JPS62267280A - テトラヒドロピラン−2−オン誘導体およびその製法 - Google Patents

テトラヒドロピラン−2−オン誘導体およびその製法

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JPS62267280A
JPS62267280A JP62110952A JP11095287A JPS62267280A JP S62267280 A JPS62267280 A JP S62267280A JP 62110952 A JP62110952 A JP 62110952A JP 11095287 A JP11095287 A JP 11095287A JP S62267280 A JPS62267280 A JP S62267280A
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carbon atoms
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JP62110952A
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ハイナー・イエントララ
ゲールハルト・ベツク
ギユンター・ヴエス
ベラ・ケレクヤルト
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Hoechst AG
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素6−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−補酵素A
−還元酵素(HMG−CoA−還元酵素)が3−ヒドロ
キシ−3−メチルグルタリル−補酵素A (MMC)−
COA)からのメバロン酸の生成を触媒することは知ら
れている。この反応はコレステロールの生合成における
中心的役割を演じている。3−ヒドロキシ−3−メチル
−グルタル酸(HMG)のおよびメバロン酸の誘導体は
コレステロール生合成阻害剤として幾度か記載されてい
る。
すなわちG、E、8tokker氏他(J 0Med、
Chem、 28 。
347〜358(1985))は5−置換3.5−ジヒ
ドロキシはンタン酸誘導体およびその4−ヒドロキシラ
クトンを、そしてW’、F 、Ho f fmann氏
他(J、Med。
Chem、29.195頁以下(19B6))は7−ア
リール置換3.5−ジヒドロキシ−6−へブタン酸誘導
体およびその4−ヒドロキシ−ラクトンをHMG−Co
A−還元酵素を阻害するものとして記載している。
6−フェノキシメチル−4−ヒドロキシテトラヒドロピ
ラン−2−オンおよび6 (S)−β−フェニルエチル
および6 (S)−β−スチリル−テトラヒドロビラン
−2−オン、ならびに相当するジヒドロキシカルボン酸
、その塩およびエステルがHMG−CoA−還元酵素の
阻害剤でありそしてそれゆえ特に高コレステロール血症
の予防および治療のための医薬として使用されうろこと
はすでに提案されている(西ドイツ特許出願P3530
79B、6号およびP 3543336.1号(米国特
許出願第900848号に相当)および同P35307
97.8号(米国特許出願用900,887号に相当)
前記刊行物および出願中に記載される、HMG−CoA
還元酵素を阻害する化合物は、ラクトンの4(→−ヒド
ロキシル基またはジヒドロキシカルボン酸の6(l−ヒ
ドロキシ基を不変に有する。
これらヒドロキシル基の変化または置換についての少数
の例、すなわち4(S)−配置(G、E。
5tokker氏他、J、Med、Chem、28,3
47(1985)入エノールまたはメチル基(G、E、
5tokker氏他、J。
Med、Chem、28.347(1985))、アセ
チル化(A、&do。
J、Med、Chem、28.40H1985))は文
献の記載によれば、)TMG−CoA−還元酵素を極端
にわずかしか、または全く阻害しない。
今、4(→−または3 (FO−ヒドロキシル基の代り
に基R7−A−を担持する、西ドイツ特許出願P353
0798.6号および同P 3543536.1号(米
国特許出願用900,848号)ならびに同P3530
497.8号(米国特許出願用900,887号)に相
当する化合物が同様にHMG−CoA還元酵素を阻害し
そしてそれゆえ特に高コレステロール血症の予防および
治療のための医薬として使用されうろことが見出された
従って本発明は一般式V 〔式中、 Aは−8−、−NH−、NR7または−CHR7−であ
り、R7は、 a)以下の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基C0OH、そのメチル、エチルま
たれベンジルエステル、メチルまたはジメチルアミド、
またはナトリウム、カリウムまたはアンモニウム塩、 ad)フェニル基、 2l− ae)  i〜3個のハロゲン原子、 によって置換されていてもよい1〜6個の炭素原子を有
する直鎖または分枝鎖状アルキル基、b)アルカノイル
基R9−C−(式中R9は前記aa)〜ae)項記載の
基で置換されていてもよい1〜4個の炭素原子を有する
直鎖または分枝鎖状アルキル基である)、 C)カルボキシル基、そのメチル、エチルまたはベンジ
ルエステル、メチルまたはジメチルアミド、またはナト
リウム、カリウムまたはアンモニウム塩、または d)水素、 であり、そして R8は式■または■ (式中、 x−yはトランス−CH−cH−または−CH,−CH
2−であシ、 Z Fi−CH2−または−C’H2−CH2−基であ
り、R1およびR5は同じかまたは相異なっておりそし
て a)水素またはノ・ロゲン、 b)4〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルである
か、またはその核がハロゲン、トリフルオロメチルおよ
び/またはそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ルまたはアルコキシによってモノ−、ジー″1.友はト
リー置換されていてもよいフェニル基、または c′)1〜18個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
状アルキル基または2〜18個の炭素原子を有する直鎖
または分枝鎖状アルケニル基、ここでこれらアルキルま
たはアルケニル基はそれら自身が下記の基、すなわち α)10個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状
アルコキシ基、または6〜7個の炭素原子を有するシフ
目アルコキシ基、または3〜6個の炭素原子を有する直
鎖または分枝鎖状アルケニルオキシまたはアルキニルオ
キシ基、 β)ハロゲン、ヒドロキシル、3〜7個17)炭!原子
を有するシクロアルキル、未置換のフェニル基またはα
−またはβ−チェニル基、またはそれらの核がハロゲン
、トリフルオロメチルおよび/またはそれぞれ1〜4個
の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシによって
モノ−、ジーまたはトリー置換されているフェニル−ま
たはα−またはβ−チェニル−基、 γ)  未flt換のフェノキシ−、ベンジルオキシ−
またけα−またはβ−チェニルオキシ−基、またはそれ
らの核がハロゲン、トリフルオロメチルおよび/または
それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはア
ルコキシによってモノ−、ジーまたはトリー置換されて
いるフェノキシ−、インジルオキシ−ま友はα−または
β−チェニルオキシ−基、 δ)基−C−R10(ここでR10は8個までの炭素原
子を有する直鎖または分枝鎖状アルキルtfCはアルケ
ニル基、またはそれぞれ6〜8個の炭素原子を有するシ
クロアルキルまたはシクロアルケニル基、または未[1
換フエ= # 基。
また絋その核がハロゲン、トリフルオロメチルおよび/
またはそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキルま
たはアルコキシによってモノ−、ジーまたはトリー置換
されたフェニル基、またはピリジル基を意味する)、に
よってモノ−、ジーまたはトリー置換されていることが
できるものとする であシ、 R2およびR4は同じかまたは相異なっていて水素、1
〜4個の炭素原子を有するアルキル、ハロゲンまたは1
〜4個の炭素原子を有するアルコキシであり、 R5は水素、4個までの炭素原子を有するアルキルまた
はアルケニル、ハロゲンまたは1〜4個の炭素原子を有
するアルコキシであり、そして R6は3〜7個の炭素原子を有する環状脂肪族炭化水素
基、その核がハロゲン、トリフルオロメチル、それぞれ
1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキシ
またはヒドロキシメチルによって七ノー、ジーまたはト
リー置換されていてもよいフェニル基、またはそれらの
複26一 素芳香族基がハロゲン、トリフルオロメチル、またはそ
れぞれ1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたはアル
コキシによってモノ−またはジー置換されていてもよい
ンリルー、チェニル−またはビリジルー基である)を有
する構造式を意味する〕を有するテトラヒドロピラノン
、ならびに式V′ (式中A 、 R7およびR8は式■に記載される意味
を有する)を有する相当する闘放鎖ヒドロキシカルボン
酸、塩基とのその朶理学的に受容されうる塩および薬理
学的に受容されうるそのエステルに関する。
本発明による好ましい化合物は一般式■またはv′にお
いて Aが−S−であり、 R7が、 a)下記の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基、そのメチル、エチルまたはベン
ジルエステル、メチルまたはジメチルアミド、またはナ
トリウム、カリウムまたはアンモニウム塩、 ad)フェニル基、 ae)弗素または塩素原子、 で置換されていてもよい1または2個の炭素原子を有す
る直鎖または分枝鎖状アルキル基、b)アルカノイル基
R9一体−(式中R9は1個のヒドロキシル基によって
または1〜6個の弗素原子によって置換されていてもよ
いメチルまたはエチル基である)、 C)カルボキシル基、そのメチルまたはエチルエステル
、メチルまたはジメチルアミドまたはナトリウム、カリ
ウムまたはアンモニウム塩、または d)水素、 であり、 R8が弐■または■ ■        ■ (式中、 X−Yはトランス−CH=CH−であり、Zは−CH2
−であり、 R1およびR5は同じかまたは相異なっていて、a)水
素または塩素、または b)その核が弗素または塩素により置換されていてもよ
いフェニルまたはフェノキシ基によってモノ−またはジ
ー置換されていることができる、1〜6個の炭素原子を
有する直鎖または分枝鎖状アルキル基、 であシ、 R2およびR4は同じかまたは相異なっていて水素、メ
チル、エチル、弗素または塩素であ夛、R3が水素、メ
チルまたは塩素であplそしてR6が5〜6個の炭素原
子を有する環状脂肪族炭化水素基であるか、またはその
核が弗素、塩素、トリフルオロメチル、メチル、エチル
、メ)キシt;l’jはエトキシで置換されていてもよ
いフェニル基である)を有する構造式を意味する化合物
である。
本発明による特に好ましい化合物は一般式Vまたはv′
において、 Aが−S−であり、 R7が、 a)下記の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基、そのメチルエステル、ナトリウ
ム塩、カリウム塩またはアンモニウム塩、 ad)フェニル基、 ae)弗素原子、 で置換されていてもよい1または2個の炭素原子を有す
るアルキル基、または b)  アセチルまictよトリフルオロアセチル基、
であり、 R8が式■またFi Vll (式中、 X−Y ld ) ラ:/ ス−CH−CH−”?’あ
り、Zは−CH2−であり、 R1およびR5は同じかまたは相異なっていて、a)塩
素、または b)その核が弗素によシ置換されていてもよいフェニル
またはフェノキシ基によって七ノーまたはジー置換され
ていることができる、1〜6個の炭素原子を有する直鎖
または分枝鎖状アルキル基、 であり、 R2およびR4Fi水素であり、 R3が塩素またはメチルであり、そしてR6f、iシク
ロヘキシル基、未置換フェニル基マたはその核が塩素ま
たは弗素で置換されたフェニル基である)を有する構造
式を意味する化合物である。
本発明はさらに武VおよびV′を有する化合物々らびに
塩基とのその薬理学的に受容されうる塩および薬理学的
VC受容されうるエステルの製法、および動脈硬化症お
よび高コレステp−ル血症の予防および治療へのこれら
化合物の使用、およびこれら化合物を含有する医薬製剤
にも関する。
式■およびv′を有する化合物の製法は下記のことから
なる、すなわち、 a)一般式Iまたは■ (式中R1、R2、R5、R4、R5、R6、X、 Y
およびzH33一 式VK記載される意味を有する)を有する化合物を脱水
剤例えばパージニス(Burgess)試薬(F;、M
、Burgess氏他、J、Org、、Chem、38
.26(1973)参照)と反応させて一般式In t
’たは■RΩ を有するα、β−不飽和ラクトンとなすか、または式■
′またはn/   ’ (式中R1〜R6,X、YおよびZは式■に記載される
意味を有する)を有する前駆物質を脱シロキシル化によ
p成用または■を有するα、β−不飽和ラクトンに変換
し、そして b)弐■または■を有するα、β−不飽和ラクトンを求
核性化合物)(7AH例えばR7−置換メルカプタン、
チオール酸、アミノ、またi;i、 C−H−酸と反応
させて式V%$%V〔式中R7およびAは式VK記載さ
れる意味を有しセしてR8は構造式■(式中R1〜R5
は前記した意味を有する)または構造式■(式中B2 
、 R4およびR6は前記した意味を有しそしてX−Y
はトランス−CH=CH−基を表わす)を意味する〕を
有する化合物となし 、そして場合により得られる式■(式中X−Yはトラン
ス−CH−CM−を表わす)を有する化合物を水素添加
1cjfi式V(式中X−Yは−CH2−ca2−を表
わす)を有する化合物となし、 場合によシ得られる式Vの化合物を式v′を有する開放
鎖ヒドロキシカルボン酸またはそのエステルまたは塩に
変換するか、または 場合により塩またはエステルを遊離のヒドロキシカルボ
ン酸に変換する。
前記方法においては場合により行われてもよい1種また
はそれ以上の所望工程は任意の順序で行われうる。
求核性化合物R7AEとの反応においては塩基触媒の使
用で4 (FO−マイケル付加生成物(スキーム1、式
V参照)が立体特異的に生成する。■の4(S)−異性
体はこれらの付加反応に際して非常にわずか(く1〜2
%)にしか、または全熱形成されない。
R8が構造式■(スキーム1、化合物Va)またはR6
が構造式■(X−Y=)ランス−CH=CH−、スキー
ム1、化合物Vb)を有する化合物Vの製造を以下のス
キーム1において例に基づき説明する。
スキーム1: ■■ ■v −3’i!− 光学的に純粋な式Iおよび■を有する出発化合物の製造
は西ドイツ特許出願P 3550798.6号および同
P 35433!16.1号(米国特許出願第900.
848号)ならびに同P 5530797.8号(米国
特許出願第900.887号)に記載されている。
以下のスキーム2には式Iおよび1′を有する化合物の
合成、ならびにα、β−不飽和ラクトう■への変換を例
に基づき説明する〇 下記スキーム3Kfi、出発化合物■の製造々らびにα
、β−不飽和ラクトう■への変換を例に基づき説明する
11−L 例えばスキーム2の化合物1aから化合物111aを生
成するような、式II+の化合物を生成させるための式
iの化合物の脱水は好都合にはパージニス(Burge
ss)試*(lイー、M、Burgess氏他、J+O
rg。
Chem、38.26(1973))と加熱することに
よりと9行われるが、しかしながら他の慣用の方法例え
ばオキシ塩化燐/塩基、トリルクロライドまたはメシル
クロライド/塩基、クロロチオ蟻酸p−トリル(W、H
0Rastetter氏他、J、Org、Chem、4
5+3149(1980))、スルフラン試薬(J、C
,Martin氏他、JAC8野、4327(1971
)およびJAeS跡、 5003(1972)) 、)
 !Jフェニルホスフィン/テトラクooメタン(R,
Appe1氏他、Chem 、Be r 、 109.
5446(1976))、メチルトリフエノキシホスホ
ニウムヨータイド(C,W、Spangler氏他、J
、Chem、Soc。
Perkin 1.2287(1981))、ベンゼン
またはトルエン中酸触媒の存在下に加熱、DMSOlた
けヘキサメチル燐酸トリアミド中で加熱(R,8,Mo
n5on氏他1.r、Org、Chem、56.382
7(1971)入酸化アルミニウムと加熱(D、Dau
tzenberg氏他、J 、Org、Chem。
邦、3149(1980))も適当である。
1 / aから第三ブチルジフェニルシラノールを除去
してnlaとなす工程は(スキーム2)、例えばテトラ
ブチルアンモニウムフルオライド/p−トルエンスルホ
ン酸を用いて室温で行われる。
例えばlbから■b(スキーム6)への反応のような、
化合物■から脱水してラクトン■を生成させる工程は好
都合にはバージニス試薬(E。
M、Burgess氏他、J、Org、Chem、38
.26(1873))と加熱することにより行われるが
、しかしながら前記し゛た代替法も適当である。ラクト
ン■を調製するにはこの方法が好ましい。
α、β−不飽和ラクトン111または■と求核性化合物
R7AHとの反応は例えはトリエチルアミノ、水素化ナ
トリウム、炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムのよ
うな塩基性触、媒の存在下に行われる。この反応は例え
ばエタノールまたはベンゼンのような溶媒の存在下また
は非存在下に好ましくは室温で実施される。
化合物v′への開環は例えばアルカリ性媒体中で水酸化
ナトリウムの存在下に行われる。
例えばチオ酢酸、ベンジルメルカプタン、β−メルカプ
トエタノール貰たはL−システィンを添加した場合4(
縁−付加生成物Vが立体特異的に先威し、一方例えばベ
ンジルアミノのようなアミノの当量を添加すると所望の
付加反応をして化合物Vを生成する他にラクトン環が開
環してアミドが生成する。かかる場合過剰のアミノを用
いて操作しそして二重付加物を調製し、そしてアミドを
加水分解して開放銀ヒドロキシカルボン酸v′となすの
が好ましい。
式■〜■を有するα、β−不飽和ラクトンは新規である
。それゆえ本発明はまた式■および■を有する化合物お
よびそれらの製法にも関する。
酵素HMG−COA−還元酵素は天然に広く存在する。
このものはHM()−CoAからのメバロン酸の形成を
触媒する。この反応はコレステロール生合成の中心的段
階である( I 、R,8abine氏、[3−Hyd
roxy−3−methylglutaryl Coe
nzym A reduktaseJ CRCpr8s
s出版、1986年、参照)。高コレステロールレベル
は例えば冠疾患またはアテローム性動脈硬化症のような
多数の疾患と関連がある。
それゆえ高まったコレステロールレベルを降下させるこ
とがかかる疾患の予防および治療にとっての治療目標で
ある。目的の一つは体内におケルコレスチロール合成の
阻止または減少にある。H]vlG−coA−!元酵素
の阻害剤はコレステロール生合成を早い段階で遮断する
。それゆえこれラバコレステロールレベル増大により惹
起される疾患の予防および治療に適する。生体内合成を
減少させると血漿から細胞中へのコレステロール吸収が
高まる。陰イオン変換体のような胆汁酸結合剤を同時に
投与することにより付加的な効果が得られうる。胆汁酸
排泄が高まると、再合成が強まり、従ってコレステロー
ル分解カ高まる(M、8.Brown氏他、r8cie
nce J212e628(1981)、およびM、8
.BroWll氏他r8pektrum derWla
senschaftJ 19B5a96参照)。本発明
による化合物はHM()−CoA−jl1元酵素の阻害
剤である。それゆえこれらはコレステロール生合成を阻
害または低下させるのVC適し、従ってコレステロール
レベルの上昇により惹起される疾患、特に冠疾患、アテ
ローム性動脈硬化症、高コレステロール血症、高リポタ
ンパク血症および同様の疾患の予防または治療に適する
本発明はまた式Vを有する化合物または相当するヒドロ
キシカルボンW V/、その塩t*U−[−ステルを含
有する医薬製剤、ならびに特に高コレスプロール血症の
治療のための医薬としてのこれら化合物の使用にも関す
る。
式■を有する化合物または相当する酸、塩またはエステ
ルは種々の投薬形で投与され好ましくは錠剤、カプセル
または液体形で経口投与される。−日量は患者の体重お
よび体質に応じ6〜2500mgであるが、好ましくは
10〜500J1gの範囲にある。
本発明による化合物は一般式■を有するラクトンとして
か、遊離の酸V′の形態でか、またはその医業上受容さ
れうる塩またはエステルの形態で使用でき、そして特に
薬理学的に受容されうる有機溶媒、例えばエタノールま
たはグリセリンのような一価または多価アルコール、ト
リアセチン、例えばヒマワリ油または魚肝油のようが油
状物、例えばジエチレングリコールジメチルエーテルの
ようなニーデル普たはポリエチレングリコールのような
ポリエーテル中の溶液または懸濁液として、′または他
の薬理学的に受容されうる例えばポリビニルピロリドン
のような重合体担体の存在下、または他の製剤上受容さ
れうる添加剤例えば澱粉、シクロデキストリンまえは多
糖類との混合物として使用きれうる。
本発明化合物はさらに胆汁酸を結合する添加剤、特に胆
汁酸を胃腸管内で非吸収性形態で結合する無毒性の塩基
性陰イオン変換樹脂と組み合わされうる。ヒドロキシカ
ルボン酸の塩はまた水溶液としても製造されうる。
HMG−CoA−還元酵素活性を下記の試験系で測定し
た。
害 日中と夜間のリズムを倒置させたのちコレスチラミン(
Cuemid■)を用いて誘発させた、ラットの肝ミク
ロソームから調製された可溶化された酵素調製物でHM
G−CoA(元酵素活性を測定した。基質としては(S
、R)14C−HM()−COAが用いられ、NADP
H濃度はインキュベーション期間中再生系により保持さ
れた。基質および他の生成物(例えばi4cmHMa 
)からの14C−メバロネートの分離はカラム溶離によ
シ行われ、その際各個々の試料の溶離プロフィルが調べ
られた。5H−メバロネートを連続して同時に用いるこ
とはしなくてよい、何故なら測定は阻害作用の相対値で
あるからである。1つの実験系列において酵素を含有し
ない対照、酵素含有正常反応物(=100%)そして生
成物を添加された反応物のそれぞれを同時に処理した。
各個々の値は3個の平行して行われた試料の平均値とし
て出された。生成物を含有する試料と含有しない試料の
間の平均値の相異の有意性はt−試験によp判定された
前記した方法に従い、本発明による化合物Vを例えば両
ドイツ特許出願P 3543336.1号(=米国特許
出願@900,848号)記載の化合物AおよびB (
A=6(8)−(4,6−シメチルー2−(3−(4−
フルオロフェノキシ)プロピル〕−フェノキシメチル)
 −3,4,5,6−テトラヒドロー4 (Fl) −
ヒドロキシ−2H−ビラン−2−オン、B=6(珠5(
S)−ジヒドロキシ−6−(4,6−シメチルー2−(
3−(4−2ルオローフエノキシ)プpビル〕フェノキ
シ1ヘキサン酸ナトリウム塩)と比較しfcHMG−C
oA−還元t#累についての下記阻害値が測定されたC
IC5o値(モル/l)は50%阻害するに必要な化合
物のモル/l濃度を意味する〕。
A         1.10”−6 B         2.1O−7 va(実施例4)   3.1O−7 VC(実施例6)  〜1O−4 Vd(実施例8)   1.1O−6 Ve(実施例9)   10−’で24チ阻害10−6
で67%阻害 下記実施例においてすべてのIH−NMRスペクトルは
別に断わシなければ、内部標準として痕跡量のテトラメ
チルシランを用いCDCJ5中で測定した。
実施例 1 68−(([2−(4−フルオロフェノキシ−6−プロ
ビル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチロ
1− ル) −5,6−シヒドロー2T(−ビラン−2−オン
(I[Ia) 10−の乾燥ベンセンに溶解し7’C4B 2 M!j
(1,2ミリモル)のヒドロキシラクトン6 (S) 
−14,6−シメチルー2−[3−(4−フルオ目フェ
ノキシ〕プロピル〕フェノキシメチルj−5,4,5,
6−テトラヒドロー4(旬−ヒドロキシ−2H−ビラン
−2−オン(独国特許出願P 3543316.1冨米
国特許出願第900,848号およびスキーム2、Ia
)の溶液を50mjlのベンゼンに溶解した429mg
 (1,sミリモル)のバージニス試薬(E、M。
Burgess氏等によるrJ、org、chem、 
J 3B、2(S(1973))の溶液に滴加した。こ
の反応混合物を50℃の内部温度に60分間加温すると
微細な白色固形物が沈殿した。薄層クロマトグラフィー
による検査ではまだ少量の出発物質が示されるのでこの
混合物を氷で短時間冷却しさらに216ayのパージニ
ス試薬を加えそしてこの混合物をさらに60分間6DC
に加温した。10献の水を室温で加え、この混合物を1
0分間攪拌しついでベンゼン相を分離した。水性相をエ
ーテルでさらに2回抽出し、合一した有機抽出液を飽和
塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
させ、濾過しついで濃縮した。40%酢酸エチル/60
チ石油エーテルを用いて少量のシリカゲル上でクロマト
グラフィー処理を行うことにより426J1g(1,1
1モル、収率92%)のα、β−不飽和ラクトンl1l
aを無色固形物として得た。融点77〜78℃。
Rf(酢酸エチル/シクロヘキサy1 : 1 ) :
 Ia(0,28)、1lla([J、6(S)MSC
EI)’C25H2504F 、 384(M”)、2
73(1,<+−F@−0 、入272<M+−F−/
JΣトOH)、187 、135IH−NMR(270
MH7):δ=2.0〜2.12 (五重761 、2
H,CH2)、216(s、3H,CJ)、2.18 
(’s 、 3H,CH3)、240〜2.57(dt
a。
IH,メチレン−H)、2.67〜2.80 (m 、
 5H)、3.92〜4.00 (t 、 dKよって
重なっている。4H,メチレン−H)、4.68〜4.
80 (d四重線、 IH,CH)、6.04〜6.1
0(ddd、 IH,=C’−H)、6.8〜ZO(m
、3T(、+=C−Hおよび2芳香族−H)実施例 2 68−(((2−(4−フルオロフェノキシ−3−プロ
ピル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチル
) −5,6−シヒドロー2H−ビラン−2−オン([
a) 7mのテトラヒドロンランに溶解した128mg (0
,2ミリモル)のシリルオキシラクトン6 (S) −
(4,6−シメチルー2−(3−(4−フルオロフェノ
キシ)プロピル〕フェノキシメチル)−3,4,5,6
−テトラヒドロー4(杓−(t−ブチル−ジフェニルシ
リルオキシ)−2H−ビラン−2−オン(独国特許出願
P 3543336.1 =米国特許出願第900,8
48号およびスキーム2、I’a参照)の溶液に100
鼻g(0,6ミリモル)のテトラブチルアンモニウムフ
ルオシイド三水化物ついで38 all/ (0,2ミ
リモル)のp−トルエンスルホン酸−水化物を加えた。
この混合物を室温で12時間攪拌し、濃縮しそして残留
物をシクロヘキサン/酢酸エチル(1:1)を用いてシ
リカゲル上でクロマトグラフィー処理に付した。実施例
1に記載の物理学的および分光学的データを有する60
.3鳳y(0,157ミリモル、収率79%)の1ll
aが得られた。
実施例 3 (58−(2−(4−フルオロベンジル)−E−ステリ
ル) −5,6−シヒドロー2H−ビラン−2−オン(
IVb) 2001g(0゜61ミリモル)のヒドロキシラクトン
←)−E−68−[2−(2−(4−フルオロペンシル
)ンエニルーエテニル〕−4R−ヒドロキシ−3,4,
5,6−テトラヒドロー2H−ビラン−2−オン(島国
特許出願P3530791B=米国特許出願第900,
887号およびスキーム3 、 nb参照)および36
5 Q(153ミリモル)のパージニス試薬(E、M、
Burgess氏等によるrJ、org、Chem、J
 38,26(197!+))を20m1の乾燥ベンゼ
ンに溶解した。この溶液を窒素下、60℃で2時間加温
した。さらK 182 myのバージニス試薬を25℃
で加えついでその混合物を60℃でさらに1時間攪拌し
た。薄層クロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エ
チル1:1)によればIybへの完全な変換が示された
(IIblf=o、13)、■b(o、42))。溶媒
を真空中で除去し、残留物を前記の移動相を用いてシリ
カゲル上でフラッシュクロマトグラフィーに付した。1
5019(0,42ミリモル、収率69%)。
MS(EI)C20H1702F 、 308(M”)
、223 、196IH−NMR(270MHz) :
a=2.33〜2.39(m、2H,CH2)、3.9
6(s。
2H、CH2)、496(離れた結合を有する四重線、
1H,C’H)、5.98(dt、IH,オレフィン系
−H)、6.04(da、lH,オレフィン系−H)、
6.78〜7.22(m、 9H,8芳香族−H+ 1
 オレフィン系−H)、7.40(m、IH,オレフィ
ン系−H)目的生成物の製造 実施例 4 6s−(([2−(4−フルオロフェノキシ−6−プロ
ビル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチル
)−4R−アセチルメルカプト−6,4,5,6−テト
ラヒドロ−2H−ビラン−2−オy(va。
R8=構造式■) 115Q(0,3ミリモル)の不飽和シクロ1a(実施
例1および2 )IIC56all (0,5ミリモル
)のチオ酢酸(新たに蒸留)ついで7μlのトリエチル
アミノを加えた。30分後薄層クロマトグラフィーによ
れば反応が完了したことが示された(30%酢酸エチル
/70%石油エーテルを用いた11(f:111aO1
59、vaO,48、チオ酢酸0.09)。短いシリカ
ゲルカラムを通してF遇することにより130Q(0,
28ミリモル、収率94%)の付加物Vaが粘稠な無色
油状物として得られた。
MS(FAB) : C25H2p80sF 、 4(
51(M+H”)、548(M+ −F−C6H4−O
H) ’H−NMR(270MHz):δ=2.0〜2.1 
(置型!、2a、cH2)、2.1〜2.2(dt、I
H,メチレン−H);223(s、3H,CJ)、2.
26(s。
3H,CH3)、2.36(s、3H,Co−CH5)
、2.44〜2.56 (m 、 I H、メチレン−
H)、2.63〜2.73(ddd、iH,メチレン−
H)、2.76(t。
2H,CH2)、2.90〜3.01(ddd、IH,
メチレン−H)、6.88〜4.0(ms 4Ha 0
CH22N)、4.15 Cf、重LIH@C’H)、
4.77(m。
I H、CH)、6.8〜70(m、6H,芳香族−H
)実施例 5 6B−(2−(4−フルオロベンジル)−g−スチリル
クー4R−アセチルメルカプト−3,4,5,(S −
テトラヒドロ−2H−ビラン−2−オン(vb 、 R
e=構造式■) 5−のトルエンに溶解した1201g(0,39ミリモ
ル)の前記不飽和ラクトン1Vb(実施例3)の溶液に
、1−のトルエンに溶解した56μノ(0,78ミリモ
ル)のチオ酢酸の溶液ついで27μノ(0,19ミリモ
ル)のトリエチルアミノを加えた。1時間後、溶媒を除
去しついで残留物をシクロヘキサン/酢酸エチル(8:
2)を用いてシリカゲル上で精製した。121 Jlg
(0,31ミリモル、収率81%)のvbが油状物とし
て得られた。
Rf(シクロヘキサン/酢酸エチル1 : 1 ) :
 IVb(0,!+8)、vb(0,47) I H−NMR(270MHz) : a=2.0〜2
.2 (m 、 2H,CH2)、2.37(s、3H
CH5)、2.61 (dd、 11(、メチレン−H
)、2.87 (dd 、 I H−メチジンーH)、
3.86 (置型線、IH,CH)、4.03(s、[
非常圧狭いAB系]、2H、CH2)、5.12(m、
1H,オレフィン系−H)、6.85(dd、IH,オ
レフィン系−H)、6.9−7.0(m、2H,芳香族
−H)、7.01〜7.07(m、2FI、芳香族−H
)、7.12〜7.17(m、IH,芳香族−H)、7
.23〜7.29 (m 、 2H、芳香族−H)、7
.43〜7.49(m、IH。
芳香族−H) 実施例 6 6s−(l[2−(4−フルオロフェノキシ−3−プロ
ピル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチル
)−4R−ベンジルメルカプト−5,4,5,6−テト
ラヒドロ−2IJ−ビラン−2−オン(VC1lR8=
構造式■) 77 Q (0,2ミリモル)の前記不飽和ラクトン1
lla(実施例1および2参照)に59 tJ(0,5
ミリモル)のベンジルメルカプタン(新たに蒸留)つい
で14μ7(o、1ミリモル)の乾燥トリエチルアミノ
を加えた。1時間後薄層クロマトグラフィーによる分析
の結果はぼ完全に反応したことが示された。混合物を窒
素下o℃に一夜放置後該反応は完結した。20%酢酸エ
チル/80チシクロヘキサンを用いたRf: ma o
、i 9、VcO,39、ベンジルメルカプタンo、8
2゜この油状物を短いシリカゲルカラム上で直接フラッ
シュク四マドグラフィーに付した。96.50C0,1
9ミリモル、収率96%)のVcが粘稠な無色油状物と
して得られた。
MS(EI)C3oHg2804F 1508(M”)
、396(M+ −F−C6H4−OH)。
384(M+、、−C6H5SH) I H−NMR(270MHz ) ’δ=1.98〜
2.1 (m 、 2H,CIH2および1メチレ:y
−H)、2.23+(8,3H,CH3)、2.25(
s、3H,CH3)、225〜2.36(m、1H,メ
チレン−H)、2.56〜2.66 (ddd 、 I
 H,メチレン−H)、2.73(t、2H,CH2)
、2.77〜2.87(dd、IH,メチレン−H)、
5.27(置型線、IH,CH)、3.78(狭いAB
系、2H1SCH2)、3.87(t、2H,0CR2
)、3.94(t、2n、ocH2)、4.85(m、
lH,CH)、6.79〜6.87 (m 、 4H、
芳香族−H)、6.9〜7.0 (m 。
2H,芳香族−H)、7.28〜7.35(m、芳香族
−H)実施例 7 す) IJウムt5−([2−(4−フルオ胃フェノキ
シー3−プロピル) ) −4,6−シメチルフエノキ
シ)−6R−ベンジルメルカプト−58−ヒドロキシ−
ヘキサノエート(V’c、 Na塩、R8=構造式■)
74Jli9(0,145ミリモル)のVc(実施例6
)を5−のエタノールに溶解しついで1.37−の0.
1N水酸化ナトリウム溶液を加えた。2時間後この混合
物を真空中で濃縮乾固させた。残留物を真空中で濃縮乾
固させた。この残留物をエーテルで2回温浸した。塩y
/ cを真空乾燥させた。
6941g(0,127ミリモル、収率88%)。
’ H−NMR(D20 、270Ml1z 、樟準点
HODδ=4.80):δ=1.2〜t56(dtsl
H,メチレン−H)、1.55〜1.85(m、2H,
CH2)、1.91(sjH,CH3)、2.Ol (
s、3H,CH5)、2.3〜265 (m 、 4H
2CH2)、3.0〜3.45(m、5H)、3.45
〜3.6(m、4H)、3.96−4.11(幅広、 
I H,CH)、6.46 、6.65(m、4H,芳
香族−H)、665〜6.80(m、2H,芳香族−H
)、6.85〜6.92 (m 、 I H、芳香族−
H)、6.96〜7.00(t、2H,芳香族−H)、
7.02〜7.11(t、2H,芳香族−H) 実施例 8 68−(([:2−(4−フルオロフェノキシ−6−プ
ロピル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチ
ル)−4R−β−ヒドロキシエチルメルカフトー3.4
,5.6−テトラヒドロ−2H−ビランー2−オン(V
d 、 R8= m造式Vl )87 Q (0,22
27ミリモル)の前記不飽和ラクトン1lla(実施例
1および2)に30 μll ((J、43ミリモル)
のメルカプトエタノールついで14μz(o、iミリモ
ル)のトリエチルアミノを加えた。1時間後薄層クロマ
トグラフィーによれば反応が完結したことが示された。
この油状物を50%酢酸エチル150チ石油エーテルを
用いて短いシリカゲルカラム上で直接フラッシュクロマ
トグラフィーに付した。過剰のメルカプトエタノールが
溶出された後に生成物vdが溶離された( 63.1 
my、0.136ミリモル、収率60%、油状物)。
MS(EI)C25H51B05F、452(M+入3
84(M+ −H0C’H2CH2S)I)、350(
M+ −FC6H4−OH) ’H−NMR(270MHz)δ−1,76(s 、 
IH,OR)、2.0〜2.1 (置型線。
2H、CH2)、2.13〜2.2 (t 、 I H
,メチレン−H)、2.26(8,3H。
CH5)、2.25 (s 、 3H,CH5)、2.
38−2.50 (m 、 I H,メチレン−H)、
2.59〜2.70 (ddd 、 I H、メチレン
−H)、2.71〜2.811 (m 。
4H,CH22回)、2.88〜2.97(dd、IH
,メチレン−〇)、6.48〜3.57(置型線、iH
,CH入3.78(ts2H,CH2入3.9〜4.0
 (m。
4H+ 20 CH2)、4.85−4.94(Tll
、IH,CH)、6.8〜6.9 (m 、 4H。
芳香族−H)、6.92〜ZO(m、2H,芳香族−H
)実施例 9 68−(([2−(4−フルオロフェノキシ−3−プロ
ピル) ] −4,6−シメチルフエノキシ)−メチル
)−4R−((→−2−アミノー6−メルカブチループ
ロビオン酸) −3,4,5,6−テトラヒドロ−2H
−ビランー2−オン(We 、R8”構造式■)771
1g (0,2ミリモル)の前記不飽和2クトンn+&
(実施例1および2)、32 my (0,3ミリモル
)の炭酸ナトリウムおよび628g (0,4ミリモル
)のL−システィン塩酸塩の混合物を25℃において1
tItlの無水エタノールに溶解した。1時間後薄層ク
ロマトグラフィーによれば何ら反応していないことが示
された。50μZ(0,36ミリモル)のトリエチルア
ミノを加えたところ直ちに無色沈殿が生成した。溶媒を
除去し、残留物を最小量のクロロホルム/メタノール(
7:3)に溶解した。粗生成物を、メチレンクロライド
/メタノール(7:3)を用いてシリカゲルカラム(φ
2.5傭、高さ13a)でのクロマトグラフィーに付し
た。9 a、3ag(o、195ミリモル、収率97%
)のVeが無色粉末として得られた。融点(再結晶なし
で)175〜176℃(分解し、黄色く着色し、気体を
伴う)。
MS(FAB、NBAマトリックス): C26Hs2
’kJO6BF 574(M+Na3”)、550(M
+Na2” −H”)、52B(M + Na”)、5
06(M + H”)、407(M + Na” −F
−C6H40,)IR(KBr):3600〜3300
Lm−1(幅広、NH2)、−3300〜3000(幅
広、−NH3+)、5000〜2400(非常に幅広、
C02H)、1740(yクトンのC=O)、1510
(芳香族)’H−NMR(DM80−d4 、270M
Hz)δ=1.9〜2.0 (置型@、2H。
CH2)、2.08(dt、1H,メチレン−H)、2
.18(s、 3H,CH5)、2.20(s、3H,
CH5)、2.28(dt、IH,メチレン−H)、2
.56(ad、1H,5−cH)、2.70(t、2H
,CH2)、2.86(dd、1)1.メチレン−H)
、2.92(dd、IH,5−CH)、3.11(dd
、IH,メチレ/−H)、6.2〜3.5(幅広、3H
,NH5”)、3.37 (置型線、1H1CH入3.
56(置型線、iH,CH)、3.85〜3.9(m、
2H,0CH2)、3.96(t、2H,ocH2)、
4.8!1〜4.92(m、IH,CH)、6.83(
s。
2H,芳香族−H)、6.9〜6.97(m、2H,芳
香族−H)、7.07〜7.15(m+2Hs芳香族−
H) 実施例 10 ナトリウム6−((2−(4−フルオロフェノキシ−3
−プロピル))−4,6−ジメチルフェノキシ)−IR
−[(胸−2−アミノ−6−メルカプチル−ナトリウム
プロピオネート]−58−ヒドロキシ−ヘキサノエート
(V’e、Na塩、H8=構造式■)200r(0,3
95ミリモル)のVe(実施例9)を10−の無水エタ
ノールに懸濁した。6.96−の0.1N水酸化ナトリ
ウム溶液を加え、ついで10分後にさらに3.76−の
0.IN NaOHを加えた。
30分後浴媒を去した。残留物を3−ずつのエタノール
で3回洗浄しついで真空乾燥させた。
収量、V’e 92 a9゜ 1H−NMR(D20.270MHz、標準点HODδ
=4.80 ) :δ=1.75〜1.95(m、 2
H,CH2)、2.0〜2.12(置型線、2H,CH
2)、2,22(s、3H,C)13)、226(s、
3H,CH,5)、2.32(aa、 1+(,5−a
H上2.59(da、IH,5−CH入2.69〜2.
83(m、3H,CH2および1メチレy−H)、2.
9〜3.(] (m + I H−メチレン−H)、3
.15〜5.25(m、IH+メチレy−H)、3.3
6 (8、5H,OH、NH5” 、 C02H)、3
.42(dd、IH,C)()、3.78(d、2I(
,0CH2)、4.05(t、2H。
0CH2)、4.15(m、 IH,OH)、6.9〜
zO(m + 4H、芳香族−H)、7.05〜7.1
2(t、2H,芳香族−H)実施例 11 ナトリウム6−([2−(4−フルオロフェノキシ−6
−プロビル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−
3R−β−ヒドロキシエチルアミノ−58−ヒドロキシ
−ヘキサノエート(V’f、Na塩、R8=構造式vI
) a)  1281g(0,3ミリモル)の前記不飽和ラ
クトンl1la(実施例1および2)に200μノの乾
燥ジメトキシエタンおよび180μJ(3,5ミリモル
)のエタノールアミノを加えた。この反応は25℃で1
時間後に終了した。
70%クロロホルム、/ 30 L%メタノールヲ用い
たRr:111a0.78、■’f−xタノールアミド
0.15゜この反応混合物を前記と同一の溶離剤を用い
て短いシリカゲルカラム上で濾過した。169ayのV
’f−エタノールアミド(0,275ミリモル、収率9
1条)が淡黄色油状物として得られた。
MS(FAB 、 3−NBAマトリックス) C27
H59FN206 507(M+H+) MS(EI):506(M+、非常に弱い)、487(
M+−H20−H,)、475(M+−CH20H)、
445(M+  −HOCH2CH2NH2)、427
(”445”−H20)、414(”475’” −H
0CH2CH2NH2)、384(M+ −2HOCH
2CH2NH2)、616(“427”−F−C,5H
40,)。
274(M+= F−C6H40H−2NHCH2CH
20H)’H−NMR(2701vlEz)δ=16〜
1.8(m、 2H,CH2)、24(置型線。
2HsCH2)、222 (s 、 6H、2XCH5
)、2.33(ad、IH,メチレ/−H)、2.52
(da、iH,メチレン−H)、2.7〜5.1 (m
、 7H,2XG(2゜2XOH,アミノ−H)、3.
25〜3.5 (m、 3H、0CH2、CH)、6.
6〜5.8 (m 、6H、5XCH2)、3.92 
(t 、 2H、0CH2)、4−18 (m 、I 
H#CH)、6.8〜6.9(m、4H,芳香族−H)
、6.9−70(t、2H,芳香族−H)、7.48(
t、lH,アミド−H)1:+)1.1−の水および1
tntのエタノール中圧溶解した55mg(0,11j
リ−eh)(DV′f−エタ)−ルアミドおよび42 
”lag< 10.6ミリモル)のNaOHの溶液を6
時間還流下に煮沸した。冷却後5.2−の2N塩酸を加
え(→−18−9)ついでその混合物を真空中で濃縮乾
固させた。
50チクロロホルム150チメタノールを用いたRf:
V’f−エタノールアミド0.16.  V’f(カル
ボン酸として)[1,34゜実施例 12 ナトリウム6−([2−(4−フルオロフェノキシ−6
−プロビル))−4,6−シメチルーフエノキシ)−3
R−ベンジルアミノ−58−ヒドロキシ−ヘキサノエー
ト(V’g、Na塩、R8−構造式■)a)77aP(
0,2ミリモル)の前記不飽和ラクトンII a (実
施例1および2)に44μl(0,4ミリモル)の新し
く蒸留したベンジルアミノおよび100μlのベンセ/
を加えた。この反応溶液を50〜60℃で12時間加温
した(6時間後さらに200μ)のベンゼンが加えられ
た)。11の75チ酢酸工チル/25%石油エーテルつ
いで99%酢酸エチル71%トリエチルアミノを用いて
シリカゲルカラム(φ4cIIL1高さ10an)でフ
ラッシュクロマトグラフィーを行ったところ最初の流出
後に純粋な生成物v′g−ベンジ/l。
アミド(著明なティリング、119j11?、[1,1
999ミリモル、収率99%)が粘稠な帯黄色油状物と
して得られた。
Rf(100%酢峻エテル) : 11[a O,9,
V’g−ば/ジルアミド0.44 H5(FAB、NBAマトリックス): Cs7H4s
N20tF’ 599(M+H十入4S0 (M+H”
−F−C6H4−OH−2H20)IR(CH(J5)
:3600〜31 (JOffi−1(OHおよびNH
)、1645/1550 (アミド)、1505(アリ
ール)、1210’H−NMR(270MI(z)δ=
1.65〜1.76 (m 、 2H、CH2)、2.
03 (五重線、2H,CH2)、2.23(s、6H
,2XCH3)、2.34(dd、IH。
メチジy−H)、2.59(dd、IH,メチジy−H
)、2.7〜2.8 (m。
2H,CT(2)、3.30 (六重線、IH,CH)
、3.65 (d 、 2H,NCH2)、3.74 
(d e I HINCH2)、3.90(dd、 I
H,NCH2)、3.90(t、2H。
0CH2)、4.1〜4.2(m、 IH,CH)、4
.42(ABXのAB部分、2H。
0CH2)、6.77〜492(m、6H,芳香族−)
() 7.2〜735(m、12H。
10芳香族−Hおよび2 NH) b)  V’gのベンジルアミドを実施例11に記載の
と同様の方法で加水分解した。ナトリウム塩v′gが得
られた。
実施例 16 68−(((2−(4−フルオロフェノキシ−3−プロ
ピル) ) −4,6−シメチルフエノキシ)−メチル
)−4R−((ヒス−エトキシカルボニル)−メチル)
 −5,4,5,6−テトラヒド0−2H−ビ2ン−2
−オフ (Vh、R8=構造式Vi )油中055〜6
0%NaH懸濁液20 Qをペンタンを用いて洗浄/デ
カンテーション操作を2回行つ死後に残存した水素化ナ
トリウムを115.2N (0,3ミリモル)のl1l
a(実施例1および2)および58.65回g(0,3
6ミリモル)のジエチルマロネートの溶液に加えた。こ
の反応混合物を室温で2時間攪拌した。これをシクロヘ
キサン/酢酸エチル(2:1)を用いシリカゲルで濾過
することにより精製した。
Rf(シクロヘキサン/酢酸エチル3 : 2 ) :
 Vh O,49、不純物(Vh立体異性体) 0.4
2 、 n[a O,!12115 jg(0,21ミ
リモル、収率70%)のyhが無色油状物として得られ
た。
MS(EI):C3oH37FOB 、544(M”)
、499(M+−0CH2CH5)、432(M+−F
−C6H40H)、687じ432”−0CH2CH3
)、271’ H−NMR(270MHz ) 1!l
=1.25(t 、 3H、xスfh 、 C’H3)
、1.6゜(t、+H,工xチル、C”I(5)、1.
82(四重線、IH,CH)、2.05(五重線、2H
,Cl42)、224 (s 、 6H、2XCH5)
、225〜2.40(m、2H,1個のメチレン−82
回)、2.48(dd、IH,メチジy−H)、2.7
5(t、2H,CH2)、3.32(d、IH,CH)
、3.88〜4.0(m e 4He 2 xociI
2 )、4.20(四1ta 12H,x、x、テk 
−CH2)、4.26 (四重線、2H,、:Cステル
−CH2)、4.7(m、IH,OR)、6,8〜6.
88 (m 、 4H+芳香族−H)、6.9〜70 
(t 、 2H、芳香族−H)実施例 14 ナトリウム6−([2−(4−フルオロフェノキシ−3
−プロピル) J −4,6−シメチルフエノキシ)−
3R−[(ビス−ナトリウムカルボキシル)−メチル)
−58−ヒドロキシヘキサノエート(V’h 。
Na塩、H=−構造式■) 61 H9のVh(0,112ミリモル)を6−のエタ
ノール15滴のクロロホルムに溶解しついで3、36 
rnt(3当量)の0.1N水酸化ナトリウム溶液を加
えた。6時間攪拌後揮発性成分を除去し、残留物を高真
空下、トルエンと共に2回饋縮した。薄層クロマトグラ
フィーによれば■′hへの完全な加水分解が示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式V ▲数式、化学式、表等があります▼V 〔式中、 Aは−S−、−NH−、NR^7または−CHR^7−
    であり、R^7は、 a)以下の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基COOH、そのメチル、エチルま
    たはベンジルエステル、メチルまたは ジメチルアミド、またはナトリウム、カリ ウムまたはアンモニウム塩、 ad)フェニル基、 ae)1〜3個のハロゲン原子、 によって置換されていてもよい1〜3個の炭素原子を有
    する直鎖または分枝鎖状アルキル基、 b)アルカノイル基▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中R^9は前記aa)〜ae)項記載の基で置換さ
    れていてもよい1〜4個の炭素原子を有する直鎖または
    分枝鎖状アルキル基である)、 c)カルボキシル基、そのメチル、エチルまたはベンジ
    ルエステル、メチルまたはジメチルアミド、またはナト
    リウム、カリウムまたはアンモニウム塩、または d)水素、 であり、そして R^8は式VIまたはVII ▲数式、化学式、表等があります▼VIまたは▲数式、化
    学式、表等があります▼VII (式中、 X−Yはトランス−CH=CH−または−CH_2−C
    H_2−であり、 Zは−CH_2−または−CH_2−CH_2−基であ
    り、R^1およびR^5は同じかまたは相異なっており
    そして a)水素またはハロゲン、 b)4〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルである
    か、またはその核がハロゲン、トリフルオロメチルおよ
    び/またはそれぞれ1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ルまたはアルコキシによってモノ−、ジ−またはトリ−
    置換されていてもよいフェニル基、または c)1〜18個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状
    アルキル基または2〜18個の炭素原子を有する直鎖ま
    たは分枝鎖状アルケニル基、ここでこれらアルキルまた
    はアルケニル基はそれら自身が下記の基、すなわち α)10個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状
    アルコキシ基、または3〜7個 の炭素原子を有するシクロアルコキシ基、 または3〜6個の炭素原子を有する直鎖ま たは分枝鎖状アルケニルオキシまたはアル キニルオキシ基、 β)ハロゲン、ヒドロキシル、3〜7個の炭素原子を有
    するシクロアルキル、未置換の フェニル基またはα−またはβ−チエニル 基、またはそれらの核がハロゲン、トリフ ルオロメチルおよび/またはそれぞれ1〜 4個の炭素原子を有するアルキルまたはア ルコキシによってモノ−、ジ−またはトリ −置換されているフェニル−またはα−ま たはβ−チエニル基、 γ)未置換のフェノキシ−、ベンジルオキシ−またはα
    −またはβ−チエニルオキシ− 基、またはそれらの核がハロゲン、トリフ ルオロメチルおよび/またはそれぞれ1〜 4個の炭素原子を有するアルキルまたはア ルコキシによってモノ−、ジ−またはトリ −置換されているフェノキシ−、ベンジル オキシ−またはα−またはβ−チエニルオ キシ−基、 δ)基▲数式、化学式、表等があります▼(ここでR^
    1^0は8個までの炭素原子を有する直鎖または分枝鎖
    状アルキル またはアルケニル基、またはそれぞれ3〜 8個の炭素原子を有するシクロアルキルま たはシクロアルケニル基、または未置換フ ェニル基、またはその核がハロゲン、トリ フルオロメチルおよび/またはそれぞれ1 〜4個の炭素原子を有するアルキルまたは アルコキシによってモノ−、ジ−またはト リ−置換されたフェニル基、またはピリジ ル基を意味する)、 によってモノ−、ジ−またはトリ−置換されていること
    ができるものとする、 であり) R^2およびR^4は同じかまたは相異なっていて水素
    、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、ハロゲンまた
    は1〜4個の炭素原子を有するアルコキシであり、 R^3は水素、4個までの炭素原子を有するアルキルま
    たはアルケニル、ハロゲンまたは1〜4個の炭素原子を
    有するアルコキシであり、そして R^6は3〜7個の炭素原子を有する環状脂肪族炭化水
    素基、その核がハロゲン、トリフルオロメチル、それぞ
    れ1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたはアルコキ
    シまたはヒドロキシメチルによってモノ−、ジ−または
    トリ−置換されていてもよいフェニル基、またはそれら
    の複素芳香族基がハロゲン、トリフルオロメチル、また
    はそれぞれ1〜6個の炭素原子を有するアルキルまたは
    アルコキシによってモノまたはジ置換されていてもよい
    フリル−、チエニル−またはピリジル−基である)を有
    する構造式を意味する〕を有する4(R)−置換6(S
    )−フェニルオキシメチル−、6(S)−β−フェニル
    エチル−および6(S)−β−スチリル−テトラヒドロ
    ピラン−2−オン、ならびに式V′ ▲数式、化学式、表等があります▼V′ (式中A、R^7およびR^8は式Vに記載される意味
    を有する)を有する相当する開放鎖ヒドロキシカルボン
    酸、または塩基とのその薬理学的に受容されうる塩およ
    び薬理学的に受容されうるそのエステル。 2)一般式VまたはV′において Aが−S−であり、 R^7が、 a)下記の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基、そのメチル、エチルまたはベン
    ジルエステル、メチルまたはジメ チルアミド、またはナトリウム、カリウム またはアンモニウム塩、 ad)フェニル基、 ae)弗素または塩素原子、 で置換されていてもよい1〜2個の炭素原子を有する直
    鎖または分枝鎖状アルキル基、 b)アルカノイル基▲数式、化学式、表等があります▼
    (式中R^9は1個のヒドロキシル基によってまたは1
    〜3個の弗素原子によって置換されていてもよいメチル
    またはエチル基である)、 c)カルボキシル基、そのメチルまたはエチルエステル
    、メチルまたはジメチルアミド、またはナトリウム、カ
    リウムまたはアンモニウム塩、または d)水素、 であり、 R^8が式VIまたはVII ▲数式、化学式、表等があります▼VIまたは▲数式、化
    学式、表等があります▼VII (式中、 X−Yはトランス−CH=CH−であり、 Zは−CH_2−であり、 R^1およびR^5は同じかまたは相異なっていて、 a)水素または塩素、または b)その核が弗素または塩素により置換されていてもよ
    いフェニルまたはフェノキシ 基でモノまたはジ置換されていることができる、1〜6
    個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖状アルキル基、 であり、 R^2およびR^4は同じかまたは相異なっていて水素
    、メチル、エチル、弗素または塩素であり、 R^3が水素、メチルまたは塩素であり、そして R^6が5〜6個の炭素原子を有する環状脂肪族炭化水
    素基であるかまたはその核が弗素、塩素、トリフルオロ
    メチル、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシで置
    換されていてもよいフェニル基である)を有する構造式
    を意味することからなる特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3)一般式VまたはV′において、 Aが−S−であり、 R^7が、 a)下記の基、すなわち aa)ヒドロキシル基、 ab)アミノまたはアンモニウム基、 ac)カルボキシル基、そのメチルエステル、またはナ
    トリウム、カリウムまたはアンモ ニウム塩、 ad)フェニル基、 ae)弗素原子、 で置換されていてもよい1または2個の炭素原子を有す
    るアルキル基、または b)アセチルまたはトリフルオロアセチル基、であり、 R^8が式VIまたはVII ▲数式、化学式、表等があります▼VIまたは▲数式、化
    学式、表等があります▼VII (式中、 X−Yはトランス−CH=CH−であり、 Zは−CH_2−であり、 R^1およびR^5は同じかまたは相異なっていて、 a)塩素、または b)その核が弗素により置換されていてもよいフェニル
    またはフェノキシ基によってモノ−またはジ−置換され
    ていることができる、1〜3個の炭素原子を有する直鎖
    または分枝鎖状アルキル基、 であり、 R^2およびR^4は水素であり、 R^3が塩素またはメチルであり、そして R^6がシクロヘキシル基、未置換フェニル基またはそ
    の核が塩素または弗素で置換されたフェニル基である)
    を有する構造式を意味することからなる特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。 4)特許請求の範囲第1項記載の化合物を製造するに当
    り、 a)一般式 I またはII ▲数式、化学式、表等があります▼ I ▲数式、化学式
    、表等があります▼II (式中R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R^
    6、X、YおよびZは式Vに記載される意味を有する)
    を有する化合物を脱水剤と反応させて式IIIまたはIV ▲数式、化学式、表等があります▼III▲数式、化学式
    、表等があります▼IV を有するα,β−不飽和ラクトンとなすか、または式
    I ′またはII′ ▲数式、化学式、表等があります▼ I ′▲数式、化学
    式、表等があります▼II′ (式中R^1〜R^6、X、YおよびZは式Vに記載さ
    れる意味を有する)を有する前駆物質を脱シロキシル化
    により式IIIまたはIVを有するα,β−不飽和ラクトン
    に変換し、そして b)式IIIまたはIVを有するα,β−不飽和ラクトンを
    求核性化合物R^7AHと反応させて式V〔式中R^7
    およびAは式Vに記載される意味を有しそしてR^8は
    構造式VI(式中R^1〜R^5は前記した意味を有する
    )または構造式VII(式中R^2、R^4およびR^6
    は前記した意味を有しそしてX−Yはトランス−CH=
    CH−基を表わす)を意味する〕を有する化合物となし
    、そして 場合により得られる式V(式中X−Yはトランス−CH
    =CH−を表わす)を有する化合物を水素添加により式
    V(式中X−Yは−CH_2−CH_2−を表わす)を
    有する化合物となし、 場合により得られる式Vの化合物を式V′を有する開放
    鎖ヒドロキシカルボン酸またはそのエステルまたは塩に
    変換するか、または 場合により塩またはエステルを遊離のヒドロキシカルボ
    ン酸に変換する、 ことからなる方法。 5)特許請求の範囲第1項記載の化合物を含有する医薬
    製剤。 6)高コレステロール血症の予防および治療への特許請
    求の範囲第1項記載の化合物の使用。 7)式III ▲数式、化学式、表等があります▼III (式中R^1〜R^5は特許請求の範囲第1項記載の意
    味を有する)を有するα,β−不飽和ラクトン。 8)式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中R^2、R^4、R^6、X、YおよびZは特許
    請求の範囲第1項記載の意味を有する)を有するα,β
    −不飽和ラクトン。
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