JPS6226795A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS6226795A
JPS6226795A JP16438985A JP16438985A JPS6226795A JP S6226795 A JPS6226795 A JP S6226795A JP 16438985 A JP16438985 A JP 16438985A JP 16438985 A JP16438985 A JP 16438985A JP S6226795 A JPS6226795 A JP S6226795A
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capacitor
current
transistor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は高圧放電灯のような放電灯を点灯する放電灯点
灯装置に関するものである。
[背景技術] 従来の一般の放電灯点灯装置は安定器をチョークフィル
、トランス、コンデンサ等の単独あるいは組み合わせに
より構成しているため、寸法重量とも大きかった。
この点から放電灯点灯装置の小形、軽量、高効率化が望
まれており、そのために放電灯を高周波点灯させること
が考えられている。例えば蛍光灯の点灯装置ではスイッ
チングトランスシタ、サイリスク等を用いた高周波点灯
装置が実用化されている。
高圧放電灯の点灯装置においても高周波を利用すると、
蛍光灯と同様な効果が得られるが、高圧放電灯を高周波
点灯すると音響的共鳴現象に起因するアークの不安定が
存在することが従来から知られている。ここで高圧放電
灯の高周波点灯時に発生する上記アークの不安定の形成
メカニズムは下記の様なものと考えられる。即ち、(1
)電気入力の高周波変動、(2)発光管内〃スの圧力変
化、(3)vf別の周波数にて定在圧力波の発生、(4
)限度以上の圧力振幅によりアークの不安定が発生等が
ある。
尚ここで「特別の周波数」とは所謂音響的共鳴周波数で
あってアークのデイメンシヨン(現実的には発光管形状
)と、発光管内の音速で決まるものであり、上記音速は
〃大の平均分子量とイオン温度が決まれば決まるので、
それらの値さえ分かれば比較的簡単に求めることができ
る。また[限度以上の圧力振幅によるアークの不安定さ
」がどの音響的共鳴周波数で起こるのかについては非線
形の領域の問題であって単純にその答えを求める訳には
行かない。
ところで音響的共鳴現象に起因するアークの不安定を解
消する方法として ところで音響的共鳴現象に起因する
アークの不安定を解消する方法としては点灯電源の周波
数を超高周波(例えば100k)1z)とするもの(特
開昭56−11897号公報等)があったが、しかし、
このものは雑音(特にふく耐雑音)の他に、スイッチン
グロスが大きく、実用上問題があった。また点灯電源の
周波数を例えば30KHz〜50KHzの間で変調する
方法のもの(特開昭56−48095号公報等)があっ
たが抑制しきれず、やはり実用上問題があった。また直
流で点灯するもの(特開昭56−98499号公報)も
あったが、しかしながら、ランプ寿命(黒化等)の点で
これまた問題があった。更に矩形波点灯によるものもあ
る。この矩形波点灯が文献「キャラクタリスティックス
・オプ・アコースティカル・レゾナンス・イン・ディス
チャージ・ランブス(Characteristici
s of Acoustical Re5onance
 In[1ischarge Lamps)Jイルミネ
イテイング働エン1 = 7 ’J ンク(ILL[I
MINATING ENGINEERING)1970
年12月P713〜716に示されている。
しかし、この方法ではアークは安定するものの、矩形波
の7ラツトの部分を限流素子として抵抗で負担している
ため大形化し、電力損が大きくなり、また高周波の矩形
波では波形の立ち上がり、立ち下がりが急峻なため、雑
音の問題が生じ、この対策のために大幅なコストアップ
につながるという問題があった。
一方高圧放電灯用点灯装置として、実開昭59−161
00号公報に開示されたものがある。この装置では矩形
波の7ラツト部を高周波成分が重畳された状態にし、且
つ限流素子としてインダクタンスを用いて、装置の小型
化を図っている。しかしこの方法では発振用トランス部
と、チaツバ専用の° 半導体素子とが必要であり、点
灯装置は未だ大型であった。
また米国特許4,170,747号に開示されたものも
ある。第4図は米国特許4,170,747号に示され
ている従来の放電灯点灯装置である。図においてコンデ
ンサ16を接続した電源端子1,2にはトランジスタ3
〜6をブリ7ノ形に接続したスイッチング回路を電流検
出用抵抗13を介して接続し、トランジスタ3〜6には
夫々トランジスタ3〜6の通電方向と逆方向にダイオー
ド7〜10を並列接続し、トランジスタ3.6の接続点
と、トランジスタ4.5の接続点間にはチョークコイル
11と、コンデンサ14を並列に接続した高圧放電灯1
2との直列回路を接続しである。制御回路15は検出電
流に応じてトランジスタ3〜6を制御するための回路で
ある。
第5図(a)〜(d)はトランジスタ3〜6の動作を示
すタイミング図である。
トランジスタ3,4は制御回路15により50/60H
zまたは400Hzでオンオフし、トランジスタ3がオ
ンのときにはトランジスタ5が例えば20 KHz(1
/ T 2 )のデユーティ比可変のオンオフ動作を行
い、トランジスタ4がオンのときにはトランジスタ6が
トランジスタ5と同様のオンオフ動作を行う。また、高
圧放電灯12の極性反転時には4個のトランジスタ3〜
6は同時にオフとなり、休止期間TDを有する。制御回
路15は電流検出用抵抗13の電圧の大小によってオン
オフデユーティ比が変わる。従って、高圧放電灯12に
は高周波リップルを含有した矩形波の交流の電流が流れ
ることになる。
さて第5図(a)〜(d)により更に第4図回路の動作
を説明すると、第5図中のt、〜12間では同図(、)
に示すように低周波動作するトランジスタ3はオン動作
状態であり、トランジスタ5は同図(c)に示す高周波
で動作する状態にある。そしてこの間では同図(b)(
d)に示すようにトランジスタ4,6はオフ状態にある
。トランジスタ5がオンすると、電源、電源端子1、ト
ランジスタ3、チョークコイル11、高圧放電灯12及
びコンデンサ14の並列回路、トランジスタ5、電流検
出用抵抗13、電源端子2、電源の閉回路が形成され、
チョークフィル11に流れる電流I11は一定の傾きを
もって直線的に上昇し、トランジスタ5がオフするとこ
の時の電流I IIとチョークコイル11のインダクタ
ンスの値で決まる帯積されたエネルギが電流を流れ続け
させようとする方向、つまりトランジスタ5がオンして
いる時の電流の向きと同様となり、この時はチョークコ
イル11、高圧放電灯12及びコンデンサ14の並列回
路、ダイオード8、トランジスタ3、チョークコイル1
1の閉回路で蓄積エネルギが放出され、この動作がt2
の時点まで繰り返される。
次のし2〜t、の期間TDでは4つのトランジスタ3〜
6が共にオフ状態であって、この期間電源端子1,2に
接続された電源からの電力供給は行なわれない。
更にし、〜t4間では上記のt+−j2開と基本的に同
じであるがこの間動作するトランジスタは4及び6のト
ランジスタであって、トランジスタ3.5はオフ状態に
ある。つまりトランジスタ6がオンすると、電源、電源
端子1、トランジスタ4、高圧放電灯12及びコンデン
サ14の並列回路、チョークコイル11、トランジスタ
6、電流検出用抵抗13、電源端子2、電源の閉回路で
、またトランジスタ6がオフするとチョークコイル11
、ダイオード7、トランジスタ4、高圧放電灯12及び
コンデンサ14の並列回路、チョークコイル11の閉回
路で電流I IIが流れるのである。尚ここで第4図に
示した電流I11と高圧放電灯12に流れる電流112
の向きはt、−12間であり、t3〜t1間では電流r
l1%I12の向きは逆となる。このようにして高圧放
電灯12には高周波リップルを含有した矩形波状の交流
の電流が流れることになる。
ダイオード9,10は通常の動作では電流は流れないが
過渡時のサーノ電流を流すためのものである。
上記期間TDはトランジスタ3.6または4,5がオフ
している期間(t2〜1+、t4〜ts)を示しており
、これはトランジスタ3,6または4.5が同時にオン
して短絡状態を呈し、点灯装置の破壊に至るのを防止す
るためのデッドタイムである。この同時オンはトランジ
スタ素子のばらつきや温度上昇によって、ストレーツタ
イムが長くなった時や、トランジスタ開のタイミングの
づれによって生じる。
第6図は第5図のし2〜t3付近を拡大して図示したタ
イミング図であり、電流11、■1□及び高圧放電灯1
2′の両端電圧■1□の波形を同図(c)l(d)及び
(e)に示す。t2時点で同図(a)に示すようにトラ
ンジスタ5がオフすると、コンデンサ14の電荷が高圧
放電灯12へ放出されるので、電流I 12は電流I1
1と比べて若干の遅れをもって流れるが、ついには電流
1.□は零となる。つまりランプ電流たる電流11□に
休止が生じることになる。次にt。
では電流I 12の極性が変わり、同図(b)に示すよ
うにトランジスタ6が動作する。電流112はt1時点
の直前までは零であるので、高圧放電灯12の両端電圧
V12はhの時点の直後に高くなる。これは放電灯特有
の現象であり、電流112が零になることによって、発
光管のイオンの消滅が起こり、1、時点では点灯を維持
するために放電灯12の両端には高い電圧が必要となる
。この電圧が所謂再点弧電圧である。電流11□の零の
期間が艮くなりすぎると、t5時点で電圧を与えても点
灯維持できず、立ち消えとなる場合もある。又立ち消え
に至らずども再、転弧電圧が高くなり供給する電圧付近
にまで達するとちらつきが生じることもある。蛍光灯の
場合は上記現象が少し緩和されるが、高圧放電灯の場合
は少しの休止が生じても再点弧電圧の上昇が顕著である
期間TDは同時オンを防止するために設けているが上記
のように電流11□に休止が生じ再点弧電圧が上昇して
ちらつきが生じたり、ひどいときには立ち消えすること
があった。また再点弧電圧の上昇は電極の消耗を早め、
ランプ寿命を短くする恐れがあり、又電源の急変低下に
よって立、ち消えしやすいという問題がある。特に高圧
放電灯の中でも低ワツトはど電流112の休止による再
点弧電圧の上昇度合が大きく、厄介なものである。
そこで同時オンを上記期間TDで防止しながら、上記の
問題点を解決する方法とし、高圧放電灯12に並列に接
続したコンデンサ14の容量を大きくして、期間TDで
は電流112が零にならないようにする方法がある。
つまり高圧放電灯12を等価的な抵抗と考え1、CRの
時定数と期間Toとの関係でCの容量を求め、その値に
ふされしいコンデンサ14を選定する方法である。しか
しながらこの方法も次のような問題点があった。
この問題点を第7図、第8図により説明する。
第7図は第4図の主回路の部分を取り出した回路で、抵
抗R1□は高圧放電灯12の等価的な抵抗を示し、コン
デンサC14はコンデンサ14と同等なものとしである
。ここで本発明者らが実験検討した定数を示すと、チョ
ークコイル11のインダクタンス値は1.OmH,コン
デンサCI4の容量は0.1μFで、抵抗R12の抵抗
値は定常点灯時100Ωとなる。ところで上記第6図(
d)に示した期間TDの斜線部分はコンデンサ14によ
って高圧放電灯12に流れ込む電流の一つの代表的な例
であるが、上記の定数でこの部分について第7図に基づ
いて更に説明する。尚第4図回路におけるトランジスタ
6.5は40KHzでスイッチングしているものとする
まず期間TDではトランジスタ6.5は共にオフ状態で
あるから、実質的には抵抗R1□とコンデンサCI4の
閉回路のみについて考えればよ(、つまりコンデンサC
I4の電荷の放出によって抵抗RI2に流れる電流I 
R12がどのようになるのかであり、期間Toを考慮し
てIR+2に休止を生じさせないコンデンサC14の容
量を計算により求めればよい。
この場合抵抗R12はあくまで高圧放電灯12に対して
等価的な抵抗であり、実際には高圧放電灯12であるか
ら刻々とインピーダンスが変化しているので精度は言及
出来ないが、傾向左しては判断できるものである。
さて抵抗R12とコンデンサCI4の閉回路において第
6図のt2時点付近で、コンデンサCI4は第7図に示
す極性に充電される。従って抵抗RI2へ流れる電流l
R12は矢印で示す方向となる。コンデンサCI4の電
荷が抵抗R12を介して流れる電流はe  t/(cz
・旧2)の時間的な変化によって零に向かって減少して
いく。第6図のL2直後は電流II+の電流が抵抗R1
2に若干流れるが、電流I+2の斜線部分では上記の式
のように減少していく。
第8図は縦軸をK +:’:et/ (cz ・R+2
)とし、横軸を時間t(μsec )で対数スケールに
より表したグラフである。そして同図中曲線Aはコンデ
ンサCI4の容量を0.1μF1抵抗R12の値を10
0としたときのものである。曲線BはコンデンサCI4
の容量を0.1μF、抵抗R1□の値を10Ωとしたと
きのものである。ここで10Ωは高圧放電灯12の始動
直後の状態での等価抵抗である。
ところで上記期間TDはどの程度に設定すれば良いかは
主としてトランジスタ素子のストレージタイムLsrg
が一応の目安となり、このタイムは素子の容量、スイッ
チングスピードの性能等によって幅広い値を持つ。また
素子間のばらつきや温度上昇により長くなる。ここでス
トレージタイムtsrgは2μsec〜数十μsecで
あり、このため期間TDは数十μsecは必要となる。
設計品質上余裕を大きくとると期間TDは長くなり、ま
たストレーツタイムLsrgが短くスイッチング特性の
良い素子を使用すると非常にコストアップとなる。
第8図の曲iAは定常点灯時で抵抗R1□が大きいので
、電流がほぼ零付近になるのはt=50μSeeである
。始動直後は定常時よりも一般に電流を大きくしている
が、抵抗R1゜が数Ωから数十Ωと小さいので、R,2
=10Ωとすれば曲線Bのようになる。曲線の傾きは放
電灯によって様々であるが、始動直後ではコンデンサC
1,による電荷の放出が極端に速くなることが分かり、
t=5μSeeにしても定常時の再点弧電圧はランプ電
圧のばらつきによって変化するので、上昇していく恐れ
が多分にあり、始動直後から定常点灯へ移行する際の休
止は避けられないことが分かる。このためにコンデンサ
CI4を大きくする方法がある。これは本発明者らの実
験により確認されている。つまり始動時の抵抗R12の
値を考慮してA曲線のようにするにはCI4・R1□の
時定数からC,、=10μFにすればよいことになる。
これはコンデンサCI4を少なくとも10倍にしなけれ
ばならなくなって、コンデンサCI4は非常に大きくな
り、大幅なコストアップとなる。
尚圧政電灯の中で特にメタルハライドランプは始動直後
にスパイク電圧が発生しやすく始動時に電流■1□の休
止が生じると直ぐに立ち消えなどの不都合が生じないよ
うに電源端子1,2間の電圧を何等かの方法で高くする
こともで軽るが、この部分のコストアップが大型化し、
しかも再点弧電圧による電極への消耗は依然として残る
以上のような問題前を解決する方法として本発明者らは
第9図に示すような放電灯点灯装置を案出している。こ
の回路では所謂フルブリッジ構成となっており、スイッ
チング素子であるトランジスタ17,18,19,20
及びダイオード21,22.23.24は第5図回路の
トランジスタ5,6堂3.4及びダイオード9,10,
7.8と基本的動作は同じなものである。そして第4図
回路では高周波によりスイッチングするトランジスタ5
,6が電源の一側に、低周波によりスイッチングするト
ランジスタ3,4が電源の+側にあるのに対して、第9
図回路では低周波兼高周波用のスイッチング素子である
トランジスタ17.18が電源の一側に、低周波でスイ
ッチングするトランジスタ20゜19が電源の一側に設
けである点で相違するとともに、高圧放電灯12とイン
ダクタンス素子、25の直列回路に対してコンデンサ1
4を並列接続しである点で相違している。尚制御回路1
5及び電流検出用抵抗13は省略している。 而して第
9図回路ではトランジスタ17がオンすると、電源、電
源端子1、トランジスタ17、チョークコイル11、高
圧放電灯12とインダクタンス素子25の直列回路に対
してコンデンサ14を並列接続しである回路、トランジ
スタ19、電源端子2、電源の閉回路が形成され、トラ
ンジスタ17がオフすると、チョークフィル11、高圧
放電灯12とインダクタンス素子25の直列回路に対し
てコンデンサ14を並列接続しである回路、トランジス
タ19、ダイオード24、チョークコイル11の閉回路
が構成される。またトランジスタ18がオンすると、電
源、電源端子1、トランジスタ18、高圧放電灯12と
インダクタンス素子25の直列回路に対してコンデンサ
14を並列接続しである回路、チョークコイル11、ト
ランジスタ20、電源端子2、電源の閉回路が形成され
、トランジスタ18がオフすると、チョークコイル11
、トランジスタ20、ダイオード23、高圧放電灯12
とインダクタンス素子25の直列回路に対してコンデン
サ14を並列接続しである回路、チョークコイル11の
閉回路が構成される。
第2図のL2に対応する時点ではコンデンサ14は第9
図に示す極性となっており、区間TDでは、コンデンサ
14、高圧放電灯12、インダクタンス素子25の閉回
路が構成されで、コンデンサ14の電荷の放出が振動電
流となり、高圧放電灯12に流れる電流11□は連続性
を保ちながらこの間に極性を反転し、し1時点ではトラ
ンジスタ18がオンして電流112には休止を生じるこ
となく反転を完了する。また高圧放電灯12の両端電圧
V12も電流11□とほぼ同様な波形となり、再点弧電
圧は極小となる。
ここでインダクタンス素子25のインダクタンス値L1
を1mtlとし、コンデンサ14の容量C74を0.1
μFとすると、高圧放電灯12の抵抗を無視しても振動
周波数fは1/2π L、C,、となり、約16KHz
となって、周期は約63μSeeとなる。ここで実際に
はこ高圧放電灯12の抵抗成分が入るので振動周波数f
は低くなって、周期が長くなる。而してこのような動作
から高圧放電灯12と直列に少しのインダクタンス値を
持つインダクタンス素子25を接続することによって上
述の問題点を解消することができる。
しかしながらこの第9図回路では第10図に示すように
上記の極性が反転した直後にトランジスタ18がオンし
た場合急峻なサージ電流が流れることがある。
第10図の波形は次の部分の波形を示す。つまり同図(
a)はトランジスタ17の動作を、同図(b)はトラン
ジスタ18の動作を示し、又同図(c)は入力電流1.
で、この入力電流■1はトランジスタ17.18のコレ
クタ電流に対応する。同図(d)はチョークボイル11
に流れる電流1.を示し、又同図(e)はコンデンサ1
4に流れる電流I 14を示す。同図(f)はコンデン
サ14の両端電圧V14を示し、同図(g)は高圧放電
灯12に流れる電流112を示す、さてt2〜t3の区
間TDではほぼコンデンサ14、高圧放電灯12、イン
ダクタンス素子25の閉回路の動作となり、コンデンサ
14の電荷がインダクタンス素子25を介して高圧放電
灯12へ放出され、この時振動電流がこれらの回路定数
に応じた周期で流れる。t3の時点では電圧V口は再び
第9図の極性となり、この条件でトランジスタ18がオ
ンすることになる。つま9tコの時点では電圧V1.の
電圧の向きが第10図の極性になるのでトランジスタ1
8がオンすると、直流電源電圧V、。と電圧■、4が前
極的になって、第10図(c)に示した電流I、の如<
ti時点付近では急峻な電流となり、電源端子1、トラ
ンジスタ18、コンデンサ14、トランジスタ20、電
源端子2の回路で流れることになる。し、〜t6間でも
同様なサージ電流が流れることになる。
従ってこのようなサージ電流が生じることにより使用ト
ランジスタ素子のストレス(スイッチングロス、パルス
電流に対する耐量等)の増大や、雑音、騒音が大きくな
る等という問題が出てくることになり、結果トランジス
タ素子の耐量を上げ且つ雑音、騒音に対する対策等によ
るコストアップや、装置の大型化になるという欠点があ
った。
[発明の目的J 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたものでその目的
とするところは極性の反転時のサージ電流を解消してス
イッチング素子のストレスを低減するとともに、デッド
タイムの時間設定に自由度を持たせ、極性反転時の過渡
現象によるa′Jiな動作を緩和して安定な動作が得ら
れる放電灯点灯装置を提供するにある。
[発明の開示] 本発明は第9図回路におけるコンデンサ14の電圧v1
4の電圧の向きと、11時点でのトランジスタ18がオ
ンするタイミングについて着目し、トランジスタ18が
オンする11時点で、コンデンサ14の充電電圧の極性
が直流電源電圧VDCに対して減極性となるようにタイ
ミングを設定することを特徴とするものである。
以下本発明を実施例により説明する。
K1九1 本実施例は基本的に回路構成は第9図回路と同じである
から、回路構成は省略し、第9図に沿って説明する。ま
ず従来回路では1.の時点で、直流電源電圧■。。十■
7.となっているため、実質的に電源電圧が高められた
状態となり、トランジスタ18がオンしたときの電流は
急峻なものとなっているが、本実施例ではコンデンサ1
4又はインダクタンス素子25の値を変えて、高圧放電
灯12、インダクタンス素子25、コンデンサ14の閉
回路での振動周波数を下げである。而して第1図に示す
t1時点では同図(d)に示すコンデンサ14の電圧V
14の極性は同図(b)に示すようにトランジスタ1B
がオンしたとき、直流電源電圧VDCに対して減極的に
なっているため、入力電流11にはサージ電流は同図(
c)に示すように生じないのである。尚コンデンサ14
は期間To付近以外では振動電流は流れず、高周波成分
の電流を殆ど流し、高圧放電灯12には低周波電流を流
すものである。
又、動作上コンデンサ14とチョークコイル11とのイ
ンピーダンスの関係はチョークコイル11の方がコンデ
ンサ14に比べてインピーダンスが数倍から数十倍であ
るので、チョークコイル11に流れる電流は殆どチョー
クフィル11と高圧放電灯12とで支配され、インダク
タンス素子25は低周波動作での限流要素としての機能
は殆どない。
犬JLL虹 本実施例も基本的に回路構成は第9図回路と同じである
から、回路構成は省略し、第9図に沿って説明する。ま
ず従来回路では1+の時点で、直流電源電圧V DC+
 V l 4となっているため、実質的に電源電圧が高
められた状態となり、トランジスタ18がオンしたとき
の電流は急峻なものとなっているが、本実施例ではコン
デンサ14又はインダクタンス素子25の値を変えて、
高圧放電灯12、インダクタンス素子25、コンデンサ
14の閉回路での振動周波数を上げである。而して第3
図に示すコンデンサ14の両端電圧■、4の斜線で示し
た側(Ta、Tb、Tc区闇)のいずれでトランジスタ
18がオンしても入力電流■1としてサージ電流が発生
しなかった。また高圧放電灯12に流れる電流I+2に
ついても休止が生じず、再点弧電圧は低いままであると
いう結果かえられた。尚第1周期目のTa区間で、トラ
ンジスタ18をオンさせるほうが、減極的な効果が大き
いので、このようにするための、振動周波数を選ぶ方が
好ましい。
又コンデンサ14、インダクタンス素子25、高圧放電
灯12の等価抵抗R1□の振動周波数の関係で期間To
を同時オン防止の魚から選定し、本発明の条件を満足す
る定数を設定すればよい。このようにして本実施例にお
いても同時オン防止のための十分な期間Toを有しなが
ら且つサージ電流を防止できるのである。
夫11」一 本実施例は第3図に示すように高周波でオンオフさせる
高周波用のトランジスタ35とチョークコイル11゛の
直列回路を電源端子1に接続したもので、第9図回路に
おけるトランジスタ17゜18の動作をトランジスタ3
5のみで行わせるようにしたものである。
トランジスタ26〜29は極性反転用でいずれも低周波
で動作される。つまりトランジスタ26と28.27と
29はベアで動作し、高圧放電灯ジスタ26,28がオ
ン状態で、トランジスタ27.29がオフとなり1、負
の半サイクルではトランジスタ27.29がオン状態で
トランジスタ26.28がオフである。インダクタンス
素子25、コンデンサ14、高圧放電灯12は第9図に
示すインダクタンス素子25、コンデンサ14、高圧放
電灯12と同様な動作、機能をもつものである。ダイオ
ード301土トランジスタ35がオフの時動作するもの
で、第9図のダイオード23及び22に相当する。ダイ
オード31〜34は通常動作しないが、過渡期のサージ
電流を流すもので、第9図回路のダイオード21.22
に相当する。
而してトランジスタ35がオンのと、き、トランジスタ
26.28が電流I+2の正の半サイクルのオン状態で
、電源、電源端子1、トランジスタ35、チョークコイ
ル11′、トランジスタ26、高圧放電灯12とインダ
クタンス素子25との直列回路にコンデンサ14を並列
接続した回路、トランジスタ28、電源端子2、電源の
閉回路で電流が流れ、トランジスタ35がオフすると、
チa−クコイル11゛、トランジスタ26、高圧放電灯
12とインダクタンス素子25との直列回路にコンデン
サ14を並列接続した回路、トランジスタ28、ダイオ
ード30、チョークコイル11゛の閉回路で電流が流れ
、チョークコイル11゛の蓄積エネルギが放出される。
負の半サイクルではトランジスタ27.29に電流が流
れる以外は同じである。 このような基本的回路動作に
加えて、本実施例では上記期間TD中に振動電流が流れ
る、コンデンサ14、高圧放電灯12、インダクタンス
素子25の閉回路において、極性反転時のコンデンサ1
4の電圧がV14が直流電源電圧VDCに対して減極と
なるように回路定数を設定し、極性反転時の過渡現象に
よる急変な動作を緩和するのである。 尚上記実施例で
はフルブリッジ型のインバータを使用しているが、上記
期間TD中に高圧放電灯12を含めたLCRの振動回路
を形成するものであれば、他の回路、例えばバー7プリ
ツノ型のインバータ回路であっても良い。つまりチョー
クコイル11゛を高周波で動作させ、高圧放電灯12に
は低周波電流112を流すコンデンサ14を具備してい
る回路であればよい。
[発明の効果] 本発明は直流電源に対して少なくとも1対のスイッチン
グ素子の直列回路を接続し、これらのスイッチング素子
を交互に低周波の周期でスイッチングさせるとともに両
スイッチング素子のスイッチングが切り変わる前に共に
オフとなる期間を設定し、直流電源電圧を高周波用のス
イッチング素子でオンオフして限流用インダクタンス要
素を介して得られた高周波出力を上記1対のスイッチン
グ素子のスイッチング期間中に、インダクタンス素子と
高圧放電灯との直列回路にコンデンサを並列に接続して
振動回路を構成する並列回路に印加する放電灯点灯装置
において、上記1対のスイッチング素子のスイッチング
がオフする期間を経て切り変わ時の前記コンデンサの電
圧の方向を上記直流電源の電圧に対して減極となるよう
に上記振動回路の定数を設定したから、極性反転時にサ
ージ電流が流れず、使用スイッチング素子にストレスが
かかるのを防ぐことができ、結果スイッチング素子の耐
量を下げることができ、またサージ電流発生を抑えるこ
とができるから、雑音の発生、騒音の発生が低減でき、
更に振動回路を用いているから、高圧放電灯に流れる電
流に休止期間を生じず、結果総てのスイッチング素子を
極性反転前にオフする期間を定める回路の設計の自由度
が増して、回路膜が容易となりコストの低減化が図れる
という効果があり、さらに低周波点灯であるため高圧放
電灯を点灯させても、音響的共鳴現象によるアークの不
安定をなくし、しかもチョークコイルを高周波で動作さ
せるため小型、軽量化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の動作説明用の波形図、第2
図は本発明の実施例2の動作説明用の波形図、第3図は
本発明の実施例3の回路図、第4図は従来例の回路図、
第5図は同上の動作説明用波形図、第6図は同上の詳細
な波形図、第7図は同上の動作説明用の要部の等価回路
図、第8図は同上の動作説明用のグラフ、第9図は本発
明の基本となる従来例の回路図、第10図は同上の動作
説明用の波形図であり、11.11’はチョークコイル
、12は高圧放電灯、14はコンデンサ、24はインダ
クタンス素子、17乃至20はトランジスタ、35,2
6乃至34はトランジスタ、■DCは直流電源電圧、T
Dは期間である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 IF5図 t(Jtsec) 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電源に対して少なくとも1対のスイッチング
    素子の直列回路を接続し、これらのスイッチング素子を
    交互に低周波の周期でスイッチングさせるとともに両ス
    イッチング素子のスイッチングが切り変わる前に共にオ
    フとなる期間を設定し、直流電源電圧を高周波用のスイ
    ッチング素子でオンオフして限流用インダクタンス要素
    を介して得られた高周波出力を上記1対のスイッチング
    素子のスイッチング期間中に、インダクタンス素子と高
    圧放電灯との直列回路にコンデンサを並列に接続して振
    動回路を構成する並列回路に印加する放電灯点灯装置に
    おいて、上記1対のスイッチング素子のスイッチングが
    オフする期間を経て切り変わる時の前記コンデンサの電
    圧の方向を上記直流電源の電圧に対して減極となるよう
    に上記振動回路の定数を設定したことを特徴とする放電
    灯点灯装置。
  2. (2)高周波用スイッチング素子を上記1対のスイッチ
    ング素子の内の1つで兼用させたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の放電灯点灯装置。
JP16438985A 1985-07-25 1985-07-25 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JPH06101389B2 (ja)

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CA000513906A CA1250345A (en) 1985-07-25 1986-07-16 Discharge lamp driving circuit
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JPS63202892A (ja) * 1987-02-17 1988-08-22 田上 謙二 調光ができ、電源周波数の変動に対応できる高圧放電灯の点灯装置
JPS63205097A (ja) * 1987-02-18 1988-08-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ウイ 放電ランプ給電用dc−acコンバータ回路
JPH03167791A (ja) * 1989-11-27 1991-07-19 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置

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