JPS6226888Y2 - - Google Patents

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JPS6226888Y2
JPS6226888Y2 JP1981000899U JP89981U JPS6226888Y2 JP S6226888 Y2 JPS6226888 Y2 JP S6226888Y2 JP 1981000899 U JP1981000899 U JP 1981000899U JP 89981 U JP89981 U JP 89981U JP S6226888 Y2 JPS6226888 Y2 JP S6226888Y2
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JP
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conductive wire
outer covering
covering layer
layer
coaxial conductive
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JP1981000899U
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JPS57115118U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同軸導電線の考案に係り、同軸導電線
に必要とされる可曲性を具備し、しかもアンテナ
などの伸縮操作をなすのに好ましい適当な剛直性
を備えた同軸導電線を比較的小径な導電線で実現
せしめ、その製作を容易ならしめようとするもの
である。
同軸導電線は所要の給電を行うと共に外部ノイ
ズをシールドし或いはアース目的を達成し、又相
を異にした通電を単一線材で達成するものとして
従来から相当広範に利用されているものである
が、この従来の同軸導電線は第1図に示すように
芯線1の周囲に中間絶縁層2を介して外被導体層
3を形成し、該外被導体層3上に外被絶縁層4を
形成するに当り外被絶縁層4は中間絶縁層2と共
に軟質絶縁材で一様に形成されたものであり、こ
のような軟質絶縁材による外被絶縁層4によつて
保護目的を達し、しかも可曲性を確保するように
している。然しこのような従来の同軸導電線にお
いてはこれを回転リールなどの溝またはパイプ中
に受入れスライドさせて送出し或いは巻取るよう
な場合においてそのような巻取巻戻し操作に耐え
る剛直性が確保されず、従つて斯様な目的に供さ
れる通信送受信用同軸導電線においては上記のよ
うな従来のものの外面に更に別の硬質材による被
覆(パイプ材、テープ材又はコイル材など)を施
し前記したような巻取り巻戻し操作に耐えるよう
にしなければならないのでその製作が煩雑で、被
覆層に2重の資材を必要とし、又同軸導電線自体
の径も大となり、必然的に前記巻取巻戻操作機構
なども大型とならざるを得ず、その駆動力その他
も不利であり、しかも軟質材層上に異質の硬質材
層が覆着されたものであるから前記巻取り巻戻し
操作に当つて両層間に剥離やスリツプが繰返さ
れ、充分な耐用性、強度を得難い欠点がある。
本考案は前記したような従来のものの不利欠点
を解消するように研究して考案されたものであつ
て、その具体的な実施態様は第2図以下に示す通
りである。即ち芯線1の周囲に中間絶縁層2を介
して外被導体層3を形成することは上記した第1
図のものと同じであるが、本考案ではこのような
被導体層3上に施される外被絶縁層として軸方向
で硬質材5と軟質材6により交互に形成されたも
のを提案するものであつて、これらの硬質材5、
軟質材6は夫々適当な長さを以て交互に層着一体
化される。
具体的な構成としては第2、3図のものは前記
外被導体層3上に比較的薄層の硬質外被層5を所
定長さと間隔を採つて配設したものに対して軟質
外被層6を一体且つ同径状態に覆着したものであ
り、第4図と第5図のものは上記したような両外
被層5,6を夫々所定長さを以つて交互に覆着一
体化したものであつて第2、3図のものにおいて
は外観的には従来の同軸導電線におけると同じに
軟質外被層を以て仕上げられたものとなるが、機
械的剛性においては硬質外被層6により前記した
ような巻取り巻戻しに適切に耐えるものとして得
られる。具体的な製造法としては外被層5をノズ
ルから吐出を間欠的に行わしめて形成してから外
被層6を形成し、全般を成形機構の如きで一様な
径に上げるが、第4、5図の場合には硬質外被層
5を切断しつつ層着してから軟質外被層6を上述
同様に形成することができる。軟質外被層6の形
成素材としては従来から一般的に知られている塩
化ビニル系またはポリエチレン系その他の軟質な
ものが採用され、又硬質外被層5としてはポリア
セタール系合成樹脂材などを採用することができ
ることは明らかである。
上記したような本考案によるときはその硬質外
被層5部分によりこの種同軸導電線に適当な剛直
性を附与することができて公知のようなアンテナ
伸縮操作用ワイヤなどにおけると同様にドラム又
はプーリなどを利用した伸縮操作を的確に実現せ
しめ得ることとなり、しかも従来の軟質樹脂又は
ゴム質で一様に形成された外被絶縁層4上に更に
硬質材による被覆を施すものでないからその製作
が容易で大径化することがなく。両外被層5,6
が軸方向において交互に形成されたものであるか
ら前述のような巻取り巻戻し操作を受けても両外
被層5,6間でスリツプや剥離を生ずることがな
く、耐用性に優れ、しかも該導電線の径を軸方向
において同径としたのでドラムやプーリに巻取る
場合に嵩張ることがなく、又伸縮操作を溝または
パイプ中をスライドさせて安定且つ的確な操作目
的達成を図らしめるなどの作用効果を有してお
り、実用上製作上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は従来の同軸導電線についての横断面
図、第2図は本考案の1例についての第3図…
線にそつた第1図と同様な横断面図、第3図は
その部分切欠一部省略側面図、第4図は本考案の
他の実施形態についての第5図…線にそつた
横断面図、第5図はその第3図と同様な断面図で
ある。 然してこれらの図面において、1は芯線、2は
中間絶縁層、3は外被導体層、5は硬質外被層、
6は軟質外被層を夫々示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 同軸に導電線を設けると共に外被層の形成さ
    れた同軸導電線において、その外被層を軸方向
    で硬質材と軟質材により交互に形成し、しかも
    該外被層の施された前記同軸導電線の径を軸方
    向において同径状としたことを特徴とする同軸
    導電線。 (2) 軸方向において所要の間隔を採つて硬質外被
    層を配設せしめ、これに軟質外被層を一体に覆
    着させた実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の同軸導電線。
JP1981000899U 1981-01-09 1981-01-09 Expired JPS6226888Y2 (ja)

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JP1981000899U JPS6226888Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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JPS57115118U JPS57115118U (ja) 1982-07-16
JPS6226888Y2 true JPS6226888Y2 (ja) 1987-07-10

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ID=29799437

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105758A (en) * 1976-03-01 1977-09-05 Mitsubishi Electric Corp Snalog input signal conversion unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52105758A (en) * 1976-03-01 1977-09-05 Mitsubishi Electric Corp Snalog input signal conversion unit

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JPS57115118U (ja) 1982-07-16

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