JPS6226676Y2 - - Google Patents

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JPS6226676Y2
JPS6226676Y2 JP14885683U JP14885683U JPS6226676Y2 JP S6226676 Y2 JPS6226676 Y2 JP S6226676Y2 JP 14885683 U JP14885683 U JP 14885683U JP 14885683 U JP14885683 U JP 14885683U JP S6226676 Y2 JPS6226676 Y2 JP S6226676Y2
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exhaust
air supply
supply
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connection port
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燃焼に供される空気の供給または燃
焼後の排ガスをフアンにより強制的に屋外へ排出
させる強制式燃焼機器の給排気筒接続装置、さら
に詳述すれば、器具本体に設けた給気部および排
気部から内外二重筒状をなして屋壁に穿設された
給排気ターミナルへ延設する給排気筒の経路中に
取付ける接続装置に関するものである。
この種の強制式燃焼機器の給排気筒の配設工事
は、使い勝手都合や器具構造などからして多種多
様な給排気筒の配設がなされている。その実例を
第1図イ,ロ,ハ,ニに示す。イは器具本体後方
より取出す方法、ロ,ハは器具本体上方より後方
または側方に取出す方法、ニは器具本体後方より
隣室を経て延設する方法である。これらの配設工
事は、図に示す如く、器具本体mを屋内の所定位
置に設置し、この器具本体mの給気部a、排気部
bと、屋壁wより屋外へ穿設した、給排気ターミ
ナルCとの間を内外二重筒構造の給、排気筒によ
り接続している。
通常、この配設工事においては、作業者は、給
排気ターミナルもしくは器具本体のいづれかの側
より予め計測しておいた給排気筒やエルボを相当
な注意力を払つて順次接続するのであるが、それ
にも拘わらず、実際の配設工事にあつては、給排
気ターミナルの設置場所や器具構造並びにその設
置位置などにより接続関係位置に偏差が生じて最
終接合部が一致することは殆んどない。従つて、
この偏差を解消するため、器具設置を含む配設筒
全体の整合および修正に手間どり、配設工事に多
くの時間を要すると共に、時には現場ごとに合せ
た特註の筒体を継ぐなどの必要が生じ、工事費が
嵩むという問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、器具本体と給排気ターミナルとの位置偏差を
吸収して配設工事を容易にし、かつ、作業時間を
短縮させることができる給排気筒接続装置を提供
しようとするものである。
以下、本考案の給排気筒接続装置の一実施例を
第2図乃至第6図に基づいて説明する。
第2図は本考案の接続装置を強制給排気式給湯
器に適用した実施態様を示し、図中同一機能を果
す部材は第1図と同一符号を付す。
第2図において、dは密閉した器具本体m内に
設けた燃焼室で、その下部にガスバーナeが配設
してあり、燃焼用フアンfにより燃焼用空気が供
給される。gは前記燃焼室dの上部に設けた熱交
換器、hは前記熱交換器gの上部に形成した排気
収集室で、その上方に給排気ターミナルcの排気
側開口端へ延設した排気筒iを設けている。jは
前記器具本体mの上部に接続した給気筒で、この
給気筒j内に前記排気筒iを二重筒状に設け、こ
れを延長して前記給排気ターミナルcの給気側開
口端へ接続している。kは前記給気筒jと排気筒
iの二重筒状の経路中(実施例は器具本体m側寄
り)に介装した本考案の給排気筒接続装置(以下
接続装置という)である。
以下、第3図乃至第6図に基づいて前記接続装
置kを具体的に詳述する。1は盆状をなす二個の
匣体2,2′を対向状に形成させた排気路器体
で、その夫々の匣体2,2′の周縁にフランジ
3,3′を設け、このフランジ3,3′の対応面を
複数個の取止ねじ4で固定するようにし、かつ、
各匣体2,2′の膨出部には対向状に同径の開設
孔5,5′を夫々設ける。この各開設孔5,5′の
大きさは、後述の給気接続口17,17′が開設
孔16,16′内において適宜な方位に移動して
も、この移動に対して排気接続口6,6′が支障
なく従動して偏位できる直径Dにしてある。排気
接続口6,6′は同形をなし、各下端に周状に張
出した折曲縁7,7′を設け、その上面にパツキ
ング8,8′を載せて各前記開設孔5,5′の内側
より気密的に夫々封塞させ、かつ後述の押圧固定
具9,9′を各押圧状に嵌着して対向状に外方に
向けて夫々穿設されている。前記折曲縁7,7′
の大きさは、排気接続口6,6′が開設孔5,
5′内の如何なる方位に移動しても孔周辺部に隙
間を空けさせない余裕をもつた直径D1にしてあ
る。押圧固定具9,9′は、上部に前記排気接続
口6,6′へ嵌挿して取止ねじ10で固定される
環体を有し、その下部に弾性材よりなる複数本の
帯板片11を放射状に設けている。
なお、前記帯板片11の各放射寸法は、前記排
気接続口6,6′が各開設孔5,5′の略中央部に
位置するときに前記直径D1を越える長さに設定
されている。
12は前記排気路器体1を所定の間隔を隔てて
囲繞する盆状をなす二個の匣体13,13′を対
向状に形成させた給気路器体で、該匣体13,1
3′は前記排気路器体1の場合と同様にその周縁
にフランジ14,14′を設け、このフランジ1
4,14′の対応面を複数個の取止ねじ15で固
定すると共に、匣体13,13′の膨出部には前
記開設孔5,5′と相対向状をなした開設孔1
6,16′を夫々設ける。この各開設孔16,1
6′の大きさは、後述する給気接続口17,1
7′が開設孔16,16′の範囲内の如何なる方位
に移動しても、給気接続口17,17′が少なく
とも偏位自在に移動できる直径D2にしてある。
給気接続口17,17′は前記排気接続口6,
6′よりも大径でかつ同形をなし、その各下端に
は周状に張出した折曲縁18,18′を設け、そ
の上面にパツキング19,19′を載せて各前記
開設孔16,16′の内側より気密的に夫々封塞
させると共に、その開口内に前記排気接続口6,
6′を貫挿させて所定間隙を有する二重筒状と
し、さらに、後述の押圧固定具20,20′を対
向状に設けている。前記折曲縁18,18′の各
大きさは、給気接続口17,17′が開設孔1
6,16′の如何なる方位に移動しても孔周辺部
に隙間を空けさせない余裕をもつた直径D3にし
てある。前記押圧固定具20,20′は、前記給
気接続口17,17′へ嵌挿して取止ねじ21で
固定される環体を有し、その下部に弾性材よりな
る複数本の帯板片22を放射状に設けている。な
お、帯板片22の各放射寸法も前記帯板片11の
場合と同様に、前記給気接続口17,17′が開
設孔16,16′の略中央部に位置するときに前
記直径D2を越える長さに設定されている。
23は前記給気接続口17,17′の内周面に
複数個に等分して固着した案内金具、24は前記
匣体13,13′のいずれか一方(実施例は匣体
13側である)の内側面に適宜の間隔で複数固着
した保持金具である。Aは前記匣体2の開設孔5
内にパツキング8を備えた排気接続口6へ押圧固
定具9を介して摺動自在に接合形成した第1排気
分体、Bは前記匣体2′の開設孔5′内にパツキン
グ8′を備えた排気接続口6′へ押圧固定具9′を
介して摺動自在に接合形成した第2排気分体、E
は前記匣体13内にパツキング19を備えた給気
接続口16へ押圧固定具20を介して摺動自在に
接合形成した第1給気分体、Fは前記匣体13′
内にパツキング19′を備えた給気接続口16′へ
押圧固定具20′を介して摺動自在に接合形成し
た第2給気分体である。
次に上記接続装置の組立を説明すると、まづ、
第1排気分体Aと第2排気分体Bのフランジ3,
3′を対向状に合わせ、そのフランジを複数個の
取止ねじ4で固定して排気路器体1側を組立て
る。なお、この取止ねじ4の取付けに際し、後述
する保持金具24へ締付ける部位は仮締めにして
おく。次に前記第1給気分体Eを上向きに開口さ
せて内部に設けた保持金具24上に前述の如くし
て組立てた排気路器体1を載せ、かつ排気接続口
6を給気接続口17内に貫挿させ、この排気接続
口6の開口端を案内金具23により給気接続口1
7の略中央部に保持させる。
この状態で先に仮締めしておいた保持金具24
部位の取止ねじ4を本締めに固定することによ
り、第1排気分体Aは第1給気分体E内に埋没状
に取付けられる。さらにこの状態の第1給気分体
Eのフランジ14上に、下向きに開口した第2給
気分体Fのフランジ14′を対向状に合わせ、給
気接続口17′内に第2排気分体B側の排気接続
口6′を貫挿させ、前述と同様に排気接続口6′の
開口端を案内金具23により給気接続口17′の
略中央部に保持させる。このような状態で両フラ
ンジ14,14′の接合面を取止ねじ21により
固定すれば、排気路器体1全体は給気路器体12
によつて囲繞状態に構成され、組立は完了する。
次に、上記の如く構成した本考案の接続装置の
使用状態を説明する。
この接続装置kを第2図に示すように強制給排
気式湯沸器の給排気筒に具備した場合について説
明すれば、屋内に設置した器具本体mと、これよ
り離間した屋壁wより屋外へ突設せる二重筒状の
給排気ターミナルcとの間を二重筒状の給・排気
筒j・iを延長配設する時に、例えば給排気ター
ミナルc側より給・排気筒j・iを順次接続させ
て行くと、器具本体m上部に設けた給気部a、排
気部bの二重筒の接合端と給・排気筒j・iの最
終端との間に偏差Sを生じて両端の嵌合接続がで
きない場合、第5図に示すように、器具本体mの
給気部aと排気部bの接合端へ接続装置kの一方
の第1排気分体Aと第1給気分体E側を夫々接続
させる。そして、他方の第2排気分体Bと第2給
気分体F側を開設孔16内の適合する方位に偏差
S分だけ(実施例は右方向)摺動させ、その各開
口端に延長給・排気筒j・iの端末開口を各接続
させればよい。また、上記偏差Sよりも大きい偏
差S′のために第1給気分体E側だけでは整合しき
れないような場合には、第6図に示すように上記
第1給気分体E側と第2給気分体F側の両方を併
用すればよい。すなわち、この偏差S′分を第1、
第2給気分体E・Fを夫々開設孔16,16′内
において所要の偏差方向へ個別に摺動させること
で偏差S〜S′の範囲を全て吸収することができ
る。
このような第1、第2給気分体E・F側の摺動
操作時において、第1、第2給気分体E・Fの各
給気接続口17,17′内へ案内板23により排
気接続口6,6′が略中央部に保持されているの
で、給気接続口17,17′を偏差方位へ移動さ
せれば排気接続口6,6′も共に従動するように
なる。また、摺動後の排気接続口6,6′の折曲
縁7,7′および給気接続口17,17′の折曲縁
18,18′は、各開設孔5,5′および16,1
6′の接合面を夫々押圧固定具9,9′または2
0,20′の放射状の帯板片11,22の弾性反
力によつて各パツキング8,8′および19,1
9′が圧縮され、これにより開設孔5,5′および
16,16′の周辺部は気密的に保持されるの
で、排気路器体1内に流れる燃焼排ガスが給気路
器体12内に漏れることはない。また、吸引され
た燃焼用空気も、給気路器体12より外部(屋
内)に漏れることがない。このように給気分体
E・Fを基にし開設孔16,16′の直径D2内の
如何なる方位にも給・排気筒j・iとの接続が可
能となる。
なお、第7図のa,bは押圧固定具9,9′お
よび20,20′の他の実施例を示し、各々、前
記実施例の押圧固定具の下部に放射状に設けた帯
板片11および22の代りにaは弾性線材片11
aを、bは円錐コイルばね11bを用いたもので
あり、前記実施例と同様な作用を有する。
このように、本考案の接続装置は、内外に排気
路器体と給気路器体を二重構造に形成し、その両
器体より対向状に二重筒状をなす給気接続口と排
気接続口を夫々設け、この両方の給・排気接続口
が互に各開設孔の範囲内で摺動自在に移動できる
ので、器具本体と給排気ターミナルとの間を延設
させる給排気筒の配設工事に接続偏差があつて
も、これを前記給・排気接続口の片方もしくは両
方の移動の中で全て吸収することができるので、
配設時における整合および修正などを施すことが
なくなることは勿論のこと、新たに特註の筒体を
継ぐなどすることもなく、かつ夫々の給・排気接
続口の位置変えには特別な工具類を用いなくても
も所要の方位にワンタツチ操作で容易に移動が行
えてるので、作業が簡単かつ短時間にでき、しか
も構成部材がプレス製の対称形体で生産向である
ため安価に製作できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハ,ニは強制式燃焼機器の給排
気筒配設の実例説明図、第2図は本考案による給
排気筒接続装置を強制給排気式給湯器に取付けた
態様を示す説明図、第3図は本考案の給排気筒接
続筒接続装置の実施の一例を示す一部切欠平面
図、第4図は第3図のX−X線に沿う縦断面図、
第5図および第6図は同上の給・排気接続口の偏
差に伴なう関連移動を示すもので、第5図は片側
偏差時、第6図は両側偏差時の状態を示す説明図
である。第7図のa,bは押圧固定具の他の実施
例を示す斜視図である。 m……器具本体、n……給排気筒接続装置、1
……排気路器体、2,2′,13,13′……匣
体、3,3′,14,14′……フランジ、5,
5′,16,16′……開設孔、6,6′……排気
接続口、7,7′,18,18′……折曲縁、8,
8′,19,19′……パツキング、9,9′,2
0,20′……押圧固定具、11,22……帯板
片、17,17′……給気接続口、23……案内
金具、24……保持金具、A……第1排気分体、
B……第2排気分体、E……第1給気分体、F…
…第2給気分体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に二個の匣体を相対向状に形成した排気路
    器体と、該排気路器体の外部を所定の間隔を隔て
    て囲繞せる二個の匣体を相対向状に形成した給気
    路器体との二重構造をなし、前記排気路器体およ
    び給気路器体の各対応面に同心状に夫々開設孔を
    設け、かつ前記排気路器体の各開設孔の内側にパ
    ツキングを載せた折曲縁を有する排気接続口を対
    向状に外方に向けて穿設させると共に、該排気接
    続口に各々弾性固定具を押圧状に固着せしめ、さ
    らに前記給気路器体の各開設孔の内側にパツキン
    グを載せた折曲縁を有する給気接続口を前記排気
    接続口の突出方向に合せて夫々略二重筒状に穿設
    形成させ、かつ該給気路器体に各々弾性固定具を
    押圧状に固定し、前記各開設孔内において前記給
    気接続口および排気接続口を摺動自在に移動し得
    るようにしたことを特徴とする強制式燃焼機器の
    給排気筒接続装置。
JP14885683U 1983-09-28 1983-09-28 強制式燃焼機器の給排気筒接続装置 Granted JPS6060533U (ja)

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JPS6060533U JPS6060533U (ja) 1985-04-26
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