5oov以下と低い電位で使用されるため、通
常の2成分現像剤では十分な画像濃度のコピーが得られ
ないと言った間層がある。
前記の諸問題を解決する手段として、誘電率が小さな非
晶質カーボン主成分とした膜を電荷移動層として用いた
機能分離型感光体が提案されている。
また、誘電率が小さな非晶質カーボンはa−8i:H膜
のみで形成される感光体の1/4〜1/Sの膜厚で同程
度の電子写真特性を得ることができる。さらに、非晶質
カーボンの製膜にはプラズマcvn法を使用した場合、
原料ガスとしてSiH4ガスに比べて安価’x O”a
 + C2H4102Hb 。
Gj2H2、C5Ha * C6H6などのガスが匣用
可能なため、感光体の製造コストを大幅に低減できる。
このような機能分離型感光体は、感光体全体の誘電率が
減少するため、静電容量が減少し、帯電時のコロナ帯電
電流の減少、表面電荷密度が減少するため実用上におい
ても高感度で、十分な高い表面電位を容易に得られるた
め、通常の2成分現像剤をもちいても高い画像濃度が得
られる。
発明が解決しようとする問題点 電子写真感光体の光導電層に使用される、& −8i:
H,非晶質ゲルマニウム(以下a−Ga:Hと記す)、
あるいは非晶質シリコンゲルマニウム(以下a−8il
−2Gez:H(0(X(1)と記す)はプラズマCv
D法では、アノード側に設置され、製膜されても、大き
な圧縮応力を有している。このため、電荷移動層である
非晶質カーボンを主成分とする膜との界面に大きな歪力
が発生し、繰り返し使用される場合に、膜剥離あるいは
残留電位の増加が生じるといった問題があった。
問題点を解決するだめの手段 光励起によって移動可能なキャリアを発生する光導電層
と、非晶質カーボンを主成分とする電荷移動層を積層し
、その電荷移動層のヤング率を。
0.1〜10 X 10” ’ c17n/c、iする
作用 電荷移動層として用いる非晶質カーボンを主成分とする
膜は、その製膜方法あるいはその条件によって著しく異
なった膜質を有する。例えば、高温に加熱された、ある
いはカソード側に設置された基板上では、非常に硬質な
i−Cと言われるダイアモンド状の膜が得られ、表面保
護層として実用化が検討されている。また、反面プラズ
マ重合に相当する高圧、低放電電力条件では、有機膜状
の物が得られる。
また、誘電率が小さな非晶質カーボンは、光学的禁止帯
幅が1,7eV〜2.5evと大きく、例えば約1.8
e’Vのa−3i:Hを光導電層として用いた場合、光
学的禁止帯幅が約0〜o、sev大きいため、電荷発生
層からの電荷注入効率が問題である。
しかし、上記のヤング率が0.1〜10X10”dyn
 /−と小さく、誘電率も小さな非晶質カーボンでは、
非晶質シリコンを主成分とする電荷発生層からの電荷注
入効率も良く、また繰り返し使用にも特性変化の少ない
機能分離型感光体が得られる事を確認した。
このことにより、高感度で、繰り返し特性の優れた安価
な感光体が得られることを確認した。
実施例 図は、本発明における最も基本的な電子写真感光体の一
実施例の断面を模式的に示したものである。
図に示す電子写真感光体は、電子写真感光体としての支
持体1上に、少なくとも水素またはハロゲン原子(x)
を含有する非晶質カーボン(以下a−C(:H:X)と
略記する。但しX=F 。
(1,Br又は1 )からなる電荷移動層2とシリコン
を含む光導電層3とを有し、前記光導電層3は一方で自
由表面4を有している。
本発明において、シリコンを含有する光導電層としては
、a−5i(二H:X)、& −811−yCy(:H
:X)(0<Y<1)、t−3i1−yoy (:H:
X)(0<Y<1 )、th−8i+ −yNy (:
 H:X ) (0<Y<1 )、!L−8i1−2G
6z (: H: X)(0<Z<1)、IL −(5
i1zG4z ) + −yNy (: H:X)(0
<Y、Z<1)、’ −(S1+ −Z Goz)+ 
yoy(二H二X ) (0< Y 、 Z < 1 
)、または&−(Si+−zG6z)+−yCy (:
 H: X ) (Q<y 。
Zく1)の単層、あるいはこれらの積層からなる。
また、Yを連続的に変化させた場合も使用できる。
この時の膜厚は、電荷移動層は5〜60μm好適には1
0〜26μmSまだ光導電層の膜厚は0.6〜10μm
好適には1〜6μmとすれば良い。
本発明において、更に電子写真特性を向上させるために
、図において、支持体1と電荷移動層2との間に、支持
体1から電荷移動層2に注入するキャリアを効果的に阻
止するため障壁層を設けてもよい。
障壁層を形成する材料としては、ム1203 *BaO
、BaO2、Boo 、 Bi2O5、CaO、CaO
2゜Ce2O3* La2O31D7205 + Lu
2O31Cr2O5−CuO、Cu2O、FeO、Pb
O、MgO、SrO。
TIL203 、 Th02 、 ZrO2、HfO2
、TiO2、Tie。
5i02 、 GeO2、SiO、GaO等の金属酸化
物またはTaN 、ムIN 、 SnN 、 NbN 
、 TaN 、 GaN等の金属窒化物、またはVC、
SnC、Tie、等の金属炭化物またはSiC、SiN
 、 Gee 、 GaN 、 Be。
BN等の絶縁物、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリパラキシレン等の有機化合物が吏用さ
れる。
また、クリーニング性あるいは耐摩耗性あるいは耐コロ
ナ性を向上させるため、図において、自由表面4上に表
面被覆層を形成する。表面被覆層として好適な材料とし
ては、5izO1)C、5izC,X。
5izN1 z 、 GaXol−X 、 G6zC1
−1、CzezNl−z。
BXNj −X 、 Bxcl−x 、ム1XN1−X
 (o(X(1)。
およびこれらに水素あるいはハロゲンを含有する層等の
無機物、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルアルコール、ポリスチレン、ポリアミド、ポリ四弗
化エチレン、ポリ三弗化塩化エチレン、ポリ弗化ビニリ
デン、ポリウレタン等の合成樹脂などが上げられる。
a−C(:H:X)の作成には、OH,、C2H6。
C5H8* c4La 、(”2H4、C5’6 + 
c4ua l02H2、G5Ha 、 CaH6、C6
H6等の炭化水素、CH3F 、 CH3Cl 、 C
H31、C2H5C1、C2H5Br。
等のハロゲン化アリル、DCIF3 、 CF4  、
 CHF5゜c2y6. C,H8等のフロンガス−s
 C6H6−mFm (m=1〜6)の弗化ベンゼン等
のC原子の原料ガスを用いたプラズマCvD法が使用さ
れる。
シリコンを含有する光導電層である&−5i(:H:X
) 、a−3i1−yCy (:1’i:X) (0<
Y<1 ) 、 a−3i+−yoy(:H:X ) 
(0(Y<1 )、あるいはa−3i1−yNy (:
 H: ” ) (o(τく1)の作成には、SiH4
、Si2H6、5i3H6、SiF4゜5iC14、S
iHF3 、 S工H2F2 、5LH5F 、 5i
HC13゜5iH2C12、5iH3C1等のSi  
原子の原料ガスを用いたプラズマCvD法が用いられる
。まだ、a−8i1−ycy (: H: X ) (
0<Y<1 ) 、 a−3i+−yoy(: H: 
X ) (0<Y(1) 、 a−Si1 yNylH
:X)(0<Y<1)の作成には、更に炭素源として、
CH4,C2H6、C3HB  、 C4H1o。
C2H4+ (sH6、C4H8、C2H2、C5H4
c4a6.06H6等の炭化水素、CHsF 、 CH
3Cl 。
CH31、C2H5C1、C2H5Br、等のハロゲン
化アリル、CClF2  、 CFa  、 CHF3
  、  C2F6 、 G5’FB等のフロンガス、
c6H,my、 (m = 1〜e )の弗化ベンゼン
等のC原子の原料ガスをプラズマCvD法に用いるシリ
コン原料ガスと混合して用いる。
また、酸素源としては02 、 Go 、 CO2、N
o 。
No2等、また、望素源としてはN2  、 NH3、
N。
等を混合して用いる。
また、a−5i(:H:X)にG6を添加する場合もG
6H4* (r62H6、Cjre5HB  、 Ge
F< 、 G6C1n。
(r6HF3 、 GeN2F2 、 eaH5F 、
 GeHCl5 。
GeN2G12 、 GeHCl5のガスを上記S=原
子の原料ガスと混合しプラズマCVD法によって形成す
ることも出来る。
さらに、本発明において、上記の!L−5i(:H:X
) 、 a−8i1−yCy (:H:x) (0<Y
(1)。
a−3i1yoy (:H:X) (o(Y(1) 、
 a−3i+−yNy(: H: X ) (o<Y<
1 )、あるいはこれらに06添加のこれらの膜中に、
不純物を添加することにより伝導性を制御し、所望の電
子写真特性を得ることができる。p型伝導性を与えるp
型不純物としては、周期律表第1族すに属するB。
ムl 、 Ga 、 In  等があり、好適にはB、
ムl。
GILが用いられ、n型伝導性を与えるn型不純物とし
ては、周期律表第V族すに属するN、P。
人s 、 sb 等が有シ、好適にはP、ムSが用いら
れる。
また、これらの不純物を添加する方法として、p型不純
物の場合、B2H6+ B4H+o + B5H9+1
3sl(++  ・B6H12・B6H14・Br5 
・BCI、・BBr3 、ム1013 、 (CH3)
3ムl 、 ((zHs)sム1゜(i04H9)3A
l * (CH3)5G4 、 ((zHs)5G4 
eInC13、(02H5)3Inを、n型不純物の場
合、N2  、 NH5、No 、 N20 、 N0
2  、 PH3、P2H4゜PH41、PF5  、
 PF5 、 PCl3  、 PCl5. 、 PB
r3゜PBr3 、 PI3 、 AsH3、ムsy5
  、ム5c15 。
AsBr3  、5bH5、SbF5 、 SbF5 
、5bC13。
5bC15等のガスを、あるいはこれらのガスをN2 
、 H6、ムrで希釈したガスを、プラズマCVD法で
は、それぞれの膜形成時において、使用する上記のC原
子、 Si原子等の原料ガスと混合して用いれば良い。
一方、製膜後、膜のヤング率を求めるため、熱熱膨張係
数の異なる2種類以上の細長いガラス(例えば、コーニ
ング社7o59.8102等)を吏用し、これらガラス
の製膜前後の反りを測定する、いわゆる片持ち柔性によ
シ残留応力を求めた。
その計算方法を以下に記す。
一般に、残留応力(σr と記す)は、真性応力(σ1
 と記す)、熱応力(σt と記す)によって以下のよ
うに表記される。
σr=σ1+σt(1) また、熱応力(σt)は同じく以下のように表記される
ここでEf:ヤング率、シ:ボアッソン比(0,33と
する)、αf:膜の熱膨張係数、αgニガラスの熱膨張
係数、Δで:膜形成時のガラス温度と反りの測定時の温
度差 これらの式を用いて、異なる熱膨張係数のガラス基板に
対し求めた残留応力の大きさの差が、(2)式の内、ガ
ラス基板の熱膨張係数の差に起因する値と一致する。
つまり、応力の差は以下のように表記される。
ここで、△σt:応力差、α1g=1番目のガラスの熱
膨張係数、α2g:2番目のガラスの熱膨張係数 (3)を用いて、ヤング率を求め、ドラム基板上へ膜形
成を行う前に、予め、同一条件で応力を測定しヤング率
を求めて評価する。
以下実施例について述べる。
実施例1 鏡面研磨したアルミニウム基板と応力測定用のガラスを
6インチの放電電極を有する平行平板型の容量結合方式
プラズマCVD装置内のアノード側に配置し、反応容器
内を6 X 10−6Torr以下に排気後、基板を1
60〜250°Cに加熱した。
cz)1.を10〜80 SCCm 、 He希釈ガス
を15〜205can装置内に導入し、反応容器内の圧
力をOj 〜0,8 Torrに調整した。13.56
MHzの高周波電力80〜100Wの条件でh−C:1
層を電荷移動層として26μm形成し、つぎにSiH4
を10〜408001!1導入し、圧力0.2〜1.0
Torr1高周波電力20〜100Wでノンドープ(n
on −dopad ) a−3i : H層を光導電
層として0.5〜56m形成し、更に、SiH4を1o
〜3oSCC勲02H4を20〜4oSCCm導入し、
圧力0.2〜1.0Torr、高周波電力50〜150
Wで5i1−zcz :H(0(X (1)を表面被覆
層としてo、08〜0.3μm形成して電子写真感光体
を作成した。
この時のIL−C:1層の誘電率は2.3〜5と小さい
値を示し、またヤング率においても2.5〜10 X 
10” ’ dyn/c、4 であった。
また、この電子写真感光体を−6,0KVでコロナ帯電
させたところ、−3200Vの表面電位を得ることが出
来、白色光で露光したところ、残留電位−130V以下
で半減電位露光量は11ux・sec以下と非常に高い
感度が得られた。また、この感光体を一900vに帯電
させ同じく白色光にて露光したところ、半減電位露光量
は0,21ux−Sec以下と感度は非常に高い。これ
を、従来のa−si:Hの20μmからなる感光体を+
4007に帯電させ白色光で露光した場合と比較すれば
3倍の感度があり、可視光のみに限り露光を再度行い比
較したところ、4倍以上の感度が確認された。また、同
じコロナ電位での帯電ではa−3i:Hのみに比べ、帯
電電位も4倍以上と少ない帯電電流で高い感度の感光体
が得られる事を示した。
このような条件で作成した感光ドラムを、繰り返し使用
しても、残留電位の変化は極めて少なく、80万枚以上
の使用にも耐える。
また、0.2〜2μmのa−3i:H光導電層に酸素を
2oO〜3oooppm添加した場合も、BをO,S〜
s ppm添加した場合も上記と同様な特性を示す電子
写真感光体を形成できた。
一方、同じ< C2H4ガスの代わりにC2H2ガスを
用い、放電電力150〜200Wでa−C:1層を形成
したところ、この時のヤング率は12〜15 X 10
”dyn/eJでおった。この電荷移動層上に光導電層
を形成し、帯電特性を評価したところ、初期特性ではC
2H4で作成した前記の感光体と比較し、残留電位は1
50〜460’lと大きく、後記のような条件で作成し
た、感光ドラムは、繰り返し医用に対し、残留電位は徐
々に上昇し、ヤング率の大きな値の膜では1部光導電層
が剥離する場合もあった。
実施例2 アルミニウムドラムを基板ホルダとして加工し応力測定
用ガラスを設置し、長さ45cm、内径16cInφの
円筒型の放電電極を有する容量結合方式プラズマcvn
装置内に配置し、反応容器内を5 X 10−6Tor
r 以下に排気後、アルミニウムドラム基板ホルダを2
50〜200°Cに加熱した。
02H2を250〜400SOCmとCF4を1oO〜
200sccmを導入し、圧力0.2〜1.0Torr
 に調整した後、高周波電力100〜250Wでa−C
:H:7層を15〜20μm形成した。次に、5il(
4を50〜160 sccm 、 GeH4を6o〜1
00 Seem 、 H2希釈ガスを250〜4503
00!II導入し、圧力0.2〜1.0TOrr 、高
周波電力100〜250Wで、光導電層を形成し、さら
に、表面被覆層として実施例1と同じ(Si、 xcx
 :H(0<X<1 )層を0.08〜0.6μm形成
し電子写真感光体とした。
この時のa−〇:H層の誘電率は2.3〜2.5であり
、ヤング率はOj 〜0.9 X 10” ’ dyn
/c4 であった。
一方、このような条件で鏡面加工したアルミニウムドラ
ムに機能分線型感光体を形成し、670nuのLKI)
を光源とする光プリンタに実装し、正帯電において一6
00〜5oovの表面電位で鮮明な印字を確認した。
また、このような感光体は、繰り返し1史用に帯電特性
、感度とも変化は少なく、10o万ペ一ジ以上の繰り返
しにも初期特性と差はみられない。
一方、圧力を1.1〜1.5 Torr 、基板温度を
150〜200°Cとし、上記と同様に感光体を作成し
た。このような後記の条件では、ヤング率は0−09〜
0.05 X 10” dyn/、、f、  と小さい
値を示した。この感光体を上記と同じプリンタに実装し
、繰り返し使用したところ、ヤング率の大きな光導電層
に1部クラックが発生し画像を悪化させる原因となった
。これは、電荷移動層と光導電層とのヤング率の差が大
きくなるため、感光ドラムにかかる圧力に対し、支えき
れなくなると考えられる。
実施例3 実施例2における前記条件で作製した電子写真感光体に
、表面被覆層として0.1〜0.6μmのa−e’1−
XcX :H(0< X < 1 )をプラズ?C’l
/D法で形成し、実施例2で吏用した光プリンタに実装
し評価を行ったところ、この構成の電子写真感光体が耐
熱性、耐湿性に優れ、60万ページの耐刷性を有するこ
とを確認した。
実施例4 実施例2と同様に、02H2,ay4に加え、PH5を
0.005〜1.0&t!1%を添加し、プラスマCv
D法により光学的禁止帯幅2.3〜2.66V、誘電率
2.3〜2.5のPドープa−C:H層を10〜15μ
m形成し、その後SiH4とSiF4の混合ガスにより
光導電層としてa−3i:H:H層を1〜3μm形成し
た。
次に、SiF4をH層に切り替え、表面被覆層としてa
−Si+−xNx (0<X(1)を0.08〜O−2
μn形放し電子写真感光体を得た。
この感光体に−e−o x vのコロナ電圧で帯電処理
を行った。表面電位は一15oovと高い電位が得られ
、白色光によって半減電位露光量はo、51uX’se
c  と高感度が実証された。これは誘電率2.3〜2
.6のノンドープ(non −dopad ) a−C
:H層が上記の範囲では電子に対し効率良い電荷移動層
として機能していることを裏付けている。
また、表面被覆層として′a−Ge1−zCz:H(0
<X<1 )を0.1〜O−5μm形成した感光体は繰
り返し帯電の再現が特に優れ、上記と同様な特性が再現
良く得られることを確認した。
このようなPドープト、c : H: F膜のヤング率
は0.3〜1.2×1o11dyn/d であった。
発明の効果 本発明による電子写真感光体は、非晶質カーボンを主成
分とするヤング率がO−1〜10×1011dyn/c
m2である電荷移動層と光導電層とを積層した電子写真
感光体は、帯電時のコロナ電流が極めて小さく、可視光
に対して非常に高感度で、しかも低コストで繰り返し使
用にも安定な、耐刷性。
耐環境性(耐熱性、耐湿性等)に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
図は、七#専も本発明の実施例における電子写真感光体
の実施例の断面図である。 1・・・・・・支持体、2・・・・・・電荷移動層、3
・・・・・・光導電層、4・・・・・・自由表面。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名ノー
ーー*ギH本 4−白虫表百

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光励起によって移動可能なキャリアを発生する光
    導電層と、非晶質カーボンを主成分とする電荷移動層が
    積層された電子写真感光体において、前記電荷移動層の
    ヤング率が0.1〜10×10^1^1dyn/cm^
    2である電子写真感光体。
  2. (2)非晶質カーボン層が少なくとも水素あるいはハロ
    ゲン元素を含む特許請求の範囲第1項記載の電子写真感
    光体。
  3. (3)光導電層が局在化状態密度を減少せしめる修飾物
    質を含む非晶質層である特許請求の範囲第1項記載の電
    子写真感光体。
  4. (4)光導電層が、少なくとも水素あるいはハロゲン元
    素のいずれかを含む特許請求の範囲第1項記載の電子写
    真感光体。
  5. (5)非晶質カーボン層が周期律表第III族B、あるい
    は第V族Bの元素を含有する特許請求の範囲第1項記載
    の電子写真感光体。
  6. (6)自由表面に表面被覆層を形成した特許請求の範囲
    第1項記載の電子写真感光体。
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