JPS62269693A - 新規dna - Google Patents

新規dna

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JPS62269693A
JPS62269693A JP11250686A JP11250686A JPS62269693A JP S62269693 A JPS62269693 A JP S62269693A JP 11250686 A JP11250686 A JP 11250686A JP 11250686 A JP11250686 A JP 11250686A JP S62269693 A JPS62269693 A JP S62269693A
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JP
Japan
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cdna
gene
cells
mouse
polypeptide
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Application number
JP11250686A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsuchiya
政幸 土屋
Juichi Osada
重一 長田
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JPS62269693A publication Critical patent/JPS62269693A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/53Colony-stimulating factor [CSF]
    • C07K14/535Granulocyte CSF; Granulocyte-macrophage CSF

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遺伝子に関し、さらに詳しくは、主として顆粒
球系細胞のコロニー形成をさせるために必要な、特異的
な刺激因子、すなわちコロニー刺激因子(以下rcsF
Jと略記する)活性を有するポリペプチドをコードする
遺伝子に関する。
(従来の技術) 2層軟寒天培益法で、上層に標的細胞として骨髄細胞を
、下層に腎細胞や胎児細胞を入れて培養すると、上層の
細胞の一部が増殖分化し、好中球系顆粒球(以下[顆粒
球(granulocyte) Jと称す)や単球マイ
クロファージからなるコロニーが形成されることから、
生体内にコロニー形成を促進する因子が存在することが
知られていた(PIuZnikと5ach : J、 
Ce11.Comp、Physiol 、 、 68巻
319頁(1965)、 BradleyとHetca
lf  :八ust、J、  EXp、B111.Re
d、SCi、 、 44巻287頁(1966))。
C3Fと総称されるこの因子は、正常にひろく生体内に
分布する細胞、たとえば、T細胞、単球マクロファージ
、繊維芽細胞、内皮細胞などより産生されることが知ら
れている。C3Fには顆粒球・単球マクロファージの幹
細胞に作用して、その増殖を刺激し分化を誘導して、軟
寒天中で顆粒球や単球マクロファージから成るコロニー
を形成させる作用をもつ顆粒球−単球マクロフ7.−ジ
C3F (GM−C3Fと略記する)、主として単球マ
クロファージのコロニーを形成させる作用をもつ単球マ
クロファージC8F (M−C3Fと略記する)、より
未分化な多能性q♀細胞に作用する多能性C3F (m
u I t 1−C3Fと略記する)、あるいは本発明
の如き、主として顆粒球系コロニーを形成させる作用を
もつ顆粒球C5F (G−C3Fと略記する)などのサ
ブクラスが存在し、それぞれのサブクラスによって標的
細胞の分化段階も異なることが考えられる様になってき
た[ASanO:代’d44  Metabolism
 and D!5eilSe、 22巻249頁(19
85) 、 Yunis等; ”Growth and
 Haturation Factors ” 、 e
clited by Guroff、  John W
iley &5ons、 NY、正巻。209頁(19
83) ]。
従って個々のサブクラスを精製し、その化学的性状や生
物学的性状をより詳細に調べることは造血機構や種々の
血液学的疾患の病態の解析にきわめて重要なことである
。中でもG−C3Fの生物学的作用として、骨髄性白血
病細胞の分化誘導と成熟顆粒球の機能六進が注目されて
おり、特に白血病の治療と予防へのG−C3Fの臨床的
有用斗が大いに期待されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
G−C3Fの単離精製のために従来行われてきた試みは
、細胞培養法を用いて、その培養上清からG−C3Fを
単離する方法であるが、G −C3Fが低濃度しか産生
されないこと、大量の培養液から微量のG−C3Fを得
るには複雑な精製過程を必要とするなどの難点をかかえ
未だ大量の均一なG−C3F@得るには至っていない。
従って、組換えDNA技術を用いてG−C3Fを大量に
製造することが渇望されていた。
かかる状況に於いて本発明者等は、マウス腫瘍細胞株よ
りG−C3F活性を有するポリペプチドをコードする遺
伝子を単離し、当該遺伝子を宿主細胞内で発現すること
に成功した。
本発明のマウスG−C3FcDNAと、これを発現して
得られるマウスG−C3Fは、研究用試薬としてまた臨
床検査用試薬として有用なものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はマウスG−C3F活性を右するポリペプチドを
コードする遺伝子を提供するものである。
すなわち、本発明はマウスG−C3F活性を有するポリ
ペプチドをコードする遺伝子であり、詳しくはショ糖密
度勾配遠心法により14〜173両分として得られる、
マウスG−C3F活性を有するポリペプチドをコードす
るメツセンジ11− RN A(mRNA>に相補的な
DNA (cDNA)であり、より詳しくは図1(B)
のポリペプチド■又は■をコートする遺伝子あるいはそ
の一部を右するものであり、ざらに詳細には図1(A)
の塩基配列の5′−末端から68〜70ヌクレオチド位
のATGから689〜691ヌクレオチド位のGCCま
での配列、158〜160位のGTTから689〜69
0位のGGCまでの配列または図1(A)に記載された
配列あるいはその一部を有するもので必る。
本発明の遺伝子は例えばG−C3F活性を有するポリペ
プチドを産生ずる能力を有する咄乳動物細胞等からG−
C3FをコードするmRNAを調製した後、既知の方法
により2重鎖CD N Aに変換することによって1q
られる。
首記、mRNAの供給源となる動物細胞は本発明におい
ては、マウスフイブロリ゛ルコーマN)TSAft f
Gann 75 W、  355頁〜361頁(198
4)、 ]である。
mRNA株の分画精製は”MOIeCLIIaP Cl
0nin(J ”Co1d Spring 1larb
er刊(1982)に2戎された方法に準じて行い、全
RNAを得た後、オリゴ(dT)−セルロースやセファ
ロース2Bを担体とするポリU−セファ0−ス等を用い
たアフィニティーカラム法あるいはバッチ法によりポリ
(A)RNA (mRNA)を得ることができる。また
ショ糖密度勾配遠心法等によりポリ(A  )RNAを
更に分画することもできる。
上記の如くして得られたmRNAが、G−C5F活性を
もつポリペプチドをコードするものであることを確認す
るためには、mRNAをタンパク質に翻訳させ、生理活
性を調べるか、抗a−CSF抗体を用いてそのタンパク
を同定する等の方法を行えばよい。例えば、アフリカッ
メガエル(Xenopus Iaevis)の卵母細胞
にmRNAを注入して翻訳させたり(Gtjr(fon
等: Nature、  233巻177頁(1972
)を参照)、あるいはウサギ網状赤血球(Reticu
locvte)系や小麦胚芽(Wheat (lerm
)系を利用した翻訳反応が行われている(SChlei
fとWerlS!nk : ”PraCjlCal )
lethods in Mo1ecular BIOI
Ogy” 、 Soringer−VerlaO,NY
、 (1981))。
G−C3F活性の検定は骨髄細胞を用いた軟寒天培養法
を適用して実施できる。それらの手法については総説が
ある()ietcalf ; ”llemopoiet
icColonies” 、 Springer−Ve
rlag、 Berlin、 Heidelberg、
 N Y (1977) )。
前述の如き方法で1qたmRNAを鋳型にして1末鎖c
DNAを合成した後、この1末鎖cDNAから2本鎖C
DNAを合成し、適当なベクターDNAとの組換えプラ
スミドを作成する。これを大腸菌(Escherich
ia cot i )などを形質転換して、形質転換株
のDNA群(以下、CDNAライブラリーと称する。)
を得る。
mRNAから2本鎖CDNAを得るには、例えばmRN
Aの3′−末端にあるポリへ−鎖に相補的なオリゴ(d
T)をプライマーとして逆転写酵素で処理するか、また
はG−C3Fタンパクのアミノ酸配列の一部に相応する
オリゴヌクレオチドを合成し、これをプライマーとして
逆転写酵素で処理してmRNAに相補的なCDNAを合
成する。
2末鎖cDNAは、アルカリ処理でmRNAを分解・除
去した後、得られた1本鎖CDNAを逆転写酵素又はD
NAポリメラーゼ(例えばK I enOW断片等)処
理後S1ヌクレアーゼ等で処理して得るか、あるいは、
直接RNaSe  トlおよびDNAポリメラーゼ(例
えば、大腸菌のDNAポリメラーゼ■等)等で処理する
ことによっても得ることができる(例えば、Mania
tis等; )lolecutar cloning 
、 Co1d Spring 1larborLabo
ratory(1982)およびGLlblerとll
offman :Gene25巻263頁(1983)
を参照。)。
このようにして胃られた2本鎖CDNAを適当なベクタ
ー、例えば、pscioi 、poFai。
Co I El、 pMB9. pBR322、pBR
327。
pACYClなどに代表されるEK型プラスミドベクタ
ーや、λgt、λC1λgt1o、λgtWEsなどに
代表されるファージベクターなどに組み込んだ後、大腸
菌(X1776:トIB 101:DI−(1,C60
0株など)等を形質転換してCDNAライブラリーを得
ることができる(例えば、前出“MOIeCLIfar
 cloning ”を参照)。
こうして1qられた組換えDNA体による宿主細胞の形
質転換は、例えば宿主細胞が大腸菌の場合+1anah
anが詳細に記述している如き方法(J 、)lot。
B111、;」巻557頁(1983)) 、すなわち
、CaCl2やMcxC12又はRbC+を共存させて
調製したコンピテント細胞に該組換えDNA体を加える
ことにより実施することができる。また宿主細胞が動物
細胞の場合は、リン酸カルシウム法(Wi(ller等
;Ce1114巻 725頁(1978)やDETEデ
キストラン:クロロキン法(例えばGOrdOn等;5
cinence 2B8巻810頁(1985)を参照
)等によって行うことができる。
目的とする遺伝子を保有する細胞を検索するには、イン
ターフェロンCDNAのクローン化で用いられたプラス
−マイナス法(Taniguchi等;Proc、 J
pn 、 Acad、 55巻Ser 、  8.46
4頁(1979) )や、ハイブリダイビーションート
ランスレーションアツセイ法(Nagata等: Na
ture 2B4巻316頁(1980) )など、又
は該タンパク貿のアミノ酸配列をもとにして化学合成し
たオリゴヌクレオヂドプローブを用いたコロニーあるい
はプラークハイブリダイゼーション法(WallaCe
等; NucleiCACids Res、、 9巻8
79頁(1981))などを用いればよいが、本発明で
はヒI”G−C3FcDNAを含むDNA断片をプロー
ブとして用いる。ヒトG−C3FCDNAを含むDNA
断片はエシェリヒア・コリ(E、coli)χ1776
R−1(FERMBP−954>から常法にしたがって
プラスミドを回収し、制限酵素処理して得ることができ
る。
このようにしてクローン化されたマウスG−C3F活性
を有するポリペプチドをコードする遺伝子を含む断片は
適当なベクターDNAに再び組み込むことにより、他の
原核生物または真核生物の宿主細胞を形質転換させるこ
とができる。更にこれらのベクターに適当なプロモータ
ー及び形質発現に係る配列を導入することにより、それ
ぞれの宿主細胞に於いて遺伝子を発現させることが可能
である。
原核生物宿主細胞としては、例えばエシェリヒア・コリ
(Escherichia coli) 、バチルス・
スブチリス(Bacillus 5ubtilis) 
、バチルス・サーモフィルス(BaCi l Ius 
thermophi Ius)等が挙げられる。
目的の遺伝子をこれ等の宿主細胞内で形質発現させるに
は、宿主と適合し得る種由来のレプリコン、すなわら複
製起源および調節配列を含んでいるプラスミドベクター
で宿主細胞を形質転換させればよい。またベクターは形
質転換細胞に表現形質(表現型)の選択性を付与するこ
とができる配列をもつものが望ましい。
真核微生物の宿主細胞としては、例えばナツ力ロミセス
Φセレビシェ(Saccharomyces cere
visiae)などが挙げられ、プラスミドYRp7 
(Stinchcomb等: Nature 282巻
39頁(1979)などを参照)等によって形質転換す
ることができ、遺伝子発現に利用可能なプロモーターと
しては、酸性ホスフ7タービ遺伝子プロモーター(Hi
yanOhara等;Proc、Natl、Acad、
sci、USA 80巻1頁(1983) )ヤアルコ
ールデヒドロゲナーゼ道信子プロモーター(Va I 
enzue I a等: NatLlre 298巻3
47頁(1982) ’)などが挙げられる。
哺乳動物由来の宿主細胞としては、cosIlIl胞、
チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞、C−12
7細胞、ト1eLa細胞などが挙げられ、これ等の細胞
を形質転換さけるベクターとしては、pSV2−qpt
 (Hullic+anとaerg : Pr0C,N
atl。
Acad、 Sc i、 USA ; 78巻2072
頁(1981)を参照)等がある。これ等のベクターは
複製起源、選択マーカー、発現させようとする遺伝子の
前に位置するプロモーター、RNAスプライス部位、ポ
リアデニル化シグナルなどを含んでいる。
哺乳動物細胞における遺伝子発現のプロモーターとして
はレトロウィルス、ポリオーマウィルス、アデノウィル
ス、シミアンウィルス40(SV40)などのプロモー
ターを用いればよい。例えば5v40のプロモーターを
使用する場合は、)III I 1(Jan等の方法(
Nature 277巻108頁(1979)に従えば
容易に実施することができる。
複製起源としては、SV40、ポリオーマウィルス、ア
デノウィルス、牛パピローマウィルス(BPV)等の由
来のものを用いることができ、選択マーカーとしては、
ホスホトランスフエラーt’APH(3°)■或いはI
 (neo)i信子、チミジンキナーゼ(TK)i信子
、大腸菌キナンチンーグアニンホスホリボシルトランス
フエラーゼ(EcoQpt)遺伝子、ジヒドロ葉酸還元
酵素(DHFR>i信子を用いることができる。
以上の如き宿主−ベクター系を用いてマウスG−C3F
活性を有するポリペプチドを1qるには、上記ベクター
の適当な部位に該遺伝子を組み込んだ組換えDNA体に
より宿主細胞を形質転換させた後、19られた形質転換
体を培養すればよい。ざらに細胞内または培養液から該
ポリペプチドを分離・精製するには、公知の手段を用い
て行うことができる。
一般に真核生物の遺伝子はマウスインターフェロン遺伝
子等で知られているように、多形現象(polymor
physm )を示すと考えられ(例えばN i sh
 i等; J 、 Biochem 、 97巻153
頁(1985)を参照)、この多形現象によって1個ま
たはそれ以上のアミノ酸が置換される場合もあれば、塩
基配列の変化はあってもアミノ酸は全く変わらない場合
もある。
また図1(B)アミノ酸配列の中の1個またはそれ以上
のアミノ酸を欠くか又は付加されたポリペプチド、ある
いは1個またはそれ以上のアミノ酸が1個またはそれ以
上のアミノ酸で置換されたポリペプチドでもG−C3F
活性を有することがある。それゆえ、それ等天然に存在
するかあるいは人工合成されたポリペプチドがマウスG
−C3F活性を有する限りそれ等のポリペプチドをコー
ドする遺伝子は全て本発明に含まれる。
本発明のマウス−G−C3F活性をもつポリペプチド、
及びこれをコードする遺伝子を有する組換えベクター及
びこれを有する形質転換体、ざらにはその発現マウス−
G−C3F組成物を得る方法について簡単に説明すると
以下の通りである。
(1)cDNAライブイリーの構築 マウスフイブロリ“ルコーマNFSA細胞にグアニジン
チオシアナート溶液を加えてホモジナイズし、CsCl
密度勾配遠心法により全RNAを1qる。
この全RNAからオリゴ(dT>セルロースカラムによ
りポリ(A”)RNAを選別した後、逆転写酵素により
1本鎖CDNAを合成し、RNaseHおよ°びE、c
oliDNAポリメラーゼ■を加えて、2重鎖cDNA
を得た。(qられた2本鎖CDNAにEC0RIリンカ
−を付加して、2本鎖CDNAをλgtioベクターと
連結し、λフアージ系CDNAライブラリーを構築した
(2)スクリーニング EC0R1切断部位にヒトG−C3FcDNAを挿入し
た、pBR322を保持するエシェリヒア・コリ(E、
 co I i ) X1776R−1株(FERM 
 BP−954>は、工業技術院微生物工業技術研究所
に寄託されている。
この菌から常法に従いヒトG−C3FcDNAを含むプ
ラスミドpBRG4を回収し、制限酵素EC0RIで消
化してヒトG−C3FcDNAを含むDNA断片を得て
これをプローブとした。このプローブを用いてλgtl
oc D N Aライブラリーをプラークハイブリダイ
ゼーションによりスクリーニングした。
その結果、24個のポジティブなファージを選別し完全
長と思われるクローンを17で、ジデオキシ法を用いて
cDNAインサートの塩基配列を決定したところ図1(
A)に示される如くであった。
このcDNAは一つの大きなオープンリーディングフレ
ームを有し、コードされるアミノ酸配列は図1(A)に
示された如く演えきできる。
ヒトG−C3Fタンパクのアミノ酸配列との比較により
、本cDNAは5′−末端から68〜70ヌクレオチド
位のATG配列から始まり、155〜157位のGCC
配列で終わる90塩基対によってコードされるシグナル
ペプチド、および158〜160位のGTT配列から始
まり689〜691位のGCC配列で終る534塩基対
によってコードされる成熟G−C3Fポリペプチドに相
当する塩基配列を含んでいることがわかった。
従って図1(8)に示されたアミノ酸配列■のポリペプ
チドは178個のアミノ酸からなり、その分子量は19
061ダルトンであった。
但しタンパク質の開始部位に関しては、68〜70位以
外に95〜97位あるいは104〜106位のATGも
同様に考え得る。
EcoRI切断部位に本CDNAを挿入したpBR32
7を保持するエシェリヒア・コリ(E。
coli) X1776R−4株(FERMBP−10
55>は工業技術院微生物工業技術研究所に寄託されて
いる。 図2には、得られた遺伝子の制限酵素切断部位
を示した。
(3)CO3$IB胞による形質発現 かくして得られた遺伝子は、サルのCV−1細胞由来で
SV40の複製起源(origin)欠損変異株で形質
転換されSV40の大型T抗原を表現しているCO8細
胞(Gluzman等;Ce1123巻175頁(19
81)を参照)を宿主細胞とし、SV40の複製起源と
初期遺伝子のプロモーターを持つプラスミドDdKCR
(Fukunaga等:Pr0C。
Natl、Acad、Sci、USA、81巻508&
頁(1984) )をベクターとして形質発現させたと
ころマウスG−C3F−活性を示すことがわかった。
〔実施例〕
以下実施例をあげて本発明の詳細な説明するが、その前
にC8F活性の測定法について参考例で説明しておく。
く参考例>C8F活性の測定方法 本発明において用いられたC3F活性(以下C3Aと略
す)の測定方法は次のとおりである。
rC3Aの測定方法、1 (a)マウス骨髄細胞を用いる方法: ウマ血清0.4n/、被検検体0.1丁m、 03H/
1ie(メス)マウスの骨髄細胞浮遊液0.1d(0,
5〜1X105有核細胞)、寒天を0.75%含む改変
)fccoy’ s 5A@養液0./7878Q直径
35IrI!nの組織培養用プラスティックディツシュ
に入れて固まらぜたのち、37℃、5%炭酸ガス/95
%空気、100%湿度の条件下にて5日間培養し、形成
されたコロニー数(50個以上の細胞からなる集落を1
コロニーとする)を数え、1個のコロニーを形成する活
性を1単位(Unit)としてC3Aを求めた。
尚、上記の方法において用いた「改変Hccoy’ S
5A@養液は次の如くして作成した。
[改変HCCOy’ S 5A培養液(2倍濃度)」H
cCoy’ s 5A培養液(GIBCO社製)12g
MEMアミノ酸ビタミン培地(白水製薬社製)2.55
9重炭酸ナトリウム2.18g、ペニシリンGカリウム
50000単位を2回蒸溜水500rdに溶解後、0.
22μmのミリポアフィルタ−にて濾過滅菌を行った。
実施例1 マウスフィブロプルコーマ細胞NFSAから
のmRNAの精製 10%牛脂児血清を含むダルベツコ最小栄養培地(ME
M)中にマウスフィブロゾルコーマNFSA(Gann
 75巻355頁〜361頁、 1984ンを増殖ざぜ
、約4X107個の細胞を回収する。
mRNAの単離は本質的に’HOIeCular cl
oning ”[)faniatis等、 Co1d 
Spring 1larbor、  196頁(198
2)]に記載されているようにして実施した。
上記細胞に20dの6Mグアニジン溶液(6Mグアニジ
ンチオシアナート、5mMクエン酸ナトリウム (pH
7,0>、  0.IM  β−メルカプトエタノール
、0.5%す“ルコシル硫酸ナトリウム)に懸濁し、v
ortexミキサーにて2〜3分よく混合した後、18
Qの注射針を装てんした20m1容の注射器を用いて1
0回吸入排出を繰り返した。ベックマン社製5W40T
iローターに合うポリアロマ−製の遠心チューブに6r
IIiの5.7jvl  CsCl −0,IMEDT
A、  (t)87.5>を先に加えておき、デユープ
が満たされるように上述の細胞が壊れて粘稠になったグ
アニジン溶液的6dを重層した。このようにして調製さ
れた遠心チューブ4本を30.000r、 p、 m、
、20℃で15時間遠心した後、得られたペレットを少
量の70%エタノールを用いて3回洗浄した。
各々のチューブから得られたペレットを合して550μ
mの水に溶解せしめNaCIW度が0.2Mとなるよう
に調整したのら、フェノール−クロロホルム(1:1)
処理、クロロホルム処理後、2.5倍容量のエタノール
を加えてエタノール沈澱を行い全RNAを17だ。
全RNAからポリ(A  >−RNAの精製は以下の如
く行った。この方法はmRNAが3′末端にポリA鎖を
付加していることを利用したアフィニティークロマトグ
ラフィーである。オリゴ(6丁)−ごルロース(P −
L  Biochemicals社製、 Tyge7)
を用い、吸着は全RNAを吸着緩衝液(10mMトリス
−塩Wt (IDH7,5) 、  0.5M  Na
Cl。
1mM  EDTA、0.1%SOS溶液を含む。)に
溶解し、65℃で5分間加熱した後、同溶液にて充てん
されたオリゴ(dT)−セルロースカラムに通過させて
行い、溶出はTE温溶液10mMトリス−塩M (DH
7,5> 、1mM  EDTAを含む。)で行った。
未吸着通過液は再び同カラムに通して同様に溶出操作を
行い、1回目の溶出液と混合した。このような操作を用
いて、ポリ(A)−RNAを得た。
実施例2.0DNA合成(λファージ系ライブラリ−の
構築) 1)1本鎖CDNAの合成 マウスフィブロザルコーマNFSAより実施例1で述べ
た如<17られたポリ(A  )−RNA12μqを溶
解したT[溶液10μgを10μgのアクチノマイシン
D(シグマ社製)を含む反応チューブに入れた復、以下
の順序で試薬類を加えた;20μgの逆転写緩衝液(2
50mMトリス−塩M(pH8,3) 、 40mM 
 MC7CF 2 、250 mM  KCN >20
μNの5mMdNTP(dATP、dGTP。
dCTP、dTTPを各々5mM含む)、20μ+のオ
リゴ(dT>     (0,2μg/wIIP−L 
Biochemicals社製)、1μmの1Mジチオ
スレイトール。
2 μlの30unit/μlのRNaSe(プロメガ
バイオチク社)、10μIの逆転写酵素(10unit
/μm生化学工業社製)、1μ]のα−[3”pldA
TP(10μCiアマジャム社製)、16μmの水で計
100μmの液量の反応液になる。反応液を42℃で2
時間保った後、5μmの0.5M  EDTA及び1μ
mの20%SDSを加えて反応を停止した。フェノール
−クロロホルム(100μm)処理、エタノール沈澱(
2回)を行って約4μqの1末鎖cDNAを17た。
2)2本鎖CDNAの合成 上記の如く得られたcDNAを29μmのTE溶液に溶
解し以下の順序で試薬類を加えて反応液とした;25μ
mのポリメラービ緩衝液(400mMIIeDes (
1)H7,6) :16mM  MCICI2 ;63
m1’fのβ−メルカプトエタノール 10μ+の5mM  dNTP:  1.0μ+の15
mMβ−NAD: 1.0μmのα−[32p] dA
TP (10μCi/μI )  :  0.2μl 
E.  coli DNAリガーゼ(60unit/ 
11 1宝酒造社製):  5.0μlのE。
coli DNAポリメラーゼI (New Engl
and 8io1abs社, 10unit/μl )
 ; 0.1,czlのRNaSel−1(60uni
 t/ u l宝酒造社製) :28.7  μlの蒸
溜水。
反応液を14℃で1時間インキュベートした後、室温に
もどして、さらに1時間インキニーベートした。次いで
5μmの0.5M  EDTAと1μmの20%SOS
を加えて反応を停止させ、フェノール−クロロホルム処
理、エタノール沈澱を行った。
17られたDNAを0.5n+H  EDTA20μm
 ニ溶解せしめ、3μmのKIenOW緩衝液( 50
0mMトリス−塩酸(DH 8.0) 、 50mM 
 MgC I2 > 。
3μmの5mM  dNTP,及び水4μmを加えて反
応液を調製した後、1μmのDNAポリメラービ(KI
 enow断片) (宝酒造社製)を加えて30℃15
分インキュベートした。
この反応液に70μlのTE溶液を加えて希釈し、ざら
に5μmの0.5M  EDTA.1μmの20%SD
Sを加えて反応を停止した。反応液をフェノール−クロ
ロホルム処理し、エタノール沈澱を行って約8μ9の2
木鎖CDNA8得た。
3) 2本faCDNAのメチル化 2)の項で合成した2本!’!cDNAの水溶液30μ
!、メチル化緩衝液(500mMトリス−塩酸(  p
H a.o>  、  50mM   EDTA>  
40μm  、  SA)!溶液( 800μMSーア
デノシルーLーメチルメチオニン(SAM)、50mM
  β−メルカプトエタノール)20μm,水100μ
jを加えた混合液にECORIメチラーピ(New E
ngland Biolabs社。
20unit/μl ) 15μmを加えて全反応液を
200μmとし、37°C2時間インキュベートした。
フェノール処理、エーテル処理を行った後、エタノール
沈澱を行ってDNAを回収した。
4)  EcoRIリンカ−の付加 上記メチル化された2本鎖DNA約1.2μqにリガー
ピ緩衝液(250mMトリス−塩酸 ( pH7、5)
 、  100mM  MQC 12 )  1.5m
 、あらかじめリン酸酸化されたECORICOR−0
.5μ+  (10mer,宝酒造社製)、1.5μm
の10m〜IATP,100mMジチオスレイトール1
.5μm 。
2μmのI20を加え、反応液を15μmとしてT4D
NAリガーゼ( 3.4u/μl 、宝酒造社)0、7
μm加えて4°Cで一晩反応させた後、65℃にて10
分間加熱しりガーゼを失活させた。この反応液をさらに
100mMトリス−塩酸(117.5) 。
5m〜i  MQCI2,50mM  NaCl,  
100μ(J /dのゼラチンの濃度で仝液量が50μ
!になるように調製した後、EcoRI (10uni
t/μl )3.5μm加え、37℃、2時間反応させ
た。次いで0.5MのEDTA 2.5μm、20%S
DS O,5μIを加えた後フェノール−クロロホルム
処理を行いエタノール沈澱によりDNAを回収した。こ
の後Ultrogel AcA34 (LKB社製)の
ゲル濾過法あるいはアガロースゲル電気泳動法にて未反
応のEcoRIリンカ−を除去し、リンカ−付加2本m
cDNA約0.5〜0.7μgを回収した。
5)2末鎖cDNAとλgttoベクターの結合上記の
リンカ−付加2本鎖CDNAを2.4μgの予じめEc
oRI処理したλgtioベクター(ベクタークローニ
ングシステム社)、リガーゼII ’fls液(250
mM トリス塩R,100mM  M(]C12)1.
4μm、蒸溜水6.5μlを加えて、42℃、15分間
処理した後10mM  ATPIμl 、0.1Mジチ
オスレイトール1μl 、T4DNAリガーゼ0.5μ
mを加え全量を15μlとした後、12℃で一晩反応さ
せた。
6)インビトロパッケージング 上記5)で得られた組換え体DNAの約173をインビ
トロパッケージングキット(プロメガ バイオチク社)
を用いてパッケージジグし、ファージプラークを得た。
実施例3  pBRG4由来DNAプローブによるλフ
アージ系ライブラリーのスク リーニング BenignとDavisの方法[5cience 1
96巻、180頁(1977) ]に準じてプラハーク
ハイプリダイビーションを行った。ファージプラークの
生じた寒天培地上にニトロセルロース濾紙(S&S社製
)をのせてファージを移し、0.5M  Na01−1
にてDNAを変性させ、以下の順序で濾紙を処理した。
0、IM  NaOH,1,5M  NaCIT−20
秒、続いて0.5Mトリス−塩酸(pH7゜5)、1.
5MNaC1で20秒2回、最後に120mMNaC+
、15mMクエンH’)−ダ、13mMKH2PO4,
1mM  EDTA、(pH7,2)テ20秒9!1m
した。
次いで濾紙を乾燥し、80’Cで2時間加熱してDNA
を固定し、pBRG4由来DNAプローブによるスクリ
ーニングに供した。
pBRG4由来DNAプローブは、pBRG4をEco
RIで処理して約1500塩基対のDNA断片を得、こ
のDNA断片を常法に従ってニックトランスレーション
により放射標識した。上記濾紙を5XSSC,5xDe
nhardt溶液、50mMリンr!i緩衝液、50%
ホルムアミド、0.25 ml/mlの変性DNA(鮭
精巣DNA)、及び0.1%SDSを含むハイブリダイ
ゼーション緩衝液中で42℃にて一晩、プレハイブリダ
イゼーションを行い、上記の放射標識した約1500塩
基対のDNAプローブ(約1×106CplIl/m1
)を含むプレハイブリダイゼーション緩衝液[5XSS
G、5 x Denhardt溶液、20mMリン酸緩
衝液(p)(6,0) 、50%ホルムアミド、o、i
%SDS、10%デキストラン硫酸、0.111111
/dの変性DNA (鮭精巣DNA>の混合液]で42
℃にて20時間パイプリダイゼーションを行った。
ニトロセルロース濾紙を室温下に、0.1%SDSを含
む2xSSCで20分間洗滌し、次いで44℃で、o、
i%SDSを含む0.lX5SCで30分間、ざらに室
温下で0.1%SSCで10分間洗滌した後、オートラ
ジオグライーで検出した。
このようにして行ったスクリーニングに於いて、ポジテ
ィブなりローンを選別し、そのうら完全長のpDNAを
含むと思われるクローンの塩基配列をジデオキシ法にて
調べたところ、図1(^)に示される如き塩基配列が得
られれた。そこでこのCDNAをλgtioベクターよ
り切りだし、pBR327とECoRI部位で結合させ
、プラスミドpBRMG2を得た。
実施例4  CO3細胞用発現ベクターの構築実施例3
で得られた図1(A)で示されるcDNAのEC0RI
断片を制限酵素DraIGCT37℃で2時間処理した
後、ON△ポリメラーピ■のKlenow断片(宝酒造
社製)で処理し、末端を平滑末端とした。1μ9のBC
IIIIリンカ−(8mer;宝酒造社製)をATPを
用いてリン酸化した後、上記で得られた1μ9のDNA
断片混合物と結合させた。次いて制限酵素[3Q1mで
処理してアガロース電気泳動を行い、最も大ぎいONA
断片だけを回収した。
このDNA断片は図2に示すようにマウスG−C8Fポ
リペプチドをコードする部分を含む約770塩基対に相
当していた。発現用ベクターpdKCR(Fukuna
ga等:proc、 Natl、Acad、 SCi 
、USA :81巻5o86頁(1984))を制限酵
iBamH工で処理した後、アルカリホスファターゼ(
宝酒造社製)で脱リン酸してjqられたベクターDNA
をT4DNAリガーゼ(宝酒造社製)を加えてcDNA
断片と結合させ、pMGDlを得た(図3)。図3に示
される如くこのプラスミドは、SV40初期遺伝子のプ
ロモーター、SV40の複製開始領域、ウサギβ−グロ
ブリン遺伝子の一部、oBR322の複製開始領域およ
びpBR322由来のβ−ラクタマーヒ遺伝子(Amp
’ )を含むプラスミドで、SV40初期遺伝子のプロ
モーター下流にマウスG−C3Fi伝子が接続されてい
る。
実施例5  CO3細胞でのマウスG−C3Fim伝子
の発現 修生血清10%を含むDMEM (日永製薬社製。
ダルベツコ変法イーグル培地「ニツスイ」)培地(10
m>を用いて、直径9cmのペトリ皿(NLInC社製
)中で約70%密にまで増殖ざUたCO3−1細胞(氷
国、Co1d Spriisg Harbor研究所叶
、GILIZmanより譲受)をリン酸−カルシウム法
(Wi(llel’等;Ce1l 14巻725頁(1
978) )およびDEAE−デキストラン:りnoキ
ン法(例えば、GOl’dOn等;5cience 2
28巻810頁(1985)を参照)によって形質転換
した。
リン酸−カルシウム法の場合は以下の如〈実施した。
実施例4で調整したプラスミドpMGD1 160μ9
をTE溶液320μNに溶解ひしめ、3.2miの蒸溜
水を加えた後ざらに504μgの2M  CaCρ2を
加えた。
この溶液に41nlの2XHBS [50mM  He
pes、  280mM  NaC,Q 、1.5 m
MリンM LM !j液、  (pH7,12) ]を
加えて20〜30分間氷冷した後、CO3−1細胞の増
殖したペトリ皿1枚につぎ1r111ずつ滴下″した。
37℃のCO2インキュベーターにて4時間培養させた
後、無血清のDMEM培地で細胞を洗浄し、次いで20
%のグリセロールを含む[)MEM培地培地5奢lえて
空温で約3分間放置し、再び無血清のDMEM培地で洗
浄した。
無血清のDMEM培地を除□いた後、修生血清10%を
含むDMEM培地1培地1金 キュベーター中で培養し、再□び同培地にて培地交換を
行ってざらに3日間培養した。
DEAE−デキストラン:りDoキン法を用いた場合は
以下の如くである。
リン酸カルシウム法と同様にCO3−1細胞を70%密
にまで培養し、無血清のDMEM培地で細胞を2回洗浄
した。これに250μ9の/dのDEAE−デキストラ
ンおよび実施例12で調整した2μg/rr1Nのプラ
スミドpMGD1を含む無血清DMEM培地を加え、3
7℃,12時間培養した。次いで、細胞を無血清DME
M培地で2回洗浄し、10%仔牛修生と1mMクロロキ
ンを含むDMEM培地にて、37℃,2時間培養を続(
プだ。その後細胞を無血清DME〜1培地で2回洗浄し
た後、10%仔牛修生を含むDMEM培地を添加し、3
7℃にて3日間培養した。同様にマウスG−C3FのC
DNAを含まないpdKCRでCO3−1細胞を形質転
換した後、その培養上清をコントロールとして用いた。
得られた標品について参考例に記載された「マウスG−
C3Fの測定方法(a)」に塁づいた方法にてマウスG
−C3F活性を検定した。結果は下表の通りであった。
表 〔発明の効果〕 本発明のマウスG−C3FcDNAとこれを発現して得
られるマウスG−C3Fは、研究用試薬としてまた臨床
検査用試薬として有用なものである。
【図面の簡単な説明】
図1(A)はpBRMG2のCDNAインサートの塩基
配列を示す。 図1(B)(i)はpBRMG2のCDNAから演えき
したマウス−G−C8F前駆体のアミノ酸配列を示す。 図HB)(旧はpBRMG2のCDNAから演えきした
マウス−成熟G−C5Fのアミノ酸配列を示す。 図2はDBRMG2のcDNAインサートの制 □限i
y素切断部位を示す。 図3はプラスミドpMGD1を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子。 2 遺伝子がショ糖密度勾配遠心法により14〜17S
    画分として得られる、マウス顆粒球コロニー刺激因子活
    性を有するポリペプチドをコードするメッセンジャーR
    NAに相補的なDNAであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の遺伝子。 3 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が以下に示されるポリペプチ
    ド配列またはその一部をコードするものである特許請求
    の範囲第1項記載の遺伝子。 【遺伝子配列があります】 4 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が以下に示されるポリペプチ
    ド配列またはその一部をコードするものである特許請求
    の範囲第1項記載の遺伝子。 【遺伝子配列があります】 5 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が以下に示される塩基配列ま
    たはその一部を有するものである特許請求の範囲第1項
    記載の遺伝子。 【遺伝子配列があります】 6 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が以下に示される塩基配列ま
    たはその一部を有するものである特許請求の範囲第1項
    記載の遺伝子。 【遺伝子配列があります】 7 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が図1(A)に示される塩基
    配列またはその一部を有するものである特許請求の範囲
    第1項記載の遺伝子。 8 マウス顆粒球コロニー刺激因子活性を有するポリペ
    プチドをコードする遺伝子が微生物又はウィルス由来の
    レプリコンに接続されたものである特許請求の範囲第1
    項〜第7項のいずれかに記載の遺伝子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999020652A1 (fr) * 1997-10-23 1999-04-29 Nippon Institute For Biological Science Facteur stimulant les colonies de granulocytes de felins

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