JPS62266387A - サ−キユラグレ−ト式固体顕熱回収装置の自動運転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコークス乾式消火装置、焼結鎮冷却装置、その
他のす″−キュラグレート式熱交換器等に固体顕熱回収
機構を併設した装置に関するものである。

〔従来の技術〕

この種、装置に関しては、特開昭５８−１３６９８０が
ある。この発明はサーキュラグレート式固体顕熱回収装
置において、循環するグレートに沿って連設された複数
の熱交換室における各室の長さ金、そｎらの各室内にお
けるガス温度分布によって、その高温側から低温側にな
るほど順次に短く分割して構成したことを特徴とするも
のであり、サーキュラグレートに沿って連設されている
熱交換室間のガス漏洩を防止して、熱伝達効率全向上せ
しめたサーキュラグレート式固体顕熱回収装置を提供し
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

特開昭５８−１３６９８０によｆは、コークス等の粒塊
状物の処理量が一定の場合はほぼ安定に熱伝達効率のよ
い運転が達成できるが、粒塊状物の処理量が変動した場
合には、自動的に対処できる機構になっていなかった。

従って、各熱交換室間のガス漏洩、更には熱交換室の内
圧が反動し、水シール不能による大気へのガスリーク（
第２図参照）等が生じない工うに、手動にて各熱交換室
の通過ガス流量等を設定する必要があった。

なお、第２図において、０１．０２は上下の水シール、
０３はグレート、０４はレール、０５はコークス粒子層
で、水シール０１．０２は±５０ａ＋水柱程度の圧力変
動を吸収できる。

従って約５０鋼水柱以上の内圧変動があれば水シール不
買上になる。

〔問題点を解決するための手段〕

循環するグレートに沿って連投さｎｆｃ複数の熱交換室
における各室の長さを、それらの各室内におけるガス温
度分布によってその高温側から低温側になるほど順次に
短く分割して構成するサーキュラグレート式固体顕熱回
収装置において、前記グレートの移動速度に応じて前記
各室を通過するガス流量を等しく保つ制御装置と、前記
各室の内圧を所定範囲に保つべく循環使用するガス系へ
の不活性ガスチャージ流量もしくは大気放出ガス流量を
操作する制御装置と？設ける。

〔作用〕 グレートに積載する粒塊状物の処理量（熱量：嵩比重２
粒塊状物源度は一定と規定し、グレート速度が処理量に
比例するとしたンに応じて循環使用するガスの上流＊（
低温ｇ＠）の熱交換室の入口ガス流量を定め、この上流
側の入口ガス流量に応じて工匠側の熱交換室の入口ガス
流量を定める。

また、各熱交換室における粒塊状物からのガス発生に伴
なう内圧変動を抑制し、内圧を所定範囲に保つようガス
系への不活性ガスチャージ流量（内圧低下時、不活性ガ
ス挿入）もしくは大気放出ガス流′！Ｋ（内圧上昇時、
大気放出ガス流量増加）を操作する。

〔実施例〕

以下、本発明を繁１図に示す実施例に基づき説明する。

図中、５１〜６２．７１．７１’、７１”、７２゜７３
．７４．７５に示す部材が本発明により新たに加わった
ものであり、他は特開昭５８−１３６９８０に示す機器
と同一のものである。

サーキュラグレートの装入・排出部乙に配設された装入
用ホッパ１に例えば、高温の粒塊状物（コークス等）イ
を図示外の装置によってバッチ的に装入し、装入用ホッ
パ１に装入され次前記の粒塊状物１は、サーキュラグレ
ートを構成する移動中のグレート（火格子）４上に略等
層厚に連続的に積載され、グレート４に沿い仕切板６に
よシ分割され連設されている複数の熱交換室ｂ１ａ、ｄ
中を順次に通過して、各熱交換室ｂ％　Ｃ％ｄ中に供給
された冷却用のガスと熱交換して冷却されたのち、再度
装入・排出ｍａに導ひかれてグレート４の傾斜４’によ
シ下側に配設された排出用ホッパ３に導入されて系外に
排出されるようになっており、一方、粒塊状物イを冷却
するガスは、ファン２１　により昇圧されて熱交換室ｄ
のグレート４の下側に供給される。

この供給ラインには熱交換室ｄ入口のガス流量検出器５
１と流量調節弁５３が設けてあシ、流量調節計５２によ
り、ガス流ｌ検出器５１の出力がグレート速度設定器６
０の出力に応じた循環ガス流量の値を算出する比率演算
器６２の出力と等しくなるように流量調節弁５３は操作
される。

一方、グレート速度設定器６０の出力はグレート駆動器
６１に与えられ、グレート４の移動速度はグレート速度
設定器６０の出力に応じて変更される。熱交換室ｄの上
部から取り出さｎたガスはファン２２　により昇圧され
熱交換室Ｃの下側に供給される。この供給ラインには熱
交換室Ｃ入口のガス流量検出器５４と流量調節弁５６が
設けてあり、流量調節計５５に工ｐ、ガス流量検出器５
４の出力が熱交換室ｄの入口ガス流量検出器５１の出力
と等しくなるように流量調節弁５６は操作される。

熱交換室Ｃの上部から取出されファン２３　によジ昇圧
され熱交換室すの下側に順次に供給され熱交換される。

この供給ラインには熱交換室すの入口のガス流量検出器
５７と流量調節弁５９が設けてあり、流量調節計５８に
より、ガス流量検出器５７の出力が熱交換室ｄの入口ガ
ス流量検出器５１の出力と等しくなるように流量調節５
Ｐ５９は操作さｎる。

なお比率演算器６２はガスの熱利用設備５の入口温度レ
ベルを所定範囲に保ち、蒸気の質的低下（低圧の蒸気回
収）等をきたさないようにするためにグレート速度に比
例して与えるようにその出力を演算する。

さらに、前記の熱交換によって高温になっているガスは
、熱交換室すの上部から熱利用設備（ｍ熱ボイラ）５に
導入されて伝熱管５′中の水に熱を伝え該水を蒸気とし
て有効利用するようになっており、排熱ボイラ５にて熱
交換して低温になつ九ガスはファン２□　に導入されて
循環使用される。

一方、７アン２１　の吐出側には不活性ガスのチャージ
ラインと大気放出ラインを設け、各々のラインに流量調
節弁７５と７４全設けていると共に熱交換室す、ｃ％ｄ
にそれぞｎの内圧検出器７１７１’、７１“を設けてい
る。７１．７１’、７１“の出力はスイッチ７２に接続
され、そのうちいずれかの信号（代表値）が圧力調節計
７３に与えられる。

圧力調節計７３は、スイッチ７２の出力を所定範囲〔例
えば基準値（５０ｗＨ２Ｏゲージ）±１０椙Ｈ２０〕に
保つように流量調節弁７５もしくは７４を操作する構成
としている。即ちスイッチ７２の出力が基準値よｐ大と
なった領域では大気放出流量調節弁７４を操作し、スイ
ッチ７２の出力増大を抑制する。逆にスイッチ７２の出
力が基準値よシ小となつ次領域では不活性ガス流量調節
弁７５を操作し、スイッチ７２の出力減少を抑制する。

〔発明の効果〕

グレート移動速度設定器の設定変更を行なうのみで自動
的に各熱交換室の流量が等しく設定され、いずれの室で
も同一圧力損失となりかつ、内部のガ？圧が所定範囲に
バランスされる。

従って、粒塊状物の処理量を広範囲に変更しても、常時
、熱交換室と大気間のガス流通はもちろんのこと熱交換
室間のガスリークの々い熱交換効率のよい安定な運転が
提供できる。

なお、熱交換室内圧調節計の入力信号としては、各熱交
換室の内圧のいずｎかを選ぶ以外に複数の内圧の平均等
を用いることもできる。

また、各熱交換室の入口ガス流量調節計の設定値は順次
上流側の入口ガス流量を与える等、本特許の精神を逸脱
しない範囲で種々の設計変更は可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面配置の概要図、第
２図は水シール法によるサーキュラグレートガスシール
機構の断面図である。 ５１．５４．５７・・・ガス流量検出器５２．５５．５
８・・・流量調節計 ６０・・・グレート速度設定器　　　６２・・・比率演
算器７１．７１’、７１”・・・内圧検出器　　７２・
・・スイッチ７３・・・圧力調節計 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 循環するグレートに沿つて連設された各室の長さが異な
   る複数の熱交換室を有するサーキユラグレート式固体顕
   熱回収装置において、前記グレートの速度に応じて前記
   各室を通過するガス流量をほぼ等しく保つ制御装置と、
   前記各室の内圧を所定範囲に保つ制御装置とを有するこ
   とを特徴とするサーキユラグレート式固体顕熱回収装置
   の自動運転装置。