JPS62269106A - 光分岐結合器 - Google Patents

光分岐結合器

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JPS62269106A
JPS62269106A JP11246886A JP11246886A JPS62269106A JP S62269106 A JPS62269106 A JP S62269106A JP 11246886 A JP11246886 A JP 11246886A JP 11246886 A JP11246886 A JP 11246886A JP S62269106 A JPS62269106 A JP S62269106A
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JP
Japan
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optical
total reflection
light
optical fiber
lens
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JP11246886A
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Takashi Shibuya
隆 渋谷
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕・ 本発明は、光伝送路中の光の分岐および係合を行う光分
岐結合器に係わり、と(にシングルモードファイバの光
分岐に好適の光分岐結合器に関する□。       
    □ 〔従来の技術〕 近年、光ケーブル伝送高速度および大容量化に伴い、シ
ングルモードファイバケーブルの基幹伝送ケーブルの普
及はめざましいものがあり、光LANなどの加入者系へ
のシングルモードファイバケーブルの適用も開発から実
用の段階に入りつつある。
このシングルモードファイバ伝送に重要な光デバイスの
1つとして、2人力・2出力の4端子形光分岐結合器が
ある。シングルモードファイバ伝送は、マルチモードフ
ァイバ伝送と異なって、光の偏光を考慮する必要がある
。例えば、G1−50程度のマルチモードファイバ伝送
の場合、数百のモードの光が、ランダムな偏光方向を持
ってファイバ中を伝搬するので、普通は偏光方向を考え
る必要はない。
しかし、光がシングルモードファイバ中を伝搬する場合
には、ファイバの7オーミング等により光の偏光方向が
回転することがよく知られていて、シングルモードファ
イバ用の光デバイスは、偏光方向依存性のないことが必
要となってくる。なお、マルチモードファイバにおいて
も、入射光の偏光が偏っている場合には、シングルモー
ドファイバと同様な考慮が必要である。
第3図は、従来の2人力・2出力の4端子形光分岐結合
器1を示している。
本体2には、先端にレンズ3.4を有するシングルモー
ドの光ファイバ5.6と、先端にレンズ7.8を有し、
かつ上記光ファイバ5.6と同一光軸上のシングルモー
ドの光ファイバ9.11がそれぞれ接続されている。本
体2内には、ハーフミラ12が各光軸と45°の傾斜角
をなして配置されている。
光ファイバ5から出射した光は、レンズ3により平行光
になってハーフミラ12に入射し、透過光と反射光の2
つに分けられ、透過光はレンズ7により光ファイバ9に
、そして反射光はレンズ8により光ファイバtiにそれ
ぞれ集光される。同様にして、光ファイバ6から出射し
た光の透過光ふよび反射光は、レンズ8.7を介して光
ファイバ11.9にそれぞれ集光される。
第4図は、従来の別の4端子形光分岐結合器13を示し
ている。
この光分岐結合器13においては、本体14の一側板1
4aに前記光ファイバ5.6が、そして対向する他方の
側板14bに光ファイバ9.11がそれぞれ傾斜して接
続されている。各光ファイバ5.6および9.11をこ
のように配置することにより、ハーフミラ11にべの入
射角が小さくなるように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図の光分岐結合器lにおいては、ハーフミラ12へ
の入射角が45°と大きいので、偏光方向依存性のない
分岐比を得るには、特殊な構成をした高価なハーフミラ
を要するという問題がある。
しかしながら、光学的多層膜の場合、通常の安価なハー
フミラにふいても、多層膜への入射角が小さい程、偏光
方向依存性が小さくなり、多層膜への垂直入射において
偏光方向依存性がなくなる。
よって、偏光方向依存性のない分岐比を安価に得るには
、多層膜への入射角を小さくする必要がある。
第4図に示す光分岐結合器13においては、光ファイバ
5.6および9.11を特殊な配置構造にしてハーフミ
ラ12への入射角を小さくシ、偏光方向依存性が小さく
なるようにしである。しかしながら、上記光分岐結合器
13においては、光ファイバ5.6および9.11の端
末は、本体21から離隔するにつれて拡開する向きに傾
斜してそれぞれ配置されていて、光分岐結合器13の実
装の支障および光分岐結合器13が大嵩になるという問
題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、光ファイバからの出射光を平行にし、ある
いは平行光を光ファイバに集光するためのレンズが先端
にマウントされている光ファイバが、レンズが、対向す
るようにして2対平行に設けている。この対向するレン
ズ間には、2枚の全反射面を対向する各レンズに向けて
楔状をなす全反射素子が、頂角が対向するようにして配
置され、さらに、両全反射素子間には、全反射素子に各
面が対向しているハーフミラが配置されている。光ファ
イバから出射した光は、全反射素子により反射されて小
さな入射角でハーフミラに入射して、透過光と反射光に
分けられる。上記のように構成された光分岐結合器にお
いては、ハーフミラに対する光ファイバからの出射光の
入射角が小さいので偏光方向依存性が小さく、かつ光フ
ァイバ端末が同一方向に平行に配置されているので、コ
ンパクトに収納することができるという実装上の利点が
ある。
〔実施例〕
以下、第1図および第2図に示す一実施例によって本発
明を説明する。
第1図に示す光分岐結合器20において、本体21の一
側板21aには、レンズ22.23を先端にそれぞれ有
する光ファイバ24.25が、そして他方の側lN21
bには、上記レンズ22.23と対向しているレンズ2
6.27を有する光ファイバ28.29が平行に接続さ
れている。各光ファイバ24.25.28.29として
は、コア径が10φのシングルモード光ファイバが、そ
してレンズ22.23.26.27としては、屈折率収
束形レンズが用いられている。
上記レンズ22.26問およびレンズ23.27間には
、全反射面をレンズ22.26にそれぞれ向けて楔状を
なす全反射素子31が、そしてレンズ23.27間には
、同様の全反射素子32が、その頂角を対向するように
してそれぞれ配設されている。両全反射素子31.32
は、2枚の全反射ミラーを合わせて楔状に形成したもの
からなっている。
両全反射ミラー31.32の中間には、各面が全反射ミ
ラー31.32にそれぞれ向いているハーフミラ33が
配設されている。このハーフミラ33は、波長1.3μ
mにおいて、入射角lO。
で分岐比が1=1になるものが使用されている。
上記全反射素子31.32の全反射面の頂角は、ハーフ
ミラ33への入射角が10°になるように100°に設
定されている。
このように構成された光分岐結合器20において、光フ
ァイバ24からの出射光34はレンズ22により平行光
にされるとともに、全反射素子31により反射されてハ
ーフミラ33に入射されて、透過光35と反射光36と
に分けられる。全反射素子32により反射された透過光
35は、レンズ27により光ファイバ29へ収束され、
他方の反射光36は、レンズ26により光ファイバ28
にそれぞれ収束される。他方の光ファイバ25からの出
射光も同様に分岐して光ファイバ28.29にそれぞれ
集光することができる。
第2図に示す光分岐結合器37は、別の全反射素子38
.39を適用したものであり、第1図の部材と同一の機
能のものは同じ符号で表わしてその説明は省略する。
全反射素子38.39は全反射面がレンズ22.26及
び23.27にそれぞれ対向し、かつ頂角が対向して配
置されたプリズムからなっている。
全反射素子38.39は、これらを、ハーフミラ33の
各端面にそれぞれ接着することにより一体的に形成され
ている。全反射素子38.39の全反射作用は、プリズ
ム材料と空気との屈折率差を利用することにより得られ
る。
このように両全反射素子38.39およびハーフミラ3
3を一体的に構成することにより、光分岐結合器37内
への全反射素子38.39及びハーフミラ33の正確な
設定を短時間内に行うことがきる。
第3図の光分岐結合器1においては、光ファイバ5.6
からの出射光が、45°の角度でハーフミラ12に入射
していたので、マルチモードファイバ用光分配器に使用
される一般のハーフミラを光分岐結合器lに用いると、
分岐比の偏光方向依存性が10%以上あったが、本実施
例の光分岐結合器20.37においては、出射光がハー
フミラ33に10°の角度で入射しているので、偏光方
向依存性を4%以下に抑えることができた。
また、本実施例における光ファイバ24.25および光
ファイバ28.29は、本体21の対向する側板21a
、21bのみに、かつ平行に配装置されているので、第
4図の光分岐結合器13に比べて50%以下の小さいス
ペース内にコンパクトに収納することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の2人力・2出力の4端子形
光分岐結合器は、光ファイバからの出射光は、楔状をな
す全反射素子により小さい入射角でハーフミラに入射さ
れるので、−光方向依存性のないコンパクトな光分岐結
合器を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す光分岐結合器の平面図
、第2図は別の実施例を示す光分岐結合器の平面図、第
3図は従来の光分岐結合器の一例を示す平面図、第4図
は従来の光分岐結合器の別の例を示す平面図である。 20・・・・・・光分岐結合器、21・・・・・・本体
、22.23・・・・・・レンズ、 24.25・・・・・・光ファイバ、 26.27・・・・・・レンズ、 28.29・・・・・・光ファイバ、 31.32・・・・・・全反射素子、 33・・・・・・ハーフミラ、 37・・・・・・光分岐結合器、 38.39・・・・・・全反射素子。 出 顎 人    日本電気株式会社 代 理 人    弁理士 山内梅雄 第3図 手続補正書(自発) 昭和62年8月5日 テ許庁艮宮殿 事件の表示 昭和61年特許軸 第112468号 、(l明の名称 光分岐結合器 浦正をする者 事件との関係   特許出願人 氏名(名称)   日本電気株式会社 、代理人 ■ 1 5 1   1!(320)0969   フ
ァクシミリ (320)0952明細書の全文を別紙の
通り訂正する。 以上 明   細   書 10発明の名称 光分岐結合器 2、特許請求の範囲 1、光ファイバからの出射光を平行にし、あるいは平行
光を光ファイバに集光するためのレンズが先端にマウン
トされていて互いに平行をなし、かつレンズがそれぞれ
対向している光ファイバと、2枚の全反射面を対向する
各レンズに向けて楔状をなし、かつ頂角が対向するよう
にして対向するレンズ間にそれぞれ配置された1対の全
反射素子と、この全反射素子に各面が対向して全反射素
子間に配置されたハーフ−ミラーを備えることを特徴と
する光分岐結合器。 2、全反射素子が、対向するレンズに向けて反射面が楔
状をなす全反射ミラーからなることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の光分岐結合器。 3、全反射素子が、対向するレンズに向けて反射面が楔
状をなすプリズムからなることを特徴とする特許請求の
範囲第1°項記載の光分岐結合器。 4、対向する1対の全反射素子および7%−フミラーが
、対向するレンズに向けて反射面が楔状をなすプリズム
と、各面を両プリズムにそれぞれ固着されたハーフミラ
−からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の光分岐結合器。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光伝送路中の光の分岐および結合を行う光分
岐結合器に係わり、とくにシングルモードファイバの光
分岐に好適の光分岐結合器に関する。 〔従来の技術〕 近年、光ケーブル伝送高速度および大容量化に伴い、シ
ングルモードファイバケーブルの基幹伝送ケーブルの普
及はめざましいものがあり、光LANなどの加入者系へ
のシングルモードファイバケーブルの適用も開発から実
用の段階に入りつつある。 このシングルモードファイバ伝送に重要な光デバイスの
1つとして、2人力・2出力の4端子形光分岐結合器が
ある。シングルモードファイバ伝送は、マルチモードフ
ァイバ伝送と異なって、光の偏光を考慮する必要がある
。例えば、GI−50程度のマルチモードファイバ伝送
の場合、数百のモードの光が、ランダムな偏光方向を持
ってファイバ中を伝搬するので、普通は偏光方向を考え
る必要はない。 しかし、光がシングルモードファイバ中を伝搬する場合
には、ファイバのフォーミング等により光の偏光方向が
回転することがよく知られていて、シングルモードファ
イバ用の光デバイスは、偏光方向依存性のないことが必
要となってくる。なお、マルチモードファイバにおいて
も、入射光の偏光が偏っている場合には、シングルモー
ドファイバと同様な考慮が必要である。 第3図は、従来の2人力・2出力の4端子形光分岐結合
器1を示している。 本体2には、先端にレンズ3.4を有するシングルモー
ドの光ファイバ5.6と、先端にレンズ7.8を有し、
かつ上記光ファイバ5.6と同一光軸上のシングルモー
ドの光ファイバ9.11がそれぞれ接続されている。本
体2内には、ハーフミラ−12が各光軸と45°の傾斜
角をなして配置されている。 光ファイバ5から出射した光は、レンズ3により平行光
になってハーフミラ−12に入射し、透過光と反射光の
2つに分けられ、透過光はレンズ7により光ファイバ9
:二、そして反射光はレンズ8により光ファイバ11に
それぞれ集光される。 同様にして、光ファイバ6から出射した光の透過光およ
び反射光は□、レンズ8.7を介して光ファイバ11.
9にそれぞれ集光される。 第4図は、従来の別の4端子形光分岐結合器13を示し
ている。 この光分岐結合器13においては、本体14の一側板に
前記光ファイバ5.6が、そして対向する他方の側板に
光ファイバ9.11がそれぞれ傾斜して接続されている
す各光ファイバ5、iおよび9.11をこのように配置
することにより、ハーフミラ−12への入射角が小さく
なるように構成されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第3図の光分岐結合器1においては、ハーフミラ−12
への入射角が45°と大きいので、偏光方向依存性のな
い分岐比を得るには、特殊な構成をした高価なハーフミ
ラ−を要するという問題がある。しかしながら、光学的
多層膜の場合、通常の安価なハーフミラ−においても、
多層膜への入射角が小さい程、偏光方向依存性が小さく
なり、多層膜への垂直入射において偏光方向依存、性が
なくなる。よって、偏光方向依存性のない分岐比を安価
に1尋るには、多層膜への入射角を小さくする必要があ
る。 第4図に示す光分岐結合器13においては、光ファイバ
5.6および9.11を特殊な配置構造にしてハーフミ
ラ−12への入射角を小さくし、偏光方向依存性が小さ
くなるようにしである。しかしながら、上記光分岐結合
器13においては、光ファイバ5.6および9.11の
端末は、本体14から離隔するにつれて拡開する向きに
傾斜してそれぞれ配置されていて、光分岐結合器13の
実装の支障および光分岐結合器13が大嵩になるという
問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明では、光ファイバからの出射光を平行にし、ある
いは平行光を光ファイバに集光するためのレンズが先端
にマウントされている光ファイバが、レンズが対向する
ようにして平行に設けている。この対向するレンズ間に
は、2枚の全反射面を対向する各レンズに向けて楔状を
なす全反射素子が、頂角が対向するようにして配置され
、さらに、両全反射素子間には、全反射素子に各面が対
向しているハーフミラ−が配置されている。光ファイバ
から出射した光は、全反射素子により反射されて小さな
入射角でハーフミラ−に入射して、透過光と反射光に分
けられる。上記のように構成された光分岐結合器におい
ては、ハーフミラ−に対する光ファイバからの出射光の
入射角が小さいので偏光方向依存性が小さく、かつ光フ
アイバ端末が同一方向に平行に配置されているので、コ
ンパクトに収納することができるという実装上の利点が
ある。 〔実施例〕 以下、第1図および第2図に示す一実施例によって本発
明を説明する。 第1図に示す光分岐結合器20において、本体21の一
側板には、レンズ22.23を先端にそれぞれ有する光
ファイバ24.25が、そして他方の側板には、上記レ
ンズ22. 23と対向しているレンズ26.27を有する光ファイ
バ28.29が平行に接続されている。各光ファイバ2
4.25.28.29としては、コア径が10μmの、
シングルモード光ファイバが、そしてレンズ22.23
.26.27としては、屈折率分布形レンズが用いられ
ている。 上記レンズ22.26問およびし、ンズ?3.27間に
は、全反射面をレンズ22.26にそれぞれ向けて楔状
をなす全反射素子31が、そしてレンズ23.27間に
は、同様の全反射素子32が、その頂角を対向するよう
にしてそれぞれ配設されている。両全反射素子31.3
2は、2枚の全反射ミラーを合わせて楔状に形成したも
のからなっている。 両全反射ミラー31.32の中間には、各面が全反射ミ
ラー31.32にそれぞれ向いているハーフミラ−33
が配設されている。このハーフミラ−33は、波長1.
3μmにおいて、入射角lO°で分岐比がl:1になる
ものが使用されている。上記全反射素子31.32の全
反射面の頂角は、ハーフミラ−33への入射角が10°
になるように100°に設定されている。 このように構成された光分岐結合器20において、光フ
ァイバ24からの出射光34はレンズ22により平行光
にされるとともに、全反射素子31により反射されてハ
ーフミラ−33に入射されて、透過光35と反射光36
とに分けられる。全反射素子32により反射された透過
光35は、レンズ27により光ファイバ29へ収束され
、他方の反射光36は、レンズ26により光ファイバ2
8にそれぞれ収束される。他方の光ファイバ25からの
出射光も同様に分岐して光ファイバ28.29にそれぞ
れ集光することができる。 第2図に示す光分岐結合器37は、別の全反射素子38
.39を適用したものであり、第1図の部材と同一の機
能のものは同じ符号で表わしてその説明は省略する。 全反射素子38.39は全反射面がレンズ22.26及
び23.27にそれぞれ対向し、かつ頂角が対向して配
置されたプリズムからなっている。 全反射素子38.39は、これらを、ハーフミラ−33
の各端面にそれぞれ接着することにより一体的に形成さ
れている。全反射素子38.39の全反射作用は、プリ
ズム材料と空気との屈折率差を利用することにより得ら
れる。 このように両全反射素子38.39およびハーフミラ−
33を一体的に構成することにより、光分岐結合器37
内への全反射素子38.39及びハーフミラ−33の正
確な設定を短時間内に行うことがきる。 第3図の光分岐結合器1においては、光ファイバ5.6
からの出射光が、45°の角度でハーフミラ−12に入
射していたので、マルチモードファイ、バ用光分岐結合
器に使用される一般のハーフミラ−を光分岐結合器lに
用いると、分岐比の偏光方向依存性が10%以上あった
が、本実施例の光分岐結合器20.37においては、出
射光がハーフミラ−33に10°の角度で入射している
ので、偏光方向依存性を4%以下に抑えることができた
。 また、本実施例における光ファイバ24.25および光
ファイバ28.29は、本体21の対向する側板のみに
、かつ平行に配置されているので、第4図の光分岐結合
器13に比べて50%以下の小さいスペース内にコンパ
クトに収納することができる。 本実施例では、以上2人力2出力の4端子形光分岐結合
器で説明したが、本発明は1人力2出力または2人力1
出力の3端子の構成であっても可能であることは明らか
である。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明の光分岐結合器は、光ファイ
バからの出射光は、楔状をなす全反射素子により小さい
入射角で21−フミラーに入射されるので、偏光方向依
存性のないコン、zNタクト光分岐結合器を構成するこ
とが可能となる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す光分岐結合器の平面図
、第2図は別の実施例を示す光分岐結合器の平面図、第
3図は従来の光分岐結合器の一例を示す平面図、第4図
は従来の光分岐結合器の別の例を示す平面図である。 1.13.20・・・・・・光分岐結合器、2.14.
21・・・・・・本体、 3.4.22.23・・・・・・レンズ、5.6.24
.25・・・・・・光ファイノイ、7.8.26.27
・・・・・・レンズ、9.11.28.29・・・・・
・光ファイノく、31.32・・・・・・全反射素子、 12.33・・・・・・ハーフミラ−137・・・・・
・光分岐結合器、 38.39・・・・・・全反射素子。 出  願  人 日本電気株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ファイバからの出射光を平行にし、あるいは平行
    光を光ファイバに集光するためのレンズが先端にマウン
    トされていて互いに平行をなし、かつレンズがそれぞれ
    対向している2対の光ファイバと、2枚の全反射面を対
    向する各レンズに向けて楔状をなし、かつ頂角が対向す
    るようにして対向するレンズ間にそれぞれ配置された1
    対の全反射素子と、この全反射素子に各面が対向して全
    反射素子間に配置されたハーフミラを備えることを特徴
    とする光分岐結合器。 2、全反射素子が、対向するレンズに向けて反射面が楔
    状をなす全反射ミラーからなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光分岐結合器。 3、全反射素子が、対向するレンズに向けて反射面が楔
    状をなすプリズムからなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の光分岐結合器。 4、対向する1対の全反射素子およびハーフミラが、対
    向するレンズに向けて反射面が楔状をなすプリズムと、
    各面を両プリズムにそれぞれ固着されたハーフミラから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光分
    岐結合器。
JP11246886A 1986-05-19 1986-05-19 光分岐結合器 Pending JPS62269106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5621832A (en) * 1993-12-14 1997-04-15 Nec Corporation Beam splitter and optical coupler using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5621832A (en) * 1993-12-14 1997-04-15 Nec Corporation Beam splitter and optical coupler using the same

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