JPS62270493A - 3−v族化合物半導体の気相成長方法 - Google Patents
3−v族化合物半導体の気相成長方法Info
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- JPS62270493A JPS62270493A JP11560786A JP11560786A JPS62270493A JP S62270493 A JPS62270493 A JP S62270493A JP 11560786 A JP11560786 A JP 11560786A JP 11560786 A JP11560786 A JP 11560786A JP S62270493 A JPS62270493 A JP S62270493A
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明はIII −V族化合物半導体の気相成長方法に
係るものであり、特に大面積高均一のIII −V族化
合物半導体およびその混晶の極薄膜を形成するIII
−V族化合物半導体気相成長技術に関するものである。
係るものであり、特に大面積高均一のIII −V族化
合物半導体およびその混晶の極薄膜を形成するIII
−V族化合物半導体気相成長技術に関するものである。
(従来の技術)
本発明が改善を目指す従来技術としては雑誌「ジャパニ
ーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィツクス(J
apanese Journal of Applei
d Physics)J第24巻第12号(1985年
12月)の第L962〜L964頁に記載された流量変
調エピタキシ技術(Flow−RateModulat
ion Epitaxy)が最も近い技術内容を含んで
いる。この方法はトリエチルガリウム(TEG)とアル
シン(AsHa)を交互に基板上に供給し、しかもTE
Gを供給するサイクルで微量のAsH3をいっしょに基
板上に供給するというものである。この流量変調エピタ
キシ技術は最近注目されている原子層エピタキシ技術と
関連するものである。原子層エピタキシ技術においては
一層一層の積層速度を原料の供給速度や表面反応速度を
制御して決めるのではなく一層を形成する操作の繰り返
し速さによって決めることになる。そのため原子層レベ
ルの極薄膜を作ることが容易におこなわれるばかりでな
く、大面積基板への均一成長技術や窓部での成長速度の
異常増加を伴わない選択成長技術が得られると期待され
る。(雑誌「ジャパニーズ、ジャーナル・オブ・アプラ
イド・フィツクス(Japanese Journal
ofApplied Physics) J第25巻第
3号(1986年3月)の第L212〜L214頁に記
載された論文を参照されたい。)(発明が解決しようと
する問題点)とこ ろで、選択成長技術としての流量変調エピタキシ技術の
問題点を考えてみることにする。第一に、GaAsの成
長においてはトリエチルガリウム(TEG)をより好ま
しい原料として用いているがTEGは200°C以」二
で熱的に分解してGaを生じるので成長温度である40
0〜500°Cで安定な単分子層吸着が、実現されてい
ない。第二に、TEGを供給すると同時に少量のアルシ
ン(AsH3)を供給しているが、この操作ではTEG
の吸着を単分子層で止めることはできず、常に一部の吸
着層がAsH3との反応によってGaAsとなって結晶
に取り込まれる。第三に、TEGとAsH3の供給の切
り換えの間に無供給の時間が設けられていないため短時
間としても単分子層吸着過程を経た原子層エピタキシで
はない通常のTEGとAsH3同時供給のエピタキシが
起きる問題がある。以上の問題点に共通していることば
制御されたTEGの単分子層吸着過程を経た成長量」二
の成長が起きることである。このため、原理的に均一な
成長層が得られる原子層エピタキシの過程と場所的に成
長量が不均一となる通常の成長過程とが同時あるいは交
互に起き、完全な均一成長を実現することは困難である
。
ーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィツクス(J
apanese Journal of Applei
d Physics)J第24巻第12号(1985年
12月)の第L962〜L964頁に記載された流量変
調エピタキシ技術(Flow−RateModulat
ion Epitaxy)が最も近い技術内容を含んで
いる。この方法はトリエチルガリウム(TEG)とアル
シン(AsHa)を交互に基板上に供給し、しかもTE
Gを供給するサイクルで微量のAsH3をいっしょに基
板上に供給するというものである。この流量変調エピタ
キシ技術は最近注目されている原子層エピタキシ技術と
関連するものである。原子層エピタキシ技術においては
一層一層の積層速度を原料の供給速度や表面反応速度を
制御して決めるのではなく一層を形成する操作の繰り返
し速さによって決めることになる。そのため原子層レベ
ルの極薄膜を作ることが容易におこなわれるばかりでな
く、大面積基板への均一成長技術や窓部での成長速度の
異常増加を伴わない選択成長技術が得られると期待され
る。(雑誌「ジャパニーズ、ジャーナル・オブ・アプラ
イド・フィツクス(Japanese Journal
ofApplied Physics) J第25巻第
3号(1986年3月)の第L212〜L214頁に記
載された論文を参照されたい。)(発明が解決しようと
する問題点)とこ ろで、選択成長技術としての流量変調エピタキシ技術の
問題点を考えてみることにする。第一に、GaAsの成
長においてはトリエチルガリウム(TEG)をより好ま
しい原料として用いているがTEGは200°C以」二
で熱的に分解してGaを生じるので成長温度である40
0〜500°Cで安定な単分子層吸着が、実現されてい
ない。第二に、TEGを供給すると同時に少量のアルシ
ン(AsH3)を供給しているが、この操作ではTEG
の吸着を単分子層で止めることはできず、常に一部の吸
着層がAsH3との反応によってGaAsとなって結晶
に取り込まれる。第三に、TEGとAsH3の供給の切
り換えの間に無供給の時間が設けられていないため短時
間としても単分子層吸着過程を経た原子層エピタキシで
はない通常のTEGとAsH3同時供給のエピタキシが
起きる問題がある。以上の問題点に共通していることば
制御されたTEGの単分子層吸着過程を経た成長量」二
の成長が起きることである。このため、原理的に均一な
成長層が得られる原子層エピタキシの過程と場所的に成
長量が不均一となる通常の成長過程とが同時あるいは交
互に起き、完全な均一成長を実現することは困難である
。
本発明の目的はこのような従来技術の欠点を克服し原子
層エピタキシ過程による超高均一なGaAsをはじめと
するIII −V族化合物半導体成長層を形成するII
I −V族化合物半導体気相成長方法を提供することに
ある。
層エピタキシ過程による超高均一なGaAsをはじめと
するIII −V族化合物半導体成長層を形成するII
I −V族化合物半導体気相成長方法を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によればメチル系III族元素有機金属化合物と
V族元素の揮発性化合物を交互に基板上に供給し、それ
ぞれの原料供給の間には原料の無供給の時間を設け、そ
の繰り返しによってIII −V族化合物半導体および
その混晶の薄膜を形成することを特徴とするIII −
V族化合物半導体の気相成長方法が得られる。
V族元素の揮発性化合物を交互に基板上に供給し、それ
ぞれの原料供給の間には原料の無供給の時間を設け、そ
の繰り返しによってIII −V族化合物半導体および
その混晶の薄膜を形成することを特徴とするIII −
V族化合物半導体の気相成長方法が得られる。
(作用)
メチル系III族元素有機金属化合物を好ましい原料と
して特定する本発明は有機金属の気相およびIII −
V族化合物半導体表面での分解過程を考察することによ
って得られた。例えばGaAsのエピタキシャル成長に
用いられるトリメチルガリウム(TMG)とTEGは分
解の機構が異なることを本発明者は雑誌[ジャーナル・
オブ・ジ・エレクトロケミカル・ソサイアテイ(Jou
rnal of the Electrochemic
al 5ociety)J第132巻第3号(1985
年3月)の第677〜679頁に発表した。この論文に
よればTEGは300°C程度の低温でも分解が十分に
進行し400〜500°CのGaAs基板上に達するま
でにGa原子となっていると考えられるのに対し、TM
GはGaAs基板上に分解せずに到達する可能性が高い
。また本発明者は第1図(a)に示すようにTMGはG
aAs面のAs原子のダングリングボンドの電子をGa
の空の電子軌道に受けてGaAs面に吸着し、これによ
って分解反応を促進され第1図(b)のようにモノメル
ガリウムのブリッジ型吸着種を生成するとの認識に到っ
た。このモノメチルガリウムはTMGとの吸着脱離平衡
の関係には組み込まれない吸着種であり、脱離速度が無
限に小さいと考えられるから単分子層吸着が実現する。
して特定する本発明は有機金属の気相およびIII −
V族化合物半導体表面での分解過程を考察することによ
って得られた。例えばGaAsのエピタキシャル成長に
用いられるトリメチルガリウム(TMG)とTEGは分
解の機構が異なることを本発明者は雑誌[ジャーナル・
オブ・ジ・エレクトロケミカル・ソサイアテイ(Jou
rnal of the Electrochemic
al 5ociety)J第132巻第3号(1985
年3月)の第677〜679頁に発表した。この論文に
よればTEGは300°C程度の低温でも分解が十分に
進行し400〜500°CのGaAs基板上に達するま
でにGa原子となっていると考えられるのに対し、TM
GはGaAs基板上に分解せずに到達する可能性が高い
。また本発明者は第1図(a)に示すようにTMGはG
aAs面のAs原子のダングリングボンドの電子をGa
の空の電子軌道に受けてGaAs面に吸着し、これによ
って分解反応を促進され第1図(b)のようにモノメル
ガリウムのブリッジ型吸着種を生成するとの認識に到っ
た。このモノメチルガリウムはTMGとの吸着脱離平衡
の関係には組み込まれない吸着種であり、脱離速度が無
限に小さいと考えられるから単分子層吸着が実現する。
モノメチルガリウムは熱的に分解してガリウムとなるが
、この速度は極めて遅く、砒素存在下の分解速度と比べ
て無視できる。この後第1図(e)に示すようにAsH
3を供給するとメチル基が外れGaとAsが結晶に取り
込まれる。よって、メチル系III族元素有機金属化合
物とV族元素の揮発性化合物の供給を完全に分離してお
こないしかもそれぞれの原料供給の間には原料の無供給
の時間を設けて二つの原料ガスが混合することを抑制し
た本発明の気相成長方法によって単分子層吸着過程を経
た成長が実現すると期待される。
、この速度は極めて遅く、砒素存在下の分解速度と比べ
て無視できる。この後第1図(e)に示すようにAsH
3を供給するとメチル基が外れGaとAsが結晶に取り
込まれる。よって、メチル系III族元素有機金属化合
物とV族元素の揮発性化合物の供給を完全に分離してお
こないしかもそれぞれの原料供給の間には原料の無供給
の時間を設けて二つの原料ガスが混合することを抑制し
た本発明の気相成長方法によって単分子層吸着過程を経
た成長が実現すると期待される。
(実施例)
以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
する。
実施例1゜
Ga、Asの3インチ基板な載置できる横型低圧MOV
PE装置を用いて本発明によって3インチGaAs(1
00)基板上へのGaAs成長をおこなった。総流量9
r/min、反応管内圧力100torrとしてRF加
熱によってカーボンサセプタ上のGaAs基板を500
°Cの温度にした。このとき反応管内に1.lX10
”torrの分圧のAsH3を供給しておいた。しかる
後にAsH3供給を停止し、2秒経過後9.85X10
−3torrの分圧のTMGを3秒間供給した。原料無
供給時間の2秒間というのは本実施例の反応管内から原
料が排除されるのに十分な時間である。このあと原料無
供給時間を2秒間とり、そのあと1.I X 1O−1
torrの分圧のAsH3を4秒間供給した。この11
秒間の操作を1500回繰り返した。この後、AsH3
を流通しながら基板温度を640°Cにして基板温度が
一定してから6.6X10−’torrの分圧のAsH
3と1.I X 1O−2torrの分圧のTMGとI
X 1O−6torrの分圧のSiH4を15分間供
給した。この640°Cにおける成長は比較のために通
常のMOVPEによってGaAs成長をおこなったもの
である。
PE装置を用いて本発明によって3インチGaAs(1
00)基板上へのGaAs成長をおこなった。総流量9
r/min、反応管内圧力100torrとしてRF加
熱によってカーボンサセプタ上のGaAs基板を500
°Cの温度にした。このとき反応管内に1.lX10
”torrの分圧のAsH3を供給しておいた。しかる
後にAsH3供給を停止し、2秒経過後9.85X10
−3torrの分圧のTMGを3秒間供給した。原料無
供給時間の2秒間というのは本実施例の反応管内から原
料が排除されるのに十分な時間である。このあと原料無
供給時間を2秒間とり、そのあと1.I X 1O−1
torrの分圧のAsH3を4秒間供給した。この11
秒間の操作を1500回繰り返した。この後、AsH3
を流通しながら基板温度を640°Cにして基板温度が
一定してから6.6X10−’torrの分圧のAsH
3と1.I X 1O−2torrの分圧のTMGとI
X 1O−6torrの分圧のSiH4を15分間供
給した。この640°Cにおける成長は比較のために通
常のMOVPEによってGaAs成長をおこなったもの
である。
第2図は流れ方向72mmにわたって成長層の膜厚を測
定した結果である。測定は2°研摩ステイニングした面
を光学顕微鏡で長さ測定することによっておこなった。
定した結果である。測定は2°研摩ステイニングした面
を光学顕微鏡で長さ測定することによっておこなった。
一部は(110)へき開面をステイニングし走査電子顕
微鏡(SEM)で観察し測定した。第2図に見られるよ
うに本発明によるGaAs成長層膜厚は測定精度±20
0人の範囲内で完全に平坦であった。
微鏡(SEM)で観察し測定した。第2図に見られるよ
うに本発明によるGaAs成長層膜厚は測定精度±20
0人の範囲内で完全に平坦であった。
それに対し、通常の成長方法で得られたGaAs層の膜
厚は上流から下流に向かって薄くなり上流と下流では倍
量上の膜厚差を生じることが示された。
厚は上流から下流に向かって薄くなり上流と下流では倍
量上の膜厚差を生じることが示された。
実施例2゜
実施例1で使用した装置を用いて本発明によってInO
,5GaO,5ASの成長をおこなった。基板は2イン
チのInP(100)基板を用いた。基板温度を470
°Cと低温にしたのでInP基板の熱損傷防止用のPH
3は用いなかった。基板温度が470°Cとなった後(
1)1.lX10=torrの分圧のAsH3を4秒間
、(2)2秒間の原料無供給、(3)8X10=tor
rの分圧のトリメチルインジウム(TMI)を3秒間、
(4)2秒間の原料無供給、(5X1)の操作、(6)
2秒間の原料無供給、(7)9.85X10−3tor
rの分圧のTMGを3秒間、(8)2秒間の原料無供給
の繰り返し操作を1000回おこなった。
,5GaO,5ASの成長をおこなった。基板は2イン
チのInP(100)基板を用いた。基板温度を470
°Cと低温にしたのでInP基板の熱損傷防止用のPH
3は用いなかった。基板温度が470°Cとなった後(
1)1.lX10=torrの分圧のAsH3を4秒間
、(2)2秒間の原料無供給、(3)8X10=tor
rの分圧のトリメチルインジウム(TMI)を3秒間、
(4)2秒間の原料無供給、(5X1)の操作、(6)
2秒間の原料無供給、(7)9.85X10−3tor
rの分圧のTMGを3秒間、(8)2秒間の原料無供給
の繰り返し操作を1000回おこなった。
(400)面反射のX線ロッキングカーブ測定によりI
nP基板のピークの高角度側にInO,5GaO,5A
Sに相当するピークを観察した。上流から下流の48m
mにわたってInPピークとInGaAsピークの間隔
は±10秒の範囲で一定であり、混晶成長における組成
においても高均一な成長層が本発明によって得られるこ
とが示された。
nP基板のピークの高角度側にInO,5GaO,5A
Sに相当するピークを観察した。上流から下流の48m
mにわたってInPピークとInGaAsピークの間隔
は±10秒の範囲で一定であり、混晶成長における組成
においても高均一な成長層が本発明によって得られるこ
とが示された。
(発明の効果)
以上の説明で明らかなように、本発明によれば膜厚や混
晶の組成において高均一の大面積エピタキシャル層が得
られ、発明の効果が示された。
晶の組成において高均一の大面積エピタキシャル層が得
られ、発明の効果が示された。
第1図(a)〜(c)は本発明の反応過程を示す模式図
である。 第2図は本発明によって得られたGaAs成長層の流れ
方向膜厚分布を示す図である。通常の成長方法によって
GaAsがその上に連続的に成長させられ第1図 (a) (b)
である。 第2図は本発明によって得られたGaAs成長層の流れ
方向膜厚分布を示す図である。通常の成長方法によって
GaAsがその上に連続的に成長させられ第1図 (a) (b)
Claims (1)
- メチル系III族元素有機金属化合物とV族元素の揮発
性化合物を交互に基板上に供給し、それぞれの原料供給
の間には原料の無供給の時間を設け、その繰り返しによ
ってIII−V族化合物半導体およびその混晶の薄膜を形
成することを特徴とするIII−V族化合物半導体の気相
成長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11560786A JPS62270493A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 3−v族化合物半導体の気相成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11560786A JPS62270493A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 3−v族化合物半導体の気相成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270493A true JPS62270493A (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=14666826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11560786A Pending JPS62270493A (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 3−v族化合物半導体の気相成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62270493A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01194318A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-04 | Fujitsu Ltd | 原子層エピタキシャル成長方法 |
US5166092A (en) * | 1988-01-28 | 1992-11-24 | Fujitsu Limited | Method of growing compound semiconductor epitaxial layer by atomic layer epitaxy |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP11560786A patent/JPS62270493A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01194318A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-04 | Fujitsu Ltd | 原子層エピタキシャル成長方法 |
US5166092A (en) * | 1988-01-28 | 1992-11-24 | Fujitsu Limited | Method of growing compound semiconductor epitaxial layer by atomic layer epitaxy |
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