JPS6227044A - 構造体型触媒 - Google Patents
構造体型触媒Info
- Publication number
- JPS6227044A JPS6227044A JP60166995A JP16699585A JPS6227044A JP S6227044 A JPS6227044 A JP S6227044A JP 60166995 A JP60166995 A JP 60166995A JP 16699585 A JP16699585 A JP 16699585A JP S6227044 A JPS6227044 A JP S6227044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- structured catalyst
- holes
- section
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 title claims abstract description 80
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 238000010531 catalytic reduction reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 16
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 14
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 4
- TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L barium sulfate Chemical compound [Ba+2].[O-]S([O-])(=O)=O TZCXTZWJZNENPQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 239000012744 reinforcing agent Substances 0.000 description 2
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 2
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- MGWGWNFMUOTEHG-UHFFFAOYSA-N 4-(3,5-dimethylphenyl)-1,3-thiazol-2-amine Chemical compound CC1=CC(C)=CC(C=2N=C(N)SC=2)=C1 MGWGWNFMUOTEHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002089 NOx Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- JCXJVPUVTGWSNB-UHFFFAOYSA-N nitrogen dioxide Inorganic materials O=[N]=O JCXJVPUVTGWSNB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- LLZRNZOLAXHGLL-UHFFFAOYSA-J titanic acid Chemical compound O[Ti](O)(O)O LLZRNZOLAXHGLL-UHFFFAOYSA-J 0.000 description 1
- 150000003609 titanium compounds Chemical class 0.000 description 1
- VLOPEOIIELCUML-UHFFFAOYSA-L vanadium(2+);sulfate Chemical compound [V+2].[O-]S([O-])(=O)=O VLOPEOIIELCUML-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、構造体型の触媒に関する。さらに詳しくは本
発明は、貫通孔を有する多数の長尺状筒体が互いに平行
に一体として束ねられた構成を有する構造体型触媒に関
する。
発明は、貫通孔を有する多数の長尺状筒体が互いに平行
に一体として束ねられた構成を有する構造体型触媒に関
する。
[発明の背景]
火力発電所、工場あるいは各種ボイラー等固定燃焼装置
から排出される燃焼排ガス中にはダストと共に一酸化窒
素或いは二酸化窒素などの窒素酸化物が多量に含まれて
いる。これらの窒素酸化物は、例えば光化学スモッグの
原因となるのでその含有率をできるだけ低く抑えなけれ
ばならない。
から排出される燃焼排ガス中にはダストと共に一酸化窒
素或いは二酸化窒素などの窒素酸化物が多量に含まれて
いる。これらの窒素酸化物は、例えば光化学スモッグの
原因となるのでその含有率をできるだけ低く抑えなけれ
ばならない。
窒素酸化物の含有率を低減する方法として、排ガスに、
たとえばアンモニアなどの還元性のガスを添加し、これ
を触媒と接触させて窒素酸化物を分解する方法が知られ
ている。この方法においては、一般に排ガスが触媒中を
通過する際の圧力損失を軽減するために、例えば長さ方
向に沿った貫通孔が互いに平行に一体として束ねられた
構成の構造体型触媒が利用されている。
たとえばアンモニアなどの還元性のガスを添加し、これ
を触媒と接触させて窒素酸化物を分解する方法が知られ
ている。この方法においては、一般に排ガスが触媒中を
通過する際の圧力損失を軽減するために、例えば長さ方
向に沿った貫通孔が互いに平行に一体として束ねられた
構成の構造体型触媒が利用されている。
この構造型の触媒は、長さ方向に沿った貫通孔は、長さ
方向の前後部が開放されるように周囲に配置された側壁
により構成される空間を区画壁で区画することにより構
成されている。
方向の前後部が開放されるように周囲に配置された側壁
により構成される空間を区画壁で区画することにより構
成されている。
一般に構造体型触媒は排ガスが触媒の貫通孔を通過する
際の圧力損失をできるだけ低減し、更に排ガス中に含有
される煤塵による貫通孔の閉塞を防止するために開孔率
[(断面における全所面精/その断面の貫通孔の孔部分
の面積)X100]が高いことが望まれる。開孔率を高
くするためには、区画壁の厚さを薄くすれば良いが、区
画壁を薄くすることにより壁面に対して垂直方向の圧力
に対する強度(圧潰強度)が低下する。構造体型触媒は
側面に対する圧潰強度(貫通孔の壁面に対して垂直方向
の圧潰強度)が一定規上でなければ通常の使用に供する
ことができないので、従来は開孔率80%が上限である
とされていた。
際の圧力損失をできるだけ低減し、更に排ガス中に含有
される煤塵による貫通孔の閉塞を防止するために開孔率
[(断面における全所面精/その断面の貫通孔の孔部分
の面積)X100]が高いことが望まれる。開孔率を高
くするためには、区画壁の厚さを薄くすれば良いが、区
画壁を薄くすることにより壁面に対して垂直方向の圧力
に対する強度(圧潰強度)が低下する。構造体型触媒は
側面に対する圧潰強度(貫通孔の壁面に対して垂直方向
の圧潰強度)が一定規上でなければ通常の使用に供する
ことができないので、従来は開孔率80%が上限である
とされていた。
このような構造体型触媒を利用した技術は、たとえば特
公昭54−29419号公報に開示されている。この公
告公報に開示されている発明に使用する構造体型触媒の
開孔率は50〜80%の範囲であり、80%を越えると
強度が低くなり通常使用には耐え得ないとされている。
公昭54−29419号公報に開示されている。この公
告公報に開示されている発明に使用する構造体型触媒の
開孔率は50〜80%の範囲であり、80%を越えると
強度が低くなり通常使用には耐え得ないとされている。
[発明の目的]
本発明は、従来の構造体型触媒の有する触媒活性などの
諸特性を維持しつつ、従来不可能とされていた80%よ
り高い開孔率を有する構造体型触媒体であって、通常の
使用に供することができる強度を有している構造体型触
媒を提供することを目的とする。
諸特性を維持しつつ、従来不可能とされていた80%よ
り高い開孔率を有する構造体型触媒体であって、通常の
使用に供することができる強度を有している構造体型触
媒を提供することを目的とする。
さらに本発明は、圧力損失および貫通孔の閉塞の発生の
少ない構造体型触媒を提供することを目的とする。
少ない構造体型触媒を提供することを目的とする。
[発明の要旨]
本発明は、長さ方向に沿った貫通孔を有する多数の長尺
状筒体が互いに平行に一体として束ねられた構成を有す
る構造体型触媒であって、該貫通孔の断面が、長辺の長
さ/短辺の長さの比率が1.5以上である長方形からな
り、構造体全体の開孔率が80%より高く、かつ構造体
側面の圧壊強度の方向によるずれが30%以内であるこ
とを特徴とする構造体型触媒にある。
状筒体が互いに平行に一体として束ねられた構成を有す
る構造体型触媒であって、該貫通孔の断面が、長辺の長
さ/短辺の長さの比率が1.5以上である長方形からな
り、構造体全体の開孔率が80%より高く、かつ構造体
側面の圧壊強度の方向によるずれが30%以内であるこ
とを特徴とする構造体型触媒にある。
[発明の詳細な記述]
本発明を添付の図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の構造体型触媒の一例の断面の一部を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
本発明の構造体型触媒は、長さ方向に沿った貫通孔を有
する多数の長尺状筒体が互いに平行に一体として束ねら
れた基本構成を有する。
する多数の長尺状筒体が互いに平行に一体として束ねら
れた基本構成を有する。
すなわち、長さ方向に沿った貫通孔を有する多数の長尺
状筒体は、長さ方向の前後部が開放されるように周囲に
配置された側壁により構成される空間を、開放部を連絡
する貫通孔を形成するように区画壁で区画することによ
り形成される。
状筒体は、長さ方向の前後部が開放されるように周囲に
配置された側壁により構成される空間を、開放部を連絡
する貫通孔を形成するように区画壁で区画することによ
り形成される。
第1図において貫通孔は11(第1図において11は正
確には貫通孔の断面である)で、側壁は12で、そして
区画壁は13で示されてる。
確には貫通孔の断面である)で、側壁は12で、そして
区画壁は13で示されてる。
そして区画壁13により区画された貫通孔11は、その
長さ方向(図面平面と垂直な方向)に沿って平行に一体
とし束ねられた構造を有する。
長さ方向(図面平面と垂直な方向)に沿って平行に一体
とし束ねられた構造を有する。
貫通孔11の断面形態は長辺15と短辺16の長さの比
が特定値以上である長方形でなければならない、ただし
、全ての貫通孔の断面の形yEが長方形であることを要
するものではなく、例えば。
が特定値以上である長方形でなければならない、ただし
、全ての貫通孔の断面の形yEが長方形であることを要
するものではなく、例えば。
断面長方形の貫通孔を組合わせた場合には側壁との間に
断面正方形の形態を有する貫通孔14が介在することが
ある。従って、11で示すような断面長方形の貫通孔は
全体のうち85%以上であればよい、なお、断面長方形
の貫通孔以外の貫通孔の断面形態は、一般には正方形の
断面形態を有することが多い。
断面正方形の形態を有する貫通孔14が介在することが
ある。従って、11で示すような断面長方形の貫通孔は
全体のうち85%以上であればよい、なお、断面長方形
の貫通孔以外の貫通孔の断面形態は、一般には正方形の
断面形態を有することが多い。
その断面長方形の長辺15と短辺16の長さの比(長辺
の長さ/短辺に長さの比)は1.5以上であること必要
である。その比を1.7〜3.0の範囲内とすることが
望ましい、その比が1.5未満であると開孔率を80%
より高くすることが困難である。一方、その値が3.0
よりも大きくなると貫通孔の長辺に垂直方向(Y方向)
の圧潰強度が低下することがある。
の長さ/短辺に長さの比)は1.5以上であること必要
である。その比を1.7〜3.0の範囲内とすることが
望ましい、その比が1.5未満であると開孔率を80%
より高くすることが困難である。一方、その値が3.0
よりも大きくなると貫通孔の長辺に垂直方向(Y方向)
の圧潰強度が低下することがある。
構造体型触媒の開孔率を80%より高くするためには、
貫通孔の断面形態を前述のような特定の長方形にするこ
とが必要である。なお、この方法により開孔率を通常8
5%程度にまですることができる。
貫通孔の断面形態を前述のような特定の長方形にするこ
とが必要である。なお、この方法により開孔率を通常8
5%程度にまですることができる。
長方形の辺の長さは、通常は長辺が10〜20mmの範
囲内、短辺が5〜10mmの範囲内にある。
囲内、短辺が5〜10mmの範囲内にある。
本発明の構造体型触媒の貫通孔を構成する区画壁の厚さ
は、通常0.5〜2.0mmである。特に0.7〜1.
3mmの範囲内とすることが好ましい。0.5mmより
薄いと構造体型触媒の圧潰強度が充分に高くならないこ
とがあり、2.0mmより厚いと開孔率が80%より高
くならないことがある。
は、通常0.5〜2.0mmである。特に0.7〜1.
3mmの範囲内とすることが好ましい。0.5mmより
薄いと構造体型触媒の圧潰強度が充分に高くならないこ
とがあり、2.0mmより厚いと開孔率が80%より高
くならないことがある。
なお、側壁の厚さは通常は0.7〜2.2mm程度であ
る。
る。
構造体型触媒が一定の強度を有するためには前述の断面
長方形の貫通孔を単に並列に配置しただけでは足りず、
構造体型触媒の側面に対して垂直な二方向のそれぞれの
圧潰強度を測定してその両方向の圧潰強度のずれが30
%以内となるようにしなければならない。
長方形の貫通孔を単に並列に配置しただけでは足りず、
構造体型触媒の側面に対して垂直な二方向のそれぞれの
圧潰強度を測定してその両方向の圧潰強度のずれが30
%以内となるようにしなければならない。
なお圧潰強度のずれとは、構造体型触媒の側面に対して
垂直な二方向の圧潰強度をXおよびy、そしてy≦Xと
すると、 ずれ(%)=lOO−(V/X)X100で表わされる
値である。
垂直な二方向の圧潰強度をXおよびy、そしてy≦Xと
すると、 ずれ(%)=lOO−(V/X)X100で表わされる
値である。
一般に、断面長方形の貫通孔の長方形の長辺および短辺
に対してそれぞれ垂直に等しい力をかけると、長辺が先
に崩壊する。従って、断面長方形の貫通孔を多数有する
構造体型触媒においては長辺に垂直方向(Y方向)から
加わる力に対する圧潰強度を、短辺に垂直方向(X方向
)における圧潰強度に近づけなければならない、そして
、X方向とY方向との圧潰強度のずれを30%以内とす
ることにより通常の使用に耐え得る構造体型触媒とする
ことができるのである。なお、Y方向の圧潰強度を通常
は8 k g / c rrI′以上である。
に対してそれぞれ垂直に等しい力をかけると、長辺が先
に崩壊する。従って、断面長方形の貫通孔を多数有する
構造体型触媒においては長辺に垂直方向(Y方向)から
加わる力に対する圧潰強度を、短辺に垂直方向(X方向
)における圧潰強度に近づけなければならない、そして
、X方向とY方向との圧潰強度のずれを30%以内とす
ることにより通常の使用に耐え得る構造体型触媒とする
ことができるのである。なお、Y方向の圧潰強度を通常
は8 k g / c rrI′以上である。
このようにX方向の圧潰強度とY方向の圧潰強度とのず
れを30%以内とする方法の例としては第1図に示すよ
うに、その断面において、長方形を並列に並べた第一列
と、この長方形の長辺15の中心付近17を次の列の長
方形の短辺16で支えるように長辺の長さのl/2の長
さだけ位相をずらして配置された第二列と、そして第二
列に対して1/2の長さだけ位相をずらして配置された
第三列のように他の長方形の短辺で長辺の中心付近を支
持するように貫通孔を配列する方法を挙げることができ
る。このように長辺の中心付近を他の長方形の短辺で支
持することにより強度の最も低い長辺の崩壊を防止する
ことができる。なお、長辺の中心付近とは、長辺の長さ
方向の中心点から長さ方向にそれぞれ長辺の長さの約1
/4の長さだけずれた点の間の部分をいうものとする。
れを30%以内とする方法の例としては第1図に示すよ
うに、その断面において、長方形を並列に並べた第一列
と、この長方形の長辺15の中心付近17を次の列の長
方形の短辺16で支えるように長辺の長さのl/2の長
さだけ位相をずらして配置された第二列と、そして第二
列に対して1/2の長さだけ位相をずらして配置された
第三列のように他の長方形の短辺で長辺の中心付近を支
持するように貫通孔を配列する方法を挙げることができ
る。このように長辺の中心付近を他の長方形の短辺で支
持することにより強度の最も低い長辺の崩壊を防止する
ことができる。なお、長辺の中心付近とは、長辺の長さ
方向の中心点から長さ方向にそれぞれ長辺の長さの約1
/4の長さだけずれた点の間の部分をいうものとする。
これに対して、第2図に示すように貫通孔21の断面の
長方形を横に一列に配置し、縦一列に重なるように配置
した場合、長辺25が他の長方形のいずれの辺によって
も支えられておらず、従って、断面長方形の貫通孔21
の長辺25に対して直角の方向からの力に対する圧潰強
度であるY方向の圧潰強度が著しく低くなり、一方、短
辺26に対して直角の方向からの力に対する圧潰強度で
あるX方向の圧潰強度が良好な値を示すので、その両者
のずれが30%より大きくなり、他の条件を満足したと
しても、使用の際にY方向からのわずかな力により崩壊
し通常使用には耐え得ない。
長方形を横に一列に配置し、縦一列に重なるように配置
した場合、長辺25が他の長方形のいずれの辺によって
も支えられておらず、従って、断面長方形の貫通孔21
の長辺25に対して直角の方向からの力に対する圧潰強
度であるY方向の圧潰強度が著しく低くなり、一方、短
辺26に対して直角の方向からの力に対する圧潰強度で
あるX方向の圧潰強度が良好な値を示すので、その両者
のずれが30%より大きくなり、他の条件を満足したと
しても、使用の際にY方向からのわずかな力により崩壊
し通常使用には耐え得ない。
またX方向とY方向との圧潰強度のずれを30%以内と
する方法としては、たとえば第3図に示すように区画壁
33により区画される貫通孔31の形態を断面正方形に
することにより可能となるが、しかし、この方法を利用
した場合、各辺の厚さを例えば第1図に示す短辺の長さ
と同じにすると開孔率が80%以下となり、脱硝触媒と
して使用する場合の圧力損失が大きくなり、貫通孔の閉
塞も発生し易い。また、仮に各辺の長さ第1図に示す長
辺の長さと同じにするとX方向およびY方向の両方向の
圧潰強度が低くなり通常の使用には到底耐え得ない。
する方法としては、たとえば第3図に示すように区画壁
33により区画される貫通孔31の形態を断面正方形に
することにより可能となるが、しかし、この方法を利用
した場合、各辺の厚さを例えば第1図に示す短辺の長さ
と同じにすると開孔率が80%以下となり、脱硝触媒と
して使用する場合の圧力損失が大きくなり、貫通孔の閉
塞も発生し易い。また、仮に各辺の長さ第1図に示す長
辺の長さと同じにするとX方向およびY方向の両方向の
圧潰強度が低くなり通常の使用には到底耐え得ない。
本発明の構造体型触媒の他の例としては、第4図と第5
図に示した態様のものを挙げることができる。
図に示した態様のものを挙げることができる。
第4図に示す構造体型触媒は、その断面において、貫通
孔の長方形41aおよび41bがその共通する長辺45
にて接するように配置されており、その二個の長方形4
1aおよび41bの短辺46a、46bが他の長方形4
1cの長辺45cと接するように配置されている。そし
て、この三個の長方形を繰返し単位とし、繰返し単位中
の41cの長方形と41cと同一の関係にある他の繰返
し単位中の長方形とが互い短辺にて接しないように配置
されて構造体型触媒とされている。
孔の長方形41aおよび41bがその共通する長辺45
にて接するように配置されており、その二個の長方形4
1aおよび41bの短辺46a、46bが他の長方形4
1cの長辺45cと接するように配置されている。そし
て、この三個の長方形を繰返し単位とし、繰返し単位中
の41cの長方形と41cと同一の関係にある他の繰返
し単位中の長方形とが互い短辺にて接しないように配置
されて構造体型触媒とされている。
したがって、Y方向からの力に対しては長方形41cお
よびこれと平行に設けられている貫通孔の圧潰強度に近
似した強度が得られ、一方、X方向からの力に対しては
長方形41aおよび41b並びにこれらと平行に配置さ
れている貫通孔の圧潰強度に近似した強度が得られ、圧
潰強度の方向によるずれは30%以内となる。
よびこれと平行に設けられている貫通孔の圧潰強度に近
似した強度が得られ、一方、X方向からの力に対しては
長方形41aおよび41b並びにこれらと平行に配置さ
れている貫通孔の圧潰強度に近似した強度が得られ、圧
潰強度の方向によるずれは30%以内となる。
また、第5図に示す構造体型触媒は、その断面において
、貫通孔の長刀形51a及び51bがその共通の長辺5
5aにて互いに接するように配置され、そして、これの
向きが90度異次る長方形51cおよび51dが同様の
関係にて接合している。そしてその両者は、長方形51
a及び51bの短辺56aおよび56bが長方形51c
の長辺55cと接するように配置され、この四個の長方
形を繰返し単位とし、繰返し単位中の長辺が他の繰返し
単位中の長辺と接しないように配ごされて構造体型触媒
が構成されている。そしてY方向からの力に対しては、
長方形51cおよび51dとこれらと平行に配置されて
いる貫通孔の圧潰強度と近似した強度が得られ、X方向
からの力に対しては長方形51aおよび51bおよびこ
れらと平行に配置されている貫通孔の圧潰強度と近似し
た強度が得られ、方向による圧潰強度のずれは30%以
内となる。
、貫通孔の長刀形51a及び51bがその共通の長辺5
5aにて互いに接するように配置され、そして、これの
向きが90度異次る長方形51cおよび51dが同様の
関係にて接合している。そしてその両者は、長方形51
a及び51bの短辺56aおよび56bが長方形51c
の長辺55cと接するように配置され、この四個の長方
形を繰返し単位とし、繰返し単位中の長辺が他の繰返し
単位中の長辺と接しないように配ごされて構造体型触媒
が構成されている。そしてY方向からの力に対しては、
長方形51cおよび51dとこれらと平行に配置されて
いる貫通孔の圧潰強度と近似した強度が得られ、X方向
からの力に対しては長方形51aおよび51bおよびこ
れらと平行に配置されている貫通孔の圧潰強度と近似し
た強度が得られ、方向による圧潰強度のずれは30%以
内となる。
第4図および第5図に示した態様の構造体型触媒は、X
方向およびY方向の強度のずれが少なく構造体型触媒と
して良好であるばかりでなく、製造の際に乾燥工程でね
じれの発生が少ない点において第1図に示すものよりも
さらに有利である。
方向およびY方向の強度のずれが少なく構造体型触媒と
して良好であるばかりでなく、製造の際に乾燥工程でね
じれの発生が少ない点において第1図に示すものよりも
さらに有利である。
なお、上記の態様においては、三個もしくは四個の長方
形を組合わせて繰返し単位とするので、その長辺が短辺
の長さの実質的に二倍の長さを有する(長辺の長さ/短
辺の長さの比が実質的に2となる)ような断面長方形の
貫通孔を組合わせると有利である。ここで実質的に二倍
とは、たとえば、第4図において、長辺の長さをk、短
辺の長さを文そして区画壁の厚さをmとすると、kと見
およびmは、 k=21+m との関係を有し、従って、長辺の長さkは、短辺の長さ
文の二倍に区画壁の厚さmを加えた長さであり、そして
、mの値はkおよび文と比較すると小さいことがらkは
文の二倍に近似した値となるとの意味である。なお、上
記に限らす長辺の長さ/短辺の長さの比を実質的に2と
することにより構造体型触媒の成形が容易になるなどの
点で有利である。
形を組合わせて繰返し単位とするので、その長辺が短辺
の長さの実質的に二倍の長さを有する(長辺の長さ/短
辺の長さの比が実質的に2となる)ような断面長方形の
貫通孔を組合わせると有利である。ここで実質的に二倍
とは、たとえば、第4図において、長辺の長さをk、短
辺の長さを文そして区画壁の厚さをmとすると、kと見
およびmは、 k=21+m との関係を有し、従って、長辺の長さkは、短辺の長さ
文の二倍に区画壁の厚さmを加えた長さであり、そして
、mの値はkおよび文と比較すると小さいことがらkは
文の二倍に近似した値となるとの意味である。なお、上
記に限らす長辺の長さ/短辺の長さの比を実質的に2と
することにより構造体型触媒の成形が容易になるなどの
点で有利である。
上述の本発明の構造体型触媒の三悪様例においては、断
面において長方形は、その長方形の少なくとも一方の長
辺がその中心部分で他の長方形の辺により支えられてい
るか、もしくはその長方形の少なくとも一方の長辺が他
の長方形の長辺の中心部分を支えているか、または、そ
の長方形の少なくとも一方の長辺が他の長方形の長辺を
中心部分で支え、かつその、他の長方形以外の長方形の
辺によってその長辺が中心部分で支えられているかのい
ずれかの状態にある。そして、長方形の少なくとも一方
の長辺は他の−の長方形の長辺の−辺の全部とは接しな
いように配首されている。
面において長方形は、その長方形の少なくとも一方の長
辺がその中心部分で他の長方形の辺により支えられてい
るか、もしくはその長方形の少なくとも一方の長辺が他
の長方形の長辺の中心部分を支えているか、または、そ
の長方形の少なくとも一方の長辺が他の長方形の長辺を
中心部分で支え、かつその、他の長方形以外の長方形の
辺によってその長辺が中心部分で支えられているかのい
ずれかの状態にある。そして、長方形の少なくとも一方
の長辺は他の−の長方形の長辺の−辺の全部とは接しな
いように配首されている。
従って、構造体型触媒にかかった力は、分散され構造的
に比較的強度が低い長辺の崩壊を有効に防止することが
できる。
に比較的強度が低い長辺の崩壊を有効に防止することが
できる。
構造体型触媒は、例えば次のようにして製造することが
できる。
できる。
たとえば、種々の工場から排出される燃焼排ガス中の窒
素酸化物をアンモニアなどの還元性カスの存在下に接触
還元除去する際の構造体型触媒は、/へナジウム化合物
、硫酸バリウムおよびチタン酸などの接触還元反応に対
して触媒活性を有する物質を粘土、補強剤等などの結合
剤及び水と共に混練して、ピストンタイプ、オーガータ
イプなどの押出し成形を用いて押出し形成し、乾燥した
のち、焼成することにより製造される。なお、触媒活性
を有する物質および結合剤等は、本発明の構造体型触媒
が使用される反応系に適合するように適宜選択すること
ができる。また、製造装置等も同様に構造体型触媒を製
造する際に通常使用されるものを用いることかでさる。
素酸化物をアンモニアなどの還元性カスの存在下に接触
還元除去する際の構造体型触媒は、/へナジウム化合物
、硫酸バリウムおよびチタン酸などの接触還元反応に対
して触媒活性を有する物質を粘土、補強剤等などの結合
剤及び水と共に混練して、ピストンタイプ、オーガータ
イプなどの押出し成形を用いて押出し形成し、乾燥した
のち、焼成することにより製造される。なお、触媒活性
を有する物質および結合剤等は、本発明の構造体型触媒
が使用される反応系に適合するように適宜選択すること
ができる。また、製造装置等も同様に構造体型触媒を製
造する際に通常使用されるものを用いることかでさる。
4R造体型触媒は、例えば窒素酸化物を含有する排ガス
をアンモニアなどの還元剤の存在下、250〜450℃
の範囲内にてこの構造体型触媒の貫通孔を通過させるこ
とにより排ガス中の窒素酸化物を除去する方法、あるい
は触媒活性を有する物質を変えるなどして他の除去対象
の気体(例えば、SO,)を除去する方法゛などに利用
することができる。
をアンモニアなどの還元剤の存在下、250〜450℃
の範囲内にてこの構造体型触媒の貫通孔を通過させるこ
とにより排ガス中の窒素酸化物を除去する方法、あるい
は触媒活性を有する物質を変えるなどして他の除去対象
の気体(例えば、SO,)を除去する方法゛などに利用
することができる。
[発明の効果]
本発明の構造体型触媒は開孔率が高いので煤塵を多量に
含有する該ガスを通過させても貫通孔の閉塞の発生が少
なく、圧力損失も少ない、更に閉塞の発生が少ないので
、長期間使用しても圧力損失が少ない。また開孔率が高
いにもかかわらず、通常の構造体型触媒と同等の触媒活
性を示す。
含有する該ガスを通過させても貫通孔の閉塞の発生が少
なく、圧力損失も少ない、更に閉塞の発生が少ないので
、長期間使用しても圧力損失が少ない。また開孔率が高
いにもかかわらず、通常の構造体型触媒と同等の触媒活
性を示す。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。
[実施例1]
第1図に示す貫通孔断面が長方形の構造体型触媒を製造
した。
した。
構造体型触媒は一辺の長さ150mmの正方形の断面を
有するものである。そしてこの構造体型触媒は長辺が1
7.45mm、短辺が8.2mmの断面長方形の貫通孔
120個(88,2%)と各辺が8.2mmの断面立方
体の貫通孔16個を有している。そしてこの貫通孔を構
成する区画壁の厚さは1.05mmである。従って、開
孔率は81%である。
有するものである。そしてこの構造体型触媒は長辺が1
7.45mm、短辺が8.2mmの断面長方形の貫通孔
120個(88,2%)と各辺が8.2mmの断面立方
体の貫通孔16個を有している。そしてこの貫通孔を構
成する区画壁の厚さは1.05mmである。従って、開
孔率は81%である。
なお、この構造体型触媒の側壁および区画壁を形成する
物質は硫酸バナジウム、硫酸バリウムおよびチタン化合
物並びに少量の粘土および補強剤を混合したものである
。
物質は硫酸バナジウム、硫酸バリウムおよびチタン化合
物並びに少量の粘土および補強剤を混合したものである
。
得られた構造体型触媒のX方向における圧潰強度および
Y方向における圧潰強度を測定した。X方向の圧潰強度
は12.8kg/crrr’、Y方向の圧潰強度は9.
5kg/cm″であり両方向のずれは25.8%であっ
た。
Y方向における圧潰強度を測定した。X方向の圧潰強度
は12.8kg/crrr’、Y方向の圧潰強度は9.
5kg/cm″であり両方向のずれは25.8%であっ
た。
この構造体型触媒を空塔内に設置して、空塔の測定用ガ
スの流速を第1表に記載する速度に設定して各流速にお
ける圧力損失を測定した。結果を第1表に示す。
スの流速を第1表に記載する速度に設定して各流速にお
ける圧力損失を測定した。結果を第1表に示す。
次に石炭焚き炉より排出された排ガスをこの構造体型触
媒を通過させてこの排ガスに含有される窒素酸化物を分
解した。なお、排ガスの組成[容量、ダストを除く]は
、No11300ppm、SO1200ppm、H2O
9%、Co215%、024%、N272%そしてダス
ト濃度15g / N rn”である。
媒を通過させてこの排ガスに含有される窒素酸化物を分
解した。なお、排ガスの組成[容量、ダストを除く]は
、No11300ppm、SO1200ppm、H2O
9%、Co215%、024%、N272%そしてダス
ト濃度15g / N rn”である。
脱硝試験は、NH,/NO(モル比)がi、。
となるようにアンモニアを添加し、空塔ガス速度5 m
7秒、温度350℃、SV(空間速度)2500h−
”の条件にて反応を進行させ、入口と出口のNOxの濃
度を測定し、この値から脱硝率を算出した。
7秒、温度350℃、SV(空間速度)2500h−
”の条件にて反応を進行させ、入口と出口のNOxの濃
度を測定し、この値から脱硝率を算出した。
また同時に圧力損失の経時変化を測定した。その結果を
第2表に示す。
第2表に示す。
[実施例2]
実施例1において、第4図に示す断面形態を有する構造
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。
その結果を第1表および第2表に記載する。
なお、この構造体型触媒は、長辺が17.45mm、短
辺が8.2mmの断面長方形の貫通孔124個(93,
4%)と各辺が8.2mmの断面立方体の貫通孔8個を
有している。そしてこの貫通孔を構成する区画壁の厚さ
は1.05mmであり、構造体型触媒の開孔率は81%
である。
辺が8.2mmの断面長方形の貫通孔124個(93,
4%)と各辺が8.2mmの断面立方体の貫通孔8個を
有している。そしてこの貫通孔を構成する区画壁の厚さ
は1.05mmであり、構造体型触媒の開孔率は81%
である。
X方向の圧潰強度は11.2kg/crn’、Y方向の
圧潰強度は10.7kg/crn”であり、その両方向
のずれは4.5%であった。
圧潰強度は10.7kg/crn”であり、その両方向
のずれは4.5%であった。
[実施例3]
実施例1において、第5図に示す断面形態を有する構造
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
・なお、構造体型触媒の開孔率は81%である。
X方向の圧潰強度は10.9kg/crn’、Y方向の
圧潰強度は10.8kg/cm″であり、その両方向の
ずれは0.9%であった。
圧潰強度は10.8kg/cm″であり、その両方向の
ずれは0.9%であった。
[比較例1]
実施例1において、第2図に示す断面形態を有する構造
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
なお、構造体型触媒の開孔率は81%である。
X方向の圧潰強度は11.8kg/cm’であったが、
Y方向の圧潰強度が6.5kg/cm’と低く、両方向
のずれは44.9%であった。
Y方向の圧潰強度が6.5kg/cm’と低く、両方向
のずれは44.9%であった。
[比較例2]
実施例1において、第3図に示す断面形態を有する構造
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
体型触媒を使用した以外は同様にして圧力損失、脱硝率
および圧力損失の経時変化を測定した。結果を第1表お
よび第2表に記載する。
なお、構造体型触媒の開孔率は76%である。
X方向およびY方向共に圧潰強度は12.5kg/cr
rfであり、ずれはなかった。
rfであり、ずれはなかった。
[比較例3]
比較例2において、第3図に示す断面形態を有する構造
体型触媒の区画壁の厚さを1.4mmとした以外は同様
にして圧力損失、脱硝率および圧力損失の経時変化を測
定した。結果を第1表およ′び第2表に記載する。
体型触媒の区画壁の厚さを1.4mmとした以外は同様
にして圧力損失、脱硝率および圧力損失の経時変化を測
定した。結果を第1表およ′び第2表に記載する。
なお、構造体型触媒の開孔率は64%である。
X方向およびY方向共に圧潰強度は21.0k g /
c rn’であり、ずれはなかった。
c rn’であり、ずれはなかった。
第1表
No、 1ra/s 3+s/s 5m/
s 10m/s 20m/s 30+s/
s実施例 1 0.3 2.3 5.7 19.8 El7
.0 137.02 0.3 2.3 5.7 19
.El 67.0 137.03 0.3 2.
3 5.7 19.8 87.0 137.0比較例 1 0.3 2.3 5.7 19.8 f(7
,0137,020,53,38,22B、OH,01
97,031,17,317,9B1.0 208.0
427.0第1表より開孔率が80%より高い実施例
1乃至3の構造体型触媒は開孔率が80%以下の比較例
2および3の構造体型触媒と比較すると各流速において
圧力損失が少ないことが明らかである。
s 10m/s 20m/s 30+s/
s実施例 1 0.3 2.3 5.7 19.8 El7
.0 137.02 0.3 2.3 5.7 19
.El 67.0 137.03 0.3 2.
3 5.7 19.8 87.0 137.0比較例 1 0.3 2.3 5.7 19.8 f(7
,0137,020,53,38,22B、OH,01
97,031,17,317,9B1.0 208.0
427.0第1表より開孔率が80%より高い実施例
1乃至3の構造体型触媒は開孔率が80%以下の比較例
2および3の構造体型触媒と比較すると各流速において
圧力損失が少ないことが明らかである。
第2表
No、 10hr 100hr 1000hr 1
0hr 100hr 1000hr実施例 1999898B79 299 98 98 8 B ’7
399999888B 比較例 1998898B79 %2表より開孔率を80%より高くすることによっても
脱硝率の低下はそれほど見られず、一方、開孔率を80
%より高くすることにより圧力損失の経時変化は少なく
なり貫通孔の閉塞が少ないことが理解される。
0hr 100hr 1000hr実施例 1999898B79 299 98 98 8 B ’7
399999888B 比較例 1998898B79 %2表より開孔率を80%より高くすることによっても
脱硝率の低下はそれほど見られず、一方、開孔率を80
%より高くすることにより圧力損失の経時変化は少なく
なり貫通孔の閉塞が少ないことが理解される。
第1図は、本発明の構造体型触媒の一例の断面の一部を
模式的に示す図である。 第2図は、比較例1で用いた構造体型触媒、そして第3
図は比較例2で用いた構造体型触媒の断面の一部を模式
的に示す図である。 第4図および第5図は本発明の構造体型触媒の他の例の
断面の一部を模式的に示す図である。 11.21.41a、41b、41C151a、51b
、51c、51a二貫通孔の断面 12二側壁 13.33:区画壁 14:断面正方形の貫通孔の断面 15.25.45a、45c、55a:長辺l 6 、
26 、46a 、 46b 、 56a 、5
6b:短辺 に:長辺の長さ fL:短辺の長さ m:区画壁の厚さ 特許出願人 宇部興産株式会社 代 理 人 弁理士 柳川泰男 第1図 第3図 第4図
模式的に示す図である。 第2図は、比較例1で用いた構造体型触媒、そして第3
図は比較例2で用いた構造体型触媒の断面の一部を模式
的に示す図である。 第4図および第5図は本発明の構造体型触媒の他の例の
断面の一部を模式的に示す図である。 11.21.41a、41b、41C151a、51b
、51c、51a二貫通孔の断面 12二側壁 13.33:区画壁 14:断面正方形の貫通孔の断面 15.25.45a、45c、55a:長辺l 6 、
26 、46a 、 46b 、 56a 、5
6b:短辺 に:長辺の長さ fL:短辺の長さ m:区画壁の厚さ 特許出願人 宇部興産株式会社 代 理 人 弁理士 柳川泰男 第1図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、長さ方向に沿った貫通孔を有する多数の長尺状筒体
が互いに平行に一体として束ねられた構成を有する構造
体型触媒であって、 該貫通孔の断面が、長辺の長さ/短辺の長さの比率が1
.5以上である長方形からなり、構造体全体の開孔率が
80%より高く、かつ構造体側面の圧壊強度の方向によ
るずれが30%以内であることを特徴とする構造体型触
媒。 2、貫通孔の長方形断面の長辺の長さ/短辺の長さの比
率が1.7〜3.0の範囲にあることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の構造体型触媒。 3、貫通孔の長方形断面の長辺の長さ/短辺の長さの比
率が実質的に2であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の構造体型触媒。 4、貫通孔の断面長方形の長辺の少なくとも一方がその
中央付近において、他の筒体の断面を構成する長方形の
うちの一辺により支持されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの項記載の構造
体型触媒。 5、各々の貫通孔の断面長方形の長辺が互いに平行に配
置されていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記
載の構造体型触媒。 6、窒素酸化物の接触還元除去用の触媒であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかの
項記載の構造体型触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166995A JPS6227044A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 構造体型触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60166995A JPS6227044A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 構造体型触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227044A true JPS6227044A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15841429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60166995A Pending JPS6227044A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 構造体型触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227044A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368456A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 窒素酸化物除去用触媒および該触媒を用いた窒素酸化物の除去方法 |
JPH08229412A (ja) * | 1995-11-30 | 1996-09-10 | Nippon Shokubai Co Ltd | 窒素酸化物除去用触媒および該触媒を用いた窒素酸化物の除去方法 |
WO2004026472A1 (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-01 | Ngk Insulators, Ltd. | ハニカム構造体、及びハニカム構造体成形用口金 |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP60166995A patent/JPS6227044A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0368456A (ja) * | 1989-08-09 | 1991-03-25 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 窒素酸化物除去用触媒および該触媒を用いた窒素酸化物の除去方法 |
JPH08229412A (ja) * | 1995-11-30 | 1996-09-10 | Nippon Shokubai Co Ltd | 窒素酸化物除去用触媒および該触媒を用いた窒素酸化物の除去方法 |
WO2004026472A1 (ja) * | 2002-09-05 | 2004-04-01 | Ngk Insulators, Ltd. | ハニカム構造体、及びハニカム構造体成形用口金 |
JPWO2004026472A1 (ja) * | 2002-09-05 | 2006-01-12 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体、及びハニカム構造体成形用口金 |
US7678439B2 (en) | 2002-09-05 | 2010-03-16 | Ngk Insulators, Inc. | Honeycomb structure and die for forming honeycomb structure |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69704351T2 (de) | Schalldämpfer | |
DE69618357T2 (de) | Verfahren zur Reinigung von Verbrennungsabgasen | |
US4282115A (en) | Catalyst for selectively reducing nitrogen oxides from oxygen-containing exhaust gases | |
EP2421632B1 (en) | Partial filter substrates containing scr catalysts and emissions treatment systems and methods of treating engine exhaust | |
US8226898B2 (en) | Honeycomb structure and exhaust gas treatment apparatus | |
EP2363194A1 (en) | System for removing nitrogen oxides from an exhaust gas | |
US4977127A (en) | Catalyst for denitrizing nitrogen oxides contained in waste gases | |
JP2007296514A (ja) | 触媒体とその製造方法 | |
US20080112871A1 (en) | Catalyst for nitrogen oxide removal and exhaust gas treatment method | |
JPH11320723A (ja) | 六角セルハニカム構造体とその把持方法 | |
KR100619128B1 (ko) | 허니컴 구조체 | |
JPS63130140A (ja) | 排煙脱硝触媒 | |
CA2559178A1 (en) | Catalyst systems | |
JP6803275B2 (ja) | ハニカム構造体 | |
US5034369A (en) | Novel catalysts for the treatment of gaseous effluents containing oxidizable sulfur pollutants | |
KR20160136443A (ko) | 질소 산화물의 감소를 위한 scr 방법 및 그 방법을 위한 촉매의 제조 방법 | |
JP6218251B2 (ja) | 物質移動が制限されるプロセスにおいて使用されるハニカムモノリス構造並びにこれを含む触媒構造及び反応器 | |
US4396565A (en) | Method for producing a filter | |
JP6803829B2 (ja) | 触媒モジュール及び触媒反応器 | |
US6419889B1 (en) | Catalyst, process of making catalyst and process for converting nitrogen oxide compounds | |
KR20180091038A (ko) | 모노리스를 함유하는 향상된 프레임 요소 | |
US3993731A (en) | Selective removal of nitrogen oxides from waste gas | |
CA1297470C (en) | Catalyst and a method for denitrizing nitrogen oxides contained in waste gases | |
JPS6227044A (ja) | 構造体型触媒 | |
JP6669568B2 (ja) | ハニカム触媒の製造方法 |