JPS62269698A - Il−2蛋白質に対するモノクロ−ナル抗体 - Google Patents

Il−2蛋白質に対するモノクロ−ナル抗体

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JPS62269698A
JPS62269698A JP62060869A JP6086987A JPS62269698A JP S62269698 A JPS62269698 A JP S62269698A JP 62060869 A JP62060869 A JP 62060869A JP 6086987 A JP6086987 A JP 6086987A JP S62269698 A JPS62269698 A JP S62269698A
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protein
monoclonal antibody
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binds
affinity
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JP62060869A
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リチャード エー.チゾニット
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 4、発明の詳細な説明 最近10年の間に、免疫コンビ−テント細胞は抗原特異
性および非特異性分子の両者を生産し、そのため免疫応
答の誘導および調節の中で伯の免疫コンビ−テント細胞
と相互作用できるという事が明かとなった( B. I
f. Waksman  [ 9 8 0年]、E. 
Pick編集: Lyphokine Keports
 、第1巻、New York Acaden+ic 
Press 、中、1頁:ll.N。
Gern+ain 、  [1980年] E、 Pi
ck編集:しyIIlphokine Keports
、第1巻、Hew YorkACadelliCpre
ss、中、7頁)。そのような分子が8またはT−リン
パ球から分泌されるとリンフ才力インと呼ばれ、マクロ
ファージまたは単球で生産されるとモノ力インと呼ばれ
る。細胞から分泌され、その細胞と極めて近接の他の細
胞に作用するこれらの蛋白質および糖蛋白質分子はサイ
ト力インとして分類される。この種の、蛋白質およびペ
プチド分子による局所細胞調節をオートクリンと呼び、
このような細胞調節は、伝達物質が血液により運搬され
て特別部位の目的標識に作用するエンドタリン系と区別
される。
インクリューキン−2(tL−2>は免疫応答の調節に
重要な役割を果す多くのリンフ才力インの一つである。
IL−2は1979年にモーガン、ラセツテイおよびガ
ロにより始めて個別の物質として同定された(0. A
、 Morgan、 F、 Il、 R55cetti
R,Ga1lo[1976年] 5cience 19
3巻、1007頁〉。IL−2はそれ以前はT−細胞生
育因子(TCGF)として知られ、■−リンパ球が分裂
促進因子または抗原に露出した後分泌する。この二M目
の信号がT−リンパ球の増殖を促進する。
この糖蛋白質分子はT−細胞が作用するほとんど全ての
免疫応答の誘発および維持に茫接に関与している(J、
J、 Farrar、 W、 R,Bcnjamin。
H,1,、l1ilfiker、 H,lloward
、 W、 L、 Farrar、およびJ、 Full
er−Farrar [1983年] Immunol
Rev、 63巻、129頁)、IL−2は11]11
1表層の特異的レセプターと結合フることにより成熟T
細胞の!!l殖のための普遍的シグナルを出すと考えら
れている(に、八、 Sm1ter [198年] 1
++uaunol。
Ray、 51巻、337−357頁: Robbら、
[1981年] J、 Exp、 Hed、  154
巻、1455−1474頁)。IL−2は抗原特異性細
胞毒性゛「リンパ球、ナチュラルギラー111111、
或いはリンフ才力イン活性型キラー細胞を誘導すること
が知られており、これらの細胞は全て悪性化に対する効
果細胞と考えられ、機能的T細胞応答を再構成し、確立
したネズミ先天性白血病の免疫T細胞および化学療法誘
導による消去を助けることが知られている(Altla
nら、[1984年] Proc、 Natl。
^cad、 Sci、 USA、81巻、2176−2
180頁)。
IL−2の生産および/または応答の異常はいく・つか
の疾患と関係している。そのような欠陥はヒトに於いて
、老人、−次免疫不全の小児、宿主反応に対するill
織移植を受けて9髄移植された人、および寄生虫感染マ
ウスで紅斑性狼癒と同定されている(Altlllan
ら、[1984年]Proc NatlAcad Sc
i USA、 81巻、2176−2180貞)。
IL−2は癌患者に於いて免疫応答モデイファイヤーと
して有用かも知れない(にayら、Immuno−lo
gy Letters [1983年1.6巻、175
−178頁)。
自己のリンフ才力イン活性化キラーILAK)lll胞
および組換えによるIL−2を25人の進んだ転移癌患
者に全身投与したところ25名の患者中11名で癌の退
行が歪められた( Roscnberaら、The N
ew England Journal of Med
icine  [1985年1.313巻、1485−
1492頁)。
1983年にインターリュキン2の全−次配列が呑口ら
により報告された( laniguchi ら、Nat
ure ILondon) 、[1983年’l、30
2巻、305−310頁)。lし−2は133個のアミ
ノ酸を有し、次の配列を示す。
アミノM J3よび対応する三文字表示および一文字表
示は以下の通りである。
アミノ酸       二叉ヱ   二叉1アラニン 
      Ala     Aアルギニン     
 Arq      Rアスパラギン     △Sn
      Nアスパラギン酸    ASD    
  Dシスティン      cys      cグ
ルクミン酸     Glu      Eグルタミン
      Qln      Qグリシン     
  Gly      Gヒスデシン      )(
i s      H小モセリン      ト+se
      −イソロイシン     Ile    
  Iロイシン       leu      Lリ
ジン        LyS      Kメチオニン
      Met      Mフェニルアラニン 
  phe      Fプロリン        P
ro      Pセリン       3er   
   Sスレオニン      Thr      T
トリプトファン    TrD      Wチロシン
       Tyr      Yバリン     
  Val      VIL−2を合成により生産す
ることは理論的には可能であるが均質な物″dを多重に
生産するには適さない。IL−2は現在では組換え体を
用いた醗酵により生産されている。モノクローナル抗体
はIL−2の大規模生産および精製の際の有用な分析試
薬である。
1981年にGi l l isらはその抗体産物がI
L−2の活性を阻害するB細胞ハイブリドーマの生成を
報告した(Gillisら、lhc J、 or Im
munol、 [4981年]、126巻、1978−
1984頁)。
B A l−[3/ c雌マウスをラッテ牌臓細胞から
rimした[ 1.−2で免疫処理する。免疫5I!X
置マウスの牌臓を取り出して細胞けん濁液を得る。これ
らの牌臓細胞をB A L、 B / C骨髄腫S P
 2 / Oと融合させるIgG産物がヒト、マウスお
よびラッテ1[−2の分子に存在する決定基に対して生
産されていると思われるモノクローナルB細胞ハイブリ
ドーマを単離した(八日manら、[1984年1、P
roc Natt Acad Sci Its^、81
巻、2176−2180頁)。
スタントラ−(5tadlcrら、The J、 of
lmmunol、 [1982年1.128巻、162
0〜]624頁)は8AL8/cマウスを部分M製した
ヒトIL−2で免疫処理した。免疫5I!!冒したマウ
スの牌臓を集め、牌臓細胞を形質arm肝細胞とハイブ
リダイズさせた。ハイブリドーマ培養物の上澄液につい
てCT 6細胞株増殖IL一2活性の゛阻害能を検索し
た。8個の株がラッテおよびマウスIL−2と共にヒl
−I L −2の粗物質または精製物質に応答するrL
−2依存性m胞株の増殖を阻害する抗体を生産している
ことがわかった。これらの抗−IL−2抗体はIL一2
生産能を有するヒ1−T細胞の増殖は141害しなかっ
た。
スミスらは(Smithら、The J、 of Im
munol。
[1983年1.131巻、1808−1814頁)D
MS−1、DMS−2およびDMS−3と同定される3
種のIL−2に対するモノクローナル抗体の製造を報告
した。DMS−1および2はIL−2活性の抗体濃度依
存中和ににり示されるように、IL−2と特異的に反応
した。DMS−3はIL−2中和に対する効果はより低
いが、IL−2とJ:り強く結合し、免疫吸着剤として
働いた。
アルドマンら(Altmanら、Proc Natl^
cad 5ciUSA[1984年]、81巻、217
6−2180頁)はIL−2の予想アミノ酸配列から作
成した8種の合成ペプチドを免疫原として用いてヒトI
L−2に対するポリクローナル抗体の1[を報告してい
る。各ペプチドは13〜15個のアミノ酸より成り、呑
口らにより報告されたIL−2配列のデータ(Tani
guchiら、Nature : London。
11983年]、302巻、305−310頁)に基づ
いている。8個のペプチドの中の4個に対する抗体が1
9られた。IL−2ペプチドの1つに対する抗体をアフ
イニテイにより精製したものはフイトヘムアグルチニン
刺激のヒト末梢血管リンパ球の細胞質を特異的に染色し
た。これらの抗体はいずれもIL−2活性の中和を示さ
なかった。
RObbら (Proc、  Natl、  八cad
  Sci、  usA   [1983年]80巻、
5990−5994頁)はIL−2の第三番目のアミノ
酸の炭化水素部分に特異的に反応する[HII−[A5
と命名したモノクローナル抗体の調製を報告した。この
抗体はI「−2めアフイニテイ精製に利用されたが1シ
ー2の生物活性は阻害しなかった。
IL−2に対するモノクローナル抗体はIL−2の免疫
精製、IL−2免疫測定の開発、11−−2分子の活性
部位の同定および免疫応答に於けるIL−2の生理的役
割を調べるインビボ実験の測定法などと共にIL−2の
生物活性の研究のための強力な分析および診断の道具を
提供する。IL−2に対するモノクローナル抗体は知ら
れているが、IL−2の精製のためのアフイニテイ試薬
として、またI L −2の高感度2点免疫アッセイの
試薬として日常利用できるものはあまりない。
本発明は、ヒトおよびマウスIL−2精製のためのアフ
イニテイ試薬として、また感度の高い二点免疫アッセイ
のための試薬として利用できるIL−2に対するモノク
ローナル抗体を得るためのものである。本発明はざらに
、本発明による新規なモノクローナル抗体のIL−2精
製のためのアフイニテイマトリックスとしての利用およ
び血清やプラズマのような生体試料中のIL−2定巾の
ための二点免疫アッセイ法への使用に関するものである
本発明によるIL−2に対するモノクローナル抗体は、
組換えヒトインクリューギン2(γIL−2)で免疫処
置した動物の抗体酸性細胞と骨髄i!Fi胞とのハイブ
リドーマを生成し、該ハイブリドーマから抗−ヒトイン
タリューキン2抗体産成りローンを選択し、抗−ヒトイ
ンタリューキン2モノクローナル抗体を産成する選択株
を培養することにより得られる。
本発明は特に天然IL−2、組換え1[−2およびIL
−2合成ペプチドに特異的なモノクローナル抗体を目的
としている。さらに本発明は次の特性を有する三群のモ
ノクローナル抗体を目的としている。
グループ1:IL−2の作用を、IL一2バイオアッセ
イおよびレセプター結合アッセイの両者で50%以上阻
害し、天然または組換えヒh I L−2蛋白質の1〜
12.9〜19.41〜55または21〜123番目の
アミノ酸間で結合するくエピI・−ブを認識する)モノ
クローナル抗体。
グループ2:1L−2RIAアツレイによる測定で天然
または組換えヒトIL−2と強いアフイニテイを有し、
IL−2バイオアツセイおよびレセプター結合アッセイ
による測定でIL−2の作用を隋書せず、天然または組
換えヒトI L −2蛋白質の40〜70,42〜56
.21〜123.78〜87、52〜70,66〜87
、107〜121または71〜87番目のアミノ酸間で
結合するモノクローナル抗体。
グループ3:IL−2バイオアツ頃イおよびレセプター
結合アッセイで天然または組換えマウスおにびヒトIL
−2を阻害し、1L−2蛋白質の41〜55番目のアミ
ノ酸間で結合するモノクローナル抗体。
グループ1のモノクローナル抗体(mABs)【よIL
−2中和アツレイJ3よびレセプター結合アツセイでI
L−2の作用を50%以上阻害する。
グループ1のmABSは天然または組換え11−−2蛋
白質の1〜12.9〜19.41〜55または21〜1
23番目のアミノ酸に位首するエピトープを認識または
結合する。このようなmABsはIL−2の生物活性に
必要な2つの別のアミノ酸配列、例えば1〜19および
41〜55、を同定するのに用いられる。
グループ2のモノクローナル抗体はIL−2の作用を阻
害しない。本発明のグループ2モノクローナル抗体は放
射免疫アッセイによる測定でI[−2に対し高いアフイ
ニテイ(107−109M−1)を有し、従ってヒトI
L−2のy6製または中離のためのアフイニテイクロマ
トグラフイーの試薬として、さらに二点イムノアッセイ
のための抗体として有用である。グループ2mABsは
1L−2の生物活性に必要でないアミノ酸配列を認識す
る。
グループ3のモノクローナル抗体はIL−2中和アツセ
イおよびレセプター結合アッセイにおいてマウスIL−
2およびヒトIL−2の作用を阻害する。グループ30
m A 3 sば特に、インビトロおよびインビボの両
方のアッセイに於いてIL−2作用のモデル拮抗物質と
して有用である。さらに、このグループのmABsはヒ
トまたはマウスIL−2の精製のため、特に前臨床試験
に必要なマウス!し−2の大規模生産のためアフイニテ
イマトリックス取り込む材料として適している。
「酵素免疫アッセイJ  (EIA)という用語は次の
アッセイを言う。ハイブリドーマ上澄液をマイクロタイ
タープレートのような固体基質に固定したγIL−2ま
たはIL−2合成ペプチドと反応させる。ベルオキシダ
ービと結合した山羊抗−マウス19G1続いて0−フェ
ニレンジアミンとインキュベートした後、γIL−2ま
たはIL−2ペプチドと結合した抗体量を各ウェルの吸
光度(OD  )を測定することにより決定する。対前
値より10倍以上の高い特異結合が認められたものを陽
性とする。
「中和アッセイ」という用語はG11lisらにより記
載される従来のT細胞生育アッセイ(Gillisら[
1978年] 、J、 Immunol、 120巻、
2027頁)を表わ1°。標準手法に少し改良を加えて
いるが、それらは技術の熟練内のものであり、個々の要
求により適当なものである。簡単には、lし−2依存性
ネズミ細胞傷害性T111胞株をIL−2および試験す
るモノクローナル抗体の存在下でインキュベ−1・する
。モノクローナル抗体がIL−2蛋白質の“中和”工と
1−一ブと結合すると、IL−2はTl胞株による取り
込みに利用されない。即ち、モノクローナル抗体がIL
−2活性を゛中和″する。mABがI +−−2蛋白質
の中和エピトープに結合しないと、IL−2はT細胞株
による取り込みを受ける。
「結合アッセイ」という用語は通常ロブら(Robbら
[1981年] 、 J、、、  Exp、  Wed
、 154巻、1455−1474頁)により17i1
発された方法を示す。ここで用いられているJ:うに、
この用語はモノクローナル抗体が放射標識+1−2(+
−1m−2>の標的細胞でのレセプタ一部位への結合を
阻害する能力を測定するアッセイを特別に示す。
「エピトープ」 (場合によっては「抗原性決定因子」
と6言われる)という用語はIL一2分子上で本発明の
モノクローナル抗体が結合する領域を示す。このr I
 L=2分子分子鎮域」はmABにより認識されるアミ
ノ酸配列である。膿晋により、IL−2蛋白質のアミノ
酸はN−末端アミノ酸から順番に番号をつけ、従って1
〜12の部分はlし一2蛋白質の最初の12個のアミノ
酸を表わす。
「放射免疫アッセイJ(RIA)という用語は本発明の
モノクローナル抗体が  l−標識IL−2と結合する
能力を測定するアッセイを表わす。
本発明−のモノクローナル抗体を固体基?t(アガロー
スピーズ)に結合した山羊抗−マウス10Gとインキュ
ベートし、遠心分離によってビーズを集め、   l−
標識IL−2とインキュベートする。
イの1股、ベレットのt11射活性をガンマ−測定計で
測定する。、   l−標識IL−2に対するm A 
Bのアフィニテイが高い稈、ガンマ−測定計での値も高
くなる。
ペプチドはヒトI L −2のアミノ酸配列の報告サレ
テイル配列(G、 BaranVおよびR,B。
Herriefield  [1980年] 、P(3
DtidO3:^nalysis、 5ynthesr
s、 8i0100V、 E、 arassa3よびJ
、  He1enhofcr  編集、 八cadem
ic  Press、  New  York。
第2巻、1−255頁)に由来している。合成ペプチド
はHcrrifieldの固相法(J、 P、 Tag
、 W、 F。
+1eatorおよびR,B、 Herrifield
 [1983年]、J、 Am、 Cheu+、 So
c、 105巻、6442−6455頁)により合成さ
れた。全ペプチドの組成はアミノ酸分析によって確認さ
れた。ハイブリドーマ上澄液の検索に用いた合成ペプチ
ドのアミノ酸配列は以下に示す。
組換えIL−2アナログは以下の通り調製した。
決まったアミノ酸の変化はE、coli中でヒトIL−
2蛋白質を発現することの出来る二ff1m0N△プラ
スミドの変異により行なった。部位特異変異はアミノ酸
の変化をコードする合成オリゴヌクレオチドを利用し、
Horinagaら< Biotech−n010(l
V2巻、636−639頁:1984年)の記載のとお
り行なった。各変異について1100nの分析した線状
プラスミドDNAとi pIIroleのりん酸化合成
オリゴヌクレオチドと混合した。
DNAは加熱により熱変性させ、室温でアニーリングさ
ゼた。生成したヘテロ二本鎖分子の一本鎖領域に合成オ
リゴヌクレオチドが取り込まれる。
DNA混合物の試料をE、co l iMc1061株
に移した。変異プラスミドを含有する細菌コロニーは、
野生型IL−2DNAがハイブリダイズしない条件下で
32P−標識合成オリゴヌクレオチドと特異的にハイブ
リダイズすることで同定される。変異プラスミドは標準
条件下42℃で宿主細・ 胞を生育させることで組換え
IL−2蛋白質アナログの発現を誘導した。
一個のアミノ酸を変化させたアナログを第1表に示す。
さらに、天然たん白質から1〜1011〜20および1
24〜133番目のアミノ酸を欠円させた欠損変異株も
得た。
血清中の抗−IL−2抗体の高力価を達成するためには
およそ25−50μ9の免疫原、好ましくはおよそ50
μりの免疫原をOおよび7日目に投与し、続いて300
日目およそ50μ3からおよそ75μ9の免疫原を、好
ましくはおよそ75μびの免疫原を追加免疫しておよそ
1:0.5−10×105およびおよそ1:1−’2X
103希釈のEIAおよびRIA力価を夫々前る。
以下に示す実施例は本発明のモノクローナル抗体の調製
および使用の詳細なる説明を示す。
実施例 1 く免疫処置〉 8−10週令の雌Ba1b/cマウス8匹(チャールス
・リバー・ラボラトリズ、米田マサチュセツツ州つイル
ミングトン)をフロインI・完全アジュバント中の25
−50μJの組換えヒトインタリューキン2(γIL−
2)でOおよび7日目に免疫処置する。免疫処置は3カ
所の部位で行なうニ一つは腹腔的注射、二つは皮下注射
で一方は左置径部、他方は布置径部に行なう。300日
目マウスを眼窩後層から採血し、その血清について酵素
免疫アッセイ(E IA)および放射免疫アッセイ(R
IA)で抗IL−2抗体を測定した。60日8に50−
75μqのγIL−2の追加免疫を腹腔的注射で行ない
、90日8に再び採血した。
血清について抗−IL−2抗体を測定し、続いてIL−
2の生物活性の阻害能を調べた。IL−2の生物活性の
阻害は二つの方法で評価した°:1)マウスCTLLi
ll胞またはヒト末梢血液リンパ芽球のIL一2依存性
増殖の中和(中和アッセイ)および2)   I−標1
1L−2の標的細胞への結合の阻害(レセプター結合ア
ッセイ)である。両アッセイともIL−2が細胞レセプ
ターと結合するのに必要なIL−2のエビ]−−ブと結
合する高アフイニテイ抗体を測定するものである。90
日8に血清はEIAおよびRIAの力価としてそれぞれ
およそ1 :0.5−1.0X105および1:1−2
X103希釈を示し、■し−2の生物活性をも阻害した
。二回目の採血後45−100日後に、マウスは連続3
1日間50μりのγIL−2を静注および腹腔的注射に
て追加免疫処置した。58目にマウスを殺し、牌臓を摘
出して牌細胞を調製した。
実施例 2 くハイブリドーマ細胞融合の調製〉 融合の2日前に牌細胞フィーダー細胞をマウスより完全
培地中[IMDM+10%胎児ウシ血清、グルタミン(
2,0mM)、および100μMヒボキナンチン、0.
4μMアミノプテリンおよび16μMチミジン(HAT
)含有2−メルカプトエタノール]で調製した。De 
st、 GrOtllおよびScheideggerの
方法、(1980年)、J。
1+e+nuno1. Methods、 35巻、1
頁、の改良法に従って牌臓細胞(10”)を対数増殖期
のPAI−Oマウス骨髄腫細胞(105)と融合させた
(J、 W、 5tOCkerら、Re5earch 
Disclosure、 217巻、1982年5月、
155−157頁)。細胞を混ぜ、遠心分離により集め
、35%(V/V)ポリエチレングリコール含有IMD
M1.Oai!中に静かに攪拌を続けながら37℃で1
分余りけん渇する。37℃で3分間インキュベーション
の後、細胞を遠心分離で集め、10I11のI MDM
+HATに静かにけん濁する。細胞を完全培地中)IA
T1d当り1 X 106個になるよう希釈し、1dの
完全培地当りlX106個のフィーダー細胞を含有する
24穴マイクロタイタープレートに分注する(ウェル当
りLd)。ハイブリドーマ上澄液につき実施例3および
4に示すIL−2EIAおよびRIAにより抗−IL−
2抗体の測定を行なう。希釈を限定してハイブリドーマ
を選択する。
実施例 3 <IL−2EIA> 予めγIL−2または第1表のIL−2ペプチドをコー
トしく1100n/ウエル、37℃−晩)、25mMり
ん酸ナトリウム、pH6,5、中2%BSA+1M  
NaCj!+0.15%Tween 20を35μmを
添加したマイクロタイタープレート(Falcon P
robindまたはcostarEIA)のウェルにハ
イブリドーマ培養上澄液(65μm)を加える。室温で
2時間インキュベーション後、ウェルをPBS (25
mMりん酸ナトリウム、pH7,4,0,15M  N
aC1)+0.05%Tween 20で洗滌する。ワ
サビ大根のペルオキシダーゼ(ベーリンガー・マンハイ
ムB10ChelliCalS)に結合した山羊抗−マ
ウスIQG+IoMを100μi(抗体緩衝液で1:1
000希釈:25mMりん酸ナトリウム、DH6,5,
0,5M  NaCj!+0.05%Tween 20
 >ずつ各ウェルに添加し、室温で90分間インキュベ
ートする。ウェルをPBS+0.05%Twcen 2
0で洗滌し、0−フェニレンジアミン<0.1Mクエン
酸緩衝液、I)l−14,5、+0.012%過酸化水
素中0.4Itg/m1)と室温で30分間インキュベ
ートする。50mM異性重亜1!tIMナトリウムを含
有’L62.5M  H2SO2を50u!添加する事
により反応を停止する。基質の色を0D488でタイタ
ー チック・マルチスキャンMCを用いて測定する。
実施例4 <IL−2RIA> ハイブリドーマ培養上澄液(0,1−0,5adりをR
IPA緩衝液(50mMりん酸ナトリウム、pH7,5
,1%Triton  X −100,1%デオキシコ
レート、0.1%ドデシル硫酸ナトリウム、0.15M
  NaCj!、5mM  EDTA>中1%BSΔ溶
液中、アガロースビーズ(シグマChemical C
o、)に結合した山羊抗−マウスIqGの50%【プん
濁液100μlと回転攪拌機上V温で2時間インキュベ
ートする。ビーズを遠心分離により集め、RIPA緩雨
液で一回洗滌後1%BSA+R[PA!III液中(7
)   I標識IL−2(10−20fmolcs、1
−2x10’cpm)250μlを加える。回転攪拌機
上4℃−晩インキユベートした後、ビーズをRIPA!
l衝液で洗滌し、LKBガンマ−測定計で放射能を測定
する。
実施例 5 < I L−2中和アッセイ〉 IL−2の生物活性はI L−2依存性のネズミ細胞傷
害Tl胞株(CTLL)を用いてG11lisらにより
記載されている通り(Altmanら、[1984年]
 Proc Natl Acad Sci LISA、
 81巻、2176−2180頁: nobbら、N9
83年] ProcNatl’ACatj sCi U
SA 、 80巻、5990−5994頁)に微量アッ
セイにて測定した。IL−2生物活性の阻害はIL−2
活性測定を改良して測定した。簡単には、濃縮したハイ
ブリドーマ上澄液(20(11!Ill縮)25μlを
IL−2を含む培地(1単位#り25μlと37℃1時
間インキュベートする。この混合物を50μmの培地お
よびCTLL[I胞を含有するマイクロタイタープレー
トに入れ、37℃で一晩インキユベートする。翌日、培
養物を3H−チミジンでパルス標識しく0.5μC11
50μm/ウェル)、37℃5時間インキュベートを行
なう。3日−チミジンの取り込みを液体シンチレーショ
ンカウンターで測定し、その結果を抗体存在下に於ける
3日−チミジン取り込み阻害を培地の対照値と比較して
パーセントで表わす。
実施例 6 <IL−2レセプタ一結合アッセイ〉 ハイブリドーマ抗体による  1−IL−2の標的細胞
への結合阻害は文献(R,J、 Robbら、[198
1年]、上記引用)の方法に改良を加えて測定した。バ
イブリドーマ上澄液(20倍濃縮)を予め  I−IL
−2と37℃1時間インキュベートしておく。ネズミC
T6またはヒト末梢血液リンパ芽球細胞(6X104個
)の120111を最終容量が150μlとなるように
加える。37℃で20分間インキュベーション後、細胞
をシリコン油混合物を通して4℃90秒間遠心分離する
。細胞ペレットを含む遠心管の先端を切り取り、ガンマ
−測定計で放射活性を測定する。結果は抗体q右下での
  1−IL−2結合阻害を対照と一比較してバーセン
1−で表わす。第2表に実施例3−6に記載した測定の
結果をまとめた。「エピトープ」と記した項のカッコ内
のアミノ酸、例えば”ILys  8)”、はモノクロ
ーナル抗体が結合するのに必須なものである。
ハイブリドーマ抗体のエピトープは上述のIL−2合成
ペプチドとのERA反応性および第1図の組換えI L
 −2アナログのウェスタンプロットおよびドツトプロ
ット分析により決定した。ウェスタンプロットおよびド
ツトプロットアッセイは実施例7に記載する。
実施例 7 くエピトープのマツピング分析〉 ウェスタンプロットのために組換えヒトIL−2アナロ
グ含有のE、coli抽出物を5DS−PAGEにより
分離し、ニトロセルロースに転写して各ハイブリドーマ
抗体で検索する。ドツトプロットには、E、coliの
抽出物を直接ニドOセル[l−スに移し、乾燥侵各抗体
で検索する。
IL−2アナログと結合した抗体はペルオキシダーゼ結
合抗−抗体とペルオキシダーゼ基質である4−01−1
−ナフトールで検出される。IL−2の40〜70番目
のアミノ酸についての結果を第3表にまとめた。第3表
のデータは異なるIL−2アナログとの各mABの反応
性をウェスタンおよびドツトプロット分析で測定したも
のである。
北潰 30−70              +     
    +         +         +
         −ト40−70       −1
−     +     +     +     +
42−56+++− 52−70’−−−−− マウスrL=2      ’     +     
−±本発明のモノクローナル抗体は通常のアフイニテイ
クロマトグラフイー手法の試薬として利用できる。グル
ープ3のモノクローナル抗体は特にマウスおよびヒトI
L−2の両方を単離し、精製するのに使用できる。ここ
に記載されるモノクローナル抗体はまた、血清やプラズ
マなどの生体試料中の微mのIL−2を測定する°゛二
点サすドイッチアッセイ″の試薬としても有用である。
本発明のモノクローナル抗体は生体試料中のIL−2蛋
白質の借を測定するための方法に有用であり、その方法
は以下のステップより成る。
+1)iL−2蛋白質のエピトープに結合する能力のあ
る第一のモノクローナル抗体を固体担体に結合し、 (2)  該第一モノクローナル抗体と生体試料とを接
触させて該ペプチドと該IL−2蛋白質との不溶性複合
体を該試料中に形成させ、(3)  上記第2ステップ
の複合体と、前記第一のモノクロナール抗体と結合した
エピトープとは異るIL−2蛋白質の一つのエピトープ
と結合する能力を有する標識した第二のモノク【]ナー
ル抗体の一定量とを接触させ、(4)  該固体担体を
該生体試料および該未反応標識抗体とから分離し、 (5)  該固体担体と結合した標識抗体の量を測定す
る。
但し、該固体相基質に結合する該標識の聞が該試料中に
存在するインタリューキン2の吊に比例する。
本技術の熟練者には明かな通り、グループ1゜2および
3のmABsはI l−−2蛋白質の同じエピトープに
結合しない限り、免疫アッセイでお互いに交換して使用
できる。例えば、グループ3のmAB、13A6とグル
ープ1のmA8.13D2は]し−2蛋白質の41〜5
5エピトープと結合するので一緒に使用できない。免疫
測定アッセイに使用するのに好ましいのは、グループ1
mΔB  581とグループ2のmA  B17A1で
ある。両方のmABsとらlX109M−1の程度の7
フイニテイを有する。
本発明の二点サンドイッチアッセイはIL−2の0.5
から1.0n9/d!(32,25から64、5fio
le /d)の感度で標準曲線を作成した。
アッセイの直線にのる範囲は0.5−1.0ng/ll
l1から10ng/−であって、これは5−10単位/
I11カら1001i位/dに相当する。IL−2をウ
シ血清アルブミン添加緩衝液で希釈しても100%ヒト
血清で希釈してもアッセイの感度は同じであった。
アッセイにグループ1mAB、5B1とグループ2mA
B、17A1とを併せて使用するとざらに高い感度が得
られる。この場合、11Ilの試料当’00.1+9(
7)IL−2(6,45fmoles)の微量をも検出
できる。これは試料11d当り2単位のIL−2活性に
相当する。
ここで用いている生体試料という用語は、血液、リンパ
液等IL−2蛋白質を含有するものを表わす。本発明の
免疫測定アッセイに用いられる好ましい生体試料として
は血清またはプラズマがあり、特に血清である。
木!jl! Itの免疫測定アッセイで用いられる本発
明の第一のモノクローナル抗体は通常免疫アッセイに用
いられるいかなる担体にでも固定される。例えば、プラ
スチック装ビーズまたはポリエチレン、ボリスヂレン、
ポリプロピレン或いは他の適当な材質の試験管である。
またアガロース、架橋デキストランおよび他の多糖類の
ような粒状物質も有用である。固定化の技術は本技術の
熟練者にはよく知られている。例えば、米国特許Nt1
3.645゜552に記載されている方法を用いて抗体
を多糖ポリマーに結合する。
本発明の標識した第二のモノクローナル抗体は従来の免
疫測定アッセイで通常用いられる標識を用いて調製され
る。例えば、米国特許Nu3.940.475に記載さ
れる蛍光測定による検出のための蛍光性標識および米国
特許NcL3.645,090に記載される酵素マーカ
ー、或いは、例えばII u n t e rおよびG
reenwood、 Nature  (1962年)
、144巻、945頁の方法を用いた放射標識I  が
ある。ここで用いるのは酵素標識が好ましい。
実施例 8 <A、IL−2の二点サンドイッチアッセイ〉グループ
1のmAB  5B1をコーティング緩衝液(50mM
トリス塩酸、150mMNaC1pH8,0)で20μ
g/dとなるよう希釈し、その100μlをコスタール
El△マイクロタイタープレートの各ウェルに入れる。
プレートを室温で一晩インキユベートする。その後プレ
ートを洗滌用緩衝液(25mMりん酸ナトリウム緩衝液
、150mM  NaC1,0,05%Tween 2
0 )で3回洗滌する。洗滌したプレートの各ウェルに
予め加温したく37℃)ブロッキング用IIW液250
μkを添加する。プレートは37℃で15−30分間イ
ンキュベートした後、洗滌用緩衝液で3回洗滌する。続
いて100μlの血清試料または標準液を各ウェルに加
えて4℃で一晩インキユベートする。プレートはPBS
/Tween !III液で3回洗滌する。次に各ウェ
ルにビオチンを結合した抗体希釈液(10または20μ
’j/dのmAB  17A1>100Iij!を加え
て37℃で2時間振とうしながらインキュベートする。
その後プレートをP B S / Tweenで3回洗
滌し、かくウェルにストレプトアビジン/ベルオキシダ
ーゼ抱合体100μmを添加する。プレートを次に室r
gA15分間娠とうしながらインキュベ−1−する。プ
レートをPBS/Twcenで3回洗滌した後、100
μlのベル:オキシダーゼLを質を各ウェルに加えて室
温30分分間上うしてインキュベートする。反応は2.
5M H2SO4および50m’M異性償亜i酸を含む
溶液を50μl添加して停止する。タイタータック・マ
ルチスキャンMCを用いて492nmの吸光度を測定す
る。
<3.二点アッセイの標準曲線のvA製〉IL−2を1
.4%ウシ血清アルブミン(BSA)またはヒト血清で
希釈する。この溶液を希釈して0.1μ!? / /l
j!から0.11+19/dを含む段階希釈液を1υる
。標準曲線には11G1のウェルを使用する。一つのウ
ェルは緩fiaのブランクに用いる。
くC,モノクローナル抗体のビオチン化〉17A1と同
定されたグループ2の七ツク0−ナル抗体をO,1M炭
酸水素ナトリウム緩衝液、pH8,4、に対して4℃に
て一晩透析する。蛋白濃度を0.1M炭酸水素ナトリウ
ムWIii液、pH8,4、を用いて1−5111ff
/meに調整する。
新たに調製したDMSO中1.1η/戴のビオチンN−
ヒドロキシザクシンイミドエステルを1dの抗体(1,
0Rg>当り10’Oμl添加する。反応は室温で2時
間時々撮とうじながら行なう。その後、未反応のエステ
ルを100u1の1N−Nl−14C,j!を加えてブ
ロックし、反応液をさらに10分間インキュベートする
。続いてPBS緩衝液中1%BSA溶液1−(ピオチン
化抗体1 m’Jに対して1m>を加え、反応液を4℃
で0.01%チメOサール含右PBS (pH17,4
)を用いて一夜透析する(少なくとも21のPBSを用
いる)。
くり、ベルA”キシダーゼ基質の調製〉0−フェニレン
ジアミン溶液(0,4rItg/mi)はクエンPIi
緩衝液を用いて調製する。本溶液10dに対して4μl
の30%H2O2を加えて終濃度を0.012%とする
<E、緩衝液および希釈液の組成〉 1、コーティング緩衝液: 50mMトリス−塩酸、pH8,0 150mM  NaC1 °2.ブロッキング用緩衝液ニ ー”FBSI衝液+160μg/lll1!ヒトIgG
”− 10%FBS (熱不活化) 1%BSA 0.3%ゼラチン 25mMりん酸ナトリウム緩衝液、 pi−18,0 150mM  NaCj! 160μg/IR1ヒト[oG −“1,4%B5Al1衝液″− 1、4%BSA 0.3%ゼラチン 25mMりん酸ナトリウム!1vjI液、pH7,5 150mM  NaCj! 4、ビオヂン化抗体希釈液ニ ー”FBS緩衝液+Tween +hu I QG” 
−FBS!1衝液+ヒトl0G 012% Tween 20 5.0−フェニレンジアミン緩衝液: 0.1Mクエン酸緩衝液、DH4,5 ら、洗滌用緩衝液ニ ー″P B S / Tween”− 25mMりん酸ナトリウム緩衝液、 pH7,2 150mM  NaC1 0,05% Tween20 上記の二点サンドイッチアッセイは本発明によるモノク
ローナル抗体を使用することにより交差反応性を除去或
いは大きく減少させているため非常に特異性が高く、従
って感度が高い。交差反応性が除去或いtよ減少されて
いるため「偽陽性」の結果の出現もないか非常に低下す
る。
天然型および組換え!L−2に特異なモノクローナル抗
体(mAB>を開発し、IL−2中和アツセイおよび]
し−2レセプタ一結合アッセイによりlし一2活性の阻
害を試験した。75の個のmABSのエピトープをIL
−2合成ペプチドへのE L I S A反応性および
組換えlし一2アナログを用いたウェスタンプロットお
よびドツトプロット分析により決定した。mABsは3
つのグループに分類されたニゲループ1は両方の活性測
定アッセイでIL−2活性を阻害する。グループ2はI
L−2活性は阻害しない。グループ3はマウスとヒトI
L−2の活性を阻害するがラッテのIL−2活性は阻害
しない。エピトープマツピングのデータをlし一2活性
阻害と比較するとヒトI 1−2活性に重要な2つのエ
ピトープが明かとなる:1〜19および41〜55番目
のアミノ酸である。41〜55の領域内にマウスIL−
2活性を中和する13A6抗体のエピトープが存在する
が、これはマウスIL−2と結合も中和反応もしない1
3D2のエピトープと異なってはいるが非常に近いもの
である。エピトープの競合実験から、1〜19および4
0〜60の配列は元の分子中で物理的に近接しているこ
とがわかっている。
アミノ酸1〜12に結合する抗体581はIL−2結合
で40〜70残基に特異なmABを阻害するがそれぞれ
21〜123および71〜87に結合するmABS  
17A1および3D5は同じアッセイでブロックされな
い。分析した75111ilのmABsの中で95%以
上が1〜19および40〜80のアミンM領戚に集中し
たエピトープを認識する。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)天然型または組換えヒトIL−2に対して3.5
    ×10^7M^−^1以上のアフィニティを有し、天然
    型または組換えヒトIL−2の機能を従来の中和アッセ
    イ法およびレセプター結合アッセイ法による測定で50
    %以上阻害し、該IL−2蛋白質と1〜12番目、9〜
    19番目、21〜123番目或いは41〜55番目のア
    ミノ酸の間で結合するモノクローナル抗体。
  2. (2)該IL−2蛋白質と1〜12番目或いは9〜19
    番目のアミノ酸の間で結合する特許請求の範囲第(1)
    項記載のモノクローナル抗体。
  3. (3)該IL−2蛋白質と41〜55番目のアミノ酸間
    で結合する特許請求の範囲第(1)項記載のモノクロー
    ナル抗体。
  4. (4)該IL−2蛋白質と21〜123番目のアミノ酸
    間で結合する特許請求の範囲第(1)項記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  5. (5)ヒトIL−2とおよそ1.0×10^9M^−^
    1のアフィニティを有する特許請求の範囲第(2)項記
    載のモノクローナルを抗体。
  6. (6)天然型または組換えヒトIL−2蛋白質とのアフ
    ィニティーが従来の放射免疫測定法による測定でおよそ
    2.7×10^7M^−^1以上であり、従来の中和ア
    ッセイ法およびレセプター結合アッセイ法による測定で
    IL−2の機能を阻害せず、該IL−2蛋白質と40〜
    70番目、42〜56番目、52〜70番目、66〜8
    7番目、78〜87番目、107〜121番目或いは2
    1〜123番目のアミノ酸間で結合するモノクローナル
    抗体。
  7. (7)IL−2蛋白質と40〜70或いは42〜56番
    目のアミノ酸間で結合する特許請求の範囲第(6)項記
    載のモノクローナル抗体。
  8. (8)IL−2蛋白質と66〜87、71〜87或いは
    78〜87番目のアミノ酸間で結合する特許請求の範囲
    第(6)項記載のモノクローナル抗体。
  9. (9)IL−2蛋白質と21〜123或いは107〜1
    21番目のアミノ酸間で結合する特許請求の範囲第(6
    )項記載のモノクローナル抗体。
  10. (10)およそ1.0×10^9M^−^1のアフィニ
    ティを有する特許請求の範囲第(9)項記載のモノクロ
    ーナル抗体。
  11. (11)およそ2.7×10^8M^−^1のアフィニ
    ティーを有する特許請求の範囲第(7)項記載のモノク
    ローナル抗体。
  12. (12)中和アッセイ法およびレセプター結合アッセイ
    法による測定で天然型または組換えヒト或いはマウスI
    L−2を阻害し、IL−2蛋白質の41〜55番目のア
    ミノ酸間のエピトープと結合し、放射免疫測定法により
    測定した時ヒトまたはマウスIL−2蛋白質とおよそ3
    .5×10^7M^−^1のアフィニティーを有するモ
    ノクローナル抗体。
  13. (13)中和アッセイ法で測定した時ヒトIL−2を4
    0%以上阻害し、マウスIL−2を75%以上阻害する
    特許請求の範囲第(12)項記載のモノクローナル抗体
  14. (14)生体試料中のIL−2蛋白質の定量方法であっ
    て、 1、固体担体に該IL−2蛋白質の一つのエピトープに
    結合する能力を有する第一のモノ クローナル抗体を結合させ、 2、該第一番目のモノクローナル抗体とIL−2蛋白質
    を含有する生体試料を接触させて 該第一モノクローナル抗体と該IL−2蛋 白質との不溶性複合体を形成させ、 3、上記第2ステップの複合体と、該IL−2蛋白質の
    一つのエピトープと結合する能力 を有する標識した第二のモノクローナル抗 体の一定量とを接触させ、 4、該固体担体を該生体試料および未反応標識第二モノ
    クローナル抗体から分離し、 5、該固体担体と結合した該標識第二モノクローナル抗
    体の量を測定する ことより成る方法で、但し、該標識の量が該試料中に存
    在するIL−2蛋白質の量に比例し、該第一および第二
    のモノクローナル抗体がそれぞれIL−2蛋白質に対し
    て少なくとも約2.75×10^7M^−^1のアフィ
    ニティを有し、該第一のモノクローナル抗体および該第
    二のモノクローナル抗体がIL−2蛋白質と1〜12、
    9〜19、21〜123、42〜56、40〜70、4
    1〜55、78〜87、52〜70、66〜87、71
    〜87或いは107〜121番目のアミノ酸間で結合し
    、該第一および第二のモノクローナル抗体がIL−2蛋
    白質の同一または重複したエピトープを認識しないよう
    な、生体試料中のIL−2蛋白質を定量する方法。
  15. (15)該第一および該第二のモノクローナル抗体がI
    L−2蛋白質に対して少なくともおよそ5.0×10^
    7M^−^1のアフィニティを有する特許請求の範囲第
    (14)項記載の方法。
  16. (16)該第一および該第二のモノクローナル抗体がI
    L−2蛋白質に対して少なくともおよそ2.8×10^
    7M^−^1のアフィニティを有する特許請求の範囲第
    (14)項記載の方法。
  17. (17)該第一および該第二のモノクローナル抗体がI
    L−2蛋白質に対して少なくともおよそ1.0×10^
    9M^−^1のアフィニティを有する特許請求の範囲第
    (14)項記載の方法。
  18. (18)該第一のモノクローナル抗体がIL−2蛋白質
    と1−12番目のアミノ酸の間で結合し、該第二のモノ
    クローナル抗体がIL−2蛋白質と21〜123番目の
    アミノ酸間で結合する特許請求の範囲第(17)項記載
    の方法。
  19. (19)標識抗体が放射性同位元素、酵素および蛍光物
    質からなる群より選択されるもので標識されている特許
    請求の範囲第(14)項記載の方法。
  20. (20)標識モノクローナル抗体が酵素により標識され
    ている特許請求の範囲第(20)項記載の方法。
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