JPS62268630A - フイルム包装体 - Google Patents

フイルム包装体

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Publication number
JPS62268630A
JPS62268630A JP11239586A JP11239586A JPS62268630A JP S62268630 A JPS62268630 A JP S62268630A JP 11239586 A JP11239586 A JP 11239586A JP 11239586 A JP11239586 A JP 11239586A JP S62268630 A JPS62268630 A JP S62268630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roll
packing
atmosphere
polyethylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP11239586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
山口 容
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は保管または輸送中におけるロールフィルムの寸
法変化を防止するフィルム包装体に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、プラスチックフィルム、とくには軟質ポリ塩化ビ
ニル系収縮フィルムのロールでは保管または輸送中に幅
方向の収縮を起し易く、これを抑制するために、■ロー
ルの保管または輸送のさいに、望ましくは20℃以下で
保冷する方法がとられているが、この方法には倉庫の保
冷費、保冷輸送費、およびユーザー側での保冷・保管費
が嵩むという問題があり、また■フィルムロールを30
〜40℃で養生した後、ロールの両側を裁断して所定の
幅に整える方法では収縮フィルムに固有の加熱・収縮の
機能が大幅に損われるほか、製品の歩留まりを低下させ
る。
他方、軟質ポリ塩化ビニル系ストレッチフィルムのロー
ルでは、保管または輸送中にロールの中芯部寄りの部分
が伸長してロールの幅方向へせり出し易く、これを抑制
するには■低引落しで巻き取る方法、■フィルム表面へ
の防曇剤などのブリードを抑制するためにその練り込み
量を極力減少させる方法、■上記■と同様に35〜50
℃で養生した後、ロールの両側を裁断して所定の寸法に
整える方法などがある。しかし、■の方法は巻き取りの
際に空気を巻きこみやすく、フィルムロールの外観を不
透明な銀白状のものとし、商品価値を低下させるほか、
100m/min以上の高速での巻き取りではシワが入
りやすく製品不良となる。
■の方法は、とくに自動包装機用フィルムでは防曇剤の
ブリードによるフィルムの滑り性の保持が包装適性上不
可欠であるがために、実際上採用できない状態にある。
■の方法は紙管の外側にまでフィルムがせり出し、サイ
ドカットを行なうさいに、チャックが紙管内に完全に装
着できず、不良品を生じやすいという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、プラスチックのロール状フィルムの保管また
は輸送中における寸法安定性を保持しうるフィルム包装
体を提供することを目的とし、この包装体内の雰囲気の
絶対湿度を10g/rn’以下にして、プラスチックの
フィルムロールを透湿性の低いプラスチックフィルムで
密封包装したことを要旨とするものである。
すなわち、本発明はプラスチックのフィルムロールにお
ける上記した従来の問題点を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、フィルムロールを絶対湿度で10 g / 
rn″以下という低湿度の雰囲気下に保持して保管すれ
ば、フィルムの寸法安定性を充分に確保しうろことを見
出し完成されたものである。
これを具体的に説明すると、まずこの発明に適用される
被包装材としてのプラスチックのロール状フィルムには
、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジェン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリアミド、ポリカーボネートなどの各樹脂から
なる収縮またはストレッチフィルムが挙げられる。
本発明は前記した問題点の発生という見地からこれらプ
ラスチックフィルムの内でも比較的可塑剤を多く含有す
る軟質プラスチックフィルムに対してとくに有効である
これらの収縮およびストレッチフィルムの製法を軟質塩
化ビニル系樹脂を例にして説明すると、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対し、可塑剤15〜50重量部を含有
させた組成物をTダイまたはインフレーション法でシー
ト状に押出し、温度70〜140℃で1軸または2軸延
伸する方法、および同様の組成物を180〜220 ’
Cで溶融し、同様にして押出し、冷却ロールで冷却固化
して引き取った後、複数のロールを経て巻取機に送り、
そこで耳のトリミングと製品幅のスリットを行なって紙
管に巻取る方法によって行なわれる。
一方、これらのロール状のフィルムの包装材として用い
られる透湿性の低いプラスチックフィルムには非透湿性
または透湿度がl OOg/m/24Hr以下のものが
良く、これには例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリビニリデンクロライド、またはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体などのモノフィルム、または上記の材料を主
体にしたラミネートフィルムが挙げられる。
これらのフィルムの内では密封包装時の作業性の点から
ポリエチレンフィルムが好ましい。
さらに、包装体内の絶対湿度を10g/rn’以下に保
持する雰囲気は空気、不活性ガス等フィルムに影響を与
えないものであればいかなる気体でも良いが、一般には
空気が採用される。
絶対湿度を10 g / Tn1″以下に保つ方法には
、(D絶対湿度が10 g / rn’以下の雰囲気下
で包装する方法。
■包装体内の空気を絶対湿度が10g/rn’以下の雰
囲気と置換する方法。
■包装体内に吸湿剤を装入する方法。
などがある。
■の方法の実施に際してはフィルム面への調湿雰囲気の
接触が充分に行なえ、且つ、外気との接触により、処理
効果が減退することのないように、少なくともフィルム
の巻取り部分を含むフィルムの製造工程で行なうことが
重要である。更にこの領域内の絶対湿度を一定に保持す
るために密封状態もしくは外気とある程度隔絶された状
態にすることが望ましい。雰囲気は10g/rn”以下
の絶対湿度にすることが必要で、これによって20℃に
おける関係湿度を巨5%以下に保つことができる。
この雰囲気内に配置されてその絶対湿度を検知するセン
サには吸湿によって電気抵抗が変わる半導体を利用した
サーミスタ湿度センサ、塩化リチウム溶液表面の吸湿性
とその水溶液の電気伝導度の変化を利用したセンサ等が
あり、この内ではサーミスタ湿度センサが好ましい。セ
ンサで検出された信号は電子回路によって電圧信号に変
換し、乾燥気体の発生手段における燃料の供給弁に伝え
られ、その供給量を制御する。制御方式にはオンオフ制
御と比例制御とがあるが品質の連続性を考慮して後者の
方が望ましい。
■の方法は包装体内に上記と同様にして生成した絶対湿
度が1o g/rn’以下の乾燥気体をノズルで吹き込
んでからシールすることにより達成される。
■の方法において包装体に入れられる吸湿剤は。
例えば塩化カルシウム、粒状ソーダ石灰、過塩素酸アグ
ネシウム、五酸化リン、シリカゲル等が好ましい。これ
らの吸湿剤は、布、紙、不織布、孔開きフィルム等の小
袋に装入するのが好ましく、この小袋は、これに入れら
れる吸湿剤の種類によって選択される。また、包装体に
入れられる吸睡剤の量は幅300nwn、長さ1000
mmのロールフィルムあたり10g以上、好ましくは1
5g以上である。
本発明によるフィルム包装体は内部を絶対湿度で10g
/rn’以下に保持してフィルムロールを、必要に応じ
て吸湿剤とともに、上記の透湿性の低い合成樹脂フィル
ムで密封包装することが重要であり、その方法は開口部
を熱溶着あるいは適当な接着剤を用いる方法等、従来知
られたいかなる手段を用いてもよい。
実施例 1゜ それぞれ幅300mm、長さ1000mの軟質ポリ塩化
ビニル樹脂からなる収縮フィルム!およびストレッチフ
ィルム■を、ロールに巻取り、包装体内の湿度を変えて
、ポリエチレン樹脂フィルムで密封包装し、35°Cで
120時間保存後の収縮幅およびせり出しく伸長)幅を
測定したところ、第1表に示す結果が得られた。
実施例 2゜ 実施例1と同様のフィルムI、Hのロールと。
吸湿剤としてのシリカゲルとを、35℃、関係湿度80
%の条件下でポリエチレンフィルムにより包装し、その
場所に120時間放置後、包装体内の湿度と各フィルム
ロールの収縮幅およびせり出しく伸長)幅を測定したと
ころ、第2表に示す結果が得られた。
第1表 第 2 表(本巻き付は折り込み) なお、収縮フィルムロールIの収縮幅は20mm以下を
、ストレッチフィルムロール■の伸長幅は4mm以下を
、それぞれ合格値とする。
(発明の効果) 1.収縮フィルムロールにおける効果 1)収縮フィルムロールの輸送および保存中における幅
方向の収縮を抑制することができるので、出荷時の規格
幅に加える増し幅を減少させ、原材料費を節約できる。
2)収縮抑制効果を同等とした場合、従来の保冷による
方法に比べ、それに要する費用を1710〜1/3に減
らすことができる。
2、ストレッチフィルムロールにおける効果3、両者に
共通する効果 ロールの幅方向の不同に伴うクレームを減少できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、包装体内の雰囲気の絶対湿度を10g/m^3以下
    にして、プラスチックのフィルムロールを透湿性の低い
    プラスチックフィルムで密封包装してなるフィルム包装
    体。 2、透湿性の低いプラスチックフィルムが、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、エチレン酢
    酸ビニル共重合体から選択されるモノフィルムまたは2
    以上ラミネートフィルムである特許請求の範囲第1項に
    記載のフィルム包装体。 3、包装体内にフィルムロールとともに吸湿剤を装入し
    てなる特許請求の範囲第1項に記載のフィルム包装体。 4、吸湿剤が、塩化カルシウム、粒状ソーダ石灰、過塩
    素酸マグネシウム、五酸化リン、生石灰、およびシリカ
    ゲルの一種以上からなる特許請求の範囲第3項に記載の
    フィルム包装体。 5、フィルムロールが、収縮またはストレッチフィルム
    のロールである特許請求の範囲第1項に記載のフィルム
    包装体。
JP11239586A 1986-05-16 1986-05-16 フイルム包装体 Pending JPS62268630A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014019056A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Konica Minolta Inc フィルムロール梱包体およびその製造方法
JP2018035315A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 三菱瓦斯化学株式会社 工業用ポリアミドフィルムの保存方法
WO2024135242A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 信越化学工業株式会社 石英ガラスクロスの梱包方法

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