JPS6227040Y2 - - Google Patents

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JPS6227040Y2
JPS6227040Y2 JP1978135182U JP13518278U JPS6227040Y2 JP S6227040 Y2 JPS6227040 Y2 JP S6227040Y2 JP 1978135182 U JP1978135182 U JP 1978135182U JP 13518278 U JP13518278 U JP 13518278U JP S6227040 Y2 JPS6227040 Y2 JP S6227040Y2
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JP
Japan
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reactive power
automatic control
signal
setting device
synchronous machine
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JP1978135182U
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JPS5553999U (ja
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は第1の被制御量を目標値に制御しなが
らその目標値を変更して第2の被制御量を許容範
囲内に制御する自動制御装置に関するものであ
る。
そのような制御装置の従来例として電力系統に
並列された同期機の電圧を第1の被制御量としそ
の無効電力を第2の被制御量とする制御装置があ
る。
第1図に従来の代表的な同期機の励磁装置の構
成を示す。同期機1は励磁回路主装置(第1の自
動制御回路)2により励磁される。励磁回路主装
置2は同期機1の端子に接続された電圧変成器3
により同期機1の端子電圧(第1の被制御量)
Vgを検出し、これが電圧設定器4にて設定され
た電圧になるよう同期機1の励磁を制御する。同
期機1が電力系統に並列されて運転している時に
は、その励磁を変化すると、同期機端子電圧も変
化するがそれとともに同期機1の無効電力も大巾
に変化する。そのため電力系統に並列されて運転
される同期機1の励磁装置には、上記の電圧を設
定値に調整する機能の他に、無効電力(第2の被
制御量)をある設定値に調整する機能も要求され
ることが多く、その機能を果すものが無効電力調
整装置(第2の自動制御回路)6である。この無
効電力調整装置6の内部構成を第2図に示す。第
1図に示した電圧変成器3及び電流変成器5によ
り、検出された同期機の電圧Vg及び電流Igより
無効電力検出器6aが同期機の無効電力Qgを検
出する。比較器6bは同期機の無効電力Qgと設
定無効電力Qrを入力とし偏差Qeを検出する。操
作信号回路6cは偏差Qeに従つて、第1図の電
圧設定器4の設定を変化させる信号を出すが、操
作信号回路6cは不感帯を持つており偏差Qeが
不感帯を越えた時のみその極性に従つて上げ方向
操作信号Sr1又は下げ方向操作信号Sl1を出力す
る。又その操作信号は通常、連続信号でなく休止
期間のある信号即ちパルス信号である。
このような構成により、同期機1は常時電圧設
定器4で設定された電圧で運転されるとともに、
無効電力が設定値から大きくずれると無効電力調
整装置6により電圧設定器4の設定値が変更され
運転電圧が修正され無効電力もその設定値に近い
値に制御される。
ところで、電圧設定器4は、無効電力調整装置
6からの操作信号で駆動できるものでなければな
らず、ポテンシヨンメーター等の設定器が電動機
等で駆動されて、設定値が調整されるようになつ
ている。そして電動機の速い回転を減速してポテ
ンシヨンメータ等に伝達するための歯車機構が使
用されることが多く、特にウオームギアが使用さ
れることが多い。このため電動機を一方向に連続
回転させた後、逆転すると電動機の回転がポテン
シヨンメータに伝達されない領域、いわゆるバツ
クラツシユが存在する。このようなバツクラツシ
ユの存在する設定器では、ある方向に設定器を操
作した後、逆方向にパルス的信号で操作しようと
するとその信号で電動機は逆転してもポテンシヨ
ンメータは動かないかあるいはパルス幅に比べて
動きがずつと小さいということになる。これは言
換えれば、無効電力調整装置の出力が正しく電圧
設定器4に伝わらないことである。このような事
があつても制御結果に与える影響を小さくするに
は次の信号迄の時間を短かくしなければならな
い。しかし無効電力調整装置の実ハードによつて
は制御間隔を短かくすることが不経済な場合があ
る。
本考案は、上述のような設定器のバツクラツシ
ユの影響を補償し、制御間隔を長くできる無効電
力調整装置を実現するものである。
その一実施例を第3図に示す。これは第2図に
示した従来の回路(第2の自動制御回路)にパル
ス幅拡大回路6dr及び6dl、記憶回路6r及び
6lを追加したものであり、Sr2が本装置の上
げ方向操作信号出力で、Sl2が下げ方向操作信号
出力である。記憶回路6rは下げ方向操作信号
Sl2が消える時にセツトされ上げ方向操作信号Sr2
が消える時リセツトされる。記憶回路6lは上
げ方向操作信号Sr2が消える時セツトされ、下げ
方向操作信号Sl2が消える時リセツトされる。パ
ルス幅拡大回路6drは記憶回路6rがセツトさ
れている時には、操作信号回路6cの出力Sr1
パルス幅をある時間trだけ広いものにして出力
し、記憶回路6rがリセツトされている時に
は、Sr1をそのままSr2として出力する。パルス幅
拡大回路6dlは記憶回路6lがセツトされてい
る時には、操作信号回路6cの出力Sl1のパルス
幅をある時間tlだけ広いものにして出力し、記憶
回路6lがリセツトしている時には、Sl1をそ
のままSl2として出力する。そして、時間trは電
圧設定器4を下げ方向操作した後上げ方向操作し
た時に起るバツクラツシユに相当する時間に設定
する。又時間tlは電圧設定器4を上げ方向操作し
た後下げ方向操作した時に起るバツクラツシユに
相当する時間に設定する。このように構成するこ
とにより、無効電力調整装置6が先に上げ信号を
出した後、次に下げ信号を出す場合を考えると、
記憶回路6lは最初の上げ信号が消える時にセ
ツトされており、次に下げ信号を出す時にはパル
ス幅拡大回路6dlが動作し、操作信号6cで発生
された信号Sl1よりtl時間だけ広いパルス出力Sl2
が電圧設定器4に与えられバツクラツシユ分を補
償して電圧設定器4が操作される。引続いて下げ
方向信号が出る場合は、記憶回路6lは、先の
下げ信号パルスが消える時にリセツトされている
ので、今度は拡大されないパルスが出力されるが
電圧設定器4の駆動方向が前と同方向なのでパル
スに追従して動くことになる。
このように、前回の信号の方向を記憶してお
き、前回と逆方向の操作を行なう時には、その操
作信号を延長することで、設定器の反転操作時に
発生するバツクラツシユを補償した制御を行なう
ことができ、パルス駆動方式でかつパルス間隔を
長くすることのできる調整装置が実現できる。
ところで、この方式の無効電力調整装置に於て
は、同期機の励磁調整は、無効電力調整装置以外
の回路で常時行われており、無効電力調整装置は
常時動作する必要はない。そのため、この機能は
プラントの他の制御、調整機能と共に計算機にて
行わせるのに適している。周知の如く計算機内で
の信号処理は時間的に並列動作ではなく、直列動
作である。従つて、1回に行わなければならない
信号処理量もさることながら1回の信号処理の
後、次回の処理迄の時間間隔を長く取れる動作は
計算機の責務を軽くする。このような点から、本
考案による無効電力制御装置は、これを計算機に
て行わせる場合、制御間隔を長くすることができ
その効果が大である。
又今迄の説明は同期機の無効電力調整について
行つたが被制御量が同期機の無効電力でなくて
も、同様の制御方式をとるものについては全て本
考案が適用できることは明らかである。すなわ
ち、同様の制御を行う自動制御装置に電力系統に
並列された同期機の周波数を第1の被制御量と
し、その有効電力を第2の被制御量とする制御装
置があり、それにも本考案は適用できる。その他
第1の被制御量と第2の被制御量の関係が今迄行
つてきた説明と同様の関係で制御される自動制御
装置に本考案が適用できることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の代表的な励磁装置の構成図、第
2図は従来の無効電力調整装置の内部構成図、第
3図は本考案による無効電力調整装置の内部構成
の一実施例を示すブロツク図である。 1……同期機、2……励磁回路主装置、3……
電圧変成器、4……電圧設定器、5……電流変成
器、6……無効電力調整装置、6a……無効電力
検出器、6b……比較器、6c……操作信号回
路、6dl,6dr……パルス幅拡大回路、6l,
6r……記憶回路、Vg……同期機電圧、Ig…
…同期機電流、Qg……無効電力、Qr……無効電
力設定値、Qe……無効電力偏差、Sr1……6cの
出力(上げ方向操作信号)、Sl1……6cの出力
(下げ方向操作信号)、Sr2……6drの出力(上げ
方向操作信号)、Sl2……6dlの出力(下げ方向操
作信号)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の被制御量を帰還制御する第1の自動制御
    回路と、その基準値を設定する電動設定器と、こ
    の設定器を操作して第2の被制御量を制御する第
    2の自動制御回路とで構成される自動制御回路に
    おいて、前記第2の自動制御回路に前記電動設定
    器の操作方向を記憶する機能および操作量拡大機
    能とを設け、前回の操作方向と今回行う操作方向
    とが異なるときに前記第2の自動制御回路による
    前記電動設定器の操作量を拡大補正するようにし
    たことを特徴とする自動制御装置。
JP1978135182U 1978-10-03 1978-10-03 Expired JPS6227040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978135182U JPS6227040Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978135182U JPS6227040Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5553999U JPS5553999U (ja) 1980-04-11
JPS6227040Y2 true JPS6227040Y2 (ja) 1987-07-10

Family

ID=29105245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978135182U Expired JPS6227040Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03

Country Status (1)

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JP (1) JPS6227040Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5298918A (en) * 1976-02-13 1977-08-19 Hitachi Ltd Reactive power controller of ac generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5298918A (en) * 1976-02-13 1977-08-19 Hitachi Ltd Reactive power controller of ac generator

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Publication number Publication date
JPS5553999U (ja) 1980-04-11

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