JPS6227075B2 - - Google Patents

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JPS6227075B2
JPS6227075B2 JP22707782A JP22707782A JPS6227075B2 JP S6227075 B2 JPS6227075 B2 JP S6227075B2 JP 22707782 A JP22707782 A JP 22707782A JP 22707782 A JP22707782 A JP 22707782A JP S6227075 B2 JPS6227075 B2 JP S6227075B2
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JP
Japan
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acid
group
represent
bromine
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JP22707782A
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Hideji Takagaki
Shigenori Nakanishi
Yasuyuki Tanaka
Michihiro Watanabe
Kariko Yonehara
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (但し、式中、X、Yは〓X−Yで〓C=Oとし
てカルボニル基を表わすか、あるいは〓CH
(OH)としβ−水酸基を表わし、Zは水素また
は臭素原子を表わす。またOR1およびOR2は同一
または異なるアシロキシ基、硫酸エステルもしく
は燐酸エステル残基を表わす。) で表わされる新規なステロイド化合物およびその
化合物を、 一般式 (但し、式中W、Xは〓W−Xで〓C=Oとして
カルボニル基を表わすかあるいは〓CH(OH)
としてβ−水酸基を表わす。またOR1およびOR2
は同一または異なるアシロキシ基、硫酸エステル
もしくは燐酸エステル残基を表わす。で表わされ
るステロイド化合物から製造する方法に関するも
のである。但し、化合物自体については、〓X−
Yがカルボニル基の場合、Zは臭素に限られる。
本発明により製造される一般式(1)で表わされる
化合物は生理学的に活性な既知の6α・9αおよ
び6β・9α−ジフルオルコルチコイドの有用な
中間体であり、特に、優れた医薬として注目され
ている2−ブロム−6β・9α−ジフルオル−11
β・17α・21−トリヒドロキシ−1・4−プレグ
ナジエン−3・20−ジオン−17・21−ジエステル
類(以下化合物という)を製造するに当り、本
発明者等により見出された新規な製造法(特願昭
57−105367号)を実施する際の主要な中間体であ
る。
前記化合物は既知の生理学的に活性な種々の
ステロイドに見られる体重減少、ナトリウム貯
留、カリウム減少、副腎および下垂体の抑制等の
様な副作用が少なく、特に抗炎症作用あるいは抗
リウマチ性関節炎作用等の価値ある薬理学的作用
を有することが知られている(特公昭56−14677
号公報参照)。また関節内注射による抗リウマチ
作用も報告されている。
更に化合物の製造法としては11−エピハイド
ロコルチゾン−21−エステルを出発原料とした方
法(例えば特公昭56−14677号、特開昭51−6955
号、特開昭55−154998号参照)が知られている
が、11−エピハイドロコルチゾンが入手しにくく
高価である。一方、本発明による一般式()で
表わされる化合物は安価で入手しやすい原料とし
てハイドロコルチゾン−21−エステルを用いて高
収率で合成することが出来、これにより化合物
の安価で収率の良い製造法が完成するに至つたの
である。
次に本発明による一般式()で表わされる化
合物即ち化合物、、および化合物、を
製造する方法を図式−1に示す。
(但し、式中、OR1およびOR2は、同一または異
るアシロキシ基、硫酸エステルもしくは燐酸エス
テル残基を表わす。) 尚、以後式中のR1およびR2の具体例としてア
セチル基の場合について説明するものとし、反応
工程中の各種化合物については、例えば化合物
については「化合物′」と略記し、他について
も同様とする。
さて本発明における出発物質である17α・21−
ジヒドロキシ−5α・6α−エポキシ−3・3−
エチレンジオキシ−9α−フルオルプレグナ−
11・20−ジオン−17・21−ジエステル(化合物
′および5α・6α−エポキシ−3・3−エチ
レンジオキシ−9α−フルオル−11β・17α・21
−トリヒドロキシプレグナ−20−オン−17・21−
ジエステル(化合物′)は既知化合物17α・21
−ジヒドロキシ−9α−フルオル−4−プレグネ
ン−3・11・20−トリオン−17・21−ジアセテー
ト(化合物′)をケタール化して化合物′とし
た後過酸により酸化して化合物′とするかまた
は化合物′を還元して化合物′とした後過酸に
より酸化するかあるいは化合物′を還元して化
合物′とすることにより容易に高収率で得るこ
とが出来る。
6β・9α−ジフルオル−5α・11β・17α・
21−テトラヒドロキシプレグナ−3・20−ジオン
−17・21−ジアセテート(化合物′)は化合物
′を弗化水素水で処理することにより得ること
が出来る。反応は、弗化水素水に化合物′を直
接加えてもよいが有機溶媒に溶解したものを加え
てもよい。この際用いる有機溶媒としてはテトラ
ヒドロフラン、クロロホルム等の原料化合物′
の溶解度のよいものがあげられる。さらに反応は
0〜−80℃の温度で行うことが出来るが、好まし
くは−20〜−80℃の温度がよい。
2・2−ジブロム−6β・9α−ジフルオル−
5α・11β・17α・21−テトラヒドロキシプレグ
ナ−3・20−ジオン−17・21−ジアセテート(化
合物′)は化合物′の臭素化による得ることが
出来る。臭素化剤としては臭素、N−ブロムコハ
ク酸イミド等があげられる。この際塩基性物質と
して酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等を併用す
る。反応は酢酸中で行うのが好ましい。また、反
応温度は0〜120℃の間で行うことが出来るが、
好ましくは、80〜120℃の間で短時間に行うこと
が望まれる。
2−ブロム−6β・9α−ジフルオル−11β・
17α・21−トリヒドロキシ−1・4−プレグナジ
エン−17・21−ジアセテート(化合物′)は化
合物′を加熱して脱臭化水素および脱水を行う
ことにより得ることが出来る。反応は有機溶媒中
で行うが用いる有機溶媒としては、N・N−ジメ
チルホルムアミド、N・N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン等のアミド系溶媒が好
適である。脱臭化水素および脱水を行うための触
媒としては、金属ハロゲン化物あるいはそれと併
用して金属炭酸塩を用いることが出来る。金属ハ
ロゲン化物としては、塩化リチウムまたは臭化リ
チウムがよく、金属炭酸塩としては、炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩ある
いは炭酸カルシウムの様なアルカリ土類金属炭酸
塩を用いることが出来る。反応は80〜160℃の高
温で行うが、好ましくは100〜130℃の間で行うこ
とが良好な結果を与える。
6β・9α−ジフルオル−5α・17α・21−ト
リヒドロキシプレグナ−3・11・20−トリオン−
17・21−ジアセテート(化合物′)は化合物
′から化合物′への反応と同様にして、化合物
′を弗化水素で処理することにより得ることが
出来る。
2・2−ジブロム−6β・9α−ジフルオル−
5α・17α・21−トリヒドロキシプレグナ−3・
11・20−トリオン−17・21−アセテート(化合物
′)は化合物′から化合物′への反応と同様
にして、化合物′を臭素化することにより得る
ことが出来る。
2−ブロム−6β・9α−ジフルオル−17α・
21−ジヒドロキシ−1・4−プレグナジエン−
3・11・20−トリオン−17・21−ジアセテート
(化合物′)は化合物′から化合物′への反応
と同様にして化合物′の脱臭化水素および脱水
を行うことにより得ることが出来る。また、化合
物′は還元剤を作用させることにより化合物
′へ導くことが出来る。
本発明によれば、前記化学式中のOR1および
OR2がアセトキシ以外の他のエステル残基の場合
にもアセトキシ基の場合とほぼ同様にして、また
は当業者の常套的変更によつて一般式()で表
わされる化合物が製造できる。
他のエステル残基を構成する無機酸としては硫
酸、燐酸また有機酸としてはスルホン酸または脂
肪族、脂環式、芳香族、アリール脂肪族および複
素環式カルボン酸を包含しかつチオカルボン酸お
よびアミノカルボン酸のようなカルボン酸を包含
するカルボン酸を示すことが出来る。カルボン酸
としては、ギ酸、酢酸、クロル酢酸、トリフルオ
ル酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、トリメチ
ル酢酸、ジエチル酢酸、カプロン酸、クロトン
酸、エナント酸、カプリル酸、カプリン酸、パル
ミチン酸、ウンデカン酸、ウンデシレン酸、シユ
ウ酸、コハク酸、グルタル酸、ピメリン酸、酒石
酸、マレイン酸、乳酸、カルバミン酸、グリシ
ン、アルコキシカルボン酸、ヘキサヒドロ安息香
酸、シクロペンチルプロピオン酸、シクロヘキシ
ル酢酸、シクロヘキシル酪酸、安息香酸、フタル
酸、フエニル酢酸、フエニルプロピオン酸、フラ
ン−2−カルボン酸、ニコチン酸およびイソニコ
チン酸が好ましい。スルホン酸としてはメタンス
ルホン酸およびトルエンスルホン酸が好ましい。
特に好ましいカルボン酸は、酢酸、トリメチル
酢酸、プロピオン酸、β−フエニルプロピオン
酸、α−フエニルプロピオン酸、吉草酸、および
ジカルボン酸例えばコハク酸である。
OR1に於けるアシロキシ基が上述のアシロキシ
基、特に上述の好適なカルボン酸残基を示すのが
好ましいことが多い。この理由は21位のエステル
が特に優れた生物学的活性を示すからである。ま
たOR1はポリカルボン酸エステルの残基あるいは
水溶性塩の形態またはこの形態に転化できる無機
酸残基を示すのが特に好ましい。
以上記した方法により一般式()で表わされ
る化合物更には化合物が高収率でしかも従来と
は異なる方法で製造できるものである。
次に本発明の実施方法を以下の実施例により更
に詳細に説明するが本発明がこれらに限定される
ものではない。
実施例 1 65%弗化水素水(250ml)を−70〜−80℃に冷
却して撹拌しながら化合物′52.5gをゆつくり
と約3時間かけて添加する。更に同温度で1時間
撹拌した後、冷水(2.5)にあけ折出した結晶
を口別し、洗浄液が中性になるまで水洗する。得
られた結晶を乾燥後塩化メチレンより再結晶して
化合物′の白色結晶が35.0g(70%)得られ
る。
融点:119.5〜120.0℃(分解) IR、cm-1(KBr) 3600(m)、3500(m)、(νOH);1735
(s)、(νOH);1240(s)(νC−O−C) H1NMR、δ(CDCl3) 0.99(3H、S、18CH3)、1.61(3H、d、J=
4.5Hz、19CH2)、2.08(3H、S、CH3CO−)、
2.14(3H、S、CH3CO−)、4.34(1H、dm、
J=49Hz、C−6H)、4.20〜4.55(1H、m、C
−11H)、4.64(1H、d、J=17Hz、−
COCH2OAC)、4.90(1H、d、J=17Hz、−
COCH2OAC) 元素分析値(C25H34O8F2として) 計算値(%):C、59.99;H、6.85;F、7.59 実測値(%):C、60.13;H、6.79;F、7.52 実施例 2 実施例1と同様にして化合物′52.3g
(0.1mol)より化合物′の白色結晶が34.9g(70
%)得られる。
融点:217.5〜217.8℃(分解) IR、cm-1(KBr) 3625(m)(νOH);1755(s)、1740
(s)、1725(s)(νC=O);1233(s)、
(νC−O−C) H1NMR、δ(CDCl3) 0.76(3H、S、18CH3)、150(3H、d、J=
3Hz、18CH3)、2.13(3H、S、CH3CO−)、
2.16(3H、S、CH3CO−)、4.37(1H、dm、
J=48Hz、C−6H)、4.68(1H、d、J=16.5
Hz、−COCH2OAC)、4.79(1H、d、J=16.5
Hz、−(OCH2OAC) 元素分析値(C25H32C8F2として) 計算値(%):C、60.23;H、6.47;F、7.62 実測値(%):C、60.40;H、6.43;F、7.56 実施例 3 化合物′50.1g(0.1mol)と酢酸ナトリウム
50gを酢酸(250ml)に加え、90℃に加熱する。
酢酸ナトリウムが溶解した後、臭素16.8g
(0.105mol)の酢酸(50ml)溶液を約5分間で滴
下する。臭素の色が消失したら臭素16.8g
(0.105mol)の酢酸(50ml)溶液を一度に加え
る。臭素の色が消失したら反応液をただちに室温
まで冷却し、冷水(3.5)にあける。析出した
結晶を口別し乾燥すると化合物′の淡黄色結晶
が62.5g(95%)得られる。
融点:136.2〜137.0℃(分解) IR、cm-1(KBr): 3590(m)、3450(m)(νOH);1755
(s)、1740(s)、1720(s)(νC=O);
1245(s)(νC−O−C) H1NMR、δ(CDCl3): 1.00(3H、S、18CH3)、185(3H、d、J=
5.5Hz、19CH3)、2.08(3H、S、CH3CO−)、
2.17(3H、S、CH3CO−)、4.40〜4.45(1H、
m、C−11H、4.41(1H、dm、J=49Hz、C
−6H)、4.63(1H、d、J=17Hz、−
COCH2OAC)、4.91(1H、d、J=17Hz、−
COCH2OAC) 元素分析値(C25H32O8Br2F2として) 計算値(%):
C、45.61;H、4.90;Br、24.27;F、5.77 実測値(%):
C、45.39;H、4.97;Br、24.21;F、5.70 実施例 4 実施例3と同様にして化合物′49.9g
(0.1mol)より化合物′の淡黄色結晶が62.3g
(95%)得られる。
融点:132.6〜133.7℃(分解) IR、cm-1(KBr) 3600(m)(νOH);1755(s)、1740
(s)、1730(s)(νC=O);1240(νC−
O−C) H1NMR、δ(CDCl3) 0.76(3H、S、18CH3)、1.75(3H、d、J=
3Hz、19CH3)、2.13(3H、S、CH3CO−)、
2.16(3H、S、CH3CO−)、4.45(1H、dm、
J=45.5Hz、C−6H)、4.69(1H、d、J=18
Hz、−COCH2OAC)、4.81(1H、d、J=18
Hz、−COCH2OAC) 元素分析値(C25H30O8Br2F2として) 計算値(%):
C、45.75;H、4.61;Br、24.35;F、5.79 実測値(%):
C、45.91;H、4.60;Br、24.17;F、5.74 参考例 1 N・N−ジメチルホルムアミド(650ml)に無
水塩化リチウム(65g)を加え110〜120℃に加熱
し溶解する。同温度でこの溶液に化合物′
(65.8g)を加え2時間撹拌反応させる。反応液
を室温まで冷却し、水(6.5)にあけ、生成す
る沈澱を口別し、水洗する。得られた粗結晶を乾
燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
り分離する。クロロホルム−酢酸エチル(10:
1)の留分より化合物′の白色結晶が38.6g
(69%)得られる。
融点:298℃(分解) Mass:M+=558 IR、cm-1(KBr): 3520(m)(νOH);1758(s)、1733
(s)、1705(s)、1650(s)(νC=O);
1235(s)(νC−O−C) H1NMR、δ(d6−DMSO): 0.91(3H、s、18CH3)、1.60(3H、d、J=
3.4Hz、19CH3)、2.01(3H、s、CH3CO−)、
2.12(3H、S、CH3CO−)、4.1〜4.4(1H、
broad、C−11H)、4.80(2H、S、−
COCH2OAC)、5.39(1H、dm、J=51Hz、C
−6H)、5.63(1H、d、J=6Hz、C−
11OH)、6.51(1H、d、J=4Hz、C−4H)、
7.85(1H、S、C−1H) 元素分析値(C25H29O7BrF2として) 計算値(%):
C、53.68;H、5.23;Br、14.28;F、6.79 実測値(%):
C、53.46;H、5.23;Br、14.21;F、6.74 参考例 2 参考例1と同様にして化合物′65.6g
(0.1mol)より化合物′の白色結晶が39.5g(71
%)得られる。
融点:262.7〜263.5℃(分解) IR、cm-1(KBr): 1750(s)、1740(s)、1676(s)(νC=
O);1640(m)、1601(m)(νC=C);
1233(s)(νC−O−C) H1NMR、δ(CDCl3): 0.78(3H、S、18CH3)、1.63(3H、d、J=
2Hz、19CH3)、2.07(3H、S、CH3CO−)、
2.12(3H、S、CH3CO−)、4.67(1H、d、
J=17.5Hz、−COCH2OAC)、4.80(1H、d、
J=17.5Hz、−COCH2OAC)、5.20(1H、dm、
J=49Hz、C−6H)、6.38(1H、d、J=7
Hz、C−4H)、7.88(1H、S、C−1H)、 元素分析値(C25H27O9BrF2として) 計算値(%):
C、53.87;H、4.88;Br、14.34;F、6.82 実測値(%):
C、54.03;H、4.79;Br、14.15;F、6.77 参考例 3 化合物′55.7g(0.1mol)をテトラヒドロフ
ラン(500ml)に溶解し、水(100ml)を加える。
この溶液を室温で撹拌しながら水素化ホウ素化ナ
トリウムを加える。薄層クロマトグラフイー上で
化合物′の消失が確認されたら反応液に水及び
クロロホルムを加えて分液する。有機層を水洗し
た後、減圧下濃縮する。得られた粗結晶をアセト
ン−ヘキサンより再結晶して化合物′の白色結
晶が44.7g(80%)得られる。このものは参考例
1で得られたものと同一の物性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (但し、式中、X、Yは〓X−Yで〓C=Oとし
    てカルボニル基を表すか、あるいは〓CH
    (OH)としてβ−水酸基を表し、Zは水素また
    は臭素原子を表す。但し、〓X−Yがカルボニル
    基の場合、Zは臭素に限られる。またOR1および
    OR2は同一または異なるアシロキシ基、硫酸エス
    テルもしくは燐酸エステル残基を表す。)で表さ
    れるステロイド化合物。 2 一般式 (但し、式中、W、Xは、〓W−Xで〓C=Oと
    してカルボニル基を表すか、あるいは〓CH
    (OH)としてβ−水酸基を表す。またOR1および
    OR2は同一または異なるアシロキシ基、硫酸エス
    テルもしくは燐酸エステル残基を表す。)で表さ
    れるステロイド化合物を、弗化水素で処理し、要
    すれば次いで臭素化することによる、 一般式 (但し、式中、X、Yは〓X−Yで〓C=Oとし
    てカルボニル基を表すか、あるいは〓CH
    (OH)としてβ−水酸基を表し、Zは水素また
    は臭素原子を表す。但し、〓X−Yがカルボニル
    基の場合、Zは臭素に限られる。また、OR1およ
    びOR2は同一または異なるアシロキシ基、硫酸エ
    ステルもしくは燐酸エステル残基を表す。)で表
    されるステロイド化合物の製造方法。
JP22707782A 1982-06-21 1982-12-27 ステロイド化合物およびその製造方法 Granted JPS58225099A (ja)

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ES538191A ES538191A0 (es) 1982-06-21 1984-11-30 Un procedimiento para preparar un 2-bromo-6 b, 9a-difluoro-11b, 17a, 21-trihidroxi-1, 4-pregnadien-3, 20-diona-17, 21-diester
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JPS58225099A (ja) 1983-12-27

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