JPS62268613A - 成型用の溶解性中型 - Google Patents
成型用の溶解性中型Info
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- JPS62268613A JPS62268613A JP61112542A JP11254286A JPS62268613A JP S62268613 A JPS62268613 A JP S62268613A JP 61112542 A JP61112542 A JP 61112542A JP 11254286 A JP11254286 A JP 11254286A JP S62268613 A JPS62268613 A JP S62268613A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は熱硬化性材料または熱硬化性材料を基材とし
た複合材料で中空部材を成形製作する場合、その成形に
用いる中型の改良に係る。
た複合材料で中空部材を成形製作する場合、その成形に
用いる中型の改良に係る。
（従来技術と解決すべき問題点）
航空機、自動車等の運搬機関、或いは遠心分離機等の機
器部品として熱硬化性材料または熱硬化性材料を基材と
する複合材料（以下熱硬化性材料という）で製作した中
空部材は軽量で強度が大きいものが得られるので広く使
用されるようになって来た。
器部品として熱硬化性材料または熱硬化性材料を基材と
する複合材料（以下熱硬化性材料という）で製作した中
空部材は軽量で強度が大きいものが得られるので広く使
用されるようになって来た。
例えば第３図に示すような中空部材の場合、従来の成形
方法としては一般に第４〜６図に示すような分割型を用
いて、此の上に熱硬化性材料を着せて成形することが行
われている。即ち成形用中型１１を中央分割型１２と左
右分割型１３．１４と上下の分割型１５．１６の五個に
分割し、これを組合わせて第４図に示すように左右端部
に止め金具１７．１７を被せ、ボルト締めして分割型を
一体とする。
方法としては一般に第４〜６図に示すような分割型を用
いて、此の上に熱硬化性材料を着せて成形することが行
われている。即ち成形用中型１１を中央分割型１２と左
右分割型１３．１４と上下の分割型１５．１６の五個に
分割し、これを組合わせて第４図に示すように左右端部
に止め金具１７．１７を被せ、ボルト締めして分割型を
一体とする。
これに製品用材料を着せて加熱硬化させたのち左右の止
め金具を取外し、中央分割型１２を図において横方向へ
抜取り、その空所に上分割型１５（または上分割型）を
移動させて型の凸部が製品の凹部から外れてから横方向
へ抜取り、次に同様にして下（または上）分割型１６を
抜取り、次に中央分割型１２と上下分割型１５．１６と
を抜取った跡の空所に左（または右）分割型１３を移動
させて横方向へ抜取り、同様にして右（または左）分割
型１４を抜取って中空製品とする。
め金具を取外し、中央分割型１２を図において横方向へ
抜取り、その空所に上分割型１５（または上分割型）を
移動させて型の凸部が製品の凹部から外れてから横方向
へ抜取り、次に同様にして下（または上）分割型１６を
抜取り、次に中央分割型１２と上下分割型１５．１６と
を抜取った跡の空所に左（または右）分割型１３を移動
させて横方向へ抜取り、同様にして右（または左）分割
型１４を抜取って中空製品とする。
ところで前記の中型に着せた熱硬化性材料の硬化、加熱
に際して一時的に粘度の低下した熱硬化性材料の樹脂が
上下分割型と左右分割型の間の隙間に侵入して硬化し、
分割型の合わせ面に付着するためその除去作業にかなり
の工数を必要とする上に、成形中型の分解或いは組立は
手作業になり、無人化運転が出来ない。或いは各分割型
が細長くなる結果中型の剛性が低下し、長尺物には不適
当になり、その上高温の下で各分割型は変形して合わせ
目の隙間が太き（なり、寿命が短いなどの問題があり、
更には製品内面の型の合わせ目にいばりを生ずる等の不
都合がある。
に際して一時的に粘度の低下した熱硬化性材料の樹脂が
上下分割型と左右分割型の間の隙間に侵入して硬化し、
分割型の合わせ面に付着するためその除去作業にかなり
の工数を必要とする上に、成形中型の分解或いは組立は
手作業になり、無人化運転が出来ない。或いは各分割型
が細長くなる結果中型の剛性が低下し、長尺物には不適
当になり、その上高温の下で各分割型は変形して合わせ
目の隙間が太き（なり、寿命が短いなどの問題があり、
更には製品内面の型の合わせ目にいばりを生ずる等の不
都合がある。
この発明は上記のような問題点を解決する成形用の中型
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
この発明は、製品の内面形状を形成する成形用中型にお
いて、溶剤によって溶解する材料で作られていることを
特徴とする成形用の溶解性中型に係る。
いて、溶剤によって溶解する材料で作られていることを
特徴とする成形用の溶解性中型に係る。
本発明においては溶剤として例えば希硫酸のごとき酸ま
たは塩、苛性ソーダを含む溶液或いは水が用いられる。
たは塩、苛性ソーダを含む溶液或いは水が用いられる。
これらの溶剤に熔解する中型用材料としては例えば酸に
溶解する炭酸カルシウムのごとき材料粉末が用いられ、
溶剤によって溶解し易くするため粒度分布は均一である
ことが望ましく、粉末粒子間に気孔が多数存在し、溶剤
の浸入を容易にするものがよい。
溶解する炭酸カルシウムのごとき材料粉末が用いられ、
溶剤によって溶解し易くするため粒度分布は均一である
ことが望ましく、粉末粒子間に気孔が多数存在し、溶剤
の浸入を容易にするものがよい。
このような材料粉末に結合剤として例えば熱硬化性シリ
コン樹脂を微量加えて混合したのち、所望の形状に成形
、硬化させる。
コン樹脂を微量加えて混合したのち、所望の形状に成形
、硬化させる。
（実施例）
次に実施例について述べる。中型用材料として炭酸カル
シウムの粉末を用い、これに粘結剤として熱硬化性シリ
コン樹脂を少量添加してミキサーで混合し、これを用い
て冷間等方圧プレスで中央貫通型３を中心としてその周
りに所要形状の外殻２を成形し、電気炉で加熱、硬化さ
せた。なお中央貫通型３は外殻２を形成したのちその中
心部に挿入してもよい。
シウムの粉末を用い、これに粘結剤として熱硬化性シリ
コン樹脂を少量添加してミキサーで混合し、これを用い
て冷間等方圧プレスで中央貫通型３を中心としてその周
りに所要形状の外殻２を成形し、電気炉で加熱、硬化さ
せた。なお中央貫通型３は外殻２を形成したのちその中
心部に挿入してもよい。
外殻２の周りに中型用材料としてガラス繊維にエポキシ
樹脂を含浸したＦＲＰプリプレグシートを所要厚さに巻
きつけ所定寸法形状に成形した。
樹脂を含浸したＦＲＰプリプレグシートを所要厚さに巻
きつけ所定寸法形状に成形した。
これを加熱して硬化させたのち、中央貫通型３を抜取り
、希硫酸を溶剤としてその中に浸漬したところ成形中型
１は溶解して崩壊し、容易に取除くことができ、製品４
と分離することができた。
、希硫酸を溶剤としてその中に浸漬したところ成形中型
１は溶解して崩壊し、容易に取除くことができ、製品４
と分離することができた。
製品は液から取出し、洗浄、乾燥した。
得られた製品内面には鋳張り、割れ等の欠陥なは無く、
所要の形状をしていた。
所要の形状をしていた。
（効果）
以上説明したように、本発明の中空製品用の溶解性成形
中型を用いれば、中型は一体型であるから型の組立或い
は分割取出し等の作業或いは付着材料の除去作業が不要
になり、かつ中型は溶剤液中に浸漬するだけで除去出来
るから中空製品の製作の自動化も容易になる。
中型を用いれば、中型は一体型であるから型の組立或い
は分割取出し等の作業或いは付着材料の除去作業が不要
になり、かつ中型は溶剤液中に浸漬するだけで除去出来
るから中空製品の製作の自動化も容易になる。
また中空製品の内面形状も所望の形状寸法のものが得ら
れ、或いは中央貫通型を太く、剛性を大きくすることが
出来るので長尺ものの製作にも使用できる等、製品品質
の向上が期待され、その上溶解性の成形中型は冷間等方
圧プレス及び自動研削盤により簡単に成形、精度出しが
可能になり、全システムの自動化、省人化が可能になる
ので量産にも好適である等実用上の効果がきわめて大き
い。
れ、或いは中央貫通型を太く、剛性を大きくすることが
出来るので長尺ものの製作にも使用できる等、製品品質
の向上が期待され、その上溶解性の成形中型は冷間等方
圧プレス及び自動研削盤により簡単に成形、精度出しが
可能になり、全システムの自動化、省人化が可能になる
ので量産にも好適である等実用上の効果がきわめて大き
い。
第１図は本発明の成形用中型の一例を示す一部破砕正面
図、第２図は同じく側面図、第３図は成形用中型を使用
して製作した製品の一例を示す一部破砕正面図、第４図
は従来の分割型の成形用中型の一例を示す縦断面図、第
５図は第４図Ｖ−Ｖ断面図、第６図は止め金具１７を取
外した状態の側面図である。 １・・・成形用中型、２・・・外殻、３・・・中央貫通
型、４・・・中空製品
図、第２図は同じく側面図、第３図は成形用中型を使用
して製作した製品の一例を示す一部破砕正面図、第４図
は従来の分割型の成形用中型の一例を示す縦断面図、第
５図は第４図Ｖ−Ｖ断面図、第６図は止め金具１７を取
外した状態の側面図である。 １・・・成形用中型、２・・・外殻、３・・・中央貫通
型、４・・・中空製品
Claims (1)
- 製品の内面形状を形成する成形用中型において、溶剤に
よって溶解する材料で作られていることを特徴とする成
形用の溶解性中型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61112542A JPH0767699B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 成型用の溶解性中型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61112542A JPH0767699B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 成型用の溶解性中型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62268613A true JPS62268613A (ja) | 1987-11-21 |
| JPH0767699B2 JPH0767699B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=14589253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61112542A Expired - Lifetime JPH0767699B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 成型用の溶解性中型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767699B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02238912A (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-21 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 中空部を有する成形品の成形方法 |
| JPH03272832A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-04 | Uchihama Kasei Kk | 繊維強化熱硬化性樹脂製中空体の製造法 |
| US5538677A (en) * | 1991-05-28 | 1996-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of producing elastic roller whose external curved surface cylindrical shape is of varying diameter |
| US6426027B1 (en) * | 2000-05-17 | 2002-07-30 | Neptune Technology Group, Inc. | Method of injection molding for creating a fluid meter housing |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013738A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-13 | ||
| JPS5997740A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋳型 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61112542A patent/JPH0767699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013738A (ja) * | 1973-06-11 | 1975-02-13 | ||
| JPS5997740A (ja) * | 1982-11-26 | 1984-06-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 鋳型 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02238912A (ja) * | 1989-03-14 | 1990-09-21 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 中空部を有する成形品の成形方法 |
| JPH03272832A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-04 | Uchihama Kasei Kk | 繊維強化熱硬化性樹脂製中空体の製造法 |
| US5538677A (en) * | 1991-05-28 | 1996-07-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of producing elastic roller whose external curved surface cylindrical shape is of varying diameter |
| US6426027B1 (en) * | 2000-05-17 | 2002-07-30 | Neptune Technology Group, Inc. | Method of injection molding for creating a fluid meter housing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0767699B2 (ja) | 1995-07-26 |
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