JPS6226741Y2 - - Google Patents

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JPS6226741Y2
JPS6226741Y2 JP1980070906U JP7090680U JPS6226741Y2 JP S6226741 Y2 JPS6226741 Y2 JP S6226741Y2 JP 1980070906 U JP1980070906 U JP 1980070906U JP 7090680 U JP7090680 U JP 7090680U JP S6226741 Y2 JPS6226741 Y2 JP S6226741Y2
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JP
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light
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light receiving
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JP1980070906U
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JPS57724U (ja
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気シヤツターの予備測光時におい
て、羽根位置が誤差を生じても正確な測光が行え
るようにしたシヤツタブレードに関するものであ
る。
上記した電気シヤツターは、受光素子で被写体
光量を検出し、これに応じてシヤツターの露光量
を制御するが、レリーズ操作の段階でシヤツター
が開放作動を開始する前に受光素子を有する露光
制御回路の電源スイツチをオンにすると共に、こ
の回路を手振れ警告や露光値などの表示がおこな
えるようにし、これら露光前の予備作動後回路を
露光制御用に切り換え、引き続くレリーズ操作で
シヤツターの機械的作動の開始をさせる。
受光素子はレリーズ操作前から羽根によつて一
定の面積をもつて開放されており、前記レリーズ
操作に伴う回路の予備作動はこの受光素子の一定
の開放面積に基いておこなわれる。羽根は前記シ
ヤツターの機械的作動の開始によつて始動し、一
旦受光素子を遮蔽し、前記回路が予備測光用から
露光制御用へ切り換えられてから再び受光素子に
開放を与え、シヤツターの撮影用のアパーチユア
の開放面積の変化に合わせて受光素子の開放面積
を変えていく。
以上の如く、羽根は静止状態において一定の比
較的小さい面積で受光素子を開放しているが、受
光素子自体も大きなものではないから、シヤツタ
ーに受光素子と羽根とを組み付けた場合、従来は
両者を理想的な状態に組み合わせることが極めて
困難であり、往々にしてずれてしまう傾向があつ
た。このずれは羽根の作動方向において生じ、即
ち羽根が一点を支点として回動するものである場
合、回転方向に対しては生じるが、ラジアル方向
には生じない。いずれにせよ、かくのごとく受光
素子とこれに対する羽根の開放窓とがずれた場
合、予備測光が不正確となるものである。
このように受光素子の光を測定する部分である
ところの測光部に対し、予備測光時に受光せしめ
る受光窓がずれないように大きくすることはでき
る。しかしながらこのように受光窓を大きくする
ことは他方において不都合を生じる。
すなわち、羽根に受光窓と撮影時のための受光
カムとを一体的に設けた場合、羽根の作動行程中
に回路の予備測光状態(警告モード)から露光制
御状態(露出モード)への切り換えをおこなうと
ともに、シヤツターの露光開始時に先んじて受光
カムによつて測光部に受光部を形成しなくてはな
らない。これは回路による制御作動の速度に対し
てシヤツターの機械的作動の方が遅延するいわゆ
るメカ遅れを補正するために通常おこなわれてい
る手段であるが、このように受光カムを早目に測
光部へ到来せしめるために、受光窓も速やかに測
光部から待避せしめる必要がある。
受光窓が測光部と同一の形状であるよりも、そ
の作動方向に対して小さいものであれば、その差
の分だけ測光部からの待避が速やかにおこなわれ
るから、前記したメカ遅れの補正そのほかの操作
が容易におこなわれることになり、有利である。
本考案は如上従来技術の欠点に鑑み、羽根と受
光素子の測光部との相対的位置が羽根の作動方向
に対して多少ずれても常に一定の受光部光量で受
光素子が羽根によつて開放されるようにした羽根
を提供する。
以下本考案を図示した実施例により説明する。
図面において、1はシヤツターのアパーチユ
ア、2は受光素子の測光部、3は軸4によつて枢
支され、同一形状の受光窓3a,3b、シヤツタ
ーの撮影作動時においてアパーチユア1の開口状
態の変化にともなつて測光部2に対して受光面積
を変化せしめる絞り羽根としての作用をおこなう
受光カム3c、長溝3dを有し、図示してないシ
ヤツタ開閉駆動部材によつて矢印A方向に往動し
て、また図示の位置へ復帰する開閉ピン5に長溝
3dでピン−スロツト結合される羽根で、受光制
御部3eを一体的に形成される。2a,2bは羽
根3の受光窓3a,3bによつて受光される測光
部2の受光部で、受光部2a,2bの受光部光量
の和は受光窓3aあるいは3bによる受光部光量
と等しくなるように設定される。6は図面を簡潔
にするために省略した他の羽根の軸で、この他の
羽根は羽根3に対し受光制御部3eを除去した形
状で、軸6を支点として作動するように羽根3に
対し左右対称の状態で組み付けられ、開閉ピン5
によつて作動される。
次に、作動の説明をする。
図面は羽根3の静止状態が示され、開閉ピン5
が矢印Aの方向へ作動すると羽根3は軸4を支点
として左旋し、一旦測光部2を遮蔽し、改めて受
光カム3cで測光部2に受光し始める。
羽根3の作動と同時に軸6で枢支される図示し
てない他の羽根も右旋し、受光カム3cで測光部
2を開放し始めるのに対し少し遅れて羽根3と共
にアパーチユア1を中央部から開き始める。
所定の光量がアパーチユア1から通過したあと
は、露光制御回路に作動を制御される前記シヤツ
タ開閉駆動部材が、開閉ピン5を上昇せしめてア
パーチユア1を閉鎖し、図示の状態に羽根を復帰
させる。
以上において、測光部2は羽根3の図示の静止
時に前記の如く一定の受光部光量で受光しなくて
はならないが、受光窓3a,3bを同一形状と
し、測光部2を重なる部分、すなわち受光部2
a,2bの受光部光量の和が受光窓3aあるいは
3bによる受光部光量と等しくなるように設定し
てあるから、測光部2が受光窓3a,3bの何れ
か一方と完全に重なり、あるいは両方と重なつて
いた場合、受光部2a,2bの受光部光量の和は
常に一定の値に保たれる。
以上で示した実施例は、受光窓2a,2bが2
個所設けられたものであるが、同様の条件をもつ
てさらに受光窓を増やすことにより、羽根1と測
光部2との相対位置の誤差を広範囲に補正できる
ものであり、したがつて受光窓の数は2個所に限
定されるものではない。
本考案によれば、受光素子の測光部2に対し、
予備測光用の受光窓を羽根3に対し複数個設け、
静止状態において羽根3と測光部2との相対的な
位置の誤差があつても常に一定の受光部光量の受
光部が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す正面図である。 2……測光部、2a,2b……受光部、3……
羽根、3a,3b……受光窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 測光部を有する受光素子と、 シヤツターの静止時に測光部と重複して受光部
    を形成する同一面積の複数の受光窓を備えた羽根
    と、 からなり、 前記複数の受光窓は羽根の作動方向に沿つて配
    設され、且つ2個所の受光窓が測光部と重複した
    時に得られる受光部光量の和が、各単一の受光窓
    による受光部光量に略等しくなるように各々の受
    光窓間隔が設定されてなる 複数の予備測光用受光窓を備えた羽根を有する
    予備測光装置。
JP1980070906U 1980-05-23 1980-05-23 Expired JPS6226741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980070906U JPS6226741Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

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JP1980070906U JPS6226741Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57724U JPS57724U (ja) 1982-01-05
JPS6226741Y2 true JPS6226741Y2 (ja) 1987-07-09

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ID=29435249

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