JPS62269328A - 多品種少量生産に適した半導体封止用のマルチプランジヤ−型樹脂モ−ルド装置 - Google Patents

多品種少量生産に適した半導体封止用のマルチプランジヤ−型樹脂モ−ルド装置

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JPS62269328A
JPS62269328A JP18140786A JP18140786A JPS62269328A JP S62269328 A JPS62269328 A JP S62269328A JP 18140786 A JP18140786 A JP 18140786A JP 18140786 A JP18140786 A JP 18140786A JP S62269328 A JPS62269328 A JP S62269328A
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plunger
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block
holder
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Michio Osada
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2673Moulds with exchangeable mould parts, e.g. cassette moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、TCやIsI等を樹脂封止(モールド)し
て半導体装置を製造するモールド装置の改良に関し、特
に、半導体装置の多品種を夫々少量生産する場合に適し
たモールド装置に係るものでおり、この種装置の製造技
術産業の分野において利用されるものである。
(従来の技術) 半導体装置を製造する方法として、マルチプランジシー
型の1〜ランスフア樹脂モールド法を採用することが今
日広く知られており、例えば、この方法を利用したモー
ルド装置としては実公昭58−39889号公報に記載
されたものがある。
この方法及び装置は、半導体装置の高品質化及び高能率
(多量〉生産を主たる目的としているため、その金型の
キャビティブロックにおける樹脂成形用キャビティの形
状は総て同一の形状として形成されると共に、該キャビ
ティブロックは金型ベースに対して固着して用いるよう
に構成されている。 即ち、従来の方法は、同一形状の
半導体装置をより多量に成形できることを主目的として
いるので、同一形状のキャヒ゛ティを形成した従来のモ
ールド装置におりる上記キャビティブロックは、金型ベ
ースに対して他のものと頻繁に取り換えて使用するとい
った積極的な交換性を有するようには構成されていない
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記したような従来の方法及び装置において
は、金型自体の加工技術の向上及び樹脂封止仝工程の完
全自動化等とも相俟って、半導体装置の高品質化及び高
能率生産といった目的を充分に達成している。
ところが、半導体装置の製造に際しては、例えば、初期
的には、多品種少量生産の傾向にあることから、多品種
の半導体装置を夫々少量生産するような場合においては
、却で、そのキャビティブロックの交換作業及び該キャ
ビティブロックに配設される各ポットの設定ピッチ間隔
に対応させるための各プランジャーピツヂの調整作業等
が面倒となると共に、全体的な生産効率を低下させると
いった弊害がある。
本発明は、半導体素子の樹脂封止成形品の多品種を夫々
少量生産する場合に適したモールド装置を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る樹脂モールド装置は、固定側のベース3と
、該固定側ベースに対向させた可動側のベース4と、上
記固定側及び可動側の両ベース3・4に対向配置したキ
ャビティブロック7・8と、該両キャビティブロックの
いずれか一方側に配置した所要複数個のボット9と、該
各ポットに夫々嵌装させる該ポット数と同数本のプラン
ジャー13aを配設したプランジャーホルダー13と、
上記固定側及び可動側の両キャビティブロック7・8に
d3りるパーティングライン(P−L)面に対向配設し
た樹脂成形用のキャビティ20・10と、上記各ボット
9位置に対向する他方側のキャビティブロック(7)に
おけるパーティングライン面に形成したカル部24及び
該キャビティブロック(7)におけるキャビティ20と
上記カル部24とを連通させる溶融樹脂材料の移送用通
路(ゲート26)と、上記固定側及び可動側の両キャビ
ディブロック7・8における両キャビティ20・10及
び上記カル部24内の樹脂成形体突出用のニジ■クター
ビン22a・12aを配設した両エジェクタープレート
22・12と、上記両キャビティ20・10部に対する
加熱用熱源(5・ 6・21・11)とを備えたマルチ
プランジシー型の樹脂モールド装置において、上記両キ
ャビティブロック7・8を上記両ベース3・4に対して
夫々着脱自在に嵌合装着すると共に、上記両エジェクタ
ープレート22・12を上記両キャビティブロック7−
8に対して嵌合装着し、更に、プランジャーホルダー1
3を上記ベース(4)に対して着脱自在に装着して構成
したことを特徴とするものである。
−〇 − (作 用) 本発明の構成によれば、固定側及び可動側の両金型ベー
ス3・4に対する固定側及び可動側の両二1ニャビテイ
ブロック7・8、両エジェクタープレ=1〜22・12
及びプランジャー13aとそのホルダー13といったモ
ールド装置にお【プる重要な構成部分の交換作業に要す
る時間が短縮化される。
また、ホルダー13におりる各プランジャー13aのピ
ッチ間隔は、交換後のキャビティブロック(8)にお(
プる各ボット9のピッチ間隔に対応させて任意に変更・
調整することができる。
(実 施 例) 次に、本発明を実施例図に基づいて説明する。
第1図は半導体素子の樹脂封止用モールド装置の要部を
示しており、この装置には、装置フレーム上端の固定盤
(図示なし)側に固着される固定上型1と、該上型の下
方に対向配置される可動下型2と、上記両金型1・2の
ベース3・4側に夫々配置したオイル或はヒータ等の熱
源5・6とが僅えられている。
上記上型のベース3には固定側キャビディブロック7か
一種のアリ溝嵌合により着脱自在に嵌合装着されており
、また、下型のベース4には可動側キャビティブロック
8が同じく一種のアリ溝嵌合により着nb自在に嵌合装
着されている。 また、上記可動側キャビティブロック
8には、所要複数のボット9・・・9が上下方向に配置
されており、更に、これらのボット9の周辺には所要複
数の下型キャビティ10・10(図例においては、1個
のボットに対して2個のキャビティ)か配設されている
また、該ブロック8における下型キャビティ10の近傍
位置には、長軸状に形成された後述する加熱・断熱切換
自在型の熱源11・・・11が備えられている。 また
、該ブロック8の下方には、下型キャビティ10内にて
成形される樹脂成形体の突出用エジェクターピン12a
・・・12aを備えた下部エジェクターブレー1〜12
と、ボット9内に供給される樹脂+4131の加圧用プ
ランジャー13a・・・13aを備えたプランジャーホ
ルダー13とが配置されており、更に、上記各ニジ■ク
タービン12aは各下型キャビティ10部に穿設した上
下方向の挿通孔14・・・14に夫々嵌装されると共に
、上記各プランジャー13aは、下型ベース4及びエジ
ェクタープレート12に穿設した挿通孔15・16を挿
通して前記各ボット9に夫々嵌装されている。 また、
該ブロック8における嵌合用アリ部8aには上下方向の
ネジ孔17が少なくとも1個以上形成されており、この
ネジ孔17は、第1図に示すように、該ブロック8を下
型ベース4の所定位置に嵌合させた場合において、該下
型ベースのアリ溝部4aに形成した上下方向のポル1ル
挿通孔18と夫々合致するように設けられている。
従って、該ブロック8は、固定用ボルト19を、上記し
た挿通孔18を通して、ネジ孔517に螺着させること
により、下型ベース4の所定位置に確実に固定させるこ
とができる。
また、上記lノだ可動側キャビティブロック8の熱源1
1・・・11は、下型ベース4に嵌合装着した後に、該
ベース4側に配置した電源(図示なし)によって昇温作
動するように構成されており、更に、該熱源11・・・
11により昇温した該ブロックにおけるキャビティ10
部の温度が任意に設定した温度、例えば、約180度に
達した場合はその熱源11・・・11によるキャビティ
10の積極的且つ直接的な加熱昇温作用は停止され、そ
の後は下型ベース4側の熱源6の伝導熱による加熱作用
のみが継続されるように構成されている。 このような
、加熱・断熱切換自在型の熱源11としては、例えば、
上記熱源11に電気ヒータを採用すればよい。 即ち、
この場合は、上記ブロック8の側面から熱源11・・・
11のiNI端部を突設し、また、上記下型ベース4側
には、該軸端部との電気的接続部(即ち、電源側との接
続部)を兼ねた挿入孔を配設(図示なし)し、更に、該
挿入孔に、上記キャビティ10部の温度検出器からの検
出信号に基づいて、上記軸端部と挿入孔とを電気的に接
続・遮断させる温度制御器(図示なし)を配置して構成
すればよい。 従って、この場合は、常温のブロック8
を下型ベース4の所定位置に嵌合させると、上記制御器
によって、まず、長袖状の熱源11・・・11が加熱さ
れ、次に、その熱量によってブロック8が加熱されるこ
とになる。
更に、熱源11・・・11によって該ブロックにおける
キャビティ10部が前記設定温度に達すると、上記制御
器が熱源11・・・11内体の加熱昇温作用を停止する
ため、該ブロック8に対する加熱は、下型ベース4側と
の接合面等から伝えられる下型ベース4の熱源6からの
伝導熱のみとなる。 このとき、下型ベース4の温度は
、通常、上記した設定温度(約180度)と等しく設定
されているので、結局、上記ブロックにお【ノるキャビ
ティ10部は、下型ベース4側の温度にまで迅速に加熱
昇温されると共に、それ以上の高温とはならないため、
該キャビディ10部を予め設定した適正な樹脂成形温度
状態に組積するといった該キャビティ10部の温度コン
トロールが確実となるのである。
ところで、上記長軸状の熱源11に電気ヒータを用いる
場合は、例えば、その中間部分と両端部分との発熱量が
一定しないことがあり、従って、この場合は、ブロック
8にお番ブる各キャピテイ10部の加熱にバラ付きを発
生させる要因となる3、 このような加熱時における温
度のバラ付きを解消するためには、上記熱源11・・・
11に、その全体にわたって均等に発熱し、且つ、その
熱量により上記各キャビティ10部を均等に加熱するこ
とができるサーモパイプ(超然伝導素子)を応用するこ
とが好ましい。
即ち、このサーモパイプは、上記熱源(11)を、例え
ば、ステンレス等から成る中空パイプ状の容器本体と、
該本体内に収容した水銀等の熱媒体から構成(図示なし
)したものであり、この熱媒体を上記ベース4側の電源
により加熱するもので、この場合は、該熱源(11)自
体を約180度乃至約500度の範囲で加熱することが
できる。 このようなサーモパイプを用いるときは、熱
源(11)自体に温度のバラ付きが発生せず、従って、
ブロック8の各キャビティ10部に対する均等加熱がで
きるため、上記した電気ビータにおける温度勾配による
弊害を是正し1qるといった利点がある。 なお、上記
サーモパイプ自体の加熱及び断熱による各キャビティ1
0部の温度コントロールは、上述した温度制御器と同様
の制御器によって確実に行なうことができるものであり
、また、上記ベース3・4側の熱源5・6はオイルを用
いたものであっても差支えない。
上述した下型ベース4と可動側キャビティブロック8及
びその熱源11との配置構成は、上型ベース3と固定側
キャじティブロック7及びその熱源(21)との配置構
成においても実質的に同一である。
即ら、固定側キャビティブロック7には、下型キトビテ
ィ10・・・10に対向させて所要複数の上型キトビテ
ィ20・・・20が配設され、また、該キャビティ20
・・・20の近傍位置には長軸状の加熱・断熱切換自在
型の熱源21・・・21が備えられている。 また、該
ブロック7の上方には、エジェクターピン22a・・・
22aを備えた上部エジェクタープレート22と、該プ
レート22の支持ピン22b・・・22bと、該ピン2
2bを介して上記プレート22を押し下げるスプリング
23とが設けられている。 上記各エジェクターピン2
2aは、第1図に示すように、上型キャビティ20部及
び下型2側の各ポット9・・・9に対向させたカル部2
4に穿設した上下方向の挿通孔25・・・25に夫々嵌
装されている。 上記エジェクタープレート22は、第
1図に示す型開時においては、スプ「ノング23の弾性
により押し下げられて上型キャビティ20とカル部24
及び該キャビティ2oとカル部24とを連通させるゲー
ト部26・・・26内にて硬化した樹脂成形体を夫々突
き出すものである。
このとき、前記下部エジェクタープレート12はエジェ
クターバー12bにより押し上げられて、同様に、下型
キャビティ10内の樹脂成形体を突ぎ出−14= ずことになる。 しかしながら、下型2側を上昇させて
両型1・2をそのパーティングライン(P・1−)面に
おいて型締めさせたときは、上記した上下のエジェクタ
ープレート22・12に対向配置した上下リターンピン
(図示なし)が該両プレート22・12を上方及び下方
に夫々後退させることになる。
従って、第3図乃至第5図に示すように、リードフレー
ム27上の半導体素子(図示なし)をその着脱機構28
によって上下キャビティ20・10の所定位置にセット
し、次に、下型ポット9・・・9内に樹脂材料29を供
給した状態で型締めを行ない、次に、上記樹脂材料をプ
ランジャー13a・・・13aにて加圧すると、該樹脂
材料29は溶融化されながら上型カル部24及びゲート
部26を通して上下キャビティ20・10内に加圧注入
されて該キャビティ内の半導体素子を樹脂封止するとい
ったトランスファ樹脂モールドを行なうことができるの
である。
また、固定側キャビティブロック7には、可動側キャビ
テイブロック8及び下型ベース4におけるアリ部8aと
アリ溝部4aと同一の構成(7a・3a)が設けられて
おり、また、ネジ孔17と挿通孔18及びボルト19か
ら成る固定手段と同一の構成が設けられている。
更に、固定側キャビティブロック7の熱源21・・・2
1の構成と、該熱源21と上型ベース3側の電源との配
置構成関係及び該ブロック7における上型キャビティ2
0部の温度コントロールについても、上述した下型2側
のものと実質的に同一の構成(図示なし)とすることが
できる。
なお、下型2側における可動側キャビティブロック8の
着脱は、例えば、各プランジャー13aを下動させた状
態で、該ブロック8と下部エジェクタープレート12と
を一体として同時に嵌合・離脱させればよい。 また、
上型1側における固定側キャビティブロック7の着脱は
、例えば、上部エジェクタープレート22とその支持ピ
ン22bとを取り外した状態で、該ブロック7と該プレ
ート22とを一体として同時に嵌合・離脱させればよい
即ち、上記ブロック7・8はベース3・4に対して嵌合
という簡易手段によって確実に、且つ、容易に着脱でき
るのである。
上述したように、本発明装置はキャビティブロック7・
8を金型ベース3・4に対して着脱自在となるように構
成したものである。
ところで、上記キャビティブロック7・8を交換すると
きは、該キャビティブロックに一体的に取付けられたエ
ジェクタープレート22・12も、通常の場合、前述し
たように、同時に交換することになる。
また、例えば、上記金型ベース4に新たに装着ずべきキ
ャビティブロックにおけるポットの各位置が交換前の各
位置と異なる場合、即ち、異品種の半導体装置を順次に
製造するといった要請・制約から、各プランジャー13
a・・・13aのピッチ間隔が前回のものとは異なるこ
とが予想される。 従って、このような場合は、上記各
プランジャーのピッチ間隔を交換後の各ポットのピッチ
間隔に対応して適宜に変更・調整することが必要となり
、若しくは、各プランジャーとそのホルダー13の全体
を同時に交換する等の必要が生じる。
また、次の樹脂成形作業を迅速に開始するためには、モ
ールド装置に対して、上述した各部材の交換・調整作業
が簡易に行なわれるような構成が要求されることとなる
第2図乃至第8図に示したモールド装置の構成は、上記
要請に対処することができる構成例を提案したものであ
る。
以下、その構成を第2図乃至第8図に基づいて説明する
(なお、基本的なモールド装置の構成は、第1図に示し
た構成と実質的1こは同一であるため、その構成部材に
は第1図中の符号と同じ符号を付して示している)。
第2図は各構成部材を着脱自在に構成したモールド装置
を分解した状態を示している。 この装置におけるプラ
ンジャー13a・・・13aは、第3図乃〒第7図に示
すように、各プランジャーのピッチ間隔を自在に変更・
調整すると共に、該各プランジャー13aとそのホルダ
ー13の金体を下型ベース4に対して着脱自在に装着す
ることができるように構成されている。
即ち、上記プランジャーホルダー13の下部には、その
プランジャー13a・・・13aの左右配設方向と平行
して配置したレール部材32が配置されると共に、該ホ
ルダーの前後両面に形成した左右水平方向の条溝13b
・13bには上記レール部材32の前後両面に設【づた
左右水平方向の突条32a・32aが夫々係合されてお
り、従って、上記プランジャー13a及びそのホルダー
13の全体は、上記レール部材の突条32aによって支
持されると共に、該突条にガイドされて下型ベース4の
装着用スペース4b内に嵌合され、且つ、逆に第2図に
示すように、下型ベース4の外部に取出すことができる
。 また、各プランジャー13a・・・13aはホルダ
ー13内に配設した等しい弾性を有する弾性材33・・
・33によって各別に上方へ弾性突出された状態として
設けられており、従って、例えば、各ポット9・・・9
内に供給された樹脂材料29の供給量に夫々過不足が生
じた場合においても、該各材別に対する各プランジャー
13a・・・13aの加圧力を夫々均等化して、溶融樹
脂材料が各キャビティブロック20・10内に加圧注入
される場合の樹脂成形条件を夫々同一とすることができ
るといった樹脂材わlの均等加圧機構が構成されている
。 また、各プランジャー13a・・・13aの底部は
、上記弾性材33の受座(バネ座)34・・・34を介
して、ホルダー13の内底部に形成された左右水平方向
の摺動面13G・13cに摺動自在に摺接されると共に
、ホルダー13の上面には左右方向の長孔13dが形成
されており、従って、該各プランジャーは上記摺動面1
3c上を上記ホルダーの長孔13dの範囲内で左右水平
方向へ自在に摺動するこができるように設りられている
。 更に、ホルダー13の上面に着脱自在に被1■させ
る蓋板13eには、下型キャビティブロック8に配設さ
れる左右方向の各ポット9・・・9の位置と対応したプ
ランジャービッヂ規制用の孔部13f・・・13fが形
成されている(第15図参照)。 従って、上記各プラ
ンジャー13a・・・13aのピッチ間隔は、上記各ポ
ット9・・・9と同じピッチ間隔として形成された各孔
部13f・・・13fを有する蓋板13eを装着するこ
とによって自在に変更・調整できるものである。 また
、上記ホルダー13とレール部材32とは上記した係合
関係にあるが、該ホルダーは、レール部材32の下部に
固着した油・空圧或は電動モータ等の駆動機構(図示な
し)によって上下往復動するように設けられIこロッド
32bを」1動させること(こより、その各プランジャ
ー13a・・・13aの夫々を下型キャビティブロック
8の各ポット9・・・9内に夫々嵌装させることかでき
る(第4図参照)ことになり、樹脂成形作用はこの状態
によって行なわれるものである。 なお、下部エジェク
タープレート12は下型キャビティブロック8の下部に
配置されると共に、その前後両面には左右水平方向の条
溝12G・・・12Gが形成されている。 また、該プ
レーl〜12の左右両端部には該プレートの支受バー1
2dの上面に固着した該プレートとの係合部材12e・
12eが配置される(第7図参照)と共に、該両係合部
材の前後両面に設けた係合用突設部12’l’・12f
は上記プレートの側条溝120・12Cに夫々係合され
ている。
更に、上記各プランジャー13a・・・13aは、上記
支受バー12dに形成した左右方向の長孔12Ωと、下
型ベース4に形成した左右方向の長孔12h及び下部エ
ジェクタープレート12に形成した左右方向の長孔12
iを通して各ポット9・・・9内に嵌装されている。 
従って、下型ベース4に対して、下部エジェクタープレ
ート12を下型キャビティブロック8と共に着脱するに
は、前述したように、各プランジャー13a・・・13
aを下動させてこれを各ポット9・・・9及び下部エジ
ェクタープレートの長孔12i内から後き出せばよい。
 また、この着脱時において、該プレート12は係合部
材12eとその突部12fとのガイド作用によって左右
方向にスムーズに摺動されることになる。 更に、エジ
ェクターバー12bを上下動させると、該プレート12
に設けられたエジェクターピン(12a)は、支受バー
12dと係合部材12e及び該プレート12を介して同
時に上下動されるように構成されている。
第8図は、下型4の小型化を目的とした構成例を示して
いる。
即ち、第2図に示した下型4の構成においては、プラン
ジャー13a及びそのホルダー13の交換が容易となる
利点があるが、各プランジャー13a・・・13aが上
方へ突設されている関係でスペース4bの−」皿上間隔
が長くなるので金型装置の全体が大型化されることにな
る。 従って、この問題を解消するために、各プランジ
ャー13a・・・13aを複数個に分割して組立てるこ
とができる構成としたものでおる。 この場合は、下型
4を小型化させることができる利点と共に、ボット9内
に嵌合させるプランジャー先端部13C1のみの交換が
可能となるため、該先端部13Clとポット9とのクリ
アランスを常に適正に維持することができ、従って、例
えば、摩滅により上記クリアランスが拡大して樹脂月利
29に対する所定の加圧力を得ることができないような
場合においても、プランジャーホルダー13を分解して
プランジャー13の全体を取り換える必要がない等の利
点を有するものである。
なお、上記したアリ部とアリ溝、条溝と突条等の配置構
成の態様は、各構成部材間において相対的に配設される
ものであるから、金型の製作成はモールド装置の実際の
使用態様に対応させて適宜に変更できるものである。
また、図中の符号39はキャビティブロック7・8の先
後両端部を固定させるだめの固定用ブロックを示すもの
である。
以上のように、上記実施例によれば、固定側及び可動側
の両ベース3・4に対する固定側及び可動側の両キャビ
ティブロック7・8、両エジェクタープレート22・1
2及びプランジャー13aとそのホルダー13といった
モールド装置における重要な構成部分の着脱が夫々容易
となり、従って、キャビディブロック7・8の交換作業
に要する時間が短縮化される。
(発明の効果) 本発明の構成によれば、キャビティブロックを金型ベー
スに対して頻繁に交換するといった積極的な交換性を有
するため、固定側及び可動側の両金型ベースに対して固
定側及び可動側の両キャビティブロックを夫々頻繁に交
換する半導体装置の多品種少量生産に適したモールド装
置を提供することができる。
また、このキャビティブロックの交換に際して付随的に
必要となるエジェクタープレート及びプランジャーホル
ダーの交換作業を簡易に且つ確実に行なうことができる
ので、前述したような従来の問題点を確実に解消するこ
とができるといった優れた効果を秦するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の基本的構成例を示す一部切欠縦断
正面図、第2図は該装置の分解斜視図、第3図は該装置
の一部切欠縦断正面図、第4図は該装置の要部を示す一
部切欠拡人縦断側面図、第5図はプランジャーホルダ一
部分の平面図、第6図は該ホルダーの蓋板の平面図、第
7図は下部エジェクタープレート部分の底面図、第8図
は本発明装置の他の構成例を示す一部切欠正面図である
。 (符号の説明) 1・・・固定上型、 2・・・可動下型、 3・・・上型ベース、 4・・・下型ベース、 4a・・・アリ溝、 4b・・・スペース、 5・6・・・熱源 7・・・上型キャビティブロック、 8・・・下型キャビティブロック、 8a・・・アリ部、 9・・・ポット、 10・・・下型キャビティ、 11・・・熱源、 12・・・下部エジェクタープレート、12a・・・エ
ジェクターピン、 12b・・・エジェクターバー、 12c・・・条溝、 12d・・・支受バー 12e・・・係合部材、 12f・・・突部、 12g・12h・121・・・長孔、 13・・・プランジャーホルダー、 13a・・・プランジャー、 13b・・・条溝、 13c・・・摺動面、 13d・・・長孔、 13e・・・蓋板、 13f・・・孔部、 iag・・・先端部、 20・・・上型キャビティ、 21・・・熱源、 24・・・カル部、 26・・・ゲート部、 32・・・レール部材、 32a・・・突条、 32b・・田ツド、 33・・・弾性材、 34・・・受座、 39・・・固定ブロック。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  固定側のベースと、該固定側ベースに対向させた可動
    側のベースと、上記固定側及び可動側の両ベースに対向
    配置したキャビティブロックと、該両キャビティブロッ
    クのいずれか一方側に配置した所要複数個のポットと、
    該各ポットに夫々嵌装させる該ポット数と同数本のプラ
    ンジャーを配設したプランジャーホルダーと、上記固定
    側及び可動側の両キャビティブロックにおけるパーティ
    ングライン面に対向配設した樹脂成形用のキャビティと
    、上記各ポット位置に対向する他方側のキャビティブロ
    ックにおけるパーティングライン面に形成したカル部及
    び該キャビティブロックにおけるキャビティと上記カル
    部とを連通させる溶融樹脂材料の移送用通路と、上記固
    定側及び可動側の両キャビティブロックにおける両キャ
    ビティ及び上記カル部内の樹脂成形体突出用のエジェク
    ターピンを配設した両エジェクタープレートと、上記両
    キャビティ部に対する加熱用熱源とを備えたマルチプラ
    ンジャー型の樹脂モールド装置において、上記両キャビ
    ティブロックを上記両ベースに対して夫々着脱自在に嵌
    合装着すると共に、上記両エジェクタープレートを上記
    両キャビティブロックに対して嵌合装着し、更に、プラ
    ンジャーホルダーを上記ベースに対して着脱自在に装着
    して構成したことを特徴とする多品種少量生産に適した
    半導体封止用のマルチプランジャー型樹脂モールド装置
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US5074779A (en) * 1990-01-23 1991-12-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Mold for resin-sealing a semiconductor device

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