JPS62270451A - 石膏組成物 - Google Patents

石膏組成物

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JPS62270451A
JPS62270451A JP11377686A JP11377686A JPS62270451A JP S62270451 A JPS62270451 A JP S62270451A JP 11377686 A JP11377686 A JP 11377686A JP 11377686 A JP11377686 A JP 11377686A JP S62270451 A JPS62270451 A JP S62270451A
Authority
JP
Japan
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gypsum
parts
weight
hemihydrate
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP11377686A
Other languages
English (en)
Inventor
浦部 素直
原田 潤子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP11377686A priority Critical patent/JPS62270451A/ja
Publication of JPS62270451A publication Critical patent/JPS62270451A/ja
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は半水石膏を主成分とする石膏組成物に関する。
さらに詳しくは強度および硬度が高くしかも表面滑沢な
石膏模型を得るに適した石膏組成物に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)半水
石膏は水と反応し、硬化する性質を持つ為、種々の模型
材として利用されている。特に歯科医療においては口腔
内の歯型及び顎骨型の模型を製作する為の重要な材料で
ある。これら模型材には種々の性能が要求されるが、高
強度、高硬度と表面滑沢性が特に重要で、これまで改良
が加えられて来た。
一般に高強度、高硬度で表面滑沢な石膏模型を得るため
には半水石膏を練和する水量(混水量)を少なくすれば
よい。混水量が少なくてよい石膏として、高水蒸気圧下
や塩類や媒晶剤の添加された水溶液中で製造されるアル
ファ半水石膏或いはアルファ■型半水石膏が知られてい
る。さらに、混水量を下げるためにこれらの半水石膏に
添加剤を加えることも試みられている。例えば特開昭5
3−81.525号公報では、アルファ半水石膏に減水
剤である水溶性トリアジン系高縮合物と可溶性無機マグ
ネシウム塩を添加することによって、さらに高強度で表
面滑沢な硬化体が得られるとしている。
ところで、石膏模型は、一般に印象材等の型取り材を用
いて原形の陰型を作り、この陰型に半水石膏と水との練
和物を流し込み硬化させることにらって作製される。こ
の場合の印象材としては、シリコーンゴム、ポリエーテ
ルゴム、ボリサルファイドゴム等のゴム系印象材及び、
寒天、アルシネ−1・系等の水性コロイド印象材が知ら
れている。
水性コロイド印象材はゴム系印象材に比べて、得られる
石膏模型の表面平滑性には劣るが、安価であるという理
由で現在広く使用されている。この水性コロイド印象材
を石膏模型作製のための型取り材として用いた場合には
、これらの印象材中に含まれている水および塩類が半水
石膏の硬化に悪影響を及ぼし、石膏模型の強度や硬度お
よび表面平滑性が低下する。これらの影響は減水剤を添
加して混水量を少なくした半水石膏を用いた場合により
顕著である。前記特開昭53〜81525号公報では可
溶性無機マグネシウム塩を添加することによって、水性
コロイド印象材を用いた場合でも滑沢な模型面が得られ
るとしているがシリコーン印象材から得られた石膏模型
表面と比較すると、表面平滑性はまだ不十分である。
従って、このような水性コロイド印象材を用いた場合に
も、強度、硬度及び表面平滑性に優れた石膏模型を得る
に適した石膏組成物の出現が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、水や塩類の影響の少ない石膏について研
究した結果、寒天やアルジネート印象材等の水性コロイ
ド印象材を用いても、高強度、高硬度で表面滑沢な石膏
模型が得られる石膏組成物を開発することに成功し、本
発明を完成するに至った。
本発明は(A)半水石膏100重量部 (B)アルカリ
金属の硫酸塩0.05〜3.0重量部及び (C)メラ
ミンホルムアルデヒド樹脂0.1〜5.0重量部より主
としてなる石膏組成物である。
本発明で用いる半水石膏としては公知のものが何ら制限
なく採用できるが、高水蒸気圧化で製造されるアルファ
半水石膏および塩類を含む水溶液中で製造されるアルフ
ァ■型半水石膏が好適に使用できる。特にアルファ■型
半水石膏は混水量が少なく、より高い強度および硬度か
えられるので好ましい。
アルカリ金属の硫酸塩としては硫酸リチウム、硫酸ナト
リウム、硫酸カリウム、硫酸ルビジウム、硫酸セシウム
等すべて使用可能であり、就中、硫酸カリウムは特に好
適に使用できる。これらアルカリ金属の硫酸塩は半水石
膏100重量部に対して、0.05〜3.0重量部の範
囲で添加される。
0.05重量部未満の添加では表面滑沢な石膏模型を得
ることができない。また3、0重量部より多くなると硬
化時間が短くなり過ぎ、これを調節するため多量の石膏
硬化遅緩剤が必要となる。石膏硬化遅緩剤の多量添加は
石膏の強度を低下させるので好ましくない。
メラミンホルムアルデヒド樹脂としては、メラミン又は
その誘導体とホルムアルデヒドの縮合により得られるも
のが何ら制限なく使用できる。本発明において特に好適
に用いられるメラミンホルムアルデヒド樹脂を示せば、
下記の一般式のとおりである。
本発明で使用されるメラミンホルムアルデヒド樹脂を具
体的に示せば、次のとおりである。例えば、スルボン化
メラミンホルムアルデヒド縮合物、フェノールスルホン
酸メラミンホルムアルデヒド縮合物、ナフトールスルホ
ン酸メラミンホルムアルデヒド縮金物、アントロールス
ルボン酸メラミンホルムアルデヒド縮金物、フエナント
ロールスルポン酸メラミンホルムアルデヒド縮金物、ヒ
ドロキシナフトエ酸メラミンホルムアルデヒド縮合物等
を挙げることができる。
メラミンホルムアルデヒド樹脂は半水石膏100部に対
して0.1〜5.0重量部の範囲で添加される。
0.1重量部未満では減水効果が少なく充分な硬化体強
度が得られない。また5、0重量部より多くししても、
もはやそれ以上の減水効果は得られない。
上記に説明した各成分の他に、硬化時間を調節するため
に石膏硬化遅緩剤を添加することができる。石膏硬化遅
緩剤としては従来から知られているすべてのものが使用
できる。例えば、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク
酸、シュウ酸、等の有機酸およびその塩、グリシン、ア
ラニン、バリン、ロイシン、システィン、アスパラギン
酸、グルタミン酸等のアミノ酸およびその塩:ボウ砂、
リン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩;タンパ
ク質の加水分解物おその塩のホルムアルデヒド縮合物;
およびショ糖、デンプン、ペクチン等の糖類が使用でき
る。これら石膏硬化遅緩剤は石膏脱型の強度及び硬度を
勘案すると半水石膏100重量部に対して、0.05〜
3.0重量部であることが好ましい。
これらの石膏硬化遅緩剤の中でタンパク質の加水分解物
およびその塩のホルムアルデヒド縮合物は高強度、高硬
度および表面平滑な硬化体を得るのに特に好適である。
すなわち、(八)半水石膏100重量部 (B)アルカ
リ金属の硫酸塩0.05〜3.0重量部 (C)メラミ
ンホルムアルデヒド樹脂0.1〜5.0重量部 (D)
タンパク質の加水分解物およびその塩のホルムアルデヒ
ド縮合物0.05〜3.0重量部からなる組成物は適度
な硬化時間と高強度、高硬度および表面平滑な硬化体を
得るのに特に好適である。
(効果) 以上説明してきた本発明の石膏組成物はゴム系や熱可塑
性樹脂系印象材を用いる場合はもちろん寒天印象材やア
ルジネート印象材の水性コロイド印象材を用いた場合で
も高強度、高硬度で表面平滑な硬化体を得ることができ
る。
以下に実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれらに制限されるものではない。
実施例 各成分を所定量配合した石膏組成物をJIST6605
の方法で決定した標準稠度に相当する量の水と混合し、
スパチュラ−で30秒間練和した後、再に1分間真空下
で機械練和した。硬化時間および圧縮強度はアメリカン
デンタルアソシエーションスベシフィケーション(AD
AS)&1.8の方法で測定した。アルジネート印象材
表面で硬化させた硬化体の表面粗さの測定は、アルジネ
ート印象材(徳山曹達社製 商品名トクソーA−1)で
pHフィルム面の印象を取り、その面に前記石膏組成物
の練和物を流し、24時間後にその面に相当する硬化体
の表面粗さを測定した。表面粗さは東京精密■製す−フ
コムを使用した。それらの結果を第1表に示した。
尚、第1表中、樹脂A〜樹脂E及び遅緩剤Aば、次のも
のを用いた。
樹脂A スルホン化メラミンホルムアルデヒド縮合物 樹脂B  フェノールスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物 Hi脂Cナフトールスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物 樹脂D アントラノールスルホン酸ホルムアルデヒド縮
金物 樹脂E ヒドロキシナフトエ酸メラミンホルムアルデヒ
ド縮合物 緩衝剤A タンパク質加水分解物及びそのナトリウム塩
のホルムアルデヒド縮合物 手続補正書 昭和61年 5月21日 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  山口県徳山市御影町1番1号4、補正の対
象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1〉明細書第9頁最下行

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)半水石膏100重量部 (B)アルカリ金属の硫酸塩0.05〜3.0重量部及
    び (C)メラミンホルムアルデヒド樹脂 0.1〜5.0重量部 より主としてなる石膏組成物。
JP11377686A 1986-05-20 1986-05-20 石膏組成物 Pending JPS62270451A (ja)

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JP11377686A JPS62270451A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 石膏組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011015829A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Saito Shiken Kogyosho:Kk 作業模型及びこれに用いる支持模型

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5381525A (en) * 1976-12-28 1978-07-19 G C Dental Ind Corp High strength gypsum for dental use
JPS56140055A (en) * 1980-03-26 1981-11-02 Sumitomo Chemical Co Flowable gypsum plaster compositon
JPS6031786A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 株式会社タカラ 走行玩具

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